JP2001314058A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2001314058A
JP2001314058A JP2000130174A JP2000130174A JP2001314058A JP 2001314058 A JP2001314058 A JP 2001314058A JP 2000130174 A JP2000130174 A JP 2000130174A JP 2000130174 A JP2000130174 A JP 2000130174A JP 2001314058 A JP2001314058 A JP 2001314058A
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Japan
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vertical wall
bracket
shaft
stator
spindle motor
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Kazuhiro Nagase
和浩 長瀬
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Nidec Corp
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が削減され、加工が容易であるとと
もに、低コスト化が可能なスピンドルモータを提供する
こと。 【構成】 ブラケット18に固定されたシャフト12の
上方において、一対のベアリング14,16を介してロ
ータ32を回転自在に支持するとともに、一対のベアリ
ング14,16の下方にステータ20とロータマグネッ
ト22とが配設されたスピンドルモータ10において、
軸線方向に凹陥し内部にステータ20とロータマグネッ
ト22とが収容される環状凹部54と、環状凹部54と
は軸線方向において反対方向に突設され内周部にシャフ
ト12が内嵌される円筒形開口52を規定する環状突部
45とが形成されるブラケット18がプレス加工によっ
て成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本件発明はブラケットがプレ
ス加工により成形されるスピンドルモータに関し、特
に、シャフトやステータが固着されるブラケットがプレ
ス加工によって一体的に成形されているスピンドルモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスピンドルモータにおいては、ス
ピンドルモータの静止部材を形成しているブラケット
は、切削加工によって成形された切削加工品が一般的で
あった。しかしながら、スピンドルモータにおけるブラ
ケットのように多数の凹凸が形成され複雑な形状を有す
る部材を切削加工によって成形することは、手間と時間
がかかる上に、材料面からも決して有利なものではな
い。このようなことがこれまでのスピンドルモータの低
コスト化を阻害するための大きな要因となっていた。
【0003】そこで、切削加工によるブラケットの代わ
りに、例えば特開平7―245903号に開示されるよ
うに、デイスク駆動装置用のスピンドルモータにプレス
成形加工により成形したブラケットが使用されるように
なってきている。このスピンドルモータを使用したディ
スク駆動装置を図2に示す。このディスク駆動装置1に
よれば、内周部にロータマグネットが固着されたロータ
ハブ6と、このロータハブ6を相対回転可能に保持する
ためのベアリングの内輪が嵌合するとともに、ステータ
コア5を保持するためのフランジ部3が形成されたシャ
フト2と、このシャフト2をディスク駆動装置1の下側
7シャーシに固定するための係合部を有するブラケット
4を備えている。ここでシャフト2とフランジ部3とが
一体に形成されかつフランジ部3の最大外径をステータ
コアの最大外径よりも小さくしており、前記係合部を有
するブラケット4がプレス加工により形成されている。
また、シャフト2は一対の雄ネジ9によって、ディスク
駆動装置1の上側シャーシ8及びフレーム4に取付けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プレス
加工によりブラケットを成形するには、ブラケットを薄
板状の部材から作製せざるを得ず、シャフトをブラケッ
トに固定する、いわゆるシャフト固定タイプのスピンド
ルモータの場合、シャフトとブラケットとの締結に十分
な強度及び精度を得るためには、図2に示すディスク駆
動装置1のスピンドルモータのように、シャフト2の下
端部にフランジ部3を一体的に設け、このフランジ部3
を介して、シャフト2とプレス加工品であるブラケット
4とを締結する、あるいはシャフトとブラケットとの間
に、別途切削加工した円筒状のブッシュを介在させる等
の複雑な構造又は多数の部品を要する構造を必要とする
こととなるため、ブラケットをプレス加工によって成形
し、切削加工によってブラケットを成形するよりも加工
コストを削減しても、他の部品の加工コストの増加や部
品点数の増加を招来し、スピンドルモータの低コストに
寄与することが出来ないという課題があった。
【0005】本発明は、部品点数が削減され、加工が容
易であるとともに、低コスト化が可能なスピンドルモー
タを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本件発明においては、ブ
ラケットの略中央部に立設されたシャフトの上方におい
て、一対のベアリングを介してロータを回転自在に支持
するとともに、前記一対のベアリングの下方にステータ
とロータマグネットとが配設されたスピンドルモータで
あって、前記ブラケットは、軸線方向に凹陥する環状凹
部と、該環状凹部とは軸線方向において反対方向に突設
され内周部に前記シャフトと同心円状の円筒形開口を規
定する環状突部とが形成され、前記シャフトの下方部分
は、前記円筒形開口へ内嵌され、前記ステータとロータ
マグネットとは、前記環状凹部内に収容されており、前
記円筒形開口及び環状凹部が前記ブラケットの中央部分
及び半径方向外方部分にそれぞれ一体的にプレス加工に
よって成形されていることを特徴とする。(請求項1)
【0007】即ち、本件発明のスピンドルモータにおい
ては、複雑な形状を有するブラケットを、切削加工では
なくプレス加工によって形成することで、加工が容易に
なり低コストで製造可能となる。
【0008】また、ロータをシャフトに対して回転自在
に支持する一対のベアリングをシャフトの上方に配置
し、その下方にステータとブラケットとを配設するよう
構成することで、シャフトとブラケットとの締結部であ
る環状突部の軸線方向の長さを十分に確保することがで
きるため、シャフト固定タイプのスピンドルモータであ
っても、部品点数の増加や構造の複雑化を来すことな
く、シャフトとブラケットに直接十分な強度と精度をも
って締結することができる。
【0009】また、本発明のスピンドルモータは、前記
ブラケットが、中央部分にシャフトの下部部分へ嵌合す
る円筒状の中央垂直壁部と、該中央垂直壁部の上部から
下側玉軸受の下部に沿って半径方向外方へ向かって伸び
ている周状の上方拡径部と、該上方拡径部の半径方向外
方部から前記中央垂直壁部と同心的に下方に向かって伸
びている円筒状の内方垂直壁部と、該内方垂直壁部の下
端部から半径方向外方へ向かって伸びている周状の下方
拡径部と、該下方拡径部の半径方向外方部から前記中央
垂直壁部と同心的に上方に向かって伸びている円筒状の
外方垂直壁部と、該外方垂直壁部の上端部から半径方向
外方へ向かって伸びている周状の鍔部とを有しており、
前記中央垂直壁部と前記上方拡径部と前記内方垂直壁部
とが前記環状突部を画定するとともに、前記中央垂直壁
部の内周面が円筒形開口を画定しており、前記内方垂直
壁部と前記下方拡径部と前記外方垂直壁部とが前記環状
凹部を画定し、また、前記中央垂直壁部の軸線方向の長
さが前記内方垂直壁部の軸線方向の長さよりも長く、ま
た、前記下方拡径部の半径方向の寸法が前記上方拡径部
の半径方向の寸法よりも大な寸法に設定されていること
を特徴とする。(請求項2)
【0010】このように、円筒形開口を画定する中央垂
直壁部の軸線方向の長さを、この中央垂直壁部と協働し
て環状突部を画定する内方垂直壁部の軸線方向の長さよ
りも長くする、即ち中央垂直壁部を環状凹部の底部をな
す下方拡径部を越えて下方に延設することで、シャフト
と円筒形開口を画定する中央垂直壁部の内周面との間の
接触面積が拡大し、シャフトをブラケットに対して十分
な強度と精度をもって締結することが可能となる。
【0011】加えて、環状凹部の底壁をなす下方拡径部
の半径方向の寸法を、環状突部の天壁をなす上方拡径部
の半径方向の寸法よりも大な寸法を有するよう設定する
ことで、環状凹部によって画定されるステータとロータ
マグネットの収容空間が拡大する。これにより、スピン
ドルモータの磁気回路部を構成するステータとロータマ
グネットとによって十分な駆動トルクを得ることができ
るばかりでなく、比較的に安価であるが、磁束密度が低
く、十分な磁気特性を得るためには比較的に大な半径方
向の寸法が必要なロータマグネットを使用することが可
能となり、スピンドルモータの一層の低コスト化に寄与
することができる。
【0012】更に、本発明のスピンドルモータは、前記
環状凹部を画定する前記内方垂直壁部の外周壁面が前記
ステータを支持するステータ支持部をなすことを特徴と
する。(請求項3)
【0013】このように、環状凹部を画定する内方垂直
壁部の外周壁をステータの支持部とすることで、ステー
タを支持するためのリング状部材やブラケットの切り起
こし加工等が不要となり、モータの構成が一層簡略化さ
れて、更なる低コスト化が可能となる。
【0014】本発明のスピンドルモータにおいては、前
記ブラケットが、ステンレス鋼又はアルミニウム材料か
らなる円板材料を一回のプレス加工により成形されてい
ることを特徴とする。(請求項4)
【0015】このように、ブラケットを例えば厚み寸法
が約1mmの薄板状のステンレス鋼又はアルミニウム材
を用いて、絞り加工等のプレス加工を用いて成形するこ
とで、ブラケットを一回の加工で精度良く成形すること
が可能になり、加工に要するコストを削減することが可
能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本件発明により成形したス
ピンドルモータ10の断面図を示している。図1におい
て、このスピンドルモータ10は、シャフト12の上方
部分には、上側玉軸受14と、上側玉軸受14から下方
へ所定間隔を置いて配置されている下側玉軸受16とが
装着されており、一方、シャフト12の下方部分は、一
体的にプレス加工されたブラケット18に固着されてい
る。ステータ20と、ロータマグネット22とからなる
モータの磁気回路部は、軸受14、16の下側の空間内
に配置されている。かかる形態のスピンドルモータは、
モータの薄型化を図る手段として、極めて有効である。
【0017】図1において、ステータ20はブラケット
18へ固定されているステータコア24とこのステータ
コア24へ巻回されているステータコイル26とにより
構成されている。また、ロータマグネット22は、玉軸
受14、16によって回転自在に保持されているハブ2
8の外周下部へ固定されているヨーク30の内周面にス
テータ20に半径方向に対向して取付られている。ここ
で、ハブ28とヨーク30とロータマグネット22とは
ロータ32を構成しており、更に、ハブ28にはデイス
ク状記録媒体(図示無し)を保持するための記録媒体保
持部29が形成されている。
【0018】ブラケット18は、中央部分にシャフト1
2の下部部分へ嵌合するため、図1において上方へ向か
って略垂直に伸びている円筒状の中央垂直壁部40と、
この中央垂直壁部40の上部から下側玉軸受16の下部
に沿って半径方向外方へ向かってほぼ水平に伸びている
拡大直径部である周状の上方拡径部42と、この上方拡
径部42の半径方向外方部から、中央垂直壁部40と同
心状に、図1において下方に向かって略垂直に伸びてい
る円筒状の内方垂直壁部44と、この内方垂直壁部44
の下端部から半径方向外方へ向かって上方拡径部42と
ほぼ水平に伸びている拡大直径部である周状の下方拡径
部46と、この下方拡径部46の半径方向外方部から、
前記中央垂直壁部40と同心状に、図1において上方に
向かって略垂直に伸びている円筒状の外方垂直壁部48
と、この外方垂直壁部48の上端部から半径方向外方へ
向かって下方拡径部46とほぼ水平に伸びている拡大直
径部である鍔部50とを有している。こうして、ブラケ
ット18は、その中央部に中央垂直壁部40と上方拡径
部42と内方垂直壁部44とが環状突部45を画定する
とともに、中央垂直壁部40の内周面41が円筒形開口
52を画定しており、また、この円環状突部45の半径
方向外方部に、内方垂直壁部44と下方拡径部46と外
方垂直壁部48とにより画定される環状凹部54とを形
成している。
【0019】中央垂直壁部40の軸線方向の長さは、内
方垂直壁部44の軸線方向の長さよりも長く、即ち、環
状凹部54の底壁をなす下方拡径部46を越えて軸線方
向に延設されるよう設けられていることが望ましい。こ
れにより、シャフト12の外周面と中央垂直壁部40の
内周面41との間の接触面積が拡大し、シャフト12を
ブラケット18に対して、シャフト12の倒れ(ブラケ
ット18に対するシャフト12の傾き、いわゆる直角度
不良)等生じることなく、十分な精度及び強度をもって
締結することができる。更に、下方拡径部46の半径方
向寸法は、上方拡径部42の半径方向寸法よりも大とな
るよう設定されている。これにより、内方垂直壁部4
4、下方拡径部46、外方垂直壁部48は十分広い環状
凹部54を提供し、この環状凹部54内に収容されてス
ピンドルモータ10の磁気回路部を構成するステータ2
0とロータマグネット22も十分大きなものが使用可能
となる。その結果、十分に大きな駆動トルクを得ること
ができることは勿論のこと、磁束密度が低く、十分な磁
気特性を得るためには比較的に半径方向に大な肉厚を要
する安価なロータマグネットを使用することが可能にな
り、スピンドルモータ10の低コスト化に寄与すること
ができる。
【0020】しかして、ブラケット18の中央部分にあ
る円筒形開口52はシャフト12の下方部分へ嵌合して
シャフト12を固定的に保持するシャフト保持部を構成
している。プレス加工により形成されるこのシャフト保
持部としての円筒形開口52は、通常、図1において、
下方部分よりも上方部分において幾分拡径状態となって
いるため、シャフト12を確実に保持することが可能と
なる。尚、シャフト12を円筒形開口52内へ固着する
際には、この円筒形開口52の内面又はシャフト12の
外表面に対して接着剤を塗布した後に、円筒形開口52
へシャフト12を内嵌せしめることが望ましい。
【0021】また、ブラケット18の環状凹部54には
ステータコア24とステータコイル26及びロータマグ
ネット22とヨーク30からなる磁気回路部が収容され
ており、スピンドルモータ10の寸法、特に軸線方向の
厚み寸法が非常に小さくなっている。また、環状凹部5
4を形成している内方垂直壁部44の外側壁面はステー
タコア24及びステータコイル26からなるステータ2
0を支持するステータ支持部を構成しており、別途ステ
ータを支持するためのリング状部材やブラケットの切り
起こし加工等が不要となり、モータの構成が一層簡略化
されて、更なる低コスト化が可能となる。
【0022】このブラケット18は、例えば、約1mm
程度の厚みを有するステンレス鋼又はアルミニウム材料
からなる薄板状の円板材料を、絞り加工等の一回のプレ
ス加工により成形されている。このシャフト保持部とし
て機能している円筒形開口52を形成している中央垂直
壁部40の長さを適宜の長さに形成することにより、シ
ャフト12とブラケット18との接触面積が増大すると
同時に前記シャフト12に対する中央垂直壁部40の締
結強度が上がり、その結果、シャフト12の倒れも防止
することが出来るのである。例えば、シャフト12の下
方部分においてブラケット18の中央垂直壁部40がシ
ャフト12に沿って上方へ向かって軸受16のすぐ下方
位置まで伸長することが出来る。更にブラケット18の
半径方向外方においてモータの磁気回路部を完全に収容
することが出来るような空間を提供することが出来る。
【0023】ステータ20を支持するステータ支持部と
して機能する内方垂直壁部44もブラケットの円板状部
の一部を垂直方向下方に、絞り加工等のプレス加工によ
る曲折加工によって形成した環状突部45として形成さ
れている。通常、このプレス加工によって形成される内
方垂直壁部44は図面において下方へ向かって拡径する
ようになっている。このように内方垂直壁部44のプレ
ス加工による精度が十分でない場合においても、ブラケ
ット18の所定位置に対するステータ20の位置決めに
際して、ステータ20の装着の際の嵌合圧力を予め所定
値に設定しておくことにより、更には、位置決め用治具
を併せて使用することにより、その装着が極めて正確且
つ容易に達成することが可能となり、ブラケット18に
対するステータ20の装着に際しては、極めて精度の高
い組付けが達成出来るのである。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のスピンドルモ
ータによれば、ブラケットをプレス加工により成型する
ことで、加工コストを削減することができるとともに、
ロータをシャフトに対して回転自在に支持する一対のベ
アリングをシャフトの上方に配置し、その下方にステー
タとブラケットとを配設するよう構成することで、シャ
フトとブラケットとの締結部である環状突部の軸線方向
の長さを十分に確保することができるため、シャフト固
定タイプのスピンドルモータであっても部品点数の増加
や構造の複雑化を来すことなく、シャフトとブラケット
に直接十分な強度と精度をもって締結することができ
る。
【0025】本発明の請求項2に記載のスピンドルモー
タによれば、シャフトと円筒形開口を画定する中央垂直
壁部の内周面との間の接触面積が拡大し、シャフトをブ
ラケットに対して十分な強度と精度をもって締結するこ
とが可能となるとともに、環状凹部によって画定される
ステータとロータマグネットの収容空間が拡大すること
ができることから、十分な駆動トルクを得ることができ
るばかりでなく、比較的に安価であるが、磁束密度が低
く、十分な磁気特性を得るためには比較的に大な半径方
向の寸法が必要なロータマグネットを使用することが可
能となり、スピンドルモータの一層の低コスト化に寄与
することができる。
【0026】本発明の請求項3に記載のスピンドルモー
タによれば、ステータを支持するためのリング状部材や
ブラケットの切り起こし加工等が不要となり、モータの
構成が一層簡略化されて、更なる低コスト化が可能とな
る。
【0027】本発明の請求項4に記載のスピンドルモー
タによれば、ブラケットを薄板状のステンレス鋼又はア
ルミニウム材を用いて、絞り加工等のプレス加工を用い
て成形することで、ブラケットを一回の加工で精度良く
成形することが可能になり、加工に要するコストを削減
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明に関するスピンドルモータの断面図で
ある。
【図2】従来のスピンドルモータの断面図である。
【符号の説明】
10 スピンドルモータ 12 シャフト 14 上側玉軸受 16 下側玉軸受 18 ブラケット 20 ステータ 22 ロータマグネット 32 ロータ 45 環状突部 52 円筒形開口 54 環状凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットの略中央部に立設されたシャ
    フトの上方において、一対のベアリングを介してロータ
    を回転自在に支持するとともに、前記一対のベアリング
    の下方にステータとロータマグネットとが配設されたス
    ピンドルモータであって、 前記ブラケットは、軸線方向に凹陥する環状凹部と、該
    環状凹部とは軸線方向において反対方向に突設され内周
    部に前記シャフトと同心円状の円筒形開口を規定する環
    状突部とが形成され、 前記シャフトの下方部分は、前記円筒形開口へ内嵌さ
    れ、 前記ステータとロータマグネットとは、前記環状凹部内
    に収容されており、 前記円筒形開口及び環状凹部が前記ブラケットの中央部
    分及び半径方向外方部分にそれぞれ一体的にプレス加工
    によって成形されていることを特徴とするスピンドルモ
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットが、中央部分にシャフト
    の下部部分へ嵌合する円筒状の中央垂直壁部と、該中央
    垂直壁部の上部から下側玉軸受の下部に沿って半径方向
    外方へ向かって伸びている周状の上方拡径部と、該上方
    拡径部の半径方向外方部から前記中央垂直壁部と同心的
    に下方に向かって伸びている円筒状の内方垂直壁部と、
    該内方垂直壁部の下端部から半径方向外方へ向かって伸
    びている周状の下方拡径部と、該下方拡径部の半径方向
    外方部から前記中央垂直壁部と同心的に上方に向かって
    伸びている円筒状の外方垂直壁部と、該外方垂直壁部の
    上端部から半径方向外方へ向かって伸びている周状の鍔
    部とを有しており、前記中央垂直壁部と前記上方拡径部
    と前記内方垂直壁部とが前記環状突部を画定するととも
    に、前記中央垂直壁部の内周面が円筒形開口を画定して
    おり、前記内方垂直壁部と前記下方拡径部と前記外方垂
    直壁部とが前記環状凹部を画定し、また、前記中央垂直
    壁部の軸線方向の長さが前記内方垂直壁部の軸線方向の
    長さよりも長く、更に、前記下方拡径部の半径方向の寸
    法が前記上方拡径部の半径方向の寸法よりも大な寸法に
    設定されていることを特徴とする請求項1に記載のスピ
    ンドルモータ。
  3. 【請求項3】 前記環状凹部を画定する前記内方垂直壁
    部の外周壁面が前記ステータを支持するステータ支持部
    をなすことを特徴とする請求項2に記載のスピンドルモ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記ブラケットが、ステンレス鋼又はア
    ルミニウム材料からなる円板材料を一回のプレス加工に
    より成形されていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか1に記載のスピンドルモータ。
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