JPH0739336Y2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH0739336Y2
JPH0739336Y2 JP1989009148U JP914889U JPH0739336Y2 JP H0739336 Y2 JPH0739336 Y2 JP H0739336Y2 JP 1989009148 U JP1989009148 U JP 1989009148U JP 914889 U JP914889 U JP 914889U JP H0739336 Y2 JPH0739336 Y2 JP H0739336Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
mounting surface
peripheral edge
edge portion
mounting
Prior art date
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Application number
JP1989009148U
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English (en)
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JPH02103774U (ja
Inventor
英夫 志水
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Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスピンドルモータに関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来のスピンドルモータに於いては、モータの回転時、
モータブラケットに取付けられた回路基板が振動音を発
生するという問題を生じていた。
上記振動音は、モータブラケットのフランジ部とこれに
取付けられた回路基板との間に空隙が存在するため、モ
ータの運転時、回路基板の一部分が振動(共振)するこ
とによるものである。この対策として、上記空隙にゴム
系接着剤を封入・介在させる方法が用いられていたが、
この方法は、組立工数が増加し、上記接着剤が割れ等を
生じて散乱し塵を発生するといった不具合があった。
本考案は、上記問題点を解決し、回路基板の上記振動及
び振動音を無くしたスピンドルモータを提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のスピンドルモータ
に於いては、略円環状の金属ベース型回路基板1と、モ
ータブラケットの取付面との間の間隔寸法が、該回路基
板の内周縁部と外周縁部側へと減少して中間部が最大と
なるように横断面湾曲状に予め反りを与えた該回路基板
を、取付具にて上記取付面に弾発的に押圧しつつ平坦密
着状に固着したものである。
〔作用〕
前述した本考案のスピンドルモータにおいては、横断面
湾曲状に予め反りが与えられた回路基板は、この反りが
平坦状になるようにモータブラケットの取付面に弾発的
に押圧され、密着した状態で固着される。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第3図に於
いて、8は本考案に係るスピンドルモータであって、モ
ータブラケット2を備え、該モータブラケット2は、軸
受支承ボス部6と外鍔状のフランジ部6とを一体に有し
ている。回転軸10は軸受11,12を介してボス部6に回転
自在に枢支されている。ロータホルダ13は、回転軸10の
一端に固着されて一体に回転するが、内周面にはロータ
マグネット14が固着されて、内部のステータ15を包囲状
として対応している。16はコイルである。モータブラケ
ット2のフランジ部9には、金属ベース型回路基板1
が、ビス等の取付具7…にて固着されている。回路基板
1は、第2図に示すように、平面的に見て略円環状に形
成されており、具体的には、金属製の基板本体と、積層
された絶縁層及び回路パターン部からなる回路膜体部と
から成り、符号17はパターン面を示す。基板本体17は、
磁気シールド板を兼用するために鉄鋼板等の磁性材から
形成するのが望ましい。
しかして、第1図に示すように、回路基板1には、フラ
ンジ部9の取付面4に取付ける前の自由状態に於いて、
極めて傾斜の緩やかな円錐面をなすような反りCが与え
られている。具体的には、取付け前の自由状態に於い
て、回路基板1と、モータブラケット2の取付面4との
間の間隔寸法Gが、回転基板1の外周縁部5側へと増加
するように、上記反りBが与えられている。この回路基
板1の外周縁部5寄りに、取付具7…を取付ける孔18…
を貫設して、この孔18に挿通した該取付具7をフランジ
部9に螺着することによって、締付力Tが付与され、取
付面4に弾発的に押圧しつつ平坦密着状に固着される。
このように複数のビス等の取付具7…を締付けることに
よって、図示仮想線のように、回路基板1を取付面4に
平坦密着状として固着することが出来る。
回路基板1の反りBは、プレス打抜き成形時に既に形成
しておく。
なお、第2図に示すように、回路基板1の外周縁部5に
は、取付具7…のための3個の取付孔18…が設けられて
いるがこれをさらに増加するも自由である。19は外周縁
部5の一部に形成した突設縁19である。
また、(図示省略したが)第1図とは逆に、取付前の自
由状態に於いて、間隔寸法Gが回路基板1の内周縁部21
側へと増加するような反りを与え、かつ、この場合に取
付具7…を内周縁部21に沿って複数本配設するも、望ま
しい。
第4図に於いて、他の実施例を示し、略円環状の金属ベ
ース型回路基板1と、モータブラケット2の取付面4と
の間の間隔寸法Gが、該回路基板1の内周縁部21と外周
縁部5側へと減少して中間部が最大となるように横断面
湾曲状に予め反りCを与えた該回路基板1を、取付具7
…にて上記取付面4に弾発的に押圧しつつ平坦密着状に
固着したものである。つまり、周状凹局面3がフランジ
部9の取付面4に対向するように形成する。そして、第
4図及び第5図中の円形位置Mは、間隔寸法Gが最大と
なる位置を示す。この円形位置Mに沿って取付孔20…を
適数個配設し、これに取付具7…を挿通して、フランジ
部9に螺着することによって、締付力Tを付与し、取付
面4に回路基板1を弾発的に押圧し、取付面4に平坦密
着状に固着する。
回路基板1は、第4図中の仮想線のように、弾発的に取
付面4に押圧された当接状態にて、取付面4に固着され
ているので、モータの回転時、回路基板1の一部に振動
(共振)が生じることはない。
上記のように、本考案に於いては、回路基板1に、予め
反りB,Cを設け、固着状態では、取付面4に近接させる
方向への弾性押圧力を常時受けており、また、取付面4
との間には空隙が存在せず、面接触した平坦密着状態で
あるから、モータ回転時、回路基板1の一部分に振動や
共振が生じるのを確実に防止することが出来る。実測結
果では、第1図実施例に於いて、従来37dBであったもの
が35dBまで騒音が低減出来た。特に、2〜6KHz域におけ
る低減効果は、一層著大であった。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載するような効果を奏する。
金属ベース型回路基板に予め反りが与えられ、この反り
が平坦状になるように回路基板がモータブラケットの取
付面に弾発的に押圧しつつ固着されているため、回路基
板はモータブラケットに密着した状態で固着され、従来
のように接着剤を使用する必要がなく、組立工数を低減
できると共に、固化接着剤による塵の発生を皆無にする
ことができ、さらに、モータ回転時に回路基板の一部が
振動(共振)することを確実に防止でき、騒音を低減す
ることができる。
また、回路基板の固定に際して、モータブラケットの取
付面との間の間隔寸法が増加する外周縁部と内周縁部と
の間の中間部を取付具にて取付面に固着し、回路基板の
内外周縁部を回路基板の反りに応じたばね力により取付
面に押し付けるようにしているので、回路基板の外周縁
部及び内周縁部をそれぞれに取付ねじ等を用いてモータ
ブラケットに固着する必要がなく、取付具取付のための
特殊な構造の個数を減少でき、組立工数の削減が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示すと共に回路基板の取付
方法説明のための拡大断面図、第2図は回路基板の平面
図、第3図は本考案に係るスピンドルモータの要部断面
図、第4図は別の実施例を示す要部拡大断面図、第5図
は別の実施例における回路基板の底面図である。 1…金属ベース型回路基板、2…モータブラケット、3
…周状凹曲面、4…取付面、5…外周縁部、7…取付
具、21…内周縁部、B,C…反り、G…間隔寸法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円環状の金属ベース型回路基板1と、モ
    ータブラケット2の取付面4との間の間隔寸法Gが、該
    回路基板1の内周縁部21と外周縁部5側へと減少して中
    間部が最大となるように横断面湾曲状に予め反りCを与
    えた該回路基板1を、取付具7…にて上記取付面4に弾
    発的に押圧しつつ固着しつつ平坦密着状に固着したこと
    を特徴とするスピンドルモータ。
JP1989009148U 1989-01-27 1989-01-27 スピンドルモータ Expired - Lifetime JPH0739336Y2 (ja)

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JP1989009148U JPH0739336Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 スピンドルモータ

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JP1989009148U JPH0739336Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 スピンドルモータ

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Publication Number Publication Date
JPH02103774U JPH02103774U (ja) 1990-08-17
JPH0739336Y2 true JPH0739336Y2 (ja) 1995-09-06

Family

ID=31215648

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989009148U Expired - Lifetime JPH0739336Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 スピンドルモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6281472U (ja) * 1985-11-08 1987-05-25

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JPH02103774U (ja) 1990-08-17

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