JPH0237467Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237467Y2 JPH0237467Y2 JP1985097426U JP9742685U JPH0237467Y2 JP H0237467 Y2 JPH0237467 Y2 JP H0237467Y2 JP 1985097426 U JP1985097426 U JP 1985097426U JP 9742685 U JP9742685 U JP 9742685U JP H0237467 Y2 JPH0237467 Y2 JP H0237467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- motor
- delay
- timing
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、例えばタレツトパンチプレスなど
のごときパンチプレスにおける材料のＸ軸、Ｙ軸
方向への移動を制御する装置に関する。
のごときパンチプレスにおける材料のＸ軸、Ｙ軸
方向への移動を制御する装置に関する。
例えばNCタレツトパンチプレスのような加工
機械の場合、XY方向の材料位置決め装置は、材
料を直接把持するクランパをキヤリツジに取り付
け、そのキヤリツジをキヤリツジベースに取付
け、キヤリツジベース、キヤリツジそれぞれを
XY直交２軸方向に移動させ、クランパに把持し
た材料を所定の位置に位置決めする構成をとつて
いる。そしてこのXY両軸の駆動は、生産能率を
向上せしめるために、板状の材料からパンチが抜
けるのと同時に出力される移動開始用の１つの同
期信号により同時に開始させようとするが、Ｘ
軸、Ｙ軸各送り装置の機械剛性、慣性の差により
実際にはいずれか一方の軸の動作が他方の軸の動
作よりも遅れることがあり、その遅れ時間だけ無
駄時間となる問題があつた。
機械の場合、XY方向の材料位置決め装置は、材
料を直接把持するクランパをキヤリツジに取り付
け、そのキヤリツジをキヤリツジベースに取付
け、キヤリツジベース、キヤリツジそれぞれを
XY直交２軸方向に移動させ、クランパに把持し
た材料を所定の位置に位置決めする構成をとつて
いる。そしてこのXY両軸の駆動は、生産能率を
向上せしめるために、板状の材料からパンチが抜
けるのと同時に出力される移動開始用の１つの同
期信号により同時に開始させようとするが、Ｘ
軸、Ｙ軸各送り装置の機械剛性、慣性の差により
実際にはいずれか一方の軸の動作が他方の軸の動
作よりも遅れることがあり、その遅れ時間だけ無
駄時間となる問題があつた。
この考案は、このような従来の問題に鑑みてな
されたものであつて、複数の制御軸それぞれの実
際の動作開始時間を同時にし、無駄時間をなくす
ることができる材料移動制御装置を提供すること
を目的とする。
されたものであつて、複数の制御軸それぞれの実
際の動作開始時間を同時にし、無駄時間をなくす
ることができる材料移動制御装置を提供すること
を目的とする。
上記目的を達成するために、この考案は、板材
加工機においてクランパに把持された材料をＸ軸
方向へ移動するためのＸ軸モータおよびＹ軸方向
へ移動するためのＹ軸モータと；主演算部の制御
の下に上記Ｘ軸モータおよびＹ軸モータをパルス
制御するＸ軸パルス分配器およびＹ軸パルス分配
器と；所定タイミングt1でＸ軸、Ｙ軸の両パルス
分配器に同一の同期信号を与えたときに時間遅れ
Ｔを生じる一方のモータと他方のモータとの動作
を同時に開始せしめるべく、他方のモータのパル
ス分配器への同期信号を前記時間遅れＴだけ遅ら
せて与えるタイマと；前記所定タイミングt1より
も前記時間遅れＴだけ早いタイミングt2で同期信
号を出力する前記主演算部と；を備えてなるもの
である。
加工機においてクランパに把持された材料をＸ軸
方向へ移動するためのＸ軸モータおよびＹ軸方向
へ移動するためのＹ軸モータと；主演算部の制御
の下に上記Ｘ軸モータおよびＹ軸モータをパルス
制御するＸ軸パルス分配器およびＹ軸パルス分配
器と；所定タイミングt1でＸ軸、Ｙ軸の両パルス
分配器に同一の同期信号を与えたときに時間遅れ
Ｔを生じる一方のモータと他方のモータとの動作
を同時に開始せしめるべく、他方のモータのパル
ス分配器への同期信号を前記時間遅れＴだけ遅ら
せて与えるタイマと；前記所定タイミングt1より
も前記時間遅れＴだけ早いタイミングt2で同期信
号を出力する前記主演算部と；を備えてなるもの
である。
第１図はNCタレツトパンチプレスの概略機構
図を示すものであつて、材料Ｗを把持するクラン
パ１がキヤリツジ３に取付けられており、このキ
ヤリツジ３はキヤリツジベース５に対して送りね
じ７によつてＸ軸方向に移動自在となつている。
このキヤリツジベース５は機械フレームに取付ら
れた送りねじ９によつてＹ軸方向に移動自在とさ
れている。
図を示すものであつて、材料Ｗを把持するクラン
パ１がキヤリツジ３に取付けられており、このキ
ヤリツジ３はキヤリツジベース５に対して送りね
じ７によつてＸ軸方向に移動自在となつている。
このキヤリツジベース５は機械フレームに取付ら
れた送りねじ９によつてＹ軸方向に移動自在とさ
れている。
前記Ｘ軸方向送りねじ７はＸ軸駆動モータ１１
に対しベルトによつて回転駆動される。またＹ軸
方向送りねじ９はＹ軸モータ１３によつて回転駆
動される。Ｘ軸モータ１１、Ｙ軸モータ１３はそ
れぞれ主演算部１５によつて制御されるＸ軸パル
ス分配器１７、Ｙ軸パルス分配器１９によつてパ
ルス制御され、所定の距離だけ移動するものであ
る。
に対しベルトによつて回転駆動される。またＹ軸
方向送りねじ９はＹ軸モータ１３によつて回転駆
動される。Ｘ軸モータ１１、Ｙ軸モータ１３はそ
れぞれ主演算部１５によつて制御されるＸ軸パル
ス分配器１７、Ｙ軸パルス分配器１９によつてパ
ルス制御され、所定の距離だけ移動するものであ
る。
この主演算部１５はタレツトパンチプレスの機
械動作制御をもなすものであり、下型２１に対し
てパンチ２３をコネクテインクロツド２５によつ
て打圧し、上下の型２１，２３間において材料Ｗ
に所定のパンチ加工をなす。
械動作制御をもなすものであり、下型２１に対し
てパンチ２３をコネクテインクロツド２５によつ
て打圧し、上下の型２１，２３間において材料Ｗ
に所定のパンチ加工をなす。
上記加工機のXY2軸駆動装置の部分において
は、Ｙ軸駆動装置の方がＸ軸駆動装置よりも機械
剛性が高く、そのためＸ軸駆動モータ１１、Ｙ軸
駆動モータ１３に同一の同期信号を与えたとして
も、Ｘ軸側の動作とＹ軸側の動作とは時間Ｔだけ
ずれる。つまり、第２図ａに示すように、あるタ
イミングt1において軸移動開始信号を両軸駆動装
置に与えたとしても、Ｘ軸の応答に対してＹ軸の
応答はＴ時間だけ遅れたものとなる。
は、Ｙ軸駆動装置の方がＸ軸駆動装置よりも機械
剛性が高く、そのためＸ軸駆動モータ１１、Ｙ軸
駆動モータ１３に同一の同期信号を与えたとして
も、Ｘ軸側の動作とＹ軸側の動作とは時間Ｔだけ
ずれる。つまり、第２図ａに示すように、あるタ
イミングt1において軸移動開始信号を両軸駆動装
置に与えたとしても、Ｘ軸の応答に対してＹ軸の
応答はＴ時間だけ遅れたものとなる。
そこでこのＹ軸駆動装置側の時間遅れＴを設定
時間とするタイマ２７が前記Ｘ軸パルス分配器１
７に接続されている。さらに主演算部１５が軸移
動開始のための同期信号を発するタイミングも時
間Ｔだけ早めておく。こうして同図ｂに示すよう
に、あるt2において主演算部１５から両軸に与え
られる。この同期信号に応答し、Ｘ軸側ではタイ
マ２７が作動し、時間Ｔだけ遅れて移動指令が与
えられる。Ｙ軸に対しては移動指令は同期信号の
タイミングt2と同時に与えられる。ところがこの
Ｙ軸については、実際の機械の応答はその剛性の
ためにＴ時間だけ遅れるため、結果として、XY
両軸の実際の動作は同時に開始するものとなる。
時間とするタイマ２７が前記Ｘ軸パルス分配器１
７に接続されている。さらに主演算部１５が軸移
動開始のための同期信号を発するタイミングも時
間Ｔだけ早めておく。こうして同図ｂに示すよう
に、あるt2において主演算部１５から両軸に与え
られる。この同期信号に応答し、Ｘ軸側ではタイ
マ２７が作動し、時間Ｔだけ遅れて移動指令が与
えられる。Ｙ軸に対しては移動指令は同期信号の
タイミングt2と同時に与えられる。ところがこの
Ｙ軸については、実際の機械の応答はその剛性の
ためにＴ時間だけ遅れるため、結果として、XY
両軸の実際の動作は同時に開始するものとなる。
したがつてXY両軸の動作は、従来のように時
間Ｔの遅れがなく、実際に両軸を同時に駆動した
いタイミングt1において同時に駆動をさせること
ができるものとなる。
間Ｔの遅れがなく、実際に両軸を同時に駆動した
いタイミングt1において同時に駆動をさせること
ができるものとなる。
なお、上記実施例ではXY2軸駆動装置の同期
装置の実施例を示したが、３軸以上の制御軸を有
する多軸駆動装置についても同様に適用できるも
のである。その場合には、動作遅れの最も大きい
制御軸に対して他の各々の制御軸の動作の早まり
時間を設定時間としたタイマを各制御軸に設け、
また同期信号発生手段の同期信号発生タイミング
は、その動作遅れの最も大きい制御軸の動作遅れ
時間Ｔ分だけ早めるようにすることにより、実際
に各軸の駆動を同時に行ないたいタイミングにお
いて各軸を一斉に動作開始させる事が可能とな
る。
装置の実施例を示したが、３軸以上の制御軸を有
する多軸駆動装置についても同様に適用できるも
のである。その場合には、動作遅れの最も大きい
制御軸に対して他の各々の制御軸の動作の早まり
時間を設定時間としたタイマを各制御軸に設け、
また同期信号発生手段の同期信号発生タイミング
は、その動作遅れの最も大きい制御軸の動作遅れ
時間Ｔ分だけ早めるようにすることにより、実際
に各軸の駆動を同時に行ないたいタイミングにお
いて各軸を一斉に動作開始させる事が可能とな
る。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、板材加工機においてクラ
ンパ１に把持された材料ＷをＸ軸方向へ移動する
ためのＸ軸モータ１１およびＹ軸方向へ移動する
ためのＹ軸モータ１３と；主演算部１５の制御の
下に上記Ｘ軸モータ１１およびＹ軸モータ１３を
パルス制御するＸ軸パルス分配器１７およびＹ軸
パルス分配器１９と；所定タイミングt1でＸ軸，
Ｙ軸の両パルス分配器１７，１９に同一の同期信
号を与えたときに時間遅れＴを生じる一方のモー
タ１３と他方のモータ１１との動作を同時に開始
せしめるべく、他方のモータ１１のパルス分配器
１７への同期信号を前記時間遅れＴだけ遅らせて
与えるタイマ２７と；前記所定タイミングt1より
も前記時間遅れＴだけ早いタイミングt2で同期信
号を出力する前記主演算部１５と；を備えてなる
ものである。
に、要するに本考案は、板材加工機においてクラ
ンパ１に把持された材料ＷをＸ軸方向へ移動する
ためのＸ軸モータ１１およびＹ軸方向へ移動する
ためのＹ軸モータ１３と；主演算部１５の制御の
下に上記Ｘ軸モータ１１およびＹ軸モータ１３を
パルス制御するＸ軸パルス分配器１７およびＹ軸
パルス分配器１９と；所定タイミングt1でＸ軸，
Ｙ軸の両パルス分配器１７，１９に同一の同期信
号を与えたときに時間遅れＴを生じる一方のモー
タ１３と他方のモータ１１との動作を同時に開始
せしめるべく、他方のモータ１１のパルス分配器
１７への同期信号を前記時間遅れＴだけ遅らせて
与えるタイマ２７と；前記所定タイミングt1より
も前記時間遅れＴだけ早いタイミングt2で同期信
号を出力する前記主演算部１５と；を備えてなる
ものである。
上記構成により、本考案においては、所定タイ
ミングt1よりも時間遅れＴだけ早いタイミングt2
で材料Ｗの移動開始用の同期信号が主演算部１５
からＸ軸，Ｙ軸のパルス分配器１７，１９へ与え
られるものであるが、一方のパルス分配器１９に
おいては直ちに一方のモータ１３の始動を開始し
ようとするが、一方のモータ１３は機械構成によ
り時間Ｔだけ遅れて始動を開始するので、所定タ
イミングがt1で始動を開始することとなる。ま
た、他方のパルス分配器１７へはタイマ２７の作
用により時間Ｔだけ遅れて前記同期信号が与えら
れて、他方のモータ１１の始動を直ちに開始する
ものであるから、他方のモータ１１も所定タイミ
ングt1で始動を開始することとなる。
ミングt1よりも時間遅れＴだけ早いタイミングt2
で材料Ｗの移動開始用の同期信号が主演算部１５
からＸ軸，Ｙ軸のパルス分配器１７，１９へ与え
られるものであるが、一方のパルス分配器１９に
おいては直ちに一方のモータ１３の始動を開始し
ようとするが、一方のモータ１３は機械構成によ
り時間Ｔだけ遅れて始動を開始するので、所定タ
イミングがt1で始動を開始することとなる。ま
た、他方のパルス分配器１７へはタイマ２７の作
用により時間Ｔだけ遅れて前記同期信号が与えら
れて、他方のモータ１１の始動を直ちに開始する
ものであるから、他方のモータ１１も所定タイミ
ングt1で始動を開始することとなる。
すなわち本考案においては、Ｘ軸，Ｙ軸の両方
のモータ１１，１３は所定タイミングt1で同時に
始動されることとなり、所定タイミングt1で同期
信号を両パルス分配器１７，１９へ付与している
場合よりも時間遅れＴ分だけ早く始動を開始する
こととなる。したがつて、材料に極めて多数のパ
ンチング加工を行なう場合、生産性向上に効果を
奏するものである。
のモータ１１，１３は所定タイミングt1で同時に
始動されることとなり、所定タイミングt1で同期
信号を両パルス分配器１７，１９へ付与している
場合よりも時間遅れＴ分だけ早く始動を開始する
こととなる。したがつて、材料に極めて多数のパ
ンチング加工を行なう場合、生産性向上に効果を
奏するものである。
第１図はこの考案の一実施例の回路ブロツク
図、第２図は上記実施例の動作を説明するタイミ
ングチヤートである。 １……クランパ、３……キヤリツジ、５……キ
ヤリツジベース、７……Ｘ軸送りねじ、９……Ｙ
軸送りねじ、１１……Ｘ軸駆動モータ、１３……
Ｙ軸駆動モータ、１５……主演算部、１７……Ｘ
軸パルス分配器、１９……Ｙ軸パルス分配器、２
７……タイマ。
図、第２図は上記実施例の動作を説明するタイミ
ングチヤートである。 １……クランパ、３……キヤリツジ、５……キ
ヤリツジベース、７……Ｘ軸送りねじ、９……Ｙ
軸送りねじ、１１……Ｘ軸駆動モータ、１３……
Ｙ軸駆動モータ、１５……主演算部、１７……Ｘ
軸パルス分配器、１９……Ｙ軸パルス分配器、２
７……タイマ。
Claims (1)
- 板材加工機においてクランパ１に把持された材
料ＷをＸ軸方向へ移動するためのＸ軸モータ１１
およびＹ軸方向へ移動するためのＹ軸モータ１３
と；主演算部１５の制御の下に上記Ｘ軸モータ１
１およびＹ軸モータ１３をパルス制御するＸ軸パ
ルス分配器１７およびＹ軸パルス分配器１９と；
所定タイミングt1でＸ軸、Ｙ軸の両パルス分配器
１７，１９に同一の同期信号を与えたときに時間
遅れＴを生じる一方のモータ１３と他方のモータ
１１との動作を同時に開始せしめるべく、他方の
モータ１１のパルス分配器１７への同期信号を前
記時間遅れＴだけ遅らせて与えるタイマ２７と；
前記所定タイミングt1よりも前記時間遅れＴだけ
早いタイミングt2で同期信号を出力する前記主演
算部１５と；を備えてなることを特徴とするパン
チプレスにおける材料移動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985097426U JPH0237467Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985097426U JPH0237467Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS626929U JPS626929U (ja) | 1987-01-16 |
| JPH0237467Y2 true JPH0237467Y2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=30964332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985097426U Expired JPH0237467Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0237467Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5376474A (en) * | 1976-12-17 | 1978-07-06 | Fukui Kikai Kk | Interlocking means between two setsof machines |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP1985097426U patent/JPH0237467Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5376474A (en) * | 1976-12-17 | 1978-07-06 | Fukui Kikai Kk | Interlocking means between two setsof machines |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS626929U (ja) | 1987-01-16 |
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