JP2521768B2 - プレスブレ−キの送り制御装置 - Google Patents
プレスブレ−キの送り制御装置Info
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- JP2521768B2 JP2521768B2 JP62174806A JP17480687A JP2521768B2 JP 2521768 B2 JP2521768 B2 JP 2521768B2 JP 62174806 A JP62174806 A JP 62174806A JP 17480687 A JP17480687 A JP 17480687A JP 2521768 B2 JP2521768 B2 JP 2521768B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- feed
- feed pattern
- end position
- control device
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、プレスブレーキの送り制御装置に関する。
（従来の技術） 従来のプレスブレーキの送り制御装置は、送りパター
ン発生装置で発生させた送りパターンに基いて、パンチ
又はダイの一方を所定の位置及び速度などのパターンで
曲げ終了位置に送り制御するものである。
ン発生装置で発生させた送りパターンに基いて、パンチ
又はダイの一方を所定の位置及び速度などのパターンで
曲げ終了位置に送り制御するものである。
ここに、曲げ加工は塑性加工であるため、高精度の曲
げ精度を得るため、曲げ終了位置にて所定時間（１〜８
秒程度時間）放置する。
げ精度を得るため、曲げ終了位置にて所定時間（１〜８
秒程度時間）放置する。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記の如き従来よりのプレスブレーキ
の送り制御装置にあっては、パンチ又はダイを曲げ終了
位置に位置決めし、ここで所定時間放置することにより
板材を曲げ加工するものであったため、加工効率が悪い
という問題点があった。
の送り制御装置にあっては、パンチ又はダイを曲げ終了
位置に位置決めし、ここで所定時間放置することにより
板材を曲げ加工するものであったため、加工効率が悪い
という問題点があった。
そこで、本発明は、曲げ精度が良好で、かつ加工効率
も良好なプレスブレーキの送り制御装置を提供すること
を目的とする。
も良好なプレスブレーキの送り制御装置を提供すること
を目的とする。
［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決する本発明は、対向配置されたパン
チ又はダイの一方を所定の送りパターンで送り駆動する
ことにより板材を所定角度に折曲加工するプレスブレー
キの送り制御装置において、加工条件を設定する条件設
定装置と、設定された条件に基いて曲げ終了位置にて所
定時間放置すれば予定の曲げを行うことができるであろ
う基準の送りパターンを発生する基準送りパターン発生
装置と、前記基準の送りパターンの曲げ終了位置を一旦
オーバランさせて該曲げ終了位置に復帰せしめる追加の
送りパターンに変形する追加送りパターン発生装置と、
該装置で発生された追加の送りパターンで前記パンチ又
はダイの一方を送り駆動する送り駆動装置とを備えて構
成したことを特徴とする。
チ又はダイの一方を所定の送りパターンで送り駆動する
ことにより板材を所定角度に折曲加工するプレスブレー
キの送り制御装置において、加工条件を設定する条件設
定装置と、設定された条件に基いて曲げ終了位置にて所
定時間放置すれば予定の曲げを行うことができるであろ
う基準の送りパターンを発生する基準送りパターン発生
装置と、前記基準の送りパターンの曲げ終了位置を一旦
オーバランさせて該曲げ終了位置に復帰せしめる追加の
送りパターンに変形する追加送りパターン発生装置と、
該装置で発生された追加の送りパターンで前記パンチ又
はダイの一方を送り駆動する送り駆動装置とを備えて構
成したことを特徴とする。
（作用） 本発明では、高精度の曲げ加工に要する放置時間を極
力少なくするために、曲げ終了位置にて所定時間放置す
れば予定の曲げを行うことができるであろう基準の送り
パターンを、前記曲げ終了位置を短い時間オーバランさ
せて該曲げ終了位置に復帰せしめる追加の送りパターン
に変形し、この追加の送りパターンでパンチ又はダイの
一方を駆動する。
力少なくするために、曲げ終了位置にて所定時間放置す
れば予定の曲げを行うことができるであろう基準の送り
パターンを、前記曲げ終了位置を短い時間オーバランさ
せて該曲げ終了位置に復帰せしめる追加の送りパターン
に変形し、この追加の送りパターンでパンチ又はダイの
一方を駆動する。
（実施例） 以下、添付図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第１図は本発明を実施するプレスブレーキを一部切欠
いて示す側面図である。
いて示す側面図である。
図示のように、プレスブレーキは、Ｃ形フレーム１の
上方前部に固定テーブル３を有すると共に、下方前部に
ラム５を有し、固定テーブル３の下端に備えたパンチ７
とラム５の上端に備えたダイ９との間で第１図には図示
しない板材を曲げ加工する。
上方前部に固定テーブル３を有すると共に、下方前部に
ラム５を有し、固定テーブル３の下端に備えたパンチ７
とラム５の上端に備えたダイ９との間で第１図には図示
しない板材を曲げ加工する。
前記ラム５はガイドローラにより昇降自在に案内され
ている。
ている。
フレーム内側には、エンコーダＥ及びタコジェネレー
タTG付のサーボモータＭが配置され、ギヤ13,15,17,19
を介し、ナット部材21に対してボールねじ23を回転駆動
することにより、前記ラム５を昇降駆動するようになっ
ている。
タTG付のサーボモータＭが配置され、ギヤ13,15,17,19
を介し、ナット部材21に対してボールねじ23を回転駆動
することにより、前記ラム５を昇降駆動するようになっ
ている。
第２図に示すように、送り制御装置は、加工条件設定
装置25と、基準送りパターン発生装置27と、追加送りパ
ターン発生装置29と、送り指令装置31及びサーボアンプ
33並びに前記サーボモータＭを含めた送り駆動装置とで
成っている。
装置25と、基準送りパターン発生装置27と、追加送りパ
ターン発生装置29と、送り指令装置31及びサーボアンプ
33並びに前記サーボモータＭを含めた送り駆動装置とで
成っている。
加工条件設定装置25はキーボード等備えて構成され、
第３図に示す板材Ｗの材質、厚み、曲げ角度など加工条
件を設定するものである。
第３図に示す板材Ｗの材質、厚み、曲げ角度など加工条
件を設定するものである。
基準送りパターン発生装置は、加工条件設定装置25で
設定された条件に基いて、曲げ終了位置にて所定時間放
置（第５図におけるT1時間）すれば予定の曲げを行うこ
とができるであろう基準の送りパターンP0を発生する。
設定された条件に基いて、曲げ終了位置にて所定時間放
置（第５図におけるT1時間）すれば予定の曲げを行うこ
とができるであろう基準の送りパターンP0を発生する。
追加送りパターン発生装置27は、前記放置の時間を小
さくするように（本実施例においては第５図におけるT2
時間）基準の送りパターンの曲げ終了位置を一旦オーバ
ランさせて該曲げ終了位置に復帰せしめる追加の送りパ
ターンP1を発生する。
さくするように（本実施例においては第５図におけるT2
時間）基準の送りパターンの曲げ終了位置を一旦オーバ
ランさせて該曲げ終了位置に復帰せしめる追加の送りパ
ターンP1を発生する。
送り指令装置31は、追加送りパターン発生装置29で発
生された追加の送りパターンP1により、ラム５を作動す
るよう前記サーボモータＭに駆動指令を出力するもので
ある。
生された追加の送りパターンP1により、ラム５を作動す
るよう前記サーボモータＭに駆動指令を出力するもので
ある。
次に、上記制御装置の作用を説明する。
第４図は曲げモデルの説明図、第５図は送りパターン
による状態変化のタイムチャートである。
による状態変化のタイムチャートである。
第３図に示すように、曲げ角度を一定にするには金型
の位置関係すなわちパンチ７及びダイ９間のギャップｘ
を最終曲げ位置x0としなければならない。この場合プレ
スブレーキ本体は弾性体であり、板材は塑性体であるの
で最終ギャップになるまで時間がかかる。
の位置関係すなわちパンチ７及びダイ９間のギャップｘ
を最終曲げ位置x0としなければならない。この場合プレ
スブレーキ本体は弾性体であり、板材は塑性体であるの
で最終ギャップになるまで時間がかかる。
これを第４図のモデルで示すと、x0の最終曲げでのパ
ンチ７及びダイ９間のギャップと見なせる。この場合、
板材とダイ９との間には摩擦力ｆがあるので、加圧力Ｆ
の点がＡ点よりＢ点に移動した結果最終的に弾性力など
に応じた時間がかかるということになる。
ンチ７及びダイ９間のギャップと見なせる。この場合、
板材とダイ９との間には摩擦力ｆがあるので、加圧力Ｆ
の点がＡ点よりＢ点に移動した結果最終的に弾性力など
に応じた時間がかかるということになる。
そこで、本例では、第５図に示すように、追加の送り
パターンP1により、ラム５の送り量を予めx2だけ多く移
動（オーバラン）してのちx1に復帰する操作をすること
で、放置の時間を少なくし（第５図に示すように従来の
放置時間T1に比較して短い時間T2にすることができ）、
加工タクトを短かくすることができる。
パターンP1により、ラム５の送り量を予めx2だけ多く移
動（オーバラン）してのちx1に復帰する操作をすること
で、放置の時間を少なくし（第５図に示すように従来の
放置時間T1に比較して短い時間T2にすることができ）、
加工タクトを短かくすることができる。
更に、第５図に示すようにオーバランしてから曲げ終
了位置に復帰するまでの時間Ｓを加えても、全体として
曲げ加工に要する時間を従来のt1時間に比較してかなり
短いt2時間へ短縮することができ、作業能率向上の効果
を奏する。
了位置に復帰するまでの時間Ｓを加えても、全体として
曲げ加工に要する時間を従来のt1時間に比較してかなり
短いt2時間へ短縮することができ、作業能率向上の効果
を奏する。
追加の送りパターンは、基準の送りパターンに、板材
の厚みや曲げ角度など加工条件に応じて予め設定された
量を追加して発生させても良く、基準パターンそのもの
を変形して発生するようにしても良い。
の厚みや曲げ角度など加工条件に応じて予め設定された
量を追加して発生させても良く、基準パターンそのもの
を変形して発生するようにしても良い。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様でも
実施し得るものである。
く、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様でも
実施し得るものである。
［発明の効果］ 以上の通り、本発明は、曲げ終了位置を一旦オーバラ
ンさせて該曲げ終了位置に復帰せしめる追加の送りパタ
ーンによりパンチ又はダイの一方を送り駆動することに
より、高精度の曲げ加工を行うために、曲げ終了位置で
長時間放置することなく、更に、一旦オーバランさせて
曲げ終了位置に復帰するまでの時間を加えても、全体と
して曲げ加工に要する時間を短縮化することができ、作
業能率向上の効果を奏する。
ンさせて該曲げ終了位置に復帰せしめる追加の送りパタ
ーンによりパンチ又はダイの一方を送り駆動することに
より、高精度の曲げ加工を行うために、曲げ終了位置で
長時間放置することなく、更に、一旦オーバランさせて
曲げ終了位置に復帰するまでの時間を加えても、全体と
して曲げ加工に要する時間を短縮化することができ、作
業能率向上の効果を奏する。
第１図は本発明を実施するプレスブレーキを一部切欠い
て示す側面図、第２図は本発明の一実施例に係る送り制
御装置のブロック図、第３図は曲げ状態の説明図、第４
図は曲げモデルの説明図、第５図は状態変化のタイミン
グチャートである。 25……加工条件設定装置、27……基準送りパターン発生
装置 29……追加送りパターン発生装置、31……送り指令装置 P0……従来の送りパターン（基準送りパターン）、P1…
…追加の送りパターン
て示す側面図、第２図は本発明の一実施例に係る送り制
御装置のブロック図、第３図は曲げ状態の説明図、第４
図は曲げモデルの説明図、第５図は状態変化のタイミン
グチャートである。 25……加工条件設定装置、27……基準送りパターン発生
装置 29……追加送りパターン発生装置、31……送り指令装置 P0……従来の送りパターン（基準送りパターン）、P1…
…追加の送りパターン
Claims (1)
- 【請求項１】対向配置されたパンチ又はダイの一方を所
定の送りパターンで送り駆動することにより板材を所定
角度に折曲加工するプレスブレーキの送り制御装置にお
いて、加工条件を設定する条件設定装置と、設定された
条件に基いて曲げ終了位置にて所定時間放置すれば予定
の曲げを行うことができるであろう基準の送りパターン
を発生する基準送りパターン発生装置と、前記基準の送
りパターンの曲げ終了位置を一旦オーバランさせて該曲
げ終了位置に復帰せしめる追加の送りパターンに変形す
る追加送りパターン発生装置と、該装置で発生された追
加の送りパターンで前記パンチ又はダイの一方を送り駆
動する送り駆動装置とを備えて構成されるプレスブレー
キの送り制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174806A JP2521768B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | プレスブレ−キの送り制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174806A JP2521768B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | プレスブレ−キの送り制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6418525A JPS6418525A (en) | 1989-01-23 |
| JP2521768B2 true JP2521768B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=15984989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62174806A Expired - Lifetime JP2521768B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | プレスブレ−キの送り制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2521768B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110538937B (zh) * | 2019-07-19 | 2024-02-20 | 扬中市天成密封科技有限公司 | 一种自动上料机构 |
| AT526048A1 (de) * | 2022-04-05 | 2023-10-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh & Co Kg | Umformmaschine zum Umformen von Werkstücken sowie ein Verfahren hierfür |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5716219U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 |
-
1987
- 1987-07-15 JP JP62174806A patent/JP2521768B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6418525A (en) | 1989-01-23 |
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