JPH10277883A - スローテーパ面の加工方法並びにこの加工方法を用いた金型の案内機構 - Google Patents

スローテーパ面の加工方法並びにこの加工方法を用いた金型の案内機構

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JPH10277883A
JPH10277883A JP9105222A JP10522297A JPH10277883A JP H10277883 A JPH10277883 A JP H10277883A JP 9105222 A JP9105222 A JP 9105222A JP 10522297 A JP10522297 A JP 10522297A JP H10277883 A JPH10277883 A JP H10277883A
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俊介 若岡
Takao Hasebe
孝男 長谷部
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    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/007Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work while the tool acts upon the workpiece
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型の案内用スローテーパをプランジング加
工するに際しプログラミングを容易にする加工方法を提
供する。 【解決手段】 傾斜面加工用としてプランジング工具の
切削開始位置データ、第1加工ストローク終了端位置デ
ータ、全加工完了位置データ、工具径データ、工具長デ
ータ、ピック量データ、工具逃がし量データを入力する
ことにより、自動的に工具軌跡を演算させて加工を実施
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はほぼ鉛直方向のスロ
ーテーパを自動的且つ高精度に加工する方法並びにこの
加工方法を用いた金型の案内機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板金をプレス加工する場合、通常金型の
上型と下型との形状を合わせた状態でクリアランスとし
て板金の板厚寸法が上型と下型の間に正しく確保されて
いることが必要である。また板金が塑性変形する場合、
形状が鋭角になっている部分や、変形に際し拘束されや
すい形状部分では、プレス時にしわになり易かったり、
破断し易かったり、面歪を生じ易い現象が発生する。こ
のような現象を防止するために意図的に形状を保つこと
が出来る範囲で逃がし用の隙間を設けたり、R付けを行
う必要がある。そしてこの金型の上型と下型との間隔が
製品の仕上がり状態に影響を与えるものであり、極めて
重要な要素である。
【0003】そのためには金型の上型と下型とを相対移
動させるに際し正確に案内させることが重要となる。案
内手段としてはピンとガイド穴による案内構造、若しく
は平面案内面による案内構造が通常用いられている。こ
のうちピンとガイド穴による案内構造は比較的小型で力
のかからないプレス加工に対して用いられる。また平面
案内面の案内構造は大型で力のかかるプレス加工に対し
て用いられていて、プレス金型の大半はこの構造であ
る。そしてこの平面案内面を通常は図9に示すように金
型の下型であるダイを取り付ける枠体即ちダイホルダに
一体的に形成されている。或いは図13に示すように金
型本体に一体的に形成されている。そして金型の上型で
あるポンチを直接案内したり、またブランクホルダを案
内するものである。
【0004】金型及び枠体であるダイホルダは一般には
鋳物構成であり、寸法も1〜10mと大きく、また複雑
な形状のものが多い。ダイホルダに形成される案内面は
図9に見るようにダイホルダ全体に対して外側方向を向
いている面ばかりではなく、内側方向を向いている場合
が多く、また非常に狭い部分に設けられている場合もあ
り、案内面の加工が困難である。金型本体の場合も同様
である。これらの個所の加工は通常マシニングセンタを
用いて行われるが、マシニングセンタの主軸頭に取り付
ける標準のアタッチメント41では枠体の間や、図13
に見るように金型本体との干渉があり加工できないこと
が多い。そのため特殊アタッチメント42を製作して用
いることもあるが、全ての案内面を加工することは困難
である。
【0005】そこで従来では細長いエンドミルをマシニ
ングセンタの主軸に取り付けて加工を行っていたが、加
工時にはエンドミルの刃部のほぼ全長にわたって切削力
が加わり、エンドミルが工作物から逃げて所要の加工が
できない状態であった。またエンドミルの刃の振れ、刃
のリードによるうねりが加工面に転写されて、完全な平
面を得ることが出来なかった。そのために加工後にこの
加工面に手直しを行い、更にスライドプレートを張りつ
けて案内摺動面としていた。そして正しい寸法精度出し
を行うためにスライドプレートに切り上げ加工を行いエ
ンドミル加工による加工面の倒れを修正し、相手側の金
型上型摺動面との隙間を確保していた。
【0006】それでも何千個、何万個とプレス加工を繰
り返している間にスライドプレートの摺動面が摩耗して
くるため、一定期間毎に計測を行い手直し修正する必要
があった。また枠体は非常に大きく、かつ重量が大であ
るため手直し調整には非常に手間と労力を要していた。
もともとスライドプレートは切り上げ加工等の修正を行
っているので、手直しによる金型の上型と下型の型合わ
せは再現が困難であり、取り外し再組立のときには再手
直しが必要であった。
【0007】細長いエンドミルによる加工のこれらの欠
点を解消するために、最近では図14のようにプランジ
ング工具によるプランジング加工が行われるようになっ
た。しかしこのプランジング加工も、従来は特開平5−
92347号に見るように最終ワーク形状に対して仕上
代tをオフセットした二次加工輪郭線bを設け、この二
次加工輪郭線bから一次加工輪郭線dを算出する。そし
て別に二次加工輪郭線bから工具半径をオフセットした
中心形状線cを求める。次いで前記一次加工輪郭線dを
等分した各点から工具半径Rだけ離れた中心形状線c上
の各加工点C11,C12,C13……を求める。これ
らの各加工点にてワークに対しプランジング加工を行う
ものである。このように多くの演算をそれぞれの加工面
について行いそれぞれプログラムする必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】案内用加工面の加工方
法としてはプランジング加工が知られているが、各加工
面それぞれについて多くの演算を必要とし、各々の工具
軌跡をプログラムしなければならないという問題を有し
ていた。従来の技術で述べた案内面構造は単に案内用加
工面にスライドプレートを取り付けたものであり、加工
面自体の加工精度が悪く手直しをしなければならないと
いう問題があった。またスライドプレートも使用により
摩耗してくるので修正及び取り替えをしなければならな
いという問題があった。
【0009】本発明は従来の技術の持つこのような問題
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは金
型の案内用傾斜加工面のプランジング加工を容易にする
加工方法を提供する。金型の案内用加工面の加工精度を
向上させ、金型相手側との案内摺動面間のピッチ合わせ
を容易にする案内面構造を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスローテーパの加工方法は、X・Y・Z三軸
制御可能な工作機械の主軸に装着したプランジ工具を用
いて工具軸線に対し傾斜したスローテーパ面を加工する
方法であって、前記スローテーパ面に平行な面とスロー
テーパ面に直角でZ軸に平行な面との交差する線に沿っ
てプランジング工具を移動させるようになしたものであ
る。
【0011】また、X・Y・Z三軸制御可能な工作機械
の主軸に装着したプランジ工具を用いて工具軸線に対し
傾斜したスローテーパ面を加工する方法であって、ワー
ク上部にて加工面から工具オフセットされた加工ストロ
ークスタート点を始点として前記スローテーパ面に平行
な面とスローテーパ面に直角でZ軸に平行な面との交差
する線に沿ってプランジング工具を移動させることによ
り加工ストローク終端位置まで工具を切削加工(+Z軸
方向)させる第一行程と、ワーク下部の加工ストローク
終端位置で工具のピック移動進行方向に対し略直角とな
るよう工具を逃がし量ワークから逃がす(−Y軸方向)
第二行程と、加工ストローク終端位置から垂直にワーク
上部の加工ストロークスタート点の高さまで工具を上昇
させる(−Z軸方向)第三行程と、次の加工ストローク
スタート点から逃がし量離れた点まで工具をピック量移
動させる(+X軸方向)第四行程と、工具を次の加工ス
トロークスタート点までワークに近寄せる(+Y軸方
向)第五行程とから構成され、このサイクルを連続して
順次加工開始点から加工終了点まで(+X軸方向に)繰
り返すことにより加工面全体の工具軌跡を決めて加工を
実施するようになしたものである。
【0012】本発明の金型の案内機構は、立て壁形状の
鉛直な案内面をもつ金型本体または金型取付用枠体に前
記案内面用の傾斜面をプランジング加工により形成し、
この傾斜面と同一勾配の傾斜面を片面に有し他面を前記
案内面と同じ鉛直な面となしたウエアプレートを前記案
内用傾斜面に傾斜面同志を互いに逆方向に面接触させて
組合せ、更にウエアプレートを上下微動させる機構を設
け、前記案内面用傾斜面の下方に受け棚部分を形成し、
ウエアプレート下面との間に楔プレートを出入調整可能
に挿入し、ウエアプレートの上下調整移動によりウエア
プレートの背面鉛直面と相手金型の案内面との隙間を微
調整させ得るようになしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
もとづいて説明する。図示しないマシニングセンタの立
主軸の先端にプランジング工具2を装着し主軸を回転さ
せながら図1a,図1bのように主軸頭に水平(X軸)
方向と垂直(Z軸)方向の同時二軸制御を行わせながら
傾斜面(スローテーパ)1を加工するものである。プラ
ンジング工具2の各刃具は先端が緩い傾斜加工が可能な
ようにR形状またはシャープエッジのものを使用して、
刃具先端のみがワークと接触するようにする。
【0014】このときの工具軌跡の制御線図を図2にも
とづき説明する。NCプログラム認識回路3は入力され
た最初の加工開始点の位置データ(XA,YA,Z
A)、最初の加工ストローク端の位置データ(XA,Y
B,ZB)、全加工終了点の位置データ(XB,YB,
ZB)、ピック量データ(PPT)、ワークからの工具
の逃がし量データ(PGP)、工具径データ(PD)、
工具長データ(PL)主軸回転数(PS),主軸送り速
度(PF)、その他を読み取る。
【0015】加工面定義回路4ではNCプログラム認識
回路3から最初の加工開始点の位置データ,最初の加工
ストローク端の位置データ、全加工終了点の位置データ
を受けて加工傾斜面を決定する。ワーク長(A)演算回
路5では加工面定義回路4からX軸方向の位置データを
受けてX軸方向のワークの長さAを演算する。ピック回
数設定回路6ではNCプログラム認識回路3からピック
量データ(PPT)を受け、またワーク長(A)演算回
路5からワーク長寸法データAを受けて実際に実施する
ピック回数A÷PPTを演算する。
【0016】工具径・工具長データ記憶回路7ではNC
プログラム認識回路3から工具径と工具長のデータを受
けて保管している。工具オフセット演算回路8では加工
面定義回路4から加工傾斜面のデータを受け、また工具
径・工具長データ記憶回路7から工具データを受けて工
具のオフセット量(工具半径)を演算する。ピック時の
逃がし量演算回路9では加工面定義回路4から加工傾斜
面のデータを受け、また工具オフセット演算回路8から
オフセット量を受けて工具の逃がし量を演算する。
【0017】工具軌跡設定回路10ではNCプログラム
認識回路3から最初の加工開始点の位置データ、最初の
加工ストローク端の位置データ、全加工終了点の位置デ
ータを受け、工具オフセット演算回路8から工具のオフ
セット量データを受け、また逃がし量演算回路9から工
具の逃がし量データを受け、更にピック回数設定回路6
からピック回数のデータを受けて工具の半径分Y軸方向
にオフセットした第1加工ストローク開始点からの移動
のプログラムを設定する。
【0018】プログラム解釈回路11では工具軌跡設定
回路10からの出力を受けて一つの加工ストローク毎の
加工プログラムを解釈する。NCプログラム制御回路1
2ではプログラム解釈回路11からの出力を受けて一つ
の加工ストローク毎の加工プログラムを指令する。本機
指定回路13ではNCプログラム制御回路12の出力を
受けて機械に加工サイクルの実施を指令する。
【0019】プログラム指令は、工具の移動軌跡を求め
るプログラムを自動的に設定するために用いる入力情報
データとしては、工具のZ軸方向の切削送りアプローチ
位置データ(R1)、工具の最初の加工開始点の位置デ
ータ、最初の加工ストロークの下端終了位置データ、最
終加工ストロークの下端終了位置データ、工具の加工面
からの逃がし量データ〔PGP〕、工具の横方向への移
動ピック量データ〔PPT〕、主軸回転数データ〔P
S〕、工具のZ軸方向への切削送り速度データ〔P
F〕、工具長補正番号(値)のデータ〔PH〕、工具径
補正番号(値)のデータ〔PD〕、工具オフセット位置
が加工面に対して左右いずれに存在するかを示すデータ
〔PL1又はPL2〕である。以上の各データを用い自
動的に演算して工具軌跡のプログラミングを設定する。
【0020】説明に先立って工具の移動方向を示す座標
を定義する。工具をオフセットした第1切削開始位置を
説明上加工原点〔X1,Y1,Z1〕とし原点から見て
工具が下降する方向を+Z軸方向、上昇する方向を−Z
軸方向、工具がワークに近づく方向を+Y軸方向、離れ
る方向を+Y軸方向、工具が図で右方向にピック移動す
る方向を+X軸方向、逆を−X軸方向とする。なお機械
原点はX0,Y0,Z0を考える。
【0021】
【実施例】
その1.ワーク加工部上端の角部が鋭角スローテーパを
示す図3a,図3bにもとづいて工具軌跡を説明する。
工具は第1加工ストローク開始位置(イ)〔X1,Y
1,Z1〕からY軸(+方向),Z軸(+方向)の二軸
制御の合成移動で切削しつつ第1加工ストローク終了端
位置(ロ)〔X1,Y2,Z2〕に移動位置決めする。
次に工具が上昇に際しワークとの干渉を回避するための
ワークから離れるY軸−方向逃がし位置(ハ)〔X1,
Y3,Z2〕に移動する。次に工具が次の第2加工スト
ローク開始のためにX軸(+方向)に横移動するピック
量移動位置(ニ)〔X2,Y3,Z2〕に位置決めす
る。次に第2加工ストロークのために工具をZ軸(−方
向)に上昇して第1加工ストローク開始位置の高さ
(ホ)〔X2,Y3,Z1〕とする。次に工具が切削加
工のためワークに接近したY軸(+方向)第2ストロー
ク開始位置(ヘ)〔X2,Y1,Z1〕と移動する1サ
イクルを終了する。このように加工サイクルを順次第2
加工ストローク,第3加工ストロークと実行して工具を
X軸移動し最終加工ストローク完了後、工具が逃がし位
置〔Xn,Y2,Z2〕からZ軸(−方向)に上昇し、
工具上昇端位置に到達して加工サイクルは終了する。こ
のようにしてスローテーパの加工が行われるものであ
る。なお準備動作を含む加工サイクルをフローチャート
で示すと図15のようになる。
【0022】
【実施例】
その2.ワーク加工部下端の角部が鋭角のスローテーパ
を示す図4において工具軌跡を説明する。工具の第1加
工ストローク開始位置(ト)〔X1,Y1,Z1〕から
XZ平面内を工具を+Z軸方向と−Y軸方向とに合成移
動させて第1加工ストローク終了端位置(チ)〔X1,
Y2,Z2〕までプランジング加工の切削を行わせる。
次いで工具をワークから離れる−Y軸方向に逃がし位置
(リ)〔X1,Y3,Z2〕まで移動させる。次に工具
を+X軸方向にピック量だけ横位置(ヌ)〔X2,Y
3,Z2〕まで移動させる。次いで横位置(ヌ)から工
具を垂直に−Z軸方向上方へ工具の第1加工ストローク
開始位置の高さ位置(ル)〔X2,Y3,Z1〕まで上
昇させる。更に位置(ル)から第2加工ストローク開始
位置(ヲ)〔X2,Y1,Z1〕まで工具を+Y軸方向
でワークに近寄せる。これにより工具の1サイクルが完
了し、以後順次X軸方向(+方向)に工具を移動させて
スローテーパ面を加工するものである。
【0023】
【実施例】
その3.ワーク加工部上端の角部が鋭角のスローテーパ
を示す図5にもとづき工具軌跡を説明する。工具は第1
下向き加工ストローク開始位置(ワ)〔X1,Y1,Z
1〕からZ軸方向(+方向)の二軸制御の合成移動で下
降して第1下向き加工ストローク終了端位置(カ)〔X
1,Y2,Z2〕に移動する。次に第1下向き加工スト
ローク終了端位置(カ)よりX軸方向(+方向)に設定
したピック量(または設定ピック量の1/2)移動して
(ヨ)〔X1´,Y2,Z2〕に位置決めする。次にZ
軸(−方向)とY軸(−方向)の二軸制御の合成移動で
−Z軸方向に上昇第1上向き加工ストローク終了端位置
(タ)〔X1,Y1,Z1〕に位置決めする。次にX軸
方向(+方向)にピック量または設定ピック量の1/2
移動して第2下向き加工ストローク開始位置(レ)〔X
3,Y1,Z1〕に位置決めする加工サイクルを行う。
以後この加工サイクルを順次X軸方向に行う。この場合
は−Z軸方向の戻り上昇においても加工を行う往復切削
で切削条痕を細かくでき、加工面精度が一段と向上す
る。なお、ピック量を1/2とすることはピック量を小
さくした場合に相当する。
【0024】
【実施例】
その4.ワーク加工部下端の角部が鋭角のスローテーパ
を示す図6にもとづき工具軌跡を説明する。第1下向き
加工ストローク開始位置(ソ)〔X1,Y1,Z1〕か
らZ軸方向(+方向)とY軸方向(−方向)の二軸制御
の合成移動で下降して第1下向き下降ストローク終了端
位置(ツ)〔X1,Y2,Z2〕に移動する。この位置
(ツ)よりX軸方向(+方向)に設定したピック量(ま
たは設定ピック量の1/2)移動して(ネ)〔X2,Y
2,Z2〕に位置決めする。次にZ軸方向(−方向)と
Y軸方向(+方向)の二軸制御の合成移動で−Z軸方向
上昇第1上向き加工ストローク終了端位置(ナ)〔X
2,Y1,Z1〕に位置決めする。次にX軸方向(+方
向)に設定したピック量(または設定ピック量の1/
2)移動して第2下向き加工ストローク開始位置(ラ)
〔X3,Y1,Z1〕に位置決めする加工サイクルを行
う。以後この加工サイクルを順次X軸方向に行う。この
場合は往復切削によって切削条痕は細かくなる。
【0025】
【実施例】
その5.ワーク加工部上端の角部が鋭角のスローテーパ
を示す図7にもとづき工具軌跡を説明する。工具2は第
1加工ストローク開始位置(ヤ)〔X1,Y1,Z1〕
からZ軸制御で+Z軸方向に下降し第1加工ストローク
終了端位置(マ)〔X1,Y2,Z2〕に移動する。次
いでX軸方向の位置を変更せずに工具をYZ平面内で−
Z軸方向,−Y軸方向位置(ケ)〔X1,Y3,Z
1〕)まで上昇させる。この上昇は工具をワークからY
3とY1との差分−Y軸方向に後退させると同時に、工
具をZ2−Z1の量−Z軸方向に上昇させるよう同時二
軸制御を行わせるものである。このときX軸方向の位置
を変化させないため、工具はすでに第1加工ストローク
によって加工済のYZ平面をワークから−Y軸方向に離
れる方向に移動することになり、−Z軸方向への上昇時
に工具とワークの干渉が生じることがない。
【0026】その後XY平面内でピック量の+X軸方向
への移動と同時に、+Y軸方向での工具のワークへの近
寄り移動を同時二軸制御にて行わせて、工具を第2加工
ストローク開始位置(フ)〔X2,Y1,Z1〕にもた
らせる。このサイクルで工具移動X軸+方向に順次行う
ことによってスローテーパ加工を完了させるものであ
る。この方法では加工時以外に同時二軸制御を2回用い
るようになして、工具を第1加工ストローク開始位置
(ヤ)から(ヤ)→(マ)、(マ)→(ケ)、(ケ)→
(フ)と3方向移動させて第2加工ストローク開始位置
(フ)まで移動させるようになしたので加工に要する全
時間を大幅に短縮するものである。
【0027】
【実施例】
その6.ワーク加工部下端角部が鋭角のスローテーパを
示す図8にもとづき説明する。工具は第1加工ストロー
ク開始位置(コ)〔X1,Y1,Z1〕から+Z軸方向
ト−Y軸方向の二軸制御で下降して第1加工ストローク
終了端位置(エ)〔X1,Y2,Z2〕に達する。次い
でX軸方向Y軸方向の位置を変更させずに工具を−Z軸
方向に位置(テ)〔X1,Y1,Z1〕まで上昇させ
る。この上昇は工具をワークからY2とY1との差分後
退させたことになる。
【0028】従ってこの上昇に関しては制御が非常に簡
単になる。その後XY平面内でピック量の+X軸方向へ
の移動と同時に+Y軸方向での工具のワークへの近寄り
移動を同時二軸制御にして、工具を第2加工ストローク
開始位置(ア)〔X2,Y1,Z1〕に移動する。この
工具加工サイクルを順次X軸−方向に行うことによりス
ローテーパ加工を完了させるものである。この方法は工
具を第1加工ストローク開始位置(コ)から第2加工ス
トローク開始位置(ア)まで3方向移動で行わせるよう
になし、更に同時二軸制御の回数を少なくしたので、加
工に要する全時間を短縮することが出来るとともに制御
をし易くすることができるものである。
【0029】
【実施例】金型の断面図の図10、図10のA部である
案内部の断面拡大図の図11及び案内部の正面図の図1
2にもとづいてプランジング加工した案内面を説明す
る。21は金型の下型であり、22はこの下型に組み込
まれた案内機構である。23は金型の上型であり案内機
構22にガイドされて上下動し、プレス加工を行うもの
である。案内機構22は図10,図11に示すように下
型21の上面に端部をオーバハングさせた状態で固着さ
れたブラケット24を有している。ブラケット24の下
部には下型21に案内用の傾斜面25が前述したプラン
ジング加工により高精度に削成されている。この傾斜面
25と同じ勾配をもった傾斜面26を有し、二つの傾斜
面25,26を互いに逆方向に組み合わせて面接触さ
せ、背面27を鉛直面となしたウエアプレート28がテ
ーパ方向(上下方向)の長穴に遊装した固定ボルト33
によって下型21に取り付けられている。この背面27
が鉛直案内面として作用する。ブラケット24には二種
類のボルト29,31が装着されている。
【0030】一方のボルト29はブラケットに螺合して
いて、ボルト29の先端はウエアプレート28の上端面
に接触してウエアプレート28を押し下げるように作用
させて、ロックナット30によりボルト29の位置をブ
ラケット24に固定する。他方のボルト31はブラケッ
ト24の錐穴を貫通してウエアプレート28に螺合され
ている。ボルト31にはナット32が装着されていて、
ナット32を回すことによりウエアプレート28を上方
に引き上げるように作用させる。そしてこれら二種類の
ボルト29,31の作用によってウエアプレート28を
最適の位置にもたらせるものである。
【0031】ウエアプレート28は最適位置において固
定ボルト33により下型21の傾斜面25に固着され
る。下型21には受け棚部分34が傾斜面25の下方に
形成されていて、ウエアプレート28の下端面と受け棚
部分34との間に楔プレート35を出し入れ調整可能に
挿入して、プレス加工中に振動等によりウエアプレート
28が徐々に下降することを防止している。このように
傾斜面25,26を利用してウエアプレート28の上下
位置調整を行うことにより、金型の下型21における鉛
直案内面となるウエアプレート28の背面27の水平方
向位置を微調整させるものである。
【0032】尚、上記説明に当たりX軸,Y軸とその+
−を規定したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、X,Y,Z軸いずれの軸線にも平行でない傾斜面で
あっても、この傾斜面に平行かつZ軸に直角なピック移
動方向と,ピック移動方向と工具軸線に直角な方向であ
ればよい。また、第二行程から第四行程のうち少なくと
も二つの行程を同時に行う、あるいは第三行程から第五
行程のうち少なくとも二つの行程を同時に行う、第三行
程と第四行程との順序を逆とする、あるいはこれらと第
二行程または第五行程の順序を逆とするなど、各工程の
順序は任意に変更可能なものである。また、ピックに略
直角な逃げ方向の移動を省略し、ワーク下部よりワーク
上部の加工ストロークスタート点までの移動で上部向き
への加工を行うようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているので
次に記載する効果を奏する。金型部材等のスローテーパ
部分の加工においてプランジング加工を採用し、加工開
始位置,加工ストローク終了端位置,全加工終了位置に
て加工傾斜面を特定し、工具の逃がし量及びピック量,
工具径,工具長を入力することによって自動的にスロー
テーパ加工を行い得るようになしたので、1プログラム
で指令が可能となり、簡便になった。またピック量が常
に一定のため加工精度のよいスローテーパを得ることが
できるようになった。
【0034】また金型の案内面をプランジング加工のス
ローテーパとウエアプレートとを組合せてウエアプレー
トの背面を鉛直に保たせながら水平方向に微少位置調整
を可能としたので金型の上型と下型の位相型合わせが手
直し不要となり簡単に行うことが出来、高精度の案内面
を実現できた。またウエアプレートの下面に楔プレート
を介在させるようになしたのでプレス加工での振動によ
りウエアプレートがずり落ちることがなく、常にウエア
プレートの背面垂直面を所望の位置に保たせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プランジング工具による傾斜面の加工状態を示
す図で、aは上端角が鈍角、bは上端角が鋭角を示す図
である。
【図2】実施例の加工を実行させる制御ブロック線図で
ある。
【図3】工具軌跡の実施例その1を示す図で、aは工具
軌跡の図で、bはスローテーパの加工面状況を示す図で
ある。
【図4】工具軌跡の実施例その2の図である。
【図5】工具軌跡の実施例その3の図である。
【図6】工具軌跡の実施例その4の図である。
【図7】工具軌跡の実施例その5の図である。
【図8】工具軌跡の実施例その6の図である。
【図9】金型枠体の案内面を示す図である。
【図10】金型の上型と下型の組合せ状態図である。
【図11】案内機構の拡大断面図である。
【図12】案内機構の拡大正面図である。
【図13】従来の案内面の加工状態を示す図である。
【図14】垂直面のプランジング加工状態を示す図であ
る。
【図15】実施例その1の加工フローチャートを示す図
である。
【符号の説明】
1 傾斜面 2 プランジング工具 25 金型本体の傾斜面 26 ウエアプレートの傾斜面 28 ウエアプレート 29,31 ウエアプレートの位置調整ボルト 35 楔プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X・Y・Z三軸制御可能な工作機械の主
    軸に装着したプランジ工具を用いて工具軸線に対し傾斜
    したスローテーパ面を加工する方法であって、前記スロ
    ーテーパ面に平行な面とスローテーパ面に直角でZ軸に
    平行な面との交差する線に沿ってプランジング工具を移
    動させることにより加工を行うことを特徴とするスロー
    テーパ面の加工方法。
  2. 【請求項2】 X・Y・Z三軸制御可能な工作機械の主
    軸に装着したプランジ工具を用いて工具軸線に対し傾斜
    したスローテーパ面を加工する方法であって、ワーク上
    部にて加工面から工具オフセットされた加工ストローク
    スタート点を始点として前記スローテーパ面に平行な面
    とスローテーパ面に直角でZ軸に平行な面との交差する
    線に沿ってプランジング工具を移動させることにより加
    工ストローク終端位置まで工具を切削加工(+Z軸方
    向)させる第一行程と、ワーク下部の加工ストローク終
    端位置で工具のピック移動進行方向に対し略直角となる
    よう工具を逃がし量ワークから逃がす(−Y軸方向)第
    二行程と、加工ストローク終端位置から垂直にワーク上
    部の加工ストロークスタート点の高さまで工具を上昇さ
    せる(−Z軸方向)第三行程と、次の加工ストロークス
    タート点から逃がし量離れた点まで工具をピック量移動
    させる(+X軸方向)第四行程と、工具を次の加工スト
    ロークスタート点までワークに近寄せる(+Y軸方向)
    第五行程とから構成され、このサイクルを連続して順次
    加工開始点から加工終了点まで(+X軸方向に)繰り返
    すことにより加工面全体の工具軌跡を決めて加工を実施
    することを特徴とする請求項1記載のスローテーパ面の
    加工方法。
  3. 【請求項3】 立て壁形状の鉛直な案内面をもつ金型に
    おいて、金型本体または金型取付用枠体に前記案内面用
    の傾斜面をプランジング加工により形成し、この傾斜面
    と同一勾配の傾斜面を片面に有し他面を前記案内面と同
    じ鉛直な面となしたウエアプレートを前記案内用傾斜面
    に傾斜面同志を互いに逆方向に面接触させて組合せ、更
    にウエアプレートを上下微動させる機構を設け、前記案
    内面用傾斜面の下方に受け棚部分を形成し、ウエアプレ
    ート下面との間にクサビプレートを出入調整可能に挿入
    し、ウエアプレートの上下調整移動によりウエアプレー
    トの背面鉛直面と相手金型の案内面との隙間を微調整さ
    せ得るようになしたことを特徴とする金型の案内機構。
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