JPH0237440Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0237440Y2 JPH0237440Y2 JP9367483U JP9367483U JPH0237440Y2 JP H0237440 Y2 JPH0237440 Y2 JP H0237440Y2 JP 9367483 U JP9367483 U JP 9367483U JP 9367483 U JP9367483 U JP 9367483U JP H0237440 Y2 JPH0237440 Y2 JP H0237440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- bonded
- cotton
- base material
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 40
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 39
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 6
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 4
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009960 carding Methods 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 238000005108 dry cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、表生地又は裏生地等と接着して一体
化しうる接着中入綿に関するものであり、中入綿
本来の風合や厚み感を損うことなく一体化するこ
とができる接着中入綿を提供するものである。
化しうる接着中入綿に関するものであり、中入綿
本来の風合や厚み感を損うことなく一体化するこ
とができる接着中入綿を提供するものである。
従来、表生地又は裏生地等と中入綿とを一体化
する場合、ミシン縫いでキルテイングする方法
や、予じめ中入綿の片面に接着剤を全面に散布又
は塗布しておいたものを用いてプレス機等で熱圧
接着する方法が一般に行われている。しかし、前
者は一体化するのに縫製工程を必要とするため手
間がかかる欠点があり、後者は全面が熱圧接着さ
れるため風合や厚み感を損う欠点があつた。
する場合、ミシン縫いでキルテイングする方法
や、予じめ中入綿の片面に接着剤を全面に散布又
は塗布しておいたものを用いてプレス機等で熱圧
接着する方法が一般に行われている。しかし、前
者は一体化するのに縫製工程を必要とするため手
間がかかる欠点があり、後者は全面が熱圧接着さ
れるため風合や厚み感を損う欠点があつた。
そこで、接着剤を線状又は帯状に施し表生地等
と一体化することも提案されているが、接着剤が
連続して付与されているので、非接着部分と熱圧
接着された部分とでは手触りに違和感が残る欠点
があり、十分な効果が得られていなかつた。
と一体化することも提案されているが、接着剤が
連続して付与されているので、非接着部分と熱圧
接着された部分とでは手触りに違和感が残る欠点
があり、十分な効果が得られていなかつた。
本考案者はこれらの点に鑑み種々検討した結
果、小さな接着部の集合した接着部群を不連続に
形成することにより、熱圧接着しても中入綿本来
の風合や厚み感を損うこともなく、手触りに殆ん
ど違和感のない接着中入綿を得ることに成功した
ものである。
果、小さな接着部の集合した接着部群を不連続に
形成することにより、熱圧接着しても中入綿本来
の風合や厚み感を損うこともなく、手触りに殆ん
ど違和感のない接着中入綿を得ることに成功した
ものである。
本考案は、見掛密度0.1g/cm3以下の中入綿基
材1の少なくとも片面に、点状接着部2の集合に
より形成された接着部群3が不連続に該基材面の
0.2〜25%を占有すると共に、該接着部群3相互
の間隔は2〜20cmであることを特徴とする接着中
入綿である。
材1の少なくとも片面に、点状接着部2の集合に
より形成された接着部群3が不連続に該基材面の
0.2〜25%を占有すると共に、該接着部群3相互
の間隔は2〜20cmであることを特徴とする接着中
入綿である。
第1図は本考案の接着中入綿の一実施例を示す
平面図で、第2図は第1図のA−A′面における
断面図である。
平面図で、第2図は第1図のA−A′面における
断面図である。
本考案における中入綿基材1は合成繊維、再生
繊維、天然繊維等を単独又は混綿して、公知のエ
アレイ法、カード法等によつてウエブをつくり、
必要に応じてニードリング等によりウエブの繊維
間を絡み合わせた後、合成ゴム、合成樹脂等の溶
液又はエマルジヨン等の結合剤をスプレー等で付
与し、熱処理により一体化して得られる結合剤接
着法によるものが一般的であるが、このような方
法に限定されるものではなく、繊維接着法による
もの、絡合法によるもの等、いわゆる中入綿とし
て用いられる形態をしたものであればよい。
繊維、天然繊維等を単独又は混綿して、公知のエ
アレイ法、カード法等によつてウエブをつくり、
必要に応じてニードリング等によりウエブの繊維
間を絡み合わせた後、合成ゴム、合成樹脂等の溶
液又はエマルジヨン等の結合剤をスプレー等で付
与し、熱処理により一体化して得られる結合剤接
着法によるものが一般的であるが、このような方
法に限定されるものではなく、繊維接着法による
もの、絡合法によるもの等、いわゆる中入綿とし
て用いられる形態をしたものであればよい。
この中入綿基材は目付が30g/m2以上、好まし
くは50g/m2以上のもので、厚さも特に限定され
ないが3〜30mmであればより好ましい。従つて、
本考案に用いる中入綿基材の見掛密度としては
0.1g/cm3以下、好ましくは0.003〜0.050g/cm3で
あればよい。特に本考案の効果は見掛密度の小さ
い程より顕著である。
くは50g/m2以上のもので、厚さも特に限定され
ないが3〜30mmであればより好ましい。従つて、
本考案に用いる中入綿基材の見掛密度としては
0.1g/cm3以下、好ましくは0.003〜0.050g/cm3で
あればよい。特に本考案の効果は見掛密度の小さ
い程より顕著である。
本考案において点状接着部2を形成する接着剤
は、ポリエチレン系、ポリアミド系、ポリ塩化ビ
ニル系、ポリエステル系、ポリウレタン系等の合
成樹脂およびこれらの共重合体、誘導体等からな
るものが用いられる。
は、ポリエチレン系、ポリアミド系、ポリ塩化ビ
ニル系、ポリエステル系、ポリウレタン系等の合
成樹脂およびこれらの共重合体、誘導体等からな
るものが用いられる。
この接着剤による点状接着部2の接着部群に占
める割合は3〜40%、好ましくは10〜25%であ
る。3%未満では接着効果が十分に得られない
し、40%を越えると、風合や手触りに違和感が残
るので好ましくない。
める割合は3〜40%、好ましくは10〜25%であ
る。3%未満では接着効果が十分に得られない
し、40%を越えると、風合や手触りに違和感が残
るので好ましくない。
本考案の接着部群3の個々の大きさは0.1〜3
cm2が好ましく、0.1cm2未満であれば表生地等との
十分な接着力を得ることが難しく、3cm2を超える
と接着部分の手触りが悪くなるので好ましくな
い。また、接着群の形状は略、三角形、四角形、
五角形等の多角形状又は矩形等いずれであつても
よいが、手触りの点からは略円形が最も好まし
い。そして、基材1の少くとも片面、必要に応じ
て両面に接着部群3が形成されるが、この接着部
群3が基材の片面に占める面積は0.2〜25%でな
ければならない。0.2%未満であれば表生地等と
の十分な接着力が得られず、25%を越えると表生
地等を一体化したとき、風合や厚み感を損うこと
になり好ましくない。従つて、本考案では接着部
群3の占有する面積は0.2〜25%であつて、1〜
10%であれば手触りも極めて優れたものとなるの
でより好ましい。しかも、本考案における接着部
群相互の間隔を2〜20cmとすることにより、本考
案の特徴である熱圧接着しても中入綿本来の風合
や厚み感を損うこともなく、手触りに殆んど違和
感のない接着中入綿を得ることができるのであ
る。なお、この接着部群3相互の間隔は最短の距
離で測定すればよく、この間隔が2cm未満であれ
ば、接着群の大きさが最小の場合であつても手触
りに違和感が生ずるので好ましくないし、20cmを
越えると間隔が広すぎて中入綿と表生地等との接
着効果が十分得られないため中入綿と表生地とが
浮くようになり、一体化した状態が得られず好ま
しくないのである。従つて、その間隔は2〜20
cm、より好ましくは4〜10cmであればよい。
cm2が好ましく、0.1cm2未満であれば表生地等との
十分な接着力を得ることが難しく、3cm2を超える
と接着部分の手触りが悪くなるので好ましくな
い。また、接着群の形状は略、三角形、四角形、
五角形等の多角形状又は矩形等いずれであつても
よいが、手触りの点からは略円形が最も好まし
い。そして、基材1の少くとも片面、必要に応じ
て両面に接着部群3が形成されるが、この接着部
群3が基材の片面に占める面積は0.2〜25%でな
ければならない。0.2%未満であれば表生地等と
の十分な接着力が得られず、25%を越えると表生
地等を一体化したとき、風合や厚み感を損うこと
になり好ましくない。従つて、本考案では接着部
群3の占有する面積は0.2〜25%であつて、1〜
10%であれば手触りも極めて優れたものとなるの
でより好ましい。しかも、本考案における接着部
群相互の間隔を2〜20cmとすることにより、本考
案の特徴である熱圧接着しても中入綿本来の風合
や厚み感を損うこともなく、手触りに殆んど違和
感のない接着中入綿を得ることができるのであ
る。なお、この接着部群3相互の間隔は最短の距
離で測定すればよく、この間隔が2cm未満であれ
ば、接着群の大きさが最小の場合であつても手触
りに違和感が生ずるので好ましくないし、20cmを
越えると間隔が広すぎて中入綿と表生地等との接
着効果が十分得られないため中入綿と表生地とが
浮くようになり、一体化した状態が得られず好ま
しくないのである。従つて、その間隔は2〜20
cm、より好ましくは4〜10cmであればよい。
次に、本考案の実施例をあげるがこれに限定さ
れるものではない。
れるものではない。
実施例
ポリエステル繊維100%からなる60g/m2のカ
ーデイングウエブにアクリル系のエマルジヨン結
合剤をスプレーして10g/m2(固形分換算)付着
させ、150℃で加熱して接着した厚み5mmで見掛
密度0.014g/cm3の基材1を用いた。この基材の
片面に、ポリアミド系樹脂接着剤をロータリース
クリーンによつて点状に塗布した。この点状接着
部2の大きさが直径1mmの円形であつて、かつ、
この接着部2が更に24個、不連続に集合した略直
径1cmの円形の接着部群3を形成し、この接着部
群4相互の位置関係は、隣りあういずれの接着部
群とも約5cmの間隔を有していた。1つの接着部
群に占める接着部は17%であり、基布における接
着部群3の占有する面積は2.5%で、塗布された
樹脂の量は0.5g/m2であつた。
ーデイングウエブにアクリル系のエマルジヨン結
合剤をスプレーして10g/m2(固形分換算)付着
させ、150℃で加熱して接着した厚み5mmで見掛
密度0.014g/cm3の基材1を用いた。この基材の
片面に、ポリアミド系樹脂接着剤をロータリース
クリーンによつて点状に塗布した。この点状接着
部2の大きさが直径1mmの円形であつて、かつ、
この接着部2が更に24個、不連続に集合した略直
径1cmの円形の接着部群3を形成し、この接着部
群4相互の位置関係は、隣りあういずれの接着部
群とも約5cmの間隔を有していた。1つの接着部
群に占める接着部は17%であり、基布における接
着部群3の占有する面積は2.5%で、塗布された
樹脂の量は0.5g/m2であつた。
こうして得られた接着中入綿をローラー型プレ
ス機で木綿100%のトリコツト生地に接着したが、
基材の風合や厚み感を損うことなく、手触りも全
く違和感のないものであつた。しかも、水洗濯や
ドライクリーニングによつてもはがれることな
く、生地との一体化も優れたものであつた。
ス機で木綿100%のトリコツト生地に接着したが、
基材の風合や厚み感を損うことなく、手触りも全
く違和感のないものであつた。しかも、水洗濯や
ドライクリーニングによつてもはがれることな
く、生地との一体化も優れたものであつた。
以上のように本考案の接着中入綿は表生地等と
一体化しても、中入綿本来の風合や手触り等の性
質を全く損わない極めて優れたものであつた。
一体化しても、中入綿本来の風合や手触り等の性
質を全く損わない極めて優れたものであつた。
第1図は本考案の一実施例を示す接着中入綿の
平面図で、第2図は第1図のA−A′面における
拡大断面図である。 1……繊維質基材、2……接着部、3……接着
部群。
平面図で、第2図は第1図のA−A′面における
拡大断面図である。 1……繊維質基材、2……接着部、3……接着
部群。
Claims (1)
- 見掛密度0.1g/cm3以下の中入綿基材の少なく
とも片面に、点状接着部の集合により形成された
接着部群が不連続に該基材面の0.2〜25%を占有
すると共に該接着部群相互の間隔は2〜20cmであ
ることを特徴とする接着中入綿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9367483U JPS601399U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 接着中入綿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9367483U JPS601399U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 接着中入綿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS601399U JPS601399U (ja) | 1985-01-08 |
JPH0237440Y2 true JPH0237440Y2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=30224637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9367483U Granted JPS601399U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 接着中入綿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601399U (ja) |
-
1983
- 1983-06-17 JP JP9367483U patent/JPS601399U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS601399U (ja) | 1985-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4425126A (en) | Fibrous material and method of making the same using thermoplastic synthetic wood pulp fibers | |
JPH0515377B2 (ja) | ||
JPH02210006A (ja) | 芯地 | |
US4917943A (en) | Fiber containing aggregate and process for its preparation | |
JP2002115162A (ja) | カーディング処理及びエアレイ処理された複合不織布の製造方法 | |
JPH0237440Y2 (ja) | ||
JPH0451602Y2 (ja) | ||
CN214564848U (zh) | 一种带有吸音棉的汽车主地毯 | |
JP2534240Y2 (ja) | ブラジャーカップ用基材 | |
JPH037434Y2 (ja) | ||
JPH02112458A (ja) | 不織積層体の製造方法 | |
JPS643454Y2 (ja) | ||
JPS6321530Y2 (ja) | ||
JPS6116121Y2 (ja) | ||
JP2589054Y2 (ja) | ブラジャーカップ用基材 | |
JPH0740486Y2 (ja) | 防塵作業服 | |
JPS5940505Y2 (ja) | 畳床 | |
JP2510434Y2 (ja) | スポンジたわし | |
JPS62263B2 (ja) | ||
JPS58109604A (ja) | 衣料用芯地 | |
JPH0133608Y2 (ja) | ||
JP2589816Y2 (ja) | 防水シーツ | |
GB2035892A (en) | Interlining fabric | |
JPS6323143Y2 (ja) | ||
JPS6234841B2 (ja) |