JP2510434Y2 - スポンジたわし - Google Patents
スポンジたわしInfo
- Publication number
- JP2510434Y2 JP2510434Y2 JP1987109535U JP10953587U JP2510434Y2 JP 2510434 Y2 JP2510434 Y2 JP 2510434Y2 JP 1987109535 U JP1987109535 U JP 1987109535U JP 10953587 U JP10953587 U JP 10953587U JP 2510434 Y2 JP2510434 Y2 JP 2510434Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sponge
- flat wire
- metal flat
- pile
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、台所等で食器や鍋類等を洗ったり磨くのに
使用されるスポンジたわしに関する。
使用されるスポンジたわしに関する。
(従来の技術及び問題点) スポンジたわしにおいて、ビニール等のフイルムテー
プにアルミ等の金属蒸着を施したものを繊維糸と一緒に
織成してたわし生地となし、このたわし生地をスポンジ
体に貼着したものは従来から一般に知られているが、フ
イルムテープに繊維糸を添えて一緒に織成するために、
弱い方のフイルムテープが織成中に切れ易いという問題
があり、又でき上ったものは表裏両面にフイルムテープ
の織り目が露出するために繊維糸の柔らかさが殆んど殺
されてしまうという問題がある。又金属の平線からなる
たわし生地は、スポンジ体の表面になじみ難い為に接着
剤で貼着しても直ぐに剥離するといった問題点を有して
いた。
プにアルミ等の金属蒸着を施したものを繊維糸と一緒に
織成してたわし生地となし、このたわし生地をスポンジ
体に貼着したものは従来から一般に知られているが、フ
イルムテープに繊維糸を添えて一緒に織成するために、
弱い方のフイルムテープが織成中に切れ易いという問題
があり、又でき上ったものは表裏両面にフイルムテープ
の織り目が露出するために繊維糸の柔らかさが殆んど殺
されてしまうという問題がある。又金属の平線からなる
たわし生地は、スポンジ体の表面になじみ難い為に接着
剤で貼着しても直ぐに剥離するといった問題点を有して
いた。
(技術的課題) 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、繊
維の柔らかさを保ちながらスポンジたわしとしての研磨
力を高めるとともに、金属平線を織込んだたわし生地で
あってもスポンジ体に接着剤で強力且つ確実に貼着する
ことを可能にしたスポンジたわしを簡単安価に提供しよ
うとするものである。
みてなされたものであり、その目的とするところは、繊
維の柔らかさを保ちながらスポンジたわしとしての研磨
力を高めるとともに、金属平線を織込んだたわし生地で
あってもスポンジ体に接着剤で強力且つ確実に貼着する
ことを可能にしたスポンジたわしを簡単安価に提供しよ
うとするものである。
(問題を解決するための技術的手段) 上記の技術的課題を解決するために本考案におけるス
ポンジたわしは、スポンジたわしにおいて、繊維糸1を
織成又は編成してなる繊維地10に、その表目を跨いで裏
目をくぐるように織り込んで表面側にのみ金属平線2の
パイル2′が露出するように金属平線2を織込んで形成
したたわし生地20を、スポンジ体30の表面に貼着又はシ
ート地40を介して貼着してなるものである。
ポンジたわしは、スポンジたわしにおいて、繊維糸1を
織成又は編成してなる繊維地10に、その表目を跨いで裏
目をくぐるように織り込んで表面側にのみ金属平線2の
パイル2′が露出するように金属平線2を織込んで形成
したたわし生地20を、スポンジ体30の表面に貼着又はシ
ート地40を介して貼着してなるものである。
(実施例) 本考案の好ましい実施例を次に示す。
たわし生地20は、第3図に示すように繊維糸1により
メリヤス編のような編組織の繊維地10となし、これに金
属平線2を織り込んで繊維地10の表面にパイル2′が露
出するようになす。パイル2′は適宜の大きさにできる
が余まり大きくない方がよい。図示例のように半パイ
ル、又は緩編目程度がよい。研磨力を高める場合は、パ
イル2′を長くしてループとなす。又繊維糸1を経緯に
用いて平織物のたわし生地となし、これに金属平線2を
織り込んでたわし生地の表面にパイル2′が露出するよ
うになすこともできる。金属平線2はアルミ等の金属自
体の平線又は第4図に示すような合成樹脂のフイルムテ
ープ2aに金属蒸着、箔等の金属膜2bを形成したものが用
いられる。
メリヤス編のような編組織の繊維地10となし、これに金
属平線2を織り込んで繊維地10の表面にパイル2′が露
出するようになす。パイル2′は適宜の大きさにできる
が余まり大きくない方がよい。図示例のように半パイ
ル、又は緩編目程度がよい。研磨力を高める場合は、パ
イル2′を長くしてループとなす。又繊維糸1を経緯に
用いて平織物のたわし生地となし、これに金属平線2を
織り込んでたわし生地の表面にパイル2′が露出するよ
うになすこともできる。金属平線2はアルミ等の金属自
体の平線又は第4図に示すような合成樹脂のフイルムテ
ープ2aに金属蒸着、箔等の金属膜2bを形成したものが用
いられる。
このような金属平線2を第3図のメリヤス編の繊維地
10の場合はウエールの表目を金属平線2が跨ぐようにし
てパイル2′をつくり、裏目となるコースをくぐるよう
に織り込むことにより構成する。このようにすると、繊
維地10の表側は金属平線2のパイル2′が密に形成され
るが、生地10の裏側は繊維糸1の織目又は編目のみの集
合となり、金属平線2は殆んど表われない。従ってこの
ようなたわし生地20をスポンジ体30の表面に接着剤にて
貼着させると強力且つ確実に接着する。たわし生地20と
スポンジ体30の間に不織布又はフエルト等のシート地40
を介装させると三重層のものが得られる。
10の場合はウエールの表目を金属平線2が跨ぐようにし
てパイル2′をつくり、裏目となるコースをくぐるよう
に織り込むことにより構成する。このようにすると、繊
維地10の表側は金属平線2のパイル2′が密に形成され
るが、生地10の裏側は繊維糸1の織目又は編目のみの集
合となり、金属平線2は殆んど表われない。従ってこの
ようなたわし生地20をスポンジ体30の表面に接着剤にて
貼着させると強力且つ確実に接着する。たわし生地20と
スポンジ体30の間に不織布又はフエルト等のシート地40
を介装させると三重層のものが得られる。
(作用) スポンジたわしの表面は金属平線2のパイル2′が密
集しており、それをたわし面として使用る。このように
すると、金属平線2の屈曲したパイル2′によって研磨
力が有効に作用する。又繊維糸1の柔らかさが保持され
ており、従って金属のかたさの中にスポンジと繊維糸の
柔らかさが加味されたものとなる。
集しており、それをたわし面として使用る。このように
すると、金属平線2の屈曲したパイル2′によって研磨
力が有効に作用する。又繊維糸1の柔らかさが保持され
ており、従って金属のかたさの中にスポンジと繊維糸の
柔らかさが加味されたものとなる。
(考案の効果) スポンジたわしの表面は金属平線2のパイル2′が密
集しており、それをたわし面として使用することになる
ため金属平線2の屈曲したパイル2′によって研磨力が
有効に作用する。又繊維糸1の柔らかさが保持されてお
り、従って金属のかたさの中にスポンジと繊維糸の柔ら
かさが加味されたものとなる。
集しており、それをたわし面として使用することになる
ため金属平線2の屈曲したパイル2′によって研磨力が
有効に作用する。又繊維糸1の柔らかさが保持されてお
り、従って金属のかたさの中にスポンジと繊維糸の柔ら
かさが加味されたものとなる。
また、たわし生地20の裏側は金属平線は殆んど現われ
ないので、繊維糸の裏目が密集しており、従ってスポン
ジ体30への接着が容易且つ確実となる。
ないので、繊維糸の裏目が密集しており、従ってスポン
ジ体30への接着が容易且つ確実となる。
金属平線2の繊維地10への織り込みは繊維糸1の織成
又は編成とは別であり、従って製作加工が容易となり、
加工機械も通常一般のものが用いられる為コストの低減
を図ることができる。さらにたわし生地20の裏側は殆ん
どが繊維糸の密集であり、金属平線が露出しない為スポ
ンジ面に対する接着力が強力且つ確実となり、使用によ
り剥離せず、而もソフト感があり、軟硬両面の使用が効
果的に行える。
又は編成とは別であり、従って製作加工が容易となり、
加工機械も通常一般のものが用いられる為コストの低減
を図ることができる。さらにたわし生地20の裏側は殆ん
どが繊維糸の密集であり、金属平線が露出しない為スポ
ンジ面に対する接着力が強力且つ確実となり、使用によ
り剥離せず、而もソフト感があり、軟硬両面の使用が効
果的に行える。
第1図は本考案スポンジたわしの斜視図、第2図は同一
部断面図、第3図は要部の拡大組織図であり、第4図は
繊維糸と金属平線の一部拡大斜視図である。 1……繊維糸、2……金属平線 2′……パイル、10……繊維地 20……たわし生地、30……スポンジ体 40……シート地
部断面図、第3図は要部の拡大組織図であり、第4図は
繊維糸と金属平線の一部拡大斜視図である。 1……繊維糸、2……金属平線 2′……パイル、10……繊維地 20……たわし生地、30……スポンジ体 40……シート地
Claims (1)
- 【請求項1】スポンジたわしにおいて、繊維糸1を織成
又は編成してなる繊維地10に、その表目を跨いで裏目を
くぐるように織り込んで表面側にのみ金属平線2のパイ
ル2′が露出するように金属平線2を織込んで形成した
たわし生地20を、スポンジ体30の表面に貼着又はシート
地40を介して貼着してなることを特徴とするスポンジた
わし。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987109535U JP2510434Y2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | スポンジたわし |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987109535U JP2510434Y2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | スポンジたわし |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6414357U JPS6414357U (ja) | 1989-01-25 |
JP2510434Y2 true JP2510434Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31345869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987109535U Expired - Lifetime JP2510434Y2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | スポンジたわし |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510434Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS553970Y2 (ja) * | 1976-12-03 | 1980-01-30 | ||
JPS59117468U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-08 | 西田 起夫 | ふきん |
-
1987
- 1987-07-15 JP JP1987109535U patent/JP2510434Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6414357U (ja) | 1989-01-25 |
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