JPS609212Y2 - 接着芯地 - Google Patents

接着芯地

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JPS609212Y2
JPS609212Y2 JP1977143108U JP14310877U JPS609212Y2 JP S609212 Y2 JPS609212 Y2 JP S609212Y2 JP 1977143108 U JP1977143108 U JP 1977143108U JP 14310877 U JP14310877 U JP 14310877U JP S609212 Y2 JPS609212 Y2 JP S609212Y2
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JP
Japan
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interlining
adhesive
thick
raised
adhesive interlining
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宏一 清水
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Description

【考案の詳細な説明】 芯地の表面に接着剤を塗布し、又は散布しておき、加熱
したアイロン等により簡単にこれを被接着物に貼りつけ
るようにした芯地はよく知られている。
しかし、芯地も種々の用途に適合させるため、その構造
、風合も違ってくる。
例えば、和服の帯芯、紳士服の整形用各種芯等は部厚く
保形性に重点を置いた構造のものが用いられ、Yシャツ
やブラウスの複芯などは、薄くて腰と張りがあり且つ通
気性のあるものがよく、前者には二重布やフェルトを主
体として様々な構造のものがあり、後者は一重のものが
主である。
また、これらのものは、使い勝手の便から接着剤を表面
に塗布しておき、表地と熱接着させるようにするのが最
近の傾向である。
従来、太糸を用いて織編成した芯地は、腰が強く、薄手
の割に張りがあるため、Yシャツ芯地、筒芯等に好適な
ものとされているが、目が粗く(第1図)、接着剤5を
つけても、接着剤は布を構成する糸の起伏の頂上部のみ
にしか耐着しない場合が多く(第1図)仮りに接着剤を
布面によく塗布しても、該芯地を接着させるべき表布地
との接触部分が、芯地全面積に比べてその割合は極端に
少ないため、接着効果を充分あげることができず、この
欠点を補うため接着剤を多量に用いると、それが製品の
表面に滲み出して、不良品となるので、接着芯地として
実用することができなかった。
本考案は、太糸芯地例えば、たて糸1幡手〜1幡手(綿
糸番手)で、打込み本数は25本/25.4CF71程
度、よこ糸5番手前後で打込み本数が23本程度に織成
されたものを普通芯地と同様に、表布地に完全に接着さ
せるようにしたもので、もちろん太糸芯地としての特性
、風合はそのま)活かされていることは言うまでもない
本考案の実施の一例を述べると、第2図に於て太糸1′
例えば、たて糸20’S、よこ糸16’S/3を用い、
密度はたて糸が25本/25.4cmよこ糸が23本/
25.4cmの芯地2を一旦起毛し、次にこの起毛した
毛羽3を水平に倒して第4図4のようにすだれにするが
、毛羽3は図示のように短いものでよく、またさほど密
にする必要もない。
毛羽を倒すについては、熱可塑性繊維による芯地であれ
ば、加熱したカレンンダーローラにかけるとか、又は、
アイロンかけや熱板プレス等によって目的を達すること
ができる。
事前処理として、櫛でコーミングする工程を加えること
も好結果を招く。
天然繊維の場合は、湿気を与えてプレスするか、又は加
熱プレスすればよい。
かくすることにより第3図に示すように伏せた毛羽4の
状態が得られる。
該伏せ毛羽は、短かく且つさほど密でもないので、すだ
れ状といったものである。
この伏せ毛羽4の上に接着剤5を噴霧、塗布するか、又
は散布して、接着芯地とするものである。
これを表布地6に接着するには従来の接着芯地同様アイ
ロン等で加熱プレスすることにより簡単に接着すること
ができる。
この場合伏せ毛羽4が糸1と共に表布地に接着するから
、その接着効果がすこぶる増大し、実用性を大いに向上
するものである。
上述のように本考案芯地は、従来困難とされた太糸使い
の芯地の接着効果を著しく向上した実用性の高い接着芯
地である。
【図面の簡単な説明】
第1図は太糸使い芯地に接着剤を塗布した状態を示す。 第2図は太糸使い芯地を起毛した状態、第3図は第2図
の起毛4羽を水平に倒した状態を示す説明図である。 第4図は毛羽を伏せた状態を示す説明図である。 符号、1太糸、2太糸使い芯地、3起毛、4伏せ毛羽、
5接着剤、6表布地。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 任意の19〜5番手の太糸をもって粗目に織編成さ
    れ且つ起毛され、さらに該起毛毛羽が適宜手段により水
    平に倒伏された伏せ毛4を有する布上面に接着剤の噴霧
    又は散布により該伏せ毛玉に薄い接着剤層が形成されて
    成ることを特徴とする接着芯地。 2 布地を構成する太糸が熱可塑性合成繊維単独か、そ
    れを含むものである実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の接着芯地。
JP1977143108U 1977-10-24 1977-10-24 接着芯地 Expired JPS609212Y2 (ja)

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JPS5469973U JPS5469973U (ja) 1979-05-18
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