JPH0443193Y2 - - Google Patents
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- JPH0443193Y2 JPH0443193Y2 JP1986199377U JP19937786U JPH0443193Y2 JP H0443193 Y2 JPH0443193 Y2 JP H0443193Y2 JP 1986199377 U JP1986199377 U JP 1986199377U JP 19937786 U JP19937786 U JP 19937786U JP H0443193 Y2 JPH0443193 Y2 JP H0443193Y2
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- coated fiber
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- Expired
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Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、台所等で食器や鍋類等を洗つたり磨
くのに使用されるメタルたわしに関する。
くのに使用されるメタルたわしに関する。
(従来の技術及び問題点)
アルミや真ちゆう等の細い金属線をコイル状に
したものを絡めて金属たわしとしたものは汚れの
ひどい食器等を洗う場合には研磨力が強いので有
効であるが、繊維のような柔らかさに欠けるため
に用途が限られるという問題がある。またビニー
ル等合成樹脂のフイルムテープに金属蒸着を施
し、それを織成又は編成してたわしとしたものは
適度の硬さと柔らかさがミツクスして好適なもの
であるが、母体となるフイルムテープが強度的に
弱い為に耐久性に欠けると共に、織成又は編成に
手間が掛り、又強度が少ない為に加工が難しく、
コスト高になるという問題がある。
したものを絡めて金属たわしとしたものは汚れの
ひどい食器等を洗う場合には研磨力が強いので有
効であるが、繊維のような柔らかさに欠けるため
に用途が限られるという問題がある。またビニー
ル等合成樹脂のフイルムテープに金属蒸着を施
し、それを織成又は編成してたわしとしたものは
適度の硬さと柔らかさがミツクスして好適なもの
であるが、母体となるフイルムテープが強度的に
弱い為に耐久性に欠けると共に、織成又は編成に
手間が掛り、又強度が少ない為に加工が難しく、
コスト高になるという問題がある。
(技術的課題)
本考案は、従来の技術の有するこのような問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、繊維の柔らかさを保ちながらたわしとし
ての研磨力を高め、製作加工を容易に行えるよう
にすると共に、用途目的に応じた多種のメタルた
わしを提供することを技術的課題とする。
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、繊維の柔らかさを保ちながらたわしとし
ての研磨力を高め、製作加工を容易に行えるよう
にすると共に、用途目的に応じた多種のメタルた
わしを提供することを技術的課題とする。
(問題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案におけるメ
タルたわしは、繊維を芯体にしてその表面に金属
膜をコーテイングしたコーテイング繊維条と、金
属膜をコーテイングしないはだかの繊維のみから
なる非コーテイング繊維条とを混合して絡め、フ
エルト又は不織布状のたわし体としてなるもので
ある。
タルたわしは、繊維を芯体にしてその表面に金属
膜をコーテイングしたコーテイング繊維条と、金
属膜をコーテイングしないはだかの繊維のみから
なる非コーテイング繊維条とを混合して絡め、フ
エルト又は不織布状のたわし体としてなるもので
ある。
そして上記メタルたわしは、コーテイング繊維
条と非コーテイング繊維条とからなる前記たわし
体を、一定厚さのシート状に形成してシート状の
たわし体10をスポンジ成形体の表面に接着する
ことが好ましい。
条と非コーテイング繊維条とからなる前記たわし
体を、一定厚さのシート状に形成してシート状の
たわし体10をスポンジ成形体の表面に接着する
ことが好ましい。
(実施例)
本考案の好ましい実施例を次に示す。
第2図に示すように、たわし体10は金属膜を
コーテイングしたコーテイング繊維条1と金属膜
をコーテイングしない非コーテイング繊維条2と
を混合して密に絡め、それをフエルト又は不織布
状となしたものである。第1図はそのフエルト又
は不織布状とされたものを所定厚さの板状にして
截断したもので、形状は長方形、又は平円板形等
適宜に形成できる。コーテイング繊維条1は、繊
維の芯体1aとその表面に薄い金属膜1bをコー
テイングしたものである。金属膜1bのコーテイ
ング量は適宜に加減する。この金属膜1bは銅、
ニツケルが主であり、特に銅の場合は殺菌及び抗
菌力があり、たわし自体を衛生的に保持できる。
銅、ニツケル以外にはアルミその他適宜の金属が
用いられる。
コーテイングしたコーテイング繊維条1と金属膜
をコーテイングしない非コーテイング繊維条2と
を混合して密に絡め、それをフエルト又は不織布
状となしたものである。第1図はそのフエルト又
は不織布状とされたものを所定厚さの板状にして
截断したもので、形状は長方形、又は平円板形等
適宜に形成できる。コーテイング繊維条1は、繊
維の芯体1aとその表面に薄い金属膜1bをコー
テイングしたものである。金属膜1bのコーテイ
ング量は適宜に加減する。この金属膜1bは銅、
ニツケルが主であり、特に銅の場合は殺菌及び抗
菌力があり、たわし自体を衛生的に保持できる。
銅、ニツケル以外にはアルミその他適宜の金属が
用いられる。
繊維の芯体1aは化学繊維、又は天然繊維を用
いる。化学繊維の場合はポリエステル、レーヨ
ン、ナイロン等が用いられる。これらの繊維を芯
体1aにしてその表面に第4〜5図に示すように
金属コーテイングが施される。金属膜はきわめて
薄い、例えば0.1〜0.5ミクロンといつたものであ
るが、この範囲に限定されるものではない。
いる。化学繊維の場合はポリエステル、レーヨ
ン、ナイロン等が用いられる。これらの繊維を芯
体1aにしてその表面に第4〜5図に示すように
金属コーテイングが施される。金属膜はきわめて
薄い、例えば0.1〜0.5ミクロンといつたものであ
るが、この範囲に限定されるものではない。
金属コーテイングをしない非コーテイング繊維
条2は第6〜7図に示すように天然又は合成繊維
であり、前記コーテイング繊維1の芯体1aと同
じものが使用される。又、勿論別の繊維を用いて
も差仕えない。
条2は第6〜7図に示すように天然又は合成繊維
であり、前記コーテイング繊維1の芯体1aと同
じものが使用される。又、勿論別の繊維を用いて
も差仕えない。
コーテイング繊維条1と非コーテイング繊維条
2との混合の割合は1:1が一般的であるが、用
途、目的等により適宜割合を変えるようにする。
2との混合の割合は1:1が一般的であるが、用
途、目的等により適宜割合を変えるようにする。
第3図は前記のたわし体10をスポンジ成形体
20の表面に貼着した場合である。
20の表面に貼着した場合である。
(作用及び効果)
本考案は、上述のように繊維を芯体1aにして
その表面に金属膜1bをコーテイングしたコーテ
イング繊維条1と、金属膜をコーテイングしない
はだかの繊維のみからなる非コーテイング繊維条
2とを混合して絡め、フエルト又は不織布状のた
わし体10としてなるものであるから従来の金属
細線を絡めたメタルたわしや金属線に合成樹脂膜
を形成した素材によりつくられたメタルたわしに
比べ、金属の硬さの中に適度のソフト感があり、
金属のもつ硬さと、研磨力に加え、繊維のしなや
かさ、吸水性がプラスされ、従来にはみられない
新しいタイプのメタルたわしを簡単安価に提供す
ることができる。又コーテイング及び非コーテイ
ング繊維の混合割合を適宜に選定することによつ
て繊維のもつソフト感及び金属の硬さの度合いを
用途目的に応じて変えることができるため、変化
に富んだ種々のメタルたわしを提供できる。
その表面に金属膜1bをコーテイングしたコーテ
イング繊維条1と、金属膜をコーテイングしない
はだかの繊維のみからなる非コーテイング繊維条
2とを混合して絡め、フエルト又は不織布状のた
わし体10としてなるものであるから従来の金属
細線を絡めたメタルたわしや金属線に合成樹脂膜
を形成した素材によりつくられたメタルたわしに
比べ、金属の硬さの中に適度のソフト感があり、
金属のもつ硬さと、研磨力に加え、繊維のしなや
かさ、吸水性がプラスされ、従来にはみられない
新しいタイプのメタルたわしを簡単安価に提供す
ることができる。又コーテイング及び非コーテイ
ング繊維の混合割合を適宜に選定することによつ
て繊維のもつソフト感及び金属の硬さの度合いを
用途目的に応じて変えることができるため、変化
に富んだ種々のメタルたわしを提供できる。
又、金属線はスポンジと接着し難いが非コーテ
イング繊維条が混入しているためにたわし体10
をスポンジ成形体20によく接着し接着力を高め
ることができ、スポンジたわしとしても有効に利
用できる。
イング繊維条が混入しているためにたわし体10
をスポンジ成形体20によく接着し接着力を高め
ることができ、スポンジたわしとしても有効に利
用できる。
第1図は本考案に係るメタルたわしの斜視図、
第2図はたわし体の組織の一部拡大図、第3図は
本考案たわしの他の実施例の断面図、第4図は金
属コーテイング繊維条の一部拡大側面図、第5図
はその断面図、第6図は非コーテイング繊維条の
一部拡大側面図、第7図はその断面図である。 1……コーテイング繊維条、2……非コーテイ
ング繊維条、10……たわし体、20……スポン
ジ成形体、1a……繊維の芯体、1b……金属
膜。
第2図はたわし体の組織の一部拡大図、第3図は
本考案たわしの他の実施例の断面図、第4図は金
属コーテイング繊維条の一部拡大側面図、第5図
はその断面図、第6図は非コーテイング繊維条の
一部拡大側面図、第7図はその断面図である。 1……コーテイング繊維条、2……非コーテイ
ング繊維条、10……たわし体、20……スポン
ジ成形体、1a……繊維の芯体、1b……金属
膜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天然又は化学繊維からなる芯体1aの表面
に、銅、ニツケル等の金属膜1bをコーテイン
グしたコーテイング繊維条1と、金属膜をコー
テイングしないはだかの繊維のみからなる非コ
ーテイング繊維条2とを混合して絡め、フエル
ト又は不織布状のたわし体10としてなること
を特徴とするメタルたわし。 (2) コーテイング繊維条1と非コーテイング繊維
条2とを絡めてなるたわし体10を、スポンジ
成形体20の表面に接着してなる前記実用新案
登録請求の範囲第1項記載のメタルたわし。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986199377U JPH0443193Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986199377U JPH0443193Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63107652U JPS63107652U (ja) | 1988-07-11 |
JPH0443193Y2 true JPH0443193Y2 (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=31160941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986199377U Expired JPH0443193Y2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443193Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310705B2 (ja) * | 1972-12-13 | 1978-04-15 | ||
JPS5744942U (ja) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310705U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-01-28 | ||
JPS54173568U (ja) * | 1978-05-26 | 1979-12-07 |
-
1986
- 1986-12-29 JP JP1986199377U patent/JPH0443193Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310705B2 (ja) * | 1972-12-13 | 1978-04-15 | ||
JPS5744942U (ja) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63107652U (ja) | 1988-07-11 |
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