JP5001317B2 - 印刷した硬質プレート付き擦り落しパッド、及びそれを有する物品 - Google Patents

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Description

本発明は一般に擦り落し材料に関する。詳細には、本発明は、限定するものではないが、様々な家庭および産業での洗浄ならびにパーソナル・ケア用途で用いる、硬質プレートを備えた可撓性の擦り落しパッドに関する。
現在市場で入手可能な、多くの異なるタイプおよび設計の、擦って磨くパッドおよび擦り落すパッドが存在する。スチール・ウールなどの金属ウール・パッドが家庭および産業での洗浄向けに長い間製造され用いられてきた。擦って磨くこれらのパッドは、それらの金属繊維の硬さによる優れた研摩および擦り落し特性をもつが、これらにはいくつかの重大な欠点がある。例えば、金属パッドは、柔らかく傷がつきやすい表面に対して過度に研摩性であるか、あるいは酸化を受ける。このようなパッドに伴う別の問題は耐久性であり、金属繊維は使用している間に脱落し破片になる傾向がある。さらに、金属ウール・パッドは保護していない手では掴むのに荒く不快であり、使用者の皮膚に破片が刺さることもある。金属ウール・パッドの使用寿命はまた比較的短く、非常に簡単に錆びることがしばしばである。
金属ウール・パッドの短所を克服するために、多くの非金属パッドが開発されてきた。通常、これらのパッドは、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレンもしくはナイロンなどの合成繊維の不織布を有する。この構造のいくつかの例が米国特許第5,955,417号、5,786,065号、4,949,417号に記載されている。他のものはスポンジなどの有機材料を有する。
これらの非金属パッドは金属ウール・パッドの欠点の多くを克服するが、他の限界がある。例えば、通常それらは洗浄している表面から除去した食物および他の屑を取り込みやすい。これは通常、これらパッドの表面が目の詰まった織物および/または耐水性ファブリックなどの、より非貫入性の表面ではなく、繊維からなる多孔性不織布であるために起こる。食品が蓄積すると、パッド内でのバクテリアの成長が促進されるというマイナスの結果を生む。
他の擦り落しパッドは、織布もしくは不織布パッドを洗浄剤および/またはパッド内に分散した界面活性剤と組み合わせている。このようなパッドの1つが、米国特許第5,955,417号に記載されている。このようなパッドの製造プロセスには、三次元の、嵩高で弾力のあるパッドを製造することと、パッドに乾燥した洗浄組成物を加えることが含まれる。これらのタイプのパッドは、それらの清浄性能を向上するための特定の洗浄組成物に依存する。また、それらの清浄効力は、洗浄組成物が消費されるにつれ、徐々に衰える。
いくつかの擦り落しパッド、例えば米国特許第3,175,331号および4,190,550号に示されるものなどは、洗浄有効性を高めるために、パッド内に棒状石鹸などの置き換え可能な洗浄成分を配置している。しかし、使用者は、洗浄成分を使い果すとそれを繰り返し補わねばならないという不便を被る。
別の擦り落しパッドの設計では、擦り落しの有効性を高めるために、合成繊維突起を用いる。例えば、米国特許第5,609,431号に記載される擦り落しパッドは、裏打ち材料から突き出た合成繊維の平らなチゼル(のみ)状の房を備える。このタイプのパッドの1つの不都合は、繰り返し使用した後に突起が元の形状を失う傾向があるので、パッドの洗浄効力が低下するということである。
従来技術による擦り落しパッドの短所の1つ、いくつかあるいは全てを克服する擦り落しパッドが求められている。
本発明は、可撓性基材に付けた複数のプレートを有するサンディング、擦り落し、もしくはバフ掛け材料に関する。本発明の一態様では、擦り落し材料は性質の異なる第1の構成要素と第2の構成要素を有する。第1の構成要素は連続可撓性基材を含み、第2の構成要素は可撓性基材に付けた不連続層を含む。不連続層は通常複数のプレートとして存在する。これらプレートは、可撓性基材の片側もしくは両側に、通常の印刷方法により印刷でき、続いて硬化させることができる、エポキシなどの樹脂を含む。
本発明の別の態様では、基材は2つの表面を有し、複数のプレートがそれぞれの表面に付けられている。各基材表面は、基材材料および付けたプレートの様々な特性に関連する選択された研磨レベルを有する。
本発明のさらに別の態様では、可撓性の擦り落し材料は可撓性基材、そして圧縮性の層もしくは代わりにテリー・クロス(terry cloth)などの柔らかく吸収性の材料の層を有する。圧縮性の層は発泡体もしくはスポンジなどの液体吸収性材料であってもよい。別の態様として、擦り落し材料は基材と、付けた複数のプレートとを有する。プレートは間隔をおいて配置されて、複数の間隙が隣接するプレート間に形成される。間隙は、浸透性、柔軟性、および研磨レベルなどの望ましい特性をもたらすように選ばれた寸法である。
全ての実施形態は、任意選択で、季節的に適してもいなくてもよい、目で見て魅力的なパターン(模様)もしくはイメージを印刷した基材織物を有していてもよい。湿式もしくは乾式の用途、すなわち液体と共にあるいは液体無しで、実施形態を用いることができる。擦り落し材料は、擦り落しパッド、サンディング・パッド、床バフ掛けパッド、そして研磨性表面を備える類似の製品として具体化することができる。最後に、本発明はまた、本発明の実施形態の製造方法にも関する。
季節を表すパターンのある基材ファブリックに十字型のプレートを有する擦り落しパッドの等角図である。 基材に付けた複数のプレートの概略図である。 十字パターンの複数のプレートの概略図である。 十字型プレートの拡大図である。 図3Aの3B−3Bの線に沿う断面図である。 ドット・パターンのプレートを有する複数のプレートの概略図である。 季節を表す雪だるまパターンの基材ファブリックに十字パターンのプレートを有する擦り落しパッドの片側の写真である。 図5に示す擦り落しパッドの拡大部分写真である。 季節を表す雪だるまパターンの基材ファブリックにドット・パターンのプレートを有する、図5に示す擦り落しパッドの反対側の写真である。 図6に示す擦り落しパッドの拡大部分写真である。 2種の異なるプレート・パターンをもつ2つの基材層、中間層、季節を表すパターン、および縫い目を有する擦り落しパッドの組立図である。 本発明の擦り落しパッドを製造する主な工程である。
図1は、任意選択の秋を表すパターン102を印刷した、擦り落し、サンディングもしくはバフ掛け材料あるいはパッド100として具体化した可撓性研摩層を例示している。可撓性研摩層100は、連続可撓性基材106と、この基材106の表面110に接着した不連続研摩層あるいはプレート108とを有する。基材106は織物もしくは他の可撓性基材とすることができる。内部に埋め込んだ研摩粒子を持つかあるいは持たない紫外もしくは熱硬化性ポリマー材料、特にエポキシ材料などの固化した材料で研摩プレート108を形作ることができる。
プレート108は比較的平らで硬く、研摩洗浄作用をもたらすように設計されている。可撓性研摩層もしくは擦り落しパッド100の設計は、擦り落しパッドに最大の設計の自由度を与えるために、2つの独立した構成要素、研摩洗浄プレート108および可撓性の裏打ちもしくは基材106を利用する。したがって、様々な性能要求に合わせるために、基材およびプレートの特性を別々に選ぶことができる。
図2では、複数のプレート108は、隣接したプレート108の間に複数の間隙205が形成されるように、配置されている。間隙205は各プレート108の寸法に比べて相対的に大きくてもよい。各プレート108の寸法に比べて間隙205を大きくすると、柔軟性および快適さが向上し、また石鹸液の透過率が増加して好都合である。また、ほとんどの洗浄用途で、比較的大きな間隙205をもつプレート108は十分な研摩レベルを与える。一実施形態において、可撓性基材106は液体浸透性であるが、ほとんどの食物粒子もしくは他の屑を侵入させない。これらの特性は洗浄能力を与える一方で、擦り落しパッド内に取り込まれた食物粒子もしくは他の屑によるバクテリアの成長の可能性を少なくする。可撓性基材106は、目の詰んだ綿もしくは綿−ポリエステル混紡織物とすることができるが、類似の特性をもつ他のファブリックを用いてもよい。
図2では、プレート108は、可撓性基材106に部分的に入り込んでプレート108を基材106に確実に付けるように描かれている。製造プロセスには通常の印刷方法、例えばスクリーン印刷を、プレート108を可撓性基材に106上に印刷するために利用できる。しかし、ローラー捺染あるいは紫外(UV)エッチングなどの他の方法を用いてもよい。印刷中に、プレート108は部分的にもしくは完全に基材106に入り込むことができる。プレート108は、後で硬化もしくは固化させることができる印刷可能な材料204で作られる。例えば、印刷可能材料204は、可撓性基材106の繊維に少なくとも部分的に入り込んで結合するペースト状樹脂である。適当な樹脂の一例は熱硬化エポキシ樹脂である。別の例は紫外硬化アクリレートである。紫外もしくは熱硬化あるいはこれらの何らかの組合せを、プレート108を硬くするのに用いることができる。硬化したプレート108は、基材106の繊維とプレート108の間に形成した一体化構造により、可撓性基材106から剥がれない。
本文では樹脂とも称する印刷可能材料204の組成により、擦り落しパッド100の全体としての研摩レベルを変更することができる。研摩レベルはまた、用いる硬化プロセスによって影響を受ける。したがって、特定の樹脂および硬化プロセスの選択は、プレート108により提供される研摩レベルに影響する。一実施形態では、熱硬化エポキシ樹脂が、家庭での効果的な洗浄にとって必要な靭性ならびに硬さのあることが見出されており、しかも多くの表面に引っかき傷を残す傾向がないのである。適当な樹脂のもう1つの例は、紫外(UV)硬化アクリレートである。
任意選択で、研摩粒子202、例えばアルミナもしくは二酸化チタンなどの材料を、印刷前に印刷可能材料204内に加え分散させることができる。研摩粒子202はパッドの研摩レベルおよび耐久性を上げる傾向があり、そして向上した洗浄能力のために、特に洗浄する表面に傷つく傾向がないときにしばしば用いられる。任意選択で、研摩レベルを低下もしくは上昇させ、かつ/またはプレート108の表面粗度を変更するために、プレート108をトップ・コーティング206で被覆してもよい。例えば、シリコーンのトップ・コーティングは、プレート108の研摩レベルを低下させる。
プレート108の研摩レベルを制御する他の変数には、形状、アスペクト比、間隙寸法、そしてプレート108の被覆面積が含まれる。各プレート108の可能な形状には、6角形、ドット、十字型および他の幾何学的ならびに非幾何学的形状が含まれる。図3は複数のプレート300を示し、各プレート302は十字型であり、プレート302は繰り返しパターンで水平および垂直列に配列されている。いくつかの形状、例えば十字型プレート302は多くの他の形状、例えば各プレート402が、長く伸びドット形状である複数のプレート400より高い研摩レベルを与えることが判っている。プレート402は図4に繰り返しパターンで示されている。各プレート402は同一であるが配向が異なってもよいということを注記しておく。例えば、いくつかのプレート402は、複数のプレート400の如くプレート402が繰り返しパターンを形成するように、ひっくり返され、かつ/または回されていてもよい。
十字型プレート302は、プレート302の拡大図である図3Aに示すように、腕306の複数の尖った角部308の故に、比較的高い研摩レベルがあると思われる。さらに、プレート302では、研摩レベルはまた、腕の長さ305と腕の幅303の比が増加するにつれて増大する。しかし、腕の幅303に対する腕の長さ305が大きくなり過ぎると、プレート302は基材から剥がれる傾向をもつ。このように、プレート108に特定の形状を選択することによっても、擦り落しパッド100の全体としての研摩レベルが変化するであろう。
季節を表す雪だるまパターンの中に、異なった研摩レベルをもつ2つの表面500、600のある一実施形態を、図5および6にほぼ原寸で示している。図5Aおよび6Aは、図5および6にそれぞれ示した、擦り落しパッドの表面500、600の一部分502および602の拡大図である。図5Aおよび6Aは、異なる形状および研摩レベルをもつ、基材に付けた研摩プレートの詳細を示す。他の実施形態には、パッド100、500、600、700の両面に印刷した同一パターンのプレート108、302、402、708を有するパッド100、500、600、700のような、両側での等しい研摩レベルが含まれるということを注記する。図5には、図3および5Aに示したパターンに似ているかあるいは同一の繰り返しパターンにある十字型プレートを備えて、高研摩サイド500が示されている。低研摩サイド600は、図4および6Aに示したパターンに似ているかあるいは同一の繰り返しパターンにあるドット状プレート402を備えている。雪だるまパターンをもつ基材材料が示されている。1つの擦り落しパッドに高研摩サイド500および低研摩サイド600を設けることは、様々な状況で使用する適応力が増すために好都合である。というのは、使用者は高研摩サイド500を用いて引っかき傷がつく傾向が特にない1つの表面を擦り落しし、また低研摩サイド600を用いてよりデリケートな表面を擦り落すために、擦り落しパッドをひっくり返すことができるであろうからである。しかし、別の状況では、2つの研摩レベルが同一であることは、両サイドで同一の擦り落しのためにパッドを用いる場合などで、好都合である。これらの場合には、2つの研摩レベルが等しいことはパッドの使用寿命を延ばすと考えられる。
各サイドの研摩レベルを変える他の技法を以下に記載する。しかし、プレート108は同一であっても同一でなくてもよく、したがって、同じサイドで形状を組み合せることも可能であるということに注意すべきである。また、基材106にプレート108を、繰り返しパターン、非繰り返しパターンで配列するか、あるいは無秩序に置いてもよい。
前述のように、プレート108の形状およびアスペクト比もまた、プレート108の研摩レベルに影響を与える。図3Aおよび3Bはそれぞれ、十字型プレート302の拡大上面図と断面図を示す。比較的大きなアスペクト比をもつプレート108、302を有する擦り落しパッド100は、比較的大きな研摩レベルを伴う。様々なアスペクト比のプレート108、302、402を選択することにより、擦り落しパッド100の研摩レベルを変更することができる。
本出願で定義するプレートのアスペクト比とは、プレートの最大直線寸法とプレートの公称高さの比であり、最大直線寸法は対応する表面上の2点間の最大直線距離として定義する。
したがって、プレート302について、アスペクト比とは、この用語が本出願で用いられているので、最大直線寸法307とプレートの公称高さ309の比である。プレート302の場合には、図3Aに示すように、最大直線寸法302は対向する角部分308の間の距離である。いくつかの実施形態において、プレート302のアスペクト比はほぼ1から20であるが、他のアスペクト比を用いることもできる。しかし、プレート302の公称高さは、高さが増加するにつれてプレート302の剥がれる傾向がより大きくなるので、一般に最大直線寸法307を超えない。
表面110上のプレート108の覆い面積を変えることにより、擦り落しパッド100の研摩レベルを調節することもできる。図3において、表面積覆い率は、全プレート302の全表面積を、プレート302の下の基材面積を含んだ当該基材の表面積304で割ることにより計算される。より大きな覆い面積はより大きな研磨レベルを伴う。他の覆い面積を用いることもできるが、本実施形態では、覆い面積は5%から80%の範囲である。
間隙寸法205、301(図2および3に示している)もまた擦り落しパッド100の研摩レベルに影響する。間隙寸法は隣接するプレート108、302の間の最短距離である。図2および3に示す一実施形態では、間隙205、301はすでに定義した最大直線寸法307の1/3より大きい。例えば、4つの腕306をもつ十字型プレート302では、最大直線寸法は図3Aに参照番号307で示している。別の実施形態において、間隙205、301は最大直線寸法307の1/2、もしくはそれに等しいか、あるいは2倍、3倍、5倍、および10倍より大きい。研磨粒子、樹脂組成、アスペクト比、覆い面積、および間隙寸法などの前述の特徴により、特定の用途に必要とされるように、擦り落しパッドの研磨レベルを変更することが可能である。したがって、この擦り落しパッドの変更形態を、産業および家庭での洗浄用の、過酷な使用に耐え得るか、通常であるか、もしくは引っ掻き傷のつかない擦り落しパッドとして市販することができる。また、本発明の擦り落しパッドを、皮膚のクレンジングやメークアップを取り除くことなどの人体への使用のために十分温和なものにし得るということも想定している。
本発明の擦り落しパッドの別の望ましい特徴は柔軟性である。擦り落しパッドの柔軟性は、その研磨レベルと同様、少なくともプレート形状および寸法、アスペクト比、覆い面積、樹脂組成、間隙寸法、および基材ファブリックにより影響される。したがって、要求性能に合うような柔軟性をもつ擦り落しパッドを製造するように、間隙寸法および配置ならびに基材ファブリックを選択できる。
プレート108、302の間の間隙205、301(図2および3に示している)のよい点は、比較的大きな表面積110、304が露出したまま残っていることである。したがって、人目を引くパターンもしくはイメージを表面110、304上に印刷するか、あるいは市販の印刷したファブリックを選択することが可能である。例えば、擦り落しパッド100、700は、図1では秋を表すパターンで例示しており、また雪だるまのイメージを図5から7に示している。消費者に視覚的に訴えるように、様々な色、パターン、およびイメージで、基材106、706を印刷できる。デザインは季節を表わすもの、例えば秋の葉もしくは冬の雪だるまのパターンであるか、あるいは休日、例えばクリスマスもしくは感謝祭に適したものにすることができる。
擦り落しパッドの柔軟性は、基材106、706、特に選択したファブリック材料のタイプと厚さにも影響を受ける。可能性があるいくつかのファブリック・タイプには、限定するものではないが、織布、不織布、もしくは編物が含まれるが、印刷中に樹脂が少なくとも部分的に入り込めるものである。ファブリック材料には、限定するものではないが、綿および綿−ポリエステル混紡ならびに類似の性質を持つ他の天然および人造織物が含まれる。
一実施形態において、ファブリックは目の詰んだ綿−ポリエステル混紡織物である。この実施形態では、熱硬化エポキシ樹脂がこの基材ファブリックに染み込みよく結合するということが見出されたために、このタイプのファブリックを用いている。目の詰んだ綿−ポリエステル混紡織物は食物粒子および他の屑による侵入をも食い止めるが、有効な洗浄のために石鹸液が基材ファブリックを透過しうるようになっている。最後に、このファブリックはインクを吸収し、そのインクは水に接しても染み出す傾向がなく、また印刷パターンには、部分的にはファブリックの目の詰んだ平らな表面のために比較的優れた解像度があるので、その上に色彩豊かなパターンを印刷することができる。目の詰んだ綿−ポリエステルは洗っても容易に収縮しない。
図7は擦り落しパッド700の概略的組立図を示す。図1のように、擦り落しパッド700は、別の層として示した基材106および複数のプレート108をもつ。プレート108は、前述のように印刷により基材106に付けられている。擦り落しパッド700は、落ち葉パターンが描かれた第2の基材706を含む。プレート708は、図6および6Aに示するパターンに類似したドット・パターンで示されている。プレート708は、すでに基材106およびプレート108、302について説明した印刷プロセスにより基材706に付けられている。中間層702が、基材106と基材706の間に挿入され挟み込まれている。一実施形態において、中間層702は、発泡体もしくはスポンジなどの、可撓性で柔らかい、圧縮性の液体吸収性材料である。周辺端部701、703に沿った縫製手段104あるいは通常のヒート・シーリング(示していない)などの手段により、基材106および基材706を中間層702に緩く結合することができる。別の実施形態では、ラミネーションなどの手段により基材106、706を中間層702にしっかりと結合することができる。
別の実施形態では、中間層702を1つの基材106だけに取り付けてもよい。中間層702は通常柔らかい液体吸収性材料で、必ずしも圧縮性である必要はなく、これらに限定はされないが、例えば、テリー・クロスに見出されるようなループがあるか若しくはない織布もしくは不織布である。別の例ではフランネルが含まれる。基材106をテリー・クロスなどの中間層702に、縫製もしくはラミネーションなどの手段により、緩くもしくはしっかりと結合することができるが、接合する他の手段を用いてもよい。
一実施形態において、基材106、706は、一般に液体を通すがほとんどの食物粒子を侵入させない、目の詰んだ綿−ポリエステル織物である。研摩プレート108、708は、パッド700の両面に印刷した熱硬化エポキシを含む。熱硬化エポキシ樹脂は元々バクテリアの成長を妨げる性質があり、パッドで起こる可能性があるバクテリアの成長を、したがってまた別の抗菌配合物の必要性をさらに少なくする。擦り落しパッド700の構造により、石鹸液が基材106、706に染み込み、また中間層702により吸収されるようになっている。擦り落しパッドの構造は、使用後に水洗いしきれいにするのが容易である。魅力的なパターン、プリントおよび色彩を用いて基材106、706に印刷してもよい。また、圧縮性の層702を閉じ込めるために、それらの周辺端部701、703に沿ってそれらを縫い合わせることもできる。別の実施形態において、基材106を中間層702の上に折り重ねることで中間層702を包み込むことができる。端部701に沿って縫うことにより、基材106を、包み込まれた中間層702に緩く結合することができる。
図7に示す実施形態は限定するものではないということを注記する。図7に示し、縫製もしくはヒート・シーリング以外の手段により付けられる構造要素のいくつかもしくは全てを用いて、別の実施形態を構成することができる。例えば、擦り落しパッドは、中間層702にラミネートした1つの基材106をもっていてもよい。擦り落しパッドは、中間層702の両側にそれぞれラミネートした基材106および706の両方をもっていてもよい。中間層702、基材706、およびプレート708は、性能基準ならびにコストを考慮して必要な場合には省くことができる特徴的要素である。中間層702は圧縮性であってもよいし、そうでなくてもよい。緩く若しくはしっかりと、中間層702、基材706もしくはその両方に基材106を結合させることができる。同様に、基材106および706上に印刷されるパターンとイメージは変えることができ、また任意選択である。
図8は、本発明の擦り落し若しくはサンディング・パッドの実施形態を製造するための典型的な製造プロセス800の工程を示す。工程802には、図1および7に示す基材106、706の一方もしくは両方のためのファブリックを選択することが含まれる。選択したファブリックは、液体浸透性で、一般に食物粒子の侵入を食い止め、またファブリックとの強固な結合を形成するためにプレート樹脂が基材ファブリックに適切に物理的に浸透することを可能にするテクスチャ(織地)を有する。通常、適切な基材ファブリックには目の詰んだ綿もしくは綿−ポリエステル混紡織物が含まれるが、同様の性質を持つ他のファブリックも使用できると想定される。魅力的なプリントおよびイメージを様々な色彩でファブリックに印刷してもよい。工程804には、適切な研摩レベルをもつプレート108、708を形作る適当な樹脂材料を選択することが含まれる。選択した樹脂は、前述の適切な形状および寸法、アスペクト比、間隙寸法、覆い面積、解像度、研摩レベルならびに液体およびバクテリアに対する耐久性をもつプレートを形成できる性質を有する。
一実施形態において、選択した樹脂は、ペンシルバニア州Huntingdon ValleyのFielco Industries,Inc.が市販する1液性の熱硬化性エポキシ樹脂類である。1液性の熱硬化性エポキシは室温では硬化しないが、加熱硬化させなければならない。加熱硬化は未使用樹脂の保存寿命がより長いので、室温硬化より好都合である。1液配合物は、印刷前に混合する必要がないので、やはり好都合である。
一実施形態の樹脂材料の粘度は、31℃(87°F)の温度で粘度計を用いて測定され、0.6sec-1のずり速度で約1.61x106cpsである。この材料は、12.6sec-1のずり速度では粘度がほぼ1.5x105cpsまで1桁以上低下するので、ずり流動化(shear−thinning)が大きい。静止状態で、それは約75Paの見かけの降伏応力をもつ。優れた鮮明度をもつ通常のスクリーン印刷技術で、様々なパターン、寸法、および形状に、この樹脂材料を印刷することができる。
工程804には、望ましければ、擦り落しパッドの研摩レベルおよび/または耐久性を向上させるために、図2に示す研摩粒子202を選択することも含まれる。やはり工程804に含めるのは、図7に示すプレート108、708の表面粗度を変更しうる、図2に示すコーティング206を、もしあれば、選択することである。
工程806は、図7に示す、プレート108、708を基材106、706上に印刷する段階である。通常のスクリーン印刷技術を用いることができるが、UVエッチングおよびローラー捺染などの他の技術を用いることもできる。市販の既製スプレ装備接着剤などの接着剤(示されていない)がファブリックの上に噴射される。通常のスクリーン印刷では、打ち抜いた形状をもつテンプレートもしくはスクリーン(示されていない)が基材106、706のそれぞれに被せて置かれる。打ち抜いた形状はプレート108、708と寸法、形状、および間隔が同一の空隙を残す。熱硬化性エポキシもしくはUV硬化性アクリレートなどのペースト状樹脂がスクリーン上に塗られて、一般にほぼ254〜508μm(10〜20ミル)の厚さをもつプレートを形作る。スクリーンには印刷パターンを生成するために200ミクロンの細孔フィルムを用いることができ、一実施形態において約254μm(10ミル)の厚さの研摩プレートを作り出す。細孔フィルムもしくはポリエステルのメッシュでスクリーンをつくることができる。大量生産では、ローラー捺染もまた用いることができる。印刷は基材の片側もしくは両側にすることができる。
工程808は熱、紫外線、もしくはこれらの組合せで樹脂を硬化させる段階である。樹脂プレートは、硬化プロセス中に基材ファブリック上で固化し硬くなる。一実施形態においては、始めに120℃のオーブンで4〜5分間、印刷した樹脂を個々に予備硬化させる。予備硬化後、個々の基材層を積み重ね120℃で、ほぼ1時間かけて完全に硬化させる。
工程810には、個々の要素を完全な擦り落しパッドに組み立てることが含まれる。擦り落しパッドをつくるために、発泡体もしくはスポンジなどの中間層を、研摩プレートをもつ、1つまたは2つの基材層106、706と一体化させることができる。別法として、圧縮性の層の代わりに、テリー・クロスもしくは洗面タオルなどの柔らかい、液体吸収性の材料を中間層として用いることができる。圧縮性材料の典型的な例にはポリウレタンもしくは再生セルロースが含まれる。2つの基材106、706を縫い合わせるか若しくはシールして中間層702を閉じ込めることにより、擦り落しパッドを組み立てることができる。これに代えて、擦り落しパッドを形成するために、中間層702の片側もしくは両側に、1つまたは2つの研摩性基材106、706をラミネートしてもよい。擦り落しパッドを形成するために、テリー・クロスなどの中間層に基材106を縫い付けることもできる。
本発明を好ましい実施形態を参照して説明したが、当分野の技術者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく形態および詳細に変更をなしうるということを理解するであろう。
100 可撓性研摩層あるいは擦り落しパッド
102 秋を表す印刷パターン
104 縫製手段
106 連続可撓性基材
108 不連続研摩層またはプレート
110 基材の表面
201 プレートの高さ
202 研摩粒子
204 印刷可能な材料
205 間隙寸法
206 トップ・コーティング
300 複数のプレート
301 間隙寸法
302 十字型プレート
303 腕の幅
304 基材の表面積
305 腕の長さ
306 腕
307 最大直線寸法
308 尖った角
309 プレートの公称高さ
400 複数のプレート
402 プレート
500 擦り落しパッドの表面(高研摩サイド)
502 擦り落しパッドの表面(高研摩サイド)の一部分
600 擦り落しパッドの表面(低研摩サイド)
602 擦り落しパッドの表面(低研摩サイド)の一部分
700 擦り落しパッド
701 周辺端部
702 中間層
703 周辺端部
706 (第2の)連続可撓性基材
708 プレート
800 典型的製造プロセス
802 基材材料の選択
804 プレート材料と特性の選択
806 樹脂プレートを基材に印刷
808 樹脂プレートを硬化
810 擦り落しパッドの組立て

Claims (14)

  1. 上面と下面とを有する圧縮性の液体吸収性中間層と、
    上面と下面、及び第1の硬さを有する第1の液体浸透性織布基材であって、前記第1の液体浸透性織布基材の前記下面は、前記圧縮性の液体吸収性中間層の前記上面に隣接して配置され、前記第1の液体浸透性織布基材前記上面、及び前記下面は、前記第1の液体浸透性織布基材の厚さを定義する第1の液体浸透性織布基材と、
    前記第1の液体浸透性織布基材前記上面に間隙により分離され、前記第1の液体浸透性織布基材と機械的な結合をするために前記第1の液体浸透性織布基材に部分的に侵入する第1の複数の硬化ポリマープレートであって、前記第1の液体浸透性織布基材の厚さよりも少ない深さで該第1の液体浸透性織布基材に侵入する第1の複数の硬化ポリマープレートと、
    上面と下面とを有する第2の液体浸透性織布基材であって、前記第2の液体浸透性織布基材の前記上面は、前記圧縮性の液体吸収性中間層の前記下面に隣接して配置される、第2の液体浸透性織布基材と、
    を有する擦り落しパッドであって、
    前記第1の液体浸透性織布基材の前記上面は、前記擦り落しパッドの第1の外面を成形し、前記第2の液体浸透性織布基材前記下面は、前記擦り落しパッドの第2の外面を成形し、
    前記擦り落しパッドは、ある表面に固着した食品材料を削り取り前記表面から食品材料を取り除くように構成され、前記第1の液体浸透性織布基材は、食物屑の前記圧縮性の液体吸収性中間層への侵入を防ぐように構成され、前記食物屑は、前記表面の食品材料の削り取りにより生成され、前記第1の複数の硬化ポリマープレートは、前記第1の液体浸透性織布基材前記上面の一部分を横切る2つの非平行の軸線に沿って延びる直線通路を伴う間隙を有するように配置される、
    擦り落しパッド。
  2. 前記第2の液体浸透性織布基材の前記下面に間隙により分離され、前記第2の液体浸透性織布基材に部分的に侵入し前記第2の液体浸透性織布基材に機械的な結合をする第2の複数の略均一な厚さにプリントされたポリマープレートを更に有し、
    前記第1の複数の硬化ポリマープレート、及び第2の複数の略均一な厚さにプリントされたポリマープレートは、互いに実質的に同じパターンで配置される、請求項1に記載の擦り落しパッド。
  3. 前記第1の液体浸透性織布基材、及び第2の液体浸透性織布基材は周辺端部を含み、前記周辺端部で互いに連結され、それにより前記圧縮性の液体吸収性中間層を完全に包含する、請求項1に記載の擦り落しパッド。
  4. 前記圧縮性の液体吸収性中間層、前記第1の液体浸透性織布基材、及び第2の液体浸透性織布基材、及び前記第1の複数の硬化ポリマープレートは、擦り落しパッドが洗えるように選択される、請求項1に記載の擦り落しパッド。
  5. 前記第1の複数の硬化ポリマープレートは、エポキシ樹脂を含む、請求項1に記載の擦り落しパッド。
  6. 前記第1の複数の硬化ポリマープレートは、複数の研磨粒子を含む、請求項1に記載の擦り落しパッド。
  7. 上面と下面とを有する圧縮性の液体吸収性中間層と、
    第1の液体浸透性織布基材であって、前記第1の液体浸透性織布基材は、上面、及び下面を有し、該第1の液体浸透性織布基材の前記下面は、前記圧縮性の液体吸収性中間層の前記上面に隣接して配置され、前記第1の液体浸透性織布基材の前記上面と下面とは、前記第1の液体浸透性織布基材の厚さを定義する、第1の液体浸透性織布基材と、
    前記第1の液体浸透性織布基材の前記上面にプリントされ、前記第1の液体透過性織布に部分的に侵入する第1の複数の硬化ポリマープレートであって、前記第1の複数の硬化ポリマープレートは、熱硬化エポキシ樹脂を含み、前記第1の複数の硬化ポリマープレートは、2つの非平行な軸線に沿って延びる直線通路を有するパターンで配置され、前記第1の液体浸透性織布基材の厚さよりも少ない深さで該第1の液体浸透性織布基材に侵入する第1の複数の硬化ポリマープレートと、
    を有する擦り落しパッドであって、
    前記圧縮性の液体吸収性中間層、前記第1の液体浸透性織布基材、及び前記第1の複数の硬化ポリマープレートは、前記擦り落しパッドが洗えるように選択され、前記擦り落しパッドは、ある表面に固着した食品材料を削り取り、前記表面から食品材料を取り除くように構成され、前記第1の液体浸透性織布基材は、前記圧縮性の液体吸収性中間層への食物屑の侵入を妨げるように構成され、前記食物屑は前記表面の食品材料の削り取りにより発生する、擦り落しパッド。
  8. 前記圧縮性の液体吸収性中間層は、発泡体、又はスポンジを含む請求項7に記載の擦り落しパッド。
  9. 前記第1の複数の硬化ポリマープレートは、複数の研磨粒子を含む、請求項7に記載の擦り落しパッド。
  10. 前記第1の液体浸透性織布基材は、綿もしくは綿−ポリエステル混紡織布である、請求項7に記載の擦り落しパッド。
  11. 上面と下面とを有する織布基材であって、前記織布基材の前記上面と下面とは、前記織布基材の厚さを定義する織布基材と、
    可撓性の前記織布基材の前記上面に間隙により分離され、前記織布基材に機械的結合するために前記織布基材に部分的に浸入する複数の硬化ポリマープレートであって、前記織布基材の厚さよりも少ない深さで該織布基材に侵入する複数の硬化ポリマープレートと、
    を有する物品であって、
    前記複数の硬化ポリマープレートは、2つの非平行な軸線に沿って延びる直線通路を有するパターンで配置され、前記織布基材と前記複数の硬化ポリマープレートは、前記物品が洗えるように選択される物品。
  12. 前記複数の硬化ポリマープレートは、前記織布基材の第2の硬さより硬い第1の硬さを有し、前記複数の硬化ポリマープレートは、大きな寸法、及び小さな寸法を伴う前記織布基材と平行な領域を有し、前記大きな寸法の小さな寸法に対するアスペクト比は、1、及び3と同じか、その間であり、前記複数の硬化ポリマープレートは、前記大きな寸法の長さよりも小さい厚さを有する、請求項11に記載の物品。
  13. 前記織布基材は、綿もしくは綿−ポリエステル混紡織布である、請求項11に記載の物品。
  14. 前記複数の硬化ポリマープレートは、エポキシ樹脂を含む、請求項11に記載の物品。
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