JP2000343442A - まな板削り具 - Google Patents
まな板削り具Info
- Publication number
- JP2000343442A JP2000343442A JP11155044A JP15504499A JP2000343442A JP 2000343442 A JP2000343442 A JP 2000343442A JP 11155044 A JP11155044 A JP 11155044A JP 15504499 A JP15504499 A JP 15504499A JP 2000343442 A JP2000343442 A JP 2000343442A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing means
- chopping board
- base material
- woven fabric
- cutting board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 まな板の表面を削ることによりまな板の表面
の傷や汚れ等を容易に除去するようにしたまな板削り具
を提供する。 【解決手段】 織布又は耐水性処理を施した紙よりなる
基材（７）の表面に研磨粒子（９）を耐水性接着剤（１
１）により固着してなる研磨手段（３）を可撓性を有す
る支持体（１）の表面に固着したことを特徴とするまな
板削り具。
の傷や汚れ等を容易に除去するようにしたまな板削り具
を提供する。 【解決手段】 織布又は耐水性処理を施した紙よりなる
基材（７）の表面に研磨粒子（９）を耐水性接着剤（１
１）により固着してなる研磨手段（３）を可撓性を有す
る支持体（１）の表面に固着したことを特徴とするまな
板削り具。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はまな板削り具に関す
るものであり、特にまな板の表面に包丁による傷が付い
た場合、まな板の表面に付いたこのような傷の中に食
品、食材等の小片が入ってまな板の表面が黒ずんだ場
合、或いはまな板の表面にカビや汚れがこびり付いた場
合等に、該まな板の表面を削ることによりこのような傷
や汚れ等を除去するようにしたまな板削り具に係るもの
である。本発明のまな板削り具は木製又は合成樹脂製の
まな板に用いられる。
るものであり、特にまな板の表面に包丁による傷が付い
た場合、まな板の表面に付いたこのような傷の中に食
品、食材等の小片が入ってまな板の表面が黒ずんだ場
合、或いはまな板の表面にカビや汚れがこびり付いた場
合等に、該まな板の表面を削ることによりこのような傷
や汚れ等を除去するようにしたまな板削り具に係るもの
である。本発明のまな板削り具は木製又は合成樹脂製の
まな板に用いられる。
【０００２】
【従来の技術】まな板はしばしばタワシを用いて洗浄さ
れる。また、ナイロン繊維を接着剤により結合させてな
る不織布に研磨粒子を接着させてなる洗い具によりまな
板を洗浄することも考えられる。
れる。また、ナイロン繊維を接着剤により結合させてな
る不織布に研磨粒子を接着させてなる洗い具によりまな
板を洗浄することも考えられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、タワシでは
まな板の表面に付いた包丁による傷を削り取り、或いは
このような傷の中に入り込んだ食品や食材等の小片等を
除去することはできない。
まな板の表面に付いた包丁による傷を削り取り、或いは
このような傷の中に入り込んだ食品や食材等の小片等を
除去することはできない。
【０００４】ナイロン繊維を接着剤により結合させてな
る不織布に研磨粒子を接着させてなる洗い具の場合に
は、該不織布は柔らかで「腰」がないため、まな板の表
面に対する掻き取り効果が小さい。従って、このような
洗い具により、まな板の表面に付いた包丁による傷を削
り取り、或いはこのような傷の中に入り込んだ食品や食
材等の小片等を除去することは困難である。
る不織布に研磨粒子を接着させてなる洗い具の場合に
は、該不織布は柔らかで「腰」がないため、まな板の表
面に対する掻き取り効果が小さい。従って、このような
洗い具により、まな板の表面に付いた包丁による傷を削
り取り、或いはこのような傷の中に入り込んだ食品や食
材等の小片等を除去することは困難である。
【０００５】このような状況に鑑み、本発明は、まな板
の表面を削ることによりまな板の表面の傷や汚れ等を除
去するようにしたまな板削り具を提供しようとしてなさ
れたものである。
の表面を削ることによりまな板の表面の傷や汚れ等を除
去するようにしたまな板削り具を提供しようとしてなさ
れたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記のまな板削り具を提供する。
に、本発明は下記のまな板削り具を提供する。
【０００７】（１）織布又は耐水性処理を施した紙より
なる基材の表面に研磨粒子を耐水性接着剤により固着し
てなる研磨手段を可撓性を有する支持体の表面に固着し
たことを特徴とするまな板削り具（請求項１）。
なる基材の表面に研磨粒子を耐水性接着剤により固着し
てなる研磨手段を可撓性を有する支持体の表面に固着し
たことを特徴とするまな板削り具（請求項１）。
【０００８】（２）織布又は耐水性処理を施した紙より
なる基材の表面に研磨粒子を耐水性接着剤により固着し
てなる研磨手段を硬質芯材の両面に可撓性部材を固着し
てなる支持体の表面に固着したことを特徴とするまな板
削り具（請求項２）。
なる基材の表面に研磨粒子を耐水性接着剤により固着し
てなる研磨手段を硬質芯材の両面に可撓性部材を固着し
てなる支持体の表面に固着したことを特徴とするまな板
削り具（請求項２）。
【０００９】
【作用】［請求項１のまな板削り具］請求項１のまな板
削り具を用いてまな板の表面を削る際には、まな板削り
具を手に持ち、該まな板削り具における研磨手段をまな
板の表面に擦り付けるのであるが、研磨手段の目詰まり
を防止するためにまな板削り具又はまな板の表面に適宜
水をかけながら作業を行なうことが望ましい。なお、研
磨手段は織布又は耐水性処理を施した紙よりなる基材の
表面に研磨粒子を耐水性接着剤により固着してなるもの
であるため、耐水性を有することはいうまでもない。
削り具を用いてまな板の表面を削る際には、まな板削り
具を手に持ち、該まな板削り具における研磨手段をまな
板の表面に擦り付けるのであるが、研磨手段の目詰まり
を防止するためにまな板削り具又はまな板の表面に適宜
水をかけながら作業を行なうことが望ましい。なお、研
磨手段は織布又は耐水性処理を施した紙よりなる基材の
表面に研磨粒子を耐水性接着剤により固着してなるもの
であるため、耐水性を有することはいうまでもない。
【００１０】研磨手段の支持体は、まな板削り具を持ち
やすくすると共に使用者が力を入れやすくするものであ
る。研磨手段の支持体は可撓性を有するため、まな板の
表面に凹部があるときでも、研磨手段を該凹部に押し付
けることができる。また、研磨手段は織布又は紙よりな
る基材の表面に研磨粒子を固着してなるものであるた
め、該研磨手段は「腰」があり、まな板の表面に対する
掻き取り作用を十分に果たす。従って、まな板の表面に
付いた包丁による傷を削り取り、或いはこのような傷の
中に入り込んだ食品や食材等の小片若しくは汚れ等を容
易に除去することができる。
やすくすると共に使用者が力を入れやすくするものであ
る。研磨手段の支持体は可撓性を有するため、まな板の
表面に凹部があるときでも、研磨手段を該凹部に押し付
けることができる。また、研磨手段は織布又は紙よりな
る基材の表面に研磨粒子を固着してなるものであるた
め、該研磨手段は「腰」があり、まな板の表面に対する
掻き取り作用を十分に果たす。従って、まな板の表面に
付いた包丁による傷を削り取り、或いはこのような傷の
中に入り込んだ食品や食材等の小片若しくは汚れ等を容
易に除去することができる。
【００１１】［請求項２のまな板削り具］請求項２のま
な板削り具における支持体は硬質芯材を備えているた
め、まな板の表面に対する掻き取り作用は一層向上す
る。また、該硬質芯材の両面に可撓性部材が固着されて
いるため、まな板の表面に凹部があるときでも、研磨手
段を該凹部に押し付けることができる。その他の点にお
いては、請求項２のまな板削り具は前記請求項１のまな
板削り具と同様の作用を有する。
な板削り具における支持体は硬質芯材を備えているた
め、まな板の表面に対する掻き取り作用は一層向上す
る。また、該硬質芯材の両面に可撓性部材が固着されて
いるため、まな板の表面に凹部があるときでも、研磨手
段を該凹部に押し付けることができる。その他の点にお
いては、請求項２のまな板削り具は前記請求項１のまな
板削り具と同様の作用を有する。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図１、図２に示す事例におい
て、符号１に示すものは可撓性を有する支持体である。
支持体１は例えば合成樹脂の発泡体、ゴム等により形成
する。この支持体１の両面ないし片面に研磨手段３を耐
水性接着剤５により固着する。研磨手段３は基材７の表
面に研磨粒子９を耐水性接着剤１１により固着してなる
ものである。基材７は、織布よりなるものであってもよ
いが、耐水性処理を施した紙よりなるものであってもよ
い。図５における符号１０に示すものはまな板である。
図面に従って説明する。図１、図２に示す事例におい
て、符号１に示すものは可撓性を有する支持体である。
支持体１は例えば合成樹脂の発泡体、ゴム等により形成
する。この支持体１の両面ないし片面に研磨手段３を耐
水性接着剤５により固着する。研磨手段３は基材７の表
面に研磨粒子９を耐水性接着剤１１により固着してなる
ものである。基材７は、織布よりなるものであってもよ
いが、耐水性処理を施した紙よりなるものであってもよ
い。図５における符号１０に示すものはまな板である。
【００１３】図３、図４に示す事例における支持体１’
は硬質芯材１３の両面に可撓性部材１５を固着してなる
ものである。硬質芯材１３は例えば木材又は合成樹脂に
より形成する。可撓性部材１５は例えば合成樹脂の発泡
体、ゴム等により形成する。その他の点においては、図
３、図４に示す事例は上記図１、図２に示す事例と同様
である。
は硬質芯材１３の両面に可撓性部材１５を固着してなる
ものである。硬質芯材１３は例えば木材又は合成樹脂に
より形成する。可撓性部材１５は例えば合成樹脂の発泡
体、ゴム等により形成する。その他の点においては、図
３、図４に示す事例は上記図１、図２に示す事例と同様
である。
【００１４】
【発明の効果】［請求項１のまな板削り具］請求項１の
まな板削り具は可撓性を有する支持体の表面に研磨手段
を固着してなるものであるため、手に持ちやすいと共に
力を入れやすいものである。研磨手段の支持体は可撓性
を有するため、まな板の表面に凹部があるときでも、研
磨手段を該凹部に押し付けることができる。また、研磨
手段は織布又は紙よりなる基材の表面に研磨粒子を固着
してなるものであるため、該研磨手段は「腰」があり、
まな板の表面に対する掻き取り効果を十分に発揮する。
従って、まな板の表面に付いた包丁による傷を削り取
り、或いはこのような傷の中に入り込んだ食品や食材等
の小片若しくは汚れ等を容易に且つ効率よく除去するこ
とができる。なお、研磨手段は織布又は耐水性処理を施
した紙よりなる基材の表面に研磨粒子を耐水性接着剤に
より固着してなるものであるため、耐水性を有すること
はいうまでもない。
まな板削り具は可撓性を有する支持体の表面に研磨手段
を固着してなるものであるため、手に持ちやすいと共に
力を入れやすいものである。研磨手段の支持体は可撓性
を有するため、まな板の表面に凹部があるときでも、研
磨手段を該凹部に押し付けることができる。また、研磨
手段は織布又は紙よりなる基材の表面に研磨粒子を固着
してなるものであるため、該研磨手段は「腰」があり、
まな板の表面に対する掻き取り効果を十分に発揮する。
従って、まな板の表面に付いた包丁による傷を削り取
り、或いはこのような傷の中に入り込んだ食品や食材等
の小片若しくは汚れ等を容易に且つ効率よく除去するこ
とができる。なお、研磨手段は織布又は耐水性処理を施
した紙よりなる基材の表面に研磨粒子を耐水性接着剤に
より固着してなるものであるため、耐水性を有すること
はいうまでもない。
【００１５】［請求項２のまな板削り具］請求項２のま
な板削り具における支持体は硬質芯材を備えているた
め、まな板の表面に対する掻き取り効果は更に顕著なも
のとなる。また、該硬質芯材の両面に可撓性部材が固着
されているため、まな板の表面に凹部があるときでも、
研磨手段を該凹部に押し付けることができる。その他の
点においては、請求項２のまな板削り具は前記請求項１
のまな板削り具と同様の効果を発揮する。
な板削り具における支持体は硬質芯材を備えているた
め、まな板の表面に対する掻き取り効果は更に顕著なも
のとなる。また、該硬質芯材の両面に可撓性部材が固着
されているため、まな板の表面に凹部があるときでも、
研磨手段を該凹部に押し付けることができる。その他の
点においては、請求項２のまな板削り具は前記請求項１
のまな板削り具と同様の効果を発揮する。
【図１】本発明によるまな板削り具の一例を示す斜視図
である。
である。
【図２】同上まな板削り具の断面図である。
【図３】本発明によるまな板削り具の別の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図４】同上まな板削り具の断面図である。
【図５】本発明によるまな板削り具の使用状態を示す側
面図である。
面図である。
１ 支持体 １’ 支持体 ３ 研磨手段 ５ 耐水性接着剤 ７ 基材 ９ 研磨粒子 １０ まな板 １１ 耐水性接着剤 １３ 硬質芯材 １５ 可撓性部材
Claims (2)
- 【請求項１】 織布又は耐水性処理を施した紙よりなる
基材の表面に研磨粒子を耐水性接着剤により固着してな
る研磨手段を可撓性を有する支持体の表面に固着したこ
とを特徴とするまな板削り具。 - 【請求項２】 織布又は耐水性処理を施した紙よりなる
基材の表面に研磨粒子を耐水性接着剤により固着してな
る研磨手段を硬質芯材の両面に可撓性部材を固着してな
る支持体の表面に固着したことを特徴とするまな板削り
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155044A JP2000343442A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | まな板削り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155044A JP2000343442A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | まな板削り具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000343442A true JP2000343442A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15597455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11155044A Pending JP2000343442A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | まな板削り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000343442A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009148601A (ja) * | 2001-10-25 | 2009-07-09 | Higher Dimension Medical Inc | 印刷した硬質プレート付き擦り落しパッド |
| US10455875B2 (en) | 2007-06-06 | 2019-10-29 | Higher Dimension Materials, Inc. | Cut, abrasion and/or puncture resistant knitted gloves |
-
1999
- 1999-06-02 JP JP11155044A patent/JP2000343442A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009148601A (ja) * | 2001-10-25 | 2009-07-09 | Higher Dimension Medical Inc | 印刷した硬質プレート付き擦り落しパッド |
| US10455875B2 (en) | 2007-06-06 | 2019-10-29 | Higher Dimension Materials, Inc. | Cut, abrasion and/or puncture resistant knitted gloves |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060518 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090309 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090311 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090629 |