JPH023685A - チオフェンエーテルの製造方法 - Google Patents

チオフェンエーテルの製造方法

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JPH023685A
JPH023685A JP1030075A JP3007589A JPH023685A JP H023685 A JPH023685 A JP H023685A JP 1030075 A JP1030075 A JP 1030075A JP 3007589 A JP3007589 A JP 3007589A JP H023685 A JPH023685 A JP H023685A
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carbon atoms
formula
hydrogen atom
alkyl group
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JP1030075A
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English (en)
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Peter Wegener
ペーテル・ウエーゲネル
Michael Feldhues
ミヒャエル・フェルトヒュース
Heinz Litterer
ハインツ・リッテレル
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6553Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having sulfur atoms, with or without selenium or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D333/32Oxygen atoms
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    • H01B1/12Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances organic substances
    • H01B1/124Intrinsically conductive polymers
    • H01B1/127Intrinsically conductive polymers comprising five-membered aromatic rings in the main chain, e.g. polypyrroles, polythiophenes

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野1 本発明は、チオフェンエーテルの簡単な製造方法および
この方法で得られる化合物に関する。
[従来技術及び発明が解決しようとする問題点13−位
または3.4−位で置換されたチオフェンは、酸化によ
って導電性重合体に転化することができる。未置換のチ
オフェンに比較して3−アルキルチオフェンは重合に有
利な酸化ポテンシャル−何故なら酸化ポテンシャルが比
較的低いm−にそしてこのものから製造される重合体は
高い安定性に特徴がある。
3−メトキシ基での置換によって約0.4V程の酸化ポ
テンシャルの低下が更に達成される。3−メトキシチオ
フェンの製法は公知であり、この方法は3−ブロモチオ
フェンをナトリウム−メチラートと反応させることによ
って非常に高収率で行うことができる。しかし更に大き
い基を持つチオフェンエーテルはこのようにして製造で
きない。用いるアルコールが更に活性原子または活性基
を含有している場合には、特にそうである。
[発明の構成1 本発明者は、大きな側鎖基を持つチオフェンエーテルが
、炭素原子数1〜3のアルコキシチオフェンを酸の存在
下に0■−基を含有する化合物と反応させた場合に容易
に製造できることを見出した。
従って本発明は、式(1) [式中、R1は直鎖状または分枝状の炭素原子数1〜1
8のアルコキシ基、炭素原子数3〜18のアルケニルオ
キシ基、炭素原子数3〜12ノアルキニルオキシ基、炭
素原子数5〜6のシクロアルコキシ基、フェニル−01
〜C4−アルコキシ基、式(II) −O(C11□)、l−X        (II)(
式中、nは2〜6であり、Xはハロゲン原子、水酸基、
カルボキシルエステル基、−SO1Me基(Me・アル
カリ金属又は−N”R’4 −但し、R5は水素原子、
アルキル基である□である)、ニトロ基、シアノ基、カ
ルボキシアミド基、−QC)13基、−0C211S基
または−(OCR□CIl□)m−OCH3基(但し、
mは1〜3である)、第四アンモニウム基または−P(
0) (OR’) を−基(但し、R4は水素原子また
は炭素原子数1〜4のアルキル基である)である。)で
表される基または、グリコール酸、チオグリコール酸、
乳酸またはこれらの酸のエステルの基を意味し、R2は
R1または水素原子、炭素原子数1−12のアルキル基
またはアリール基を意味するかまたは R1およびI?2はこれらが結合している炭素原子と一
緒に成って五員環〜六員環を形成しそして R3は水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基または
炭素原子数4〜6のアルコキシ基を意味する。1 で表されるチオフェンエーテルを製造するに当たって、
2−13−12,3−22,4−または3,4〜01〜
C4アルコキシチオフエンを式(In) 1?’−011(II[) [式中、R1は上記の意味を有する。1で表される01
1−基含有化合物と一緒に、アルコキシチオフェンの量
を基準として1〜lOモルχの量の酸性触媒の存在下に
50〜300分間、70〜180°Cの温度に加熱し、
生じるC3〜C3−アルコールを分離除去することを特
徴とする、上記チオフェンエーテルの製造方法に関する
更に本発明は、式(I) [式中、R1は直鎖状または分枝状の炭素原子数7〜1
8のアルコキシ基、炭素原子数4〜18のアルケニルオ
キシ基、炭素原子数3〜12のアルキニルオキシ基、炭
素原子数5〜6のシクロアルコキシ基、フェニル−C1
〜C4−アルコキシ基、式(II) 0(Clh)、 −X         (II)(式
中、nは2〜6であり、Xはハロゲン原子、水酸基、カ
ルボキシルエステル基、−SO3Me  基(Me・ア
ルカリ金属又は−N″R14但し、R%は水素原子、ア
ルキル基であるである)、ニトロ基、シアノ基、カルボ
キシアミド基、−0CI+2基、−QC!IIs基また
は−(OCII□GHz)−−CHz基(但し、mは1
〜3である)、第四アンモニウム基または−P(0)(
OR’)z−J!(但し、R4は水素原子または炭素原
子数1〜4のアルキル基である)である。)で表される
基または、グリコール酸、チオグリコール酸、乳酸また
はこれらの酸のエステルの基を意味し、 R2はR1または水素原子、炭素原子数1〜12のアル
キル基またはアリール基を意味するかまたは R1およびR2はこれらが結合している炭素原子と一緒
に成って五員環〜六員環を形成しそして !?3は水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基また
は炭素原子数4〜6のアルコキシ基を意味する。1 で表されるチオフェンエーテルに関する。
本発明に従って製造されるチオフェンエーテルは、式(
1) [式中、R1は直鎖状または分枝状の炭素原子数1〜1
8、殊に7〜18、特にlO〜14のアルコキシ基、炭
素原子数3〜18、殊に4〜18のアルケニルオキシ基
、炭素原子数3〜12、殊に3〜8のアルキニルオキシ
基、炭素原子数5〜6、殊に6のシクロアルコキシ基、
フェニル−C3〜C4−アルコキシ基、式(n)−O(
CHz)、1−X        (I[)(式中、n
は2〜6であり、Xはハロゲン原子、水酸基、カルボキ
シルエステル基、−SO3Me基(Me =アルカリ金
属又は−N”R54−但し、RSは水素原子、アルキル
基である  である)、ニトロ基、シアノ基、カルボキ
シアミド基、−0CH3基、−QC,IIs基または−
(OCII□CI+□)、、l−0CH2基(但し、m
は1〜3である)、第四アンモニウム基または−P(0
)(01?’)2−基(但し、R4は水素原子または炭
素原子数1〜4のアルキル基である)である。)で表さ
れる基または、グリコール酸、チオグリコール酸、乳酸
またはこれらの酸のエステルの基を意味し、R2はR1
または水素原子、炭素原子数1〜12.1〜4のアルキ
ル基またはアリール基、殊に水素原子またはメチル基を
意味するかまたはR1およびR2はこれらが結合してい
る炭素原子と一緒に成って五員環〜六員環を形成しそし
て R3は水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、殊に
メチル基または炭素原子数4〜6のアルコキシ基を意味
する。1 で表される化合物である。
本発明の方法では、2−13−12,3−12,4−ま
たは3 、4− C+ ”’−C4−アルコキシチオフ
ェン、例えば3−メトキシチオフェン、3−エトキシチ
オフェン、3−プロポキシチオフェン、3−メトキシ−
4−エチルチオフェン、3−メトキシ−4−ブチルチオ
フェンを使用する。
殊にメトキシチオフェンを使用するのが有利である。炭
素原子数1〜3のアルコキシチオフェンは、式(II[
) R’−011(III) [式中、R1は上記の意味を有する。1で表されるOH
−基含有化合物と反応させる。
この種の化合物の例には直鎖状または分枝状の炭素原子
数2〜18のアルコール、炭素原子数3〜18のオレフ
ィンアルコール、炭素原子数3〜12のアセチレンアル
コール、シクロペンタノール、シクロヘキサノール、フ
ェニルエチルアルコール、ベンジルアルコール、炭素原
子数2〜6のω−ハロゲンアルコール、グリコール酸エ
ステル、チオグリコール酸エステル、乳酸エステルがあ
る。
上記のアルコール類を使用するのが有利である。
反応は不活性溶剤、例えば芳香族−または脂肪族−炭化
水素、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、C2−ベ
ンゼンまたはシクロヘキサン中で実施する。その際溶剤
は分離除去するべきアルコールの為の共沸剤であっても
よいが、0■−基を含有する過剰の反応用化合物であっ
てもよい。この反応は場合によっては高圧または減圧の
もとでも行うことができる。一般に反応は70〜180
°C1殊に100〜150 ’Cの温度で実施する。遊
離するアルコールを連続的に除去するのが、反応の進行
に有利である。
炭素原子数1〜3のアルコキシチオフェンおよびこれと
反応するOH−基含有化合物は1:1〜1.5、殊に1
:1.1−1.3のモル比で使用する。
反応は触媒の存在下で実施する。触媒には酸、特にプロ
トン酸、例えばH2SO4、NaHSO,,1hPO,
、ポリマーのスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、1
18F、があり、しかもアルコキシチオフェンを基準と
して一般に1〜10モルχの触媒量である。
Na1lSO4またはρ−トルエンスルホン酸と溶剤と
してのトルエンとの系が特に有利であることが判ってい
る。
この反応は30〜300分、殊に50〜200分継続す
る。この時間の間に計算された量のアルコールを分離す
る。酸性触媒は濾去するかまたは中和し、溶剤を分離除
去しそして生成物を蒸留、再結晶またはクロマトグラフ
ィーによって精製する。
本発明の方法で製造される化合物の例には以下のものが
ある: 3−エトキシチオフェン、3−プロポキシチオフェン、
3−ブトキシチオフェン、3−ペンチロオキシチオフェ
ン、3−へキシルオキシチオフェン、3−へブチルオキ
シチオフェン、3−オクチルオキシチオフェン、3−ノ
ニルオキシチオフェン、3−デシルオキシチオフェン、
3−チオデシルオキシチオフェン、3−(n−ドデシル
−2−オキシ)チオフェン、3−n−ドデシル−1−オ
キシチオフェン、3テトラデシルオキシチオフェン、3
−ペンタデシルオキシチオフェン、3−ヘキサデシルオ
キシチオフェン、3−オクタデシルオキシチオフェン、
3−エイコシルオキシチオフェン、3−トコシルオキシ
チオフェン、3−(2°−エチルへキシルオキシ)−チ
オフェン、3−(2′、4”、4゛−トリメチルペンチ
ルオキシ)チオフェン、3−シクロペンチルオキシチオ
フェン、3−シクロへキシルオキシチオフェン、3−ベ
ンジルオキシチオフェン、3−プロパギルオキシチオフ
ェン、3−(2−クロロエトキシ)チオフェン、3−(
6−クロロへキシルオキシ)チオフェン、3−(メトキ
シエトキシ)チオフェン、3−(メトキシエトキシエト
キシ)−チオフェン、3,4−ジェトキシチオフェン、
3.4−ジプロポキシチオフェン、3.4−ジブトキシ
チオフェン、31.4−ジペンチルオキシチオフェン、
3.4−ジヘキシルオキシチオフェン、3.4−ジオク
チルオキシチオフェン、3.4−ジノニルオキシチオフ
ェン、3.4−ジドデシルオキシチオフェン、3−メト
キシ−4−ペンチルオキシチオフェン、3−メトキシ−
4=ヘキシルオキシチオフエン、3−メトキシ−4−ノ
ニルオキシチオフェン、3−メトキシ−4−ドデシルオ
キシチオフェン、3−メチル−4−プロパギルオキシチ
オフェン、3−エトキシ−4−ペンチルオキシチオフェ
ン、3−エトキシ−4−へキシルオキシチオフェン、3
−ブトキシ−4−ドデシルオキシチオフェン、3−(2
’−エチルへキシルオキシ)−4−メトキシチオフェン
、3−メトキシ、4−メチルチオフェン、3−エトキシ
−4−メチルチオフェン、3−メトキシエトキシ−4−
メチルチオフェン、3−プロパギルオキシ−4−メチル
チオフェン、3−ブトキシ−4−メチルチオフェン、3
−ブチル−4−メトキシチオフェン、3−ドデシル−4
−メトキシチオフェン、3−ドデシル−4−ブトキシチ
オフェン、3−ブチル−4−ブトキシチオフェン、3.
3′−ジヘキシルオキシー2.2−ジチオフェン、4.
4゛−ジドデシルオキシ−2,2”−ジチオフェン、3
−ドデシルオキシ−4−メトキシ−2,2′−ジチオフ
ェン、グリコール−およびメチルグリコール−3,4−
ジオキシチオフェンエーテル、2−ブトキシ−3−メト
キシチオフェン、2−へキシルオキシ−4−メトキシチ
オフェン、2−ブトキシ−3−メチルチオフェン、2−
へキシルオキシ−4−メチルチオフェン。
特に以下の化合物を製造するの有利である:3−へキシ
ルオキシチオフェン、3−へブチルオキシチオフェン、
3−オクチルオキシチオフェン、3−ノニルオキシチオ
フェン、3−デシルオキシチオフェン、3−ウンデシル
オキシチオフェン、3ドデシルオキシチオフエン、3−
テトラデシルオキシチオフェン、3−ペンタデシルオキ
シチオフェン、3−ヘキサデシルオキシチオフェン、3
−オクタデシルオキシチオフェン、3−エイコシルオキ
シチオフェン、3−トコシルオキシチオフェン、3−(
2’−エチルへキシルオキシ)−チオフェン、3−(2
°、4’、4°−トリメチルペンチルオキシ)−チオフ
ェン、3.4−ジヘキシルオキシチオフエン、3.4−
ジオクチルオキシチオフェン、3,4−ジノニルオキシ
チオフェン、3,4−ジドデシルオキシチオフェン、3
−メトキシ−4−ペンチルオキシチオフェン、3−へキ
シルオキシ−4−メトキシチオフェン、3−メトキシ−
4−ノニルオキシチオフェン、3−ドデシルオキシ−4
−メトキシチオフェン、3−トコシルオキシ−4−メト
キシチオフェン、3−エトキシ−4−ペンチルオキシチ
オフェン、3−エトキシ4−ヘキシルオキシチオフェン
、3−ブトキシ−4ドデシルオキシチオフエン、3−(
2’−エチルへキシルオキシ)−4−メトキシチオフェ
ン。
こうして得られるチオフェンエーテルは、例えば電気化
学的方法で酸化重合することができる。2−位で置換さ
れたチオフェンは分子量調整の為の連鎖停止剤として用
いることができる。
か\る重合体は、添加物含有状態で良好な伝導性および
可溶性を示すことに特徴がある。この方法では、容易に
入手できる原料化合物から一連の単量体チオフェンエー
テルを製造することができる。これらから製造される重
合体は側鎖次第でその性質を広い範囲で変えることがで
きる。
重合体は合成樹脂の帯電防止剤として使用することがで
きる。その際チオフェン単量体あるいはチオフェン重合
体において適当な側鎖を選択することによって、それぞ
れの合成樹脂中にこれらの重合体を溶解することができ
るしまたはこのチオフェン重合体を合成樹脂に適合させ
ることができる。
[実施例] 以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明する: ff13−N−ヘキシルオキシチオフェン20cmコの
3−メトキシチオフェン(0,2mol)および50c
mコのn−へキサノール−1を30CII+3のトルエ
ンに?容解し、IgのNaHSO4(0,01mof)
  と1昆合する。この混合物を125°Cに加熱しそ
して攪拌する。ビグレックス(Vigreux)カラム
を通してメタノールとトルエンとの約10cm”の混合
物を63〜64°Cの煮沸温度で留去する。これには約
3時間掛かる。次いでこの混合物を50cm’のNaH
CO3−飽和溶液にて三回洗浄して中性にし、Mg5O
aで乾燥しそして減圧下に分別する。過剰のヘキサノー
ルと一緒にトルエンを留去した後に、70°C10,1
3mbarのもとて34g(理論値の92χに相当する
)の3−n−へキシルオキシチオフェンが流出する。ガ
スクロマトグラフィー(GC)によって97χの純度と
し、IIll−1−Nおよび質量分析によって構造を確
認した。
夫施±2二3−N−ノニルオキシチオフェン25cm’
の3−メトキシチオフェン(0,25mol)、50c
m’のn−ノナノール−1および30cm、’のトルエ
ンをIgのp−トルエンスルホン酸と一緒に120°C
に加熱し、3時間に渡って9.5 cm’のメタノール
/ トルエン−混合物を留去する。後処理は実施例1に
記載されている如く行う。30cmのビグレックス(V
igreux)−カラムを通して留去することで、沸点
102〜105°C(7)42g(理論値17) 74
2に相当する)の3−n−ノニルオキシチオフェンが0
.26 mbarで得られる。)I−1−NMRおよび
質量分析によって構造を確認した。
40gの3−プロモー4−メチルチオフェンを120g
のドデカノール−1と一緒に120 cm3のトルエン
に溶解しそして2gのNaH3O4と一緒に還流状態で
沸騰するまで加熱する。3時間に渡って19m1のメタ
ノール/ トルエン−混合物を留去する。
後処理は実施例1に記載されている如く行う。
この溶液を水で中性になるまで洗浄し、Mg5O。
で乾燥し、次いで分別する。141〜143“C10゜
013mbarのもとで55.6gの3−ドデシルオキ
シ−4メチルチオフエンが流出する。GCによって97
%以上の純度とし、理論収量の63χのに相当する。こ
の物質は質量分析およびI+−1−NMI?によって確
認された。
40gの3−メトキシ−4−エチルチオフェンヲ60c
m”のエチレングリコール−モノメチルエーテルと一緒
に50CI112のトルエンに溶解する。2gのNa1
lSO,を添加しながら3時間還流状態で煮沸しそして
180I113のメタノール/ トルエン−混合物を留
去する。
後処理は実施例3に記載されている如く行う。
分別蒸留によって29gの3−メトキシエトキシ−4メ
チルチオフエン(沸点62〜65°C10,2mba「
、純度95χ、理論収量の54%に相当する)が得られ
る。この物質は質量分析およびH−1−NMRによって
確認された。
1施■」2貝 上記の各実施例と同様にして以下の表に挙げた一般式 で表される物質を3−メトキシチオフェンからNa)!
So、触媒の存在下に製造する。沸点および枚重は後記
表に記載した。lIi認はII−1−NMRおよび質量
分析によって行う。
実施例  R1沸点(”C/mbar)  枚重5  
 n−CtJts     140℃10.26   
75χ?    −CIl□−CII = CI+□ 
    78°C/16     37χ8   −C
I−CミC1188℃/16     65χCH,C
I。
9   −CIl□−CIl(C11□)、CH:l 
 88°C10,1350χlO−シクロヘキシル  
66°C10,0638χ11   −Cal□−CI
l□−CII、  65−68°C10,1330χ1
2   −CIl□−CHz−OCII:+    5
3°C10,1346χ13   −C1h−C,lI
S      99°C10,2662χ尖膳斑■: 
 2−へキシルオキシチオフェン15cm’の2−メト
キシチオフェンを40co+’のnヘキサノールおよび
30cm”のトルエンに溶解し、IgのNaHSO4と
混合し、還流下に若干の時間加熱する。6cIIlff
のメタノールおよびトルエンの共沸剤の留去後にソーダ
溶液で洗浄し、乾燥しそして分別する。沸点66°C1
0,26mbarの2−ヘキシルオキシチオフェン18
 gを留去する。96χの純度。理論値の65χの牧率
3−ブロモ−4−ブチルチオフェンからナトリウムメチ
ラートとメタノール中でCu0−触媒の存在下に反応さ
せることによって製造される3−メトキシ−4−ブチル
チオフェン10gを、実施例14におけるのと同様に、
50cm″のn−ヘキサノールおよび30cm’のトル
エンに溶解し、IgのMeH5Oaと混合する。6 c
m’の共沸剤を留去した後にこの反応混合物を実施例1
4におけるのと同様に後処理する。牧率: 8.5 g
の3−ヘキシルオキシ−4ブチルチオフエン、沸点11
2〜116°C10,26mbar、理論値の60χに
相当する。
10gの3.4−ジメチルオキシチオフェンを10cm
3のn−へキサノール−1および30cm”のトルエン
に溶解し、0.5gのNa1lSOaと混合し、還流状
態で加熱する。6 cm3の共沸剤を留去し、次いでこ
の反応混合物を実施例14におけるのと同様に後処理す
る。3.7gの3−メトキシ−4−ヘキシルオキシチオ
フェン(沸点80〜85°C10,1mbar)を分別
する。蒸留残渣からCHzCl を含有Sin、を通す
クロマトグラフィーによって4gのジヘキシルオキシチ
オフエンが得られる。
実施■u: 6−クロロ−へキシルオキシチオフェン 20cl111の3−メトキシチオフェンを30CIl
13のトルエンに溶解した溶液を26cm″の6−クロ
ロ−1−ヘキサノールおよびIgのp−t−ルエンスル
ホン酸と混合し、還流下に加熱する。9.2 crm”
のトルエン/メタノール−共沸物を留去する。ソーダ水
溶液で中和した後に分別によって14gの6クロローへ
キシルオキシチオフェンが得られる(沸点87 ’C1
0,01mbar、純度98χ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は直鎖状または分枝状の炭素原子数1〜
    18のアルコキシ基、炭素原子数3〜18のアルケニル
    オキシ基、炭素原子数3〜12のアルキニルオキシ基、
    炭素原子数5〜6のシクロアルコキシ基、フェニル−C
    _1〜C_4−アルコキシ基、式(II) −O(CH_2)_n−X(II) {式中、nは2〜6であり、Xはハロゲン原子、水酸基
    、カルボキシルエステル基、−SO_3Me基(Me=
    アルカリ金属又は−N^+R^5_4−但し、R^5は
    水素原子、アルキル基である−である)、ニトロ基、シ
    アノ基、カルボキシアミド基、−OCH_3基、−OH
    _2H_5基または−(OHH_2CH_2)_m−O
    CH_3基(但し、mは1〜3である)、第四アンモニ
    ウム基または−P(O)(OR^4)_2−基(但し、
    R^4は水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル基
    である)である。}で表される基または、グリコール酸
    、チオグリコール酸、乳酸またはこれらの酸のエステル
    の基を意味し、 R^2はR^1または水素原子、炭素原子数1〜12の
    アルキル基またはアリール基を意味するか または R^1およびR^2はこれらが結合している炭素原子と
    一緒に成って五員環〜六員環を形成し そして R^3は水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基また
    は炭素原子数4〜6のアルコキシ基を意味する。] で表されるチオフェンエーテルを製造するに当たって、
    2−、3−、2,3−、2,4−または3,4−C_1
    〜C_4−アルコキシチオフェンを式(III) R^1−OH(III) [式中、R^1は上記の意味を有する。] で表されるOH−基含有化合物と一緒に、アルコキシチ
    オフェンの量を基準として1〜10モル%の量の酸性触
    媒の存在下に50〜300分間、70〜180℃の温度
    に加熱し、生じるC_1〜C_3−アルコールを分離除
    去することを特徴とする、上記チオフェンエーテルの製
    造方法。 2)酸性触媒がプロトン酸である請求項1に記載の方法
    。 3)酸性触媒がNaHSO_4またはp−トルエンスル
    ホン酸である請求項1に記載の方法。 4)生じるC_1〜C_3−アルコールを共沸蒸留によ
    って分離除去する請求項1に記載の方法。 5)反応を溶剤としてのトルエン中で実施する請求項1
    に記載の方法。 6)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は直鎖状または分枝状の炭素原子数7〜
    18のアルコキシ基、炭素原子数4〜18のアルケニル
    オキシ基、炭素原子数3〜12のアルキニルオキシ基、
    炭素原子数5〜6のシクロアルコキシ基、フェニル−C
    _1〜C_4−アルコキシ基、式(II) −O(CH_2)_n−X(II) {式中、nは2〜6であり、Xはハロゲン原子、水酸基
    、カルボキシルエステル基、−SO_3Me(Me=ア
    ルカリ金属又は−N^+R^5_4−但し、R^5は水
    素原子、アルキル基である−である)、ニトロ基、シア
    ノ基、カルボキシアミド基、−OCH_3基、−OH_
    2H_5基または−(OCH_2CH_2)_mOCH
    _3基(但し、mは1〜3である)、第四アンモニウム
    基または−P(O)(OR^4)_2−基(但し、R^
    4は水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル基であ
    る)である。}で表される基または、グリコール酸、チ
    オグリコール酸、乳酸またはこれらの酸のエステルの基
    を意味し、R^2はR^1または水素原子、炭素原子数
    1〜12のアルキル基またはアリール基を意味するか または R^1およびR^2はこれらが結合している炭素原子と
    一緒に成って五員環〜六員環を形成し そして R^3は水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基また
    は炭素原子数4〜6のアルコキシ基を意味する。] で表されるチオフェンエーテル。
JP1030075A 1988-02-13 1989-02-10 チオフェンエーテルの製造方法 Pending JPH023685A (ja)

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