JPS5967244A - アクリル酸エチルの製造法 - Google Patents

アクリル酸エチルの製造法

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JPS5967244A
JPS5967244A JP16654282A JP16654282A JPS5967244A JP S5967244 A JPS5967244 A JP S5967244A JP 16654282 A JP16654282 A JP 16654282A JP 16654282 A JP16654282 A JP 16654282A JP S5967244 A JPS5967244 A JP S5967244A
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JP
Japan
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weight
acrylic acid
ethyl
ethyl acetate
ethyl alcohol
Prior art date
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Pending
Application number
JP16654282A
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English (en)
Inventor
Toshio Yamato
大和 敏雄
Takayoshi Kudo
工藤 隆義
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリル酸エチルエステルの製法に関するもの
である。更に詳しくは、アクリル酸とエチルアルコール
とを、エステル化触媒及び溶剤の存在下で反応させ、エ
ステル化反応により生成する水を溶剤で共沸脱水する際
に、溶剤として炭素数6〜7の炭化水素及び酢酸エチル
を使用することを特徴とするアクリル酸エチルの製造法
に関する。
アクリル酸のエステル化は液相ならびにガス相が可能で
ある。
液相エステル化の触媒としては硫酸或はスルホン酸、例
えばp−)ルエンスルホン酸、又はカチオン交換樹脂を
使用する。このエステル化反応は可逆反応であって平衡
が存在するため、反応を促進するためには、 (1)一方の厚相(例えばアルコール)を大過剰に用い
る。
(2)略等モルを使用するが、未反応アクリル酸等はエ
ステルと分離した後循環再使用する。
(3)共沸脱水溶剤を共存させて、エステル化に伴なっ
て副生ずる水を反応系外に出しながら反応を進行させる
等の操作が必要である。
一般に低沸点の低級エステル合成にあっては(1)又は
(2)が用いられる。(1)は硫酸又はp−)ルエンス
ルホン酸等を触媒としてアクリル酸のメチルエステルま
たはエチルエステルを合成する際に、(2)はカチオン
交換樹脂を触媒としてアクリル酸のメチルエステルまた
はエチルエステルを合成する際に用いられる。高沸点の
エステルを合成する際には通常(3)の方法が行われる
アクリル酸エチルを合成する(1)の方法は、生成した
エステル及び水を大過剰のエチルアルコールと共に留出
させなければならない。
捷だ一方、腐蝕性の強い酸触媒や重合物等が濃縮された
残渣液を扱わなければならない。
捷だ(2)の方法では、多量の重合し易い未反応アクリ
ル酸を回収してリサイクルするが、ノツチオン交換樹脂
の寿命を確保するためにはポリマーをリサイクルしない
等の処置が必要である。
本発明は、」−述の欠陥を克服するためになされたもの
で、反応器にはアクリル酸、エチルアルコール、エステ
ル化触媒の他に、共沸脱水溶剤として炭素数6〜7の炭
化水素及び酢酸エチルを併用することによって、アクリ
ル酸エチルを収率よく合成する方法を提供する。
本発明によれば、少量の酸触媒を使用し、かつ、エチル
アルコールの使用過剰度の低い条件下で、高収率でアク
リル酸エチルを合成することが出来る。
本発明で使用する炭化水素としては、特に炭素数6〜7
で沸点が60〜85tTのものが好寸しく、例えば、n
−ヘキサノ、3−メチルシクロペンクン、シクロヘギザ
ン、ベンゼン、2,4−ジメチルペンタン等が挙げられ
る。
炭化水素は、1種又は2種以上の混合物として使用する
ことが出来る。
エステル化触媒としては、種々のものが使用出来、例え
ば、硫酸、燐酸等やp−トルエンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸などの有機スルボン酸等を使用することが出
来る。又、カチオン交換樹脂も使用出来る。
アクリル酸に対するエチルアルコール、酢酸エチル、炭
化水素溶剤の使用量(モル比)は、夫々1.0〜1.5
.05〜30.05〜3の範囲内にとるのが望捷しく、
これによりダイマー酸エチル、β−エトキシプロピオン
酸エチル等の副生率を著しく低く抑えることが出来るほ
か、ジエチルエーテルの生成も無視し得る程度に微量で
ある。
本発明のエステル化を行う場合、好ましい反応温度は共
υド脱水溶剤の種類及び使用量によって異なるが、通常
65〜90tZ’である。
本発明において、共沸脱水はエステル化反応を行いなが
ら、又は、エステ、ル化反応終了後に行うことが出来る
本発明を実施する場合、エステル化反応により副生ずる
水を炭化水素及び酢酸エチルと共に留出させ、凝縮させ
た後有機相を反応器に還流し、水相を系外に抜き出すこ
とによってアクリル酸エチルを効率よく製造できる。
以下に本発明を実施例によって具体的に説明する。
なお、本発明の方法は実施例に限定されるものではない
。例えば実施例は回分エステル化とし、分留塔はラノシ
ヒリング充填塔としたが、連続操作も可能であり、分留
塔も充填塔の他、段塔な使用することも出来る。連続エ
ステル化 5− の場合、必要により反応器数を2基以上として充分な帯
留時間を確保することで、アクリル酸エチルの収率な更
に高めることが可能である。
実施例1゜ 攪拌機、分留塔(ランシヒリング充填塔)、還流コンデ
ンサ一つきの11フラスコにアクリル酸72%(ハイド
ロキノン1重量%含有)、エチルアルコール55.3g
−、ベンゼン7811酢酸エチル211.5g−1硫酸
79−を注入して攪拌しながらオイルバスで加熱する。
80Cで留出が始まり、還流コンデンサーにて凝縮した
留出液のうち、有機相を全量フラスコに還流、水相のみ
を系外に抜き出す。水の留出は約4時間で止まった。
留出水相20.8fI−は、アクリル酸エチル0.08
9重量%、アクリル酸0.009重量%、エチルアルコ
ール18.05重量%、酢酸エチル4.811重量%、
水77、04重量%を含有する。フラスコ内残留液39
8.0Pの組成は、アクリル酸エチル2428重量%、
アクリル酸1.12重量%、エチルアルコール178重
量%、酢酸エチル4990重量%、ペン=6一 971919重量%、水その他373重量%であった。
留出水相中のアクリル酸エチルは回収出来るので、仕込
んだアクリル酸モル数に対する生成したアクリル酸エチ
ルモル数の比tIoo分率で表わして収率とすれば、次
のとおりである。
参考例1 実施例1と同一の装置にアクIJル酸721、エチルア
ルコール55.3 @−、ベンゼン289.5P、硫酸
7.05’を入れ、攪拌しながらフラスコをオイルバス
で加熱する。76.5tZ”で留出が始捷り、還流コン
デンサーにて凝縮した留出液のうち、有機相を全量フラ
スコに還流、水相のみを系外に抜き出した。約4時間で
水の留出は止まった。
留出水相27.7 Pは、アクリル酸エチル0.300
重量%、アクリル酸0.099重量%、エチルアルコー
ル3791重量%、ベンゼン0968重量%、水607
2重量%を含有する。
フラスコ内残留液395.1f%の組成は、アク1ノル
酸エチル22.1.4重量%、アクリル酸2054重量
%、エチルアルコール0.505fjft%、ベンゼン
7233重量%、水その他2.971重量%であった。
実施例1に記載のアクリル酸エチルの収率は、であった
すなわち本発明の方法は、酢酸エチルを炭化水素と併用
することによって、アクリル酸及びエチルアルコールが
留出水と一緒に系外に抜き出されるのを防止するので、
アルコールの低過剰下にも拘らずアクリル酸の反応率を
高めることが可能となり、且つ副反応も極めて低率に抑
えられて、極めて高いアクリル酸エチルの収率を保証す
るものである。
実施例2 実施例1と同一の装置にアクリル酸721、エチルアル
コール65 !7.シクロヘキサン781、酢酸エチル
1061、硫酸71を注入して攪拌しながらオイルバス
で加熱する。75Cで留出が始捷り、還流コンデンサー
にて凝縮した留出液のうち、有機相を全量フラスコに還
流、水相のみを系外に抜き出す。水の留出は約4時間で
止捷った。
留出水相36.Og−は、アクリル酸エチル0414重
量%、アクリル酸0023重量%、エチルアルコール3
4.44重量%、酢酸エチル14.64重量%、水4.
9.30重量%を含有する。フラスコ内残留液292.
6j7の組成は、アクリル酸エチル3330重量%、ア
クリル酸1.07重量%、エチルアルコール2.09重
量%、酢酸エチル33.42重量%、シクロヘキザン2
620重量%、水その他3.92 重量%であった。実
施例1に記載のアクリル酸エチルの収率は、 であった。
実施例3 実施例1と同一の装置にアクリル酸721、エチルアル
コール59.9 P、 2.4−ジメチルペンタン78
1、酢酸エチル159g−1硫酸71を注入して攪拌し
ながらオイルバスで加熱する。76C9− で留出が始まり、還流コンデンサーにて凝縮した留出液
のうち、有機相を全量フラスコに還流、水相のみを系外
に抜き出す。水の留出は約4時間で止まった。
留出水相37.66 F−は、アクリル酸エチル039
6重量%、アクリル酸0.021重量%、エチルアルコ
ール30.03重量%、水4.7.13重量%を含有す
る。フラスコ内残留液338.24!?の組成はアクリ
ル酸エチル27.88重量%、アクリル酸1.36重量
%、エチルアルコール0.90重量%、酢酸エチル4.
4.67重量%、2,4−ジメチルペンクン22.66
重量%、水その他253重量%であった。実施例1に記
載のアクリル酸エチルの収率は、 である。
特許出願人 日昭化薬株式会社 10−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  アクリル酸とエチルアルコールとをエステル
    化触媒及び溶剤の存在下で反応させ、エステル化反応に
    より生成する水を溶剤で共沸脱水する際に、溶剤として
    炭素数6〜7の炭化水素及び酢酸エチルを使用すること
    を特徴とするアクリル酸エチルの製造法。
JP16654282A 1982-09-27 1982-09-27 アクリル酸エチルの製造法 Pending JPS5967244A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317844A (ja) * 1986-07-09 1988-01-25 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 不飽和カルボン酸エステルの製造方法
EP0989108A3 (en) * 1998-09-22 2001-01-24 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for production of esterified product
EP1078904A1 (de) * 1999-08-20 2001-02-28 Haarmann & Reimer Gmbh Verfahren zur schonenden Entfernung von Lösungsmittelresten aus Riech-und/oder Aromastoffen
CN104437285A (zh) * 2014-11-30 2015-03-25 花勇功 一种乙酸乙酯反应装置

Cited By (5)

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