JPH0236643Y2 - - Google Patents

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JPH0236643Y2
JPH0236643Y2 JP14406085U JP14406085U JPH0236643Y2 JP H0236643 Y2 JPH0236643 Y2 JP H0236643Y2 JP 14406085 U JP14406085 U JP 14406085U JP 14406085 U JP14406085 U JP 14406085U JP H0236643 Y2 JPH0236643 Y2 JP H0236643Y2
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hole
tapered
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head
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、切削工具用の着脱装置に関し、特に
工具ホルダーが迅速にしかも確実に着脱されるよ
うにしたものである。
(従来の技術) 従来、この種の着脱装置は、例えば、側部方向
からのクランプねじからなる作動軸を適用した実
開昭57−197403号公報、実開昭59−160103号公報
等にみられるものが開示されている。
しかしながら、これらの公報にみられるもの
は、作動軸の操作が一方向であるためその操作性
が必ずしも良好ではない。
(考案が解決しようとする問題点) このようなことから、本考案では、作動軸の操
作性を改善するため、作動軸の両端面側からの操
作を可能にしようとするものである。また、作動
軸関連の部品については、その取付け剛性を高め
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、ア
ダプターの一端に設けられた第1の受入れ穴内に
は、係合頭部を突出させるようにしたけん引軸が
挿入され、この第1の受入れ穴に対して略直交す
るように穿設された第2の受入れ穴内には、1対
からなる第1、第2の回動キヤツプ、作動軸およ
び一対からなる第1、第2の移動駒が位置するこ
とによつて、前記けん引軸が前記第1の受入れ穴
内を進退するようにした切削工具用の着脱装置を
前提にして改善したものである。
すなわち、前記けん引軸は、第1の受入れ穴内
にある後端部位には、直径方向で開口するととも
に、軸中心付近で小径となる1対からなる第1、
第2のテーパー穴が穿設され、また第1の受入れ
穴から突出する先端部位には、係合頭部が設けら
れるようにしたものである。
また、1対からなる第1、第2の回動キヤツプ
は、第2の受入れ穴の両開口端部分に位置して、
第2の受入れ穴内では回転のみが許容され、しか
もその内端面側には、角穴およびねじ穴が対向し
て設けられるものである。
さらに、前記作動軸は、その両端には、1対の
前記回動キヤツプの角穴およびねじ穴にそれぞれ
螺合する角形部分およびねじ部分が設けられると
ともに、その中央部位には、前記ねじ部分とはね
じれ方向を異ならせた中央ねじ部分が設けられる
ようになつているものである。
また、前記第1および第2の移動駒は、非回転
体で1対のものとして構成されるとともに、前記
作動軸の中央部分に螺合すするとともに、その対
向端に形成されたテーパー頭部には、前記第1お
よび第2のテーパー穴に接触および離脱する押圧
作用部分が形成されようとしたものである。
(作用) 本考案における切削工具用の着脱装置は、前記
作動軸の回転に伴い、移動軸の対向するテーパー
頭部の押圧作用部分が、前記けん引軸の第1およ
び第2のテーパー穴に対し、一方が接触、他方が
離脱するように作用する。この結果、けん引軸が
第1の受入れ穴内で進退し、その係合頭部で工具
ホルダーを着脱する。
(実施例) 以下、本考案切削工具用の着脱装置における一
実施例について図を参照しながら説明する。
第1図および第2図において、1は、工作機械
の回転軸に取付けられるアダプターであり、この
アダプター1には、軸方向および直径方向に向か
う第1の受入れ穴2および第2の受入れ穴3が略
直交するように穿設されている。
第1の受入れ穴2内には、軸方向に進退可能な
けん引軸4が挿入され、このけん引軸4は、第1
の受入れ穴2からの突出端には、例えば、スロー
アウエイチツプ5を備えた工具ホルダー6を着脱
する係合頭部7が設けられている。また、このけ
ん引軸4は、第1の受入れ穴2内に位置する後端
部位に直径方向に開口する1対からなる第1のテ
ーパー穴8および第2のテーパー穴9が穿設され
ている。この場合、この第1および第2のテーパ
ー穴8,9は、中央部分が小径となるようにつぼ
まるもので、この第1および第2のテーパー穴
8,9に対しては、非回転体で1対からなる第1
の移動駒10および第2の移動駒11が位置し、
第1のテーパー頭部12および第2のテーパー頭
部13をそれぞれ対向させるようにしている。
この第1および第2の移動駒10,11は、そ
れぞれねじ穴10a,11aを有し、第2の受入
れ穴3内に挿入された作動軸14の中央ねじ部分
15が螺合することによつて、その軸方向移動を
可能にしている。なお、第1および第2の移動駒
10,11は、その対向端に押圧作用部分24を
備えた第1のテーパー頭部12および押圧作用部
分25を備えた第2のテーパー頭部13が設けら
れている。そして第3図でみられるように、非回
転体を構成するため、例えば2つのキーフランジ
16が形成され、このキーフランジ16を第2の
受入れ穴3に設けられたキー溝17内に位置させ
るようにしている。
しかして、前記作動軸14は、前述したよう
に、その中央部位に中央ねじ部分15が形成さ
れ、その両端部位には、角形部分18およびねじ
部分19が形成される。そして、この中央ねじ部
分15およびねじ部分19は、それぞれねじれ方
向が異なる関係すなわち、一方が右ねじであれば
他方が左ねじとなる関係にある。
また、この作動軸14は、前記角形部分18お
よびねじ部分19が、第2の受入れ穴3の両開口
端に位置する第1および第2の回動キヤツプ2
0,21に形成された角穴22およびねじ穴23
に適合するようになつている。この場合、第1お
よび第2の回動キヤツプ20,21は、例えばC
リングなどの介在により回転のみが許容されてい
るものである。
このようにして構成された本考案切削工具用の
着脱装置は、作動軸14の回転に伴つて、前記第
1および第2の移動駒10,11に形成された第
1および第2のテーパー頭部12,13の押圧作
用部分24,25が第1および第2のテーパー穴
8,9に対して、接触および離脱する。すなわ
ち、第1および第2の移動駒10,11における
押圧作用部分24,25は、図示の場合、第1お
よび第2のテーパー穴8,9に嵌挿される作動軸
14を基準にして、それぞれ左右に分れて位置す
る。要するに、押圧作用部分24,25は、けん
引軸4の進退方向に分れて位置するように構成さ
れる。
そして、けん引軸4の着脱作用時には、第1の
テーパー頭部12が第1のテーパー穴8に接触し
たときには、第2のテーパー頭部13が第2のテ
ーパー穴9から離れ、また第2のテーパー頭部1
3が第2のテーパー穴9に接触したときには、第
1のテーパー頭部12が第1のテーパー穴8から
離れることにより、前記けん引軸4をアダプター
1の軸方向に進退させる。
図示のように、左右に分れて接触させるには、
例えば、本実施例のように第1および第2のテー
パー穴8,9の軸中心線をそれぞれ偏位させるか
あるいは、第1および第2のの移動駒10,11
の軸中心線を基準にして非対称にすることにより
得られる。すなわち、相対的な関係において、左
右に分かれての接触が達成させればよいのであ
る。
第4図は、変形例を示したもので、作動軸14の
中央ねじ部分15が2つに分かれているもので、
第2の移動駒11側の直径およびピツチを大きく
して、工具ホルダー6の取外しを迅速化したもの
である。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、アダプター1
内に中央ねじ部分15およびねじ部分19のねじ
れ方向を異ならせた作動軸14、けん引軸4およ
び1対からなる第1および第2の移動駒10,1
1が内蔵されるようにし、その両端には、1対か
らなる第1および第2の回動キヤツプ20,21
が位置するようにしたものであるから、以下のよ
うな効果を有する。
第1に、作動軸14の両端側からの操作が可能
になり、その操作性が良好となることである。こ
れは、例えば、第1図のものにおいて、中央ねじ
部分15を左ねじ、ねじ部分19を右ねじとした
ときには、以下のような着脱作用が得られるから
である。すなわち、1対の回動キヤツプ20,2
1を右に回転すれば第1および第2の移動駒1
0,11が下降することによつて、押圧作用部分
24がテーパー穴8に接触して、前記けん引軸4
を第1の受入れ穴2内に引寄せ、また、左に回転
すれば、第1および第2の移動駒10,11はと
もに上昇して一方の押圧作用部分24が、第1の
テーパー穴8から離脱し、他方の押圧作用部分2
5が、第2のテーパー穴9に接触して、前記けん
引軸4を開口方向に押出すように作用する。
また、第2の回動キヤツプ21を右回転および
左回転しても同様な作用が得られる。
第2に、作動軸14をはじめとする関連部品の
組込み剛性が高いことである。これは、作動軸1
4が第1および第2の回動キヤツプ20,21に
よつて両端支持の構成になつていることおよび1
対からなる第1および第2の移動駒10,11に
ついても非回転体を構成していることから移動時
のガイド作用が円滑に行なえることからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案切削工具用の着脱装置におけ
る一実施例を示す要部を切欠した正面図、第2図
は、第1図中の−線に沿つて得られる断面
図、第3図は、移動駒を示すもので、aは、平面
図、bは、中央断面図、第4図は、本考案切削工
具用の着脱装置の変形例を示す断面図である。 1……アダプター、2……第1の受入れ穴、3
……第2の受入れ穴、4……けん引軸、6……工
具ホルダー、7……係合頭部、8……第1のテー
パー穴、9……第2のテーパー穴、10……第1
の移動駒、11……第2の移動駒、12……第1
のテーパー頭部、13……第2のテーパー頭部、
14……作動軸、15……中央ねじ部分、18…
…角形部分、19……ねじ部分、20……第1の
回動キヤツプ、21……第2の回動キヤツプ、2
2……角穴、23……ねじ穴、24,25……押
圧作用部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アダプター1の一端に設けられた第1の受入れ
    穴2内には、係合頭部7を突出させるようにした
    けん引軸4が挿入され、この第1の受入れ穴2に
    対して略直交するように穿設された第2の受入れ
    穴3内には、1対からなる第1の回動キヤツプ2
    0、第2の回動キヤツプ21、作動軸14および
    1対からなる第1の移動駒10、第2の移動駒1
    1が位置することによつて、前記けん引軸4が前
    記第1の受入れ穴2内を進退するようにした切削
    工具用の着脱装置において、 前記けん引軸4は、第1の受入れ穴2内にある
    後端部位には、直径方向で開口するとともに、軸
    中心付近で小径となる1対からなる第1のテーパ
    ー穴8および第2のテーパー穴9が穿設され、ま
    た第1の受入れ穴2から突出する先端部位には、
    係合頭部7が設けられており、 前記第1の回動キヤツプ20および第2の回動
    キヤツプ21は、第2の受入れ穴3の両開口端部
    分に位置して、第2の受入れ穴3内では回転のみ
    が許容され、しかもその内端面側には、角穴22
    およびねじ穴23が対向して設けられ、 前記作動軸14は、その両端には、角形部分1
    8およびねじ部分19が設けられることによつ
    て、前記角穴22およびねじ穴23に適合するよ
    うになつているとともに、その中央部位には、前
    記ねじ部分19とはねじれ方向を異ならせた中央
    ねじ部分15が設けられるようになつており、 前記第1の移動駒10および第2の移動駒11
    は、前記作動軸14の中央ねじ部分19にそれぞ
    れ螺合するように非回転体で1対のものとして構
    成され、その対向端には、押圧作用部分24を備
    えた第1のテーパー頭部12および押圧作用部分
    25を備えた第2のテーパー頭部13がそれぞれ
    形成され、しかもこれらの押圧作用部分24,2
    5がけん引軸4の進退方向に分れて位置するよう
    に構成されるとともに、前記作動軸14の一方向
    またはその反対向の回転に伴つて第1の移動駒1
    0および第2の移動駒11が作動軸14の軸方向
    で進退して、第1のテーパー頭部12の押圧作用
    部分24が第1のテーパー穴8に接触したときに
    は、第2のテーパー頭部13が第2のテーパー穴
    9から離れ、第2のテーパー頭部13の押圧作用
    部分25が第2のテーパー穴9に接触したときに
    は、第1のテーパー頭部12が第1のテーパー穴
    8から離れることによつて、前記けん引軸4をア
    ダプター1の軸方向に進退可能にしていることを
    特徴とする切削工具用の着脱装置。
JP14406085U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0236643Y2 (ja)

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JP14406085U JPH0236643Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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JPS6253903U JPS6253903U (ja) 1987-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6273644B2 (ja) * 2014-01-28 2018-02-07 住友電工ハードメタル株式会社 切削工具

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JPS6253903U (ja) 1987-04-03

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