JPS596976Y2 - カツタ軸サポ−ト装置 - Google Patents
カツタ軸サポ−ト装置Info
- Publication number
- JPS596976Y2 JPS596976Y2 JP8419079U JP8419079U JPS596976Y2 JP S596976 Y2 JPS596976 Y2 JP S596976Y2 JP 8419079 U JP8419079 U JP 8419079U JP 8419079 U JP8419079 U JP 8419079U JP S596976 Y2 JPS596976 Y2 JP S596976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- wedge
- support
- cutter
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はフライス盤にカツタサポート軸を取付けてク
ランプ又はアンクランプする場合、1個のハンドル操作
で迅速に行えるようにした装置に関する。
ランプ又はアンクランプする場合、1個のハンドル操作
で迅速に行えるようにした装置に関する。
従来のフライスカツタ軸のサポート装置は、サポート装
置の取り付け用ボルトをゆるめて、サポート装置を外し
、次いでカツタ締め付け用ナットをスパナ掛けで取り外
し力ツタを交換する。
置の取り付け用ボルトをゆるめて、サポート装置を外し
、次いでカツタ締め付け用ナットをスパナ掛けで取り外
し力ツタを交換する。
交換後はカツタ締付用ナットをねしこみ、スパナで締め
つける。
つける。
再びサポート装置を所定位置にもって来てボルト締めす
る。
る。
この装置の取付け、取外しに要する時間はナットやボル
トの取付け取外し時間が大部分であり、したがって、段
取り時間は生産能率の面からみて大きな問題であった。
トの取付け取外し時間が大部分であり、したがって、段
取り時間は生産能率の面からみて大きな問題であった。
この考案の装置は上述の刃具交換時間を大幅に短縮し、
機械実稼動時間を高めて生産性の向上を計ることを目的
としたものである。
機械実稼動時間を高めて生産性の向上を計ることを目的
としたものである。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
サポート本体1はナット4を有しており、摺動台2に軸
承された送りねじ軸3がナット4と螺合し、送りねじ軸
の回転により摺動台2上を移動できるように載置されて
いる。
承された送りねじ軸3がナット4と螺合し、送りねじ軸
の回転により摺動台2上を移動できるように載置されて
いる。
また、サポート本体1には摺動用のカミソリ5が組み込
まれていて、これを押えて、サポート本体をクランプす
るための複数個のクランプレバー6が配設されている。
まれていて、これを押えて、サポート本体をクランプす
るための複数個のクランプレバー6が配設されている。
サポート軸7は、サポート軸保持筒9内に回゛転自在に
組み付けられている。
組み付けられている。
また、サポート軸採持筒9はサポート本体1に組み込ま
れた平軸受8の摺動面により軸方向にのみ摺動可能に組
み込まれている。
れた平軸受8の摺動面により軸方向にのみ摺動可能に組
み込まれている。
また、サポート軸7は、先端部にテーパ穴10を有して
おり、カツタ軸11の先端に固着されたテーパ軸12と
嵌合するようになっている。
おり、カツタ軸11の先端に固着されたテーパ軸12と
嵌合するようになっている。
なお、カツタ軸11は複数個のボルト13によって、フ
ライス軸14に固着されており、フライスカツタ15は
リング16と押え座金17によりカツタ軸11に位置決
め固定されている。
ライス軸14に固着されており、フライスカツタ15は
リング16と押え座金17によりカツタ軸11に位置決
め固定されている。
なお、フライスカツタ15には、座金17の通し溝18
と、回転伝達用キー19の嵌合通し溝20が設けられて
いる。
と、回転伝達用キー19の嵌合通し溝20が設けられて
いる。
また、テーパ軸12には、カツタ固定用のナット21が
ねし嵌合されている。
ねし嵌合されている。
上部に操作用ハンドル22を取付けた回動軸′″23は
、サポート軸7とくさび軸30間にあり、サポ″=F本
体1に立設され、サポート本体1に取付けられた蓋24
のテーパ軸受部25と、サポート本体1に固着された平
軸受26に回転自在に軸支されている。
、サポート軸7とくさび軸30間にあり、サポ″=F本
体1に立設され、サポート本体1に取付けられた蓋24
のテーパ軸受部25と、サポート本体1に固着された平
軸受26に回転自在に軸支されている。
回動軸23の中間部に球面部28を有する第1のピン2
9と、球面部32を有する第2のピン33が突設されて
いる。
9と、球面部32を有する第2のピン33が突設されて
いる。
第1のピン29はサポート軸保持筒9の外周に設けられ
た駆動用溝27と係合し、第2のピン33はくさび軸3
0に設けられた駆動用の溝31に係合している。
た駆動用溝27と係合し、第2のピン33はくさび軸3
0に設けられた駆動用の溝31に係合している。
また、くさび軸30の軸方向と直交するクランプ軸34
が平軸受35内に摺動自在に組み込まれている。
が平軸受35内に摺動自在に組み込まれている。
クランプ軸34に設けられた溝36には、クランプ時に
作用するくさび面37と、アンクランプ時に作用して、
クランプ軸34をサポート軸保持筒9から外すための凸
部38を形或している。
作用するくさび面37と、アンクランプ時に作用して、
クランプ軸34をサポート軸保持筒9から外すための凸
部38を形或している。
また、くさび軸30はサポート本体1に固定された平軸
受39に嵌合し、案内ピン40により軸方向にのみ摺動
可能に組み込まれ、その先端部はくさび部41とクラン
プ軸34を戻すための傾斜部42を有している。
受39に嵌合し、案内ピン40により軸方向にのみ摺動
可能に組み込まれ、その先端部はくさび部41とクラン
プ軸34を戻すための傾斜部42を有している。
なお、43はサポート軸保持筒9を軸方向に摺動可能に
案内する案内金、また、44はサポート軸保持筒9に形
威した傾斜面であって、クランプ軸34の傾斜面と接す
る。
案内する案内金、また、44はサポート軸保持筒9に形
威した傾斜面であって、クランプ軸34の傾斜面と接す
る。
次にこの考案の動作を上記実施例について説明する。
フライスカツタ15を交換する場合に、ハンドル22を
時計方向に回してやると、初めにピン33の球面部32
が溝31の右端面に当って、くさび軸30は、右に移動
してくさび37の作用を解くと同時に傾斜部42が、凸
部38に接してクランプ軸34をアンクランプ位置に強
制的に復帰させる。
時計方向に回してやると、初めにピン33の球面部32
が溝31の右端面に当って、くさび軸30は、右に移動
してくさび37の作用を解くと同時に傾斜部42が、凸
部38に接してクランプ軸34をアンクランプ位置に強
制的に復帰させる。
更に回動軸23を回転するとピン29の球面部38が、
サポート軸保持筒9の溝27に入り、該保持筒9と共に
これに組み込まれたサポート軸7を図面上左行させ、サ
ポート軸はテーパ軸12から外れる。
サポート軸保持筒9の溝27に入り、該保持筒9と共に
これに組み込まれたサポート軸7を図面上左行させ、サ
ポート軸はテーパ軸12から外れる。
次いでクランプレバー6をゆるめる。
この状態で、本体1をサポート軸7に直角に配置された
送りねじ軸3を右回転させて後退させる。
送りねじ軸3を右回転させて後退させる。
そこでスパナをテーパ軸12のナット21に掛けてゆる
め、座金17とフライスカツタ15を取り外し、替わり
に新しいフライスカツタをカツタ軸11に取り付ける。
め、座金17とフライスカツタ15を取り外し、替わり
に新しいフライスカツタをカツタ軸11に取り付ける。
次に座金17を90゜回転してから、スパナで強くナッ
ト21を締め付ける。
ト21を締め付ける。
締め付け完了後サポート本体1の送りねじ軸3を左回転
させてサポート本体1の送りねじ軸3を左回転させてサ
ポート本体1を図示されていないストッパーに当るまで
前進させる。
させてサポート本体1の送りねじ軸3を左回転させてサ
ポート本体1を図示されていないストッパーに当るまで
前進させる。
この状態でクランプレバー6にてサポート本体1を摺動
台2にクランプする。
台2にクランプする。
次いでハンドル22を反時計方向に回転することにより
前記サポート軸保持筒9のアンクランプ動作と全く逆の
順序で行われる。
前記サポート軸保持筒9のアンクランプ動作と全く逆の
順序で行われる。
即ちサポート軸保持筒9はカツタ軸11のテーパ一部1
2がサポート軸7のテーパ一部10と密着する直前まで
右行し、ピン29の球面部28が係合溝27から外れる
。
2がサポート軸7のテーパ一部10と密着する直前まで
右行し、ピン29の球面部28が係合溝27から外れる
。
続いてクランプ軸34はサポート軸保持筒の傾斜面44
によってサポート軸保持筒9を強力にカツタ軸11方向
に押付けてサポート軸7とカツタ軸11とが一体にクラ
ンプされる。
によってサポート軸保持筒9を強力にカツタ軸11方向
に押付けてサポート軸7とカツタ軸11とが一体にクラ
ンプされる。
このため回転運動が出来る状態になる。
この考案は上記の如く、サポート軸7のカツタ軸11と
の接続とクランプは1個の回動軸23を操作するだけで
完了する。
の接続とクランプは1個の回動軸23を操作するだけで
完了する。
また、カツタ交換の際のクランプ、アンクランプはナッ
ト21をわずかに緩めるだけで行えるので、カツタの交
換はきわめて簡単かつ迅速に行うことが可能となった。
ト21をわずかに緩めるだけで行えるので、カツタの交
換はきわめて簡単かつ迅速に行うことが可能となった。
第1図は本考案のサポート装置の要部断面図、第2図は
A−A線による断面図、第3図は第1図のB−B線によ
る断面図である。 1・・・・・・サポート本体、7・・・・・・サポート
軸、9・・・・・・サポート軸保持筒、10・・・・・
・テーパ穴、11・・・・・・カツタ軸、12・・・・
・・テーパ軸、17・・・・・・押え座金、22・・・
・・・操作用ハンドル、23・・・・・・回動軸、27
・・・・・・係合溝、30・・・・・・くさび軸、31
・・・・・・係合溝、33・・・・・・ピン、34・・
・・・・軸、29・・・・・・ピン。
A−A線による断面図、第3図は第1図のB−B線によ
る断面図である。 1・・・・・・サポート本体、7・・・・・・サポート
軸、9・・・・・・サポート軸保持筒、10・・・・・
・テーパ穴、11・・・・・・カツタ軸、12・・・・
・・テーパ軸、17・・・・・・押え座金、22・・・
・・・操作用ハンドル、23・・・・・・回動軸、27
・・・・・・係合溝、30・・・・・・くさび軸、31
・・・・・・係合溝、33・・・・・・ピン、34・・
・・・・軸、29・・・・・・ピン。
Claims (2)
- (1)カツタ軸先端のテーパ軸と係合するテーパ穴を有
するサポート軸と一端にくさびを形威したくさび軸とを
平行に配置すると共に、サポート軸、くさび軸間に前記
サポート軸とくさび軸と係合して両軸の長手方向におけ
る相対位置を変化させる回動軸と、くさび軸のくさびと
係合してサポート軸保持筒に形或した傾斜面と当接しく
さび軸の移動に伴ってサポート軸のクランプ、アンクラ
ンプを行うクランプ軸とを設けたことを特徴とするカツ
タ軸サポート装置。 - (2)回動軸にくさび軸駆動用ピンとサポート軸保持筒
駆動用ピンとを植設し、くさび軸とサポート軸保持筒に
それぞれ形或した保合溝と係合させた実用新案登録請求
の範囲第1項記載のカツタ軸サポート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8419079U JPS596976Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | カツタ軸サポ−ト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8419079U JPS596976Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | カツタ軸サポ−ト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562314U JPS562314U (ja) | 1981-01-10 |
JPS596976Y2 true JPS596976Y2 (ja) | 1984-03-03 |
Family
ID=29317381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8419079U Expired JPS596976Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | カツタ軸サポ−ト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596976Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-21 JP JP8419079U patent/JPS596976Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562314U (ja) | 1981-01-10 |
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