JPH0234880B2 - - Google Patents

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JPH0234880B2
JPH0234880B2 JP57017086A JP1708682A JPH0234880B2 JP H0234880 B2 JPH0234880 B2 JP H0234880B2 JP 57017086 A JP57017086 A JP 57017086A JP 1708682 A JP1708682 A JP 1708682A JP H0234880 B2 JPH0234880 B2 JP H0234880B2
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JP
Japan
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boom
tip
seat
television camera
camera
Prior art date
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Application number
JP57017086A
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English (en)
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JPS58135093A (ja
Inventor
Tsutomu Hirakata
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は一般道路を自走することができる車
両形クレーンに関する。
(従来の技術) 車両形クレーンは一般道路を自走して建設現場
等に移動できるようになつており、このものは車
体に設置された旋回台上に伸縮可能な起伏ブーム
を設けるとともに走行並びにクレーン作業用の共
用運転室を設けて構成されている。このような車
両形クレーンは起伏ブームを用いて建設作業つま
りクレーン作業が行え、また一般道路を自走して
建設現場などへ移動できることから、作業性に優
れた利点を有する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記車両形クレーンにおいては
一般道路を自走する場合、上記起伏ブームを収縮
し、しかもこの起伏ブームを車体の前方に倒伏さ
せた姿勢で走行することになるが、この状態のと
き上記起伏ブームの先端側が車体の前方に大きく
張り出した姿勢となる。したがつて、このような
車両形クレーンが交差点を通過しようとする際に
は、上記共用運転室よりも上記起伏ブームの先端
が早く交差点に進入するため、上記起伏ブームが
交差点に進入した時点では未だ上記共用運転室か
ら交差する側の道路を視認することができず、交
通事故を招くおそれがあつた。
特に走行とクレーン作業を共用した運転室で操
作するタイプの場合は、運転室が旋回台に載置さ
れているので車体のほぼ中央部に位置され、した
がつて起伏ブームの先端から遠く離れて後方に位
置することになり、側方の道路を視認するのが難
しい不具合がある。
また、起伏ブームを倒伏させた状態でこの起伏
ブームが上記運転席の側部上方に位置される場合
は、この起伏ブームを狭んで運転席と反対側の側
方を視認しようとしてもこの起伏ブームが邪魔に
なつて視界が著しく損なわれる不具合がある。
この発明はこのような事情にもとづいてなされ
たもので、その目的とするところは、一般道路等
の走行時、走行および作業兼用の共用運転席から
起伏ブーム先端部の側方を確実に視認することが
でき、交通の安全を図ることができる車両形クレ
ーンを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、車体に旋回台を設け、この旋回台に
走行用および作業用の運転席を兼ねる共用運転席
ならびに伸縮可能な起伏ブームを設け、走行時に
上記共用運転席が車体のほぼ中央部に位置される
とともに上記起伏ブームが上記共用運転席の側部
上方に位置される車両形クレーンにおいて、上記
起伏ブームの先端部にテレビカメラを取り付ける
とともに上記共用運転席に上記テレビカメラで映
された画像を表示するモニタを設け、上記テレビ
カメラは上記車両形クレーンが走行状態にある場
合に突没機構で起伏ブームの先端部から下方に突
出可能とし、かつこの突出状態で旋回駆動機構に
より水平方向に旋回可能とし、このテレビカメラ
で上記起伏ブーム先端部の側方を映写可能とし、
非使用時には上記突没機構によりこのテレビカメ
ラを起伏ブームの下面よりも上方へ移動させてこ
の起伏ブーム先端部の側面に沿わせて格納可能と
したことを特徴とする。
(作用) このような構成によると、走行時にはテレビカ
メラで起伏ブーム先端から側方を映し、この像を
共用運転席に設置したモニタに表示し、このモニ
タにより上記起伏ブームの側方を視認することが
できる。
(実施例) 以下この発明の一実施例を図面にもとづき説明
する。
第1図は一般道路を自走する車両形クレーンを
示し、図中1は車体、2は車輪、3はエンジンル
ーム、4はクレーン作業時に車体1を支えるアウ
トリガである。車体1には旋回台5が設けられて
いる。この旋回台5には起伏ブーム6が枢軸7を
介して起伏自在に枢着され、この起伏ブーム6は
図示しない起伏シリンダにより起伏される。ま
た、起伏ブーム6はテレスコープ式に伸縮可能と
なつている。そして、上記旋回台5上には共用運
転室8が設けられている。この共用運転室8は車
体1の操向をなす走行用運転室とクレーン作業の
操作をなすクレーン作業運転室とを兼用するもの
である。上記共用運転席8は、この自走形クレー
ンが走行状態にある場合、車体1の前後方向のほ
ぼ中央部に位置されるようになつている。また、
上記起伏ブーム6は、倒伏された状態では上記共
用運転席8の一側(第3図に示すように左側)上
方に位置されるようになつている。なお、図面で
は図示されていないが、上記起伏ブーム6のブー
ムヘツド6aにはワイヤを介してフツクが吊持さ
れ、ワイヤの繰り出し、および巻き取りをなすこ
とによりクレーン作業がなされる。
そして、上記起伏ブーム6の先端部にはテレビ
カメラ20が取り付けられている。本実施例の場
合、上記ブームヘツド6aに突没機構としてのモ
ータ22を取り付け。この突没用モータ22のモ
ータ軸23によりアーム11を上下方向に回動さ
せるようになつており、走行時にはこのアーム1
1に取り付けた上記テレビカメラ20が上記ブー
ムヘツド6aの下方に突出されるようになつてい
るとともに、非使用時には上記アーム11を回動
させてテレビカメラ20をこのブームヘツド6a
の下面から突出しないように、側方に沿つて格納
することができるようになつている。
また上記モータ軸23には旋回駆動機構として
の旋回モータ25が取り付けられており、この旋
回モータ25は上記アーム11を軸線周りに回転
させるようになつている。このためアーム11の
下端に取り付けたテレビカメラ20は水平方向に
旋回可能となつており、このテレビカメラ20は
上記旋回により他方向も映すことができるように
なつている。
前記共用運転席8内にはモニタ21が設置され
ており、上記テレビカメラ20で得た画像をこの
モニタ21で表示するようになつている。
13は上記テレビカメラ21およびモータ2
2,25の制御をなす電気コードであり、この電
気コード13はクレーン作業時に起伏ブーム6の
伸縮に伴つて起伏ブーム6の側面に設けられたリ
ール14から繰り出されるとともに巻き取られ、
上記テレビカメラ20およびモータ22,25の
制御つまり遠隔操作を上記共用運転室8から行え
るようになつている。なお、15はブームヘツド
6aのシーブである。
上記構成の車両形クレーンは、一般道路の走行
中、例えば第3図に示されるような交差点を通過
する場合、上記ブームヘツド6aにテレビカメラ
20を取り付けてあるので、上記共用運転室8が
まだ交差点に進入していなくても、上記起伏ブー
ム6の先端側が上記交差点に進入した時点で交差
する道路の状況を上記テレビカメラ20で映し、
これをモニタ21に表示するので共用運転室8に
いる運転者はこのモニタ21を見て上記交差する
道路の状況を視認することができる。したがつ
て、上記起伏ブーム6の先端側が交差点に進入し
た時点で交差する道路を走行中の他の車両等を確
認することができ、左右の確認をいちはやく行
え、交通の安全を図ることができる。
しかも、共用運転席8が車体1のほぼ中央部に
配置されることにより未だ共用運転席8が交差点
に進入していなくしかしながら起伏ブーム6の先
端が交差点に進入する場合において、上記テレビ
カメラ20によりいち早く左右方向の確認が行え
る。
特に、テレビカメラ20はブームヘツド6aの
下方に突出されるので、このテレビカメラ20は
地面に近づき、これによつて側方を映した場合
は、テレビカメラ20の位置が高い場合に比べて
車体の近くを良好に映すことができ、したがつ
て、安全確認に有効である。
また起伏ブーム6が倒伏された場合にこの起伏
ブーム6が共用運転席8の側方に位置される場合
はこの起伏ブーム6が側方の視界を遮えぎるので
この方向の視認が困難になるが、上記テレビカメ
ラ20は旋回モータ25で水平方向に回転される
ので、一側方および他側方の視認が可能となり、
しかも1台のテレビカメラ20で両側方の視認が
可能となる。
また、上記テレビカメラ20を突没用モータ2
2で回動し、上記起伏ブーム6の側面に沿つて格
納することができるので、クレーン作業時には上
記テレビカメラ20が邪魔になることがなく、特
にフツクを巻き上げてこのフツクがブームヘツド
6aに接近された場合にテレビカメラ20はブー
ムヘツド6aの下面から突出していないのでフツ
クが干渉しなくなり、テレビカメラ20の破損を
防止することができる。
なお上記実施例ではブームヘツド6aにテレビ
カメラ20を取着するようにしたが、起伏ブーム
6の伸縮しない基部ブーム6bの先端に取り付け
るようにしてもよい。また、上記基部ブームの先
端に取着すれば、電気コード13のリール14を
用いなくて済み、構造が簡単なものになる。
(発明の効果) 以上説明したようにこの発明によれば、走行時
に例えば交差点などを通過する場合には、まだ共
用運転室が交差点に進入する前でも、上記起伏ブ
ームの先端部が交差点に進入した時点で、この起
伏ブームの先端部に取り付けたテレビカメラで交
差する道路の左右方向の状況を映して共用運転室
に設けたモニタで確認することができる。しか
も、テレビカメラは起伏ブームの先端部で下方に
突出した姿勢で側方の状況を映すので、車体に近
に場所の状況を確認することができ、また、この
テレビカメラは旋回駆動機構によつて水平に旋回
されるので1台のテレビカメラで左右両側方を順
次映すことができ、使用テレビカメラの台数が少
くて起伏ブームによつて視界が遮えぎられる方向
の交通状況も映すことができるから、交通の安全
を図るうえで優れた効果を奏する。また非使用時
には上記テレビカメラは起伏ブームの先端部の下
面から突出しないようにこのブーム先端部の側面
に沿うように格納されるので、クレーン作業など
に邪魔にならず、破損を防止されるなどの利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は自
走クレームの側面図、第2図は第1図中−線
に沿う断面図、第3図は作用を説明する図であ
る。 1…車体、5…旋回台、6…起伏ブーム、8…
共用運転室、20…テレビカメラ、21…モニ
タ、22…突没用モータ、25…旋回モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体に旋回台を設け、この旋回台に走行用お
    よび作業用の運転席を兼ねる共用運転席ならびに
    伸縮可能な起伏ブームを設け、走行時に上記共用
    運転席が車体のほぼ中央部に位置されるとともに
    上記起伏ブームが上記共用運転席の側部上方に位
    置される車両形クレーンにおいて、 上記起伏ブームの先端部にテレビカメラを取り
    付けるとともに上記共用運転席に上記テレビカメ
    ラで映された画像を表示するモニタを設け、上記
    テレビカメラは上記車両形クレーンが走行状態に
    ある場合に突没機構で起伏ブームの先端部から下
    方に突出可能とし、かつこの突出状態で旋回駆動
    機構により水平方向に旋回可能とし、このテレビ
    カメラで上記起伏ブーム先端部の側方を映写可能
    とし、非使用時には上記突没機構によりこのテレ
    ビカメラを起伏ブームの下面よりも上方へ移動さ
    せてこの起伏ブーム先端部の側面に沿わせて格納
    可能としたことを特徴とする車両形クレーン。
JP1708682A 1982-02-05 1982-02-05 車両形クレ−ン Granted JPS58135093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1708682A JPS58135093A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 車両形クレ−ン

Applications Claiming Priority (1)

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JP1708682A JPS58135093A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 車両形クレ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58135093A JPS58135093A (ja) 1983-08-11
JPH0234880B2 true JPH0234880B2 (ja) 1990-08-07

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ID=11934168

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JP1708682A Granted JPS58135093A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 車両形クレ−ン

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156385U (ja) * 1984-09-14 1986-04-15
JP2521244Y2 (ja) * 1990-01-17 1996-12-25 株式会社タダノ クレーン車の側方視認装置
JPH084235Y2 (ja) * 1992-05-19 1996-02-07 高倉 可明 スクラップ解体作業トラック

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4733707U (ja) * 1971-05-10 1972-12-15
JPS54144650A (en) * 1978-04-28 1979-11-12 Kazumasa Tatsumi Location identification device for crane work

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JPS58135093A (ja) 1983-08-11

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