JPH0417611Y2 - - Google Patents

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JPH0417611Y2
JPH0417611Y2 JP1984148133U JP14813384U JPH0417611Y2 JP H0417611 Y2 JPH0417611 Y2 JP H0417611Y2 JP 1984148133 U JP1984148133 U JP 1984148133U JP 14813384 U JP14813384 U JP 14813384U JP H0417611 Y2 JPH0417611 Y2 JP H0417611Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば橋梁の下面のように、人が簡
単に接近することのできない部分を遠隔操作で点
検し得るようにした点検車に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の点検車は自走できる車体上に旋回台を設
け、この旋回台には起伏自在の第1ブームを取付
け、この第1ブームの先端に第2ブームを屈伸自
在に取付け、この第2ブームの先端にさらに屈伸
自在に取付けた第3ブームの先端には伸縮ブーム
を取付け、この伸縮ブームの先端に旋回および起
伏自在に取付けた支持台には撮影装置と、この撮
影装置で撮影される被写体を照明する照明器を設
けたものである。
このような点検車は、橋梁上において旋回台を
側方へ旋回させ、第1、第2、第3の各ブームを
展開して撮影装置を橋梁の下側へ入れ、その下面
を撮影しながら車体を徐行させていく。
このさい、第3ブームに設けた伸縮ブームの伸
縮と、支持台の旋回および起伏により撮影装置を
所望の方向に向けて点検を行うものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような点検作業において、第1および第
2ブームは起伏および屈伸するだけであるから、
点検し得る橋梁の大きさに限界があるという問題
がある。
この考案は上記のような従来の橋梁等の点検車
の問題点を解決することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は橋
梁等の点検車の第1ブームおよび第2ブームを主
体部と、この主体部に進退自在に取付けた伸縮部
と、この伸縮部の駆動手段とで構成したものであ
る。
〔作用〕
この考案は上記の構成であるから、通常の大き
さの橋梁の点検には第1ブームおよび第2ブーム
は最小の長さにして点検を行なうが、通常の大き
さを越える大きな橋梁の点検の場合は第1および
第2のブームを最大限に伸ばすことにより橋梁の
下面を十分に点検できる。
〔実施例〕
第1図、第2図において、Aは公知の大型トラ
ツクと同様のキヤブ2を前端に有するシヤシ1か
らなる車体で、3は車体の上部前寄りの操作室で
ある。4は車体A上の操作室3の直後に設けた旋
回台で、図示省略してある油圧モータなどの駆動
手段によつて、適宜の減速機構を介して垂直軸の
回りに駆動旋回させるようにしたもので、これら
はシヤシ1上のサブフレーム9上に設ける。
また、旋回台4上のブラケツト5には、第1ブ
ーム6の後端を横軸7によつて起伏自在に取付
け、 このブーム6は左右一対の油圧シリンダ8によ
り起伏させる。11は第1ブーム6の先端に横軸
12により屈伸自在に取付けられた第2ブームで
ある。
この第2ブーム11も油圧シリンダ13により
駆動される。また、第2ブーム11の先端には横
軸14により第3ブーム15を屈伸自在に取付
け、この第3ブーム15の油圧シリンダ16によ
り駆動する。
また、第3ブーム15には油圧シリンダ17に
より駆動される伸縮ブーム18を取付ける。この
伸縮ブーム18の先端には、第6図、第7図のよ
うに遠隔操作により自在に旋回および起伏できる
支持台19を設け、この台19上にカラービデオ
カメラと照明灯からなる撮影装置20を設ける。
また、第1図、第2図のようにサブフレーム9
の前部両側と、後部両側には油圧シリンダなどの
作用で側方へ進出する進退自在のアーム22,2
3をそれぞれ設け、この各アーム22,23の先
端に垂直のガイド柱25,26をそれぞれ設け、
このガイド柱にそれぞれ油圧シリンダなどで昇降
するアウトリガ部材28,29を取付け、前部の
アウトリガ部材28および後部のアウトリガ部材
29の下端にはシユー31,32をそれぞれ揺動
自在に取付ける。
この考案の場合、第1ブーム6はブラケツト5
に横軸7により起伏自在に取付けた主体部35と
伸縮部36からなつている。
第3図ないし第5図は主体部35と伸縮部36
の詳細を示しており、角筒状の主体部35の先端
両側の支持板37間の上下には両側に鍔を有する
上下一対のローラ38を回動自在に取付ける。
伸縮部36も角筒状であるが、主体部35より
も小さく、第5図のように上下のローラ38の左
右の鍔の間に入る大きさである。また、この伸縮
部36の後端に固定した支持枠39の上下両側に
はそれぞれ左右一対のローラ40が回動自在に取
付けられ、この各ローラ40が第4図のように、
主体部35内のL型のガイドレール41に係合す
る。
また、主体部35の側面には伸縮部36の駆動
手段としての油圧シリンダ42を設け、その前端
から突出したピストンロツド43の前端を伸縮部
36の側部に設けたブラケツト44に連結してピ
ストンロツド43の進退により第1ブーム6が伸
縮するように構成する。
また、第2ブーム11も第1図のように、第1
ブーム6の伸縮部36に横軸12により連結され
た主体部45と、この主体部45に進退自在には
め込まれた伸縮部46と、この伸縮部46を進退
させる駆動手段としての油圧シリンダ47とで構
成されている。この主体部45と伸縮部46や前
記第3ブーム15と伸縮ブーム18の構造は第3
図ないし第5図に示す第1ブーム6の構造と同じ
であるから、詳細な説明は省略する。
つぎに、上記実施例の作用を説明する。
この考案を実施した点検車の一般道路の走行中
は第1図、第2図のように、各ブーム6,11,
15を最小長に収縮させるとともに折り畳んで車
体Aの前後軸線と平行にし、アウトリガー部材2
8,29も引込めておく。こうして走行し、目的
の橋梁50上へ達すると、車体Aを第6図のよう
に橋梁50の片側へ寄せて一たん停止させ、各ア
ウトリガー部材28,29を進出下降させる。つ
ぎに旋回台4を旋回させ、各ブーム6,11,1
5を第6図のように展開する。ついで、各撮影装
置20を所望の方向へ向けて橋梁50の下面を撮
影しながら、車体Aを低速度で連続的あるいは間
欠的に移動させている。このさい、前後のアウト
リガー部材28,29のシユー31,32は橋梁
50の表面に接触させて移動できないので引込め
なければならないが、引込めると、リヤスプリン
グの作用で車体Aの後部が上下に浮動し、不安定
となる。このため、図示省略してある適宜の転倒
防止装置を働かせてスプリングによる車体の上下
揺動を防止する。
また、橋梁50が一般的な大きさの場合、第6
図のように第1、第2ブーム6,11を最も短か
い長さとして橋梁50の点検を行なえばよいが、
第7図のように大型の橋梁51の場合は第1、第
2の各ブーム6,11の各伸縮部36,46を最
大限に伸長することにより橋梁51の下面を十分
に観察できる。
〔効果〕
この考案は上記のように、橋梁等の点検車にお
いて、先端の第3ブームはもとより、その他の第
1、第2ブームもそれぞれ伸縮自在としたから、
走行中や普通橋梁の点検の場合は各ブームを最小
限に縮めて軽快に作業を行ない、大きい橋梁に対
しては各ブームを最大限に伸長して充分な点検が
行なえる。
さらにこの考案は、角筒状の伸縮部を角筒状の
主体部内に進退自在にはめ込み、この伸縮部の途
中の上下と上下両側とを左右に鍔のある上下一対
のローラを主体部内の上下四隅のガイドレールで
支承せしめることによつて、伸縮部は主体部に対
してきわめて円滑に、かつ、安定した状態で支承
されるという特有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に点検車の一実施例を示す側
面図、第2図は同上の平面図、第3図は第1ブー
ムの一部切欠側面図、第4図は第3図−線の
縦断正面図、第5図は第3図−線の縦断正面
図、第6図、第7図はこの考案の点検車の各橋梁
点検状態の後面図である。 4……旋回台、6……第1ブーム、11……第
2ブーム、15……第3ブーム、18……伸縮ブ
ーム、19……支持台、20……撮影装置、3
5,45……主体部、36,46……伸縮部、4
2……駆動手段の一例としての油圧シリンダ、A
……車体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自走できる車体上に旋回台を設け、この旋回台
    上に起伏自在の第1ブームを取付け、この第1ブ
    ームの先端には第2ブームを屈伸自在に取付け、
    この第2ブームの先端にさらに屈伸自在に取付け
    た第3ブームの先端には伸縮ブームを取付け、こ
    の伸縮ブームの先端に旋回および起伏自在に取付
    けた支持台には撮影装置と、この撮影装置で撮影
    される被写体を照明する照明器を設けた橋梁等の
    点検車であつて、第1ブームおよび第2ブームを
    角筒状の主体部と、この主体部内に進退自在には
    め込んだ角筒状の伸縮部と、この伸縮部の駆動手
    段とで構成し、上記伸縮部の途中の上下と上下両
    側とを、上記主体部の先端に設けた、左右に鍔の
    ある上下一対のローラと、主体部内の上下四隅の
    ガイドレールで支承せしめた橋梁等の点検車。
JP1984148133U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0417611Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984148133U JPH0417611Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JP1984148133U JPH0417611Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JPS6162912U JPS6162912U (ja) 1986-04-28
JPH0417611Y2 true JPH0417611Y2 (ja) 1992-04-20

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JP1984148133U Expired JPH0417611Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080607A (ja) * 1983-10-11 1985-05-08 日本軽金属株式会社 橋梁点検車の制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080607A (ja) * 1983-10-11 1985-05-08 日本軽金属株式会社 橋梁点検車の制御装置

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JPS6162912U (ja) 1986-04-28

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