JP2002020074A - クレーン車の前方視認装置 - Google Patents

クレーン車の前方視認装置

Info

Publication number
JP2002020074A
JP2002020074A JP2000201690A JP2000201690A JP2002020074A JP 2002020074 A JP2002020074 A JP 2002020074A JP 2000201690 A JP2000201690 A JP 2000201690A JP 2000201690 A JP2000201690 A JP 2000201690A JP 2002020074 A JP2002020074 A JP 2002020074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
crane
telescopic boom
view
television camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000201690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002020074A5 (ja
Inventor
Kei Miyoshi
圭 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tadano Ltd filed Critical Tadano Ltd
Priority to JP2000201690A priority Critical patent/JP2002020074A/ja
Publication of JP2002020074A publication Critical patent/JP2002020074A/ja
Publication of JP2002020074A5 publication Critical patent/JP2002020074A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行車体上に旋回自在に搭載されその一側に
走行並びにクレーン操作兼用の運転室を備えた旋回台
と、当該旋回台に起伏自在に枢支され最倒伏された状態
で前記運転室内のアイポイトよりも下方に位置して格納
される伸縮ブームを有するクレーン車の、伸縮ブームを
はさんで運転室と反対側の前方視界をモニター可能な前
方視認装置を提供することにより、走行時及びクレーン
作業時の視認性を確保しようとするものである。 【解決手段】 前記伸縮ブームをはさんで前記運転室の
反対側となる前記旋回台の先端部適所にクレーン車の前
方に向けてテレビカメラを取付け、このテレビカメラで
撮影した画像を表示するディスプレイを前記運転室に設
け、当該ディスプレイでクレーン車の前方視界をモニタ
ー可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車体上に旋回
自在に搭載されその一側に走行並びにクレーン操作兼用
の運転室を備えた旋回台と、当該旋回台に起伏自在に枢
支され最倒伏された状態で前記運転室内のアイポイトよ
りも下方に位置して格納される伸縮ブームを有するクレ
ーン車の前方視認装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のクレーンは、運転室内のアイポ
イントが格納時の伸縮ブーム上面より高くなっており、
伸縮ブームをはさんで反対側の走行車体前方の視界は、
伸縮ブームがあるため直接視認は難しく、走行車体部に
取付けたミラーで間接視認を行うのが従来の技術であっ
た。その場合、ミラーで視認できる範囲が狭いため、い
くつものミラーを取付けることにより当該方向の視認性
を確保していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、運転者は複
数のミラーの中から必要な視界を映しているミラーを探
す必要があり、加えて各ミラーごとに遠近感が違うた
め、瞬時に必要な視界を確保・認識することは難しいも
のであった。
【0004】また、視認用のミラーは走行車体部に取付
けられているため、伸縮ブームが低起伏角度であって、
運転者の視界が伸縮ブームに遮られた状態でクレーンが
旋回操作を行う場合は、運転者は上部旋回台の伸縮ブー
ムをはさんで反対側の視界をミラーで確認することがで
きなかった。さらには、伸縮ブームが低起伏角度の状態
で吊荷走行を行うと、ミラーそのものが運転者から見え
なくなる場合もあった。
【0005】そこで、本発明は、上述したクレーン車に
おいても、伸縮ブームをはさんで運転室と反対側の前方
視界をモニター可能な前方視認装置を提供することによ
り、走行時及びクレーン作業時の視認性を確保しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、走行車体上に旋回自在に搭載されその一側に走行並
びにクレーン操作兼用の運転室を備えた旋回台と、当該
旋回台に起伏自在に枢支され最倒伏された状態で前記運
転室内のアイポイトよりも下方に位置して格納される伸
縮ブームを有するクレーン車の前方視認装置であって、
前記伸縮ブームをはさんで前記運転室の反対側となる前
記旋回台の先端部適所にクレーン車の前方に向けてテレ
ビカメラを取付け、このテレビカメラで撮影した画像を
表示するディスプレイを前記運転室に設け、当該ディス
プレイでクレーン車の前方視界をモニター可能に構成し
たことを特徴としている。
【0007】この構成により、運転室内のアイポイント
からは伸縮ブーム先端部が妨げとなる視界が、伸縮ブー
ムをはさんで前記運転室の反対側となる前記旋回台の先
端部適所にクレーン車の前方に向けて取付けられたテレ
ビカメラが撮影した画像を表示するディスプレイにより
モニターできるので、前方視界の視認性が良好なものと
なるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施の形態に係
るクレーン車1の左側面を示す。走行車体2に旋回台3
が旋回自在に搭載され、その旋回台3の右側には走行並
びにクレーン操作兼用の運転室4が備えられている。5
は伸縮ブームであって、前記旋回台3に起伏自在に枢支
され最倒伏された状態で前記運転室4のアイポイント7
よりも下方に位置して格納されている。
【0009】11はテレビカメラであって、前記伸縮ブ
ーム5をはさんで前記運転室4の反対側となる前記旋回
台3の先端部6にクレーン車1の前方を向くよう取付け
られている。
【0010】図2は、本発明の実施の形態に係るクレー
ン車1の平面図である。12はディスプレイであって、
前記運転室4の内部のフロントパネル13の上部に設置
されている。旋回台先端部6に取付けられたテレビカメ
ラ11からの画像信号は旋回台3の内部に沿って配線さ
れたケーブル14によって運転室4内部に送られるよう
になっている。
【0011】上述したテレビカメラ11は、車幅内ので
きるだけ外側で、可能なかぎり走行車体の下方も見える
ように取付ける。これによって、前方でしかも走行車体
左前方側方が確認できるのである。このテレビカメラ1
1による映像は、走行・クレーン作業中常にディスプレ
イに写し出され、運転者が伸縮ブーム5をはさんで運転
室4と反対側の前方視界を必要とした時にディスプレイ
12を見ることで確認することができる。運転者が映像
を必要なしと判断した場合は、ディスプレイ12を消画
すればよいのである。
【0012】あるいは、ディスプレイ12の表示を走行
車体2の走行速度に連動して切換えるようにしてもよ
い。特に上記テレビカメラ11の画像による視認が必要
な低速時にはディスプレイ12から映像を映し出すよう
にし、遠方の直接視界が重要となる高速時には、ディス
プレイ12を自動的に消画するようにするのである。
【0013】以上、テレビカメラ11を前記伸縮ブーム
5をはさんで前記運転室4の反対側となる前記旋回台の
先端部6適所にクレーン車の前方に向けて取付ける場合
を説明したが、さらに次のような場所にテレビカメラを
取付けることも有効である。 走行車体の直前視界を確保するために、走行車体前部
のバンパ内にテレビカメラをとりつける。 運転室反対側の側方の視認性を確保するために、例え
ば実開平3−94341に記載されたような伸縮ブーム
先端に配置される側方用テレビカメラを取付ける。 横抱きジブを有するクレーンで、ジブセット作業時の
ジブ確認用の視界を提供するテレビカメラを取付ける。 伸縮ブームをはさんで運転室と反対側の後方視認用の
テレビカメラを取付け、運転室内でアウトリガ操作を行
う場合の確認用視界を提供する。
【0014】このようにテレビカメラを追加した場合
は、テレビカメラの切換器を別途取り付けることによ
り、テレビカメラの選択を行うようにすればよいのであ
る。テレビカメラの選択は手動選択とすることができる
のは勿論であるが、関連する走行車体あるいはクレーン
作業の操作に連動して自動切換とすることも可能であ
る。
【0015】さらに、伸縮ブームをはさんで運転室の反
対側に位置する走行車体部あるいは旋回台部に人感セン
サを設け、当該部分の近傍に人がいた場合に、自動的に
ディスプレイにテレビカメラの映像を映し出し、運転者
に注意を促すようにしてもよい。また、テレビカメラを
その映像の方向あるいは範囲を変更可能なものとするこ
とにより、確認する視界を運転室内の操作できるように
してもよい。その場合は、必要に応じた視界を得ること
ができるので、より安全に寄与するのである。
【0016】なお、本願発明はクレーン車に限らず、他
の作業車にも適用可能であること勿論である。すなわ
ち、走行車体上に旋回自在に搭載されその一側に走行並
びに作業操作兼用の運転室を備えた旋回台と、当該旋回
台に起伏自在に枢支され最倒伏された状態で前記運転室
内のアイポイトよりも下方に位置して格納されるショベ
ル等の作業装置を有する作業車の前方視認装置として本
願発明を適用することができる。その場合は、当該作業
装置をはさんで前記運転室の反対側となる前記旋回台の
先端部適所に作業車の前方に向けてテレビカメラを取付
け、このテレビカメラで撮影した画像を表示するディス
プレイを前記運転室に設け、当該ディスプレイで作業車
の前方視界をモニター可能に構成すればよいのである。
【0017】
【発明の効果】以上の如く構成し作用するものであるか
ら、本願発明のクレーン車の前方視認装置では、運転室
内のアイポイントからはブーム先端部が妨げとなる視界
が、伸縮ブームをはさんで前記運転室の反対側となる前
記旋回台の先端部適所にクレーン車の前方に向けて取付
けられたテレビカメラが撮影した画像を表示するディス
プレイによりモニターできるので、従来技術で述べた複
数のミラーによるものに比べ、瞬時に必要な視界を確保
・認識することができるのである。それにより、以下の
ような効果を得ることができる。走行時 走行中に伸縮ブームをはさんで運転室と反対側となる
側への操舵時の視認性不足による歩行者・自転車の巻込
みの防止を図ることができる。 幅寄せ、車線変更時の安全性を高めることができる。クレーン作業時 伸縮ブームをはさんで運転室と反対側となる方向への
旋回台の旋回時の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の前方視認装置を搭載したクレーン
車の側面図である。
【図2】本願の発明の前方視認装置を搭載したクレーン
車の平面図である。
【符号の説明】
1 クレーン車 2 走行車体部 3 旋回台 4 運転室 5 伸縮ブーム 6 旋回台前部 7 アイポイント 11 テレビカメラ 12 ディスプレイ 13 フロントパネル 14 ケーブル B テレビカメラによる撮像範囲

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体上に旋回自在に搭載されその一
    側に走行並びにクレーン操作兼用の運転室を備えた旋回
    台と、当該旋回台に起伏自在に枢支され最倒伏された状
    態で前記運転室内のアイポイトよりも下方に位置して格
    納される伸縮ブームを有するクレーン車の前方視認装置
    であって、 前記伸縮ブームをはさんで前記運転室の反対側となる前
    記旋回台の先端部適所にクレーン車の前方に向けてテレ
    ビカメラを取付け、このテレビカメラで撮影した画像を
    表示するディスプレイを前記運転室に設け、当該ディス
    プレイでクレーン車の前方視界をモニター可能に構成し
    たことを特徴とするクレーン車の前方視認装置。
JP2000201690A 2000-07-04 2000-07-04 クレーン車の前方視認装置 Pending JP2002020074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000201690A JP2002020074A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 クレーン車の前方視認装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000201690A JP2002020074A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 クレーン車の前方視認装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002020074A true JP2002020074A (ja) 2002-01-23
JP2002020074A5 JP2002020074A5 (ja) 2007-06-07

Family

ID=18699339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000201690A Pending JP2002020074A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 クレーン車の前方視認装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002020074A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074594A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Tadano Ltd 作業機搭載車両の周辺監視装置
JP2016013889A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社タダノ クレーン車の障害物報知システム
JP2016013887A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社タダノ クレーン車の障害物報知システム
JP2016013890A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社タダノ クレーン車の障害物報知システム
WO2018105741A1 (ja) * 2016-12-09 2018-06-14 株式会社タダノ クレーン
JP2019014585A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社タダノ クレーン車

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074594A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Tadano Ltd 作業機搭載車両の周辺監視装置
JP2016013889A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社タダノ クレーン車の障害物報知システム
JP2016013887A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社タダノ クレーン車の障害物報知システム
JP2016013890A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社タダノ クレーン車の障害物報知システム
WO2018105741A1 (ja) * 2016-12-09 2018-06-14 株式会社タダノ クレーン
JP2018095359A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 株式会社タダノ クレーン
CN110088035A (zh) * 2016-12-09 2019-08-02 株式会社多田野 起重机
US10618780B2 (en) 2016-12-09 2020-04-14 Tadano Ltd. Crane
CN110088035B (zh) * 2016-12-09 2022-02-08 株式会社多田野 起重机
JP2019014585A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社タダノ クレーン車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6167042B2 (ja) 自走式産業機械の周囲監視装置
US6564130B2 (en) Steering assist apparatus
KR100262781B1 (ko) 차량용 종합모니터 시스템
JP3372944B2 (ja) 監視システム
CN110088035B (zh) 起重机
JP4510019B2 (ja) 車両用表示装置、車両、表示方法、画像表示プログラム、および記録媒体
WO2016013490A1 (ja) 旋回式作業機の周囲表示装置
WO2013183674A1 (ja) 自走式産業機械の表示装置
WO2002007443A1 (fr) Systeme de controle
JP6756555B2 (ja) 俯瞰画像システム、俯瞰画像表示方法およびプログラム
WO2017038183A1 (ja) 移動式クレーンの周囲表示装置
JP2000247572A (ja) ホイール式作業機械
KR20110080985A (ko) 차량용 다시점 룸미러
WO2018157608A1 (zh) 一种车辆行进监控系统
JPS62122844A (ja) 車輌後方モニタ−装置
JP2003158736A (ja) 監視システム
JP2016183033A (ja) クレーン車の死角映像表示システム
JP2016205088A (ja) 建設機械
JP2002020074A (ja) クレーン車の前方視認装置
JPH0948584A (ja) 移動式クレーンの吊り荷及び走行監視装置のカメラ装置
JP2017061283A (ja) 作業車両の周囲監視装置
JP2006163756A (ja) 車両の視界補助装置
JP2009167748A (ja) 建設機械のモニタ装置
JP2018039477A (ja) 画像表示システム
JP2521244Y2 (ja) クレーン車の側方視認装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070417

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070417

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070419

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071120