JP2018042205A - 画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示システムにおいて作業車両の進行方向をより迅速かつより容易に視認可能な画像を、進行方向に応じて生成して表示する。【解決手段】画像表示システム10は、クレーン車1に設けられた8つのカメラ11でそれぞれ撮影された画像を表示する画像表示部15と、前方カメラ11a、後方カメラ11b、右カメラ11c及び左カメラ11dで撮影された画像に基づいて俯瞰画像Pを生成し画像表示部15に表示する表示制御部12とを備える。表示制御部12は、前進走行状態のときは前方及び左方が地平線まで表示された俯瞰フロント画像Pmと前方画像Paとを並べて画像表示部15に表示し、後退走行状態のときは後方が地平線まで表示された俯瞰フロント画像Pmと後方画像Pbとを並べて画像表示部15に表示する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像表示システムに関する。
作業車両は、走行体の上に旋回可能に旋回体が設けられ、その旋回体にキャビン(車室)が設けられている。このような作業車両は、大型でありキャビンからの死角が生じ易く、バックミラー等の設置位置等を工夫しても、周囲の視認が容易ではない。特に、ブームを備える作業車両には、ブームの側方にキャビンを配置したものもあり、この場合、キャビンからの視界がブームによって大きく遮られて周辺の視認がより困難となる。
そこで、作業車両を中心とした周辺の俯瞰画像を作成し、作業者に呈示する画像表示システムが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。この従来の画像表示システムでは、複数のカメラで作業車両の斜め下方を撮影し、撮影した画像を上方視点となるように視点変換して俯瞰画像を生成し、表示部に表示している。
また、特許文献1の画像表示システムでは、表示部の画面を2分割し、一方に俯瞰画像を、他方に後方カメラで撮影した後方画像を並べて表示した実施形態が開示されている。これにより、俯瞰画像で周囲の全体的な視認を可能とするとともに、後方画像によって障害物等のより具体的な認識を可能としている。
なお、特許文献1の俯瞰画像には、作業車両の前後左右においてほぼ同じ距離までの領域の画像が表示されている。これに対して、2分割された画面の一方に後方カメラで撮影した後方画像(リアビュー画像)を表示し、他方に自動車の前進時は前方の表示領域を広くした俯瞰画像を表示し、後退時には後方の表示領域を広くした俯瞰画像を表示する駐車支援システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。このような表示により、駐車時におけるドライバの運転操作の効果的な支援を図っている。
国際公開第2013/183536号 特開2011−2884号公報
ここで、作業車両等の走行中は、作業車両等の近辺だけでなく、進行方向の先にあるトンネルや陸橋、障害物等の物体や人等をいち早く検出する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載の発明では、カメラで斜め下方を撮影しているため、俯瞰画像及び後方画像は作業車両の周囲数メートルの範囲の表示となる。また、特許文献2に記載の発明は駐車支援システムであるため、自動車両の周囲数メートルの範囲しか表示されず、遠くの物体の視認することは考慮されていない。特に、前進走行時でも通常は後方画像が表示されているため、俯瞰画像だけでは前方の遠くの物体の視認は困難である。なお、特許文献2では、ドライバの操作に応じて前方画像(フロントビュー画像)に切り替えることが開示されているが、走行中にドライバが画像の切替え操作を行うのは容易ではない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、作業車両の進行方向をより迅速かつより容易に視認可能な画像を、進行方向に応じて生成して表示することが可能な画像表示システムを提供することを目的とする。
本発明の画像表示システムは、作業車両に設けられた複数のカメラでそれぞれ撮影された画像を表示する画像表示部と、複数の前記カメラで撮影された前記画像に基づいて俯瞰画像を生成し前記画像表示部に表示する表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記作業車両が走行状態であるときは、少なくとも進行方向を、該進行方向とは異なる方向よりも広く表示した俯瞰画像を生成し、該俯瞰画像と何れかの前記カメラで撮影した進行方向の画像とを前記画像表示部に表示することを特徴とする。
本発明に係る画像表示システムによれば、作業車両の進行方向をより迅速かつより容易に視認可能な画像を、進行方向に応じて生成して表示することができる。
作業車両の一例としてのクレーン車を左側方から見た側面図である。 図1のクレーン車を上方から見た平面図である。 俯瞰フロント画像と前方カメラで撮影された前方画像を横方向に並べて表示した画像表示部の模式図である。 俯瞰リヤ画像と後方カメラで撮影された後方画像を横方向に並べて表示した画像表示部の模式図である。 俯瞰PTO画像を表示した画像表示部の模式図である。 画像表示部、受付部及び表示制御部が設置されたキャビンの内部を示す模式図である。 画像表示システムを示すブロック図である。 画像表示システムで実行される画像表示処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る画像表示システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。
<クレーンの概略構成>
図1は、作業車両の一例としてのクレーン車1を左側方から見た側面図、図2は図1のクレーン車1を上方から見た平面図である。
図示のクレーン車1は、走行体(キャリヤ)2と旋回体3とを備える。走行体2は、走行機能を有する車両の本体部分(車体)であり、複数の車輪と、車輪および旋回体3を駆動する駆動源とを有する。走行体2は、図2に示す平面視で、前後方向(図示における縦方向)が車幅方向(図示おいて横方向)よりも長い略長方形状を呈する。走行体2は、前側及び後側に各々左右一対のアウトリガ4(図1参照)を備えている。各アウトリガ4は、車幅方向に張り出して接地することで、ブーム7を用いた作業時(作業モード)に走行体2を安定して支持する。また、走行体2の前部左側方部には、後述するキャビン5の内部のオペレータOpが左後方の状況を視認するための、左後方ミラー2Aが設置されている。
旋回体3は、図1に示すように、走行体2の上方に配置されて、水平に旋回可能に設けられ、一体的に旋回可能なキャビン5とブームサポート6とを有している。キャビン5は、オペレータOpが各種の操作を行うための車室であり、車幅方向の右側に偏って配置されている。キャビン5の内部には、各種の操作に対応した操作部が設けられている。各種の操作としては、例えば、旋回体3の旋回、ブーム7の起伏及び伸縮、ブームサポート6に設けられたウインチドラム8の巻上げ及び巻下げ、各アウトリガ4の張り出し及び格納、駆動源であるエンジンの始動及び停止等がある。また、キャビン5の内部には、後述する画像表示システム10(後述の図7参照)の表示制御部12、画像表示部15及び受付部16が配置されている。
ブームサポート6は、伏した状態で前後方向に延びたブーム7が取り付けられた部材であり、ブーム7の基端部がブーム根本支点ピンを介してブームサポート6に取り付けられている。ブームは、ブーム根本支点ピンを中心にして回転自在に支持されている。ブームサポート6とブーム7との間に起伏用シリンダが設けられていて、起伏用シリンダを伸縮することにより、ブーム7はブーム根本支点ピンを中心に回転して伏した状態から立ち上がり、又立ち上がった状態から伏した状態に起伏動作する。
なお、キャビン5は、伏した状態のブーム7の右側に配置されているため、キャビン5の内部のオペレータOpは、ブーム7やブームサポート6によって左側、特に左後方の視界の一部が遮られる。しかし、オペレータOpは、ブーム7と走行体2の間の隙間から左後方ミラー2Aを介して、左後方を視認可能となっている。
ブーム7は、例えば、内部で伸縮シリンダにより連結された基端ブーム部と中間ブーム部と先端ブーム部とを有している。各伸縮が縮んだ状態では、基端ブーム部の内側に中間ブーム部が配置され、中間ブーム部の内側に先端ブーム部が配置された入れ子式に組み合わされて、ブーム7は縮んだ状態となる。この状態では、図1に示すように、ブーム7の前端部7aが走行体2よりも前方に突出する。一方、各伸縮シリンダが伸びると、基端ブーム部の内側から中間ブーム部が突出し、中間ブーム部の内側から先端ブーム部が突出して、ブーム7は延びた状態となる。
先端ブーム部の先端部に配置されたシーブに、ウインチドラム8に巻回されたワイヤロープ8aが掛け回されて、このワイヤロープ8aには、フック9が設けられている。フック9には、玉掛け用具により荷物が掛けられる。フック9に掛けられた荷物は、ブーム7の起伏及び伸縮、旋回体3の旋回並びにウインチドラム8へのワイヤロープ8aの巻き上げ及び巻き下げの各動作の1つ以上により、吊り上げ、移動、吊り下しというクレーン作業に供される。
<カメラの構成>
クレーン車1には、複数のカメラ11が設けられている。具体的には、図1,2に示すように、例えば前方カメラ(Fカメラ)11a,後方カメラ(Rカメラ)11b,右カメラ11c,左カメラ11d,ワイドサイドビューカメラ11e,ブーム右カメラ11f,ブーム左カメラ11g,ドラムカメラ11hの8つのカメラ11が設けられている。なお、走行体2の周辺の画像を全周に渡り切れ目なく取得するものであれば、カメラ11の台数や設置位置は適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
前方カメラ11aは、走行体2の前端部(ブーム7を除いた前端部)に設けられて、走行体2の前端部を含む前方の領域を、例えば図3に示すように、地平線(或いは水平線)まで含む前方画像Paとして撮影する。
後方カメラ11bは、走行体2の後端部に設けられて、走行体2の後端部を含む後方の領域を、例えば図4に示すように、地平線まで含む後方画像Pbとして撮影する。
右カメラ11cは、旋回体3の右端部(キャビン5の右側の外板部分)に設けられて、旋回体3の右端部を含む右側方の領域を、地平線まで含む右方画像Pcとして撮影する。左カメラ11dは、旋回体3の左端部(ブームサポート6の左側の外板部分)に設けられて、旋回体3の左端部を含む左側方の領域を、地平線まで含む左方画像Pdとして撮影する。
ワイドサイドビューカメラ11eは、左後方ミラー2Aを支持している支持棒に設けられて、走行体2の左端部を含む左後方の領域を撮影する。ドラムカメラ11hは、ウインチドラム8の周囲に設けられて、ウインチドラム8を、ワイヤロープ8aを含むように撮影する。
ブーム右カメラ11fは、ブーム7のうちの先端ブームの先端右側部に設けられて、ブーム7の右側方の領域を撮影する。ブーム左カメラ11gは、ブーム7のうちの先端ブームの先端左側部に設けられて、ブーム7の左側方の領域を撮影する。
<画像表示システムの構成>
図7は、画像表示システム10を示すブロック図である。クレーン車1には、上述した8つのカメラ11で撮影された画像をオペレータOpに提示する画像表示システム10が設けられている。画像表示システム10は、図7に示すように、画像を表示する画像表示部15と、画像表示部15に表示する画像を切り替える操作を受け付ける受付部16と、8つのカメラ11でそれぞれ撮影された画像が入力され、これらの画像を画像表示部15に表示するに際して画像に対して処理を施したり、受付部16が受け付けた操作に応じて画像表示部15に表示する画像を切り替えたりする表示制御部12とを備えている。
図6は、画像表示部15、受付部16及び表示制御部12が設置されたキャビン5の内部を示す模式図である。受付部16は、画像表示部15の表示面に設けられたタッチパネルである。そして、画像表示部15、受付部16及び表示制御部12は、図6に示すように、いずれもキャビン5の内部に設けられていて、画像表示部15は、キャビン5の内部の前部で左隅に配置されている。なお、画像表示部15が配置されている位置は、オペレータOpが前方を見ながらクレーン車1を走行させている状態で、オペレータOpが視線を動かすことなく視界に入る位置である。
なお、表示制御部12は、前方カメラ11aによって撮影された前方画像Pa、後方カメラ11bによって撮影された後方画像Pb、右カメラ11cによって撮影された右方画像Pc及び左カメラ11dによって撮影された左方画像Pdに基づいて、クレーン車1の全周囲を、疑似的に上方から俯瞰した単一の画像(以下、俯瞰画像という。)に合成処理する俯瞰コントローラ13と、ワイドサイドビューカメラ11eで撮影された左後方画像に処理を施すワイドサイドビューコントローラ14とを備えている。
俯瞰コントローラ13は、クレーン車1が前進走行しているときの俯瞰フロント画像Pm(図3参照)と、クレーン車1が後退走行しているときの俯瞰リヤ画像Pn(図4参照)と、アウトリガ4の張り出し、荷物の吊り上げ、移動、吊り下げといったクレーン作業中の俯瞰PTO画像Pq(図5参照)と、をそれぞれの状況に応じて選択的に生成する。
クレーン車1は、クレーン車1が前進走行に対応した状態であるか又は後退走行に対応した状態であるかをシフトポジションによって検出するシフトスイッチ17と、クレーン作業のためにエンジン等の駆動源の動力をPTO(Power take-off:動力取り出し装置)で取り出している状態か否かを検出するPTOスイッチ18とを備えている。これらシフトスイッチ17及びPTOスイッチ18は表示制御部12に接続されている。
そして、俯瞰コントローラ13は、PTOスイッチ18によりクレーン作業中であることを検出せず(PTOスイッチがオフ)、かつシフトスイッチ17によりクレーン車1が前進走行に対応した状態である(前進走行用のシフトポジション又は中立(ニュートラル)のシフトポジション)ことを検出したときは俯瞰フロント画像Pmを生成する。また、俯瞰コントローラ13は、PTOスイッチ18によりクレーン作業中であることを検出せず、かつシフトスイッチ17によりクレーン車1が後退走行に対応した状態(後退走行用のシフトポジション)であることを検出したときは俯瞰リヤ画像Pnを生成する。また、俯瞰コントローラ13は、PTOスイッチ18によりクレーン作業中である(PTOスイッチがオン)ことを検出したときは俯瞰PTO画像Pqを生成する。
表示制御部12は、俯瞰コントローラ13によって生成された俯瞰画像Pに基づいて、図3〜図4に示すような画像を画像表示部15に表示する。図3は前進走行の際に、俯瞰コントローラ13によって生成された俯瞰フロント画像Pmと前方カメラ11aで撮影された前方画像Paとを横方向に並べた前進走行時画像Gaを表示した画像表示部15の模式図である。図4は後退走行の際に、俯瞰コントローラ13によって生成された俯瞰リヤ画像Pnと後方カメラ11bで撮影された後方画像Pbとを並べた後退走行時画像Gbを表示した画像表示部15の模式図である。図5はクレーン作業中に、俯瞰コントローラ13によって生成された俯瞰PTO画像Pqを有する作業時画像Ggを表示した画像表示部15の模式図である。
画像表示部15には、図3〜図5に示すように、警告表示領域A1と、カメラ画像表示領域A2と、スイッチ領域A3とが設定されている。警告表示領域A1は、画像表示部15の上端部に設けられ、各種の警告マークなどが表示される。スイッチ領域A3は、画像表示部15の下端部に設けられ、タッチセンサ方式の複数個のダイレクト選択スイッチSw1,Sw2,Sw3,Sw4,Sw5,Sw6,Sw7等のソフトスイッチが表示される。画像表示領域A2は、警告表示領域A1とスイッチ領域A3との間に設けられ、クレーン車1の走行状態又は作業状態に応じて、前進走行時画像Ga、後退走行時画像Gb、作業時画像Ggが自動的に表示される。
ここで、俯瞰フロント画像Pmは、図3に示すように、前方画像Pa及び左方画像Pdがそれぞれ地平線まで含まれるように、その表示領域が、後方画像Pbや右方画像Pcの表示領域よりも広く設定された俯瞰画像である。したがって、俯瞰フロント画像Pmは、クレーン車1の前進走行中に、クレーン車1の全周囲を単一の画像で視認可能であり、かつ、クレーン車1の前方及びキャビン5からの死角が大きい左方の各領域を広く視認するのに適した画像である。
なお、俯瞰フロント画像Pmは、俯瞰コントローラ13によって、前方画像Paを俯瞰画像化した前方俯瞰画像Pa1と、後方画像Pbを俯瞰画像化した後方俯瞰画像Pb1と、右方画像Pcを俯瞰画像化した右方俯瞰画像Pc1と、左方画像Pdを俯瞰画像化した左方俯瞰画像Pd1と、4つの俯瞰画像Pa1,Pb1,Pc1,Pd1の中心に、平面視したクレーン車1を模式的に表したクレーン車画像(作業車両画像)Pzとを1つに合成した画像である。
また、クレーン車1の周囲には、走行体2から500mmの位置に、距離ガイド線Gを点線で表示する。距離ガイド線Gを表示することで、オペレータOpが俯瞰フロント画像Pm中のクレーン車1と物体等との位置関係を把握し易くなる。また、クレーン車画像Pzでは、走行体2から前方へ突出するブーム7の前端部7aは、外形輪郭線のみで表し、前端部7aの画像を半透明化(非表示)する。これにより、前方俯瞰画像Pa1中の前端部7aの下方の画像が透過して表示され、オペレータOpが全端部7aの下方を視認することができる。後述の俯瞰リヤ画像Pn及び俯瞰PTO画像Pqでも、距離ガイド線Gを表示し、前端部7aを非表示としている。
なお、俯瞰フロント画像Pmでは、前方俯瞰画像Pa1と、左方俯瞰画像Pd1とは、地平線まで視認でき、かつ走行体2の近辺(周囲)は10m以内までを視認でき、高さは5m以上を視認できる画像とすることが望ましい。これにより、前方及び左側の遠くの物体まで容易に視認できるとともに、走行体2の近くの物体、例えば信号機や走行体2のすぐ近くの車両や人等も視認可能となる。また、後方俯瞰画像Pb1は、後方5m以上の領域が視認できる画像とすることが望ましく、右方俯瞰画像Pc1は、右方1m以上の領域が視認できる画像とすることが望ましい。
俯瞰リヤ画像Pnは、図4に示すように、後方画像Pbが地平線まで含まれるように、その表示領域が、前方画像Paの表示領域よりも広く、右方画像Pcと左方画像Pdの表示領域が略同じ広さの俯瞰画像である。したがって、俯瞰リヤ画像Pnは、クレーン車1の後退走行中に、クレーン車1の全周囲を単一の画像で視認可能で、クレーン車1の後方の領域を広く視認するのに適した画像である。
なお、俯瞰リヤ画像Pnは、俯瞰コントローラ13によって、前方画像Paを俯瞰画像化した前方俯瞰画像Pa2と、後方画像Pbを俯瞰画像化した後方俯瞰画像Pb2と、右方画像Pcを俯瞰画像化した右方俯瞰画像Pc2と、左方画像Pdを俯瞰画像化した左方俯瞰画像Pd2と、4つの俯瞰画像Pa2,Pb2,Pc2,Pd2の中心に、平面視のクレーン車1を模式的に表したクレーン車画像Pzとを1つに合成した画像である。
俯瞰リヤ画像Pnでは、前方俯瞰画像Pa2、右方俯瞰画像Pc2、及び左方俯瞰画像Pd2は、少なくとも3m以上の範囲までを視認でき、後方俯瞰画像Pb2は、地平線まで視認できる画像とすることが望ましい。これにより、後方の遠くの物体までより速く視認できるとともに、走行体2の近くの物体、例えば走行体2のすぐ後ろの物体も容易に視認可能となる。
俯瞰PTO画像Pqは、図5に示すように、前方画像Paと後方画像Pbの表示領域が略同じ広さで、かつ右方画像Pcと左方画像Pdの表示領域が略同じ広さの俯瞰画像である。したがって、俯瞰TPO画像Pqは、クレーン車1のクレーン作業中に、クレーン車1の全周囲を単一の画像で視認可能で、ブーム7の動く範囲を満遍なく視認するのに適した画像である。
なお、俯瞰PTO画像Pqは、前方画像Paを俯瞰画像化した前方俯瞰画像Pa3と、後方画像Pbを俯瞰画像化した後方俯瞰画像Pb3と、右方画像Pcを俯瞰画像化した右方俯瞰画像Pc3と、左方画像Pdを俯瞰画像化した左方俯瞰画像Pd3とが合成され、4つの俯瞰画像Pa3,Pb3,Pc3,Pd3の中心に、クレーン車1の平面視を模式的に表してクレーン車画像Pzを合成して得られた画像である。
俯瞰PTO画像Pqでは、前方俯瞰画像Pa3、右方俯瞰画像Pc3、左方俯瞰画像Pd3及び後方俯瞰画像Pb3は、走行体2から少なくとも3m以上の範囲までを視認できる画像とすることが望ましい。これにより、例えばクレーン作業準備時はアウトリガ4の張り出し状態の視認が容易にでき、クレーン作業時はブーム7の動く範囲を万遍なく視認することができる。
なお、表示制御部12は、画像表示領域A2に各カメラ11で撮影した画像を、走行状態や作業状態に応じて適宜切替えて表示するように構成することもできる。また、表示制御部12を、画像表示領域A2にダイレクト選択スイッチSw1,Sw2,Sw3,Sw4,Sw5,Sw6,Sw7ごとに対応づけられた画像を表示するように構成することもできる。例えば、オペレータOpによってダイレクト選択スイッチSw1がタッチされたときは、表示制御部12は、画像表示領域A2にブーム左方画像Pgを表示する。
同様に、オペレータOpにタッチされたダイレクト選択スイッチが、Sw2のときはブーム左方画像及びブーム右方画像を、Sw3のときはブーム左方画像を、Sw4のときは作業時画像Ggを、Sw5のときは進行方向に応じて前進走行時画像Ga又は後退走行時画像Gbを、Sw6のときは後方画像Pbを、Sw7のときは左後方画像をそれぞれ表示する。
また、この他にも、作業状態においては、画像表示部15にドラムカメラ11hで撮影したウインチドラム8の画像を表示したり、その表示を指示するダイレクト選択スイッチを設けたりすることもできる。また、画像表示部15にブーム7の起伏の角度、ブーム7の長さ、旋回体3の旋回角度、ブーム7の先端まで高さ等の情報や、油圧モータの圧力や燃料の残量等の情報を表示したり、その表示を指示するダイレクト選択スイッチを設けたりすることもできる。
<画像表示システムの動作>
次に、本実施形態の画像表示システム10で実行される画像表示処理(画像表示方法)について、図8のフローチャートを用いて説明する。画像表示処理は、表示制御部12の内蔵メモリや記憶部に記憶されたプログラムに基づいて、表示制御部12が実行する。
画像表示処理は、クレーン車1が走行状態又は作業状態とされることにより開始される。まず、表示制御部12は、ステップS1で、各カメラ11からの画像を取得し、ステップS2で、PTOスイッチ18及びシフトスイッチ17の信号を取得する。取得した信号に基づいて、画像表示部15への画像の表示が自動で行われる。
まず、ステップS3で、前進走行状態であるか判定する。具体的にはPTOスイッチ18によりクレーン作業中であることを検出せず、かつシフトスイッチ17によりクレーン車1が前進走行に対応した状態であることを検出したときに、前進走行状態であると判定する。前進走行状態である場合(ステップS3の判定がYES)、ステップS4で俯瞰コントローラ13により俯瞰フロント画像Pmを生成する。次のステップS5で図3に示すように、俯瞰フロント画像Pmと前方画像Paとが並んで表示された前進走行画像Gaを画像表示部15に表示する。
前進走行状態でない場合(ステップS3の判定がNO)、ステップS6に進み、後退走行状態であるか判定する。すなわちPTOスイッチ18によりクレーン作業中であることを検出せず、かつシフトスイッチ17によりクレーン車1が後退走行に対応した状態であることを検出したときに、後退走行状態であると判定する。後退走行状態である場合(ステップS6の判定がYES)、ステップS7で俯瞰コントローラ13により俯瞰リヤ画像Pnを生成する。次のステップS8で図4に示すように、俯瞰リヤ画像Pnと後方画像Pbとが並んで表示された後退走行時画像Gbを画像表示部15に表示する。
後退走行状態でない場合(ステップS6の判定がNO)、ステップS9に進み、作業状態であるか判定する。すなわちPTOスイッチ18によりクレーン作業中であることを検出したときに、作業状態であると判定する。作業状態である場合(ステップS9の判定がYES)、ステップS10で俯瞰コントローラ13により俯瞰PTO画像Pqを生成する。次のステップS11で図5に示すように、俯瞰PTO画像Pqが表示された作業時画像Ggを画像表示部15に表示する。
次にステップS12では、画像表示処理を終了するか判定し、YESの場合は画像表示処理を終了し、NOの場合はステップS1へ戻り、画像表示処理を続行する。画像表示処理を終了するか否の判断は、例えば、クレーン車1の走行状態又は作業状態が継続されている場合は画像表示処理を続行すると判断し、走行状態又は作業状態が終了すると画像表示処理を終了すると判断することが挙げられる。また、この俯瞰画像表示処理を終了する判断は、受付部16の操作に基づいて行うこともできるし、画像表示システム10の電源が切られることやクレーン車1のエンジンが停止されることで行うこともできる。
以上の通り、本実施形態のクレーン車1における画像表示システム10は、前進走行状態においては、画像表示部15に少なくとも前方が広く表示された俯瞰フロント画像Pmと前方画像Paが並んだ前進走行時画像Gaが表示される。また、後退走行状態においては、画像表示部15に少なくとも後方が広く表示された俯瞰リヤ画像Pnと後方画像Pbが並んだ後退走行時画像Gbが表示される。また、作業状態においては、画像表示部15に俯瞰PTO画像Pqが表示される。
このように、走行状態においては、進行方向に対応した画像が、自動で切替わって表示されるため、オペレータOpが切替えて表示する必要がなく、走行動作を円滑に行うことができる。また、俯瞰画像Pによって、クレーン車1の周囲を視認できるだけでなく、進行方向の遠くの物体等も容易かつ迅速に視認することができる。また、前方画像Paや後方画像Pbによって、進行方向の物体等をより詳細に認識することができる。
より具体的には、前進走行状態では、前方画像Pa及び左方画像をそれぞれ地平線まで含み、後方画像Pbや右方画像よりも広く設定された俯瞰フロント画像Pmが表示される。そのため、オペレータOpはクレーン車1の周囲だけでなく、進行方向である前方及びブーム7やブームサポート6によって死角となり易い左側を遠くまで容易に視認することができる。その結果、例えばトンネルや陸橋等の高さ制限があって追突する可能性のあるもの、左側から近づいてくる他車両や人等を、より迅速に認識することができる。また、前方の物体等は前方画像Paによって大きく表示されるため、より詳細に視認することができる。
また、後退走行状態では、後方画像Pbを地平線まで含んだ俯瞰リヤ画像Pnが表示される。そのため、オペレータOpはバンパー等で死角となり易い走行体2の近傍だけでなく、遠くまで容易に視認することができる。また、後方の物体等は後方画像Pbによって大きく表示されるため、より詳細に視認することができる。その結果、より円滑に後退走行を行うことができる。これに対して、作業状態においては、クレーン車1は停止している状態であるため、俯瞰PTO画像Pqのみの表示でも、クレーン作業準備時のアウトリガ4の張り出し状態の視認や、クレーン作業時のブーム7の動く範囲の視認を容易に行うことができる。
本実施例では、さらに各俯瞰画像Pにおいて、走行体2から前方へ突出するブーム7の前端部7aを外形輪郭線のみで表して透明化しているため、前端部7aに隠された領域を容易に視認することができる。また、クレーン車1の周囲に距離ガイド線Gを表示しているため、オペレータOpはクレーン車1と物体等との位置関係や、アウトリガ4の張り出し長さ等を把握し易くなる。
以上、本発明の画像表示システムを実施形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については上記実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
1 クレーン車(作業車両)
2 走行体
5 キャビン
7 ブーム
10 画像表示システム
11 カメラ
12 表示制御部
15 画像表示部
P 俯瞰画像
Pa 前方画像
Pb 後方画像
Pb1 後方俯瞰画像
Pc1 右方俯瞰画像
Pd1 左方俯瞰画像
Pm 俯瞰フロント画像
Pz クレーン車画像(作業車両画像)
G 距離ガイド線

Claims (6)

  1. 作業車両に設けられた複数のカメラでそれぞれ撮影された画像を表示する画像表示部と、
    複数の前記カメラで撮影された前記画像に基づいて俯瞰画像を生成し前記画像表示部に表示する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記作業車両が走行状態であるときは、少なくとも進行方向を、該進行方向とは異なる方向よりも広く表示した俯瞰画像を生成し、該俯瞰画像と何れかの前記カメラで撮影した進行方向の画像とを前記画像表示部に表示することを特徴とする画像表示システム。
  2. 前記表示制御部は、前記作業車両からの進行方向の切替え信号に対応して、進行方向に応じた前記俯瞰画像及び進行方向の前記画像に自動で切り替えて表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 前記表示制御部は、前記進行方向を、前記作業車両の周囲から地平線まで表示して前記俯瞰画像を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示システム。
  4. 前記作業車両は、キャビンと、該キャビンの左右の何れかに並んで設けられた伸縮動作を行うブームとを有し、
    前記表示制御部は、進行方向及び前記キャビンに対して前記ブームの位置する方向を、前記作業車両の周辺から地平線まで表示して前記俯瞰画像を生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  5. 前記表示制御部は、前記俯瞰画像に、前記作業車両を模式的に表した作業車両画像を表示するとともに、前記ブームが前記作業車両の走行体から突出する部位を、半透明化して表示することを特徴とする請求項4に記載の画像表示システム。
  6. 前記表示制御部は、前記俯瞰画像の前記作業車両画像の周囲に、前記作業車両からの距離を表す距離ガイド線を表示することを特徴とする請求項5に記載の画像表示システム。
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