JPH0233215B2 - Inpiidansuseigokairo - Google Patents

Inpiidansuseigokairo

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JPH0233215B2
JPH0233215B2 JP16909981A JP16909981A JPH0233215B2 JP H0233215 B2 JPH0233215 B2 JP H0233215B2 JP 16909981 A JP16909981 A JP 16909981A JP 16909981 A JP16909981 A JP 16909981A JP H0233215 B2 JPH0233215 B2 JP H0233215B2
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JP
Japan
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circuit
signal
antenna
voltage
line
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JP16909981A
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JPS5869131A (ja
Inventor
Takeshi Torii
Harunori Murakami
Hajime Murakami
Yoshiro Okamoto
Kazuo Takayama
Tsukasa Senba
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Denso Ten Ltd
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to JP16909981A priority Critical patent/JPH0233215B2/ja
Publication of JPS5869131A publication Critical patent/JPS5869131A/ja
Publication of JPH0233215B2 publication Critical patent/JPH0233215B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/18Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば自動車のリアガラスなどの
ガラスに設けられた曇止め用加熱線条兼用アンテ
ナからの信号を受信回路に与えるためのインピー
ダンス整合回路に関する。
周波数変調の放送周波数は、たとえば100MHz
前後のオーダであり、このような受信周波数範囲
では自動車のリアガラスに焼付けられた曇止め用
加熱線条をアンテナとして用いた場合、そのアン
テナのインピーダンスが受信周波数の変化に伴な
つて変わる。したがつて従来では、周波数変調の
放送を受信する際には、曇り止め用加熱線条をア
ンテナとしては用いることができなかつた。その
ためリアガラスの別の位置に、アンテナのための
線条が焼付けられている。
本発明の目的は、ガラスに設けられて曇止め用
加熱線条をアンテナとして使用することができる
ようにするためのインピーダンス整合回路を提供
することである。
第1図は、本発明の一実施例のブロツク図であ
る。この受信機は自動車に塔載されており、その
自動車のリアガラス1(後述の第6図参照)に
は、後述するアンテナ10と曇止めのための加熱
用導電線条として兼用されるアンテナ18とが、
備えられる。アンテナ10からの入力信号は切換
えスイツチ41を介して、またアンテナ18から
の入力信号はインピーダンス整合回路81から切
換えスイツチ41を介して、周波数変調受信のた
めのフロントエンド回路42以降の受信回路に与
えられる。フロントエンド回路42からの出力
は、中間周波増幅および検波を行なう回路43に
与えられる。中間周波増幅検波回路43からの中
間周波数信号は、ライン44から高域遮断フイル
タ45およびノイズブランカ46を経てマルチプ
レクサ47に与えられる。マルチプレクサ47
は、入力される信号にステレオ放送であることを
表わす19KHzのステレオパイロツト信号が含まれ
ているとき、そのステレオパイロツト信号を検出
してステレオ音声信号を増幅回路48,49に与
え、ステレオパイロツト信号がないときモノラル
信号を増幅回路48,49に与える。増幅回路4
8,49からの音声信号はスピーカ50,51に
与えられる。
高域遮断フイルタ45は、ライン52からの制
御信号に応答し、ライン52がハイレベルである
ときライン44からの信号に含まれているステレ
オパイロツト信号及び高域周波数成分を除去して
ノイズブランカ46に与える。
ノイズブランカ46は、内燃機関点火時のイグ
ニシヨンノイズやワイパーモーター作動時のノイ
ズなどのように、比較的電界強度の強いパルス性
ノイズがアンテナ10,18から混入したとき、
希望信号の再生を一時中断する働きをし、これに
よつて明瞭度が向上される。
中間周波増幅検波回路43は、ミユーテイング
機能を有しており、ミユーテイング制御端子Aと
ミユーテイング端子Bとを備える。ミユーテイン
グ制御端子Aは、アンテナ10,18からの入力
信号のレベルが弱く、したがつてその回路43に
おける受信検出レベルが低いときに、高いレベル
の電圧をライン53に導出する。このライン53
からの信号は、ミユーテイング端子Bに入力され
る。ミユーテイング端子Bに高いレベルの電圧が
与えられると、ミユーテイングすなわち局間ノイ
ズの除去が行なわれる。アンテナ10,18から
の入力信号のレベルが強く、受信検出レベルが高
いときには、ミユーテイング制御端子Aからの電
圧は低く、ミユーテイング動作を停止している。
第2図を参照すると、第1図に示された受信機
の特性を示すグラフが示される。第2図1は、ア
ンテナ10,18からの入力信号のレベルと、ラ
イン44に導出される信号のS/N比との関係が
示される。アンテナ10,18からの入力信号の
レベルがH1で示されるように小さいときには、
S/N比は小さく、アンテナ10,18からの入
力信号レベルが高い値H2になるにつれてS/N
比は向上する。アンテナ10,18からの入力信
号レベルがH2よりもさらに充分に大きいときに
は、S/N比は良好でありほぼ一定値である。
第2図2は、アンテナ10,18からの入力信
号のレベルと中間周波増幅検波回路43のミユー
テイング制御端子Aからの出力レベルとの関係を
示す。アンテナ入力信号のレベルが大きくなるに
つれて、ミユーテイング制御端子Aからの電圧は
低下する。アンテナ10,18からの入力信号の
レベルが低い値H1であるときには、ライン53
には高い電圧V1が導出され、アンテナ入力信号
のレベルが高い他値H2になると電圧は参照符V2
で示されるように低い値になる。
切換えスイツチ41は、トグルフリツプフロツ
プ54からの出力Q,をライン55,56を介
して受信する。この切換えスイツチ41は、フリ
ツプフロツプ54の出力端子Qがハイレベルであ
るとき、アンテナ10からの信号をフロントエン
ド回路42に与え、もう1つの出力がハイレベ
ルであるとき、アンテナ18からの信号をフロン
トエンド回路42に与える。フリツプフロツプ5
4はライン57からのパルスを受信するたび毎
に、出力Q,のレベルを交互に変える。
ライン56を介するフリツプフロツプ54から
の出力は、微分回路58に与えられる。この微
分回路58は、コンデンサ59とダイオード6
0,61とを有し、単極性のパルスを積分回路6
2に与える。積分回路62は、コンデンサ63と
そのコンデンサ63の放電のための抵抗64とを
含み、この積分出力は比較回路65の一方の入力
に与えられる。比較回路65の他方の入力にはラ
イン53を介するミユーテイング制御端子Aから
の信号が与えられる。
比較回路65は、積分回路62からの出力がラ
イン53の信号のレベル未端であるときにハイレ
ベルの信号を導出し、積分回路62からの出力が
ライン53の信号のレベル以上であるときにロー
レベルの信号を導出する。比較回路65からの出
力は、ANDゲート66の一方の入力に与えられ
る。
ライン53からの信号はまた、比較回路67の
一方の入力に与えられる。比較回路67の他方の
入力には予め定めた電圧V3が与えられる。比較
回路67はライン53の電圧が予め定めた電圧V
3未満であるときにローレベルの信号を導出し、
V3以上であるときにハイレベルの信号を導出す
る。比較回路67からの信号は、ANDゲート6
6の他方の入力に与えられるとともに、反転回路
68を介してANDゲート69の一方の入力に与
えられる。
ANDゲート66,69からの出力は、ORゲー
ト70を介してANDゲート71の一方の入力に
与えられる。ANDゲート71の他方の入力には、
たとえば100KHz程度の周波数を有するクロツク
発生回路72からのクロツクパルスが与えられ
る。ANDゲート71からの出力は、ライン57
を介して、フリツプフロツプ54に与えられる。
ライン44を介する中間周波増幅検波回路43
からの信号は、バンドパスフイルタ73に与えら
れる。このバンドパスフイルタ73はステレオパ
イロツト信号を選択的に取出して振幅検波回路7
4に与える。振幅検波回路74からの信号は、縦
続接続されたもう1つの振幅検波回路75に与え
られる。振幅検波回路75からの出力は、比較回
路76の一方の入力に与えられる。比較回路76
の他方の入力には、予め定めた電圧V4が与えら
れる。比較回路76からの出力は、ライン52を
介して高域遮断フイルタ45に与えられるととも
に、ライン77を介してANDゲート69の他方
の入力に与えられる。
アンテナ10,18からの入力信号が小さく、
したがつて中間周波増幅検波回路43のミユーテ
イング制御端子Aからの信号が予めた電圧V3以
上であるときには、比較回路67はハイレベルの
信号を導出している。このような弱電界強度にお
いて、ミユーテイング制御端子Aからライン53
を介する信号が積分回路62の出力以上になつた
とき、比較回路65はハイレベルの信号を導出す
る。そのためANDゲート66からのハイレベル
の信号はORゲート70からANDゲート71に与
えられる。クロツク発生回路72は第3図1で示
されるパルスを導出している。ANDゲート66
からのハイレベルの信号は、ORゲート70を介
してANDゲート71に前述のように与えられる
ことによつて、ANDゲート71からライン57
には第3図2で示されるパルスが導出される。そ
のためフリツプフロツプ54はライン57を介す
るパルスの受信のたびごとにその安定状態を変
え、これによつて微分回路58からは第3図3で
示される単極性の微分パルスが得られる。積分回
路62は、微分回路58からのパルスを積分し
て、比較回路65に第3図4で示される波形を有
する出力を与える。フリツプフロツプ54が安定
状態をくり返し変えることによつて、積分回路6
2の出力は段階的に上昇していき、ついにはミユ
ーテイング制御端子Aからライン53を介する信
号のレベル78以上になる。そのため比較回路6
5の出力が第3図5で示されるようにローレベル
になり、応じてANDゲート71のAND条件が成
立しなくなり、フリツプフロツプ54にはパルス
が与えられなくなる。このようにして電圧V1に
対応したアンテナ10,18からの入力信号のレ
ベルが低い弱電界強度において切換えスイツチ4
1の切換え動作がくり返して行なわれたときに
は、その切換え動作の繰返しが停止されることに
なる。したがつて、切換えスイツチ41の切換え
動作の継続によつてS/N比がいつそう悪化する
ことが防がれる。積分回路62の出力は、コンデ
ンサ63と抵抗64とによつて定まる時定数に依
存して低下されることになる。したがつてその時
定数に依存した時間だけ切換えスイツチ41の切
換え動作の継続が停止される。
アンテナ10,18からの入力信号のレベルが
大きく、ミユーテイング制御端子Aからライン5
3を介する信号のレベルが電圧V3未満であると
きには、比較回路67の出力はローレベルであ
る。このようないわば中電界〜強電界強度におい
てステレオ放送が受信されており、しかもマルチ
パルス歪が発生していないときを想定する。この
ときには、バンドパスフイルタ73からは第4図
1で示されるように振幅が一定のステレオパイロ
ツト信号が導出される。振幅検波回路74は、ス
テレオパイロツト信号の振幅に対応したレベルを
有する第4図2で示される一定レベルの信号を導
出する。もう1つの振幅検波回路75は、振幅検
波回路74からの出力が一定であるので、予め定
めた電圧V4未満のローレベルの信号を第4図3
のように導出している。したがつて比較回路76
の出力は第4図4のようにローレベルであり、こ
れによつて高域遮断フイルタ45はライン44か
らの信号を高域遮断することなくノイズブランカ
46を経てマルチプレクサ47に与える。そのた
めマルチプレクサ47は、ステレオパイロツト信
号に応答して音声信号を導出し、ステレオ放送が
聞こえる。この比較回路76からの出力がローレ
ベルであることによつて、ANDゲート69から
の出力はローレベルのままであり、ANDゲート
71の出力はローレベルである。こうして安定し
たステレオ放送の受信状態が維持される。
アンテナ10,18からの入力信号のレベルが
大きい前述の中電界強度〜強電界強度において、
ステレオ放送が受信されており、この状態でマル
チパス歪が生じたときを想定する。マルチパス歪
が生じると、バンドパスフイルタ73から導出さ
れるステレオパイロツト信号の振幅は第5図1の
ように変化する。振幅検波回路74は、第5図2
で示す波形を有する信号を導出する。そのため振
幅検波回路75は電圧V4以上のレベルを有する
第5図3の信号を導出する。そのため比較回路7
6は、第5図4のようにハイレベルの信号をライ
ン52,77に与える。高域遮断フイルタ45
は、ステレオパイロツト信号がノイズブランカ4
6を経てマルチプレクサ47に与えられることを
阻止し、これによつてマルチプレクサ47の左右
分離動作が行なわれず、モノラル信号が得られ
る。したがつてS/N比が向上されることにな
る。またライン77がハイレベルになることによ
つて、ANDゲート69はORゲート70を介して
ANDゲート71にハイレベルの信号を導出する。
そのためフリツプフロツプ54には、クロツク発
生回路72のパルスがANDゲート71およびラ
イン57を介して与えられる。こうしてフリツプ
フロツプ54の安定状態が切換わり、切換えスイ
ツチ41の切換え動作が行なわれる。マルチパス
歪が生じなくなると、ライン77がローレベルと
なり、切換えスイツチ41の切換え動作が停止す
る。
第6図を参照して、自動車のリアガラス1に
は、前述のようにアンテナ10,18が焼付けら
れている。アンテナ18は、曇止めのヒータとし
ての働きを兼ねており、バツテリ3からスイツチ
4を介して母線5,6,7を経て加熱電流が供給
される。この線条2を高周波帯域において接地点
から浮かすために、その一対の給電線にラジオ周
波数帯域で極めて高インピーダンスを示す高周波
チヨークコイル8が挿入されている。また給電線
に乗るノイズが受信信号に混入しないように、バ
ツテリ3の出力ラインと接地点との間にはデカツ
プリングコンデンサ9が挿入されている。アンテ
ナ18の上方にアンテナ10が配置されている。
アンテナ10は、主アンテナ12と、補助アン
テナ13とから成る。主アンテナ12は、1本の
直線を折り曲げたごとくに互いに結合された上下
3段の平行な線条12a,12b,12cから成
る。補助アンテナ13は、主アンテナ12の上方
および下方に配置された単一本の線条13a,1
3bかよ成る。線条13bは、ヒータとしての線
条2から誘導される受信波を線条12c側に伝達
してアンテナの指向特性を改善するために付設さ
れ、リアガラス1の中心線1a上において電気的
に整合された状態で線条12cと結合されてい
る。上方の線条13aは、無指向特性を得るため
に付設され、連結線条14を介して線条12bの
中心線より外れたチユーニングポイントにおいて
結合されている。線条13a,12aは所定長さ
にわたつて近接対向しており、両者の間の誘導に
よつてもまた指向特性の改善が図られている。一
つの好ましい実施形態では、線条13aの水平長
さは600mm、連結線条14の水平長さは350mm、線
条13bの水平長さは700mmであり、線条12b,
12cの結合部の窓枠からの距離は30mmであり、
線条13a,12aの対向長さは100mmである。
アンテナ10からの信号は給電点15から切換え
スイツチ41に与えられる。
アンテナ18からの信号は、給電点19に導出
され、ここからインピーダンス整合回路81に供
給される。
第7図は、アンテナ18の特性を示すスミスチ
ヤートである。位置P1は、受信周波数が76MHz
であり、位置P2は83MHzであり、位置P3は85M
Hzであり、P4は90MHzである。アンテナ18の
インダクタンスが最低となる位置P3における受
信周波数85MHz未満の低い受信周波数領域では、
受信周波数が高くなるにつれてアンテナ18のイ
ンダクタンスが小さくなつてゆく。また位置P3
の受信周波数85MHz以上の高い受信周波数領域で
は、受信周波数が上昇するにつれてアンテナ18
のインダクタンスが大きくなる。位置P3では、
アンテナ18のインダクタンスはほぼ零である。
第8図は、インピーダンス整合回路81とフロ
ントエンド回路42との具体的な電気回路図であ
り、この図ではアンテナ18の等価回路が示され
ている。アンテナ18は、受信周波数の変化によ
つて変化するインダクタンス82と抵抗83とを
含む。アンテナ18と切換えスイツチ41との間
には、コイル84と、結合用コンデンサ85と、
電圧依存形可変容量ダイオード86と、結合用コ
ンデンサ87とが直列に接続されて介在されてい
る。可変容量ダイオード86のアノードは、抵抗
89を介して接地されている。
フロントエンド回路42は、切換えスイツチ4
1からの信号を受信して同調するための同調回路
90と、混合回路91と、フエーズロツクループ
周波数シンセサイザからなる局部発振回路92と
を含む。フロントエンド回路42は、中間周波増
幅検波回路43と協動してスーパヘテロダイン形
式の受信機を構成する。局部発振回路92は、電
圧制御形発振回路93と、分周回路94と、基準
周波数発振回路95と、位相比較回路96と、ロ
ーパスフイルタ97とを含む。位相比較回路96
は、分周回路94と基準周波数発振回路95との
信号の位相差に比例した電圧を有する信号を導出
する。これによつて電圧制御形発振回路93は、
分周回路94からの信号の周波数が基準周波数発
振回路95の周波数に一致するように発振周波数
を変えてロツク状態となる。電圧制御形発振回路
93からの出力は、混合回路91に与えられる。
ローパスフイルタ97を介する比較回路96から
の出力は、前述のように電圧制御形発振回路93
に与えられるとともに、同調回路90に与えら
れ、またライン98を介してインピーダンス整合
回路81に与えられる。
可変容量ダイオード86のカソードには、可変
容量ダイオード制御回路100に含まれるコンデ
ンサ101の出力が抵抗109を介して与えられ
る。ライン98からの信号は、抵抗102,10
3によつて分圧され、その分圧出力はダイオード
104,105によつてピーク値が制限されてト
ランジスタ106のベースに与えられる。ライン
98の電圧値に応じてトランジスタ106のイン
ピーダンスが変化し、これによつてコンデンサ1
01の充電電圧が変化する。ライン98からの信
号は、順方向のダイオード107と逆方向性のツ
エナダイオード108とを介してコンデンサ10
1に与えられる。
ライン98に導出される信号の電圧は、受信周
波数の変化に応じて第9図1のように変化する。
可変容量ダイオード86は、その両端に与えられ
る逆方向の電圧の変化に応じて容量が第9図2の
ように変化する特性を有し、印加電圧が高くなる
につれて容量が小さくなる。
アンテナ18のインダクタンスは、第7図に関
連して説明したように、位置P3における周波数
85MHzで最小となる。この受信周波数におけるラ
イン98の電圧をqとするとき、可変容量ダイオ
ード86の容量は後述のように可変容量ダイオー
ド制御回路100によつて第9図3のように変化
される。受信周波数85MHz未満の低い受信周波数
領域では、可変容量ダイオード86の容量はライ
ン98の電圧の上昇に伴つて大きくなる。受信周
波数85MHz以上の高い受信周波数領域では、ライ
ン98の電圧の上昇に伴つて可変容量ダイオード
86の容量が小さく変化する。このようにして受
信周波数の変化に伴なうアンテナ18のインダク
タンスの変化を補償することが可能になる。
可変容量ダイオード制御回路100において、
ライン98の電圧が値q未満である場合には、ツ
エナダイオード108は遮断しており、ライン9
8の電圧の上昇に応じてトランジスタ106のイ
ンピーダンスが小さくなり、コンデンサ101の
出力電圧が第9図4で示されるように小さくな
る。そのため可変容量ダイオード86の容量が大
きくなつてゆき、インピーダンスが小さくなつて
ゆく。こうして受信周波数が85MHz未満の低い受
信周波数領域では、受信周波数の上昇に伴なつ
て、アンテナ18の正の虚数部であるインダクタ
ンスと可変容量ダイオード86の負の虚数部であ
るインピーダンスとが相互に打ち消し合うように
なる。
受信周波数が85MHz以上の高い受信周波数領域
では、ライン98の電圧は値qを超え、したがつ
てツエナダイオード108がブレークダウンす
る。これによつてライン98の電圧がコンデンサ
101に与えられて、可変容量ダイオード86に
与えられることになる。こうしてライン98の電
圧の上昇に伴なつて可変容量ダイオード86に与
えられる電圧が上昇し、可変容量ダイオードの容
量ダイオード86容量が小さく変化することにな
る。したがつて受信周波数の変化に伴なうアンテ
ナ18のインダクタンスの上昇に応じて、可変容
量ダイオード86のインピーダンスが上昇してゆ
き、アンテナ18のインダクタンスが打ち消され
ることになる。
インピーダンス整合回路81において、アンテ
ナ18に直列に接続されているコイル84は、ア
ンテナ18のインダクタンスが零になつたときに
おいても可変容量ダイオード86によつてインピ
ーダンス整合を行なうことができるようにするた
めである。
上述の実施例では、インピーダンス整合回路8
1はダイバーシチアンテナを備えた受信機に関連
して実施されたけれども、本発明の他の実施例と
してその他の受信機に関連して実施されてもよ
い。また本発明はダブルスーパヘテロダイン受信
機に関連しても、実施されることができ、スーパ
ヘテロダイン受信機以外の受信機に関連してもま
た実施されることができ、前掲の特許請求の範囲
ではこのような実施例もまた本発明の精神に含ま
れるものと解釈されなければならない。
以上のように本発明によれば、ガラスに埋め込
まれた曇止め用加熱線条の受信周波数の変化に従
うインダクタンスの変化に対応して、そのアンテ
ナと受信回路との間に介在された可変容量ダイオ
ードの容量を変化してアンテナのインダクタンス
を打ち消すようにしたので、広い受信周波数範囲
にわたつてインピーダンスの整合を行なうことが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図は第1図に示された受信回路の動作を説明する
ためのグラフ、第3図はアンテナ10,18から
の入力信号のレベルが小さいときにおける第1図
の実施例の動作を説明するための波形図、第4図
および第5図はマルチパス歪発生時における動作
を説明するための波形図、第6図はアンテナ1
0,18が埋め込まれたリアガラス1の正面図、
第7図はアンテナ18の特性を示すスミスチヤー
ト、第8図はフロントエンド回路42およびイン
ピーダンス整合回路81の具体的な電気回路図、
第9図はインピーダンス整合回路81の動作を説
明するためのグラフである。 10,18…アンテナ、41…切換えスイツ
チ、42…フロントエンド回路、43…中間周波
増幅検波回路、45…高域遮断フイルタ、46…
ノイズブランカ、47…マルチプレクサ、48,
49…増幅回路、50,51…スピーカ、54…
フリツプフロツプ、58…微分回路、62…積分
回路、65,67,76…比較回路、72…クロ
ツク発生回路、73…バンドパスフイルタ、7
4,75…振幅検波回路、81…インピーダンス
整合回路、86…可変容量ダイオード、90…同
調回路、91…混合回路、92…極部発信回路、
100…可変容量ダイオード制御回路、101…
コンデンサ、106…トランジスタ、108…ツ
エナダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラスに設けられた曇止め用加熱線条兼用ア
    ンテナからの信号を受信回路に与えるためのイン
    ピーダンス整合回路において、 アンテナと受信機との間に介在される電圧依存
    形可変容量ダイオードと、 受信回路に関連して設けられ、可変容量ダイオ
    ードに電圧を与える可変容量ダイオード制御回路
    とを含み、 この可変容量ダイオード制御回路は、アンテナ
    のインダクタンスが最小となる受信周波数未満の
    低い受信周波数領域では、受信周波数の上昇に伴
    なつて下降する電圧を与え、アンテナのインダク
    タンスが最小となる受信周波数以上の高い受信周
    波数領域では受信周波数の上昇に伴なつて上昇す
    る電圧を与えることを特徴とするインピーダンス
    整合回路。
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