JPS6325789Y2 - - Google Patents

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JPS6325789Y2
JPS6325789Y2 JP1981157420U JP15742081U JPS6325789Y2 JP S6325789 Y2 JPS6325789 Y2 JP S6325789Y2 JP 1981157420 U JP1981157420 U JP 1981157420U JP 15742081 U JP15742081 U JP 15742081U JP S6325789 Y2 JPS6325789 Y2 JP S6325789Y2
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circuit
signal
antenna
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intermediate frequency
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ダイバーシチアンテナ用のスーパヘ
テロダイン受信機に関する、 ダイバーシチアンテナ方式の受信機では、複数
本たとえば2本のアンテナを自動車のリアガラス
に配設し、一方のアンテナの入力レベルが低下す
ると他方のアンテナに切換え、以下これを入力レ
ベルに従つて繰り返すという受信方式をとつてい
る。このような受信機では、従来から、車体の後
部に設けられたアンテナからの高周波信号を比較
的長い信号線を介して車体の前部に設けられた受
信機に導いている。
このような先行技術では、受信感度が低下し、
またS/N比が悪くなる。このような問題を解決
する他の先行技術は、アンテナ付近にアンテナか
らの高周波信号を増幅するブースタを配置し、ブ
ースタからの出力をアンテナから離れた位置に信
号線によつて導いている。このような先行技術で
はブースタを余分に設ける必要があり部品点数が
増加することになる。ブースタが共振回路を持た
ない場合には、妨害波に対する特性が低下する。
本考案の目的は、受信感度やS/N比を、部品
点数の増加を来たすことなく向上して、アンテナ
から離れた場所で信号を検出するダイバーシチア
ンテナ用に適したスーパヘテロダイン受信機を提
供することである。
本考案は、離隔配置した複数のアンテナを備
え、これらのアンテナをアンテナ入力レベルに応
じて切換えて使用するダイバーシチアンテナ方式
の受信機において、 前記各アンテナに接続され、それぞれ同一の周
波数信号を受信するように制御信号が与えられる
同調回路と、 該同調回路の出力信号の1つを選択的に出力す
る切換えスイツチと、 該切換えスイツチをアンテナ入力レベルに応じ
て切換え制御する切換え制御部と、 前記切換えスイツチの出力信号を中間周波数に
変換する混合回路と、 前記制御信号に応じた周波数信号を該混合回路
に与える局部発振回路とを、前記複数のアンテナ
の近傍に配設し、 前記混合回路からの中間周波数信号を前記アン
テナから離れた位置に信号線を介して導き、その
離れた位置に、 中間周波増幅検波を行なつて可聴信号を導出す
る回路と、 前記局部発振回路と共にフエーズロツクループ
周波数シンセサイザを構成する分周回路、基準周
波数発振回路、位相比較回路およびローパスフイ
ルタとを設け、 前記中間周波増幅検波回路からのアンテナ入力
レベルに応じた信号を前記切換え制御部に、また
前記ローパスフイルタからの制御信号を前記同調
回路および前記局部発振回路にそれぞれ信号線を
介して与えることを特徴とするスーパヘテロダイ
ン受信機である。
第1図は本考案の一実施例のブロツク図であ
る。この受信機は、自動車に搭載されており、そ
の車体の後部には、ダイバーシチアンテナを構成
する複数(この実施例では2)のアンテナ10,
18が設けられる。アンテナ10,18付近には
回路部分2が配置され、車体の前部には運転者な
どによつて操作されることができる回路部分3が
配置される。アンテナ10からの入力信号は、回
路部分2において同調回路80に与えられる。ま
たアンテナ18からの信号は、同調回路81に与
えられる。同調回路80,81からの出力は、切
換えスイツチ41を介して、混合回路42に与え
られる。混合回路42には、電圧制御形発振回路
82からの信号が与えられる。混合回路42から
の出力は、結合コンデンサ83から同軸ケーブル
84の内導体を介し、回路部分3において結合コ
ンデンサ85から中間周波増幅および検波を行な
う回路43に与えられる。
回路部分3では、電圧制御形発振回路82から
の信号をライン86を介して受信する分周回路8
7が設けられる。分周回路87からの出力と基準
周波数発振回路88からの出力とは、位相比較回
路89に与えられる。位相比較回路89は、分周
回路87と基準周波数発振回路88からの出力と
の位相差に比例した電圧を有する信号を、ライン
90を介してローパスフイルタ91に与える。ロ
ーパスフイルタ91からの出力は、ライン92を
介して電圧制御形発振回路82に与えられるとと
もに、同調回路80,81に与えられる。電圧制
御形発振回路82、分周回路87、基準周波数発
振回路88、位相比較回路89およびローパスフ
イルタ91は、フエーズロツクループ周波数シン
セサイザを構成し、分周回路87からの出力の周
波数が基準周波数発振回路88の周波数と同一と
なるように位相比較回路89の出力が導出されて
ロツク状態となる。同調回路80,81は、増幅
機能を有してもよい。
中間周波増幅検波回路43からの中間周波数信
号は、ライン44から高域遮断フイルタ45およ
びノイズブランカ46を経てマルチプレクサ47
に与えられる。マルチプレクサ47は、入力され
る信号にステレオ放送であることを表わす19KHz
のステレオパイロツト信号が含まれているとき、
そのステレオパイロツト信号を検出してステレオ
音声信号を増幅回路48,49に与え、ステレオ
パイロツト信号がないときモノラル信号を増幅回
路48,49に与える。増幅回路48,49から
の音声信号はスピーカ50,51に与えられる。
高域遮断フイルタ45は、ライン52からの制
御信号に応答し、ライン52がハイレベルである
ときライン44からの信号に含まれているステレ
オパイロツト信号を除去してノイズブランカ46
に与える。
ノイズブランカ46は、内燃機関点火時のイグ
ニシヨンノイズやワイパーモータ作動時のノイズ
などのように、比較的電界強度の強いパルス性ノ
イズがアンテナ10,18から混入したとき、希
望信号の再生を一時中断する働きをし、これによ
つて明瞭度が向上される。
中間周波増幅検波回路43は、ミユーテイング
機能を有しており、ミユーテイング制御端子Aと
ミユーテイング端子Bとを備える。ミユーテイン
グ制御端子Aは、アンテナ10,18からの入力
信号のレベルが弱く、したがつてその回路43に
おける受信検出レベルが低いときに、高いレベル
の電圧をライン53に導出する。このライン53
からの信号は、ミユーテイング端子Bに入力され
る。ミユーテイング端子Bに高いレベルの電圧が
与えられると、ミユーテイングすなわち局間ノイ
ズの除去が行なわれる。アンテナ10,18から
の入力信号のレベルが強く、受信検出レベルが高
いときには、ミユーテイング制御端子Aからの電
圧は低く、ミユーテイング動作を停止している。
第2図を参照すると、第1図に示された受信機
の特性を示すグラフが示される。第2図1は、ア
ンテナ10,18からの入力信号のレベルと、ラ
イン44に導出される信号のS/N比との関係が
示される。アンテナ10,18からの入力信号の
レベルがH1で示されるように小さいときには、
S/N比は小さく、アンテナ10,18からの入
力信号レベルが高い値H2になるにつれてS/N
比は向上する。アンテナ10,18からの入力信
号レベルがH2よりもさらに充分に大きいときに
は、S/N比は良好でありほぼ一定値である。
第2図2は、アンテナ10,18からの入力信
号のレベルと中間周波増幅検波回路43のミユー
テイング制御端子Aからの出力レベルとの関係を
示す。アンテナ入力信号のレベルが大きくなるに
つれて、ミユーテイング制御端子Aからの電圧は
低下する。アンテナ10,18からの入力信号の
レベルが低い値H1であるときにはライン53に
は高い電圧V1が導出され、アンテナ入力信号の
レベルが高い値H2になると電圧は参照符V2で
示されるように低い値になる。
切換えスイツチ41は、トグルフリツプフロツ
プ54からの出力Q,をライン55,56を介
して受信する。この切換えスイツチ41は、フリ
ツプフロツプ54の出力端子Qがハイレベルであ
るとき、アンテナ10からの信号をフロントエン
ド回路42に与え、もう1つの出力がハイレベ
ルであるとき、アンテナ18からの信号をフロン
トエンド回路42に与える。フリツプフロツプ5
4はライン57からのパルスを受信するたび毎
に、出力Q,のレベルを交互に変える。
ライン56を介するフリツプフロツプ54から
の出力は、微分回路58に与えられる。この微
分回路58は、コンデンサ59とダイオード6
0,61とを有し、単極性のパルスを積分回路6
2に与える。積分回路62は、コンデンサ63と
そのコンデンサ63の放電のための抵抗64とを
含み、その積分出力は比較回路65の一方の入力
に与えられる。比較回路65の他方の入力にはラ
イン53を介するミユーテイング制御端子Aから
の信号が与えられる。
比較回路65は、積分回路62からの出力がラ
イン53の信号のレベル未満であるときにハイレ
ベルの信号を導出し、積分回路62からの出力が
ライン53の信号のレベル以上であるときにロー
レベルの信号を導出する。比較回路65からの出
力は、ANDゲート66の一方の入力に与えられ
る。
ライン53からの信号はまた、比較回路67の
一方の入力に与えられる。比較回路67の他方の
入力には予め定めた電圧V3が与えられる。比較
回路67はライン53の電圧が予め定めた電圧V
3未満であるときにローレベルの信号を導出し、
V3以上であるときにハイレベルの信号を導出す
る。比較回路67からの信号は、ANDゲート6
6の他方の入力に与えられるとともに、反転回路
68を介してANDゲート69の一方の入力に与
えられる。
ANDゲート66,69からの出力は、ORゲー
ト70を介してANDゲート71の一方の入力に
与えられる。ANDゲート71の他方の入力には、
たとえば100KHz程度の周波数を有するクロツク
発生回路72からのクロツクパルスが与えられ
る。ANDゲート71からの出力は、ライン57
を介して、フリツプフロツプ54に与えられる。
ライン44を介する中間周波増幅検波回路43
からの信号は、バンドパスフイルタ73に与えら
れる。このバンドパスフイルタ73はステレオパ
イロツト信号を選択的に取出して振幅検波回路7
4に与える。振幅検波回路74からの信号は、縦
続接続されたもう1つの振幅検波回路75に与え
られる。振幅検波回路75からの出力は、比較回
路76の一方の入力に与えられる。比較回路76
の他方の入力には予め定めた電圧V4が与えられ
る。比較回路76からの出力は、ライン52を介
して高域遮断フイルタ45に与えられるととも
に、ライン77を介してANDゲート69の他方
の入力に与えられる。
アンテナ10,18からの入力信号が小さく、
したがつて中間周波増幅検波回路43のミユーテ
イング制御端子Aからの信号が予め定めた電圧V
3以上であるときには、比較回路67はハイレベ
ルの信号を導出している。このような弱電界強度
において、ミユーテイング制御端子Aからライン
53を介する信号が積分回路62の出力以上にな
つたとき、比較回路65はハイレベルの信号を導
出する。そのためANDゲート66からのハイレ
ベル信号はORゲート70からANDゲート71に
与えられる。クロツク発生回路72は第3図1で
示されるパルスを導出している。ANDゲート6
6からのハイレベル信号は、ORゲート70を介
してANDゲート71に前述のように与えられる
ことによつて、ANDゲート71からライン57
には第3図2で示されるパルスが導出される。そ
のためフリツプフロツプ54はライン57を介す
るパルスの受信のたびごとにその安定状態を変
え、これによつて微分回路58からは第3図3で
示される単極性の微分パルスが得られる。積分回
路62は、微分回路58からのパルスを積分し
て、比較回路65に第3図4で示される波形を有
する出力を与える。フリツプフロツプ54が安定
状態をくり返し変えることによつて、積分回路6
2の出力は段階的に上昇していき、ついにはミユ
ーテイング制御端子Aからライン53を介する信
号のレベル78以上になる。そのため比較回路6
5の出力が第3図5で示されるようにローレベル
になり、応じてANDゲート71のAND条件が成
立しなくなり、フリツプフロツプ54にはパルス
が与えられなくなる。このようにして電圧V1に
対応したアンテナ10,18からの入力信号のレ
ベルが低い弱電界強度において切換えスイツチ4
1の切換え動作がくり返して行なわれたときに
は、その切換え動作の繰返しが停止されることに
なる。したがつて、切換えスイツチ41の切換え
動作の継続によつてS/N比がいつそう悪化する
ことが防がれる。積分回路62の出力は、コンデ
ンサ63と抵抗64とによつて定まる時定数に依
存して低下されることになる。したがつてその時
定数に依存した時間だけ切換えスイツチ41の切
換え動作の継続が停止される。
アンテナ10,18からの入力信号のレベルが
大きく、ミユーテイング制御端子Aからライン5
3を介する信号のレベルが電圧V3未満であると
きには、比較回路67の出力はローレベルであ
る。このようないわば中電界〜強電界強度におい
てステレオ放送が受信されており、しかもマルチ
パス歪が発生していないときを想定する。このと
きには、バンドパスフイルタ73からは第4図1
で示されるように振幅が一定のステレオパイロツ
ト信号が導出される。振幅検波回路74は、ステ
レオパイロツト信号の振幅に対応したレベルを有
する第4図2で示される一定レベルの信号を導出
する。もう1つの振幅検波回路75は、振幅検波
回路74からの出力が一定であるので、予め定め
た電圧V4未満のローレベルの信号を第4図3の
ように導出している。したがつて比較回路76の
出力は第4図4のようにローレベルであり、これ
によつて高域遮断フイルタ45はライン44から
の信号を高域遮断することなくノイズブランカ4
6を経てマルチプレクサ47に与える。そのため
マルチプレクサ47は、ステレオパイロツト信号
に応答して音声信号を導出し、ステレオ放送が聞
こえる。この比較回路76からの出力がローレベ
ルであることによつて、ANDゲート69からの
出力はローレベルのままであり、ANDゲート7
1の出力はローレベルである。こうして安定した
ステレオ放送の受信状態が維持される。
アンテナ10,18からの入力信号のレベルが
大きい前述の中電界強度〜強電界強度において、
ステレオ放送が受信されており、この状態でマル
チパス歪が生じたときを想定する。マルチパス歪
が生じると、バンドパスフイルタ73から導出さ
れるステレオパイロツト信号の振幅は第5図1の
ように変化する。振幅検波回路74は、第5図2
で示す波形を有する信号を導出する。そのため振
幅検波回路75は電圧V4以上のレベルを有する
第5図3の信号を導出する。そのため比較回路7
6は、第5図4のようにハイレベルの信号をライ
ン52,77に与える。高域遮断フイルタ45
は、ステレオパイロツト信号がノイズブランカ4
6を経てマルチプレクサ47に与えられることを
阻止し、これによつてマルチプレクサ47の左右
分離動作が行なわれず、モノラル信号が得られ
る。したがつてS/N比が向上されることにな
る。またライン77がハイレベルになることによ
つて、ANDゲート69はORゲート70を介して
ANDゲート71にハイレベルの信号を導出する。
そのためフリツプフロツプ54には、クロツク発
生回路72のパルスがANDゲート71およびラ
イン57を介して与えられる。こうしてフリツプ
フロツプ54の安定状態が切換わり、切換えスイ
ツチ41の切換え動作が行なわれる。マルチパス
歪が生じなくなると、ライン77がローレベルと
なり、切換えスイツチ41の切換え動作が停止す
る。
第6図を参照して自動車の車体4に設けられた
リアガラス1にはアンテナ10,18が設けられ
ており、ライン93,94を介して回路部分2に
接続される。回路部分2はアンテナ10,18の
近傍に設けられており、車室内またはトランクな
どに収納される。このリアガラス1には曇止めの
ための加熱線条5が焼付けられている。
回路部分2を電力付勢するための電力は、回路
部分3に設けられた電源95からコイル96を介
して同軸ケーブル84の内導体に導かれ、回路部
分2においてコイル97を介して導かれる。こう
して同軸ケーブル84は、回路部分2の電力付勢
のための電流を流すと同時に、中間周波数信号が
導かれるので、信号線の数を減少することが可能
になる。
上述の実施例では、信号線53,77,84,
86,92には受信周波数に比べて低い周波数の
信号および直流電流が流れているので、それらの
信号線53,77,84,86,92を比較的長
くしても受信感度やS/N比が低下することが避
けられる。
第7図は本考案の他の実施例のブロツク図であ
る。この実施例では、自動車の車体の後部に設け
られたアンテナ100からの信号は、そのアンテ
ナ10の近傍に配置された回路部分101の同調
回路102に与えられる。同調回路102からの
出力は、混合回路103に与えられる。混合回路
103には、電圧制御形発振回路104の出力が
与えられ、これによつて信号線105からの中間
周波数信号は、自動車の車体の前部に設けられた
回路部分106の回路107に与えられる。回路
107では、中間周波増幅および検波が行なわ
れ、可聴周波数信号が増幅回路108によつて増
幅され、スピーカ109によつて聞くことができ
る。電圧制御形発振回路104からの出力は、ま
た信号線110から分周回路111に与えられ
る。分周回路111からの出力は、基準周波数発
振回路112からの出力とともに、位相比較回路
113に与えられる。位相比較回路113は、分
周回路111と基準周波数発振回路112とから
の出力の位相差に比例した電圧を有する信号をロ
ーパスフイルタ114からライン115を介して
電圧制御発振回路104に与えるとともに、同調
回路102に与える。電圧制御形発振回路10
4、分周回路111、基準周波数発振回路11
2、位相比較回路113およびローパスフイルタ
114は、フエーズロツククループ周波数シンセ
サイザを構成し、位相比較回路113は分周回路
111の周波数が基準周波数発振回路112の周
波数に一致するように信号を導出してロツク状態
とする。回路部分101の付勢のための電力は、
信号線116を介して電源95から供給される。
第8図を参照して自動車体4のリアガラス1に
は、アンテナ100が焼付けられており、回路部
分101はそのアンテナ100の近傍に位置され
る。このような実施例によつてもまた、信号線1
05,110,115,116が比較的長い場合
において受信感度やS/N比の低下を防ぐことが
可能である。
以上のように本考案によれば、スーパヘテロダ
イン受信機の中間周波数信号を信号線によつてア
ンテナから離れた位置に導くようにしたので、受
信感度やS/N比を低下することが防がれるとと
もに、部品点数が増えるという問題がない。
またフエローズロツクループ周波数シンセサイ
ザを用いるため、これを構成する局部発振器のみ
を分離しても、温度変化、外来ノイズ等により同
調ずれを起こすこともなくなる。
さらに、ダイバーシチアンテナ方式の受信機で
あることを考慮して、アンテナの出力を選択的に
切換える切換え回路の近くに(たとえば同一プロ
ツク内)に切換え制御部を設けており、アンテナ
部分と分離した中間周波増幅検波回路部分からは
アンテナ切換えのためのアンテナ入力レベルに応
じた信号が与えられるのみであり、相互に関連し
た切換え回路および切換え制御部を同一のブロツ
クとして製造でき、生産性が向上するという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロツク図、第2
図は第1図に示された受信回路の動作を説明する
ためのグラフ、第3図はアンテナ10,18から
の入力信号のレベルが小さいときにおける第1図
の実施例の動作を説明するための波形図、第4図
および第5図はマルチパス歪発生時における動作
を説明するための波形図、第6図はリアガラス1
の斜視図、第7図は本考案の他の実施例のブロツ
ク図、第8図は第7図のアンテナ100が焼付け
られたリアガラス1の斜視図である。 10,18……アンテナ、41……切換えスイ
ツチ、42……フロントエンド回路、43……中
間周波増幅検波回路、45……高域遮断フイル
タ、46……ノイズブランカ、47……マルチプ
レクサ、48,49……増幅回路、50,51…
…スピーカ、54……フリツプフロツプ、58…
…微分回路、62……積分回路、65,67,7
6……比較回路、72……クロツク発生回路、7
3……バンドパスフイルタ、74,75……振幅
検波回路、80,81,102……同調回路、8
2,104……電圧制御形発振回路、98,10
3……混合回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 離隔配置した複数のアンテナを備え、これらの
    アンテナをアンテナ入力レベルに応じて切換えて
    使用するダイバーシチアンテナ方式の受信機にお
    いて、 前記各アンテナに接続され、それぞれ同一の周
    波数信号を受信するように制御信号が与えられる
    同調回路と、 該同調回路の出力信号の1つを選択的に出力す
    る切換えスイツチと、 該切換えスイツチをアンテナ入力レベルに応じ
    て切換え制御する切換え制御部と、 前記切換えスイツチの出力信号を中間周波数に
    変換する混合回路と、 前記制御信号に応じた周波数信号を該混合回路
    に与える局部発振回路とを、前記複数のアンテナ
    の近傍に配設し、 前記混合回路からの中間周波数信号を前記アン
    テナから離れた位置に信号線を介して導き、その
    離れた位置に、 中間周波増幅検波を行なつて可聴信号を導出す
    る回路と、 前記局部発振回路と共にフエーズロツクループ
    周波数シンセサイザを構成する分周回路、基準周
    波数発振回路、位相比較回路およびローパスフイ
    ルタとを設け、 前記中間周波増幅検波回路からのアンテナ入力
    レベルに応じた信号を前記切換え制御部に、また
    前記ローパスフイルタからの制御信号を前記同調
    回路および前記局部発振回路にそれぞれ信号線を
    介して与えることを特徴とするスーパヘテロダイ
    ン受信機。
JP15742081U 1981-10-21 1981-10-21 ス−パヘテロダイン受信機 Granted JPS5861550U (ja)

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