JPS6336756Y2 - - Google Patents

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JPS6336756Y2
JPS6336756Y2 JP11111382U JP11111382U JPS6336756Y2 JP S6336756 Y2 JPS6336756 Y2 JP S6336756Y2 JP 11111382 U JP11111382 U JP 11111382U JP 11111382 U JP11111382 U JP 11111382U JP S6336756 Y2 JPS6336756 Y2 JP S6336756Y2
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antenna
circuit
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demodulation
tuning
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JP11111382U
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガラスアンテナを使用する自動車の
FM(周波数変調)及びAM(振幅変調)ラジオ受
信装置に関するものである。
近年、自動車ラジオの受信方式に於いて、アン
テナはホイツプやピラーアンテナからガラスアン
テナに、ラジオ受信機はメカ同調式から電子同調
式に変わりつつあり、システムとしての信頼度も
高くなつてきた。ところで、前者のガラスアンテ
ナを使用する場合には、感度を補ない、ラジオ受
信システムのSN比の改善を計る目的で、ガラス
アンテナの近傍に広帯域前置増幅器を設ける。と
ころが、FM・AM広帯域前置増幅器を設ける場
合に次のような問題が生じた。
(a) 広域な放送周波数帯域全般で、ガラスアンテ
ナと広帯域前置増幅器との間のインピーダンス
整合をとることが困難である。
(b) 従つて整合損失によりSN比の向上が困難に
なる。
(c) 強電界中では、AM部においては増幅器に効
果的なAGCがかけられないため、過入力歪、
あるいは混変調、相互変調などの影響を受け易
くなる。
(d) 強電界中で、FM部においては過入力歪や混
変調の影響は少ないものの、相互変調の影響が
問題となる。
従つて、例えば米国のように強電界地区の多い
場所では実用不可能になる恐れもある。この種の
問題を解決するために、本願出願人は、特願昭57
−13557号によつてガラスアンテナに近接配置す
る前置増幅器に同調型増幅器を使用することを提
案した。しかし、AM同調増幅器の出力とFM同
調増幅器の出力とを簡略化された構成で運転席近
傍のラジオ受信機まで送る方式は開示されていな
い。
そこで、本考案は電界の強弱に関係なく良好な
受信状態を得ることが可能な自動車のガラスアン
テナラジオ受信装置を簡略化することを目的とす
るものである。
上記目的を達成するための本考案は、自動車の
ガラス窓に設けられたFMとAMとの兼用アンテ
ナ又はFM用アンテナ及びAM用アンテナと、前
記兼用アンテナ又は前記FM用アンテナに近接配
置された状態で結合されているFM電子同調チユ
ーナと、前記兼用アンテナ又は前記AM用アンテ
ナに近接配置された状態で結合されているAM電
子同調チユーナと、前記FM電子同調チユーナか
ら得られるFM中間周波信号と前記AM電子同調
チユーナから得られるAM中間周波信号とを周波
数分割多重信号にするための混合回路と、前記混
合回路から得られる周波数分割多重信号を前記ア
ンテナから離れた運転席近傍まで伝送する伝送路
と、前記伝送路で伝送された前記周波数分割多重
信号から前記FM中間周波信号及び前記AM中間
周波信号を分離するために前記伝送路に結合され
た分離回路と、前記分離回路から得られる前記
FM中間周波信号に対応したFM復調信号を得る
ためのFM復調回路と、前記分離回路から得られ
る前記AM中間周波信号に対応したAM復調信号
を得るためのAM復調回路と、前記FM復調回路
から得られる前記FM復調信号と前記AM復調回
路から得られる前記AM復調信号とを選択するた
めの選択スイツチと、前記選択スイツチの出力段
に得られる前記FM復調信号又は前記AM復調信
号を増幅して出力する共通出力回路と、前記FM
電子同調チユーナ及び前記AM電子同調チユーナ
に於ける同調周波数を変えるために前記運転席近
傍に配置された同調操作部とを具備していること
を特徴とする自動車のラジオ受信装置に係わるも
のである。
上記考案によれば、ラジオ受信機に於けるFM
電子同調チユーナ及びAM電子同調チユーナ即ち
FM・AMフロントエンド回路をガラスアンテナ
近傍に移し、周波数分割多重伝送するので、伝送
路が簡略化される。また、アンテナにチユーナを
近接配置し、チユーナで同調をとり、中間周波信
号を伝送する方式であるので、広域な受信帯域内
においてガラスアンテナとのインピーダンス整合
をとることが可能になり、SN比が向上する。
次に、第1図〜第4図を参照して本考案の実施
例に係わる自動車のラジオ受信装置について述べ
る。
自動車のラジオ受信装置は、第1図に示す如
く、自動車1の後部のガラス窓2に埋め込まれた
FM・AM兼用のガラスアンテナ3と、フロント
エンド部4と、運転席近傍に配置された復調増幅
出力部5とから成る。各部を更に詳しく説明する
と、第2図から明らかな如く、フロントエンド部
4は、FM・AM兼用アンテナ3に結合され且つ
アンテナ3の近傍に配置されたFM電子同調チユ
ーナ6及びAM電子同調チユーナ7と、混合回路
8とから成る。FM電子同調チユーナ6は第3図
に示す如くFM用同調増幅器9と、VCOからなる
FM用局部発振器10と、FM用混合器11と、
FM用局部発振信号伝送用バツフア増幅器12と
から成り、ライン13にFM中間周波信号を送出
し、ライン14にFM局部発振信号を送出する。
AM電子同調チユーナ7は、AM同調増幅器15
と、VCOからなるAM用局部発振器16と、AM
用混合器17と、AM用局部発振信号伝送用バツ
フア増幅器18とから成り、ライン19にAM中
間周波信号を送出し、ライン20にAM局部発振
信号を送出する。
混合回路8は、FM中間周波信号を第1の周波
数帯域で通過させる第1の帯域通過フイルタ21
と、FM局部発振信号を第2の周波数帯域で通過
させる第2の帯域通過フイルタ22と、AM中間
周波信号を第3の周波数帯域で通過させる第3の
帯域通過フイルタ23と、AM局部発振信号を第
4の周波数帯域で通過させる第4の帯域通過フイ
ルタ24とから成り、4種類の信号を周波数分割
多重して共通の同軸ケーブルから成る伝送路25
に送出する混合フイルタ回路である。26は同調
制御信号伝送ラインであり、選択された放送周波
数に対応した電圧を伝送するラインである。
FM同調増幅回路9は、第4図に示す如く、
FM信号を通過帯域とする高帯域フイルタ27
と、FM高周波増幅器28と、電子同調回路2
9,30とから成り、AM同調増幅器15はAM
信号を通過帯域とする低域フイルタ31と、AM
用高周波増幅器32と、電子同調回路33,34
とから成る。各同調回路29,30,33,34
は、ライン26から供給される同調制御電圧に応
じて容量が変化する可変容量ダイオードD、同調
コイルL、及び直流カツト用コンデンサC等を含
み、特定された同調制御電圧に応答して特定され
た周波数信号が同調状態となる回路である。尚第
4図では説明を簡略化するために、各同調回路2
9,30,33,34が原理的に示されている。
尚増幅器28の前段に設けられた同調回路29
は、特定されたFM信号のみを抽出して増幅器2
8に送るものであり、増増幅28の後段に設けら
れた同調回路30は妨害波に対する特性を良くし
てQを高めるために再度同調をとるものである。
また増幅器32の前段に設けられた同調回路33
は特定されたAM信号のみを抽出して増幅器32
に送るものであり、増幅器32の後段に設けられ
た同調回路34は増幅器32で生じた波形歪みを
とるように再度同調をとるものである。AM側の
増幅器32は、AM帯域の信号を増幅する周波数
特性を有するものであるが、更に、これをAGC
(自動利得制御)可能な増幅回路とし、第1図に
示す復調増幅出力部5から得たAGC制御信号に
応答するようにしてもよい。
運転席近傍に配置される復調増幅出力部5即ち
ラジオ受信機の後段部分は、第2図に示す如く、
FM中間周波信号を抽出する第1のフイルタ35
と、FM局部発振信号を抽出する第2のフイルタ
36と、AM中間周波信号を抽出する第3のフイ
ルタ37と、AM局部発振信号を抽出する第4の
フイルタ38とから成る分離回路39を有する。
また一般のFM・AM受信機と同様に、FM中間
周波増幅器とFM検波器とから成るFM中間周波
増幅及び復調回路40、AM中間周波増幅器と
AM検波器とから成るAM中間周波増幅及び復調
回路41、FM・AM選択スイツチ42、FM・
AM共通の低周波増幅器43とスピーカ44とか
ら成る出力回路、同調操作部45、フエーズ・ロ
ツク・ループ即ちPLL回路46を有する。また、
アンテナ側の混合回路8と運転席側の分離回路3
9とは一本の同軸ケーブルから成る伝送路25で
結合され、PLL回路46の出力はライン26に
よつてフロントエンド部4に結合されている。
上述の如く構成された受信装置に於いて、受信
機本体側の同調操作部45を操作し、例えば第1
のFM局を選択したとすれば、第1のFM局に対
応した同調制御電圧がPLL回路46から発生し、
これが伝送ライン26によつてフロントエンド部
4に送られ、FM同調チユーナ6が第1のFM局
の信号に同調し、しかる後中間周波に変換されて
伝送路25で送られる。
一方、第1のAM局を選択する操作がなされる
と、第1のAM局に対応する同調制御電圧がPLL
回路46から発生し、これがライン26で送ら
れ、AM電子同調チユーナ7が第1のAM局の信
号を抽出し、しかる後中間周波に変換されて伝送
路25で送られる。
上述から明らかな如く、本実施例によれば、
FM中間周波信号、AM中間周波信号、FM及び
AM局発振信号が混合されて共通の伝送路25で
送られるので、伝送路を構成するケーブルを少な
くすることが出来る。
またFM及びAM電子同調チユーナ6,7をア
ンテナ3に近接配置し、同調をとると共に増幅す
るので、ガラスアンテナ3とのインピーダンス整
合を容易にとることができ、FM及びAM共にSN
比が向上する。
以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案はこれに限定されるものでなく、更に変形可能
なものである。例えば、この実施例では中間周波
増幅器がFM及びAMで独立して設けられている
が、FM・AM共通の中間周波増幅器を設けても
よい。またアンテナ3をFM用とAM用との2種
類にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる受信装置の自
動車に於ける配置を概略的に示す側面図、第2図
は第1図の受信装置を示すブロツク図、第3図は
第2図のフロントエンド部を示すブロツク図、第
4図は第3図のFM及びAM同調回路を詳しく示
すブロツク図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、3はガ
ラスアンテナ、4はフロントエンド部、5は復調
増幅出力部、6はFM電子同調チユーナ、7は
AM電子同調チユーナ、8は混合回路、9はFM
同調増幅回路、10はFM用局部発振器、25は
伝送路、26は同調制御信号伝送ラインである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のガラス窓に設けられたFMとAMとの
    兼用アンテナ又はFM用アンテナ及びAM用アン
    テナと、 前記兼用アンテナ又は前記FM用アンテネに近
    接配置された状態で結合されているFM電子同調
    チユーナと、 前記兼用アンテナ又は前記AM用アンテナに近
    接配置された状態で結合されているAM電子同調
    チユーナと、 前記FM電子同調チユーナから得られるFM中
    間周波信号と前記AM電子同調チユーナから得ら
    れるAM中間周波信号とを周波数分割多重信号に
    するための混合回路と、 前記混合回路から得られる周波数分割多重信号
    を前記アンテナから離れた運転席近傍まで伝送す
    る伝送路と、 前記伝送路で伝送された前記周波数分割多重信
    号から前記FM中間周波信号及び前記AM中間周
    波信号を分離するために前記伝送路に結合された
    分離回路と、 前記分離回路から得られる前記FM中間周波信
    号に対応したFM復調信号を得るためのFM復調
    回路と、 前記分離回路から得られる前記AM中間周波信
    号に対応したAM復調信号を得るためのAM復調
    回路と、 前記FM復調回路から得られる前記FM復調信
    号と前記AM復調回路から得られる前記AM復調
    信号とを選択するための選択スイツチと、 前記選択スイツチの出力段に得られる前記FM
    復調信号又は前記AM復調信号を増幅して出力す
    る共通出力回路と、 前記FM電子同調チユーナ及び前記AM電子同
    調チユーナに於ける同調周波数を変えるために前
    記運転席近傍に配置された同調操作部と、 を具備していることを特徴とする自動車のラジオ
    受信装置。
JP11111382U 1982-07-21 1982-07-21 自動車のラジオ受信装置 Granted JPS5936639U (ja)

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JP11111382U JPS5936639U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 自動車のラジオ受信装置

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JPS5936639U JPS5936639U (ja) 1984-03-07
JPS6336756Y2 true JPS6336756Y2 (ja) 1988-09-29

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