JPH023218A - X線マスク及びその製造方法 - Google Patents

X線マスク及びその製造方法

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JPH023218A
JPH023218A JP63150964A JP15096488A JPH023218A JP H023218 A JPH023218 A JP H023218A JP 63150964 A JP63150964 A JP 63150964A JP 15096488 A JP15096488 A JP 15096488A JP H023218 A JPH023218 A JP H023218A
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JP
Japan
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ray
membrane
mask
ray absorber
pattern
Prior art date
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JP63150964A
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English (en)
Inventor
Haruyoshi Yagi
八木 春良
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 X線マスクのX線吸収体パターンの構造の改良及びその
X線マスクの製造方法に関し、メンブレンに対するX線
吸収体の内部応力の影響を小さくすることが可能なX線
マスク及びその製造方法の提供を目的とし、 X線吸収体パターンをメンブレンに具備するX線マスク
であって、同一形状のX線吸収体パターンをメンブレン
の両面に具備するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、X線露光に係り、特にX線マスクのX線吸収
体パターンの構造の改良及びそのX線マスクの製造方法
に関するものである。
X線マスクにおけるX線吸収体パターンは、通常は薄い
メンブレンの一方の面にのみ形成される。
従って、X線吸収体の内部応力の影響を受けてメンブレ
ンに変形が生じている。
以上のような状況から、X線マスクのメンブレンに形成
したX線吸収体がメンブレンに与える内部応力を、極め
て小さくすることが可能なX線マスクが要望されている
〔従来の技術〕
従来のX線マスクの各種の製造方法を第3図〜第5図に
よりに説明する。
従来の製造方法の一つである、スパッタによりX線吸収
体パターンを形成する方法を工程順に第3図により説明
する。
先ず第3図(a)に示すように、支持部18に形成した
メンブレン11の表面にスパッタ法によりタンタル(T
a)或いはタングステン(W)からなるX線吸収体16
をメンブレン11の全面に形成する。
つぎに第3図(b)に示すように、このX線吸収体の表
面にレジストを塗布し、露光、現像を行ってレジストパ
ターン19を形成する。
ついでこのレジストパターンをマスクとしてリアクティ
ブ・イオン・エツチングによりX線吸収体16のエツチ
ング処理を行い第3図(C)に示すように、所望のX線
吸収体パターン16aを形成する。
このようにしてTa或いはW等の高融点金属をスパッタ
法により形成した場合には、金属膜中にアルゴン(Ar
)等の不純物が取り込まれるため、10I0dyne/
cJ程度の極めて大きな内部応力が発生する。
スパッタ圧力等の成長条件を変更することにより、ある
程度の内部応力の低減は可能であるが、安定した内部応
力の制御は困難である。
スパッタ法の替わりにCVD法でX線吸収体を成長した
場合には、メンブレン11が250〜450℃に加熱さ
れるため、メンブレン11とX線吸収体16の熱膨張係
数の差異に起因する残留熱応力が大きくなる。
従来の第2の製造方法のメツキによりX線吸収体パター
ンを形成する方法を工程順に第4図により説明する。
先ず第4図(a)に示すように、支持部28に形成した
メンブレン21の表面に導電膜22を成長後、その表面
にリソグラフィー技術により絶縁膜よりなるステンシル
23を形成する。
つぎに第4図(blに示すように、露出している導電膜
22上に電解メツキにより金メツキ膜を形成し、これを
X線吸収体パターン26として用いる。
この方法では比較的内部応力の小さなX線吸収体パター
ン26が得られるが、メツキ工程においてステンシル2
3のパターンの大小によって電流密度が変化し、安定し
たメツキの成長が困難なため、X線吸収体パターン26
となる金のメッキ厚が不均一になり、このXvAマスク
により被露光物の表面に微細なパターンを形成するのが
困難である。
従来の第三の製造方法のパターニングされたシリコン酸
化膜により高融点金属のX線吸収体パターン36を形成
する方法を工程順に第5図により説明する。
先ず支持部38に形成したメンブレン31の全表面にシ
リコン酸化膜を成長した後、第5図(a)に示すように
、リソグラフィー技術によりシリコン酸化膜34をパタ
ーニングして形成する。
つぎに第5図中)に示すように、選択CVD法によりシ
リコン酸化膜34が形成されていないメンブレン31の
表面にのみ選択的にタングステン(W)を成長シテX線
吸収体パターン36を形成する。
しかし、この場合もCVD法によりX線吸収体パターン
36を形成するので、内部応力の低減が困難である。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上説明の従来のX線マスクにおいては、いずれの方法
によりX線マスクを製造してもXvA吸収体の内部応力
の低減が困難であるため、この応力に起因するX線マス
クのメンブレンの歪が生じ、歪の小さなX線マスクを得
ることが困難であるという問題点があった。
本発明は以上のような状況からメンブレンに対するX線
吸収体の内部応力の影響を小さくすることが可能なX線
マスク及びその製造方法の提供を目的としたものである
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点は、X線吸収体パターンをメンブレンに具備
するX線マスクであって、同一形状のX線吸収体パター
ンをメンブレンの両面に具備する本発明によるXvAマ
スク及びその製造方法によって解決される。
〔作用〕
即ち本発明においては、X線マスクのメンブレンの両面
に同一形状のX線吸収体パターンを形成して具備するか
ら、たとえX線吸収体パターンが内部応力を有していて
も、この内部応力が相殺されるため、メンブレンには歪
が生じないので、歪の小さなX線マスクを得ることが可
能となり、このX線マスクを用いることにより被露光物
の表面に微細なパターンを形成することが可能となる。
〔実施例〕
以下第1図により本発明による一実施例のX線マスクの
構造を、第2図により本発明による一実施例のX線マス
クの製造方法を工程順に説明する。
第1図に示す本発明による一実施例のX線マスクは、シ
リコン基板上にβ−炭化珪素(β−5iC)のメンブレ
ンlを形成した後、支持部8を残してシリコン基板の裏
面のシリコンをニッパツクし、このメンブレン1の両面
にはポリシリコン膜2及び3を形成し、その表面にはそ
れぞれシリコン酸化膜4及び5を形成したものである。
このシリコン酸化膜4の一部分にはX線吸収体パターン
6が設けられており、シリコン酸化膜5にはX線吸収体
パターン6と同一形状のX線吸収体パターン7が設けら
れている。
このようにメンブレン1の両面に同一形状のX線吸収体
パターン6及び7を形成した構造を存しているので、た
とえXvA吸収体パターン6及び7が内部応力を有して
いても、この内部応力が相殺されるため、メンブレン1
には歪が生じないので歪の小さなX線マスクを得ること
が可能となる。
このような構造のX線マスクの製造方法を第2図により
工程順に説明する。
まず第2図fatに示すように、メンブレン1の表裏両
面にCVD法により膜厚500〜1 、000人のポリ
シリコン膜2及び3を形成し、それぞれの表面に形成す
べきX線吸収体と同じ膜厚5.000〜10,000人
のシリコン酸化膜4及び5を形成する。
つぎに第2図(blに示すように、シリコン酸化膜4の
表面にレジストを塗布し、電子露光装置を用いて所定の
パターンを描画し、現像した後このレジストのレジスト
パターン9を形成し、シリコン酸化膜4をリアクティブ
・イオン・エツチングによりエツチング処理し、開口部
4aを形成する。
ついでレジストパターン9を除去し、第2図(C)に示
すように六弗化炭素(w F &)の反応ガスを用いた
選択CVD法によりポリシリコン膜2の表面にのみタン
グステンよりなるX線吸収体パターン6を成長し、シリ
コン酸化膜4の開口部4aを埋め込む。
その後、第2図(d)に示すように、メンブレン1の裏
面のシリコン酸化膜5の表面にレジストを塗布した後、
メンブレン1の表面に形成したXvA吸収体パターン6
をマスクとしてメンブレン1の全面にX線を照射、現像
してレジストパターン10を形成する。
このレジストパターン10をマスクとして裏面のシリコ
ン酸化膜5をリアクティブ・イオン・エツチングにより
エツチング処理し、表面のシリコン酸化膜4のパターン
を裏面のシリコン酸化膜5に転写する。
最後に、レジストパターン10を除去し、第2図(e)
に示すように、再び六弗化炭素(WF6)の反応ガスを
用いた選択CVD法によりポリシリコン膜3の表面にの
みタングステンよりなるXvA吸収吸収体パターン底長
し、シリコン酸化膜5の開口部5aを埋め込む。
このような製造工程を経て、メンブレン1の両面にX線
吸収体パターン6及び7を具備するX線マスクを製造す
ることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、メンブ
レンの両面にX線吸収体パターンを具備する簡単な構造
のX線マスクを製造することにより、X線吸収体の内部
応力の影響を相殺し、歪のないメンブレンを有するX線
マスクとすることが可能となり、このX線マスクを用い
るXvAn光により被露光物の表面に微細なパターンを
形成することが可能となる等の利点があり、著しい経済
的及び信顛性向上の効果が期待でき工業的には極めて有
用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例のX線マスクの側断面図
、 第2図は本発明による一実施例のX線マスクの製造方法
を工程順に示す側断面図、 第3図は従来のX線マスクの第1の製造方法を工程順に
示す側断面図、 第4図は従来のX線マスクの第2の製造方法を工程順に
示す側断面図、 第5図は従来のX線マスクの第3の製造方法を工程順に
示す側断面図、 である。 図において、 ■はメンブレン、  2はポリシリコン膜、3はポリシ
リコン膜、4はシリコン酸化膜、4aは開口部、   
 5はシリコン酸化膜、5aは開口部、  6はX線吸
収体パターン、7はX線吸収体パターン、8は支持部、
9はレジストパターン、 10はレジストパターン、 を示す。 本発明による一実施例のX線マスクの側断面図第1図 fcl  X線吸収体パターン(6)の埋め込みfa+
  ポリシリコンm (2,3)及びシリコン酸化i(
4,5)の形成+d+  シリコン酸化1!! (5)
のパターニング世) シリコン酸化!+11 (4)の
パターニング本発明による一実施例のX!!マスクの製
造方法を工程順に示す倒断面旧第2図 +81  X線吸収体パターン(7)の埋め込み本発明
による一実施例のX線マスクの製造方法を工程順に示す
側断面図第 2 図 Ta+ X線吸収体(16)の形成 ■) レジストパターン(19)の形成 el X線吸収体パターン(16a)の形成 従来のX線マスクの第1の製造方法を工程順に示す側断
面図(al 導電膜(22)及びステンシル(23)の形成(bl X線吸収体パターン(26)の形成 従来のX線マスクの第2の製造方法を工程順に示す側断
面図第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X線吸収体パターンをメンブレンに具備するX線
    マスクであって、 同一形状のX線吸収体パターン(6、7)をメンブレン
    (1)の両面に具備することを特徴とするX線マスク。
  2. (2)メンブレン(1)の両面にポリシリコン膜(2、
    3)を形成する工程と、 該ポリシリコン膜(2、3)のそれぞれの表面に酸化膜
    (4、5)を形成する工程と、 前記メンブレン(1)の一方の面の前記酸化膜(4)を
    パターニングして前記酸化膜(4)の開口部(4a)を
    形成し、該開口部(4a)が形成されている前記ポリシ
    リコン膜(2)の表面にのみ選択的に前記X線吸収体パ
    ターン(6)を形成する工程と、 前記X線吸収体パターン(6)をマスクとしてX線露光
    し、前記メンブレン(1)の前記X線吸収体パターン(
    6)が形成されていない他方の面の前記酸化膜(5)の
    開口部(5a)を形成する工程と、前記酸化膜(5)の
    開口部(5a)が形成されている前記ポリシリコン膜(
    3)の表面にのみ選択的に前記X線吸収体パターン(7
    )を形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項1
    記載のX線マスクの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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