JPH0231992A - 自動二輪車のエンジン支持装置 - Google Patents

自動二輪車のエンジン支持装置

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JPH0231992A
JPH0231992A JP18071588A JP18071588A JPH0231992A JP H0231992 A JPH0231992 A JP H0231992A JP 18071588 A JP18071588 A JP 18071588A JP 18071588 A JP18071588 A JP 18071588A JP H0231992 A JPH0231992 A JP H0231992A
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JP
Japan
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cylinder head
engine
main pipe
boss
motorcycle
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JP18071588A
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Hiroki Onodera
小野寺 洋樹
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動二輪車のエンジン支持装置に関し、特に
シリンダボディ又はシリンダヘッドを車体フレームで懸
架支持するようにした場合の支持強度を向上できるよう
にした構造に関する。
〔従来の技術〕
自動二輪車のエンジンを車体フレームに搭載するための
構造としては、従来からクランクケースを3箇所程度車
体フレームに固定するとともに、シリンダボディ、又は
シリンダヘッドを車体フレームに支持ブラケットを介し
て連結する構造がある。このようなエンジン支持装置と
して、従来、例えば特開昭61−205576号公報に
示すものがある。
これは第5図に示すように、車体フレームの左。
右一対のメインパイプ31に上支持部31aを形成し、
シリンダヘッド32をクランクケースに締結するスタッ
ドボルト33に下支持部34aを装着し、これをナフト
34で締め付けるとともに、この両支持部34a、31
aを支持ブラケット35で連結した構造となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記従来構造では、下支持部34aを介してス
タンドボルト33に荷重が作用することとなり、場合に
よってこのスタンドボルト33のねじ部が破損する恐れ
がある。そこでこのスタンドボルトに荷重が作用しない
ようにするには、シリンダヘッド又はシリンダボディ自
体に支持ブラケットの取付部を形成すればよいと考えら
れる。
しかしこの取付部を形成する場合は、上記荷重に耐え得
るように該取付部の肉厚を増加させることとなり、設計
の如何によってはシリンダヘッド等自体の重量が増加す
る懸念がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
スタンドボルトに荷重が作用することがなく、また重量
増加を招くことなく支持強度を向上させることのできる
自動二輪車のエンジン支持装置を提供することを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、シリンダヘッド及びシリンダボディをスタン
ドボルトでクランクケースに共締め締結したエンジンを
、操向軸筒から後方に延びる左。
右一対のメインパイプで懸架支持するようにした自動二
輪車のエンジン支持装置において、上記シリンダヘッド
又はシリンダボディの上記ボルト挿通孔が形成された締
結用ボス部に、懸架用ボス部を形成し、該懸架用ボス部
を支持ブラケットによって上記メインパイプに連結した
ことを特徴としている。
ここで本発明の懸架用ボス部には、締結用ボス部に別体
のボス部材を溶接によって固着する場合、及び鋳造時に
一体形成する場合の両方が含まれる。
〔作用〕
本発明に係るエンジン支持装置によれば、スタンドボル
ト挿通孔用締結ボス部に懸架用ボス部を形成し、該部分
をメインパイプに連結したので、上述のスタッドボルト
に荷重が作用する問題は解消でき、かつ充分な支持強度
が得られる。
そしてこの場合、締結ボス部は元来厚肉で充分な強度を
有するので、上述のような支持荷重に備えて肉厚を厚く
するという必要はなく、シリンダヘッド又はシリンダボ
ディ自体の重量増加の問題が生じることもない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による自動二輪
車のエンジン支持装置を説明するための図である。
図において、1は本実施例装置が適用された自動二輪車
であり、これの車体フレーム2は、操向軸筒2aに左、
右一対のメインパイプ2bの前端を接続し、該両メイン
バイブ2bの上面にシートレール2dを接続して構成さ
れている。上記操向軸2aには、下端で前輪(図示せず
)を軸支する前フオーク3が左右に回動自在に軸支され
ており、また上記メインパイプ2bの後部下端には、後
端で後端4を軸支する後アーム5が上下に揺動自在に枢
支されている。なお、6.7は燃料タンク。
シートである。
そして上記左、右のメインパイプ2bの中央下方に水冷
式4サイクルエンジン8が懸架支持されている。このエ
ンジン8は、クランクケース9上に、シリンダボディ1
0.シリンダヘッド1)及びヘッドカバー12を以下の
要領で積層して構成されている。即ち、クランクケース
9の要所にスタッドポル)13をねじ込むことによって
植設する。また、上記シリンダボディ10及びシリンダ
へラド1)の上記スタッドボルト13に対応する部分に
、締結用ボス部10a、1)aを厚肉に形成するととも
に、該各ボス部10a、llaにボルト挿通孔10b、
llbを貫通形成する。そしてこの各ボルト挿通孔10
b、1)bに上記スタンドポル)13を挿通させ、上端
突出部に締結ナンド14を装着する。これにより上記シ
リンダボディ10.及びシリンダヘッド1)はクランク
ケース9に共締め締結されている。
そして上記エンジン8はクランクケース9の後端部の上
、下2箇所がメインパイプ2bの後端部に固定支持され
ている。またシリンダへラド1)の左、右側壁は以下の
要領でメインパイプ2bに懸架支持されている。シリン
ダヘッド1)の側壁部分には、懸架ボス部15が溶接に
よって固着されている。この懸架ボス部15は前、後取
付部15a、15bを接続リブ15Cで連結してなるも
ので、この前、後泡付部15a、15bは上記締結ボス
部1)aの外側に位置している。この懸架ボス部15の
外面には略リング状の支持ブラケット16の下辺部16
aが当接しており、これは固定ボルト17aで上記前、
後取付部15a、15bに固定されている。また上記支
持ブラケット16の後縦辺部16bは、上記左、右のメ
インバイブ2bのシリンダヘッド上方部分に溶接固定さ
れた上部ブラケット18に固定ポルl−17bで固定さ
れている。
また、上記支持ブラケット16の下辺部16aにはラジ
ェータ19の下端部がブラケット20を介して固定され
ており、該ラジェータ19の上端部はメインバイブ2b
に固定されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例のエンジン支持装置によってエンジン8の上部
をメインバイブ2bで懸架支持するには、まずエンジン
8のクランクケース9をメインパイプ2bの後端下部 
 ゛  で固定 支持する。そして、シリンダヘッド1)の懸架ボス部1
5に支持ブラケット16の下辺部16aを固定ボルト1
7aで固定し、該支持ブラケット16の後縦辺部16b
を固定ボルト17bでメインパイプ2bの上部ブラケッ
ト18に固定する。
このように本実施例では、シリンダヘッドll自体を支
持ブラケット16でメインパイプ2bに連結したので、
上述の従来例のようなスタンドボルトに荷重が作用する
ということはなく、従って該ボルトのねじ部が破損する
という問題は生じない。
また、元来厚肉に形成されており、充分な強度を有する
締結ボス部1)aに懸架ボス部15を溶接固定し、ここ
に支持ブラケット16を固定するようにしたので、充分
な支持強度が確保できるとともに、シリンダヘッド側の
支持強度を確保するためにシリンダへラド1)自体の肉
厚を変えるという必要はなく、重量増加の問題が生じる
こともない。
なお、上記実施例では、懸架ボス部15を別部材として
溶接するようにしたが、これは勿論シリンダヘッド1)
と一体に鋳造するようにしてもよい、また、上記実施例
ではシリンダヘッド1)に懸架ボス部15を形成したが
、これはシリンダボディlOに形成してもよく、要は厚
肉のボルト挿通孔用ボス部を利用して懸架ボス部を形成
すれば良い。
〔発明の効果〕 以上のように本発明に係る自動二輪車のエンジン支持装
置によれば、ボルト挿通孔用ボス部に懸架用ボス部を形
成し、該部分を支持ブラケットでメインバイブと連結し
たので、シリンダヘッド。
シリンダボディ自体の重量増加を招くことなく充分な支
持強度を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による自動二輪
車のエンジン支持装置を説明するための図であり、第1
図はその要部の断面図、第2図は懸架用ボス部の側面図
、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図は該実施例
装置が適用された自動二輪車の左側面図、第5図は従来
のエンジン支持装置の断面図である。 図において、1は自動二輪車、2a操向軸筒、2bはメ
インパイプ、8はエンジン、9はクランクケース、10
はシリンダボディ、10a、ILaは締結用ボス部、1
0b、llbはボルト挿通孔、1)はシリンダヘッド、
13はスタンドボルト、15は懸架用ボス部、16は支
持ブラケットである。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人    弁理士 下車 努 第 図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダヘッド及びシリンダボディに形成された
    ボルト挿通孔にスタッドボルトを挿通して該シリンダヘ
    ッド及びシリンダボディをクランクケースに共締め締結
    してなるエンジンを、操向軸筒から後方に延びる左、右
    一対のメインパイプで懸架支持するようにした自動二輪
    車のエンジン支持装置において、上記シリンダヘッド又
    はシリンダボディの上記ボルト挿通孔が形成された締結
    用ボス部に懸架用ボス部を形成し、該懸架用ボス部を支
    持ブラケットによって上記メインパイプに連結したこと
    を特徴とする自動二輪車のエンジン支持装置。
JP63180715A 1988-07-20 1988-07-20 自動二輪車のエンジン支持装置 Expired - Fee Related JP2716735B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018158658A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205576A (ja) * 1985-03-07 1986-09-11 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車の内燃機関支持装置
JPS6280791U (ja) * 1985-11-12 1987-05-23

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JP2018158658A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両

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