JP2500638Y2 - エンジンのリヤマウント構造 - Google Patents
エンジンのリヤマウント構造Info
- Publication number
- JP2500638Y2 JP2500638Y2 JP1990092396U JP9239690U JP2500638Y2 JP 2500638 Y2 JP2500638 Y2 JP 2500638Y2 JP 1990092396 U JP1990092396 U JP 1990092396U JP 9239690 U JP9239690 U JP 9239690U JP 2500638 Y2 JP2500638 Y2 JP 2500638Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- cross member
- mounting
- sub
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、エンジンのリヤマウント構造に関する。
[従来技術] かかる構造に関し、例えば本出願人による実開平1−
145581号公報には、フレームのサイドメンバに、上側メ
ンバと下側メンバとを重ね合せたクロスメンバを取付
け、該クロスメンバ下面の中央部に、エンジンのトラン
スミッションを支持し、両端部にトーションバーを支持
する構造を提案している。
145581号公報には、フレームのサイドメンバに、上側メ
ンバと下側メンバとを重ね合せたクロスメンバを取付
け、該クロスメンバ下面の中央部に、エンジンのトラン
スミッションを支持し、両端部にトーションバーを支持
する構造を提案している。
[考案が解決しようとする課題] このような公知技術によれば、エンジンをフレームに
搭載する場合、フレームの下側からエンジンの取付け作
業を行わねばならないので、作業性が悪い。
搭載する場合、フレームの下側からエンジンの取付け作
業を行わねばならないので、作業性が悪い。
例えば実開昭63−162682号公報に示されているエンジ
ンの搭載装置ではエンジンマウントメンバがエンジンお
よびサイドフレームの下側に位置しているので、どうし
ても下側からの作業を必要とする。
ンの搭載装置ではエンジンマウントメンバがエンジンお
よびサイドフレームの下側に位置しているので、どうし
ても下側からの作業を必要とする。
また、実開平2−90135号公報には横置きのエンジン
の支持構造が開示されており、やはり下方から支持する
ようになっており、作業性が悪い。
の支持構造が開示されており、やはり下方から支持する
ようになっており、作業性が悪い。
[考案が解決しようとする課題] したがって、本考案の目的は、エンジンを上方からフ
レームに取付けることができ、もって作業性が向上でき
るエンジンのリヤマウント構造を提供するにある。
レームに取付けることができ、もって作業性が向上でき
るエンジンのリヤマウント構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、エンジンのトランスミッションの後
部にインシュレータを介して車両の前後方向に延びるリ
ヤエンジンマウントブラケットを取付けたエンジンのリ
ヤマウント構造において、該リヤエンジンマウントブラ
ケット(3)の前端にはフレーム(7)のサイドメンバ
(8)の上側にまたがるサブクロスメンバ(4)が固設
され、該リヤエンジンマウントブラケット(3)の後端
にはあらかじめ前記サイドメンバ(8)に取付けられた
第3のクロスメンバ(9)への取付部(5)が形成さ
れ、前記リヤエンジンマウントブラケット(3)および
サブクロスメンバ(4)はあらかじめエンジンの上側に
取付けられており、前記サブクロスメンバ(4)にはサ
イドメンバ(8)への取付ボルト(6)の取付孔が設け
られ、前記リヤエンジンマウントブラケット(3)の取
付部(5)には第3のクロスメンバ(9)への取付ボル
ト(6)の取付孔が設けられている。
部にインシュレータを介して車両の前後方向に延びるリ
ヤエンジンマウントブラケットを取付けたエンジンのリ
ヤマウント構造において、該リヤエンジンマウントブラ
ケット(3)の前端にはフレーム(7)のサイドメンバ
(8)の上側にまたがるサブクロスメンバ(4)が固設
され、該リヤエンジンマウントブラケット(3)の後端
にはあらかじめ前記サイドメンバ(8)に取付けられた
第3のクロスメンバ(9)への取付部(5)が形成さ
れ、前記リヤエンジンマウントブラケット(3)および
サブクロスメンバ(4)はあらかじめエンジンの上側に
取付けられており、前記サブクロスメンバ(4)にはサ
イドメンバ(8)への取付ボルト(6)の取付孔が設け
られ、前記リヤエンジンマウントブラケット(3)の取
付部(5)には第3のクロスメンバ(9)への取付ボル
ト(6)の取付孔が設けられている。
[作用] 上記のように構成されたエンジンのリヤマウント構造
においては、エンジンのトランスミッションの後部に、
あらかじめインシュレータを介してリヤエンジンマウン
トブラケットを取付け、そのブラケットにサブクロスメ
ンバを固設し、その状態でエンジンをフレーム上方から
吊下してサブクロスメンバをフレームのサイドメンバに
取付け、リヤエンジンマウントブラケットの後端の取付
部を、あらかじめサイトメンバに取付けておいた別のク
ロスメンバである第3クロスメンバに取付ける。このよ
うに、エンジン搭載作業をすべてフレームの上面側から
行う。
においては、エンジンのトランスミッションの後部に、
あらかじめインシュレータを介してリヤエンジンマウン
トブラケットを取付け、そのブラケットにサブクロスメ
ンバを固設し、その状態でエンジンをフレーム上方から
吊下してサブクロスメンバをフレームのサイドメンバに
取付け、リヤエンジンマウントブラケットの後端の取付
部を、あらかじめサイトメンバに取付けておいた別のク
ロスメンバである第3クロスメンバに取付ける。このよ
うに、エンジン搭載作業をすべてフレームの上面側から
行う。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、図示しないエンジンと一体のトラン
スミッション1の後部には、インシュレータ2を介して
車両前後方向に延びるリヤエンジンマウントブラケット
3が取付けられている。
スミッション1の後部には、インシュレータ2を介して
車両前後方向に延びるリヤエンジンマウントブラケット
3が取付けられている。
そのブラケット3の前端には、フレーム7のサイドメ
ンバ8、8にまたがるサブクロスメンバ4が固設され、
後端には、あらかじめサイドメンバ8、8に取付けられ
た別のクロスメンバすなわち第3クロスメンバ9への取
付部5が形成されている。
ンバ8、8にまたがるサブクロスメンバ4が固設され、
後端には、あらかじめサイドメンバ8、8に取付けられ
た別のクロスメンバすなわち第3クロスメンバ9への取
付部5が形成されている。
そして図示の通りトランスミッション1の上側にリヤ
エンジンマウントブラケット3およびサブロクスメンバ
4が取付けられるようになっており、またサブクロスメ
ンバ4はサイドメンバ8、8の上側に載置されるように
なっている。
エンジンマウントブラケット3およびサブロクスメンバ
4が取付けられるようになっており、またサブクロスメ
ンバ4はサイドメンバ8、8の上側に載置されるように
なっている。
エンジン搭載に際し、あらかじめトランスミッション
1にインシュレータ2を介してリヤエンジンマウントブ
ラケット3を取付け、そのブラケット3の前端にサブク
ロスメンバ4を固設する。
1にインシュレータ2を介してリヤエンジンマウントブ
ラケット3を取付け、そのブラケット3の前端にサブク
ロスメンバ4を固設する。
この状態でエンジン全体をフレーム7の上方から吊下
ろして第2図に示すように、サブクロスメンバ4を4本
の取付ボルト6を取付孔に挿通してサイドメンバ8、8
に取付け、取付部5を2本の取付ボルト6を取付孔に挿
通して第3クロスメンバ9に取付け、エンジン搭載作業
を、すべてフレーム7の上面側から行う。
ろして第2図に示すように、サブクロスメンバ4を4本
の取付ボルト6を取付孔に挿通してサイドメンバ8、8
に取付け、取付部5を2本の取付ボルト6を取付孔に挿
通して第3クロスメンバ9に取付け、エンジン搭載作業
を、すべてフレーム7の上面側から行う。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば下記のすぐれた効果を奏
する。
する。
(i) あらかじめエンジンにリヤエンジンブラケット
とサブクロスメンバとを取付けた状態でフレーム上方か
ら吊下げればよく、エンジンの搭載作業が簡単である。
とサブクロスメンバとを取付けた状態でフレーム上方か
ら吊下げればよく、エンジンの搭載作業が簡単である。
(ii) 取付ボルトの取付け作業もフレームの上方から
行うことができる。
行うことができる。
(iii) したがって、エンジン搭載に際して作業性が
著しく向上する。
著しく向上する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図はエン
ジン搭載作業を説明する側面図である。 1……トランスミッション、2……インシュレータ、3
……リヤエンジンマウントブラケット、4……サブクロ
スメンバ、5……取付部、7……フレーム、8……サイ
ドメンバ、9……第3クロスメンバ
ジン搭載作業を説明する側面図である。 1……トランスミッション、2……インシュレータ、3
……リヤエンジンマウントブラケット、4……サブクロ
スメンバ、5……取付部、7……フレーム、8……サイ
ドメンバ、9……第3クロスメンバ
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンのトランスミッションの後部にイ
ンシュレータを介して車両の前後方向に延びるリヤエン
ジンマウントブラケットを取付けたエンジンのリヤマウ
ント構造において、該リヤエンジンマウントブラケット
(3)の前端にはフレーム(7)のサイドメンバ(8)
の上側にまたがるサブクロスメンバ(4)が固設され、
該リヤエンジンマウントブラケット(3)の後端にはあ
らかじめ前記サイドメンバ(8)に取付けられた第3の
クロスメンバ(9)への取付部(5)が形成され、前記
リヤエンジンマウントブラケット(3)およびサブクロ
スメンバ(4)はあらかじめエンジンの上側に取付けら
れており、前記サブクロスメンバ(4)にはサイドメン
バ(8)への取付ボルト(6)の取付孔が設けられ、前
記リヤエンジンマウントブラケット(3)の取付部
(5)には第3のクロスメンバ(9)への取付ボルト
(6)の取付孔が設けられていることを特徴とするエン
ジンのリヤマウント構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092396U JP2500638Y2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | エンジンのリヤマウント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092396U JP2500638Y2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | エンジンのリヤマウント構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449576U JPH0449576U (ja) | 1992-04-27 |
JP2500638Y2 true JP2500638Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=31828808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990092396U Expired - Fee Related JP2500638Y2 (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | エンジンのリヤマウント構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500638Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63162682U (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-24 | ||
JPH0290135U (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-17 |
-
1990
- 1990-09-04 JP JP1990092396U patent/JP2500638Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449576U (ja) | 1992-04-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
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