JPH0231775Y2 - - Google Patents

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JPH0231775Y2
JPH0231775Y2 JP8802685U JP8802685U JPH0231775Y2 JP H0231775 Y2 JPH0231775 Y2 JP H0231775Y2 JP 8802685 U JP8802685 U JP 8802685U JP 8802685 U JP8802685 U JP 8802685U JP H0231775 Y2 JPH0231775 Y2 JP H0231775Y2
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base metal
metal fitting
electrical equipment
vertical
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は変圧器、リアクトル等の電気機器用ケ
ースの下面側に配設されて該ケースを支える基台
に関するものである。
[従来の技術] 変圧器、リアクトル等の電気機器本体を収容す
る電気機器用ケースは、その下面側にケースの下
面を据付床面から離して支持するための基台を備
えている。この基台は電気機器本体の重量を支持
するとともに、ケースを据付位置に対して固定す
る役目を持つ。
この種の基台は、電気機器の輸送や地震時の揺
れ及び据付時の床摺り等に耐えねばならないた
め、一般にはアングル材、チヤンネル材等の型鋼
が使用されている。第3図及び第4図は電気機器
用ケース11に取付けて使用されていた従来の基
台を示したもので、第3図に示された基台では、
水平板部1aと垂直板部1bとを有して断面がL
字状を呈する型鋼(アングル材)からなる基台金
具1が2本設けられてこれらの基台金具1,1の
垂直板部1b,1bが互いに平行に対向配置さ
れ、両垂直板部1b,1b間を橋渡しするよう
に、起立させた平板からなる連結板2,2が配設
されて、該連結板2,2の両端が基台金具1,1
の垂直板部1b,1bに溶接されている。連結板
2,2の上端面は垂直板部1b,1bの上端面と
面一をなすようになつており、互いに直交する垂
直板部の上端面と連結板の上端面とにより図示し
ない電気機器用ケースを安定に支持するようにな
つている。
また第4図に示す基台では、断面がL字状を呈
する型鋼からなる2本の基台金具1,1が、それ
ぞれの垂直板部1b,1bを互いに対向させた状
態で平行に配置され、各基台金具1の垂直板部1
bと水平板部1aとに跨つて正方形状または矩形
状の平板からなる垂直補強板3,3が溶接されて
いる。この基台においても、各垂直補強板3の上
端面が垂直板部1bの上端面と面一をなすように
なつており、互いに直交する垂直板部の上端面と
垂直補強板の上端面とにより図示しない電気機器
用ケースを支持するようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記第3図に示した従来の基台においては、基
台金具の外に連結板を必要とするため、部品数が
多くなつて部品の手配及び管理に手間がかかると
いう問題があつた。また連結板を基台金具に溶接
する際には、連結板を基台金具に対して位置決め
する作業を必要とするため、組立て作業の工数が
多くなり、部品点数が多くなることと相俟つてコ
ストが高くなるという問題があつた。
また第4図に示した基台も、各基台金具1の垂
直板部1bと水平板部1aとに跨る垂直補強板3
を基台金具と別個に設ける必要がある上に、この
補強板を基台金具に対して位置決めして溶接しな
ければならないため、第3図に示した基台と同様
の問題点を有していた。
更に第3図及び第4図に示された両基台とも、
溶接作業を必要とするため、溶接による熱で基台
金具と連結板または垂直補強板とが変形し、溶接
完了後に基台金具の歪を矯正しなければならない
という問題があつた。
本考案の目的は、別個の補強板部材を設けるこ
となく、且つ溶接を行うことなく垂直補強板部を
設けることができるようにした電気機器用ケース
の基台を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、その実施例を示す第1図に見られる
ように、水平板部10aと垂直板部10bとを有
して断面形状がL字状を呈する基台金具10を備
えた電気機器用ケースの基台において、基台金具
10の水平板部10aを切起して上端面10c1
が垂直板部10の上端面10b1と面一をなす垂
直補強板部10cを形成したことを特徴とする。
[考案の作用] 上記のように基台金具の水平板部を切起して垂
直補強板部を形成すると、垂直補強板部を予め製
作する必要がなく、また溶接も不要となる。しか
も基台金具に別個の部材を溶接する場合のように
基台金具の重量の増加を招くこともない。また垂
直補強板部は溶接しないため基台金具が熱歪によ
り変形することがない。そのため基台に電気機器
用ケースを取付ける前に基台を矯正する作業を行
う必要がない。従つて上記のように構成すれば、
軽量で且つ製作工数の少ない基台を安価に提供で
きる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、こ
の実施例の基台は2本の長寸の基台金具10,1
0を所定間隔離隔させて平行に配設したものから
なつている。各基台金具10は水平板部10aと
垂直板部10bとを有して断面形状がL字状を呈
する型鋼(アングル材)からなつている。各基台
金具10の水平板部10aのそれぞれの両端部寄
りの部分には、電気機器の据付場所に基台を固定
するための固定ボルトを挿通させるボルト孔10
d,10dが開設されている。また水平板部10
aの所定の個所(図示の例ではボルト孔に隣接す
る個所)が切り起されて垂直補強板部10c,1
0cが形成されている。各垂直補強板部10c
は、基台金具の水平板部10aにL字状の切込み
を形成して、この切込みの内側の部分をその基部
の部分から、プレス加工により水平板部10a及
び垂直板部10bと直交する向きに折曲げること
により起立させて形成する。そして各垂直補強板
部10cは、その上端面10c1が垂直板部10
bの上端面10b1と面一をなすように形成され
ている。
このように形成された基台金具10,10を備
えた基台を電気機器用ケースに取付けるには、電
気機器用ケースを転倒させてそのケースの底部外
面に例えば2個の基台金具10,10を平行に配
置し、両基台金具のそれぞれの垂直板部及び垂直
補強板部の上端面10b1及び10c1をケース
の底部外面に当接させる。この場合、基台金具は
垂直板部とこれに直交する垂直補強板部とによつ
てケースの底部外面上に支持されるので、転倒し
ない安定した状態でケースの底部外面上に保持さ
れる。その後、適宜の手段により各基台金具を所
定の位置に固定した状態で、各基台金具の垂直板
部及び垂直補強板部とケース底部外面とが接する
部分を溶接する。このようにして基台金具を取付
けた後、電気機器用ケースを元の状態に転倒させ
れば、電気機器用ケースは基台によつて安定に支
持された状態となる。
第2図は各基台金具の電気機器用ケース11に
対する取付状態の一部を示した断面図であり、電
気機器用ケース11はその底部外面が垂直板部1
0bと、この垂直板部と直交する垂直補強板部1
0cとに溶接されて安定に支持された状態となつ
ている。尚第2図において12はケース11に取
付けられた放熱器である。
このように基台金具10を断面L字状の金具に
より形成し、基台金具の水平板部10aの一部を
切起して垂直補強板部を形成すると、補強板部材
を予め別個に作つておく必要がなく、また補強板
部材を溶接により取付ける必要もない。また基台
金具10の重量は何等増加しない。
なお、上記実施例では基台金具10として断面
形状がL字状を呈する型鋼を使用したが、帯状の
金具を長さ方向に平行させて幅方向の中央で折曲
げてL字状とした金具を基台金具として使用して
もよい。
更に、必要に応じて2個以上の基台金具を用い
て基台を構成することもできる。
[考案の効果] 以上のように、本考案よれば、基台金具の水平
板部を切起して垂直補強板部を形成したので、垂
直補強板部を予め製作する必要がなく、また溶接
も不要となる。また基台金具が溶接の熱歪により
変形することがなく、基台金具を電気機器用ケー
スに取付ける前に基台を矯正する作業を行う必要
がない。従つて部品点数及び製作工数の削減を図
つて基台を安価に提供することができる。また基
台金具の重量が増加しないので、電気機器の重量
の軽減にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同実施例の基台を電気機器用ケースに取付け
た状態を示す要部の断面図、第3図及び第4図は
それぞれ従来の基台の異なる例を示す斜視図であ
る。 10……基台金具、10a……水平板部、10
b……垂直板部、10b1……上端面、10c…
…垂直補強板部、10c1……上端面、11……
電気機器用ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平板部と、垂直板部とを有して断面形状がL
    字状を呈する基台金具を備えた電気機器用ケース
    の基台において、前記基台金具の水平板部を切起
    して上端面が前記垂直板部の上端面と面一をなす
    垂直補強板部を形成したことを特徴とする電気機
    器用ケースの基台。
JP8802685U 1985-06-11 1985-06-11 Expired JPH0231775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8802685U JPH0231775Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JP8802685U JPH0231775Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61203520U JPS61203520U (ja) 1986-12-22
JPH0231775Y2 true JPH0231775Y2 (ja) 1990-08-28

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JP8802685U Expired JPH0231775Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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