JPH02312559A - グルコマンナンゼリーの製造方法 - Google Patents

グルコマンナンゼリーの製造方法

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JPH02312559A
JPH02312559A JP1135471A JP13547189A JPH02312559A JP H02312559 A JPH02312559 A JP H02312559A JP 1135471 A JP1135471 A JP 1135471A JP 13547189 A JP13547189 A JP 13547189A JP H02312559 A JPH02312559 A JP H02312559A
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JP
Japan
Prior art keywords
jelly
glucomannan
water
vitamin
fatty acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1135471A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kamikura
神倉 努
Masakatsu Okauchi
岡内 正克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUEHIRO SHOKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
SUEHIRO SHOKUHIN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、保水性に優れたグルコマンナンセリ−の製造
方法に関するものである。
[従来の技術] グルコマンナンは、ダイエタリーファイバー(食物繊維
)としての粘質物を大量に含む低カロリー食品であって
、グルコースとマンノースを構成成分とするこんにゃく
マンナンンの主成分であり、水溶性、膨潤性(10倍以
上の膨張率)に優れ、他の澱粉類に比し糊化し易い性質
を持つ。このようなグルコマンナンは、体内脂質の代謝
排泄に深く関与しているといわれており、又血中コレス
テロールの上昇抑制にも有効であるといわれている。
上記の特性を有するグルコマンナンを水で膨潤させ練成
し、更にアルカリ剤を混練し、加熱処理することにより
、ゲル化した特有の粘弾性を有するこんにゃくとなるが
、当該こんにゃくの成分の約97%前後が水分であり、
これを食した場合に満腹感を得られ、又低カロリーであ
ることから、ハム、ソーセージ等の基礎食品1ハンバー
グ等の加工食品等の増量剤として使用した抗肥満食品が
開発されている。
この膨潤させたグル:】マンナンの問題点としては、■
アルカリ処理をしてゲル化させた場合に特有のアルカリ
臭、■離水し易い(通常3日程度で約1/2か離水する
)、■凍4i’i耐性がない、■増量剤として使用した
場合に加工食品等と親和させ難く味か染みず・」かない
、以上の4点であるか、特に問題となるのは、離水性が
高く、凍結すると更に離水か増大してしまうことと、他
の食品と親和させテ1「いということで、保存環境が複
雑となり、又流通機構における取扱いの悪さ、保存期間
の短さ、保存中の管理において手間か掛かる等の問題点
を有し、又増」剤として使用した場合には風味に欠ける
等の欠陥かあった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、膨潤後に離水性か高く、保存環境や保存期間
に問題があり、又ケル化させて増量剤として使用した場
合に親和性に欠り適当でなかったグルコマンナンに係る
前記従来技術の欠陥を改善するものであり、流動質のゼ
リー状(ゾル化)のままで10日間程度の常温による保
存が出来、しかも離水することなく保水性及び粘質性を
保持したままでの保存が可能となり、必要に応して、か
まぼこ。
ちくわ等の練成品、ハンバーグ、シラマイ。
ミートソース等の加工肉製品に広範囲に亙り親和性に優
れた増量剤として使用することが出来るグルコマンナン
セリ−の製造方法を目的として開発したものである。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の構成は、適宜量
のグルコマンナン粉に、所定量のビタミン82等のビタ
ミン、リン酸塩及びグリセリン脂肪酸エステル等の乳化
剤を混合し、所定割合の水を加えた後に攪拌して、マ′
ンナンセリー化さぜるものである。
[作用] 本考案は上述の如ぎ方法から成るものて、従来、グルコ
マンナンは加水した場合に脚間性が大きく且つ他の澱粉
類に比し活性度か大へん高いものの、膨潤後に保水状態
のままで一定時間経過すると離水してマンナンと水とが
分動してしまうか、リン酸塩を混入させることで保水力
を保持し、これによる粘質性の低下を阻止し、又ビタミ
ン82等のビタミンを混入することで、当該ビタミンが
キレート化剤となり、キレート結合によって金属イオン
を封鎖する役目を果たし、成分中の金属イオンによるグ
ルコマンナンの細胞組織の収縮化、これに伴う組織中に
浸透していた水分を組織外へ排出しようとする作用並び
にマンナンと水分の分離化を抑制するものとなり、膨潤
したグルコマンナンゼリーの離水を防き、保水性、粘質
性を一定の状態に保持することか可能となる。
また、グルコマンナンは流動状にゾル化したゼリー状と
なり、更にグリセリン脂肪酸エステル等の乳化剤を添加
することによって、このゼリー状態を安定化させること
が出来るため、多種の練製品等と混合した場合に親和性
に富むものとなる。
[実施例] 以下図面に基いて本発明の一実施例を更に説明すると、
第1図は本発明に係る工程略図を示すものであり、ビタ
ミンB220gを温水1flに溶解し、予めグルコマン
ナン粉IKgを水20℃に溶解させておき、暫くしてマ
ンナンの目が開いた状態の頃に、当該原料溶液中に前記
ビタミンB2溶液を混入させる。尚、本実施例において
多数のビタミンの中から、ビタミンB2を選択したのは
、ビタミンB2自体が熱等に強く破壊され憎い性質を有
するためであるが、キレート化剤となるビタミンであれ
ばよく、ビタミンB2に限定されるものではない。
次に、乳化剤としてグリセリン脂肪酸エスチル等(グリ
セリン脂肪酸エステルの他に、レシチン、ソルビタン脂
肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸ニスデル等
) 120g及びリン酸塩(リン酸す]・リウム)であるメ
タリン酸5gとポリリン酸5gを水9℃に溶解させた溶
液を、前記した原料溶液にビタミンB2溶液を混入させ
溶液中に更に混入し、良く攪拌した後、袋詰めし、70
℃〜80℃の熱により40分程度の加熱殺菌をなし、席
温以下(20℃以下)の状態で約2時間程定置し、マン
ナンゼリー化したグルコマンナンセリ−を製造するもの
である。
尚、ゲル化した不可逆凝固体状のグルコマンナンを製造
する場合には、11汀記製造工程中にアルカリ処理を加
えればよい。
[発明の効果] 未発明は上述の如き構成に係る方法を採用した結果、以
下の効果を生しる。
従来、膨潤させたグルコマンナンは離水性か高く、凍結
すると更に離水が増大してしまい、保存環境が複雑であ
って、又流通機構における取扱いの悪さ、保存期間の短
さ、保存中の管理において手間が掛かる等の問題かあっ
たのを、離水を防ぎ、保水性1粘度性を一定の状態に保
持することが可能となるため、常温では10日程度又5
℃の冷蔵状態では2週間程度の長期間、離水することな
く又粘弾性に変化を与えずに保存することが出来るもの
となる。従って、保存環境について特別に配慮をする必
要がなくなり、流通機構における取扱いが簡単となり、
又一定期間内においては離水による品質劣化の心配がな
いため、加工食品等の増量剤どして使用する場合におい
て、適宜量のグルコマンナンゼリーを予め貯蔵させて保
存しておくことが出来、必要に応じて消費していくこと
が可能となる等、使用、取扱いにおいて極めて利便なも
のとなる。
また、グルコマンナンは流動状にゾル化したセリ−状で
あり、更にグリセリン脂肪酸エステル等の乳化剤を添加
することによって、このゼリー状態を安定化させること
が出来るため、多種の練製品や加工食品等と混合した場
合に親和性に富み、他の食品素材と良く馴しみ、当該練
製品や加工食品等の味を劣化させることかないため、増
量剤として極めて適したマンナンゼリーとなるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
に係る工程略図を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、適宜量のグルコマンナン粉に、所定量のビタミンB
    _2等のビタミン、リン酸塩及びグリセリン脂肪酸エス
    テル等の乳化剤を混合し、所定割合の水を加えた後に攪
    拌して、マンナンゼリー化させるグルコマンナンゼリー
    の製造方法。
JP1135471A 1989-05-29 1989-05-29 グルコマンナンゼリーの製造方法 Pending JPH02312559A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001149032A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Kao Corp 食材組成物
WO2004010790A1 (en) * 2002-07-25 2004-02-05 Horvath Istvan Sweet products with flavin content and methods of producing thereof

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JPS59213378A (ja) * 1983-05-18 1984-12-03 Tomoji Tanaka イサゴ−ル混合物の健康食品の加工法

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