JPH02310790A

JPH02310790A - 電子機器

Info

Publication number: JPH02310790A
Application number: JP1133031A
Authority: JP
Inventors: Keigo Takeda; 圭吾竹田
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1989-05-26
Filing date: 1989-05-26
Publication date: 1990-12-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野］本発明は手書き入力を行なう電子機器の文字認識手段に
関する。

【従来の技術】

従来の電子機器の文字認識手段は、入力文字と認識辞書
とをバクーンマッチングしその一致度の最も高い一文字
を認識結果として出力していた。また、漢字、かな、英数字等の文字種別に外部から文字
入力毎に指示し、誤認識をさける方式も実用化されてい
る。

【発明が解決しようとする課題】

しかし、前述の従来技術では一つの認識出力しか得られ
ないため、例えば漢字の「工Ｊとカタカナの［工」とを
誤認識した場合再度入力をやり直さねばならなかった。また文字種別に指示をする場合は、常に余分な操作を必
要とする。以上のように従来技術では誤認識修正あるいは防止に対
して操作が繁雑となるという問題点を有する。そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、誤認識時の修正が簡便な手書き
文字認識の電子機器を提供するところにある。〔課題を解決するための手段Ｊ本発明の電子機器は、認識手段が認識する文字種毎の候補文字を一時的に記憶
する記憶手段と。該候補文字の優先順位を文字種に対応して決定づける優
先順位決定手段と、表示手段に表示された認識結果が、外部操作部材の操作
により該優先順決定手段に制御されて該記憶手段から順
次選択され表示する操作制御手段とからなる事を特徴と
する。〔作　用］本発明の上記の構成によれば１文字認識処理の結果最も
マツチングの高い候補文字を文字種毎に該記憶手段に一
時記憶し、優先順位決定手段で指示される文字種の優先
順に従がって外部操作する毎に順番に表示される。【実　施　例１第１図は本発明の実施例における回路ブロック図で、Ｃ
ＰＵ１と、認識及び各処理プログラムや辞書を格納した
ＲＯＭ２と、各種バッファ及び候補文字の記憶手段を含
むＲＡＭ３と、入力手段としてのタッチパネル４と外部
スイッチ８と、入力処理回路５と、表示回路６と、ＬＣ
Ｄ７とから構成される。第１図においてハード構成とし
て認識手段は、ＣＰＬＩｌ、ＲＯＭ２、ＲＡＭ３から成
り、優先順位決定手段、操作制御手段も同様である。タ
ッチパネル４はペン等でタッチした位置を検出し、その
座標を入力処理回路５で求めるもので、手で書いた軌跡
をＣＰＵに伝久認識処理することができる。ここで、タ
ッチパネル４は、キーマトリックス方式でも、抵抗検出
方式でも、容量検出方式でも構わない。第２図は第１図のハード構成により達成される本発明の
一実施例のソフトウェア構成図である。タッチパネル部１１から発生する座標データは前処理部
１２でノイズ除去、データ圧縮等の前処理を行ない、そ
の結果はサンプリングデータバッフ７１６に格納される
。続いてストローク認識部１３においてサンプリングデ
ータバッファ１６の座標データを辞書検索で必要とされ
るストロークコードへの変換処理を行なう、ここではあ
らかじめ用意されているストローク辞書１８が参照され
る。ストローク認識部１３で得られたストロークコード
はストロークバッファ１７に格納される。辞書検索部１４においてはストロークバッファのデータ
をもとに、文字辞書の検索を行なう０以上の処理はスト
ロークが入力される毎に行なわれる６文字入力の終了は
あらかじめ決められたルールに従う０例えばペンＯＦＦ
してから所定の時間経過により判断するタイマ一方式や
、所定の入力枠を設は入力枠から外れた位置にペンＯＮ
した時点で判断する位置検出方式等が考えられ、何れの
方式でも可能である。これによりストロークバッファ１
７には文字入力終了を知らせる特殊コードが格納される
。辞書検索部１４においては文字入力終了コードを検知
すると、辞書検索が終了するまで処理を進め各文字種毎
にその結果を漢字バッファ２０ａから英文字バッファ２
０ｅまでに格納する。２０ｂはひらがな、２０ｃはカタ
カナ、２０ｄは数字のバッファで各々の候補文字を一時
的に記憶する。この時認識不能の文字種があった場合は
その文字バッファに認識不能を知らせる特殊コードを格
納する。その後、出力部１５において文字種指定データ
２１の値を調べ、そのデータに従い文字バッファ２０ａ
〜２０ｅの中から優先順位の一番高い文字種バッファを
選び、その中に格納されている文字コードを出力バッフ
ァ２３に格納する。出力バッファ２３の格納データはそ
のまま、液晶表示出力される０以上のようにして、手書
き文字が認識される６次に、文字種の優先順により誤認
識された場合を考える。英字のｒＩＪを入力したい時、
文字種の優先順位がひらがな、漢字、カタカナ、数字、
英字になるよう文字種指定データ２１が設定されている
とする。この時初めは「さ」が出力される。ここで、タ
ッチパネル部１１の文字表示と対応した場所を触れるこ
とにより、その指令が文字指定データ２１の第２番目を
選び出力部１５を介して漢字バッファ２０ａが選ばれ、
「工」が出力される。以下同様にして、カタカナの「工
」が表示され、次の操作でｒｌ」、最後に目的の「Ｉ」
が表示される。この時の外部操作はＬＣＤ上で表示され
た文字と対応するタッチパネル部１１の特定位置をタッ
チすることで順次認識文字を文字１毎表示出力する。あ
るいは。外部キー２２を操作する度に順次出力してもよい、出力
の表示方式は、特に言及しないが、本実施例ではＬＣＤ
上に順次文字が切換わって表示されていく０以上述べた
第２図において１本発明の入力手段はタッチパネル部１
１で、認識手段は前処理部１２、ストローク認識部１３
、辞書検索部１４、サンプリングバッファ１６．ストロ
ークバッファ１７、ストローク辞書１８、文字辞書１９
からなる。記憶手段は漢字バッファ２０ａから英文字バッファ２０
ｅまでの各バッファである。また優先順位決定手段は、
優先順位データ２１で、これは、外部キー２２により文
字種の順位を可変にしても良いし、製品上あらかじめ固
定としても良い、あるいは更にその応用として、前回入
力の文字種が一番高い優先順位となるように学習機能を
設ける事もできる。［発明の効果］以上述べたように本発明によれば、入力の都度文字種を
指定しなくても、必ず定められた文字種の認識結果が初
めに表示され、仮にそれが誤認識していても簡単に直す
ことができる。従って、日本語文のように、ひらがな、
漢字、カタカナの順で使用頻度が多い文章を書く場合、
優先順位をその順番にしておけば最も能率的に（早く）
手書き入力を認識できる。また本発明の別の効果として、優先順位を決める文字ｆ
ｌデータを前回の入力文字が最終的に（修正を含め）決
定された文字と同一の文字種としておけば、カタカナや
漢字は複数続（場合が多いから、その能率も更に向上す
る。更に本発明の別の効果として、誤認識を修正するにあた
り、順番に文字を表示するため、時計や電子手帳、カー
ドや小型ワープロのような表示や入力のスペースが小さ
い電子機器においても簡便に操作することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図。第２図は本発明の一実施例を示すソフトウェア構成図。ｌ・・・ＣＰＵ２・・・ＲＯＭ３・・・ＲＡＭ４・・・タッチパネル１１・・・タッチパネル１３・・・ストローク認識部１４・・・辞書検索部１５・・・出力部１９・・・文字辞書２０ａ・・漢字バッファ２０ｂ・・ひらがなバッファ２０ｃ・・カタカナバッファ２０ｄ・・数字バッファ２０ｅ・・英文字バッファ２１・・・文字種指定データ以上

Claims

【特許請求の範囲】ａ）ペン等を用いて手書きで文字を入力する入力手段と
、該手書き文字を認識する認識手段と、該認識文字を表
示する表示手段とを有する電子機器において、ｂ）該認識手段が認識する文字種毎の候補文字を一時的
に記憶する記憶手段とｃ）該候補文字の優先順位を文字種に対応して決定づけ
る優先順位決定手段と、ｄ）該表示手段に表示された認識結果が、外部操作部材
の操作により該優先順位決定手段に制御されて該記憶手
段から順次選択され表示する操作制御手段とからなる事
を特徴とする電子機器。