JPH07182462A - 文字認識装置及び方法 - Google Patents

文字認識装置及び方法

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JPH07182462A
JPH07182462A JP5325296A JP32529693A JPH07182462A JP H07182462 A JPH07182462 A JP H07182462A JP 5325296 A JP5325296 A JP 5325296A JP 32529693 A JP32529693 A JP 32529693A JP H07182462 A JPH07182462 A JP H07182462A
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coordinate
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JP5325296A
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Yoshio Furuichi
佳男 古市
Kenji Suzuki
謙二 鈴木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手書き入力した文字を確実に認識することで、
不必要な作業を省いて、入力効率を向上させる。 【構成】手書きの文字パターンを入力する座標入力装置
1 と、座標入力装置1 で入力した手書き文字の座標情報
を基に文字認識用辞書41を参照し、文字認識して複数の
候補文字を得る文字認識部23と、この文字認識部23で得
た複数の候補文字から認識文字を確定した場合に、確定
した認識文字及びその文字種を文字情報として記憶する
前文字情報記憶部26dと、上記確定によって得られる認
識文字に続く入力頻度の高い文字及び文字種を混在して
記憶する文字間関連辞書42と、上記前文字情報記憶部26
d及び文字間関連辞書42を用いて上記文字認識部23で得
られる複数の候補文字の順位の入替えを行なう認識後処
理部24と、この認識後処理部24で得られた順位での複数
の候補文字を表示させる表示部25とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタイザ等の座標入
力装置を用いて入力した手書き文字を認識する文字認識
装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、表示部としての液晶表示パネルに
一体に構成した座標入力装置としてのタブレットに対し
て専用のスタイラスペン等により筆記動作を行なうこと
で各種コマンドやデータを入力することが可能なペン入
力機能を有するパーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサ等のデータ処理装置が、多く企画、販売されてい
る。この種のデータ処理装置では、手書き入力した文字
を文字認識することによりデータやコマンド等の文字列
を順次入力することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手書き
文字認識の技術は未だ十分なものではなく、使用者が望
むような認識結果を得ることができない場合が多々あ
る。例えば、アルファベット大文字の「O」と同小文字
の「o」、ひらがなの「り」とカタカナの「リ」などで
ある。また、認識処理は一文字毎に独立して実行される
ため、入力中の前後の文字等を参照するようなことはな
かった。したがって、例えば手書きを行なう者が「10
00」なる数字列や「アメリカ」なるカタカナ文字列を
入力したい場合でも、「10O0」(十の位の数字
「0」が英大文字「O」となっている)、「アメりカ」
(3文字目「リ」がひらがなの「り」となっている)と
いうような御認識が発生する可能性がある。このような
御認識には、予め認識処理で得られた複数の次候補から
選択し直すか、もしくは文字を手書きする前後に認識さ
れる文字種を限定する作業を行なうことで対処するしか
方法がなく、いずれにしても本来の手書き入力からは不
必要な作業となり、文字の入力が思うようにはかどら
ず、入力効率が悪いという不具合があった。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、手書き入力した文
字を確実に認識することで、不必要な作業を省いて、入
力効率を向上させることが可能な文字認識装置及び方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、手書
きによる文字パターンを入力する座標入力装置と、この
座標入力装置で入力された手書き文字の座標情報から入
力された文字を認識して複数の候補文字を得る文字認識
部と、この文字認識部で得られた複数の候補文字から認
識文字を確定する確定手段と、この確定手段で得られた
過去の手書き文字の座標情報に対応した認識文字を文字
情報として記憶する文字情報記憶部と、上記確定手段で
得られた過去の認識文字に続く入力頻度の高い文字及び
文字種を混在して記憶する文字間関連辞書と、上記文字
情報記憶部及び上記文字間関連辞書を用いて上記文字認
識手段で得られる複数の候補文字の順位の入替えを行な
う認識後処理部と、この認識後処理部で得られた順位で
の複数の候補文字を表示させる表示制御部とを備えるよ
うにしたものである。
【0006】
【作用】上記のような構成とすれば、前に入力した文字
及びその文字種と関連の高い文字が認識結果として得ら
れる確率が高くなり、手書き入力した文字を確実に認識
することで、不必要な手間を省いて、入力効率を向上さ
せることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例に係る
文字認識装置を説明する。図1は装置の概略的な構成を
示すもので、 1は2次元の座標点列の情報を入力する、
透明タブレット等からなる座標入力装置、 2はマイクロ
プロセッサを主体としてなる、装置本体である制御装
置、 3は上記座標入力装置1 を介して入力された座標点
列の情報を上記制御装置2 で文字認識を行なって文章等
を作成し、作成した文書等を表示する、液晶ディスプレ
イ等からなる表示装置、 4は上記座標入力装置1 から入
力された情報を制御装置2 で文字として認識する際に参
照する辞書を格納した外部記憶装置である。
【0008】上記座標入力装置1 は、例えば図2に示す
ように透明タブレット1aと、この透明タブレット1a上の
座標位置を指示入力するスタイラスペン1bとからなり、
スタイラスペン1bにて指示された透明タブレット1a上の
座標位置の情報(2次元座標データ)が制御装置2 に入
力する如く構成される。また上記表示装置3 は、液晶デ
ィスプレイやプラズマディスプレイなどのフラットパネ
ルディスプレイからなり、上記座標入力装置1 と積層一
体化されて上記制御装置2 及び外部記憶装置4を収容し
ている装置本体の上面に設けられ、表示装置3 による表
示情報は上記透明タブレット1aを介して視認されるよう
になっている。そして、積層一体化された上記座標入力
装置1 と上記表示装置3 とは同一寸法の同一座標面を形
成するものである。
【0009】このように積層一体に構成された座標入力
装置1 と表示装置3 とにより、例えば透明タブレット1a
上での指示位置が表示装置3 上での同一位置での情報と
して表示され、これにより紙上に文字、図形を描く如く
感覚での情報入力を行ない得るようになっている。
【0010】さて、前述した如くマイクロプロセッサを
主体として構成される制御装置2 の内部には、各種制御
部と記憶部が設けられている。これらの機能について簡
単に説明すると、入力部21は上記座標入力装置1 から入
力された座標情報に関する処理を行なうものである。
【0011】また画面位置制御部22は、上記入力部21か
ら入力された座標位置より後述する画面領域テーブル26
gの情報を基に再入力、書込み、次候補選択などの各種
処理を指示するものである。
【0012】さらに文字認識部23は、上記座標入力装置
1 から入力された座標情報を文字として認識する処理を
行なうものである。しかして認識後処理部24は、後述す
る前文字情報記憶部26dに記憶している1つ前に入力し
た文字の情報と、1文字前と現在入力した文字の関連性
についての記述をしている文字間関連辞書42を参照して
上記文字認識部23で得られた認識候補の候補順位を入替
える処理を行なうものである。
【0013】しかして表示部25は、各種データを記憶す
る記憶部26に格納されたデータを表示データ化して上記
表示装置3 に出力することで表示を行なうものである。
なお記憶部26は、現在何枠目の入力枠を入力中であると
いう情報を格納する枠位置座標バッファ26a、上記座標
入力装置1 より入力された座標点列の情報を一時格納し
ておく入力データバッファ26b、上記文字認識部23で認
識された認識候補をいったん格納しておく認識データバ
ッファ26c、1文字前の第1位候補の文字コード、文字
種などの情報を記憶する前文字情報記憶部26d、上記認
識後処理部24で処理された認識結果を格納しておく認識
データ記憶部26e、上記表示装置3 に表示するデータを
いったん格納する表示データバッファ26f、表示装置3
を介して表示される入力画面の入力枠、次候補表示枠、
及び各種ボタンの座標位置の情報を格納する画面領域テ
ーブル26gで構成される。
【0014】しかして上記外部記憶装置4 には、上記文
字認識部23において入力された情報を文字として認識す
る際に参照する文字認識用辞書41、上記認識後処理部24
において認識候補順位の並べ換えを行なう際に参照する
文字間関連辞書42が格納されている。
【0015】次いで上記実施例の動作について説明す
る。図3及び図4は手書き入力された文字を認識する際
の処理を示すものであり、図5は入力画面を例示するも
のである。図5に示す如く、表示装置3 の画面SCの下
部の5つの枠が入力枠であり、個々の入力枠の下部にあ
る小さな枠が複数の次候補文字を表示する次候補枠、右
側にある「書込み」の表示が入力枠内にある文字の文章
への書込みを指示するボタン、「再入力」の表示が入力
枠内にある文字の再入力を指示するボタンである。ま
た、画面SCの上部は入力枠に入力した文字を後述する
書込み処理により文章として表示する文章領域である。
【0016】図3の処理においては、まず記憶部26の各
種バッファ等をクリアすると共に、画面領域テーブル26
g、前文字情報記憶部26dに格納する情報を初期値に設
定する初期化を行なう(ステップS1 )。ここで、画面
領域テーブル26gは例えば図6に示すように各領域の範
囲を規定する一対角である左上角及び右下角の座標をそ
れぞれ格納している。また前文字情報記憶部26dは、1
つ前の文字のコードとその文字種のコードとを記憶する
もので、この初期化では図7に示す如く図示する如く共
にnullコードを格納する。
【0017】次いで、使用者がスタイラスペン1bを用い
て座標入力装置1 上の入力枠内に文字を手書き入力する
ことで、座標入力装置1 から座標位置情報が入力される
と(ステップS2 )、制御装置2 内の画面位置制御部22
は入力された点の座標位置を調べ、上記図6に示した画
面領域テーブル26gの値を参照することにより、使用者
が文字を入力しようとしているのか否かを判断する(ス
テップS3 )。
【0018】もし文字を入力しようとしているのであれ
ば、入力部21が直前にどの入力枠に文字を入力したかと
いう情報を枠位置座標バッファ26aから読取り、現在入
力している枠と比較して現在入力している枠と同じであ
るか否かを調べることにより、文字の検切りの判断を行
なう(ステップS4 )。
【0019】現在文字入力している入力枠が直前まで入
力されていた入力枠と同一であると判断した場合には、
その時点ではまだ1文字分の検切りは行なわれていない
ことになり、表示部25は表示装置3 の画面SC中の当該
入力枠に筆跡を表示させ(ステップS5 )、入力された
座標データのx座標及びy座標を入力データバッファ26
bに格納してから(ステップS6 )、再度上記ステップ
S2 からの処理に戻る。
【0020】入力データバッファ26bは図8に示すよう
な状態で入力座標データを随時格納する。図中、丸印
「S」で示すのは1画分の区切りを意味する画セパレー
タであり、後の文字認識のために座標データと共に格納
しておく。1画分の区切りの判断は、スタイラスペン1b
が透明タブレット1aから離れた時点で1画分の入力が終
了したものとする。
【0021】また、上記ステップS4 で現在の入力枠が
枠位置座標バッファ26aに記憶されている入力枠ではな
いと判断した場合には、新しい入力枠に文字を入力し始
めたこととなり、入力部21は1文字分の検切りが行なわ
れたと判断する。すると、文字認識部23が入力データバ
ッファ26bに格納されている座標情報を基に次のような
文字認識処理を行なう(ステップS7 )。
【0022】すなわち、認識処理は外部記憶装置4 に格
納されている文字認識用辞書41を参照することで実行さ
れるもので、文字認識用辞書41は例えば図9に示すよう
な状態で、文字、文字コード、画数、文字種及び1つの
画の始点と終点とを第1画の始点を基準とする相対座標
で表わしたものを1組のデータとしてそれぞれ記憶して
いる。
【0023】文字認識部23は、入力データバッファ26b
に格納されている2次元座標データを文字認識用辞書41
に格納されている第1画の始点を基準とする相対座標の
形に変換してから、文字認識用辞書41に格納されている
相対座標情報と1画分の始点及び終点の各座標点におい
て、その距離を計算する。そして、各座標点の距離の合
計値を求め、その値の小さいものから例えば4文字を認
識候補文字とする。各認識候補文字はその文字種と共
に、図10に示すように認識データバッファ26cにいっ
たん格納される(ステップS8 )。
【0024】認識データバッファ26cに認識候補文字及
びその文字種が格納されると、認識後処理部24が次のよ
うな候補順位の入替処理を行なう(ステップS9 )。図
4はこの認識後処理部24によるステップS9 の候補順位
の入替処理を示すサブルーチンである。ここでは例え
ば、上記ステップS7 で認識候補文字として「O(英大
文字)」、「0(数字)」、「o(英小文字)」及び
「6(数字)」を得、これを上記ステップS8 で認識デ
ータバッファ26cに格納したものとして具体的に説明す
る。
【0025】認識後処理部24はまず前文字情報記憶部26
dに格納されている1つ前の文字及び文字種のコードを
読出す(ステップA1 )。ここで、前文字情報記憶部26
dに「1(数字)」が格納されていたとすると、認識後
処理部24は読出した内容を元に外部記憶装置4 の文字間
関連辞書42の該当部分を抽出する(ステップA2 )。
【0026】文字間関連辞書42は、図11に示すように
前文字及びその文字種と、その次に筆記される可能性が
高い文字及びその文字種の組合わせを使用頻度の高い順
番で登録するもので、同図に示す如く文字と文字種、文
字種と文字種、文字と文字という組合わせで登録してお
くものである。ここでは、前文字情報記憶部26dに「1
(数字)」が格納されていたので、これを基に文字間関
連辞書42からは「数字−円(文字種と文字)」「数字−
数字(文字種と文字種)」が抽出される。
【0027】その後、認識データバッファ26cに格納さ
れている認識候補文字及びその文字種から、上記ステッ
プA2 で得られた「数字−円」「数字−数字」に関連の
あるものを選択する(ステップA3 )。ここでは、第2
候補の「0(数字)」と第4候補の「6(数字)」が
「数字−数字」の組合わせで該当する。そして、これに
したがって認識データバッファ26c内での順位を変更す
る(ステップA4 )。
【0028】この結果、記憶部26では第1候補「0(数
字)」、第2候補「6(数字)」、第3候補「O(英大
文字)」、第4候補「o(英小文字)」と候補順位が並
べ換えられる。
【0029】このように1つ前の文字の情報を用いた候
補順位の入替えを終了すると、以上で図3の処理を終了
して再度図2に戻り、表示部25が認識データバッファ26
cの各候補文字の文字コードと枠位置座標バッファ26a
の値とを表示データバッファ26fに送出し、認識結果と
して表示装置3 の画面SCの入力枠と次候補表示領域に
表示させ(ステップS10)、それから当該認識結果を認
識データ記憶部26eへ格納する(ステップS11)。
【0030】認識データ記憶部26eは、図12に示す如
く何枠目の文字かを数字(例えば「1」)のコードで記
した後に続けて認識候補を格納し、さらに文字の区切り
のセパレータを格納するデータ構造となっている。図
中、二重丸印「S」で示すのがこの文字セパレータであ
る。
【0031】認識データ記憶部26eへの格納処理後、画
面位置制御部22は前文字情報記憶部26dに格納している
値を現在の第1候補の文字及びその文字種に更新設定し
(ステップS12)、その後に枠位置座標バッファ26aの
内容を更新設定してから(ステップS13)、再度上記ス
テップS2 からの処理に戻る。
【0032】また、上記ステップS3 で画面位置制御部
22が文字の入力ではない、つまり入力枠以外の部分の入
力を受けたと判断した場合には、画面位置制御部22はそ
の入力が次候補表示枠内のペンタッチによる次候補選択
であるか(ステップS14)、「書込み」ボタンのペンタ
ッチであるか(ステップS15)、あるいは「再入力」ボ
タンのペンタッチであるか(ステップS16)を連続して
判断する。
【0033】ステップS14で次候補表示枠内のペンタッ
チによる次候補選択があったと判断すると画面位置制御
部22は、画面領域テーブル26gの座標情報を参照してど
の入力文字の何番目の候補順位がペンでタッチされたか
を見る(ステップS17)。そして、指示した当該次候補
文字を表示部25が表示装置3 で入力枠内にそれまでの筆
跡あるいは候補文字に代えて表示させると共に、次候補
表示枠内の表示もこれに合わせて変更する(ステップS
18)。その後、認識後処理部24は認識データ記憶部26e
の内容を更新し(ステップS19)、またこれに対応して
前文字情報記憶部26dに格納される文字及び文字種も同
様に更新してから(ステップS20)、再度上記ステップ
S2 からの処理に戻る。
【0034】図13は次候補表示枠内の数字「6」をス
タイラスペン1bで指示した状態を示す。図14はこれに
対応して上記次候補処理によりあらたに数字「6」が第
1候補として入力枠に、それまで第1候補であった数字
「0」が英大文字の「O」及び英小文字の「o」と共に
次候補表示枠にそれぞれ表示された状態を示す。
【0035】また、上記ステップS15で画面位置制御部
22が「書込み」ボタンのペンタッチがあったと判断した
場合、表示部25が認識データ記憶部26eに格納している
入力枠内の第1候補の文字列を読出して表示データバッ
ファ26fの文章領域へ格納し、これを表示装置3 で表示
させる(ステップS21)。次いで、後処理として表示装
置3 の画面SCの入力枠内の文字及び次候補領域内の文
字を消去し(ステップS22)、続けて記憶部26内の各種
バッファに格納している値を初期化して(ステップS2
3)、再度上記ステップS2 からの処理に戻る。
【0036】さらに、上記ステップS16で「再入力」ボ
タンのペンタッチがあったと判断した場合、画面位置制
御部22はその後に使用者が再入力する枠の指示を受け
(ステップS24)、表示部25が対象となる入力枠内の文
字及び次候補領域内の文字を消去し(ステップS25)、
続けて認識データ記憶部26eに格納しているデータを消
去して(ステップS26)、再度上記ステップS2 からの
処理に戻る。
【0037】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、本実施例では認識候補の入替えの
処理は、入替えに該当する文字候補を単純に上位の文字
候補に変更したが、文字認識処理時の各候補文字毎の距
離合計値を用い、入替えに該当する文字候補の距離合計
値を変動させて、認識候補の入替えを計算した距離の合
計値も加味して求めるような形にしてもよい。
【0038】また、本実施例では1文字前の文字情報を
基に認識候補の入替えを行なったが、1文字ではなく、
1文節単位の情報を基に認識候補の入替えを行なうよう
にしてもよい。
【0039】さらに、1文字の区切りを検出する検切り
では、入力枠の座標位置情報を参照して行なう場合を例
示したが、最後に筆記してから何も入力されない状態で
一定時間経過した時点で、それまでの筆記データを1文
字分とする、所謂時間検切りの方式を用いてもよい。
【0040】また、文字認識方式として、外部記憶装置
4 の文字認識用辞書41に登録している文字と手書き入力
した文字の座標のマッチングを行なうのではなく、1文
字を1画毎に基本的な形に抽象化して、その形とのマッ
チングを行なうなど、他に様々な方式を考えることがで
きる。
【0041】しかして、本実施例では次候補を含めた認
識候補文字を4つとして固定的に設定したが、類似の度
合いをあるしきい値を設定してそのしきい値以上の類似
が見られる場合にはすべて表示するというように、認識
候補文字の数を可変設定するようにしてもよい。以上要
するに、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変更
して実施することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、前に
入力した文字及びその文字種と関連の高い文字が認識結
果として得られる確率が高くなり、手書き入力した文字
を確実に認識することで、不必要な手間を省いて、入力
効率を向上させることが可能な文字認識装置及び方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る概略回路構成を示すブ
ロック図。
【図2】同実施例に係る概略装置構成を示す図。
【図3】同実施例に係る動作処理内容を示すフローチャ
ート。
【図4】同実施例に係る動作処理内容を示すフローチャ
ート。
【図5】同実施例に係る表示画面を例示する図。
【図6】図1の画面領域テーブルの記憶状態を例示する
図。
【図7】図1の前文字情報記憶部の初期記憶状態を例示
する図。
【図8】図1の入力データバッファの記憶状態を例示す
る図。
【図9】図1の文字認識用辞書の記憶状態を例示する
図。
【図10】図1の認識データバッファの記憶状態を例示
する図。
【図11】図1の文字間関連辞書の記憶状態を例示する
図。
【図12】図1の認識データ記憶部の記憶状態を例示す
る図。
【図13】同実施例に係る次候補文字の指示状態を例示
する図。
【図14】同実施例に係る次候補文字の入替え表示状態
を例示する図。
【符号の説明】
1…座標入力装置、1a…透明タブレット、1b…スタイラ
スペン、 2…制御装置、 3…表示装置、 4…外部記憶装
置、21…入力部、22…画面位置制御部、23…文字認識
部、24…認識後処理部、25…表示部、26…記憶部、26a
…枠位置座標バッファ、26b…入力データバッファ、26
c…認識データバッファ、26d…前文字情報記憶部、26
e…認識データ記憶部、26f…表示データバッファ、26
g…画面領域テーブル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書きによる文字パターンを入力する座
    標入力手段と、 この座標入力手段で入力された手書き文字の座標情報か
    ら入力された文字を認識して複数の候補文字を得る文字
    認識手段と、 この文字認識手段で得られた複数の候補文字から認識文
    字を確定する確定手段と、 この確定手段で得られた過去の手書き文字の座標情報に
    対応した認識文字を文字情報として記憶する文字情報記
    憶手段と、 上記確定手段で得られた過去の認識文字に続く入力頻度
    の高い文字を記憶する文字間関連辞書と、 上記文字情報記憶手段及び上記文字間関連辞書を用いて
    上記文字認識手段で得られる複数の候補文字の順位の入
    替えを行なう認識後処理手段と、 この認識後処理手段で得られた順位での複数の候補文字
    を表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とす
    る文字認識装置。
  2. 【請求項2】上記文字間関連辞書は上記確定手段で確定
    された文字に続く文字及び文字種の情報を混在して記憶
    することを特徴とする請求項1記載の文字認識装置。
  3. 【請求項3】 手書きによる文字パターンを入力する座
    標入力処理と、 この座標入力処理で入力された手書き文字の座標情報か
    ら入力された文字を認識して複数の候補文字を得る文字
    認識処理と、 この文字認識処理で得られた複数の候補文字から認識文
    字を確定する確定処理と、 この確定処理で得られた過去の手書き文字の座標情報に
    対応した認識文字を文字情報として記憶する文字情報記
    憶処理と、 上記確定処理で得られた過去の認識文字に続く入力頻度
    の高い文字を記憶する文字間関連情報記憶処理と、 上記文字情報記憶処理及び上記文字間関連情報記憶処理
    を用いて上記文字認識処理で得られる複数の候補文字の
    順位の入替えを行なう認識後処理と、 この認識後処理で得られた順位での複数の候補文字を表
    示させる表示制御処理とを具備したことを特徴とする文
    字認識方法。
  4. 【請求項4】上記文字間関連情報記憶処理は上記確定処
    理で確定された文字に続く文字及び文字種の情報を混在
    して記憶することを特徴とする請求項3記載の文字認識
    方法。
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Cited By (6)

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