JPH02309024A - ドラムブレーキ - Google Patents

ドラムブレーキ

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JPH02309024A
JPH02309024A JP12775789A JP12775789A JPH02309024A JP H02309024 A JPH02309024 A JP H02309024A JP 12775789 A JP12775789 A JP 12775789A JP 12775789 A JP12775789 A JP 12775789A JP H02309024 A JPH02309024 A JP H02309024A
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Japan
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brake
drum
threaded
edge
detaining
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JP12775789A
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Norio Ishii
石井 紀雄
Hiroshi Ikegami
洋 池上
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (達業上の利用分で) この発明に係るドラムブレーキは、自動車の制動に用い
られるもので、本発明はこの様なドラムブレーキの製作
費低減を図るものである。
(従来の技術) 自動車の制動に用いられるドラムブレーキとして従来か
ら、第2図に示す様なドラムブレーキが知られている。
このドラムブレーキは、車輪と共に回転するドラム(図
示せず)と、懸架装置に固定された貸機1と、この背板
1に対して面方向に亙る変位自在に支持され、背板1に
固定のホイールシリンダ2により一端(第2図の上端)
同士を押し広げられる事で、上記ドラムの内周面に押し
付けられる1対のブレーキシュー3a、31)と、この
ブレーキシュー3a、3bの他端(第2図の下端)同士
を連結した、長さ調節自在なアジャスタスクリュー4と
から構成されている。
この様に構成されるドラムブレーキにより制動を行なう
場合には、背板1に固定のホイールシリンダ2により、
1対のブレーキシュー3a、3bの一端同士の間隔を押
し広げ、両ブレーキシュー3a、3bを背板1の外方に
変位させ、各ブレーキシュー3a、3bの摩擦材5.5
の外周面をドラムの内周面に押し付け、両周面同士の摩
擦によって制動力を得る。制動を解除する場合、ホイー
ルシリンダ2内への圧油の供給を停止すれば、上記ブレ
ーキシュー3a、3bはリターンスプリング6.6の弾
力によって復位し、摩擦材5.5の外周面とドラムの内
周面とが離れる。
制動の繰り返しによって各ブレーキシュー3a、3bの
摩擦材5.5が摩耗し、この摩擦材5.5の外周面とド
ラムの内周面との間隙が広がった場合には、アジャスタ
スクリュー4を伸長させ1、上記ブレーキシュー3a、
3bの他端同士の間隔を広げ、ブレーキシュー3a、3
bを外方に変位させる事により、上記間隙を適正範囲に
保つ。
この為従来から、第3〜4図に示す様な構造により、ア
ジャスタスクリュー4の長さの調節を自在としていた。
即ち、内周面に雌螺子を形成し、外周面中間部に歯車状
のフランジ7を形成した螺子筒8の一端開口部から、−
i4部に二股状の受部9を形成した螺子杆10を螺入し
ている。又、上記螺子筒8の他端開口部には、やはり一
端部に二股状の受部11を形成した受片12を、螺子筒
8に対する回転自在に挿入している。
前記ブレーキシュー3a、3bの他端は、それぞれ二股
状の受部9.11に突き当てられる為、螺子杆10と受
片12とは回転不能な状態どなり、螺子WIJ8のみが
回転自在となる。従って、フランジ7を介して螺子筒8
を回転させれば、螺子杆10が螺子筒8から突出する量
が調節され、アジャスタスクリュー4の全長が調節され
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の様に構成され作用する従来のドラムブ
レーキの場合、アジャスタスクリュー4が3個の部品か
ら構成される為、製作費が嵩み、ドラムブレーキ全体と
してのコストも高くなる事が避けられなかった。
2個の部品から成るアジャスタスクリューとしては従来
から、特公昭39−25409号公報、同43−106
1号公報等に開示されたもの等があるが、これら従来の
、2部品より成るアジャスタスクリューの場合何れも、
アジャスタスクリューの両端部とブレーキシュ一端部と
の当接面積が小さく、当接部に大きな面圧が加わる為、
耐久性の点で不十分であった。
本発明のドラムブレーキは、上述の様な不都合を何れも
解消するものである。
(課題を解決する為の手段) 本発明のドラムブレーキは、前述した従来のドラムブレ
ーキと同様に、車輪と共に回転するドラムと、懸架装置
に固定の背板と、背板に支持され、背板に固定のホイー
ルシリンダにより押し広げられる事でドラムの内周面に
押し付けられる1対のブレーキシューと、1対のブレー
キシューの他端同士を連結した、長さ調節自在なアジャ
スタスクリューとから構成されている。
更に、本発明のドラムブレーキに於いては、1対のブレ
ーキシューの他端部に、円弧状に凹んだ係合縁と、この
係合縁の中間部に形成され、係合縁の曲率中心とほぼ一
致する曲率中心で形成された円弧縁を有する係合凸部と
から成る係合受部を形成している。
これと共に、アジャスタスクリューを、内周面に雌螺子
を形成した螺子筒と、この螺子筒と螺合する雄螺子部の
端部に筒部を形成した螺子杆とから構成し、このアジャ
スタスクリューの両端部に、ブレーキシュー他端の係合
縁と密接する当接縁を形成している。
そして、螺子筒と螺子杆との一方の端部を一方のブレー
キシューの係合受部に対して回転自在に係合させ、螺子
筒と螺子杆どの他方の端部を他方のブレーキシューの係
合受部に対して回転不能に係合させている。
(作   用) 上述の様に構成される本発明のドラムブレーキにより、
自動車の制動を行なう際の作用自体は、前述した従来の
ドラムブレーキと同様である。
制動の繰り返しによってブレーキシューの摩擦材が摩耗
し、この摩擦材の外周面とドラムの内周面との間隙が広
がった場合には、螺子筒と螺子杆との一方で、一方のブ
レーキシューに対して回転自在に係合した部材を回転さ
せる事で、アジャスタスクリューを伸長させ1、上記ブ
レーキシューの端部同士の間隔を広げ、ブレーキシュー
を外方に変位させる事により、上記間隙を適正範囲に保
つ。
但し、本発明のドラムブレーキの場合、アジャスタスク
リューが螺子筒と螺芋杆との2個の部品で造られている
為、アジャスタスクリューの製作費の低廉化により、ド
ラムブレーキのコスト削減を図る事が8来る。
又、アジャスタスクリューの両端と1対のブレーキシュ
ーの端部とは、それぞれ当接縁と係合縁とにより、広い
面積で互いに当接している為、当接部に過大な圧力が加
わる事がなく、アジャスタスクリューの両端と各ブレー
キシューの端部との変位も自在に行なわれる。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本発明を更に詳しく
説明する。
第1図は本発明のドラムブレーキの実施例を示す、要部
拡大断面図である。
本発明のドラムブレーキは、前述した従来のドラムブレ
ーキと同様、第2図に示す様に、車輪と共に回転する図
示しないドラムと、懸架装置に対して固定された背板1
と、この背板1に支持され、背板lに固定されたホイー
ルシリンダ2により一端同士の間隔を押し広げられる事
で、上記ドラムの内周面に押し付けられる1対のブレー
キシュー3a、3bと、この1対のブレーキシュー3a
、3bの他端同士を連結した、長さ調節自在なアジャス
タスクリュー4とから構成されている。
更に、本発明のドラムブレーキに於いては、第1図に示
す様に、上記1対のブレーキシュー3a、3bの他端部
に係合受部13.13を形成している。
これら各係合受部13.13は、それぞれ、円弧状に凹
んだ係合!14.14と、この係合縁14.14の中間
部に形成された、略円形の係合凸部15.15とから構
成されている。各係合凸部15.15の両側に形成した
、曲率半径rの内皿縁24.24の曲率中心0は、曲率
半径R(R>r)の、前記係合縁14.14の曲率中心
とほぼ一致させている。
一方、アジャスタスクリュー4は、螺子筒16と螺子杆
17とから構成されている。
この内の螺子筒16は、内周面に雌螺子を形成すると共
に、一端開口部(第1図の左端開口部)には、一方のブ
レーキシュー3aの端部を係合させる為の切り込み18
.18を形成している。そして、各切り込み18.18
の奥部は、前記ブレーキシュー3aの係合受部13を構
成する係合縁14と同じ曲率で凸に湾曲した、当接縁1
9.19としている。又、前記係合受部13の係合凸部
15は、螺子筒16の開口端部にがたつきなく嵌合自在
としている。
又、螺子杆17は、上記螺子筒16内周面の雌螺子と螺
合する雄螺子部20の端部に筒部21を形成しており、
この筒部21の基端部外局面には、歯車状のフランジ2
2を形成している。
そして、上記筒部21の開口1縁は、前記ブレーキシュ
ー3bの係合受部13を構成する係合縁14と同じ曲率
で凸に湾曲した当接縁23としており、前記係合受部1
3の係合凸部15は、筒部21内にがたつきなく嵌合自
在としている。
この結果、アジャスタスクリュー4を構成する螺子筒1
6と螺子杆17との内、螺子杆17が一方のブレーキシ
ュー3bの係合受部13に対して回転自在に係合し、螺
子筒16が他方のブレーキシュー3aの係合受部13に
対して回転不能に係合している。
上述の様に構成される本発明のドラムブレーキにより、
自動車の制動を行なう際の作用自体は、前述した従来の
ドラムブレーキと同様であり、制動時にはホイールシリ
ンダ2により1対のブレーキシュー38.3bの一端部
同士の間隔を広げ、両プレーキシ:L 3a、3bの摩
擦材5.5をドラムの内周面に押し付け、制動を行なう
制動の繰り返しによって各ブレーキシュー3a、3bの
摩擦材5.5が摩耗し、この摩擦材5.5の外周面とド
ラムの内周面との間隙が広がった場合には、フランジ2
2を介して螺子杆17を、ブレーキシュー3bに対して
回転させ、アジャスタスクリュー4を伸長させる。この
結果、上記1対のブレーキシュー3a、3bの他端同士
の間隔が広がり、両ブレーキシュー3a、3bが外方に
変位して、上記間隙が適正範囲に保たれる。
アジャスタスクリュー4の伸張に伴なって、このアジャ
スタスクリュー4の両一部とブレーキシュー3a、3b
との位置関係が若干ずれるが、ブレーキシュー3a、3
bの係合縁14.14とアジャスタスクリュー4側の当
接縁19.23とは同じ曲率で形成されている為両縁同
士は互いに密接したままの状態に保たれる。又、各ブレ
ーキシュー3a、3bの係合受部13.13を構成する
係合凸部15.15の円弧縁24.24と係合a14.
14とは、互いに同じ曲率中心を有する為、アジャスタ
スクリュー4に対する係合凸部15.15の変位は内情
に行なわれ、しかも変位後にも係合凸部15,15がア
ジャスタスクリュー4に対してがたつく事がなくなる。
(発明の効果) 本発明のドラムブレーキは、以上に述べた通り構成され
作用する為、アジャスタスクリューの構造の簡略化によ
り、ドラムラ1ノーキ全体としても安価に製作出来るだ
けでなく、アジャスタスクリューの端部とブレーキシュ
ーの端部とを十分に広い面積で当接させられる為、当接
部の耐久性も十分に保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のドラムブレーキの実施例を示す要部拡
大断面図、第2図は本発明の対象となるドラムブレーキ
の1例を示す正面図、第3〜4図は従来のドラムブレー
キに組み込まれていたアジャスタスクリューを示してお
り、第3図は半部を切断して示す側面図、第4図は第3
図のA−A断面図である。 1;背板、2:ホイールシリンダ、3a、3bニブレー
キシユー、4ニアジヤスタスクリユー、5:摩擦材、6
:リターンスプリング、7;フランジ、8:螺子筒、9
:受部、1o:螺子杆、11:受部、12:受片、13
;係合受部、14;係合縁、15:係合凸部、16:螺
子筒、17:螺子杆、18:切り込み、19:当接縁、
2o:雄螺子部、21:筒部、22:フランジ、23:
当接縁、24:円弧縁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輪と共に回転するドラムと、懸架装置に固定の
    背板と、背板に支持され、背板に固定のホィールシリン
    ダにより一端同士を押し広げられる事でドラムの内周面
    に押し付けられる1対のブレーキシューと、1対のブレ
    ーキシューの他端同士を連結した、長さ調節自在なアジ
    ャスタスクリューとから成るドラムブレーキに於いて、
    1対のブレーキシューの他端部に、円弧状に凹んだ係合
    縁と、この係合縁の中間部に形成され、係合縁の曲率中
    心とほぼ一致する曲率中心で形成された円弧縁を有する
    係合凸部とから成る係合受部をそれぞれ形成すると共に
    、内周面に雌螺子を形成した螺子筒とこの螺子筒と螺合
    する雄螺子部の端部に筒部を形成した螺子杆とから成る
    アジャスタスクリューの両端部に、ブレーキシュー他端
    部の係合縁と密接する当接縁を形成し、螺子筒と螺子杆
    との一方の端部を一方のブレーキシューの係合受部に対
    して回転自在に係合させ、螺子筒と螺子杆との他方の端
    部を他方のブレーキシューの係合受部に対して回転不能
    に係合させた事を特徴とするドラムブレーキ。
JP12775789A 1989-05-23 1989-05-23 ドラムブレーキ Expired - Lifetime JP2665256B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103899692A (zh) * 2014-04-22 2014-07-02 重庆市璧山宏向汽配有限公司 专用于拉臂式制动器的自调间隙组件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103899692A (zh) * 2014-04-22 2014-07-02 重庆市璧山宏向汽配有限公司 专用于拉臂式制动器的自调间隙组件

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