JPH02305654A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
- Publication number
- JPH02305654A JPH02305654A JP12577689A JP12577689A JPH02305654A JP H02305654 A JPH02305654 A JP H02305654A JP 12577689 A JP12577689 A JP 12577689A JP 12577689 A JP12577689 A JP 12577689A JP H02305654 A JPH02305654 A JP H02305654A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- heat generating
- center
- heating part
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、各種のサーマルプリンタに利用されるサーマ
ルヘッドに関するものである。
ルヘッドに関するものである。
従来の技術
従来の一例を第４図及び第５図に基づいて説明する。図
示のものは、１ドツト分に対応する膜構成である。まず
、絶縁基板１の上に円弧形状に突出したガラスグレーズ
層２を形成し、このガラスグレーズ層２の上に発熱抵抗
体層３と電極層４とを順次積層してこれらを所定形状に
エツチングし、前記ガラスグレーズ層２の頂点部分に前
記電極層４の欠如した発熱部５が形成され、この発熱部
５が紙面に垂直方向に多数配設されて発熱部パターン６
が形成されている。そして、この上面に２層よりなる保
護層７が積層形成されている。
示のものは、１ドツト分に対応する膜構成である。まず
、絶縁基板１の上に円弧形状に突出したガラスグレーズ
層２を形成し、このガラスグレーズ層２の上に発熱抵抗
体層３と電極層４とを順次積層してこれらを所定形状に
エツチングし、前記ガラスグレーズ層２の頂点部分に前
記電極層４の欠如した発熱部５が形成され、この発熱部
５が紙面に垂直方向に多数配設されて発熱部パターン６
が形成されている。そして、この上面に２層よりなる保
護層７が積層形成されている。
このような構成において、印刷すべき画像に対応して動
作するドライバー回路（図示せず）により電極層４を通
じて所定の発熱抵抗体層３に電圧を印加し、これにより
、発熱部５が発熱する。この部分発熱により感熱紙の発
色、または、インクリボンのインク転写により画像が形
成される。
作するドライバー回路（図示せず）により電極層４を通
じて所定の発熱抵抗体層３に電圧を印加し、これにより
、発熱部５が発熱する。この部分発熱により感熱紙の発
色、または、インクリボンのインク転写により画像が形
成される。
発明が解決しようとする課題
発熱部パターン６の発熱部５の部分は電極層４が除かれ
ているため、ガラスグレーズ層２が円弧状に突出してい
てもその頂部に凹部が形成されてしまう。そのため、保
護層７を積層しても凹部の形状は最表面にまで残され、
記録紙８が接触する部分には依然として凹部が存するこ
とになる。
ているため、ガラスグレーズ層２が円弧状に突出してい
てもその頂部に凹部が形成されてしまう。そのため、保
護層７を積層しても凹部の形状は最表面にまで残され、
記録紙８が接触する部分には依然として凹部が存するこ
とになる。
したがって、第５図に示すように、記録紙８の接触状態
は発熱部パターン６の真上では非接触である。そのため
、プラテン９からの押圧力があっても発熱部５での押圧
力が弱くなり、発熱部５０表面と記録紙８との当りが悪
くなる。また、発熱部５から記録紙８への熱伝達も悪く
なることから印字ムラを起す原因にもなっている。すな
わち、正確な発色濃度を得ることができず、印字ムラを
生じるものである。
は発熱部パターン６の真上では非接触である。そのため
、プラテン９からの押圧力があっても発熱部５での押圧
力が弱くなり、発熱部５０表面と記録紙８との当りが悪
くなる。また、発熱部５から記録紙８への熱伝達も悪く
なることから印字ムラを起す原因にもなっている。すな
わち、正確な発色濃度を得ることができず、印字ムラを
生じるものである。
課題を解決するための手段
絶縁基板上にガラスグレーズ層と発熱抵抗体層と電極層
と保護層とを順次積層し、前記発熱抵抗体層と前記電極
層とをエツチングして発熱部パターンを形成したサーマ
ルヘッドにおいて、前記発熱部パターンの中央部の前記
発熱抵抗体層の上に突条部を形成した。
と保護層とを順次積層し、前記発熱抵抗体層と前記電極
層とをエツチングして発熱部パターンを形成したサーマ
ルヘッドにおいて、前記発熱部パターンの中央部の前記
発熱抵抗体層の上に突条部を形成した。
作用
電極部パターンの中央部に形成された突条部によりその
電極部パターンの中央部表面には凹部が形成されること
がなく、そのため、記録紙が良好に接触し、発熱部パタ
ーンからの熱伝導の状態を一定にして印字ムラのない品
質の高い印字状態を得ることができるものである。
電極部パターンの中央部表面には凹部が形成されること
がなく、そのため、記録紙が良好に接触し、発熱部パタ
ーンからの熱伝導の状態を一定にして印字ムラのない品
質の高い印字状態を得ることができるものである。
実施例
本発明の一実施例を第１図乃至第３図に基づいて説明す
る。まず、Ａｌ２Ｏ，等のセラミックスよりなる絶縁基
板１１上に、円弧状に突出するようにガラスグレーズ層
１２が形成されている。このガラスグレーズ層１２を洗
浄して前記絶縁基板１１と前記ガラスグレーズ層１２と
の上に、ＢａＲｕ０１からなる発熱抵抗体層１３がＲＦ
スパッタリング法により１０００人の厚さに形成されて
いる。
る。まず、Ａｌ２Ｏ，等のセラミックスよりなる絶縁基
板１１上に、円弧状に突出するようにガラスグレーズ層
１２が形成されている。このガラスグレーズ層１２を洗
浄して前記絶縁基板１１と前記ガラスグレーズ層１２と
の上に、ＢａＲｕ０１からなる発熱抵抗体層１３がＲＦ
スパッタリング法により１０００人の厚さに形成されて
いる。
さらに、この発熱抵抗体層１３の上にアルミニウム（９
８％）とシリコン（２％）との合金からなる導電性の高
い電極層１４がＤＣスパッタリング法により１μｍの膜
厚で形成されている。この電極層１４はフォトエツチン
グ等の微細加工技術により所定形状に形成され、その除
去部分は発熱抵抗体層１３による発熱部１５とされ、こ
の発熱部１５が紙面に対して垂直方向にアレイ状に多数
配設されて直線状の発熱部パターン１６が形成されてい
る。この場合、発熱部パターン１６の中央部には、電極
層１４の一部を残してその発熱部パターン１６の配列方
向に長い突条部１７が形成されている。
８％）とシリコン（２％）との合金からなる導電性の高
い電極層１４がＤＣスパッタリング法により１μｍの膜
厚で形成されている。この電極層１４はフォトエツチン
グ等の微細加工技術により所定形状に形成され、その除
去部分は発熱抵抗体層１３による発熱部１５とされ、こ
の発熱部１５が紙面に対して垂直方向にアレイ状に多数
配設されて直線状の発熱部パターン１６が形成されてい
る。この場合、発熱部パターン１６の中央部には、電極
層１４の一部を残してその発熱部パターン１６の配列方
向に長い突条部１７が形成されている。
さらに、前記発熱部Ｉ５及び前記電極層１４の上に、Ａ
ｌ、Ｏ，とＳｉｎ、 とを主成分とする第一の保護層１
８が３．５μｍの厚さで形成され、この保護層１８の上
にＳｉＣを主成分とする第二の保護層１９が３．５μｍ
の厚さでＲＦスパッタリング法で形成されている。
ｌ、Ｏ，とＳｉｎ、 とを主成分とする第一の保護層１
８が３．５μｍの厚さで形成され、この保護層１８の上
にＳｉＣを主成分とする第二の保護層１９が３．５μｍ
の厚さでＲＦスパッタリング法で形成されている。
このような構成において、印刷すべき画像に対応して動
作するドライバー回路により所定の電圧が発熱部１５に
印加され、これにより、発熱部１５が発熱して感熱紙等
による記録紙２ｏに印字される。なお、記録紙２０に代
えて転写インクが塗布されたインクリボンとしてもよい
ものである。
作するドライバー回路により所定の電圧が発熱部１５に
印加され、これにより、発熱部１５が発熱して感熱紙等
による記録紙２ｏに印字される。なお、記録紙２０に代
えて転写インクが塗布されたインクリボンとしてもよい
ものである。
このような動作に基づいて画像形成が行なわれるが、発
熱部パターン１６の中央部には、突条部１７が存するた
め、その表面に凹部が形成されることなく滑らかである
。したがって、プラテン２１により押圧される記録紙２
０は、その発熱部パターン１６の中央部表面に密接的に
接触し、当りの良好な状態になっている。すなわち、保
護層ｌ９の表面が滑らかな形状になっており、発熱部１
５で発熱する熱伝導が確実に安定して行なわれる。
熱部パターン１６の中央部には、突条部１７が存するた
め、その表面に凹部が形成されることなく滑らかである
。したがって、プラテン２１により押圧される記録紙２
０は、その発熱部パターン１６の中央部表面に密接的に
接触し、当りの良好な状態になっている。すなわち、保
護層ｌ９の表面が滑らかな形状になっており、発熱部１
５で発熱する熱伝導が確実に安定して行なわれる。
そのため、印字ムラが発生することがなく、高い印字品
質が得られる。
質が得られる。
さらに、保護層１９の表面が滑らかであるため、その表
面にゴミやインク滓等がたまりにくく、これらによる局
部的な機械的負荷の増大等の弊害がなく、クラックの発
生等がない。
面にゴミやインク滓等がたまりにくく、これらによる局
部的な機械的負荷の増大等の弊害がなく、クラックの発
生等がない。
なお、突条部１７が存してもその形成のために工程を増
加させることがな〈従来と同じ製造構成でよいため、作
業能率に影響を及ぼすことはない。
加させることがな〈従来と同じ製造構成でよいため、作
業能率に影響を及ぼすことはない。
発明の効果
本発明は上述のように、絶縁基板上にガラスグレーズ層
と発熱抵抗体層と電極層と保護層とを順次積層し、前記
発熱抵抗体層と前記電極層とをエツチングして発熱部パ
ターンを形成したサーマルヘッドにおいて、前記発熱部
パターンの中央部の前記発熱抵抗体層の上に突条部を形
成したので、電極部パターンの中央部に形成された突条
部によりその電極部パターンの中央部表面には凹部が形
成されることがなく、そのため、記録紙が良好に接触し
、発熱部パターンからの熱伝導の状態を一定にして印字
ムラのない品質の高い印字状態を得ることができると云
う効果を有する。
と発熱抵抗体層と電極層と保護層とを順次積層し、前記
発熱抵抗体層と前記電極層とをエツチングして発熱部パ
ターンを形成したサーマルヘッドにおいて、前記発熱部
パターンの中央部の前記発熱抵抗体層の上に突条部を形
成したので、電極部パターンの中央部に形成された突条
部によりその電極部パターンの中央部表面には凹部が形
成されることがなく、そのため、記録紙が良好に接触し
、発熱部パターンからの熱伝導の状態を一定にして印字
ムラのない品質の高い印字状態を得ることができると云
う効果を有する。
第１図は本発明の一実施例を示す縦断側面図、第２図は
その平面図、第３図は記録紙の接触状態を示す縦断側面
図、第４図は従来の一例を示す縦断側面図、第５図は記
録紙の接触状態を示す縦断側面図である。
その平面図、第３図は記録紙の接触状態を示す縦断側面
図、第４図は従来の一例を示す縦断側面図、第５図は記
録紙の接触状態を示す縦断側面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、絶縁基板上にガラスグレース層と発熱抵抗体層と電
極層と保護層とを順次積層し、前記発熱抵抗体層と前記
電極層とをエッチングして発熱部パターンを形成したサ
ーマルヘッドにおいて、前記発熱部パターンの中央部の
前記発熱抵抗体層の上に突条部を形成したことを特徴と
するサーマルヘッド。 ２、発熱部パターンの中央部の発熱抵抗体層の上に電極
層の一部を残して突条部を形成したことを特徴とするサ
ーマルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12577689A JPH02305654A (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12577689A JPH02305654A (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | サーマルヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02305654A true JPH02305654A (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=14918558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12577689A Pending JPH02305654A (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02305654A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007307859A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Shinko Electric Co Ltd | サーマルヘッド、プリンタ |
| JP2014024301A (ja) * | 2012-07-30 | 2014-02-06 | Kyocera Corp | サーマルヘッド、およびサーマルプリンタ |
| CN114379239A (zh) * | 2021-07-16 | 2022-04-22 | 山东华菱电子股份有限公司 | 表面抗纸屑积累的热敏打印头用发热基板及其制造方法 |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP12577689A patent/JPH02305654A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007307859A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Shinko Electric Co Ltd | サーマルヘッド、プリンタ |
| JP2014024301A (ja) * | 2012-07-30 | 2014-02-06 | Kyocera Corp | サーマルヘッド、およびサーマルプリンタ |
| CN114379239A (zh) * | 2021-07-16 | 2022-04-22 | 山东华菱电子股份有限公司 | 表面抗纸屑积累的热敏打印头用发热基板及其制造方法 |
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