JPH0269258A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- JPH0269258A JPH0269258A JP22000388A JP22000388A JPH0269258A JP H0269258 A JPH0269258 A JP H0269258A JP 22000388 A JP22000388 A JP 22000388A JP 22000388 A JP22000388 A JP 22000388A JP H0269258 A JPH0269258 A JP H0269258A
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- electrode
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/345—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads characterised by the arrangement of resistors or conductors
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はす−マルヘッドに係り、特にコンピュータ等の
プリンタやファクシミリ等に用いられるいわゆるリアル
エツジタイプのサーマルヘッドに関する。
プリンタやファクシミリ等に用いられるいわゆるリアル
エツジタイプのサーマルヘッドに関する。
従来から、インクリボンのインクを溶融させて用紙上に
このインクを付着させることにより、所望の印字を行な
うサーマルヘッドが多く用いられている。
このインクを付着させることにより、所望の印字を行な
うサーマルヘッドが多く用いられている。
第7図および第8図は従来のサーマルヘッドを示したも
ので、ヒラミックからなる基板1の一端側に、部分グレ
ーズ2を突出形成し、この部分グレーズ2の表面には、
ドツトの数に応じた複数の発熱抵抗体3.3・・・が形
成されている。この発熱抵抗体3の前記基板1の端部側
には、各発熱抵抗体3に接続される共通電極4が配設さ
れており、前記各発熱抵抗体3には、各発熱抵抗体3に
独立して通電を行なう個別電極5がそれぞれ接続されて
いる。
ので、ヒラミックからなる基板1の一端側に、部分グレ
ーズ2を突出形成し、この部分グレーズ2の表面には、
ドツトの数に応じた複数の発熱抵抗体3.3・・・が形
成されている。この発熱抵抗体3の前記基板1の端部側
には、各発熱抵抗体3に接続される共通電極4が配設さ
れており、前記各発熱抵抗体3には、各発熱抵抗体3に
独立して通電を行なう個別電極5がそれぞれ接続されて
いる。
前記従来のり一マルヘッドにおいては、前記個別電極5
から所定の印字信号に基づいて発熱抵抗体3に通電を行
なうことにより、この発熱抵抗体3部分に送られるイン
クリボンのインクを溶融して用紙に転写し、用紙上に所
望の印字を行なうようにしている。
から所定の印字信号に基づいて発熱抵抗体3に通電を行
なうことにより、この発熱抵抗体3部分に送られるイン
クリボンのインクを溶融して用紙に転写し、用紙上に所
望の印字を行なうようにしている。
しかし、インクリボンの剥離タイミングを速くするため
に発熱抵抗体3を基板1の端縁に可能な限り近接させる
必要があるが、前記従来のサーマルヘッドにJ3いては
、発熱抵抗体3の両側にそれぞれ電極が配置されている
ので、発熱抵抗体3の位置を基板1の端部に近付ける場
合に、前記ノミ通電if!4の幅寸法を著しく小さくす
る必要がある。
に発熱抵抗体3を基板1の端縁に可能な限り近接させる
必要があるが、前記従来のサーマルヘッドにJ3いては
、発熱抵抗体3の両側にそれぞれ電極が配置されている
ので、発熱抵抗体3の位置を基板1の端部に近付ける場
合に、前記ノミ通電if!4の幅寸法を著しく小さくす
る必要がある。
そのため、すべての発熱抵抗体3に通電した場合に、幅
寸法を小さくしたことにより共通電極4の抵抗値が大き
くなっているのC1電圧降下を生じ、発熱mが著しく低
下したり、電流の容量不足により、焼損してしまうおそ
れがあり、前記共通電極4の幅寸法を小さくするには、
限界があった。また、上述のように、共通電極4の幅寸
法が大きくなってしまうと、インクリボンの剥離タイミ
ングが遅れ、ラフベーパに印字を行なう場合に、鮮明な
印字を行なうことができなかった。
寸法を小さくしたことにより共通電極4の抵抗値が大き
くなっているのC1電圧降下を生じ、発熱mが著しく低
下したり、電流の容量不足により、焼損してしまうおそ
れがあり、前記共通電極4の幅寸法を小さくするには、
限界があった。また、上述のように、共通電極4の幅寸
法が大きくなってしまうと、インクリボンの剥離タイミ
ングが遅れ、ラフベーパに印字を行なう場合に、鮮明な
印字を行なうことができなかった。
前記問題点を解決するため、発明者らは、共通電極ら個
別電極と同様に基板の内側に配して発熱抵抗体を基板の
最端部に配置するようにした1ナーマルヘツドを開発し
た。このサーマルヘッドは、第9図および第10図に示
すように、基板1の一端側に形成された部分グレーズ2
の表面に、ドツトの数に応じた複数の発熱抵抗体3.3
・・・を形成し、この発熱抵抗体3は、1ドツトに処j
して2つに分割されるとともに、その両端部が前記基板
1の中央方向に指向するように前記発熱抵抗体3の基板
1の端部側を接続する折返し導体6によりほぼ口字状に
形成されている。また、前記基板1の前記部分グレーズ
2の近傍には、共通電極用グレーズ7が突出形成されて
おり、この共通¥i4に用グレーズ7の上面には、集合
“電極8が形成されている。前記発熱抵抗体3の両端部
には、共通電極4および個別電極5がそれぞれ前記基板
1の共通電極用グレーズ7側に導出されるように接続さ
れてJ3す、これら各電極4.5は、前記集合電極8の
上に居間絶縁層9を介して配置されている。そして、各
Jt通電極4は、前記層間絶縁層9に穿設した透孔10
を介して集合電極8に電気的に接続されている。
別電極と同様に基板の内側に配して発熱抵抗体を基板の
最端部に配置するようにした1ナーマルヘツドを開発し
た。このサーマルヘッドは、第9図および第10図に示
すように、基板1の一端側に形成された部分グレーズ2
の表面に、ドツトの数に応じた複数の発熱抵抗体3.3
・・・を形成し、この発熱抵抗体3は、1ドツトに処j
して2つに分割されるとともに、その両端部が前記基板
1の中央方向に指向するように前記発熱抵抗体3の基板
1の端部側を接続する折返し導体6によりほぼ口字状に
形成されている。また、前記基板1の前記部分グレーズ
2の近傍には、共通電極用グレーズ7が突出形成されて
おり、この共通¥i4に用グレーズ7の上面には、集合
“電極8が形成されている。前記発熱抵抗体3の両端部
には、共通電極4および個別電極5がそれぞれ前記基板
1の共通電極用グレーズ7側に導出されるように接続さ
れてJ3す、これら各電極4.5は、前記集合電極8の
上に居間絶縁層9を介して配置されている。そして、各
Jt通電極4は、前記層間絶縁層9に穿設した透孔10
を介して集合電極8に電気的に接続されている。
前記サーマルヘッドにおいては、共通電極4を基板1の
内側に導出さばて発熱抵抗体3を基板1の端部側に配置
できるので、インクリボンの剥離タイミングが速くなり
、しかも、インクリボンの剥離角度を大きく確保するこ
とができ、さらに、用紙に対する圧接力の集中化を図る
ことができ、ラフペーパに対しても比較的鮮明な印字を
行なうことができるものである。
内側に導出さばて発熱抵抗体3を基板1の端部側に配置
できるので、インクリボンの剥離タイミングが速くなり
、しかも、インクリボンの剥離角度を大きく確保するこ
とができ、さらに、用紙に対する圧接力の集中化を図る
ことができ、ラフペーパに対しても比較的鮮明な印字を
行なうことができるものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、前記従来のサーマルヘッドにおいては、集合電
極8と個別電極5とのショート等を防止するため、共通
″rri極用グレーズ7を形成する必要があり、この共
通電極用グレーズ7は、前記部分グレーズ2を形成する
際に同時に印刷焼成するものであるため、部分グレーズ
2の高さhlと共通電極用グレーズ7の高さh2がほぼ
等しくなってしまう。そのため、実際に印字を行ないサ
ーマルヘッドをインクリボンに圧接させた場合に、第1
1図に示すように、部分グレーズ2とともに共通電極用
グレーズ7も一緒にインクリボン11に圧接されてしま
い、印字を行なう発熱抵抗体3が形成された部分グレー
ズ2における集中荷重を得ることができず、印字品質の
低下を沼いてしまうという問題を有している。さらに、
面記共通電極用グレーズ7の居間絶縁層9をポリイミド
等の軟質の有機膜を用いた場合に前記インクリボン11
との摺動P!擦により、〒Jylrl&損が生じやすく
、信頼性に問題があった。
極8と個別電極5とのショート等を防止するため、共通
″rri極用グレーズ7を形成する必要があり、この共
通電極用グレーズ7は、前記部分グレーズ2を形成する
際に同時に印刷焼成するものであるため、部分グレーズ
2の高さhlと共通電極用グレーズ7の高さh2がほぼ
等しくなってしまう。そのため、実際に印字を行ないサ
ーマルヘッドをインクリボンに圧接させた場合に、第1
1図に示すように、部分グレーズ2とともに共通電極用
グレーズ7も一緒にインクリボン11に圧接されてしま
い、印字を行なう発熱抵抗体3が形成された部分グレー
ズ2における集中荷重を得ることができず、印字品質の
低下を沼いてしまうという問題を有している。さらに、
面記共通電極用グレーズ7の居間絶縁層9をポリイミド
等の軟質の有機膜を用いた場合に前記インクリボン11
との摺動P!擦により、〒Jylrl&損が生じやすく
、信頼性に問題があった。
そのため、発明者らは、基板1に部分グレーズ2および
共通電極用グレーズ7を形成する場合に、前記基板1に
部分グレーズ2と共通電極用グレーズ7とを同時に形成
した後、部分グレーズ2の表面にマスキングを施しで共
通電極用グレーズ7のみをエツチングして共通電極用グ
レーズ7の高さが低くなるように形成することを開発し
た。
共通電極用グレーズ7を形成する場合に、前記基板1に
部分グレーズ2と共通電極用グレーズ7とを同時に形成
した後、部分グレーズ2の表面にマスキングを施しで共
通電極用グレーズ7のみをエツチングして共通電極用グ
レーズ7の高さが低くなるように形成することを開発し
た。
しかし、この場合に例えば、96%アルミナや97%ア
ルミナ等の表面の粗いセラミックを用いて基板1を形成
した場合に、前記エツチング処理の際に、前記基板1の
アルミナ粒子中のガラス質も一緒にエツチングされてし
まい、第12図に示すように、基板1の表面に凹凸が形
成され、電極パターンを形成した場合に、ピンボール等
の発生による接続不良が発生するおそれがあった。
ルミナ等の表面の粗いセラミックを用いて基板1を形成
した場合に、前記エツチング処理の際に、前記基板1の
アルミナ粒子中のガラス質も一緒にエツチングされてし
まい、第12図に示すように、基板1の表面に凹凸が形
成され、電極パターンを形成した場合に、ピンボール等
の発生による接続不良が発生するおそれがあった。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、共通
電極用グレーズを形成した場合であっても、基板の損傷
を防止し、かつ、部分グレーズのみを適正にインクリボ
ンに圧接さぼることができ、ラフベーパに対しても鮮明
な印字を行なうことのできるサーマルヘッドを促供する
ことを目的とするものである。
電極用グレーズを形成した場合であっても、基板の損傷
を防止し、かつ、部分グレーズのみを適正にインクリボ
ンに圧接さぼることができ、ラフベーパに対しても鮮明
な印字を行なうことのできるサーマルヘッドを促供する
ことを目的とするものである。
前記目的を達成するため本発明に係る(ナーマルヘッド
は、V板の一端側に部分グレーズを突出形成し、首記部
分グレーズの上面にドツトの数に応じた複数の発熱抵抗
体をその端部が前記基板の中央側に指向するようにMd
し、前記発熱抵抗体の両端部に共通電極および個別電極
をそれぞれ前記基板の中央側に導出されるように接続し
てなる1ナーマルヘツドにおいて、前記基板の表面粗さ
を0.075μRa以下とするとともに、前記基板の部
分グレーズの近傍にこの部分グレーズの高さよりも低い
高さを有する共通電極用グレーズを設置プ、この共通゛
1πル用グレーズの上面に集合電極および透孔が形成さ
れた居間絶縁層を形成し、前記共通電極と前記集合電極
とを前記層間絶縁層の透孔を介して接続して組成されて
いる。
は、V板の一端側に部分グレーズを突出形成し、首記部
分グレーズの上面にドツトの数に応じた複数の発熱抵抗
体をその端部が前記基板の中央側に指向するようにMd
し、前記発熱抵抗体の両端部に共通電極および個別電極
をそれぞれ前記基板の中央側に導出されるように接続し
てなる1ナーマルヘツドにおいて、前記基板の表面粗さ
を0.075μRa以下とするとともに、前記基板の部
分グレーズの近傍にこの部分グレーズの高さよりも低い
高さを有する共通電極用グレーズを設置プ、この共通゛
1πル用グレーズの上面に集合電極および透孔が形成さ
れた居間絶縁層を形成し、前記共通電極と前記集合電極
とを前記層間絶縁層の透孔を介して接続して組成されて
いる。
本発明によれば、発熱抵抗体が基板の端部に極めて近接
した位胃に配置されているので、インクリボンの剥離タ
イミングを箸しく速め、かつ、剥離角度を大きく確保す
ることができ、また、発熱抵抗体が形成されている部分
グレーズを共通−有極用グレーズよりも突出させている
ので、サーマルヘッドをインクリボンに圧接させた場合
に、共通電極用グレーズがインクリボンに圧接されるこ
とがなく、部分グレーズのみがインクリボンに集中して
圧接されることになり、発熱抵抗体をインクリボンおよ
び用紙に適正に圧接させることができ、ラフペーパであ
っても、鮮明な印字を行なうことができる。さらに、基
板を表面粗さが0.075μRa以下どなるように形成
しているので、基板の共通Tits用グレーズをエツチ
ングする場合に、基板も一緒にエツチングされてしまう
ことがなく、ピンホール等の発生を確実に防止づること
ができ、信頼性の高い電極パターンを形成することがで
きるものである。
した位胃に配置されているので、インクリボンの剥離タ
イミングを箸しく速め、かつ、剥離角度を大きく確保す
ることができ、また、発熱抵抗体が形成されている部分
グレーズを共通−有極用グレーズよりも突出させている
ので、サーマルヘッドをインクリボンに圧接させた場合
に、共通電極用グレーズがインクリボンに圧接されるこ
とがなく、部分グレーズのみがインクリボンに集中して
圧接されることになり、発熱抵抗体をインクリボンおよ
び用紙に適正に圧接させることができ、ラフペーパであ
っても、鮮明な印字を行なうことができる。さらに、基
板を表面粗さが0.075μRa以下どなるように形成
しているので、基板の共通Tits用グレーズをエツチ
ングする場合に、基板も一緒にエツチングされてしまう
ことがなく、ピンホール等の発生を確実に防止づること
ができ、信頼性の高い電極パターンを形成することがで
きるものである。
以下、本発明の実施例を第1図から第6図を参照し、第
7図から第12図と同一品分には同一符号を付して説明
する。
7図から第12図と同一品分には同一符号を付して説明
する。
第1図は本発明に係るサーマルヘッドの一実施例を示し
たもので、アルミナ等のセラミックからなる基板1の一
端側には、第2図に示すように、中央部の最大高さhl
が30〜50μrrta度の部分グレーズ2が設けられ
ており、前記基板1の11rf記部分グレーズ2の近傍
には、その高さh2が前記部分グレーズ2の高さhlよ
りも10um以上低く形成された共通電極用グレーズ7
が設けられている。これは、例えば、前記基板1に部分
グレーズ2 J3よび共通電極用グレーズ7を形成する
場合に、それぞれ別個に高さを変えて印刷焼成するよう
にしてもよいし、前記基板1に部分グレーズ2と共通電
極用グレーズ7とを同時に形成した後、部分グレーズ2
の表面にマスキングを施して共通電極用グレーズ7のみ
をフッ硝酸あるいは熱リン酸等でエツチングして共通電
極用グレーズ7の高さが低くなるように削るようにして
もよい。また、本実施例においては、首記基板1の表面
粗さが0.075μRa以下とされており、具体的な例
としては、99.5%アルミナにより基板1を形成すれ
ばよい。
たもので、アルミナ等のセラミックからなる基板1の一
端側には、第2図に示すように、中央部の最大高さhl
が30〜50μrrta度の部分グレーズ2が設けられ
ており、前記基板1の11rf記部分グレーズ2の近傍
には、その高さh2が前記部分グレーズ2の高さhlよ
りも10um以上低く形成された共通電極用グレーズ7
が設けられている。これは、例えば、前記基板1に部分
グレーズ2 J3よび共通電極用グレーズ7を形成する
場合に、それぞれ別個に高さを変えて印刷焼成するよう
にしてもよいし、前記基板1に部分グレーズ2と共通電
極用グレーズ7とを同時に形成した後、部分グレーズ2
の表面にマスキングを施して共通電極用グレーズ7のみ
をフッ硝酸あるいは熱リン酸等でエツチングして共通電
極用グレーズ7の高さが低くなるように削るようにして
もよい。また、本実施例においては、首記基板1の表面
粗さが0.075μRa以下とされており、具体的な例
としては、99.5%アルミナにより基板1を形成すれ
ばよい。
また、前記基板1の一端側に形成された部分グレーズ2
の表面には、両端部が前記駐板1の中央方向に詣向する
ように折返し導体6を介してほぼ口字状に形成された複
数の発熱抵抗体3が形成されており、前記共通電極用グ
レーズ7の上面には、集合電極8が形成されている。前
記発熱抵抗体3の両端部には、共通電極4および個別電
極5がそれぞれ前記基板1の共通電極用グレーズ7側に
専用されるように接続されており、これら各電極4゜5
は、前記集合電極8の上に層間絶縁層9を介して配置さ
れている。そして、各共通電極4は、前記層間絶縁層9
に穿設した透孔10を介して集合電極8に電気的に接続
されている。
の表面には、両端部が前記駐板1の中央方向に詣向する
ように折返し導体6を介してほぼ口字状に形成された複
数の発熱抵抗体3が形成されており、前記共通電極用グ
レーズ7の上面には、集合電極8が形成されている。前
記発熱抵抗体3の両端部には、共通電極4および個別電
極5がそれぞれ前記基板1の共通電極用グレーズ7側に
専用されるように接続されており、これら各電極4゜5
は、前記集合電極8の上に層間絶縁層9を介して配置さ
れている。そして、各共通電極4は、前記層間絶縁層9
に穿設した透孔10を介して集合電極8に電気的に接続
されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例においては、前記共通電極4および個別電穫5
から所定の印字信号に基づいて選択された発熱抵抗体3
に通電を行なうことにより、この発熱抵抗体3部分に送
られるインクリボンのインクを溶融して用紙に転写し、
用紙上に所望の印字を行なうようにしている。
から所定の印字信号に基づいて選択された発熱抵抗体3
に通電を行なうことにより、この発熱抵抗体3部分に送
られるインクリボンのインクを溶融して用紙に転写し、
用紙上に所望の印字を行なうようにしている。
したがって、本実施例にJ3いては、発熱抵抗体3が基
板1の端部に極めて近接した位置に配置されているので
、インクリボンの剥離タイミングを著しく速め、かつ、
剥離角度を大きく確保することができる。また、発熱抵
抗体3が形成されている部分グレーズ2を共通電極用グ
レーズ7よりも突出させているので、第3図に示すよう
に、サーマルヘッドをインクリボン11に圧接させた場
合に、共通電極用グレーズ7がインクリボン11に圧接
されることがなく、部分グレーズ2のみがインクリボン
11に集中して圧接されることになり、発熱抵抗体3を
インクリボン11および用紙に適正に圧接させることが
でき、印字濃度むら等を確実に防止することができる。
板1の端部に極めて近接した位置に配置されているので
、インクリボンの剥離タイミングを著しく速め、かつ、
剥離角度を大きく確保することができる。また、発熱抵
抗体3が形成されている部分グレーズ2を共通電極用グ
レーズ7よりも突出させているので、第3図に示すよう
に、サーマルヘッドをインクリボン11に圧接させた場
合に、共通電極用グレーズ7がインクリボン11に圧接
されることがなく、部分グレーズ2のみがインクリボン
11に集中して圧接されることになり、発熱抵抗体3を
インクリボン11および用紙に適正に圧接させることが
でき、印字濃度むら等を確実に防止することができる。
そして、これらが相剰的に作用する結果、ラフベーパで
あっても、発熱抵抗体3の発熱mを大きくしたり、サー
マルヘッドの圧接力を増大させることなく、鮮明な印字
を行なうことが可能となり、サーマルヘッドの寿命の低
下および用紙の地汚れの発生を確実に防止することがで
きる。さらに、本実施例においては、表面粗さが0.0
75μRa以下となるように基板を99.5%アルミナ
により形成しているので、基板の共通電極用グレーズを
エツチングする場合に、第4図に示すように、基板も一
緒にエツチングされてしまうことがなく、ピンホール等
の発生を確実に防止することができ、信頼性の高い電極
パターンを形成することができる。
あっても、発熱抵抗体3の発熱mを大きくしたり、サー
マルヘッドの圧接力を増大させることなく、鮮明な印字
を行なうことが可能となり、サーマルヘッドの寿命の低
下および用紙の地汚れの発生を確実に防止することがで
きる。さらに、本実施例においては、表面粗さが0.0
75μRa以下となるように基板を99.5%アルミナ
により形成しているので、基板の共通電極用グレーズを
エツチングする場合に、第4図に示すように、基板も一
緒にエツチングされてしまうことがなく、ピンホール等
の発生を確実に防止することができ、信頼性の高い電極
パターンを形成することができる。
また、第5図は本発明の他の実施例を示したもので、基
板1上に部分グレーズ2および共通電極用グレーズ7を
形成する場合に、前記基板1に部分グレーズ2と共通電
極用グレーズ7とを同時に形成した後、部分グレーズ2
の発熱抵抗体3を形成する部分の表面のみにマスキング
を施して部分グレーズ2および共通電極用グレーズ7を
エツチングして、共通電極用グレーズ7の高さが低くな
るようにするとともに、発熱抵抗体3を設ける部分を凸
形に形成したもので、その他の部分については前記実施
例のものと同様である。
板1上に部分グレーズ2および共通電極用グレーズ7を
形成する場合に、前記基板1に部分グレーズ2と共通電
極用グレーズ7とを同時に形成した後、部分グレーズ2
の発熱抵抗体3を形成する部分の表面のみにマスキング
を施して部分グレーズ2および共通電極用グレーズ7を
エツチングして、共通電極用グレーズ7の高さが低くな
るようにするとともに、発熱抵抗体3を設ける部分を凸
形に形成したもので、その他の部分については前記実施
例のものと同様である。
本実施例においては、前記エツチングにより、部分グレ
ーズ2の発熱抵抗体3の形成部分以外の部分が削られる
ことにより、この発熱抵抗体3の形成部分のみが突出す
ることになるので、ナーマルヘッドをインクリボンに圧
接させた場合に、発熱抵抗体3をより高い集中圧接力で
圧接させることができ、したがって、ラフペーパに対し
てより鮮明な印字を行なうことが可能となる。
ーズ2の発熱抵抗体3の形成部分以外の部分が削られる
ことにより、この発熱抵抗体3の形成部分のみが突出す
ることになるので、ナーマルヘッドをインクリボンに圧
接させた場合に、発熱抵抗体3をより高い集中圧接力で
圧接させることができ、したがって、ラフペーパに対し
てより鮮明な印字を行なうことが可能となる。
なお、前記発熱抵抗体3は、第6図に示すように、折返
し導体を用いず、発熱抵抗体3のみでほぼ口字状に形成
するようにしても同様の効果を得ることができる。
し導体を用いず、発熱抵抗体3のみでほぼ口字状に形成
するようにしても同様の効果を得ることができる。
また、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
必要に応じて変更することができる。
必要に応じて変更することができる。
以上述べたように本発明に係るナーマルヘッドは、発熱
抵抗体が基板の端部に極めて近接した位置に配置されて
いるので、インクリボンの剥離タイミングを著しく速め
、かつ、剥離角度を大きく確保することができ、また、
発熱抵抗体が形成されている部分グレーズを共通電極用
グレーズよりち突出させているので、部分グレーズのみ
がインクリボンに集中して圧接されることになり、発熱
抵抗体をインクリボンおよび用紙に適正に圧接させるこ
とができ、ラフペーパであっても、1明な印字を行なう
ことができる。さらに、基板を表面粗さが0.075μ
Ra以下となるように形成しているので、基板の共通電
極用グレーズをエツチングする場合に、基板も一緒にエ
ツチングされてしまうことがなく、ピンホール等の発生
を確実に防止することができ、信頼性の高い電極パター
ンを形成することができる等の効果を奏する。
抵抗体が基板の端部に極めて近接した位置に配置されて
いるので、インクリボンの剥離タイミングを著しく速め
、かつ、剥離角度を大きく確保することができ、また、
発熱抵抗体が形成されている部分グレーズを共通電極用
グレーズよりち突出させているので、部分グレーズのみ
がインクリボンに集中して圧接されることになり、発熱
抵抗体をインクリボンおよび用紙に適正に圧接させるこ
とができ、ラフペーパであっても、1明な印字を行なう
ことができる。さらに、基板を表面粗さが0.075μ
Ra以下となるように形成しているので、基板の共通電
極用グレーズをエツチングする場合に、基板も一緒にエ
ツチングされてしまうことがなく、ピンホール等の発生
を確実に防止することができ、信頼性の高い電極パター
ンを形成することができる等の効果を奏する。
第1図から第4図は本発明のサーマルヘッドの一実施例
を示したもので、第1図はサーマルヘッドの縦断面図、
第2図は部分グレーズと共通電極用グレーズとの高さを
比較した説明図、第3図はインクリボンへの圧接状態を
示す説明図、第4図はエツチング後の基板を示す説明図
、第5図はサーマルヘッドの他の実施例を示す縦断面図
、第6図はサーマルヘッドの他の実施例を示す平面図、
第7図は従来のサーマルヘッドを示V縦断面図、第8図
は第7図の平面図、第9図は従来の他のサーマルヘッド
を示ず縦断面図、第10図は第9図の平面図、第11図
は従来のザーンルヘッドによるインクリボンへの圧接状
態を示す説明図、第12図は、従来のエツチング後の基
板を示す説明図である。 1・・・基板、2・・・部分グレーズ、3・・・発熱抵
抗体、4・・・共通ff極、5・・・個別雪掻、6・・
・折返し導体、7・・・共通電極用グレーズ、8・・・
集合電極、9・・・層間絶縁層、10・・・透孔。 出願人代理人 中 尾 俊 輔第7p 罪、7図 犀、8図 尾3Il¥] 具2凹 羊、41!I 尾q図 ど′ 尾101¥] 尾l1図
を示したもので、第1図はサーマルヘッドの縦断面図、
第2図は部分グレーズと共通電極用グレーズとの高さを
比較した説明図、第3図はインクリボンへの圧接状態を
示す説明図、第4図はエツチング後の基板を示す説明図
、第5図はサーマルヘッドの他の実施例を示す縦断面図
、第6図はサーマルヘッドの他の実施例を示す平面図、
第7図は従来のサーマルヘッドを示V縦断面図、第8図
は第7図の平面図、第9図は従来の他のサーマルヘッド
を示ず縦断面図、第10図は第9図の平面図、第11図
は従来のザーンルヘッドによるインクリボンへの圧接状
態を示す説明図、第12図は、従来のエツチング後の基
板を示す説明図である。 1・・・基板、2・・・部分グレーズ、3・・・発熱抵
抗体、4・・・共通ff極、5・・・個別雪掻、6・・
・折返し導体、7・・・共通電極用グレーズ、8・・・
集合電極、9・・・層間絶縁層、10・・・透孔。 出願人代理人 中 尾 俊 輔第7p 罪、7図 犀、8図 尾3Il¥] 具2凹 羊、41!I 尾q図 ど′ 尾101¥] 尾l1図
Claims (1)
- 基板の一端側に部分グレーズを突出形成し、前記部分グ
レーズの上面にドットの数に応じた複数の発熱抵抗体を
その端部が前記基板の中央側に指向するように配置し、
前記発熱抵抗体の両端部に共通電極および個別電極をそ
れぞれ前記基板の中央側に導出されるように接続してな
るサーマルヘッドにおいて、前記基板の表面粗さを0.
075μRa以下とするとともに、前記基板の部分グレ
ーズの近傍にこの部分グレーズの高さよりも低い高さを
有する共通電極用グレーズを設け、この共通電極用グレ
ーズの上面に集合電極および透孔が形成された層間絶縁
層を形成し、前記共通電極と前記集合電極とを前記層間
絶縁層の透孔を介して接続したことを特徴とするサーマ
ルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22000388A JPH0269258A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22000388A JPH0269258A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | サーマルヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0269258A true JPH0269258A (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=16744406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22000388A Pending JPH0269258A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0269258A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110461614A (zh) * | 2017-03-29 | 2019-11-15 | 京瓷株式会社 | 热敏头及热敏打印机 |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP22000388A patent/JPH0269258A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110461614A (zh) * | 2017-03-29 | 2019-11-15 | 京瓷株式会社 | 热敏头及热敏打印机 |
EP3587125A4 (en) * | 2017-03-29 | 2020-03-18 | Kyocera Corporation | THERMAL HEAD AND THERMAL PRINTER |
CN110461614B (zh) * | 2017-03-29 | 2021-02-05 | 京瓷株式会社 | 热敏头及热敏打印机 |
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