JPH02304576A - プロセスカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像転写方式の電子写真複写装置拳静電記録装
置等の画像形成装置のプロセスカートリッジに関する。

（従来の技術） 画像転写方式の画像形成装置は１例えば回転ドラム型・
回動ベルト型・走行ウェブ型等の電子写真用感光体・静
電記録用誘電体・磁気記録用磁性体等の像保持体の面に
公知適宜の作像プロセス手段機器により目的の画像情報
に対応した可転写画像を形成相持させ、該画像を記録材
面に転写・定着して該記録材を画像形成物として装置外
へ出力させ、転写後の像保持体はクリーニング手段で清
す重化して繰返して作像に供する方式のものである。

近年はこの種の方式の画像形成装置についてプロセスカ
ートリッジ着脱式の装置構成を採用したものが多い、こ
れは綴返し使用寿命が尽きたら交換しなければならない
像保持体、戒は該像保持体と他の作像プロセス手段機器
例えば帯電器・現像装置・クリーニング装置などを組に
して画像形成装置本体に対して専門のサービスマンによ
らなくともユーザサイドで容易に着脱交換操作できるプ
ロセスカートリッジ（ドラムユニット）として構成した
もので１画像形成装置をメンテナンスフリーにする。サ
ービス性を向上する等の上で効果がある。

第５図はその一例装置の概略構成を示している０本例は
カールソンプロセス・原稿台移動式の電子写真複写装置
である。ｌは像保持体としての回転ドラム型の電子写真
感光体（以下感光ドラムと記す）であり、軸２を中心に
矢示の時計方向に回転駆動される０回転駆動された感光
ドラム１の周面は帯電器３により正極性又は負極性の一
様帯電を受け、露光位置４において目的画像のスリット
露光りを受けて露光画像に対応した静電潜像が感光ドラ
ム周面に順次に形成されていく。

次いでその潜像は現像装置５によって可転写のトナー画
像として現像され、そのトナー画像が転写用帯電器６の
位置において不図示の給紙機構から感光ドラムｌの回転
と同期とりされて感光ドラムｌと帯電器６との間に給送
された転写材Ｐの面に転写されていく、転写部を通って
トナー画像の転写を受けた転写材Ｐは感光ドラム１面か
ら分離されて搬送装Ｗ８で定着装Ｗ１９へ導入され、該
定着装置でトナー画像の定着処置を受け１画像形成物（
複写物、コピー）として装置外へ出力される。トナー画
像転写後の感光ドラム１面はクリーニング装置７で転写
残りトナーやその他の付着汚染物の除去を受けて清浄面
化されて鰻返して作像に供される。

ｌＯはガラス板等の略水平の透明原稿台であり、左方へ
往動、右方へ復動駆動される。Ｗ稿０は複写すべき画像
面を下向きにして原稿台ｌＯ上に所定の＃＆！基準に従
って載置し、その上に原稿圧着板１１をかぶせることに
よりセットする。複写開始信号により原稿台ｌＯが所定
の速度で左方へ往動し、その往動過程で原稿台ｌＯ上の
！置セット原稿の下向き画像面が照明ランプ１２の位置
（照明部）を−辺側から他辺側にかけて順次に照明走査
され、その照明光の原稿面反射光が固定第１ミラー１３
ａＭｆＩ！レンズ１４−固定第２ミラー１５の光学系で
前述の感光ドラム１面に露光部４において結像露光りさ
れる。原稿台ｌＯは所定の往動終点に至ると、復動に転
じられて元の往動開始位置へ戻される。　　　　′ 本例装置の場合は、感光ドラムｌと帯電器３と現像装Ｗ
１５とクリーニング装置７の４つのプロセス機器につい
てそれを等を共通のカートリッジ枠体２１に所定の配置
関係をもって組付けてこの４つの機器１・３１１５・７
を一括して画像形成装置本体に対して着脱できるプロセ
スカートリッジ２０としである。２２−２２はプロセス
カートリッジ２０の着脱（抜き差し）案内用のガイド部
材を示している０本例装置の場合は装置の前面扉（不図
示）を開いて装置前面を解放し、装着されているプロセ
スカートリッジ２０をガイド部材２２・２２に沿って装
置手前側（図面に垂直な方向）に引き移動してカートリ
ッジ２０を抜き出し、逆に差し込み移動して装着する。

カートリッジ２０を装置本体内にストッパ部材に受は止
められるまで十分に押し込み移動すると、カートリッジ
２０側の感光ドラムｌが装置本体側の駆動機構とカップ
リングして回転駆動可能状態になり、又カートリッジ２
０側の受電子が装置本体側の給電子とカップリングして
帯電！Ｉ３やその他カートリッジ２０側に付属させた電
気回路系に対する給電が可能状態になる。

第９図は画像形成装置に着脱自在に取付けた回転ドラム
型の像保持体ｌの駆動装置の従来例を示す図であり、第
９図において、ドラムｌは手前側と奥側の両端面板２ｂ
拳２ｄの中心に軸受け２ｆ・２ｇを有し、その一方の端
面２ｄには係合穴２ｈが設けられている。

３０は画像形成装置本体側の枠体、３０ａは枠体３０に
支持された軸で、この軸３０ａに軸受け２ｆ・２ｇを介
して上記ドラムｌを支持する。

ＧＤは軸受け３２を介して軸３０ａに支持されたドラム
ギアで、このドラムギアＧＤには上記係合穴２ｈと係合
するピン３３が設けられている。

ＳＭは軸受け３０ｂを介して枠体３０．に支持された軸
、ＧＭは軸ＳＭに固定され上記ドラムギアＧＤと噛合す
る駆動ギアである。

不図示のモータによって軸ＳＭを矢示方向に回転させる
ことにより、駆動ギアＧＭ−ドラムギアＧＤ−ピン３３
−係合穴２ｈを介してドラムｌが回転する。

第１Ｏ図は他のドラムの駆動機構図である。感光ドラム
ｌはその手前側端面板２ｂの外面中央部に設けた中心軸
２ａをカートリッジ枠体２１の手前側端面板２１ａに設
けた軸受け２１ｂに嵌入させて回転自由に且つ抜は止め
して片持ち的に支持させである。３１は画像形成装置本
体側の奥側板３０に取付は支持させたドラム軸支えであ
り、このドラム軸支え３１にベアリング３２を介してド
ラムギアＧＤを回転自由に外嵌支持させである。

而してプロセスカートリッジ２０を装置本体内に十分に
押し込み移動して装着すると、該カートリッジ２０側の
感光ドラム１はその奥側端面板２ｄの外面中央部に設け
た中心軸２Ｃが装置本体側のドラム軸支え３１の軸穴３
１ａに対応して該穴３１ａ内に自然に嵌入状態になって
該ドラム軸支え３１と前記軸受け２１ｂ間に回転自由に
支持される。又ドラムギアＧＤの内面側に突出させて具
備させた駆動ピン３３が、感光ドラムｌの奥側端面板２
ｄの外面に円周方向に設けた係合溝２ｅに係合した状態
になる。係合しやすいように板２ｄには広い溝２ｅと細
い突起２Ｉとが形成されている。この状態において駆動
ギアＧＭが駆動されるとその回転動力が駆動ギアＧＭ→
ドラムギアＧＤ→駆勃ピン３３→ピン係合溝２ｅ→端面
板２ｄの経路でドラム１に伝達されてドラム１が回転駆
動される。

（発明が解決しようとする問題点） 、Ｌ記のように画像形成装置側に設けた駆動源の駆動力
をギア列ＧＭ−ＧＤや係合ピン−係合溝３３・２ｅ・２
ｈなどの機械的な動力伝達機構を介してプロセスカート
リッジ２０側の像保持体たる感光ドラムｌに伝達して該
ドラムを回転駆動する構成の場合は、ギアＧＭ−ＧＤの
相互噛合いガタ（バックラッシュ）、係合ピン−係合溝
３３・２ｅ・２ｈとの相互係合ガタ等を完全に零にする
ことは実際上困難であり、従ってそれ等のガタ等により
ドラムｌに多少とも回転ムラが生じるのは避けられない
。

画像形成装置が上述第５図例のように原稿０の像をレン
ズ１４によってドラムｌの周面に２次元の広がりをもっ
てスリット結合露光（アナログ露光）する方式のもので
ある場合には、ドラム１に上記のような動力伝達機構系
のガタ等による多少の回転ムラがあっても、それの出力
画像品位に対する悪影響は実際上緩いものとなり許容で
きる場合が多いが、第６図例のレーザビームプリンタの
ように感光ドラムｌの面に対してその軸線方向（Ｆｆ１
線方向）に１ラインずつ画素情報をレーザビーム走査露
光Ｌ（デジタル露光）して目的画像を書込み処理する露
光方式の場合は問題となってくる。

即ちこのような露光方式のものにあって走査ラインの間
隔を正確にする必要があるためにドラムを所定の周速度
で実質的に回転ムラなく正確に回転駆動する必要性が高
い、レーザスキャナ４０のレーザ発振源４１から出力さ
れたレーザビームＬ（目的の画像情報の時系列電気デジ
タル画素信号に対応して変調されたレーザビーム）はポ
リゴンミラー４２とｆ−θレンズ４３によってドラム１
の軸線方向に振られドラム１面に対してｌラインずつの
画素情報の走査露光書込みがなされるが、例えば４００
　ｄｐｉ（ｄｏｔ　ｐ＠ｒ　１ｎｃｈ）で書込めばライ
ン間隔は６３．５ｇｍとなり、１〜ＳＩＬｍ以内の精度
で書込まれなければ画像にピッチムラが生じる。重犯の
ような動力伝達機構系のガタ等により生じるドラムｌの
回転ムラは上記要求される書込みライン間隔精度外であ
る場合も多く、そのために許容外のピッチムラが生じて
画像の走査方向に線状ムラが現れるという問題が生じる
。

即ちドラムｌの回転の速度変動がレーザビームのドラム
上での走査間隔の変化を引き起し、その結果縞状の画像
濃度ムラが生じ画質を低下させるのである。

ドラムｌの周速度マ（第７図（ａ））はｖｏｃｏｓ２π
ｆなる変動があると。

Ｖ＝７＋ｖｏｃｏｓ２ｗｆｔ と表わされる。７は平均速度、ｆは速度変動の周波数、
ｖｏは速度変動の振幅である。

走査問隔見′は第７図（ｂ）に示されるが、速度Ｖのレ
ーザ走査時間間隔Δを時間について積分す＊Ｃｏｓ　　
（２ｗｆ　　ｔ　　＋πｆΔＬ）と表わされ、右辺の第
２項は走査間隔が周波数ｆ度ＶをＩ　Ｄ　Ｏａｍｌｓｅ
ｃ、レーザビームを４００ｄｐｉ（ｄｏｔ　ｐｅｒ　１
ｎｃｈ）で書き込めば振幅勤装置の速度変動周波数〜３
００Ｈｚ以下では速度変動の周波数ｆに関係なくＶＯ＆
Δｔとなる。

又レーザビームのライン間隔は６３−ＩＬとなるが、そ
れに対して１〜３＃Ｌ以内の精度で書き込まないと、ピ
ッチむらが生じて画質を低下させる。

上記のような問題は像保持体がドラムに限らず、回動ベ
ルト型、走行ウェブ型等である場合でも同様である。

本発す１は上記に鑑みて、少なくとも像保持体を包含さ
せて装を本体に対して着脱自由とした画像形成装置のプ
ロセスカートリッジについて像保持体が駆動ムラなく所
定の面移動速度をもって回転もしくは回動もしくは走行
駆動されるようにすることを目的としている。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、少なくとも像保持体を包含させて装を本体に
対して着脱自由とした画像形成装置のプロセスカートリ
ッジにおいて、該プロセスカートリッジ側に像保持体の
駆動手段を具愉し、該駆動り段はプロセスカートリッジ
に対して着脱可能であることを特徴とするプロセスカー
トリッジである。

また−上記において、駆動手段が超音波モータであるこ
とを特徴とするのプロセスカートリー２ジである。

（作用） （１）即ちプロセスカートリッジに包含の像保持体を駆
動する手段はカートリッジ側に具備させることにより、
駆動ムラ発生原因となる動力伝達機構を介することなく
像保持体を直接的に駆動することがでＳて、像保持体を
所定の面移動速度をもってムラなく回転もしくは回動も
しくは走行駆動させることが可能となる。従って画像形
成装置が第６図例のようなレーザビーム走査露光方式の
ようなものでも所定精度のライン間隔をもって画像情報
の書込み走査露光を安定に実行させてピッチムラのない
良好な画像形成を実行させることができる。

（２）像保持体と駆動手段は動力伝達機構や減速器を介
さずに直結的に結合した構造にすることができ駆動手段
としてシンプルな構造で小ｆｆ１−安価なものを活用す
ることが可能となり、駆動手段自体及び像保持体との結
合部分の構成部品点数を少なくして構造をｆ１１硝化で
きる。

（３）プロセスカートリッジ側にＡ備させた像保持体駆
動手段はこれ自体もプロセスカートリッジに対して着脱
可能としたから、駆動手段の変換が像保持体などの交換
と独立に行なうことができるので、駆動手段、像保持体
それぞれがそれぞれの最適交換時期に交換可能となる。

（４）駆動手段としては超音波モータが推奨される。超
音波モータは圧電セラミックを超音波（数十Ｋ　Ｈｚ　
）の駆動周波数で駆動し重量の小さいロータを摩擦力で
低速−高トルク回転（従って慣性が小さい）するもので
あり、応答性が高く一般に数ＫＨｚまで応答性を有して
おり、適当なロータリーエンコーダ等の駆動検出手段に
よりロータの回転もしくは被駆動体の駆動状態を検出し
て駆動回路によって精密に回転側御することが可能であ
り、コンパクトに構成することができ、又ステータとロ
ータとの摩滅により寿命がある程度に制限されて定期的
に交換を要する消耗機器でもあることから、プロセスカ
ートリッジ側に着脱可能に几愉させて必要に応じて交換
使用する駆動手段として適している。

（実施例） 第１〜３図は本発明に従う−実施例のプロセスカートリ
ッジを示すもので、第１図は装置本体に装着した状態の
カートリッジの要部の縦断面図、第２図は装着又は抜き
外しの途中図、第３図は駆動手段部分を取り外した状態
の縦断面図である。

前述側装置と共通する構成部分には同一の符号を付して
再度の説明を省略する。

カートリッジ枠体２１はその奥側端面板２１ｃについて
枠体本体に対して不図示の例えばバヨネットジヨイント
などの結合手段構造により第２図のように一体に不動に
結合化した状態と第３図のように分離して取り外した状
態とに容易な操作で着脱可渣としである。

感光ドラムｌはその手前側端面板２ｂの外面中央部に外
方へ突出させて設けた中心軸２ａをカートリッジ枠体２
１の手前側端面板２１ａに設けた軸受穴２１ｅに嵌入さ
せて軸受させてカートリッジ枠体の本体側に納めである
。２１ｆはカートリッジ枠体の手前側端面板２１ａの内
面と感光ドラムｌの手前側端面板２ｂの外面間に設けた
スラストベアリングである。

６０はカートリッジ枠体の奥側端面板２１ｃの内面側に
取付けた、感光ドラム回転駆動手段としてのＪｌｌ　ｆ
２波モータである。即ち６１はカートリッジ枠体の奥側
端面板２１ｃの内面に、該端面板に設けたラジアル軸受
２１ｄと同心に取付けたステータであり、リン青銅など
で作られた弾性体部材である。その外面側にはＰＺＴな
どの圧電セラミック６２を張り合せである。６３ａは平
円板であり、その外面中央部に外方へ突出させて設けた
中心軸６３ｂを端面板２１ｃに設けた前記のラジアル軸
受２１ｄに嵌入させて回転自由に軸受支持させである。

６３は該平円板６３ａの軸６３ｂに同心に設けたアルミ
合金製のリング状ロータであり、前記ステータ６１に対
する対向接触面にエンジニアリングプラスチック６４を
貼り合せである。このニジニアリングプラスチック６４
はステータ６１に接触して高効率でロータ６３に駆動力
を伝達するために安定した摩擦力が得られる摩擦係数を
有する。６５はロータ６３の内面に貼り付けたゴムシー
ト、６６は該ロータ６３のゴムシート貼り合せ面と平円
板６３ａとの間に突っ張らせたばね板であり、その基部
側に設けた係合穴を平円板６３ａ側に設けた突起６７に
嵌係合させて平円板６３ａに関して回り止めしである。

ばね板６６の先端側はロータ６３のゴムシート６５面に
接触する。６３Ｃは平円板８３ａの内面側中央部に設け
た心出し突起である。一方、感光ドラムｌの奥側端面板
２ｄの外面にはドラムｌの軸線と同心に、前記の平円板
６３ａが嵌入する円形凹部２ｊを設けてあり、その凹部
の中央部には心出し穴２ｋを設けである。

内面側に上記のような超音波モータ６０を組み付けたカ
ートリッジ奥側端面板２１ｃのカートリッジ枠体本体に
対する取付けは、平円板６３ａを感光ドラムｌの奥側端
面板２ｄの円形凹部２ｊ内に前記心出し突起６３ｃと心
出し穴２ｋを合致係合させてばね板６６の弾発力に抗し
て嵌入させた状態にしてカートリッジ奥側端面板２１ｃ
をカートリッジ枠体本体に対して所定に位置決めして突
き合せ、結合手段（不図示）で枠体本体に対して一体に
結合化させる（第２図）。

この結合化状態においてばね板６６のたわみ反力でばね
板６６の先端側はロータ６３のゴムシート６５の貼り合
せ面に圧接し、ロータ６３のエンジニアリングプラスチ
ック６４の面がステータ６１に圧接した状態となり、又
平円板６３ａの外面と、該平円板が嵌入している感光ド
ラム奥側端面板の凹部２ｊの底面とが押圧密着状態にな
る。

又心出し突起６３ｃと心出し穴２にとの嵌係合により、
ドラム軸２ａ、心出し突起６３ｃと心出し穴２ｋ、平円
板６３ａの軸６３ｂの軸線がドラムの中心軸線に一致し
た状態に保持される。

２１ｇ・２１ｇはカートリッジ奥側端面板２１ｃの外面
側に外方へ突出させて設けたカートリッジ装着位置決め
突起、３０ｇ・３０ｇは装置本体側の奥側板３０に設け
た。上記の突起２１ｇφ２１ｇが対応嵌入して係合する
位置決め穴、６８はカートリッジ奥側端面板２１ｃ側に
具備させたロータリエンコーダ、６８ａ・６９ａと６８
ｂ・６９ｂは夫々カートリッジ奥側端面板２１ｃ側と装
置本体側の奥側板３０に設けた対向電気接点、６９は装
置本体側に設けた駆動制御回路である。

第２図のように奥側端面板２１ｃを取り付は処置したプ
ロセスカートリッジ挿脱口からカートリッジ枠体２１の
奥側端面板２１ｃ側を先にして装置内に差し入れてガイ
ド部材（２２・２２゜第５図）に係合支持させ、該ガイ
ド部材に沿って装置内方へ押し込む、そしてストッパ部
材（不図示）に受は止められるまで十分に押し込むと、
カートリッジ２０側の位置決め突起２１ｇ・２１ｇが装
置本体側の奥側板３０の位置決め穴３０５ｒ・３０ｇに
嵌入係合してカートリッジの位置決めがなされる（第１
図）、又カートリッジ２．０側の電気接点６８ａ・６９
ａがそれぞれ装置本体側の対応電気接点６８ｂ・６９ｂ
に接して電気的に結合状態になる。

カートリッジ２０側の超音波モータ６０はそのステータ
６１の圧電セラミック６２に対して装置本体側の駆動制
御回路６９から電気接点６９ａ・６２ａを介して通電が
なされることによりステータ６１に進行波状の超音波を
生じ、その振動エネルギによって該ステータ６１にエン
ジニアリングプラスチック６４を介して加圧接触させた
ロータ６３に回転力が生じる。該ロータ６３の回転で該
ロータに貼り合せたゴムシート６５に圧接しているばね
板６６もロータと一緒に回転し、該ばね板６６は平円板
６３ａに回り止めして結合されているから平円板６３ａ
が回転駆動される。この千円板６３ａの外面は該千円板
が嵌入している。感光ドラム奥側端面板２ｄの凹所２ｊ
の底面に抑圧密着しているから平円板６３ａの回転力が
該押圧密着摩擦力で感光ドラムｌに伝達されて感光ドラ
ムｌが平円板６３ａと一体に回転駆動される。平円板６
３ａと凹所２ｊの接触面は密着性が高く摩擦力も大きい
面にしである。

即ちプロセスカートリッジ２０に内蔵の像保持体たる感
光ドラムｌは同じくカートリッジに内蔵させた駆動手段
としての超音波モータ６０により直接的に回転駆動され
る。ロータ６３の回転即ち感光ドラムｌの回転はロータ
リーエンコーダ６８によって検出され、その検出信号が
駆動制御回路６９へ電気接点６８ａ・６９ｂを介してフ
ィードバックされてステータ６１の圧電セラミック６４
への通電制御即ち感光ドラムｌの回転制御が所定の速度
に収束するようにコントロールされる。

超音波モータ６０は低速度で高トルクの出力が得られる
という特長に加え、圧電セラミックを超音波（＠　＋　
Ｋ　Ｈｚ　）の駆動周波数で駆動し重量の小さいロータ
を回転させるので応答性が非常に速く数百ＫＨｚの応答
性があるという特長があるので、これを感光ドラムｌの
駆動手段としてプロセスカートリッジ側に具備させて感
光ドラムｌを直接的に駆動させ、その駆動をａ−タリエ
ンコーダ等で制御することで、感光ドラム１をギア列や
係合ピン１１構等の動力伝達機構や減速機構を介して駆
動源の動力を伝達して駆動する場合におけるような回転
むらを生じさせることなく所定の速度に精密に駆動する
ことができ、感光ドラムｌの回転むらによる画像むら等
のない商品位な画像を出力させることができる信頼性の
高い画像形成装置を構成することができる。

感光ドラム１を駆動手段たる超音波モータ６０で直接的
に駆動できる、即ち両者間に動力伝達機構や減速機構を
介在させなくともよいから結合部の構成が簡単となる。

又超音波モータはステータとロータとの摩滅により寿命
がある程度に限定されるもので（例えば画像出力枚数で
Ａ４版にて約１０万枚程度の使用寿命）、寿命が尽きた
ら交換する必要があるが。

この場合本発明ではプロセスカートリッジ側に具備させ
た駆動手段はカートリッジ本体に対して着脱＝ｒ能とし
であるから４本実施例の場合ではカートリッジ奥側板２
１ｃを第３ｖ！Ｊのように取り外すとでその内面側の超
音波モータ６０をカートリッジ内から取り出すことがで
き、容易にモータの新旧交換もしくは部品の取り替え操
作ができる。また、超音波モータの交換が像保持体など
の交換と独立で行えるので、超音波モータ、像保持体そ
れぞれが、それぞれの最適交換時期に交換可能となる。

上記例においてプロセスカートリッジ２０側にＭ　ｉｔ
　タＯ−タリーエンコーダ６８は、該エンコーダ自体は
耐久機器として長期の使用が可能であるから装置本体側
に配設してプロセスカートリッジのコストの低減、小型
化を図るようにしてもよい、第４図はその一例を示すも
のである。ロータリーエンコーダ６８は装置本体側の奥
側板３０の背面側にステー７０・７０を介して取付は支
持させである。プロセスカートリッジ２０が装置本体に
装着されると平円板８３ａの軸６３ｂの外方突出先端部
が装置本体側の奥側板３０に設けた透孔３４から奥側板
３０の背面側へ突出してエンコーダ６８の回転軸に取付
けたグリッパ７１に嵌係号して弾性的にくわえ込まれエ
ンコーダと結合し、軸６３ｂ即ちドラムｌの回転がエン
コーダ６８で検出される。エンコーダ６８の回転トルク
は小さいのでＭ６３ｂに対するエンコーダの軸の結合は
グリッパ７１のばね弾性でくわえ込み結合されるだけで
十分である。

以上、像保持体が感光ドラムであり、駆動手段が超音波
モータである例を示したが、像保持体は回動ベルトタイ
プや走行ウェブタイプであってもよいし、駆動手段は超
音波モータ以外にも公知適宜のモータを採択し得る。

（発明の効果） 以上にように１本発明によれば、簡単な構造で像保持体
を容易に装置本体に着脱することができる。また、像保
持体を精度よく円滑にフラツグなく回転速は回動駆動も
しくは走行駆動することができ、レーザプリンタ等にお
いても像保持体の回転速は回動駆動むらに起因する画質
低下を防止し、良質画像を得ることができる効果がある
。

更に動力伝達機構・減速器を必要とせずシンプルな構造
であるのでコンパクトで安価、しかも静かな駆動装置が
可ずをである。

また駆動装置を組み込んだカートリッジから駆動装置が
容易に着脱できるので容易に駆動装置が交換できる。

更に駆動装置と像保持体の結合部分の部品点数を少なく
できる。

また駆動装置の交換が像保持体などの交換と独立に行な
うことができるので、駆動装置、像保持体それぞれがそ
れぞれの最適交換時期に交換可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例のカートリッジの装置本体に対する装
着状態の要部の縦断面図、第２図は装置又は抜き外しの
途中状態の図、第３図は駆動手段部分を取り外した状態
の図、第４図はロータリエンコーダを装置本体側に設け
た例の要部の断面図、第５図はプロセスカートリッジ着
脱式の画像形成装置の一例の概略構成図、第６図はレー
ザビームスキャナの概略構成を示す斜視図、第７図（ａ
）・（ｂ）は感光ドラムの周速変動とレーザビーム走査
むら発生の関係を説明する図、第８図は感光ドラムの回
転速度変動の周波数と振幅の相関図、第９図拳第１０図
は夫々従来のドラム回転駆動機構例の概略図である。 ２０はプロセスカートリッジ、ｌは感光ドラム、６０は
ドラム回転駆動手段としての超音波モータ、６８はロー
タリエンコーダ。 特許出願人　　キャノン株式会社 ℃−−Ｎ−−Ｊ 一一一−Ｙ−−−′ ６゜ め　７　図（６） ｈ　７　圀（ｂ） ６８　記 す（Ｈｚ＞

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも像保持体を包含させて装置本体に対し
   て着脱自由とした画像形成装置のプロセスカートリッジ
   において、該プロセスカートリッジ側に像保持体の駆動
   手段を具備し、該駆動手段はプロセスカートリッジに対
   して着脱可能であることを特徴とするプロセスカートリ
   ッジ。
2. （２）駆動手段が超音波モータであることを特徴とする
   請求項１記載のプロセスカートリッジ。