JP2731406B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2731406B2
JP2731406B2 JP63320276A JP32027688A JP2731406B2 JP 2731406 B2 JP2731406 B2 JP 2731406B2 JP 63320276 A JP63320276 A JP 63320276A JP 32027688 A JP32027688 A JP 32027688A JP 2731406 B2 JP2731406 B2 JP 2731406B2
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drum
shaft
support shaft
flywheel
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感光体ドラムの支軸と回転駆動軸とを連結
して上記感光体ドラムに対し一定の回動力を伝達するよ
うにした画像形成装置に関する。
[従来の技術] 複写機、プリンターおよびファクシミリなどの各種画
像形成装置においては、一定方向に移送される感光体ド
ラムの表面が一様に帯電されるとともに(帯電工程)、
この一様帯電された感光体ドラム上に露光が行なわれて
静電潜像が形成され(露光工程)、さらに上記静電潜像
に対して現像装置からトナーが供給されて静電潜像の現
像が行なわれ(現像工程)可視像が得られるようになっ
ている。この得られた可視像は記録用紙側に写し取られ
(転写工程)、これにより最終画像形成が行なわれるこ
ととなる。
[発明が解決しようとする課題] このような画像形成装置においては、感光体ドラムを
回転駆動させる場合の速度変動が近年大きな問題になっ
ている。すなわち感光体ドラムの支軸と回転駆動軸とを
連結して上記感光体ドラムに対し一定の回転力を伝達さ
せる場合に、ギアやタイミングベルトが備えるバックラ
ッシュによって感光体ドラムの回転移動速度が変動され
形成画像に横帯状の画像濃度むら(ジター)が発生する
ことがある。特にディジタルカラープリンターなどのデ
ィジタルカラー画像形成装置においては、レーザー光な
どによって書き込み動作が高密度で行なわれると同時に
複数色トナー像の重ね合わせが行なわれるため、画像濃
度差が目立ち易く問題となっている。さらに現像装置側
の現像ローラーを感光体ドラム側に接触させて現像を行
なう接触現像方式を採用する画像形成装置では、現像器
の加圧力の変動や現像ローラー側のトルク変動など接触
状態の変動によって感光体ドラムの回転状態が影響を受
けることとなり、現像ローラーの線速度が感光体ドラム
の線速度より大きい場合には感光体ドラムが予定の線速
度より速くなってしまい、感光体ドラムの回転むらは一
層顕著になっている。
このような問題を解消するために、感光体ドラム側に
一定の慣性力を与えるフライホイールを装着することが
提案されている。しかし従来の装置では、感光体ドラム
着脱機構の採用などの理由からフライホイールは駆動軸
側に取り付けられており、感光体ドラムの支軸に対して
直接的にフライホイールが取り付けられることはない。
一方感光体ドラムの支軸と駆動軸側との回転伝達連結部
には一定のバックラッシュがあり、このため上記現像ロ
ーラー側からの回転変動に対してはフライホイールの慣
性力が直ちに作用されなくなり感光体ドラムの回転変動
は完全には防止されていない。
そこで本発明は、感光体ドラムの速度変動を簡易な構
成でしかも確実になくすことができ、良好な画像形成を
行なわせることができるようにした画像形成装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、現像手段に当接し
た感光体と、この感光体に対して回転可能且つ着脱自在
でありこの感光体に回転を伝達する軸と、この軸を駆動
する回転駆動伝達機構と、前記感光体と前記軸とを連結
し前記現像手段からの駆動力を前記軸に伝達する一方向
クラッチと、前記軸に設けられたフライホイールとを備
える構成を有している。
[作用] このような構成を有する手段においては、感光体ドラ
ムとドラム支軸とが一方向クラッチおよび回転駆動力伝
達機構を介して連結されるため、現像装置側からの影響
によって感光体ドラムが予定の線速度より速く回されよ
うとしても、一方向クラッチの噛み合いによって増速が
防止されるとともに、上記ドラム支軸の回転駆動力が回
転駆動力伝達機構を介して感光体ドラム側に伝達される
こととなる。したがってバックラッシュの大きい簡易な
回転駆動力伝達機構を採用することとしても、一方向ク
ラッチと回転駆動力伝達機構との相互作用によって簡易
な回転駆動力伝達機構におけるバックラッシュの影響な
くドラム支軸の回転速度で感光体ドラムを安定回転させ
ることができる。また簡易な回転伝達機構を採用するこ
とによってフライホイールを感光体ドラムの支軸に直接
取り付けることができ、これにより上記現像装置側から
の回転変動に対してと同様に駆動側からの入力変動に対
してもフライホイールの慣性力を直ちに作用させて、感
光体ドラムの回転変動を完全に防止することができるよ
うになっている。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第3図には、本発明を適用するための接触現像方式を
採用する画像形成装置の一例が示されている。潜像担持
体としての感光体ドラム1の周りには、その回転方向に
沿って感光体ドラム1の表面上を一様に帯電させる図示
を省略した帯電チャージャー、一様に帯電された感光体
ドラム1上に光像を照射して静電潜像を形成させる図示
を省略した露光書込装置、上記静電潜像にトナーを供給
して静電潜像の現像を行なう現像装置2、記録用紙にト
ナー像の転写を行なう図示を省略した転写チャージャ
ー、転写後感光体ドラム1上に残留している不要電荷お
よびトナーを除去する図示を省略した除電チャージャー
およびクリーニング装置などが設けられている。また転
写部の後方領域には、転写後の記録用紙を定着処理する
図示を省略した定着装置が配置されている。
上記現像装置2の現像ケーシング3は、現像装置2の
全体が感光体ドラム1に対して近接・離間されるように
2つの支軸4,5によって往復移動自在に保持されている
とともに、上記現像ケーシング3の後方側に装着されて
いる加圧スプリング6の付勢力によって現像手段として
の現像ローラー7が感光体ドラム1の表面上に所定の圧
力で接触されている。上記現像ローラー7は、前記現像
ケーシング3の開口部から該現像ローラー7の表面が一
部露出されるようにして設けられており、その露出表面
部が上記のように感光体ドラム1の表面上に所定の圧力
で接触されるようになされている。現像装置2内におけ
る他の現像部材については周知であるので説明を省略す
る。
一方第1図に示されるように、上記感光体ドラム1の
手前側端部から突出される手前側ドラム支軸11は、前側
板12に設けられているドラム軸受13のブッシュ14により
回転自在に支承されている。感光体ドラム1の奥側端部
には、円板状のフランジ15が圧入固定されている。この
フランジ15の軸中心部分に貫通形成されている軸穴16内
には一方向クラッチ17が圧入固定されているとともに、
この一方向クラッチ17に対して奥側ドラム支軸18の一端
部分が嵌合されている。上記一方向クラッチ17は、奥側
ドラム支軸18に対して駆動力伝達方向に滑動されるとと
もにその反対方向に係合されるように構成されている。
上記奥側ドラム支軸18は、後側板19に設けられている
ドラム軸受20のベアリング21により回転自在に支承され
ている。上記ドラム軸受20からさらに奥側に向かって突
出されている奥側ドラム支軸18の軸部分にはプーリー22
が取り付けられているとともに、奥側ドラム支軸18の軸
端部分にはフライホイール23が取り付けられている。そ
して上記プーリー22にはタイミングベルト24が掛けられ
ており、このタイミングベルト24を通して図示を省略し
た本体部の原動機から奥側ドラム支軸18に所定の回転駆
動力が伝達されるようになっている。上記フライホイー
ル23は、奥側ドラム支軸18に所定の慣性力を与えるよう
に所定径に形成されている。
また第2図にも示されるように、前記感光体ドラム1
のフランジ15には回転駆動力伝達機構を構成する嵌合溝
25が形成されている。この嵌合溝25は、前記軸穴16の外
周縁部の一部を十字状に切り欠くようにして形成されて
いる。一方前記奥側ドラム支軸18には同じく回転駆動力
伝達機構を構成する駆動ピン26が取り付けられている。
この駆動ピン26は、奥側ドラム支軸18を軸直角方向に貫
通するようにして取り付けられている。そして上記駆動
ピン26の外方突出両端部分が嵌合溝25の側壁部に当接さ
れることによって、第2図矢印で示される駆動ピン26に
よる回転駆動力がフランジ15すなわち感光体ドラム1に
伝達されるようになっている。
このような実施例における装置では、感光体ドラム1
と奥側ドラム支軸18とが一方向クラッチ17および回転駆
動力伝達機構を構成する嵌合溝25,駆動ピン26介して連
結されるため、嵌合溝25と駆動ピン26との間のバックラ
ッシュが大きくても、そのバックラッシュの影響なく感
光体ドラム1に安定した回転伝達を行なわせることがで
きる。すなわちまず現像装置2に設けられている現像ロ
ーラー7の線速度が感光体ドラム1の線速度より大きい
場合には、感光体ドラム1が予定の線速度より速く回さ
れようとするが、一方向クラッチ17の噛み合いによって
上記速度変動が奥側ドラム支軸18側に伝達される。奥側
ドラム支軸18にはフライホイール23などの慣性力増大手
段が付設されているため感光体ドラム1の増速は防止さ
れることとなる。一方上記奥側ドラム支軸18の回転駆動
力は、感光体ドラム1側に対して一方向クラッチ17を通
しては伝達されないが、奥側ドラム支軸18に取り付けら
れている駆動ピン26が第2図に示されるように嵌合溝25
の側壁部に当接されることによって、感光体ドラム1の
フランジ15に回転駆動力が伝達されるようになってい
る。このように一方向クラッチ17と回転駆動力伝達機構
を構成する嵌合溝25,駆動ピン26との相互作用によっ
て、嵌合溝25と駆動ピン26との間のバックラッシュにか
かわらず奥側ドラム支軸18の回転速度で感光体ドラム1
を安定回転させることができる。
さらに嵌合溝25と駆動ピン26との組み合わせからなる
簡易な回転伝達機構を採用することによって、感光体ド
ラム1の着脱機構を採用しつつフライホイール23を感光
体奥側ドラム支軸18に直接取り付けることができる。し
たがって奥側ドラム支軸18側のプーリー22と駆動側のタ
イミングベルト24との間のバックラッシュに基づく駆動
側の入力回転変動があっても、上記のように現像ローラ
ー7側からの回転変動に対してと同様にフライホイール
23の慣性力を直ちに作用させて、感光体ドラム1の回転
変動を完全に防止することができるようになっている。
[発明の効果] 以上述べたように本発明は、感光体ドラムの回転変動
を招来させる現像器側からの回転変動および駆動側から
の入力変動の双方に対してフライホイールの慣性力を直
ちに作用させるように、一方向クラッチおよび回転駆動
力伝達機構を介して感光体ドラムとドラム支軸とを連結
させかつフライホイールをドラム支軸に取り付けること
としたから、感光体ドラムの速度変動を簡易な構成でし
かも確実になくすことができ、良好な画像形成を行なわ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における感光体駆動機構を表
わした横断面説明図、第2図は第1図中のA−A線に沿
う断面拡大図、第3図は本発明を適用する画像形成装置
の一例を表わした縦断面説明図である。 1……感光体ドラム、2……現像装置、7……現像ロー
ラー、11,18……ドラム支軸、17……一方向クラッチ、2
3……フライホイール、25……嵌合溝、26……駆動ピ
ン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像手段に当接した感光体と、この感光体
    に対して回転可能且つ着脱自在でありこの感光体に回転
    を伝達する軸と、この軸を駆動する回転駆動伝達機構
    と、前記感光体と前記軸とを連結し前記現像手段からの
    駆動力を前記軸に伝達する一方向クラッチと、前記軸に
    設けられたフライホイールと、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP63320276A 1988-12-19 1988-12-19 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2731406B2 (ja)

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JPH02165181A JPH02165181A (ja) 1990-06-26
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