JP4687776B2 - タンデム型感光体ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

タンデム型感光体ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、タンデム型感光体ユニットおよびこれを備える画像形成装置に関する。
電子写真方式のカラープリンタにおいて、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色に対応した感光ドラムを並列に配置した、いわゆるタンデム型のものが知られている。
このタンデム型のカラープリンタとして、本体ケーシングに対して、4つの感光ドラムを一体的に着脱可能な構成としたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
この提案に係る構成は、各感光ドラムを保持するドラムサブユニットと、これらのドラムサブユニットを感光ドラムの軸方向の両側から挟む1対の側板とを備えている。両側板間には、各ドラムサブユニットに対応して、現像ローラを保持する現像カートリッジが着脱可能に装着される。そして、ドラムサブユニット、現像カートリッジおよび1対の側板は、ドラムユニットとして、本体ケーシングに対して着脱可能に装着される。
感光ドラムのドラム軸の両端部は、ドラムサブユニットの両側面から外側に突出している。各側板には、4つの軸孔が感光ドラムの並び方向に一定の間隔で形成されている。そして、各軸孔にドラム軸の端部が挿通されることにより、各ドラム軸(感光ドラム)の位置決めが達成されている。
特開2007−72422号公報
感光ドラムの表面に損傷や付着物があると、用紙に形成される画像に乱れが生じる。そのため、カラープリンタの組み立て時や使用中に、感光ドラムの表面に損傷や付着物が生じた場合には、感光ドラムを交換する必要がある。
しかしながら、上記提案に係るカラープリンタでは、各感光ドラムのドラム軸の両端部が1対の側板に挿通されているので、ドラムユニットを組み立てた後に、1つの感光ドラムを交換する必要が生じた場合、その感光ドラムだけを1対の側板間から外すことはできず、すべてのドラムサブユニットから1対の側板を外して、ドラムサブユニットをばらばらにしなければならない。そのため、感光ドラムの交換に手間がかかる。また、感光ドラムの交換後には、4つのドラムサブユニットに対して1つの側板を取り付けなければならないので、この再組み立てに時間がかかる。
本発明の目的は、感光ドラムの交換を容易に行うことができる、タンデム型感光体ユニットおよびこれを備える画像形成装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、タンデム型感光体ユニットであって、互いに並列に配置される複数の感光ドラムと、各前記感光ドラムの中心軸線上に配置されるシャフトと、前記感光ドラムに対してその軸線方向における一方側に配置され、各前記感光ドラムと前記軸線方向に対向する位置に第1貫通孔が形成された、金属材からなる第1側板と、前記感光ドラムに対してその前記軸線方向における他方側において前記第1側板に対向配置され、各前記感光ドラムと前記軸線方向に対向する位置に第2貫通孔が形成された、金属材からなる第2側板と、各前記第1貫通孔に嵌合される、樹脂からなる第1軸受部材と、各前記第2貫通孔に嵌合される、樹脂からなる第2軸受部材とを備え、前記第1側板と前記第2側板とは、同一の形状をなし、前記第1側板の前記一方側の側面における前記第1貫通孔の周囲および前記第2側板の前記一方側の側面における前記第2貫通孔の周囲には、プレス加工によるバリ面が形成され、前記第1側板の前記他方側の側面における前記第1貫通孔の周囲および前記第2側板の前記他方側の側面における前記第2貫通孔の周囲には、プレス加工によるダレ面が形成されており、前記感光ドラムは、円筒状のドラム本体と、前記ドラム本体の前記一方側の端部に嵌合されるフランジ部材と、前記ドラム本体内に配置されるアース部材とを備え、前記シャフトは、前記フランジ部材を貫通して、その一端部が前記フランジ部材よりも前記一方側に突出し、その他端部が前記アース部材に当接し、前記第1軸受部材は、前記シャフトの前記一端部を保持するシャフト保持部と、前記フランジ部材を保持するフランジ保持部と、前記第1側板の内側面に当接する第1鍔部と、前記第1側板の外側面に係止される爪部とを有し、前記第1貫通孔に対して前記他方側から前記一方側に向けて圧入され、前記第2軸受部材は、 前記感光ドラムの前記他方側の端部を保持する他端側保持部と、前記第2側板の外側面に当接する第2鍔部とを有し、前記第2貫通孔に対して前記他方側から前記一方側に向けて圧入されていることを特徴としている。
た、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔の内面は、4つの直線部を有し、前記4つの直線部は、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔内に仮想的に設定される仮想円に接し、前記仮想円の中心に対して等角度間隔で配置され、前記第1軸受部材は、前記仮想円の径よりも大きな径を有し、前記第1貫通孔に挿入される第1挿入部を有し、前記第2軸受部材は、前記仮想円の径よりも大きな径を有し、前記第2貫通孔に挿入される第2挿入部を有していることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔の内面は、互いに直交する2つの直線部を連結し、前記仮想円の径方向外側に向けて膨出する4つの湾曲部を含むことを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の発明において、4つの前記直線部は、前記感光ドラムの並列方向に延びる2つの横直線部と、前記並列方向および前記軸線方向と直交する方向に延びる2つの縦直線部とを含むことを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、画像形成装置であって、装置本体と、前記装置本体に対して着脱可能に装着される、請求項1〜のいずれか一項に記載のタンデム型感光体ユニットとを備えていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記感光ドラムを前記他方側から前記一方側に向けて押圧する押圧部材を備え、前記押圧部材により前記感光ドラムが受ける力は、前記アース部材から前記シャフトが受ける力よりも大きいことを特徴としている。
請求項1およびに記載の発明によれば、タンデム型感光体ユニットの第1側板および第2側板には、それぞれ第1貫通孔および第2貫通孔が互いに対向する位置に形成されている。第1貫通孔および第2貫通孔には、それぞれ第1軸受部材および第2軸受部材が嵌合されている。感光ドラムは、その一方側の端部が第1軸受部材を介して第1側板に支持され、他方側の端部が第2軸受部材を介して第2側板に支持される。第1軸受部材は、第1側板の内側面に当接する第1鍔部を有している。一方、第2軸受部材は、第2側板の外側面に当接する第2鍔部を有している。
これにより、たとえば、感光ドラムの一方側の端部に第1軸受部材が取り付けられ、第1軸受部材が第1側板の第1貫通孔に嵌合された後、第2軸受部材が第2側板の第2貫通孔に嵌合されて、感光ドラムの他方側の端部が第2軸受部材に保持されることにより、第1側板および第2側板に対する感光ドラムの取り付けが達成される。
また、第2側板の第2貫通孔から第2軸受部材が取り外されることにより、感光ドラムの他方側の端部の固定が解除されるので、感光ドラムおよび第1軸受部材を第1側板の第1貫通孔から一体的に取り外すことができる。そのため、1つの感光ドラムを交換するために、第1側板および第2側板による残りの感光ドラムの保持を解除する必要がない。その結果、感光ドラムの交換を容易に行うことができる。
また、感光ドラムのドラム本体内には、アース部材が配置されている。感光ドラムの中心軸線上には、シャフトが配置されている。シャフトは、フランジ部材を貫通して、その一端部がフランジ部材よりも一方側に突出し、その他端部がアース部材に当接している。これにより、感光ドラムのドラム本体をアース部材およびシャフトを介して接地することができる。
また、第1軸受部材は、爪部を有している。爪部は、第1側板の外側面に係止される。これにより、第1軸受部材は、第1鍔部と爪部とによって第1側板を挟み込んだ状態で固定される。その結果、第1貫通孔から第1軸受部材が脱落するのを防止することができる。
また、第1側板および第2側板は、金属材からなる。そして、第1貫通孔および第2貫通孔は、それぞれ第1側板および第2側板に対して同一のプレス型を用いたプレス加工により形成される。そのため、第1側板の第1貫通孔と第2側板の第2貫通孔とを同じ精度で形成することができる。また、第1側板用のプレス型と第2側板用のプレス型とを個別に用意する必要がないので、第1側板および第2側板の加工コストを低減することができる。
また、第1貫通孔および第2貫通孔は、それぞれ第1側板および第2側板を他方側から打ち抜くことにより形成される。これにより、第1側板の第1貫通孔の内面と第1側板の内側面とがなす角部が湾曲し、いわゆるダレ面となる。そのため、第1貫通孔に対して第1側板の内側面側から第1軸受部材をスムーズに嵌合させることができる。また、第2側板の第2貫通孔の内面と第2側板の外側面とがなす角部が湾曲し、いわゆるダレ面となる。そのため、第2貫通孔に対して第2側板の外側面側から第2軸受部材をスムーズに嵌合させることができる。
請求項に記載の発明によれば、第1貫通孔および第2貫通孔の内面は、それぞれ4つの直線部を有している。この4つの直線部は、第1貫通孔および第2貫通孔内に仮想的に設定される仮想円に接し、その仮想円の中心に対して等角度間隔で配置されている。すなわち、第1貫通孔および第2貫通孔は、4つの直線部を有する略四角形状に形成されている。
第1軸受部材は、第1貫通孔に挿入される第1挿入部を有している。第1挿入部は、第1貫通孔内に仮想的に設定される仮想円の径よりも大きな径の外周面を有している。これにより、第1挿入部が第1貫通孔に挿入されると、第1挿入部の外周面が4つの直線部に沿って変形し、第1貫通孔の各直線部に対して圧接する。よって、第1軸受部材を第1貫通孔に対してガタのない状態で嵌合させることができる。
また、タンデム型感光体ユニットに温度変化が生じ、第1軸受部材と第1側板との膨張量の差に起因する応力が第1軸受部材に加わったときに、第1軸受部材における第1挿入部と直線部との接触部分以外の部分が変形することにより、その応力を吸収することができる。その結果、第1軸受部材の破損を防止することができる。
また、第1挿入部の内面には、第1挿入部の変形に伴って、4つの直線部と平行な4つの内側直線部が形成される。第1挿入部に保持される感光ドラムの一端部(フランジ部材)は、4つの内側直線部のいずれかに当接し、支持される。その結果、感光ドラムの一端部を精度よく位置決めすることができる。
また、第2軸受部材は、第2貫通孔に挿入される第2挿入部を有している。第2挿入部は、第2貫通孔内に仮想的に設定される仮想円の径よりも大きな径の外周面を有している。これにより、第2挿入部が第2貫通孔に挿入されると、第2挿入部の外周面が4つの直線部に沿って変形し、第2貫通孔の各直線部に対して圧接する。よって、第2軸受部材を第2貫通孔に対してガタのない状態で嵌合させることができる。
また、タンデム型感光体ユニットに温度変化が生じ、第2軸受部材と第2側板との膨張量の差に起因する応力が第2軸受部材に加わったときに、第2軸受部材における第2挿入部と直線部との接触部分以外の部分が変形することにより、その応力を吸収することができる。その結果、第2軸受部材の破損を防止することができる。
また、第2挿入部の内面には、第2挿入部の変形に伴って、4つの直線部と平行な4つの内側直線部が形成される。第2挿入部に保持される感光ドラムの他端部は、4つの内側直線部のいずれかに当接し、支持される。その結果、感光ドラムの他端部を精度よく位置決めすることができる。
請求項に記載の発明によれば、第1貫通孔および第2貫通孔の内面は、それぞれ4つの湾曲部を含んでいる。各湾曲部は、互いに直交する2つの直線部を連結し、仮想円の径方向外側に向けて膨出している。これにより、第1貫通孔および第2貫通孔内には、それぞれ第1軸受部材および第2軸受部材と4つの湾曲部との間にスペースが生じる。そのため、第1軸受部材および第2軸受部材が仮想円の径方向外側に変形した場合に、それらの変形をスペース内に許容することができるので、第1軸受部材および第2軸受部材の破損を一層防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、4つの直線部は、感光ドラムの並列方向に延びる2つの横直線部と、並列方向および軸線方向と直交する方向に延びる2つの縦直線部とを含む。そのため、各第1貫通孔および各第2貫通孔の2つの横直線部を感光ドラムの並列方向に延びる2本の直線上に配置することにより、各第1貫通孔および各第2貫通孔を上下方向において同じ位置に形成することができる。その結果、第1貫通孔および第2貫通孔にそれぞれ第1軸受部材および第2軸受部材を介して保持される感光ドラムを、上下方向において同じ位置に配置することができる。
また、各第1貫通孔および各第2貫通孔における感光ドラムの並列方向の一方側の縦直線部を、その並列方向に互いに一定間隔を空けて形成することにより、各第1貫通孔および第2貫通孔を並列方向において等間隔に形成することができる。そのため、第1貫通孔および第2貫通孔にそれぞれ第1軸受部材および第2軸受部材を介して保持される感光ドラムのドラム間ピッチを一定にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、押圧部材は、感光ドラムを他方側から一方側に向けて押圧する。そして、感光ドラムが押圧部材から受ける力は、シャフトがアース部材から受ける力よりも大きい。
感光ドラムが押圧部材により押圧される方向は、第1軸受部材の第1鍔部が第1側板の内側面に当接する方向、および第2軸受部材の第2鍔部が第2側板の外側面に当接する方向と同じである。そのため、押圧部材によって感光ドラムが押圧されると、感光ドラムを介して、第1軸受部材および第2軸受部材がそれぞれ第1側板および第2側板に向けて押圧されるので、第1軸受部材および第2軸受部材がそれぞれ第1側板および第2側板に対して傾くことがないため、感光ドラムを安定して支持することができる。
以下では、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
1.プリンタ
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す側断面図である。なお、方向について言及する場合には、図示した方向矢印を参照する(他の図についても同様)。ここで、左右方向と幅方向とは同じであり、上下方向と垂直方向とは同じである。そして、水平方向は、幅方向および前後方向を含んでいる。
プリンタ1は、タンデム型のカラーレーザプリンタである。プリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2の一方側面には、フロントカバー3が開閉可能に設けられている。
本体ケーシング2内には、タンデム型感光体ユニットの一例としてのドラムユニット4が備えられている。ドラムユニット4は、フロントカバー3が開かれた状態で、本体ケーシング2の前面に形成される着脱口を介して、本体ケーシング2内に対して装着および離脱可能である。
ドラムユニット4には、4つの感光ドラム5が、回転自在な状態で、前後方向に沿って並列配置されている。各感光ドラム5には、スコロトロン型の帯電器6および現像ローラ7が対向配置されている。また、各感光ドラム5には、現像ローラ7を保持し、トナー(現像剤)を収容する現像カートリッジ8が隣接配置されている。現像カートリッジ8は、ドラムユニット4に対して着脱可能に構成されている。現像ローラ7の表面には、現像カートリッジ8のトナーが担持される。
各感光ドラム5の表面は、帯電器6によって一様に帯電された後、本体ケーシング2の上部に設けられたスキャナユニット9から出射されたレーザビーム(図示破線矢印参照)によって露光される。これにより、各感光ドラム5の表面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。各感光ドラム5の静電潜像は、各感光ドラム5に対応する現像ローラ7の表面に担持されるトナーによって可視像化され、各感光ドラム5の表面上には、トナー像が形成される。ここで、各現像カートリッジ8に収容されたトナーの色は、各現像カートリッジ8に応じて異なるので、各感光ドラム5のトナー像の色は、各感光ドラム5に応じて異なる。
用紙Sは、本体ケーシング2の底部に配置された給紙カセット10に、上下方向に積層された状態で収容されている。給紙カセット10に収容された用紙Sのうち、最上位の用紙Sは、給紙カセット10の前端部に上方から臨むように設けられた給紙ローラ11によって前側へ繰り出される。繰り出された用紙Sは、前側から後側に方向を変えながら上昇する。
上昇した用紙Sは、1対のレジストローラ12の間に進入する。1対のレジストローラ12は、用紙Sを、所定のタイミングで、後側の搬送ベルト13へ向けて送り出す。
搬送ベルト13は、無端状であり、その内側領域には、4本の転写ローラ14が配置されている。4本の転写ローラ14は、前後方向に沿って並列配置されており、各転写ローラ14は、対応する感光ドラム5に対して、搬送ベルト13の上側部分を挟んで下から対向している。
1対のレジストローラ12から送り出された用紙Sは、搬送ベルト13の上側部分に受け渡される。そして、搬送ベルト13は、図1における時計回りの方向へ周回移動することによって、その上側部分において、用紙Sを後側へ搬送する。各感光ドラム5の表面上のトナー像は、転写ローラ14に印加された転写バイアスによって、搬送ベルト13によって搬送されてきた用紙S上に転写され、順次重ね合わされる。ここで、各感光ドラム5に応じて各感光ドラム5のトナー像の色が異なることから、4色分のトナー像が用紙S上で重ね合わされることで、用紙Sには、カラー画像が形成される。
カラー画像が形成された用紙Sは、搬送ベルト13によって、後側の定着部15に搬送される。ここで、用紙S上に転写された各感光ドラム5のトナー像は、定着部15で熱定着される。その後、用紙Sは、搬送ローラ16によって搬送されることによって、後側から前側に方向を変えながら上昇し、本体ケーシング2上部の排紙トレイ17に排出される。
2.ドラムユニット
図2は、ドラムユニットの右前側上方から見た斜視図であり、1つの現像カートリッジが装着され、その他の現像カートリッジが離脱された状態を示す。図3は、ドラムユニットの平面図であり、ドラムユニットから1対の外側板を取り外した状態を示す。
図2に示すように、ドラムユニット4は、4つの感光ドラム5、4つの現像カートリッジ8、4つのドラムサブユニット20、フロントビーム21、リヤビーム22、1対の第1側板の一例としての第1内側板24および第2側板の一例としての第2内側板25、ならびに1対の第1外側板27および第2外側板28が一体となって、本体ケーシング2(図1参照)内に対してスライド自在に着脱される。
(1)ドラムサブユニット
4つのドラムサブユニット20は、第1内側板24および第2内側板25間において、前後方向に間隔を空けて配置されている。各ドラムサブユニット20は、樹脂からなり、幅方向に細長く、前側下方に開放された略三角柱状に成形されている。各ドラムサブユニット20には、図1に示す帯電器6と、感光ドラム5の表面のクリーニングのためのクリーニング部材(図示せず)が保持されている。
(2)フロントビーム
フロントビーム21は、樹脂からなる。フロントビーム21は、1対の第1内側板24および第2内側板25の前端部間に架設されている。
フロントビーム21は、支持軸29を保持している。支持軸29は、フロントビーム21を幅方向に沿って貫通するように配置され、フロントビーム21から幅方向外方に突出し、さらに第1内側板24および第2内側板25、ならびに第1外側板27および第2外側板28を貫通して幅方向外方に突出している。
フロントビーム21の前面における幅方向中央部には、手前側把持部30が一体的に形成されている。手前側把持部30は、平面視略コ字状をなし、その各遊端部がフロントビーム21に連結されている。
(3)リヤビーム
リヤビーム22は、樹脂からなる。リヤビーム22は、1対の第1内側板24および第2内側板25の後端部間に架設されている。
リヤビーム22の上面における幅方向中央部には、奥側把持部31が一体的に形成されている。奥側把持部31は、背面視略U字状をなし、その各遊端部がリヤビーム22に連結され、後側下方から前側上方に傾斜して、リヤビーム22から斜め上方に突出するように設けられている。
(4)内側板
図4は、第2内側板の右前側上方から見た斜視図である。
右側の第1内側板24および左側の第2内側板25は、同一のプレス型を用いた金属板のプレス加工により作製され、同一の形状を有している。なお、以下では、第2内側板25を取り上げて、その構成について説明する。
図3および図4に示すように、第2内側板25は、前後方向に延びる略細長矩形板状に形成されている。第2内側板25の前端部および後端部は、それぞれフロントビーム21およびリヤビーム22に対して左右方向において対向している。
第2内側板25の前端部は、前側上方に向けて延びている。この第2内側板25の前端部には、支持軸29が挿通される支持軸挿通孔51が貫通形成されている。
第2内側板25の後端部は、側面視略L字状に形成されている。より具体的には、第2内側板25の後端部は、後側上方に向けて傾斜し、さらに上方に向けて延びる形状に形成されている。
また、第2内側板25の後端部には、その後端縁から略V字状に切り欠いた形状の切欠部53が形成されている。具体的には、切欠部53は、側面視で前後方向に延びる上端縁と、前側上方に一定勾配で傾斜する下端縁と、上端縁の前端と下端縁の前端とを連結する前端縁とを有する形状に形成されている。切欠部53は、図1に示すように、ドラムユニット4が本体ケーシング2に対して装着された状態で、本体ケーシング2内における後側に幅方向にわたって架設された本体基準軸34を受け入れて、その本体基準軸34に上方および前方から当接する。
(4−1)ドラム支持孔
図5は、内側板におけるドラム支持孔の周辺部分の拡大図である。
第2内側板25には、4つの第1貫通孔および第2貫通孔の一例としてのドラム支持孔32が形成されている。ドラム支持孔32は、第2内側板25における前端部と後端部との間において、前後方向に互いに一定間隔を空けて形成されている。
図5に示すように、ドラム支持孔32の内面は、4つの直線部60と、4つの湾曲部61とを有している。
4つの直線部60は、ドラム支持孔32内に仮想的に設定される仮想円62(図5に破線で示す)に接し、仮想円62の中心に対して等角度間隔で配置されている。より具体的には、4つの直線部60は、上下方向に延び、前後方向に互いに対向する2つの縦直線部63と、前後方向に延び、上下方向に互いに対向する2つの横直線部64とからなる。
4つの湾曲部61は、互いに直交する2つの直線部60を連結し、仮想円62の径方向外側に向けて膨出した形状に形成されている。これにより、ドラム支持孔32は、側面視において、各頂点が丸みを帯びた略四角形状に形成されている。
また、各ドラム支持孔32は、第1内側板24および第2内側板25がその左方から打ち抜き加工されることにより形成される。そのため、第1内側板24の内側面におけるドラム支持孔32の周囲の部分および第2内側板25の外側面におけるドラム支持孔32の周囲の部分は、いわゆるダレ面となっている。一方、第1内側板24の外側面におけるドラム支持孔32の周囲の部分および第2内側板25の内側面におけるドラム支持孔32の周囲の部分は、いわゆるバリ面となっている。
(4−2)係止溝
第2内側板25の下端縁において、各ドラム支持孔32の下側の位置には、第1軸受係止溝70およびクリップ係止溝71が形成されている。
第1軸受係止溝70は、ドラム支持孔32の中心と上下方向に重なる位置において、第2内側板25をその下端縁から略矩形状に切り欠いた形状に形成されている。
クリップ係止溝71は、軸受係止溝70に対して前方の位置および後方の位置において、第2内側板25をその下端縁から切り欠いた形状に形成されている。
また、第2内側板25における各ドラム支持孔32の上側の位置には、第2軸受係止孔72が形成されている。第2軸受係止孔72は、ドラム支持孔32の中心に対して第1軸受係止溝70と点対称となる位置に、内側板23を貫通する角孔として形成されている。(5)外側板
図2に示すように、1対の第1外側板27および第2外側板28は、たとえば、繊維強化樹脂からなる。第1外側板27および第2外側板28は、第1内側板24および第2内側板25と比較して、上下方向に幅広かつ前後方向にほぼ同じ長さを有する側面視略細長矩形板状に形成されている。第1外側板27および第2外側板28の前端部および後端部は、それぞれフロントビーム21およびリヤビーム22に対して左右方向において対向している。
第1外側板27および第2外側板28の前端部は、第1外側板27および第2外側板28の途中部よりも上下方向に幅狭に形成されており、それらの下端縁が前側上方に向けて傾斜している。また、第1外側板27および第2外側板28の後端部は、第1外側板27および第2外側板28の途中部よりも上下方向に幅狭に形成されており、それらの下端縁が後側上方に向けて傾斜している。
第1外側板27および第2外側板28の後端部には、第1内側板24および第2内側板25の切欠部53(図4参照)と幅方向に対向する位置に、切欠部53とほぼ同じ形状の切欠部33が形成されている。切欠部33は、ドラムユニット4が本体ケーシング2に対して装着された状態で、本体基準軸34に干渉しない。
(6)感光ドラム
図6は、図3に示すドラムユニットをVI−VI線で切断したときの断面図である。また、図7は、感光ドラムの一部および第1軸受部材を示す斜視図である。
感光ドラム5は、図6に示すように、円筒状のドラム本体80と、ドラム本体80の両端部にそれぞれ相対回転不能に嵌合される2つのフランジ部材81とを備えている。
ドラム本体80は、その最表層が正帯電性の感光層により形成される。
ドラム本体80内における右側端部には、アース部材82およびシャフト83が配置されている。
アース部材82は、たとえば、りん青銅などの金属材からなり、図7に示すように、ドラム本体80の周方向に沿って延びる円環板状の本体部84と、本体部84の内側に配置される弾性部85とを備えている。
本体部84の外周縁には、4つの爪86が等角度間隔で配置されている。各爪85は、ドラム本体80の内面に当接している。
弾性部85は、その一端が本体部84に接続され、他端がドラム本体80の中心軸線に向けて渦巻き状に延びている。
シャフト83は、金属材からなり、ドラム本体80の中心軸線上に配置されている。シャフト83の右端部は、図6に示すように、次に述べるフランジ部材81を貫通し、フランジ部材81よりも右方に突出している。また、シャフト83の左端部は、弾性部85の渦中心に挿通され、弾性部85と接触している。
フランジ部材81は、樹脂材料からなり、ドラム本体80の両端部に、その一部が挿入されている。左側のフランジ部材81の左側端面には、本体ケーシング2内に設けられた後述する駆動伝達部105(図2参照)が結合される結合溝(図示せず)が設けられている。これにより、図1に示すように、ドラムユニット4が本体ケーシング2内に装着された状態で、感光ドラム5に駆動伝達部からの駆動力が伝達され、感光ドラム5を回転駆動させることができる。また、フランジ部材81は、第1内側板24および第2内側板25に形成されたドラム保持孔32の径よりも小さい外径を有している。
右側のフランジ部材81は、第1軸受部材90によって、第1内側板24に対して回転可能に支持されている。また、左側のフランジ部材81は、第2軸受部材91によって、第2内側板25に対して回転可能に支持されている。
(7)軸受部材
図8は、感光ドラムの一部および第1軸受部材を示す斜視図である。また、図9は、第2軸受部材を示す斜視図である。
(7−1)第1軸受部材
第1軸受部材90は、樹脂材料から形成され、図7および図8に示すように、円筒状に形成されたフランジ保持部および第1挿入部の一例としての円筒部92と、円筒部92の内側において、円筒部92と同方向に延びる円筒状のシャフト保持部93と、円筒部92の左側の周端縁から外方へ広がる円環板状の第1鍔部94とを一体的に備えている。
円筒部92は、第1内側板24に形成されたドラム保持孔32(図4参照)の内周面よりもわずかに大きな外径を有し、右側のフランジ部材81の外周面よりもわずかに大きな内径を有している。円筒部92の右側端面には、円筒部92の右端部を封止する封止部95が円筒部92と一体的に形成されている。封止部95の中心には、シャフト83の外周面とほぼ同じ径のシャフト貫通孔96が形成されている。
シャフト保持部93は、シャフト83の外周面とほぼ同じ内径を有している。また、シャフト保持部93の右端部は、封止部95の左側面において、シャフト貫通孔96の周囲の部分に接続されている。これにより、シャフト保持部93にシャフト83が圧入または一体成形等の方法により保持されると、シャフト83の右端部は、封止部95のシャフト貫通孔96を介して、封止部95(第1軸受部材90)よりも右方に突出される。
第1鍔部94の外周縁には、第1鍔部94から右方に突出する2つの爪部の一例としての係止部97が互いに対向する位置に形成されている。係止部97は、その先端が円筒部92の中心に向けて屈曲された鉤状に形成されている。
(7−2)第2軸受部材
第2軸受部材91は、樹脂材料から形成され、図9に示すように、円筒状に形成された他端側保持部および第2挿入部の一例としての円筒部98と、円筒部98の左側の周端縁から外方に広がる円環板状の第2鍔部99とを一体的に備えている。
円筒部98は、第2内側板25に形成されたドラム保持孔32(図4参照)の内周面よりもわずかに大きな外径を有し、左側のフランジ部材81の外周面よりもわずかに大きな内径を有している。
(8)ドラムユニットに対する感光ドラムの取り付け
図10は、ドラムユニットの左前側下方から見た斜視図であり、ドラムユニットに対して1つの感光ドラムが取り付けられる途中の状態において、感光ドラムの左端部が第2内側板のドラム支持孔に挿通された状態を示す。また、図11は、ドラムユニットの左前側下方から見た斜視図であり、ドラムユニットに対して1つの感光ドラムが取り付けられる途中の状態において、感光ドラムの右端部が第1内側板のドラム支持孔に対向する位置に配置された状態を示す。また、図12は、ドラムユニットの左前側下方から見た斜視図であり、ドラムユニットに対して1つの感光ドラムが取り付けられる途中の状態において、感光ドラムの左側端部が第1内側板に位置決めされた状態を示す。また、図13は、内側板におけるドラム支持孔の周辺部分を拡大した図解的な断面図であり、ドラム支持孔に第1軸受部材が挿通された状態を示す。また、図14は、ドラムユニットの右前側上方から見た斜視図であり、1対の外側板の取り付け途中の状態を示す。
ドラムユニット4に対する感光ドラム5の取り付けは、図10に示すように、4つのドラムサブユニット20、フロントビーム21、リヤビーム22および1対の内側板23(第1内側板24および第2内側板25)が組み立てられた状態で行われる。
具体的には、まず、4つのドラムサブユニット20が前後方向に一定間隔を空けて配置される。そして、最前方のドラムサブユニット20に対して前方に間隔を空けて、フロントビーム21が配置される。また、最後方のドラムサブユニット20に対して後方にわずかな間隔を空けて、リヤビーム22が配置される。
その後、フロントビーム21、4つのドラムサブユニット20およびリヤビーム22の右側に第1内側板24が配置されるとともに、それらの左側に第2内側板25が配置される。そして、図示しない複数のねじを介して、フロントビーム21、4つのドラムサブユニット20およびリヤビーム22に対し、各内側板23が組み付けられる。
フロントビーム21、4つのドラムサブユニット20およびリヤビーム22に対して、各内側板23が組み付けられた後、感光ドラム5の取り付けが行われる。なお、図10〜図14に示す各図では、図面の煩雑化を回避するために、1つの感光ドラム5のみを図示している。
まず、図10に示すように、感光ドラム5の右側端部に第1軸受部材90が装着される。具体的には、図7に示すように、右側のフランジ部材81が円筒部92の内側に挿入される。また、シャフト83の左端部がアース部材82の弾性部85と接触している。
その後、感光ドラム5の左側端部(左側のフランジ部材81)が、第2内側板25のドラム支持孔32に対して傾いた姿勢で下方から挿入される。具体的には、感光ドラム5は、その左側端部が相対的に上方に向けられ、その右側端部が相対的に下方に向けられるように傾いた姿勢をなしている。フランジ部材81の外径がドラム支持孔32の径よりも小さいため、左側のフランジ部材81は、ドラム支持孔32に対してスムーズに挿通される。
そして、図11に示すように、左側のフランジ部材81がドラム支持孔32に対して挿通されたままの状態で、感光ドラム5の姿勢が幅方向に平行な姿勢にされる。具体的には、感光ドラム5の左端部(左側のフランジ部材81)が挿通されている第2内側板25のドラム支持孔32(図11における前側から2つめのドラム支持孔32)と幅方向に対向する第1内側板24のドラム支持孔32と対向する位置に感光ドラム5の右端部が配置される。これにより、感光ドラム5の軸線方向と幅方向とが一致する。この状態で、左側のフランジ部材81は、第2内側板25のドラム支持孔32から左方に向けて露出している。
次に、感光ドラム5が全体的に右方に移動され、第1内側板24のドラム支持孔32に対して、感光ドラム5の右端部に装着された第1軸受部材90が嵌合される。具体的には、図13に示すように、第1軸受部材90の円筒部92の外周面がドラム支持孔32の4つの直線部60に沿って変形した状態で、ドラム支持孔32に挿入される。この状態で、円筒部92の外周面と湾曲部61との間には、隙間が形成されている。また、円筒部92の内周面には、円筒部92の変形に伴って、4つの直線部60と平行な4つの内側直線部100が形成される。円筒部92に保持される感光ドラム5の右側のフランジ部材81は、4つの内側直線部100のいずれかに当接し、回転可能に支持される。これにより、感光ドラム5の右端部が位置決めされる。
この状態で、第1軸受部材90の第1鍔部94は、第1内側板24の内側面(左側面)に当接している。また、第1鍔部94の2つの係止部97が、第1内側板24の第1軸受係止溝70および第2軸受係止孔72に係止される。
その後、図12に示すように、第2内側板25および感光ドラム5の左端部(左側のフランジ部材81)に対して、第2軸受部材91が装着される。具体的には、第2内側板25のドラム支持孔32から露出した左側のフランジ部材81の外周面とドラム支持孔32との間に、第2軸受部材91の円筒部98(図9参照)が挿入される。すなわち、第1軸受部材90と同様に、第2軸受部材91の円筒部98の外周面がドラム支持孔32の4つの直線部60に沿って変形した状態で、ドラム支持孔32に挿入される。この状態で、円筒部98の外周面と湾曲部61との間には、隙間が形成されている。また、円筒部98の内周面には、円筒部98の変形に伴って、4つの直線部60と平行な4つの内側直線部が形成される。円筒部98に保持される感光ドラム5の左側のフランジ部材81は、4つの内側直線部のいずれかに当接し、回転可能に支持される。この状態で、第2軸受部材91の第2鍔部99は、第2内側板25の外側面(左側面)に当接している。これにより、感光ドラム5の左端部が位置決めされる。
そして、シャフト83における第1軸受部材90の封止部95(図8参照)よりも右側に突出した部分にクリップ部材101が取り付けられる。クリップ部材101は、略コ字状に形成され、その各遊端部が屈曲されて、図13に示すように、第1内側板90のクリップ係止溝71にそれぞれ係止される。これにより、ドラムユニット4に対する感光ドラム5の取り付けが完了する。
4つの感光ドラム5の取り付けが完了した後は、図14に示すように、各内側板23の幅方向外側に、外側板26が配置される。そして、図示しないねじを介して、第1内側板24および第2内側板25、フロントビーム21、4つのドラムサブユニット20、ならびにリヤビーム22に対して、第1外側板27および第2外側板28が組み付けられる。これにより、ドラムユニット4の組み立てが完了する。
3.感光ドラムの接地
図6に示すように、感光ドラム5内には、アース部材82およびシャフト83が備えられている。前述したように、アース部材82の爪86が感光ドラム5のドラム本体80の内面に接しており、アース部材82とシャフト83とが接触していることにより、感光ドラム5とシャフト83とは、電気的に接続されている。また、図12に示すように、シャフト83の右端部には、クリップ部材101が取り付けられている。クリップ部材101の各遊端部が第1内側板24のクリップ係止溝71にそれぞれ係止されているため、シャフト83と第1内側板24とは、電気的に接続されている。すなわち、感光ドラム5のドラム本体80は、アース部材82、シャフト83およびクリップ部材101を介して、第1内側板24に対して電気的に導通可能に接続されている。
図1に示すように、本体ケーシング2内にドラムユニット4が装着された状態では、第1内側板24および第2内側板25の切欠部53(図4参照)に本体基準軸34が入り込み、本体基準軸34を介して、第1内側板24および第2内側板25を接地することができる。また、第1内側板24と感光ドラム5とがアース部材82、シャフト83およびクリップ部材101を介して電気的に接続されているため、アース部材82、シャフト83、クリップ部材101、第1内側板24および本体基準軸34を介して、感光ドラム5を接地することができる。
4.本体ケーシング
(1)ドラムユニットの本体ケーシング内に対する着脱
図1を参照して、ドラムユニット4の本体ケーシング2内に対する装着の際には、まず、本体ケーシング2のフロントカバー3が開かれる。そして、ドラムユニット4が後方へ移動されることにより、ドラムユニット4が本体ケーシング2内へ案内される。そして、第1内側板24および第2内側板25の切欠部53(図4参照)が本体基準軸34に当接すると、それ以上のドラムユニット4の押し込みが規制される。これにより、ドラムユニット4の本体ケーシング2内に対する装着が完了する。
尚、ドラムユニット4の本体ケーシング2からの離脱は、上述の逆となる。
(2)感光ドラムに対する駆動力の入力
図2に示すように、本体ケーシング2内にドラムユニット4が装着された状態で、各感光ドラム5の左端部と幅方向に対向する位置には、感光ドラムに駆動力を伝達するための押圧部材の一例としての駆動伝達部105がそれぞれ配置されている。各駆動伝達部105は、ドラムユニット4が本体ケーシング2内に装着された後、右方へと進出し、各左側のフランジ部材81の左端面に設けられた結合溝(図示せず)に接続される。これにより、各感光ドラム5に対して駆動伝達部105から駆動力を伝達させることができ、各感光ドラム5を回転駆動させることができる。
また、各駆動伝達部105が各フランジ部材81の結合溝に接続された後、各駆動伝達部105は、さらに右方へと進出する。これにより、各フランジ部材81を介してドラムユニット4が全体的に右方へと移動される。これにより、ドラムユニット4の幅方向の位置決めが達成される。このとき、各駆動伝達部105により感光ドラム5(ドラムユニット4)が受ける力は、図7に示すアース部材82からシャフト83が受ける力よりも大きい。
5.作用効果
以上のように、ドラムユニット4の第1内側板24および第2内側板25には、それぞれドラム支持孔32が互いに対向する位置に形成されている。各ドラム支持孔32には、それぞれ第1軸受部材90および第2軸受部材91が嵌合されている。感光ドラム5は、その右端部が第1軸受部材90を介して第1内側板24に支持され、左端部が第2軸受部材91を介して第2内側板25に支持される。第1軸受部材90は、第1内側板24の内側面に当接する第1鍔部94を有している。一方、第2軸受部材91は、第2内側板25の外側面に当接する第2鍔部99を有している。
これにより、感光ドラム5の一方側の端部に第1軸受部材90が取り付けられ、第1軸受部材90が第1内側板24のドラム支持孔32に嵌合された後、第2軸受部材91が第2内側板25のドラム支持孔32に嵌合されて、感光ドラム5の他方側の端部が第2軸受部材91に保持されることにより、第1内側板24および第2内側板25に対する感光ドラム5の取り付けが達成される。
また、第2内側板25のドラム支持孔32から第2軸受部材91が取り外されることにより、感光ドラム5の他方側の端部の固定が解除されるので、感光ドラム5および第1軸受部材90を第1内側板24のドラム支持孔32から一体的に取り外すことができる。そのため、1つの感光ドラム5を交換するために、第1内側板24および第2内側板25による残りの感光ドラム5の保持を解除する必要がない。その結果、感光ドラム5の交換を容易に行うことができる。
また、感光ドラム5のドラム本体80内には、アース部材82が配置されている。感光ドラム580の中心軸線上には、シャフト83が配置されている。シャフト83は、フランジ部材81を貫通して、その右端部がフランジ部材81よりも右側に突出し、その左端部がアース部材82に当接している。これにより、感光ドラム5のドラム本体80をアース部材82およびシャフト83を介して接地することができる。
また、第1軸受部材90は、係止部97を有している。係止部97は、第1内側板24の第1軸受係止溝70および第2軸受係止孔72に係止される。これにより、第1軸受部材90は、第1鍔部94と係止部97とによって第1内側板24を挟み込んだ状態で固定される。その結果、ドラム支持孔32から第1軸受部材90が脱落するのを防止することができる。
また、第1内側板24および第2内側板25は、金属材からなる。そして、ドラム支持孔32は、それぞれ第1内側板24および第2内側板25に対して同一のプレス型を用いたプレス加工により形成される。そのため、第1内側板24のドラム支持孔32と第2内側板25のドラム支持孔32とを同じ精度で形成することができる。また、第1内側板24用のプレス型と第2内側板25用のプレス型とを個別に用意する必要がないので、第1内側板24および第2内側板25の加工コストを低減することができる。
また、ドラム支持孔32は、それぞれ第1内側板24および第2内側板25を左側から打ち抜くことにより形成される。これにより、第1内側板24のドラム支持孔32の内面と第1内側板24の内側面(左側面)とがなす角部が湾曲し、いわゆるダレ面となる。そのため、ドラム支持孔32に対して第1内側板24の内側面側から第1軸受部材90をスムーズに嵌合させることができる。また、第2内側板25のドラム支持孔32の内面と第2内側板25の外側面(左側面)とがなす角部が湾曲し、いわゆるダレ面となる。そのため、ドラム支持孔32に対して第2内側板25の外側面側から第2軸受部材91をスムーズに嵌合させることができる。
また、ドラム支持孔32の内面は、それぞれ4つの直線部60を有している。この4つの直線部60は、ドラム支持孔32内に仮想的に設定される仮想円62に接し、その仮想円62の中心に対して等角度間隔で配置されている。
第1軸受部材90は、ドラム支持孔32に挿入される円筒部92を有している。円筒部92は、ドラム支持孔32内に仮想的に設定される仮想円62の径よりも大きな径の外周面を有している。これにより、円筒部92がドラム支持孔32に挿入されると、円筒部92の外周面が4つの直線部60に沿って変形し、ドラム支持孔32の各直線部60に対して圧接する。よって、第1軸受部材90をドラム支持孔32に対してガタのない状態で嵌合させることができる。
また、ドラムユニット4に温度変化が生じ、第1軸受部材90と第1内側板24との膨張量の差に起因する応力が第1軸受部材90に加わったときに、第1軸受部材90における円筒部92と直線部60との接触部分以外の部分が変形することにより、その応力を吸収することができる。その結果、第1軸受部材90の破損を防止することができる。
また、円筒部92の内面には、円筒部92の変形に伴って、4つの直線部60と平行な4つの内側直線部100が形成される。円筒部92に保持される感光ドラム5の一端部(フランジ部材81)は、4つの内側直線部100のいずれかに当接し、回転可能に支持される。その結果、感光ドラム5の一端部を精度よく位置決めすることができる。
また、第2軸受部材91は、ドラム支持孔32に挿入される円筒部98を有している。円筒部98は、ドラム支持孔32内に仮想的に設定される仮想円62の径よりも大きな径の外周面を有している。これにより、円筒部98がドラム支持孔32に挿入されると、円筒部98の外周面が4つの直線部60に沿って変形し、円筒部98の外周面がドラム支持孔32の各直線部60に対して圧接する。よって、第2軸受部材91をドラム支持孔32に対してガタのない状態で嵌合させることができる。
また、ドラムユニット4に温度変化が生じ、第2軸受部材91と第2内側板25との膨張量の差に起因する応力が第2軸受部材91に加わったときに、第2軸受部材91における円筒部98と直線部60との接触部分以外の部分が変形することにより、その応力を吸収することができる。その結果、第2軸受部材91の破損を防止することができる。
また、円筒部98の内面には、円筒部98の変形に伴って、4つの直線部60と平行な4つの内側直線部が形成される。円筒部98に保持される感光ドラム5の他端部は、4つの内側直線部のいずれかに当接し、回転可能に支持される。その結果、感光ドラム5の他端部を精度よく位置決めすることができる。
また、各ドラム支持孔32の内面は、それぞれ4つの湾曲部61を含んでいる。各湾曲部61は、互いに直交する2つの直線部60を連結し、仮想円62の径方向外側に向けて膨出している。これにより、ドラム支持孔32内には、それぞれ第1軸受部材90および第2軸受部材91と4つの湾曲部61との間にスペースが生じる。そのため、第1軸受部材90および第2軸受部材91が仮想円62の径方向外側に変形した場合に、それらの変形をスペース内に許容することができるので、第1軸受部材90および第2軸受部材91の破損を一層防止することができる。
また、4つの直線部60は、前後方向に延びる2つの横直線部64と、上下方向に延びる2つの縦直線部63とを含む。そのため、各ドラム支持孔32の2つの横直線部64を前後方向に延びる2本の直線上に配置することにより、各ドラム支持孔32を上下方向において同じ位置に形成することができる。その結果、ドラム支持孔32にそれぞれ第1軸受部材90および第2軸受部材91を介して保持される感光ドラム5を、上下方向において同じ位置に配置することができる。
また、各ドラム支持孔32における前後方向の一方側の縦直線部63を、その前後方向に互いに一定間隔を空けて形成することにより、各ドラム支持孔32を前後方向において等間隔に形成することができる。そのため、ドラム支持孔32にそれぞれ第1軸受部材90および第2軸受部材91を介して保持される感光ドラム5のドラム間ピッチを一定にすることができる。
また、駆動伝達部105は、感光ドラム5を左側から右側に向けて押圧する。そして、感光ドラム5が駆動伝達部105から受ける力は、シャフト83がアース部材82から受ける力よりも大きい。
感光ドラム5が駆動伝達部105により押圧される方向は、第1軸受部材90の第1鍔部94が第1内側板24の内側面に当接する方向、および第2軸受部材91の第2鍔部99が第2内側板25の外側面に当接する方向と同じである。そのため、駆動伝達部105によって感光ドラム5が押圧されると、感光ドラム5を介して、第1軸受部材90および第2軸受部材91がそれぞれ第1内側板24および第2内側板25に向けて押圧されるので、第1軸受部材90および第2軸受部材91がそれぞれ第1内側板24および第2内側板25に対して傾くことがないため、感光ドラム5を安定して支持することができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図2は、ドラムユニットの右前側上方から見た斜視図であり、1つの現像カートリッジが装着され、その他の現像カートリッジが離脱された状態を示す。 図3は、ドラムユニットの平面図であり、ドラムユニットから1対の外側板を取り外した状態を示す。 図4は、第2内側板の右前側上方から見た斜視図である。 図5は、内側板におけるドラム支持孔の周辺部分の拡大図である。 図6は、図3に示すドラムユニットをVI−VI線で切断したときの断面図である。 図7は、感光ドラムの一部および第1軸受部材を示す斜視図である。 図8は、感光ドラムの一部および第1軸受部材を示す斜視図である。 図9は、第2軸受部材を示す斜視図である。 図10は、ドラムユニットの左前側下方から見た斜視図であり、ドラムユニットに対して1つの感光ドラムが取り付けられる途中の状態において、感光ドラムの左端部が第2内側板のドラム支持孔に挿通された状態を示す。 図11は、ドラムユニットの左前側下方から見た斜視図であり、ドラムユニットに対して1つの感光ドラムが取り付けられる途中の状態において、感光ドラムの右端部が第1内側板のドラム支持孔に対向する位置に配置された状態を示す。 図12は、ドラムユニットの左前側下方から見た斜視図であり、ドラムユニットに対して1つの感光ドラムが取り付けられる途中の状態において、感光ドラムの左側端部が第1内側板に位置決めされた状態を示す。 図13は、内側板におけるドラム支持孔の周辺部分を拡大した図解的な断面図であり、ドラム支持孔に第1軸受部材が挿通された状態を示す。 図14は、ドラムユニットの右前側上方から見た斜視図であり、1対の外側板の取り付け途中の状態を示す。
符号の説明
1 プリンタ
2 本体ケーシング
4 ドラムユニット
5 感光ドラム
24 第1内側板
25 第2内側板
32 ドラム支持孔
60 直線部
61 湾曲部
62 仮想円
63 縦直線部
64 横直線部
80 ドラム本体
81 フランジ部材
82 アース部材
83 シャフト
90 第1軸受部材
91 第2軸受部材
92 円筒部
93 シャフト保持部
94 第1鍔部
97 係止部
98 円筒部
99 第2鍔部
105 駆動伝達部

Claims (6)

  1. 互いに並列に配置される複数の感光ドラムと、
    各前記感光ドラムの中心軸線上に配置されるシャフトと、
    前記感光ドラムに対してその軸線方向における一方側に配置され、各前記感光ドラムと前記軸線方向に対向する位置に第1貫通孔が形成された、金属材からなる第1側板と、
    前記感光ドラムに対してその前記軸線方向における他方側において前記第1側板に対向配置され、各前記感光ドラムと前記軸線方向に対向する位置に第2貫通孔が形成された、金属材からなる第2側板と、
    各前記第1貫通孔に嵌合される、樹脂からなる第1軸受部材と、
    各前記第2貫通孔に嵌合される、樹脂からなる第2軸受部材とを備え、
    前記第1側板と前記第2側板とは、同一の形状をなし、
    前記第1側板の前記一方側の側面における前記第1貫通孔の周囲および前記第2側板の前記一方側の側面における前記第2貫通孔の周囲には、プレス加工によるバリ面が形成され、
    前記第1側板の前記他方側の側面における前記第1貫通孔の周囲および前記第2側板の前記他方側の側面における前記第2貫通孔の周囲には、プレス加工によるダレ面が形成されており、
    前記感光ドラムは、
    円筒状のドラム本体と、
    前記ドラム本体の前記一方側の端部に嵌合されるフランジ部材と、
    前記ドラム本体内に配置されるアース部材とを備え、
    前記シャフトは、前記フランジ部材を貫通して、その一端部が前記フランジ部材よりも前記一方側に突出し、その他端部が前記アース部材に当接し、
    前記第1軸受部材は、
    前記シャフトの前記一端部を保持するシャフト保持部と、
    前記フランジ部材を保持するフランジ保持部と、
    前記第1側板の内側面に当接する第1鍔部と
    前記第1側板の外側面に係止される爪部とを有し、
    前記第1貫通孔に対して前記他方側から前記一方側に向けて圧入され、
    前記第2軸受部材は、
    前記感光ドラムの前記他方側の端部を保持する他端側保持部と、
    前記第2側板の外側面に当接する第2鍔部とを有し
    前記第2貫通孔に対して前記他方側から前記一方側に向けて圧入されている、タンデム型感光体ユニット。
  2. 前記第1貫通孔および前記第2貫通孔の内面は、4つの直線部を有し、
    前記4つの直線部は、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔内に仮想的に設定される仮想円に接し、前記仮想円の中心に対して等角度間隔で配置され、
    前記第1軸受部材は、前記仮想円の径よりも大きな径を有し、前記第1貫通孔に挿入される第1挿入部を有し、
    前記第2軸受部材は、前記仮想円の径よりも大きな径を有し、前記第2貫通孔に挿入される第2挿入部を有している、請求項に記載のタンデム型感光体ユニット。
  3. 前記第1貫通孔および前記第2貫通孔の内面は、互いに直交する2つの直線部を連結し、前記仮想円の径方向外側に向けて膨出する4つの湾曲部を含む、請求項に記載のタンデム型感光体ユニット。
  4. 4つの前記直線部は、前記感光ドラムの並列方向に延びる2つの横直線部と、前記並列方向および前記軸線方向と直交する方向に延びる2つの縦直線部とを含む、請求項またはに記載のタンデム型感光体ユニット。
  5. 装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱可能に装着される、請求項1〜のいずれか一項に記載のタンデム型感光体ユニットとを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  6. 前記感光ドラムを前記他方側から前記一方側に向けて押圧する押圧部材を備え、
    前記押圧部材により前記感光ドラムが受ける力は、前記アース部材から前記シャフトが受ける力よりも大きい、請求項に記載の画像形成装置。
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