JP2963826B2 - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置及び画像形成装置

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JP2963826B2
JP2963826B2 JP5076457A JP7645793A JP2963826B2 JP 2963826 B2 JP2963826 B2 JP 2963826B2 JP 5076457 A JP5076457 A JP 5076457A JP 7645793 A JP7645793 A JP 7645793A JP 2963826 B2 JP2963826 B2 JP 2963826B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式を用いた複
写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に像担持体
等の被クリーニング体上の不要な現像剤を除去するクリ
ーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被クリーニング体上の不要な現像
剤の除去を行うクリーニング装置は、図5に示すよう
に、偏心カム51によって板バネ52が押圧され、この押圧
力によってブラシケース53が軸53aを中心に揺動し、該
ブラシケース53に回転可能に支持されているブラシ54が
被クリーニング体55に当接する。この状態で前記被クリ
ーニング体55上の現像剤が、不図示の回転駆動アクチュ
エータによって回転される前記ブラシ54に付着して吸引
負圧の付与されたブラシケース53の内部に取り込まれ
る。更に、前記ブラシ54に付着した現像剤は、被クリー
ニング体55とブラシ54との当接点の対向位置に当たるブ
ラシケース53内部に設けられたスクレーパブレード56に
よって剥離され、現像剤搬送路53bを経て不図示の吸引
機構内に取り込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ブラシケース53が揺動すると同時に現像剤搬
送路53bも軸53aを中心にして移動するため、不図示の
吸引機構のダクトに前記現像剤搬送路53bが摺動可能な
長穴57を設け、更に前記現像剤搬送路53bの先端にフラ
ンジ53b1を設けなければならず、この現像剤搬送路53b
と前記ダクトの長穴57との間に摺動摩耗が生じ、これに
よりトナー漏れや排気漏れが発生して装置の気密性が損
なわれるという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、前述したトナー
漏れや排気漏れを防止し、装置の気密性を保持すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の代表的なクリーニング装置の構成は、被クリ
ーニング体上の不要な現像剤を除去する回転円筒ブラシ
と、前記回転円筒ブラシを回転可能に支持し前記回転円
筒ブラシが前記被クリーニング体に接触・離間するよう
に揺動可能な筐体と、前記筐体を揺動可能に支持し前記
筐体内部に吸引負圧を付与する吸引機構とを有し、前記
筐体の揺動中心となる軸に現像剤の搬出口を設け、更に
前記現像剤搬出口を備えた筐体の揺動中心軸と前記吸引
機構との間に、前記筐体部位のスラスト圧受けの役目も
兼ねた潤滑性を有するシールドリングを設けたことを特
徴としている。
【0006】
【作用】前記構成に係るクリーニング装置にあっては、
前記回転円筒ブラシを有する筐体の揺動中心軸に前記吸
引機構とを連結する現像剤の搬出口を設け、更に前記現
像剤搬出口を備えた筐体の揺動中心軸と前記吸引機構と
の間に、前記筐体部位のスラスト圧受けの役目も兼ねた
潤滑性を有するシールドリングを設けているので、前記
結合部における摺動摩耗によるトナー漏れや排気漏れを
防止することができ、同時に装置の気密性を保持するこ
とができる。
【0007】
【実施例】
〔第1実施例〕次に本発明に係る画像形成装置の第1実
施例について図面を参照して具体的に説明する。尚、図
1は前記画像形成装置の一態様であるレーザービームプ
リンタの全体の構成説明図である。
【0008】{全体構成}先ず、画像形成装置の全体構
成について概略説明すると、この装置は図1に示すよう
に、本実施例の積載手段を構成するカセット1に収容し
た記録媒体2を給送手段3で給送し、転写手段を構成す
る転写ドラム4の周面に巻き付ける。一方、光学ユニッ
ト5から像担持体ユニット6へカラー画像に応じた光照
射を行い、像担持体へ潜像を形成し、この潜像を回転移
動可能な4つの現像器を装填してなる現像手段7で現像
して前記転写ドラム4上の記録媒体2に多重転写してカ
ラー画像を形成する。そしてこの記録媒体2を定着手段
8へ搬送して転写像を記録媒体2に定着し、排出ローラ
対9によって装置上部の排出部10へ排出する。
【0009】尚、前記像担持体ユニット6及び現像手段
7内の現像器は装置本体11に対して着脱可能に構成して
いる。
【0010】次に前記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0011】{積載手段}積載手段は記録媒体2を積載
して装置本体11にセットするものであり、本実施例にあ
ってはカセット1を装置内底部に装着するための装着手
段を設けている。即ち、図1に示すように、装置本体11
の内底部にはカセット1の装着凹部が設けてあり、その
凹部対向面には図1の表裏面方向にガイドレール11aが
設けてある。一方、カセット1の両側には前記ガイドレ
ール11aに係止してスライド可能な係止凸部1aが設け
てある。
【0012】これにより、カセット1に設けた把手凹部
(不図示)を持ち、前記ガイドレール11に沿ってカセッ
ト1を装置本体手前側から奥側へ差し込み又は抜き取り
可能になっている。このカセット1をセットすることに
より、記録媒体2を装置本体11にセットする。
【0013】尚、この記録媒体2の積載手段は前記のよ
うにカセット1を装着部に着脱可能としたものでも良
く、或いは装置本体11から取り外すことなく、装置本体
11に対して引き出し式にスライド可能な記録媒体積載台
を設け、この積載台に記録媒体2をセットするようにし
たものでも良い。
【0014】{給送手段}給送手段3はカセット1内の
記録媒体2を画像形成部へ給送するものであり、装置本
体11の内底部に、複数枚の記録媒体2を収容したカセッ
ト1を装填し、画像形成時に給送ローラ3a,3bが画
像形成動作に応じて駆動回転し、カセット1内の記録媒
体2を最上部から1枚ずつ分離給送すると共に、ガイド
板3cによってガイドし、レジストローラ対3dへ突き
当てるように給送する。そして前記レジストローラ対3
dが画像形成動作と同期するように駆動して記録媒体2
を転写ドラム4へ給送するものである。
【0015】{転写手段}転写手段は現像手段7によっ
て現像された現像像を記録媒体2に転写するためのもの
であり、本実施例では転写ドラム4に記録媒体2を巻き
付けて各色の現像剤(トナー)を記録媒体2に転写する
ように構成している。
【0016】本実施例に係る転写ドラム4は、アルミニ
ウムシリンダー等の導電基体4aの外周にスポンジやゴ
ム等の弾性体層4bを形成し、その外周に抵抗層4cを
形成し、最外周に誘電体層4dを形成してなる。この転
写ドラム4は固定軸4eに回転自在に軸支され、前記転
写ドラム4に固着した図示しないギアに駆動モータの駆
動力を伝達することにより、画像形成動作に応じて図1
の矢印方向へ回転するように構成している。
【0017】また前記転写ドラム4の外周所定位置には
グリッパー4fが設けてあり、給送した記録媒体2の先
端を把持する。更に静電吸着ローラ4gが転写ドラム4
の外周に接離可能に設けてあり、記録媒体2を前記静電
吸着ローラ4gと転写ドラム4とによって挟み込むよう
にして転写ドラム4の外周に圧接し、且つ静電吸着ロー
ラ4gと転写ドラム4との間に電圧を印加することによ
り、誘電体である記録媒体2と転写ドラム4の誘電体層
4dに電荷を誘起し、記録媒体2を転写ドラム4の外周
に静電吸着するように構成している。
【0018】尚、前記記録媒体2を転写ドラム4に吸着
する方法としては、前記静電吸着に限らず、空気による
吸引方法等で構成することも可能である。
【0019】ここで図1中、12はグリッパー4fによる
グリップ解除後に転写ドラム4から記録媒体4を分離す
るための分離爪であり、13は転写ドラム4表面に接触し
て該表面をクリーニングするためのクリーニング装置で
ある。この分離爪12及びクリーニング装置13はそれぞれ
図1の矢印方向へ揺動可能に構成している。
【0020】(転写ドラムのクリーニング装置)前記ク
リーニング装置13の概略構成について図2及び図3を参
照して説明する。前記クリーニング装置13は被クリーニ
ング体としての転写ドラム4上の不要な現像剤(トナ
ー)を除去するためのものであって、図2に示すよう
に、前記転写ドラム4上のトナーを除去する回転円筒ブ
ラシ13aがその回転中心となる軸13a1によって筐体13b
に回転可能に支持されている。前記筐体13bは前記回転
円筒ブラシ13aが転写ドラム4に対して接触・離間する
ように吸引機構13cに揺動可能に支持されている。前記
筐体13bの揺動中心となる軸13dには前記吸引機構13c
とを結合するトナーの搬出口13eが設けられている。
【0021】また、前記搬出口13eを備えた筐体13bの
揺動中心軸13dと前記吸引機構13cの間には、図3に示
すように、前記筐体13bのスラスト圧受けの役目も兼ね
た潤滑性を有するシールドリング13fが設けられてい
る。前記シールドリング13fは吸引機構13cに固定され
ており、前記搬出口13eを備えた筐体13bの揺動中心軸
13dは、前記シールドリング13eに回転自在に挿入され
ている。また、前記筐体13cのもう一方の揺動中心軸
(不図示)は、前記搬出口13eを備えた揺動中心軸13d
と同軸上にあり、不図示の軸受によって回転自在に支持
されている。尚、前記もう一方の揺動中心軸にも前記ト
ナー搬出口を設けても良い。
【0022】また、前記筐体13bの内部には前記吸引機
構13cの排気ファン13gによって吸引負圧が付与されて
おり、この排気ファン13gによって吸引されたトナーは
前記吸引機構13c内に着脱可能に設けられた補集フィル
タ13hに補集される。尚、前記補集フィルタ13hは吸引
機構13cに設けられたスリット13c1から着脱されるが、
通常前記スリット13c1はフタ(不図示)により塞がれて
いる。
【0023】また、前記クリーニング装置13は一体的に
ユニット化されており、画像形成装置本体11に対して着
脱可能に構成されている。
【0024】次に前記クリーニング装置13の動作につい
て説明する。前記転写ドラム4のクリーニングを行う時
は、偏心カム13iが半回転(図中実線位置)して前記筐
体13bの外部に一体的に設けられた板バネ13b1が押圧さ
れ、前記筐体13bが揺動して底板14に当たって規制さ
れ、回転円筒ブラシ13aを有する筐体13bがクリーニン
グ位置(図中実線位置)に位置決めされる。同時に回転
円筒ブラシ13aが転写ドラム4に当接して、該転写ドラ
ム4上のトナーは不図示の回転駆動アクチュエータによ
って回転される回転円筒ブラシ13aに付着して前記排気
ファン13gによって吸引負圧の付与された筐体13b内部
に取り込まれる。前記回転円筒ブラシ13aに付着したト
ナーは、転写ドラム4と回転円筒ブラシ13aとの当接位
置の対向位置に当たる前記筐体13b内部に設けられたス
クレーパブレード13jにより剥離され、筐体13bの揺動
中心軸13dに設けられた搬出口13eを経て吸引機構13c
内の補集フィルタ13hに補集される。
【0025】前記転写ドラム4のクリーニングを行わな
い時は、前記偏心カム13iが再度半回転し、前記搬出路
13eを備えた揺動中心軸13dを中心にして前記筐体13b
を偏心カム13i側に付勢している捩じりコイルバネ13k
の復元力によって、前記筐体13bが再度揺動し、回転円
筒ブラシ13aが転写ドラム4から離間される。
【0026】また、図4に示すように、前記筐体13bの
揺動中心軸13dの外周に円盤状突起13d1を互いに平行に
任意個数設け、更に前記シールドリング13fの内周に前
記円盤状突起13d1と対応する溝13f1を設けても良い。こ
のシールドリング13fは上半リング13f2と下半リング13
f3とに分割可能に形成されており、前記半リング13f2,
13f3は位置決めダボ13f4と位置決め穴13f5とにより溝13
f1がズレることなく組み付けられるように構成されてい
る。
【0027】また、揺動中心となる筐体13bと吸引機構
13cとの結合部の密閉性のみを考えるならば、前記シー
ルドリング13fの溝13f1部分のみを吸引機構13cに設け
ることによって、前記シールドリング13fを廃止するこ
とも可能である。
【0028】{光学ユニット}光学ユニット5は像担持
体へ静電潜像を形成するために、光照射するものであ
る。その構成は、図1に示すように、画像信号がレーザ
ーダイオード5aに与えられると、このレーザーダイオ
ード5aは画像芯に対応する画像光をポリゴンミラー5
bへ照射する。このポリゴンミラー5bはスキャナーモ
ータ5cによって高速で回転し、ポリゴンミラー5bで
反射した画像光が結像レンズ5d及び反射ミラー5eを
介して像担持体ユニット6の露光部から照射して像担持
体を選択的に露光する。
【0029】{像担持体ユニット}像担持体ユニット6
は感光体ドラムである像担持体6aと、この像担持体6
aに作用するプロセス手段としての帯電手段6b及びク
リーニング手段6cを有している。
【0030】(像担持体)本実施例に係る像担持体6a
はアルミニウムシリンダー等の導電基体の外周面に感光
層として、OPC,A−Si,CdS,Se等の光導電
体を塗布して構成し、回転軸6a1を像担持体ユニットの
枠体に回動自在に軸支している。前記回転軸6a1に図示
しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、像担
持体6aを画像形成動作に応じて図1の矢印方向へ回転
させるようにしている。また前記像担持体6aの周上に
は帯電手段6b及びクリーニング手段6cが配置されて
おり、且つこの像担持体ユニット6は装置本体11に対し
て着脱可能になっている。即ち、像担持体6aの寿命に
合わせて交換可能になっている。
【0031】(帯電手段)本実施例に係る帯電手段6b
は、特開昭63−149669号公報に示すような、所謂接触帯
電方法を用いたものであり、導電性ローラを像担持体6
aに接触させ、この導電性ローラに電圧を印加すること
によって像担持体6aの表面を一様に帯電させるもので
ある。
【0032】(クリーニング手段)クリーニング手段6
cは現像手段7によって像担持体6aに可視像化された
トナーが記録媒体2に転写された後、像担持体6a上に
残留したトナーをクリーニングするものである。本実施
例に係るクリーニング手段6cは、クリーニングブレー
ド6c1によって像担持体6a上のトナーを掻き取り、こ
れを廃トナー搬送スクリュー6c2によって本体側面に取
り付けられた廃トナー容器に送るようにしている。そし
て前記廃トナー容器内のトナーが満杯になると、これを
取り出して交換するものである。
【0033】{現像手段}現像手段7は像担持体6aに
形成された潜像を可視像化するためのものであり、本実
施例にあってはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラック
の各色現像を可能とする4個の現像器7a,7b,7
c,7dを有している。
【0034】前記各現像器7a〜7dは、現像ユニット
7eにそれぞれ回動可能に取り付けられ、且つ前記現像
ユニット7eは軸7fを中心にして装置本体11に回動可
能に取り付けられている。そして各現像器7a〜7dの
回転中心に設けた自転ギア(不図示)が、現像ユニット
7eの回転軸7fに設けた公転ギア(不図示)と噛合
し、現像ユニット7eの公転に対して各現像器7a〜7
dが自転することにより、現像ユニット7eが回転して
も各現像器7a〜7dはその姿勢が常に一定に保持され
るようになっている。
【0035】画像形成に際しては、マゼンタ、シアン、
イエロー、ブラックの各色現像に対応した現像器7a〜
7dが軸7fを中心に回転移動し、所定の現像器が像担
持体6aと対向した位置に止まり、且つ現像スリーブが
像担持体6aに対して微小間隔(約 300μm程度)をも
って対向するように位置決めされた後、像担持体6aに
前記色のトナーによる現像像を順次形成する。
【0036】即ち、現像する色に対応するトナーを収納
した現像器がトナー送り機構によってトナーを塗布ロー
ラ7gへ送り込み、回転する塗布ローラ7g及び現像ブ
レード7hによって回転する現像スリーブ7iの外周に
トナー層を形成すると共に、このトナーへ摩擦帯電によ
って電荷を付与する。この現像スリーブ7iと潜像が形
成された像担持体6aとの間に現像バイアスを印加する
ことにより、潜像に応じて像担持体6aにトナー現像を
行うものである。
【0037】また前記各現像器7a〜7dの各現像スリ
ーブ7iは、各現像器が現像位置に回転移動されたとき
に装置本体11に設けた各色現像用高圧電源と接続され、
各色の現像毎に選択的な電圧印加がなされる。
【0038】{定着手段}定着手段8は現像手段7によ
って転写ドラム4に巻き付けた記録媒体2に形成した転
写画像を定着させるものであり、図1に示すように、駆
動回転する駆動ローラ8aと、これに圧接して記録媒体
2に熱及び圧力を印加する定着ローラ8bとからなる。
【0039】転写ドラム4から剥離した記録媒体2は定
着手段8を通過する際に、駆動ローラ8aで搬送される
と共に、定着ローラ8bによって熱及び圧力を印加さ
れ、これにより画像形成トナーが記録媒体に定着する。
【0040】尚、前記定着ローラ8bにはクリーニング
部材8cが接触しており、該ローラ8bに付着したトナ
ーはクリーニング装置8cによって除去される。
【0041】{画像形成動作}ここで前記装置によって
画像形成を行う場合の動作について説明すると、図1に
示す給送ローラ3a,3bを回転してカセット1内の記
録媒体2を1枚分離し、Uターン搬送することによって
記録媒体2の表裏を反転して転写ドラム4へ給送する。
転写ドラム4は図1の矢印方向へ回転して給送された記
録媒体2の先端をグリッパー4fで把持すると共に、そ
の周面に静電吸着し、カセット1にセットされていると
きに上面だった面(記録媒体表面)を感光ドラム6aに
向けて搬送する。
【0042】前記転写ドラム4の回転と同期して像担持
体6aを図1の矢印方向へ回転し、この像担持体6aの
表面を帯電手段6bによって一様に帯電すると共に、光
学ユニット5によりマゼンタ画像の光照射を行い、像担
持体6a上にマゼンタ潜像を形成する。この潜像形成と
同時にマゼンタトナーを収納した現像器を像担持体6a
に対向させて駆動することにより、像担持体6a上の潜
像にマゼンタトナーが付着するように、像担持体6aの
帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してマゼンタ
現像を行う。
【0043】更に転写ドラム4に前記トナーと逆極性の
電圧を印加して像担持体6a上のトナーを転写ドラム4
上の記録媒体2に転写する。
【0044】転写後、像担持体6a上に残ったトナーは
クリーニングブレード6c1によって掻き落とされ、廃ト
ナー搬送スクリュー6c2によって廃トナー容器に送り込
まれる。
【0045】前記の如くしてマゼンタトナーの転写が終
了すると、次の色トナーを収納した現像器が回転移動し
て像担持体6aと対向した位置で位置決めされ、前記マ
ゼンタ現像、転写と同様にしてシアン、イエロー及びブ
ラックの潜像形成及びトナー転写を順次行う、記録媒体
2上にカラー画像を形成する。
【0045】そして画像形成後は記録媒体2を分離爪12
によって転写ドラム4から剥離して定着手段8へ搬送
し、定着手段8でトナー定着を行った後に、再度Uター
ン搬送して記録媒体2の表裏面を反転し、画像形成面を
下に向けて排出ローラ対9によって排出部10へと排出し
て画像形成を終了する。
【0046】〔他の実施例〕前述した実施例では、本発
明のクリーニング装置がクリーニングを行う被クリーニ
ング体として転写ドラムを用いて説明したが、これに限
らず、像担持体や定着ローラ等にも適用し得る。
【0047】前述した実施例では現像器を4個設け、カ
ラー画像形成を行う装置を例示したが、本発明に係る画
像形成装置はカラー画像形成装置でなくても、現像器を
1個有するモノクロ画像形成装置にも適用し得る。
【0048】また本発明は像担持体ユニット及び現像器
を一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジを
装着して画像を形成する画像形成装置にあっては適用す
ることが可能である。
【0049】更に前述した実施例ではレーザービームプ
リンタを例示したが、装置の態様としてはそれ以外に
も、例えば複写機やファクシミリ装置等に適用すること
は当然可能である。
【0050】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0051】また帯電手段の構成も、前述した第実施例
では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従来
から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲に
アルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワイ
ヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負の
イオンを像担持体の表面に移動させ、該像担持体の表面
を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然であ
る。尚、前記帯電方法としては前記ローラ型以外にも、
ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロック型、
ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0052】また像担持体に残存するトナーのクリーニ
ング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラ
シ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、前記回転円筒ブラ
シを有する筐体の揺動中心軸に前記吸引機構とを結合す
る現像剤の搬出口を設け、更に前記現像剤搬出口を備え
た筐体の揺動中心軸と前記吸引機構との間に、前記筐体
部位のスラスト圧受けの役目も兼ねた潤滑性を有するシ
ールドリングを設けることによって、前記結合部におけ
る摺動摩耗によるトナー漏れや排気漏れを防止すること
ができ、同時に装置の気密性を保持することができる。
また、前記クリーニング装置は一体的にユニット化さ
れ、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されてい
るので、メンテナンスの容易化及び装置の小型化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一態様であるレーザー
ビームプリンタの全体の構成説明図である。
【図2】本発明に係るクリーニング手段の概略構成を示
す拡大説明図である。
【図3】前記クリーニング手段における筐体とダクトと
の結合部を示す要部説明図である。
【図4】前記クリーニング手段における筐体とダクトと
の結合部を示す要部説明図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…カセット、1a…係止凸部、2…記録媒体、3…給
送手段、3a,3b…給送ローラ、3c…ガイド板、3
d…レジストローラ、4…転写ドラム、4a…導電基
体、4b…弾性体層、4c…抵抗層、4d…誘導体層、
4e…固定軸、4f…グリッパー、4g…静電吸着ロー
ラ、5…光学ユニット、5a…レーザーダイオード、5
b…ポリゴンミラー、5c…スキャナーモータ、5d…
結像レンズ、5e…反射ミラー、6…像担持体ユニッ
ト、6a…像担持体、6a1…回転軸、6b…帯電手段、
6c…クリーニング手段、6c1…クリーニングブレー
ド、6c2…廃トナー搬送スクリュー、7…現像手段、7
a〜7d…現像器、7e…現像ユニット、7f…回転
軸、7g…塗布ローラ、7h…現像ブレード、7i…現
像スリーブ、8…定着手段、8a…駆動ローラ、8b…
定着ローラ、8c…クリーニング装置、9…排出ロー
ラ、10…排出部、11…装置本体、11a…ガイドレール、
12…分離爪、13…クリーニング装置 13a…回転円筒ブ
ラシ 13a1…軸 13b…筐体 13b1…板バネ 13c…吸
引機構 13c1…スリット 13d…揺動中心軸 13d1…円
盤状突起 13e…トナー搬出口 13f…シールドリング
13f1…溝 13f2上半リング 13f3…下半リング 13f4
…位置決めダボ 13f5…位置決め穴 13g…排気ファン
13h…補集フィルタ 13i…偏心カム 13j…スクレ
ーパブレード 13k…捩じりコイルバネ 14…底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/10 - 21/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被クリーニング体上の不要な現像剤を除
    去する回転円筒ブラシと、 前記回転円筒ブラシを回転可能に支持し前記回転円筒ブ
    ラシが前記被クリーニング体に接触・離間するように揺
    動可能な筐体と、 前記筐体を揺動可能に支持し前記筐体内部に吸引負圧を
    付与する吸引機構と、 を有し、 前記筐体の揺動中心となる軸に現像剤の搬出口を設け、
    更に前記現像剤搬出口を備えた筐体の揺動中心軸と前記
    吸引機構との間に、前記筐体部位のスラスト圧受けの役
    目も兼ねた潤滑性を有するシールドリングを設けたこと
    を特徴とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング装置は一体的に構成し
    てユニット化した請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 像担持体上に画情報に応じて潜像を形成
    し、この潜像を現像手段によって現像し、この現像像を
    転写手段によって記録媒体に転写した後、像担持体上に
    残った現像剤をクリーニング手段によって除去する画像
    形成装置であって、 前記請求項2に記載のクリーニング装置を着脱可能に構
    成したことを特徴とする画像形成装置。
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