JPH023033A - ネガ作用性写真用ハロゲン化銀材料 - Google Patents

ネガ作用性写真用ハロゲン化銀材料

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JPH023033A
JPH023033A JP1936389A JP1936389A JPH023033A JP H023033 A JPH023033 A JP H023033A JP 1936389 A JP1936389 A JP 1936389A JP 1936389 A JP1936389 A JP 1936389A JP H023033 A JPH023033 A JP H023033A
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JP
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silver halide
hydrazine
water
photographic silver
microns
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JP1936389A
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Kevin P Hall
ケビン ピーター ホール
Warren Beebe George
ジョージ ウォレン ビーベ
Charles Newman Edmund
エドマンド チャールズ ニューマン
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はネガ作用性/\ロゲン化銀写真材料に関し、詳
細には水不溶性ヒドラジンを有する高コントラスト写真
材料に関する。
[従来の技術] ヒドラジンはノ10ゲン化銀写真において様々な用途が
見出だされている。ヒドラジンは、感度および/または
コントラストを増加させるためにネガ作用性表面潜像形
成性/%ロゲン化銀乳剤に用0られてきた。それらは、
米国特許第3,227.552号明細書およびリサーチ
・ディスクロージャー(Research Discl
osure)第235号(19B3)項目番号2351
0に再出されているような咳頚製剤としてζ丁ユ直接ポ
ジ内部潜像形成性乳剤に用いられてきた。
ハロゲン化銀写真システムに用いられる最も企効なヒド
ラジンは、活性と安定性とを吊り合わせる置換基の組み
合わせを有している。ヒドラジ゛・の安定性は、窒素原
子の一方に芳香族環の炭素原子のような第三級炭素原子
を直接に結合させることによって増加する。この技術は
、これらの安定化したヒドラジンはアシル基を残りの窒
素原子に子のような第三級炭素原子を直接に結合させる
ことによって増加する。これらの安定化したヒドラジン
の活性をアシル基を残りの窒素原子に直接結合させるこ
とによって有利に改質することができるということが当
該技術分野では長期間に渡って認められてきている。し
たがって、最も一般的に用いられるヒドラジンは1−ア
シル−2−アリールヒドラジンである。
ヒドラジンを有するハロゲン化銀乳剤および/または現
像主薬は、例えば米国特許第2419975号、第25
63785号、第3227552号、第3386831
号、第3730727号、第4030925号、第40
31127号、第4080207号、第4168977
号、第4224401号、第4243739号、第42
45037号、第4255511号、第4266013
号、第4272614号、第4276364号、第43
23643号、第4478928号明細書および英国特
許第1560005号、第1579958号、第203
4908A号および第2066492B号明細書に開示
されている。
米国特許第2419975号明細書は、ハロゲン化銀写
真乳剤にヒドラジン化合物を添加することによって高コ
ントラストネガ像が得られることを開示している。しか
しながら、pH値が約12.8である高アルカリ性現像
主薬が必要であり、これは極めて容易に空気酸化され易
く、非常に不安定であるので長期間保存したりまたは使
用したりすることができない。引き続く研究によって、
別種のヒドラジンであってpuを低下させて現像主薬の
空気酸化によって生じる悪影響を少なくすることができ
るものを開発した。
米国特許第4168977号明細書は、式%式% (式中、R1はアリール基である)を有するヒドラジン
の塩臭化銀または塩臭ヨウ化銀乳剤との併用を開示して
いる。この組み合わせは米国特許第2419975号明
細書のヒドラジンよりも低いpH値で機能することがで
き、11.5のpH値が例示されている。
米国特許第4224401号明細書は、式%式% (式中、R1はアリール基であり、 Rは水素原子、C1〜C3アルキルまたは好ましくは電
子吸引性である置換基で任意に置換されたフェニルであ
る)を有するヒドラジンの臭化銀またはヨウ臭化銀乳剤
との併用を開示している。
この組み合わせも米国特許第2419975号明細書に
開示されたpnよりも低いpH値で機能し、R2が水素
であるとき11.5のpH値が例示されている。
米国特許第4323843号明細書は、一般式(式中、
RおよびR2はそれぞれ水素、脂肪族基、芳香族基また
は複素環式基であり、R3は水素または脂肪族基であり
、 Xは二価の芳香族基である)を有するヒドラジンを含む
ハロゲン化銀写真乳剤を開示している。
この種のヒドラジンを含む感光性ハロゲン化銀写真材料
は、高コントラストネガ像と良好な網点像品質をfJH
(t’−することが述べられている。
米国特許第4560638号明細書は、関連したクラス
のアリールヒドラジンであって、アリール基が、(式中
、XとXlとの一方はN−Hであり、他方は二価のカル
コゲンであり、Rは脂肪族または芳香族残基である)を
有する基によって置換されているものの使用を開示して
いる。これらの化合物を使用すると、網点品質が改良さ
れ且つペパーカブリ(pepper fog)の水阜が
低下するといわれている。
欧州特許出願公告第217310号明細書は、式(式中
、XはNRRまたはOR7であり、RおよびR2は独立
に水素、18個以下の炭素■ を有する置換若しくは未置換アルキル、ハロアルキル、
ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルア
ミノアルキルまたはアリールアルキルであるか、シクロ
アルキルであるか、フェニルまたはナフチルであるか、
アルキルフェニル、シアノフェニル、ハロフェニルまた
はアルコキシフェニル置換基であり、 R3は水素、ベンジル、アルコキシベンジル、ハロペン
シルまたはアルキルベンジルであり、但し、RもR2も
水素でないときにはR3は水素であり、 R4は置換または未置換であってもよい二価の芳香族基
であり、 R5、RおよびR7は独立に水素、12flll以下の
炭素を有するアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロアル
キル、アルコキシアルキル、アルキルアミノアルキル、
アシルアミノアルキル、アミノアルキルまたはフェニル
アルキルであるか、シクロアルキル置換基であるか、フ
ェニルまたはナフチルであるか、アルキルフェニル、シ
アノフェニル、ハロフェニルまたはアルコキシフェニル
置換基である)を有するコントラスト促進剤を開示して
℃)る。
更に、RとRまたはRとRとが結合し て、3〜10個の原子を含む複素環式環系を形成するこ
ともできる。
Yは酸素または硫黄原子を表わす。Yが硫黄であるとき
には、n−1であり、Yが酸素であるときには、n−0
または1である。
高コントラストノ10ゲン化銀写真系に用いるもう一つ
の種類のヒドラジンが欧州特許出願公告第253665
A号明細書に開示されている。これらのヒドラジドは、
一般式 %式% 但し、R3はアリール基を表わし、 R4とR5との一方は水素であり、他方は水素、アリー
ルスルホニルおよびトリフルオロアセチルから選択され
、 Gはカルボニル、スルホニル、スルホキシ、ホスホリル
またはN−置換もしくは未置換イミノ基を表わし、 Xは酸化されどヒドロキノンの存在において9.5〜1
2.5の範囲のpnで環化反応が起きて、分子の残りの
部分から残基−G−Xを開裂させ、残基−G−Xの原子
からなる環状構造を形成するような残基である)を有す
る。
一般的には、上記のヒドラジンの水に対する溶解度は限
定されている。それらを写真要素に配合するために、こ
れらのヒドラジンは写真乳剤に他の添加物を添加するの
に用いられる技術によって処理されてきた。ヒドラジン
は典型的には水と混和性の有機溶媒から選択される溶媒
、例えばアルコール、グリコール、ケトン、エステル、
アミドなどの写真特性に悪影響を与えないものに溶解し
て、この溶液を写真要素に加えるのである。これらのヒ
ドラジンは、水に不溶性の(いわゆる油溶性の)カプラ
ーを乳剤に加えるときに用いられる方法によっても油分
散液中の写真乳剤に添加されてきた。例えば、米国特許
第2419974号明細書は、水に不溶性のヒドラジン
を水不混和性有機溶媒に溶解しこの溶液を分散または湿
潤剤およびゼラチンを含んでいてもよい水に分散し、次
にこの分散液を好適なゼラチンハロゲン化銀乳剤に加え
る方法を開示している。
米国特許第4474872号明細書は、実質的に水に不
溶性の写真用添加物の分散体を写真乳剤に加える方法を
開示している。この分散体は、pH値を6〜8に調整し
温度を60〜80℃に調整した水性系で粒度が1ミクロ
ン以下の微粉状の写真用添加物を機械的に磨砕し且つ分
散することによって調製する。添加物は、有機溶媒を必
要とせずに写真乳剤に包含される。開示された写真用添
加物には、分光増感色素、カブリ防止剤、カラーカプラ
ー、色素、増感剤、硬膜剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤
、螢光増白剤、減感剤、現像主薬、変色抑制剤および媒
染剤がある。この方法のヒドラジンの添加での使用に就
いては開示されていない。
水不溶性ヒドラジン化合物は微晶質の水性分散液の形態
で写真用ハロゲン化銀乳剤へ有利に配合することができ
ることを見出だした。
[発明が解決しようとする課題] 本発明によれば、水不溶性ヒドラジンと組み合わせた写
真用ハロゲン化銀乳剤からなる高コントラスト像を製造
することが可能なネガ作用性写真用ハロゲン化銀材料で
あって、水不溶性ヒドラジンが平均粒度が10ミクロン
以下であって写真用ハロゲン化銀乳剤中またはそれに隣
接する層中に分布している微晶質として存在するものが
提供される。
ヒドラジンの分散体を使用することによって、同じヒド
ラジンの油分散体およびヒドラジンの誘起溶液を用いる
場合と比較して改良されたセンシトメトリー特性、改良
された網点品質および改良されたコーテイング品質を提
供することができることを意外にも見出だした。この発
見は米国特許第2419974号明細書の教示とは対照
的であり、当該技術分野の一般的な教示では予想されな
いものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に用いられるヒドラジンは水不溶性てあり、すな
わちそれらの水への溶解度は20℃では0.1%未満で
ある。これらのヒドラジンは当業界に知られている水不
溶性ヒドラジンの如何なるものから選択してもよく、前
記の文献には多くの例が見出だされるであろう。
一般的には、ヒドラジンは、一般式 (式中、R10は脂肪族、芳香族または複素環式基であ
り、 1■12 RRおよびR13は独立に水素または脂肪族、芳香族ま
たは複素環式基を表わす)を有する。
好ましいヒドラジンは、一般式 %式% (式中、R14はアリール基を表わし、R15とR16
との一方は水素であり、他方は水素、アリールスルホニ
ルおよびトリフルオロアセチルから選択され、 Gはカルボニル、スルホニル、スルホキシ、ホスホリル
またはN−置換もしくは未置換イミノ基を表わし、 Xは水素、アルキル、アリールであるかまたは酸化され
たヒドロキノンの存在において9.5〜12.5の範囲
のpHで環化反応が起きて、分子の残りの部分から残基
−G−Xを開裂させ、残基−G−Xの原子からなる環状
構造を形成するような残基である)を有する。特に好ま
しいヒドラジンは、G−Xが であるものである。
このようなヒドラジンの例は、欧州特許出願公告第25
3665A号明細書に開示されている。
ヒドラジンの分散体は、固形ヒドラジンを水性媒質中で
コロイドミルまたは同様な装置によって機械的に磨砕す
るかまたは好ましくは水混和性溶媒中にヒドラジンを溶
解したものを急速拡販条件下で水性媒質と混合してヒド
ラジンを微細に分割された固形分散体として急速に沈澱
させることによって調製することができる。好適な水混
和性溶媒は、例えばアセトン、テトラヒドロフラン(T
HF) 、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ドまたはN−メチル−2−ピロリドンである。
ヒドラジンが分散される水性媒質はゼラチンのような水
溶性ポリマーおよび/または界面活性剤を含有しており
、固形ヒドラジンの均一な分散を助は且つ安定化する。
水不混和性化合物(いわゆる油)が存在すると、感度、
コントラストおよびハーフトーン網点品質に関して不利
な特性を生じる。
分散技術は、ヒドラジン微結晶粒度の分布を比較的狭く
して、平均粒度範囲を一般的には0.01〜lOミクロ
ン、典型的には0.05〜1.0ミクロンの範囲内で再
生して、続いてゼラチンハロゲン化銀乳剤に加えるよう
にすることができる。−殻内には、粒子の少なくとも9
5%の粒度は10ミクロン未満てあり、好ましくは5ミ
クロン未満、最も好ましくは1ミクロン未満である。形
成された大きな粒子(10ミクロンよりも大きなもの)
は濾過によって除去することができる。
ハロゲン化銀に加える前に満足に特徴化されたヒドラジ
ンの固形分散体を形成するのが好ましいが、別の手順で
は水混和性溶媒中にヒドラジンを溶解したものを加えて
本質的に純粋な固形ヒドラジンの微晶質の沈澱が直ちに
乳剤中に沈澱する条件下で加えることである。
水に全く不要なヒドラジンの有機溶媒溶液をノ10ゲン
化銀乳剤へ添加すると場合によっては凝集を生じること
があるので、再生可能な微結晶大きさを形成することが
重要である。多分、分散体の条件は、制御された沈澱が
起こると共に、続いてゼラチンおよび存在する界面活性
剤の存在によって微結晶の安定化が保持されるような条
件である。
これは、ゼラチンおよび任意の界面活性剤または他の存
在する成分によってそれ自体安定化している油滴にヒド
ラジンを溶解するいわゆる油分散体の場合とは異なる。
本発明者らは、これらのヒドラジン分散体の禄々な調製
物がこれを加えるハロゲン化銀乳剤に様々な且つ有利な
特性を付与することになることを見出だした。
ヒドラジンの平均粒度を測定するためには沈降フィール
ド70−分画法を用いることができる。
この装置からの結果は、粒子が球状であることを仮定す
るが、実際には幾分かは針状であってもよい。粒子数を
粒径に対してプロットしたものから、平均粒度および分
散体の分散度を評価することができる。粒子の屈折率(
および重量分布をプロットするときには密度)に対して
近似を行わなければならないので、結果は真の値に対し
て±50%まで変動することがある。
また、顕微鏡法を用いて粒子分布を評価してもよい。
幾分かのヒドラジンは針状の粒子であるが、他のものは
ほぼ球状であることを見出だした。
本発明を下記の実施例によって説明する。
[実施例〕 実施例1 使用する0、25ミクロンの臭塩化銀乳剤コーティング
配合物の詳細は、次の通りである。
(ハロゲン化銀1モル当たり) 色素        1%緑色増感色素アンヒドロー5
.5′−ジクロロ− 9−エチル−3,3′−ビ ス(3−スルホプロピル) オキサカルボシアニン40m1、 ポリエチレン    1%ブリーチ(Brij)58 
(ポオキシド化合物   リエチレン(20)セチルエ
ーテル) 150 mL 界面活性剤     lO%ホスタブール(Hosta
pur)SAS93  (ヘキスト株式会社(Hoec
hst AG)より市販されている第二級ア ルキルスルホネートナトリ ラム塩)、 コントラスト促進剤 5%ベンズヒドロールのメタノー
ル溶液30m1゜ 硬膜剤        トップコート1リツトル当たり
10%1−ヒドロキシ− 3,5−ジクロロトリアジ ン溶液の25m1゜ 次に上記の混合物をヒドラジン配合物と共に適当なハレ
ーション防止用裏引きを有するポリエステルベースにコ
ーティングした。トリアジンで硬化したゼラチントップ
コートも用いた。次いで、生成するコーティングを下記
のように標準的な方法で加工した。中性濃度目盛りフィ
ルターによって減衰した光を有するタングステンフィラ
メント光源を有する露出装置を用いて、要素を露出して
、感度およびコントラストを評価した。同様な露出を、
コダック[ウルトラチックJ (Kodak”旧tra
−tec”)ハーフトーンスクリーンを介して行い、網
点品質を評価した。現像は、下記のような処方苓有する
適当な高コントラスト現像主薬を用いて行った。
水                        
   1800g水酸化カリウム          
 195 Kメタ重亜硫酸カリウム         
124¥:ジエチレントリアミンペンタ酢酸 五ナトリウム             10gピルビ
ン酸ナトリウム塩         75gヒドロキノ
ン              60gメトール(p−
メチルアミノフェアノール)  5.0g5−メチルベ
ンゾトリアジン       0.2g臭化カリウム 
            9.25g塩化カリウム  
            2.7gリン酸(85%)9
0g 最終容積            20リットルpHl
1.0 これらのコーティングのコーテイング品質、感度、コン
トラストおよびノ\−フトーン網点品質について評価し
た。
行った実験は、下記のヒドラジン(AまたはB)溶液ま
たは分散体の一方をコーティングの前に乳剤に加えるこ
とからなっていt:、。
一連の実験では、用いたヒドラジンは PhN l(CON HN HN HCHO(A)であ
っt二。
処方 ^■。
A3゜ ヒドラジン(^)をジメチルホルムアミドに溶解した1
%溶液、 10gのゲルと3どのlO%ホスタプール(Hosta
pur)SAS93とからなり水を加えて100gとし
た40℃のゼラチン溶液にヒドラジン(A)の3%DM
F溶液を室温で徐々に噴出させることによって作成した
分散体。
この分散体はシルバーソン社(SylversonCo
mpany)の「ラボラトリ−・ホモジナイザ」を用い
て作成した。
ヒドラジン溶液が15m1のジメチルホルムアミドと4
 mlのN、N−ジエチルドデカンアミド(浦)とから
なることを除きA2と同様にして作成した。
同t、*な一連のコーティングは下記のようなヒドラジ
ンの溶液または分散体を用いて作成した。
−C4Hg HNHCO (B) H20H 処方 81、  ジメチルホルムアミド中にヒドラジン(B)
を溶解した2%溶液、 B2.  lo09mlのジメチルホルムアミドに室温
で溶解し60にの脱イオン水とI、 3 、3 gの1
0%マブロフィックス(Maprorix>563型(
ラウリル硫酸ナトリウム、オニックス・ケミカル・カン
パニー(Onyx Chemical Ccmpany
)から市販)に溶解された30gのゼラチンに40℃で
分散させた5gのヒドラジン(B)。この分散体はシル
バー社(SylversonColI+pany)の「
ラボラトリ−・ホモジナイザー」を用いて作成した。
83、 5mlのNN−ジエチルドデカンアミド曲をジ
メチルホルムアミド溶液に加えたことを除いてB2と同
様にして作成した。
量を調整して、ハロゲン化銀1モル当たり3gのヒドラ
ジンを加えたようにした。ヒドラジンAおよびBの水中
での溶解度は20℃で0.1%未満であることが判った
分散体A2およびB2はシルバーソン・ホモジナイザー
を全速力差動させ、ヒドラジン溶液をゼラチン/界面活
性剤溶液に典型的には20m1/分で徐々に混入させる
ことによって得た。ヒドラジン溶液は、オリフィスがホ
モジナイザーヘッド付近になるように配置されたチュー
ブによって水性溶液に入った。添加が終了したならば、
ホモジナイザーを更に1分間作動させた。その後、分散
体を放置して、存在するフオームの量を減少させた。次
いて、濾過を行うことによって分散体を使用する準備を
整えた。
光学顕微鏡下で観察すると、ヒドラジンの微結晶はホス
トゼラチンマトリックス中に見ることができ、粒度を評
価した。
センシトメトリーの結果と得られたコーテイング品質と
を表−1に示す。表−1には、イーストマン・コダック
社製灰色「ウルトラチック(Ultratec) Jス
クリーンと連続トーンウェッジを介してフィルムを露出
することによって生成さゼたハーフトーン網点の主観的
な比較も挙げており、フ゛イルムは次に標準的な方法で
処理した。
表−1 ヒドラジ  相対対数  コントラ  コントラ   
D 、    コーティ  目立品質*flln ン処方   感度    スト l  スト 2   
       ング品賃At     1.92  3
.2   20     0.04   3     
1A2    2.1g   9.7   32   
  0.03   1     1^3    2.0
3  1.4    2     0.04   5 
    4[312,132,4200,063182
1,9B   1.8   24     0.05 
  1     1B3    1.85  1.9 
   4     0.06   5     4コン
トラスト1はカブリの上0,07〜0.17の間のコン
トラストであり、 コントラスト2はカブリの上0.05〜2.5の間のコ
ントラストである。
*: コーテイング品質および網点品質の評価は1(最
良)〜5(最悪)という尺度を用いて行った。
最良の結果は、何んらの油が存在しないゼラチン溶液(
A2およびB2)中での分散体から得られた。ジメチル
ホルムアミド溶液を添加すると、再現性を得られない結
果を生じ易くなり、コーテイング品質が非常に悪くなる
。これは、ヒドラジンが不溶性であってハロゲン化銀乳
剤に加えると沈澱して大きな微結晶を生じ、これらは粗
く劣った品質のコーティングを生じることによるものと
考えられる。センシトメトリーの結果は、部分的にはヒ
ドラジン微結晶の粒度および性状によって変わる。
油分散体(A3およびB3)を用いて得られる結果も極
めて劣っており、油が存在すると感染現像効果が抑制さ
れるので、コントラストと感度が非常に低くなる。
界面活性剤を含むゼラチン溶液中への分散は、各種の有
機溶媒、例えばヒドラジンBの場合にはジメチルホルム
アミドおよびジメチルスルホキシド並びにテトラヒドロ
フランおよびメタノールを用いて行うことができる。し
かしながら、実際的な観点からはジメチルホルムアミド
が好ましい。
この方法では、ヒドラジンBの場合には、平均粒度が約
0,1〜0.2ミクロンの本質的に単分散微結晶分散体
が得°られた。著しく大きなヒドラジン粒子を除去する
ために、分散体を濾過することができる。
A2から得られたヒドラジンAの微結晶は、平均粒度が
約5ミクロンであった(顕微鏡法、によって粒径を測定
することによって決定した)。
の粒度分布をキ仲零会番#示すが、規格化した数の微結
晶を沈降フィールドフロー分画法によって測定したそれ
らの粒度の関数として示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)水不溶性ヒドラジンと組み合わせた写真用ハロゲ
    ン化銀乳剤からなる高コントラスト像を製造することが
    可能なネガ作用性写真用ハロゲン化銀材料であって、水
    不溶性ヒドラジンが平均粒度が10ミクロン以下であっ
    て写真用ハロゲン化銀乳剤中またはそれに隣接する層中
    に分布している微晶質として存在することを特徴とする
    、ネガ作用性写真用ハロゲン化銀材料。 (2)ヒドラジンがハロゲン化銀写真乳剤中に分布して
    いる、請求項1に記載のネガ作用性写真用ハロゲン化銀
    材料。 (3)微晶質の少なくとも95%が10ミクロン未満の
    粒度を有する、請求項1に記載のネガ作用性写真用ハロ
    ゲン化銀材料。 (4)微晶質の少なくとも95%が5ミクロン未満の粒
    度を有する、請求項2に記載のネガ作用性写真用ハロゲ
    ン化銀材料。 (5)微晶質の平均粒度が0.05〜1.0ミクロンの
    範囲である、前記請求項のいずれか1項に記載のネガ作
    用性写真用ハロゲン化銀材料。 (8)ヒドラジンが、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1^0は脂肪族、芳香族または複素環式基
    であり、 R^1^1、R^1^2およびR^1^3は独立に水素
    または脂肪族、芳香族または複素環式基を表わすか、ま
    たはR^1^4−NR^1^5−NR^1^6−G−X
    であり、 但し、R^1^4はアリール基を表わし、 R^1^5とR^1^6との一方は水素であり、他方は
    水素、アリールスルホニルおよびトリフルオロアセチル
    から選択され、 Gはカルボニル、スルホニル、スルホキシ、ホスホリル
    またはN−置換もしくは未置換イミノ基を表わし、 Xは水素、アルキル、アリールであるかまたは酸化され
    たヒドロキノンの存在において9.5〜12.5の範囲
    のpHで環化反応が起きて、分子の残りの部分から残基
    −G−Xを開裂させ、残基−G−Xの原子からなる環状
    構造を形成するような残基である)を有することを特徴
    とする、ネガ作用性写真用ハロゲン化銀材料。 (7)高コントラスト写真用ハロゲン化銀乳剤を支持体
    上にコーティングすることからなる前記請求項のいずれ
    か1項に記載の写真材料の調製法であって、平均粒度が
    僅かに10ミクロン微晶質を有する水不溶性ヒドラジン
    の水性分散液を形成させ、コーティングの前に写真用ハ
    ロゲン化銀乳剤に配合するかまたは写真用ハロゲン化銀
    乳剤に隣接する層にコーティングすることを特徴とする
    方法。 (8)粒度が僅かに10ミクロンの水不溶性ヒドラジン
    の分散体を不混和性溶媒の不在で水溶性ポリマーと任意
    にハロゲン化銀とからなる水性媒質中に形成させる、請
    求項7に記載の方法。 (9)水混和性有機溶媒中ヒドラジンの溶液を水溶性ポ
    リマーと任意に界面活性剤および/またはハロゲン化銀
    とを有する水性媒質と接触させ、形成した微晶質を機械
    的に分散させることによって分散体を形成させる、請求
    項9に記載の方法。 (10)微晶質の少なくとも95%の粒度が10ミクロ
    ン未満である、請求項7〜9のいずれか1項に記載の方
    法。 (11)微晶質の平均粒度が0.05〜1.0ミクロン
    の範囲である、請求項7〜10のいずれか1項に記載の
    方法。 (12)ヒドラジンが、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1^0は脂肪族、芳香族または複素環式基
    であり、 R^1^1、R^1^2およびR^1^3は独立に水素
    または脂肪族、芳香族または複素環式基を表わすか、ま
    たはR^1^4−NR^1^5−NR^1^6−G−X
    であり、 但し、R^1^4はアリール基を表わし、 R^1^5とR^1^6との一方は水素であり、他方は
    水素、アリールスルホニルおよびトリフルオロアセチル
    から選択され、 Gはカルボニル、スルホニル、スルホキシ、ホスホリル
    またはN−置換もしくは未置換イミノ基を表わし、 Xは水素、アルキル、アリールであるかまたは酸化され
    たヒドロキノンの存在において9.5〜12.5の範囲
    のpHで環化反応が起きて、分子の残りの部分から残基
    −G−Xを開裂させ、残基−G−Xの原子からなる環状
    構造を形成するような残基である)を有することを特徴
    とする、ネガ作用性写真用ハロゲン化銀材料。
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