JPH0228998Y2 - - Google Patents

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JPH0228998Y2
JPH0228998Y2 JP1983005278U JP527883U JPH0228998Y2 JP H0228998 Y2 JPH0228998 Y2 JP H0228998Y2 JP 1983005278 U JP1983005278 U JP 1983005278U JP 527883 U JP527883 U JP 527883U JP H0228998 Y2 JPH0228998 Y2 JP H0228998Y2
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JP
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lid
piece
locking
console box
center console
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JP1983005278U
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のセンターコンソールボツクスの
蓋をテーブル板に兼用する機構に関する。
従来、一般にトラツクやバン型車等を使用した
配送車に於いては、運転中や停車中に一方の手で
書類や伝票等を載せた台板を支え、他方の手で記
載する必要を生ずるが、停車中でも台板を支える
のは片手であるため揺動して書き難く、運転中で
は更に車体の振動も加わり、より以上に困難で、
判読し難い文字しか書けなかつたり、書く事が出
来ても後に誤読を生じ配送事務に支障を生ずると
いう問題があつた。
また、コンソールボツクス内に於ける収納物の
おかれた位置によつてボツクスの前側又は後側の
何れかを開けたい場合があつたが、従来の構造で
は蓋は後側に於いてのみヒンジによつてボツクス
に開閉自在に取り付けられ、前開きに限定され使
用上不便であつた。
本考案はこのような従来の問題を解消するた
め、センターコンソールボツクスの蓋を運転席前
方のインストルメントパネル側に水平に保つて運
転者の脇にテーブル板として兼用可能にし、書類
に対する文字の記載を容易且つ適確に行い配送事
務の適正且つ迅速な処理を可能にすること並びに
蓋を前後何れからも開閉可能にしてボツクスに対
する収納物の出し入れを前後何れからでも容易に
出来るようにして使い易くすることを目的とした
考案である。
本考案の実施の一例を図面について説明する
と、1は運転席と助手席との間の床側に設けてあ
るセンターコンソールボツクスで、該ボツクス1
の左右の側壁1aの先端寄りに左右のリンク2,
2の先端2a,2aを前ピン6,6によつて軸支
してリンク2,2を上下方向に廻動自在に取り付
け、更にリンク2,2の後端2b,2bを後ピン
7,7によつて蓋3の側壁3a,3aの後端寄り
に軸支する。8はボツクス1の側壁1a,1aの
後端寄りに設けた軸受で、該軸受8の上部には蓋
3を閉じた際に後ピン7,7の突出部7a,7a
が係合出来るように受口8a,8aを設ける。9
は蓋3の前壁3bの下縁3cに廻動自在に設けた
係止部、10は前記係止部9に対向して、ボツク
ス1の前壁1b上縁1cに内側に向けて設けた係
合部である。サポート5は運転席前方のインスト
ルメントパネル4の後面側に前記係止部9を係脱
出来る係合孔5aを穿設する。
尚、係止部9は、第5図の如く、略水平方向の
摘み片9aと略直角方向に連設した係止片9bと
によつて略逆L字形に形成し、該係止片9bの下
端には爪9cを内方向に突設する。そして蓋3の
前壁3bの下縁3cの中央には、下縁3cに続い
て内側をL字形に延設して空間11を形成し、前
記下縁3c附近の中央と延設した水平部3dの中
央とには連通した窓孔3e,3fを穿設し、前記
空間11に係止部9を内蔵し、一方の窓孔3eよ
り摘み片9aを突出させ、他方の窓孔3fより係
止片9bを突出させ、摘み片9aと係止片9bの
交叉する偶角部9dを軸12によつて水平部3d
に連なる側壁3gに支承させて係止部9を空間1
1内に廻動自在に内装させ、更に係止片9bの途
中と水平部3dに連ねた直立壁3hに内方向への
弾力を有するバネ13を架設してある。更に係合
部10には蓋3を閉じた際に前記係止片9bを係
合出来る係合孔10aが形成してある。
本考案は上述のように構成したので、使用に際
しては、係止部9の摘み片9aを、バネ13の弾
力に抗して軸12を中心に上方に廻動して、係止
片9bと共に爪9cを変位させるのと併行して蓋
3の前壁3bを持つて後方斜め上に持ち上げて、
係止部9を係合部10から外すと蓋3は後ピン7
を支点に廻動して引き起こされてセンターコンソ
ールボツクス1は前側が開き、次に蓋3を持ち上
げて蓋3と共にリンク2,2を前ピン6を支点と
して廻動させて前方に引き起こし、更に蓋3を後
ピン7を中心に下方に廻動し、係止部9の係止片
9bを運転席側のインストルメントパネル4に固
着したサポート5の係合孔5aに嵌入すると爪9
cがバネ13の弾力によつて係合孔5aの縁に係
止し、蓋3の先端部はサポート5に支持され後端
部はリンク2,2に支えれて水平に保たれる(第
1図)。また、前壁3bを持つて最初から蓋3を
水平のまま前方斜め上に持ち上げるとリンク2,
2は前ピン6及び後ピン7を中心に廻動して引き
起こされ、蓋3は前方に移行するので前記同様蓋
3の係止部9の係止片9bをサポート5の係合孔
5aに嵌入すると爪9cがバネ13の弾力によつ
て係合孔5aの縁に係止し水平に保たれる(第3
図)。
そして、係止部9を係合部10から外した状態
で、前ピン6,6を中心にしてリンク2,2を引
き起すと、蓋3の前壁3bの下縁3cはセンター
コンソールボツクス1の前壁1bに接近した状態
で、蓋3の後側はリンク2,2の後端の後ピン
7,7と共に上方に変位し、センターコンソール
ボツクス1の後側が開く。
蓋3をサポート5に連繋させ筆記用の台板とし
て利用したのちに収納する際は、蓋3の先端部を
持ち上げて後ピン7,7を中心に少許り上方に廻
動させつゝ係止部9をバネ13の弾力に抗して廻
動して係止片9bと爪9cを係合孔5aより外し
後方斜め下に変位させると蓋3と共にリンク2,
2も前ピン6及び後ピン7を中心に廻動して倒
れ、後ピン7の突出部7aは軸受8の開口8aに
嵌合し、係止部9が係合部10に係合しセンター
コンソールボツクス1は閉じられる。
また、前ピン6,6を中心にリンク2,2を引
き起して蓋3の後側を上方に変位させてセンター
コンソールボツクス1の後側を開けて収納物を出
し入れした後は、前記と逆にリンク2,2を前ピ
ン6,6を中心に下方に廻動すれば蓋3もリンク
2,2と共に下降して閉じる。
依つて本考案によれば、センターコンソールボ
ツクスの蓋を廻動変位させて先端部をインストル
メントパネル側に係止すれば蓋は運転者の脇に水
平に保持され、運転者は蓋をテーブル板代りとし
書類や伝票を置いて記載出来、蓋の先端部はイン
ストルメントパネルのサポートに係止され後端部
はリンクによつて支えられるので蓋は確固に支持
されて揺動せず、安定しているので従来に比べて
極めて容易且つ正確に記入作業が出来、記入時の
都度台紙を取り上げる非能率さや煩雑さや疲労も
なく、蓋上に記入紙を置いたまま運転出来るの
で、停車信号中の一時停車時や渋滞時等の除行中
等の短時間にも記入作業を迅速適確に処理出来、
助手席の同乗者であれば走行中も停車中も記入作
業を安定して容易且つ正確に出来る。また、記入
作業に利用するほか、眼鏡、煙草、ライター、食
べ物、高速道路通行券やそのためのお金等の置き
場所としても利用出来、使用時に蓋を廻動変位さ
せて水平に保つ操作も、また使用後に折り畳んで
蓋をボツクス上に戻す操作も極めて安定した状態
で運転中も簡単且つ迅速に出来、使用しない間は
ボツクスの蓋として利用されるので嵩らずに収納
出来、ボツクス自体は従来通り小物の収納に使用
出来る。また、リンクの前ピン又は後ピンの何れ
かを中心に蓋を引き起すことによつてボツクスの
前側又は後側の何れかを選択して開口出来るの
で、ボツクスに対する収納物の出し入れが便利で
迅速に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は本
機構を設けた車両の運転席の側面図で想像線は蓋
とリンクの作動状態並びに水平状態を示し、第2
図は蓋を閉じたボツクスの斜視図、第3図は蓋を
前方斜め上に開いたボツクスの斜視図、第4図は
サポートの係合孔に対する蓋の係止部の係止状態
を示す縦断側面図、第5図は第2図に於けるA,
A線縦断側面図である。 符号、1……センターコンソールボツクス、3
……蓋、1a……側壁、3a……側壁、1b……
前壁、3b……前壁、1c……上縁、3c……下
縁、2……リンク、3d……水平部、2a……先
端、3e,3f……窓孔、2b……後端、3g…
…側壁、3h……直立壁、9a……摘み片、4…
…インストルメントパネル、9b……係止片、5
……サポート、9c……爪、5a……係合孔、9
d……隅角部、6……前ピン、10……係合部
(ボツクスの)、7……後ピン、10a……係合
孔、7a……突出部、11……空間、8……軸
受、12……軸、8a……受口、13……バネ、
9……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. センターコンソールボツクス1の左右の側壁1
    aの先端寄りに、左右のリンク2,2の後端2
    a,2aを前ピン6,6によつて軸支すると共に
    リンク2,2の後端2b,2bを後ピン7,7に
    よつて蓋3の側壁3a,3aの後端寄りに軸支
    し、更にセンターコンソールボツクス1の側壁1
    a,1aの後端寄りに軸受8を添設し、該軸受8
    の上部には蓋3を閉じた際に後ピン7,7の突出
    部7a,7aが係合出来るように受口8a,8a
    を設け、蓋3の前壁3bの下縁3cの中央には、
    下縁3cに続いて内側に水平部3dを延設して空
    間11を形成し、前記下縁3cと水平部3dには
    連通した窓孔3e,3fを穿設し、更に略水平方
    向の摘み片9aと略直角方向に連設した係止片9
    bとによつて略逆L字形に形成すると共に、該係
    止片9bの下端には爪9cを内方向に突設した係
    止部9を前記空間11に内蔵させ、一方の窓孔3
    eより摘み片9aを突出させ、他方の窓孔3fよ
    り係止片9bを突出させ、摘み片9aと係止片9
    bの交叉する隅角部9dを軸12によつて水平部
    3dに連なる側壁3gに支持させて係止部9を空
    間11内に廻動自在に軸支し、更に係止片9bの
    途中と水平部3dに連ねた直立壁3hにバネ13
    を架設し、前記係止部9に対向して、センターコ
    ンソールボツクス1の前壁1b上縁1cに前記係
    止片9aを係脱出来る係合孔10aを穿設した係
    合部10を形成し、運転席のインストルメントパ
    ネル4側に前記係止片9bを係脱出来る係合孔5
    aを穿設したサポート5を突設したことを特徴と
    する車両のセンターコンソールボツクスの蓋をテ
    ーブル板に兼用する機構。
JP527883U 1983-01-18 1983-01-18 車両のセンタ−コンソ−ルボツクスの蓋をテ−ブル板に兼用する機構 Granted JPS59110746U (ja)

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JP527883U JPS59110746U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 車両のセンタ−コンソ−ルボツクスの蓋をテ−ブル板に兼用する機構

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JP527883U JPS59110746U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 車両のセンタ−コンソ−ルボツクスの蓋をテ−ブル板に兼用する機構

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Publication Number Publication Date
JPS59110746U JPS59110746U (ja) 1984-07-26
JPH0228998Y2 true JPH0228998Y2 (ja) 1990-08-03

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JP527883U Granted JPS59110746U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 車両のセンタ−コンソ−ルボツクスの蓋をテ−ブル板に兼用する機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622026B2 (ja) * 1973-10-17 1981-05-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848913Y2 (ja) * 1979-07-30 1983-11-08 日産自動車株式会社 車載用デスク
JPS6024662Y2 (ja) * 1981-06-08 1985-07-24 トヨタ自動車株式会社 車両用フロアコンソ−ルボツクス

Patent Citations (1)

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JPS5622026B2 (ja) * 1973-10-17 1981-05-22

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JPS59110746U (ja) 1984-07-26

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