JP2579344Y2 - シート用アームレスト装置 - Google Patents

シート用アームレスト装置

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JP2579344Y2
JP2579344Y2 JP1992050671U JP5067192U JP2579344Y2 JP 2579344 Y2 JP2579344 Y2 JP 2579344Y2 JP 1992050671 U JP1992050671 U JP 1992050671U JP 5067192 U JP5067192 U JP 5067192U JP 2579344 Y2 JP2579344 Y2 JP 2579344Y2
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JP
Japan
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armrest
seat
legs
box
lid
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JP1992050671U
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JPH0613607U (ja
Inventor
軍壮 中谷
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Original Assignee
Araco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシート用アームレスト装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】シート用アームレストはシートを構成す
るシ−トバックの一側に後端部を組付けられて前方突出
するもので、一般にはシ−トバックに対して固定されて
いる。また、特殊のアームレストとしては実開平2−1
47062号公報に示されているように、後端部を上下
方向へ回動可能に組付けて上下方向の傾斜角を調整可能
に構成したアームレストがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した各
アームレストはいずれも肘掛け専用のもので、他の機能
を全く備えていない。従って、本考案の目的は、肘掛け
の機能を有することは勿論のこと、他の機能を備えたシ
ート用アームレスト装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はシ−トクッショ
ンの一側に立設されるシート用アームレスト装置であ
り、当該アームレスト装置は前後一対の脚部の先端に前
後方向へ延びるアームレストを有し前記各脚部の基端部
にて前記シ−トクッションに左右方向へ回動可能に組付
けられるアームレスト本体と、同アームレスト本体の前
記各脚部と前記アームレストとが形成する空間部に位置
し側部にて開口する箱体と同箱体の開口部を開閉可能に
覆蓋する蓋体とからなる収容箱と、前記各脚部の少なく
とも一方と前記シ−トクッション間に設けられ前記アー
ムレスト本体の起立状態を解除可能に保持するロック手
段と、同アームレスト本体の左右方向への回動を所定量
に規制して前記収容箱の蓋体を上側に保持する回動規制
手段を備えていることを特徴とするものである。
【0005】
【考案の作用・効果】このように構成したアームレスト
装置おいては、ロック手段の作用によりアームレスト本
体を起立状態に保持することができ、この状態において
はアームレストが略水平状態に保持されて肘掛け機能を
発揮する。また、上記したロック手段によるアームレス
ト本体に対するロックを解除すると、同アームレスト本
体は左右方向へ回動可能となり、アームレスト本体をシ
−トクッションに対して外側へ回動させると回動規制手
段の作用により所定量回動した状態でそれ以上の回動を
規制される。この状態においては、収容箱の蓋体側が上
面となり、同蓋体を開放すれば収容箱に対して品物を収
容または取り出すことができる。その後、アームレスト
本体を上方へ所定量回動復帰させれば、ロック手段によ
りシ−トクッション側へロックさせて起立状態を保持さ
せることができて肘掛け用として機能させることができ
る。
【0006】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するに、図1には本考案に係るアームレスト装置を装備
した車両用シートが示されている。当該シートにおいて
は、シ−トクッション11、シ−トバック12およびヘ
ッドレスト13を備えいているとともに、アームレスト
装置20を備えている。当該シートにおいては、シ−ト
クッション11の一側に前後一対のロッド状のフレーム
14a,14bが突設されていて、これら各フレーム1
4a,14bにアームレスト装置20が組付けられてい
る。アームレスト装置20は図1〜図4に示すように、
アームレスト本体21、収容箱22、ロック機構23お
よびストッパ手段24a,24bにて構成されている。
【0007】アームレスト本体21は図2および図3に
示すように、アームレスト21aと、前後一対の脚部2
1b,21cとからなり、これら各脚部21b,21c
の上端部がアームレスト21aの下面に固定されてお
り、また各脚部21b,21cの下端部はシ−トクッシ
ョン11に突設した各フレーム14a,14bに左右方
向へ回動可能に組付けられている。収容箱22は一側が
開口する長方形の箱体22aと、箱体22aの開口端縁
に一対のヒンジ22bにて組付けられた蓋体22cと、
マグネットからなるロック手段22dにより構成されて
いる。収容箱22はアームレスト本体21の空間部に嵌
合された状態で前後各端面にて各脚部21b,21cに
固定されていて、アームレスト本体21の起立時にはシ
ートの内側に蓋体22cが位置し、かつアームレスト本
体21の回動による水平時には上側に蓋体22cが位置
する。蓋体22cの前部には円形孔22eが形成されて
おり、同円形孔22eはカップホルダとして機能する。
【0008】各フレーム14a,14bの上端部にはス
トッパ手段24a,24bが配設されているとともに、
前側フレーム14aと脚部21b間にはロック機構23
が配設されている。ロック機構23は図2および図4に
示すように、係合ピン23a、テンションスプリング2
3bおよび係合凹所23cにて構成されている。係合ピ
ン23aはフレーム14aに前方から進退可能に挿入さ
れているとともに、係合凹所23cはフレーム14aの
前面に係合ピン23aに対向して形成されている。テン
ションスプリング23bはフレーム14aと係合ピン2
3a間に介装されて係合ピン23aを係合凹所23c内
へ弾撥的に係合させて、脚部21bを垂直起立状態に保
持する。
【0009】また、各ストッパ手段24a,24bは本
考案の回動規制手段に該当するもので、各フレーム14
a,14bの先端部に固着されて外側かつ上方へ傾斜し
て延びている。各ストッパ手段24a,24bの上端に
は水平状の受承部24c,24dが形成されていて、ア
ームレスト本体21が外側へ所定量回動された場合に各
脚部21b,21cを受承して水平状に保持する。
【0010】このように構成されアームレスト装置20
においては、ロック機構23のロック作用により脚部2
1bがフレーム14aにロックされている場合アームレ
スト本体21は垂直起立状態に保持されており、アーム
レスト21aは図1に示すようにシ−トクッション11
の側部上方にて水平状態に位置し、肘掛け機能を発揮す
る。また、アームレスト本体21の起立状態において、
ロック機構23を構成する係合ピン23aをテンション
スプリング23bに抗して引き出して係合凹所23cか
ら離間させると、フレーム14aに対する脚部21bの
ロックが解除されてアームレスト本体21全体は各脚部
21b,21cの下端部を支点としてシートの外側へ回
動可能となる。
【0011】このため、アームレスト本体21を同方向
へ回動させると、アームレスト本体21の各脚部21
b,21cは所定量回動して水平状態に達した時点で各
ストッパ手段24a,24bに受承されて水平状態を保
持され、この結果アームレスト本体21全体は図2に示
すように水平状態に保持される。この状態の収容箱22
においては蓋体22cが上側に位置する。このため、蓋
体22cを手で引っ張ればロック手段22dによる蓋体
22cの箱体22aに対するロックが解除されて蓋体2
2cを開放することができ、箱体22aに対して品物を
収容したり、取り出したりすることができる。また、蓋
体22cが備えている円形孔22eをカップホルダとし
て利用することができる。
【0012】また、当該アームレスト装置20を本来の
アームレストとして使用したい場合には、アームレスト
本体21を上方へ回動させる。この間ロック機構23を
構成する係合ピン23aを前方へ引っ張り、係合ピン2
3aがアームレスト本体21の脚部21bに対向した時
点で引っ張り操作を解除すると係合ピン23aは脚部2
1bの前面に弾撥的に当接し、さらにアームレスト本体
21を同方向へ回動させると、係合ピン23aは凹所2
3cに対向した時点で同凹所23c内へ弾撥的に係合す
る。この結果、アームレスト本体21はその脚部21b
にてフレーム14aにロックされ、シ−トクッション1
1の一側にて垂直状態に起立するとともに、ロック機構
23のロック作用により垂直起立状態を保持される。
【0013】このように、当該アームレスト装置20に
おいてはアームレストの機能のみならず、品物の収容に
も使用することができるとともに、さらにはカップホル
ダとしても利用することができる。すなわち、当該アー
ムレスト装置20は従来の肘掛け専用のアームレストに
比較して多機能を有する極めて利用度の高いものといえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るアームレスト装置を備
えた車両用シートの斜視図である。
【図2】同アームレスト装置の水平に回動された状態の
斜視図である。
【図3】同アームレスト装置の縦断正面図である。
【図4】同アームレスト装置におけるロック機構の横断
平面図である。
【符号の説明】
11…シ−トクッション、12…シ−トバック、14
a,14b…フレーム、20…アームレスト装置、21
…アームレスト本体、21a…アームレスト、21b,
21c…脚部、22…収容箱、22a…箱体、22c…
蓋体、22d…ロック手段、23…ロック機構、23a
…係合ピン、23b…テンションスプリング、23c…
係合凹所、24a,24b…ストッパ手段。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シ−トクッションの一側に立設されるアー
    ムレスト装置であり、当該アームレスト装置は前後一対
    の脚部の先端に前後方向へ延びるアームレストを有し前
    記各脚部の基端部にて前記シ−トクッションに左右方向
    へ回動可能に組付けられるアームレスト本体と、同アー
    ムレスト本体の前記各脚部と前記アームレストとが形成
    する空間部に位置し側部にて開口する箱体と同箱体の開
    口部を開閉可能に覆蓋する蓋体とからなる収容箱と、前
    記各脚部の少なくとも一方と前記シ−トクッション間に
    設けられ前記アームレスト本体の起立状態を解除可能に
    保持するロック手段と、同アームレスト本体の左右方向
    への回動を所定量に規制して前記収容箱の蓋体を上側に
    保持する回動規制手段を備えていることを特徴とするシ
    ート用アームレスト装置。
JP1992050671U 1992-07-20 1992-07-20 シート用アームレスト装置 Expired - Lifetime JP2579344Y2 (ja)

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JPH0613607U JPH0613607U (ja) 1994-02-22
JP2579344Y2 true JP2579344Y2 (ja) 1998-08-27

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