JPH07223479A - カップホルダー付き収納ボックス - Google Patents

カップホルダー付き収納ボックス

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JPH07223479A
JPH07223479A JP3417394A JP3417394A JPH07223479A JP H07223479 A JPH07223479 A JP H07223479A JP 3417394 A JP3417394 A JP 3417394A JP 3417394 A JP3417394 A JP 3417394A JP H07223479 A JPH07223479 A JP H07223479A
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JP
Japan
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box body
holder member
box
holder
fitting
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JP3417394A
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Inventor
Yoshiaki Hamamoto
吉昭 浜本
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 収納ボックスとして良好に使用することがで
きるカップホルダー付き収納ボックスを提供する。 【構成】 ボックス本体1内に支持部6を形成すると共
に、底壁内面に凸状の台座部5を形成し、かつこのボッ
クス本体1の底部に嵌合する形状の板状基体16にカッ
プ挿通穴17を形成すると共に、その一面側に係合部1
8を形成してホルダー部材14を形成し、ボックス本体
1の支持部6にホルダー部材14の係合部18を係合す
ることにより、該ホルダー部材14がボックス本体1底
壁内面と所定間隔離間して平行に支持され、また該ホル
ダー部材14を裏返してボックス本体1の底部に格納す
ることができると共に、このときホルダー部材14のカ
ップ挿通穴17にボックス本体1の台座部5が嵌合して
ボックス内底部がフラットな状態になるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用として好適に
使用されるカップホルダー付きの収納ボックスに関し、
更に詳述すると、自動車のセンターコンソールや後部座
席のアームレスト等に組込み、常時は小物入れ等の収納
ボックスとして使用し、必要に応じてカップホルダーと
して使用することが可能なカップホルダー付き収納ボッ
クスに関する。
【0002】
【従来の技術】カップホルダー機能を備えた自動車内装
用の収納ボックスとしては、従来実開昭59−5865
3号公報に提案されたセンターコンソールボックスがあ
る。
【0003】このセンターコンソールボックスは、カッ
プ等を挿通して保持する保持穴が形成された補助板を付
属品として有し、必要に応じてこの補助板の凸部をコン
ソールボックス本体又は蓋体に設けた切込みに挿込ん
で、該補助板をコンソールボックス本体の上端面部、蓋
体の裏面部又はコンソールボックス本体の外側部に保持
し、この状態で補助板の保持穴にカップ類を保持するよ
うに構成されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このセ
ンターコンソールボックスは、特に補助板の格納個所を
設けていないので、コンソールボックスを収納ボックス
として使用しているときには、別途グローブボックス等
に補助板を保管しておかなければならず、またカップホ
ルダーとして使用するときにいちいち保管場所、即ちグ
ローブボックス等から補助板を取り出さなければなら
ず、非常に面倒である。
【0005】またこの場合、補助板をコンソールボック
ス内に収納しておくことも考えられるが、コンソールボ
ックス本体に補助板を格納しておくための工夫がなんら
なされていないため、ボックス内が補助板により無駄に
仕切られてしまったり、補助板によりデッドスペースが
生じるなど、コンソールボックスの収納機能が大きく損
なわれてしまう。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、自動車のセンターコンソールや後部座席のアームレ
スト等に良好に装備することができ、常時は小物入れ等
の収納ボックスとして使用し、必要に応じてカップホル
ダーとして使用することができると共に、比較的簡便に
カップホルダーとして使用可能な状態とすることがで
き、しかも収納ボックスとして使用する際にはその収納
機能を損なうことなく、収納ボックスとして良好に使用
することができるカップホルダー付き収納ボックスを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、上端面が開放したボックス本体と、該ボッ
クス本体の上端開放面を開閉可能に閉塞する蓋体と、カ
ップ類を保持するためのホルダー部材とを具備するカッ
プホルダー付き収納ボックスであって、上記ボックス本
体内に該ボックス本体の底壁と所定間隔離間して上記ホ
ルダー部材を支持する支持部を形成すると共に、該ボッ
クス本体の底壁内面に凸状の台座部を形成し、かつこの
ボックス本体の底部に嵌合する形状の板状基体にカップ
挿通穴を形成すると共に、該板状基体に上記支持部と係
合する係合部を設けて上記ホルダー部材を形成してな
り、上記ボックス本体の支持部に上記ホルダー部材の係
合部を係合させることにより、該ホルダー部材がボック
ス本体底壁内面と所定間隔離間して平行に支持され、ま
た該ホルダー部材を裏返してボックス本体の底部に格納
することができると共に、このときホルダー部材のカッ
プ挿通穴にボックス本体の台座部が嵌合してボックス内
底部がフラットな状態になるように構成したことを特徴
とするカップホルダー付き収納ボックスを提供する。
【0008】
【作用】本発明のカップホルダー付き収納ボックスは、
常時は上記ホルダー部材を裏返した状態で上記ボックス
本体の底部に格納して、小物入れ等の収納ボックスとし
て使用し、カップホルダーとして使用する際に、このホ
ルダー部材をボックス本体の底部から取り出し、その係
合部をボックス本体の支持部に係合させてボックス本体
底壁内面と所定間隔離間した状態に支持し、このホルダ
ー部材のカップ挿通穴にカップ類を挿入して保持するも
のである。
【0009】この場合、上記ホルダー部材をボックス本
体の底部に格納した状態にあっては、ホルダー部材の板
状基体は、ボックス本体の底部に嵌合する形状に形成さ
れているので、該ホルダー部材がボックス本体の底部に
底壁内面に密着した状態に格納され、ボックス内が不必
要に仕切られたり、デッドスペースを生じるようなこと
がなく、また該ホルダー部材をボックス本体の底部に嵌
合させて格納した際、ホルダー部材のカップ挿通穴にボ
ックス本体の底壁内面に形成した台座部が嵌入して該カ
ップ挿通穴が埋められ、ボックスの底部内面がフラット
な状態となる。従って、本発明のカップホルダー付き収
納ボックスは、ホルダー部材をボックス本体の底部に収
納した状態において、収納ボックスとして良好に使用す
ることができるものである。
【0010】また、カップホルダーとして使用する場合
には、ボックス本体内から上記ホルダー部材を取り出
し、反転させてその係合部をボックス本体の支持部に係
合させる。これにより、ホルダー部材がボックス本体の
底壁と所定間隔離間した状態で平行に支持され、このホ
ルダー部材のカップ挿通穴にカップ類を挿入してその周
囲を支持すると共に、カップ類の底部をボックス本体の
底壁に形成した台座部により支持することにより、カッ
プ類を保持するものである。
【0011】この場合本発明にあっては、上述したよう
に、ホルダー部材がボックス本体内に格納されているの
で、該ボックス本体からホルダー部材を取り出して簡単
に収納ボックスをカップホルダーとすることができるも
のである。更に、この場合ボックス本体の支持部として
上端面が開放した筒型柱状のボスを形成すると共に、ホ
ルダー部材の係合部として基板の一面側に嵌合突起を突
設し、この嵌合突起を上記ボスに嵌合させて、ホルダー
部材をボックス本体底壁内面と所定間隔離間状態で平行
に支持するように構成することにより、ホルダー部材が
ボックス本体内に格納された状態ではこれが裏返されて
上記嵌合突起が上を向いた状態となり、上述のように、
ホルダー部材はボックス本体内を仕切ったりデッドスペ
ースを生じることのないようにボックス本体内にぴった
りと嵌まった状態で格納されるにもかかわらず、この嵌
合突起をつかんで持ち上げることにより、簡単にボック
ス本体から取り出すことができる。
【0012】このように、本発明のカップホルダー付き
収納ボックスによれば、収納ボックスをカップホルダー
として使用する場合に取り付けるホルダー部材をボック
ス本体内に格納することができるので、ホルダー部材を
グローブボックス等に収納しておく必要がなく、簡便に
ホルダー部材を取り出して、収納ボックスをカップホル
ダーとして使用することができるものである。例えば、
後部座席のアームレストなどに装備した場合には、ホル
ダー部材を前席のグローブボックスに収納した場合、い
ちいちホルダー部材を前席の人に取ってもらわなければ
ならず、非常に面倒であるが、本発明のカップホルダー
付き収納ボックスによれば、後部座席に座した人が必要
時にいつでも自らボックス本体からホルダー部材を取り
出し、収納ボックスをカップホルダーとして使用するこ
とができる。
【0013】しかも、ホルダー部材をボックス本体に格
納した状態にあっても、ボックス本体内に無駄な仕切り
やデッドスペースを生じることがなく、しかも底壁がフ
ラットな状態となり、小物入れ等の収納ボックスとして
良好に使用することができるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。図1〜図5は、本発明の一実施例にかかるカ
ップホルダー付き収納ボックスを示すもので、この収納
ボックスは自動車のセンターコンソールや後部座席のア
ームレストに小物入れとして装備されるものである(本
例ではアームレストに装備した)。
【0015】図中1は、上端面が開放した四角箱型のボ
ックス本体であり、このボックス本体1の前端部(図中
左端部)内面中央部には四角柱状の突出部2が形成され
ており、この突出部2は中空に形成されていると共に、
その上端面にスリット状のヒンジ片挿通孔3,3が並設
されている(図1参照)。また、後端部(図中右端部)
内面中央部には、四角筒状のロック体装着部4が形成さ
れていると共に、後端部(図中右端部)内面両隅部には
後述するホルダー部材14を支持するための支持部とし
て上端面が開放した四角筒状のボス6,6が形成されて
おり、上記ロック体装着部4の上端はボックス本体の上
端面とほぼ一致した状態となっていると共に、上記ボス
6,6の上端はボックス本体1の高さ方向中間部に位置
するようになっている。更に、ボックス本体1の底壁内
面には、大小2つの円形台座部5,5が形成されてい
る。
【0016】上記ロック体装着部4には、後述する蓋体
11を閉状態でロックするロック体7が配設されてい
る。このロック体7は、略平板状のロック板8の下面中
央部に長板状の支持片9を突設すると共に、下面後端部
に略くの字状に折曲された弾発板10を突設したもので
あり、その支持片9先端部がロック体装着部4内に回動
可能に軸着されていると共に、上記弾発板10が装着部
4の後部壁内面に当接してロック体7が前方に回動する
ように付勢されており、この状態で上記ロック板8がボ
ックス本体1の上端面とほぼ一致するように配設されて
いる。
【0017】次に、図中11は上記ボックス本体1の上
端開放面を開閉可能に閉塞する蓋体である。この蓋体1
1は上記ボックス本体1の上端開放面の形状に合わせて
湾曲した基板の前端部下面に略U字状のヒンジ片12,
12を突設し、このヒンジ片12,12を上記ボックス
本体1のヒンジ片挿通孔3,3に挿入し、その先端部を
回動可能に軸着することにより、ボックス本体1に取り
付けられていると共に、特に図示していないが、ヒンジ
片挿通孔12,12の軸着部にバネが取り付けられてお
り、このバネにより蓋体11が自動的に開方向へと所定
量だけ回動するようになっている。また、この蓋体11
はその基板後端縁部(図中右側端部)中央部が凹状に切
りかかれており(図1参照)、その端縁部下面に鉤状の
ロック爪13が突設されている(図2,3参照)。
【0018】更に、図中14はホルダー部材であり、こ
のホルダー部材14は図4に示したように、後端縁部
(図中右側端縁部)中央に凹状の切欠き部19が形成さ
れていると共に、前端縁部幅方向中間部に互いに所定間
隔離間して突片15,15が一体に突設された板状基体
16の中央部に大小2つのカップ挿通穴17,17を形
成すると共に、後端両側部下面にそれぞれ上記ボス6,
6(支持部)に係合する係合部として嵌合突起18,1
8を突設したものである。
【0019】ここで、上記切欠き部19及び両突片1
5,15間の間隙は、いずれも上記ボックス本体1の突
出部2及びロック体装着部4がぴったりと嵌まるように
形成されていると共に、上記両突片15,15はボック
ス本体1のロック体装着部4とボス6,6との間の間隙
にぴったりと嵌まるように形成されている。また、上記
カップ挿通穴17,17も上記ボックス本体1の底壁に
形成された台座部5,5がぴったりと嵌まるようになっ
ている。
【0020】本実施例のカップホルダー付き収納ボック
スは、上記ボックス本体1、蓋体11及びホルダー部材
14から構成されており、上記ボックス本体1が自動車
の後部座席に装備されたアームレスト20の先端部に埋
設されたものである。
【0021】次に、このカップホルダー付き収納ボック
スの使用方法及びその動作について説明する。本実施例
のカップホルダー付き収納ボックスは、常時は上記ホル
ダー部材14の上下面を反転させて(嵌合突起18が突
設された下面側を上にして)該ホルダー部材14をボッ
クス本体1の底部に格納した状態で、小物入れ等の収納
ボックスとして使用するものである。
【0022】この場合、上記ホルダー部材14を反転さ
せてボックス本体1内の底部に格納すると、ホルダー部
材14の切欠き部19内にボックス本体1の突出部2が
位置し、かつボックス本体1のロック体装着部4とボス
6,6との間の間隙にホルダー部材14の突片15,1
5が挿入され、ホルダー部材14の板状基体16がボッ
クス本体1の底部に底壁内面を完全におおった状態で格
納されると共に、更にこの状態において、ホルダー部材
14のカップ挿通穴17にボックス本体1の底壁に形成
された台座部5,5が嵌まり込む。これにより、図2に
示されているように、ボックス本体1内に無駄な仕切り
やデッドスペースを生じることがなく、しかも底壁がフ
ラットな状態となる。
【0023】そして、この状態で小物入れ等の収納ボッ
クスとして使用されるが、このとき蓋体11の開閉操作
は、ロック体7を操作することにより該蓋体11をロッ
ク/アンロックして行われる。
【0024】即ち、蓋体11は図2に示されているよう
に、常時はボックス本体1の上端開放面を閉塞した状態
で、そのロック爪13が上記ロック体7のロック板8先
端と係合して係止され、これにより閉状態でロックされ
ている。この状態から蓋体11を開くときには、図5に
示したように、ロック体7のロック板8後端部(図中右
側)を押圧P1する(A図)。これにより、ボックス本
体1に軸着された支持片9の先端部を軸にしてロック体
7が後方に回動し、ロック板8とロック爪13との係合
状態が解除され、バネ(図示せず)の付勢力によって蓋
体11が自動的に所定量だけ開方向に回動する(B
図)。この状態で蓋体11の先端部に指等をひっかけて
蓋体11を開くものである。なお、ロック体7はその押
圧力を解除することにより弾発片10の弾発力により自
動的に前方へと回動し、初期状態に復帰するようになっ
ている。また、この状態から蓋体11を閉じるときに
は、手動により蓋体11を閉方向に回動させて上記バネ
(図示せず)の付勢力に抗して蓋体11先端部を押圧P
2する(C図)。これによりロック爪13の外側面に形
成されたテーパー部がロック板8先端に当接し、該テー
パー部によりロック体7が弾発片10の弾発力に抗して
後方へと回動させられ、ロック爪13が通過するとロッ
ク体7が弾発片10の弾発力により前方に回動してロッ
ク板8とロック爪13とが自動的に係合し、ロックされ
る(A図)。
【0025】このように、本実施例のカップホルダー付
き収納ボックスは、ロック体7をワンプッシュするだけ
で簡単に蓋体11をアンロックすることができ、このと
き自動的に所定角度まで蓋体11が回動するので簡単に
蓋体11を開くことができると共に、蓋体11を閉じる
ときにはこれを回動させてワンプッシュするだけで簡単
に蓋体11をロックすることができ、極めて簡便に蓋体
11の開閉を行うことができ、更に上述のように、ボッ
クス本体1内に無駄な仕切りやデッドスペースを生じる
ことがなく、しかも底壁がフラットな状態となるので、
小物入れ等の収納ボックスとして良好に使用される。
【0026】次に、このカップホルダー付き収納ボック
スをカップホルダーとして使用する場合には、上述した
手順により蓋体11を開いてホルダー部材14をボック
ス本体1から取り出し、図4に示したように、該ホルダ
ー部材14を反転させて(嵌合突起18,18を下にし
て)嵌合突起18,18をボックス本体1のボス6,6
に嵌入させる。これにより、図3に示したように、ホル
ダー部材14がボックス本体1の底壁と所定間隔離間し
た状態で該底壁と平行に支持される。
【0027】この状態で、カップ類21をホルダー部材
14のカップ挿通穴17に挿入し、該カップ類21の周
囲をカップ挿通穴17の内周で支持すると共に、カップ
類21の底部をボックス本体1の底壁に形成した台座部
5にて支持することにより、カップ類21を保持するも
のである。
【0028】ここで、ホルダー部材14をボックス本体
1から取り出し、カップホルダーを構成する際、図2に
示されているように、ボックス本体1内に格納されたホ
ルダー部材14は、嵌合突起18を上にした反転状態と
なっており、上述のように、ボックス本体1内を仕切っ
たりデッドスペースを生じることのないようにボックス
本体1内にぴったりと嵌まった状態で格納されているに
もかかわらず、この嵌合突起18をつかんで持ち上げる
ことにより、簡単にボックス本体1から取り出すことが
できる。
【0029】このように、本実施例のカップホルダー付
き収納ボックスによれば、ホルダー部材14をボックス
本体1内に格納することができるので、ホルダー部材1
4をグローブボックス等に収納しておく必要がなく、簡
便にホルダー部材14を取り出して、収納ボックスをカ
ップホルダーとして使用することができるものである。
従って、後部座席のアームレスト20に装備されている
が、後部座席に座している人がホルダー部材14をいつ
でもボックス本体1から取り出して、収納ボックスをカ
ップホルダーとして使用することができるものである。
【0030】しかも、ホルダー部材14をボックス本体
1に格納した状態にあっても、ボックス本体1内に無駄
な仕切りやデッドスペースを生じることがなく、しかも
底壁がフラットな状態となり、小物入れ等の収納ボック
スとして良好に使用することができるものである。
【0031】また、図6は、本発明の他の実施例にかか
るカップホルダー付き収納ボックスを示すもので、上記
ボス6,6に代えて支持部としてボックス本体1の後壁
高さ方向中間部内面両側部に嵌合凹部31,31を形成
すると共に、上記嵌合突起18,18に代えて板状基体
16の後端縁両側部に係合部として嵌合凸部30,30
を一体に設け、この嵌合凸部30,30を上記嵌合凹部
31,31に嵌合させることにより、ホルダー部材14
をボックス本体1内に底壁と所定間隔離間した状態でか
つ平行に支持するように構成したものである。なお、そ
の他の構成及び作用効果は上記図1〜5の収納ボックス
と同様であるので同一構成部分に同一の参照符号を付し
てその説明を省略する。
【0032】なお、本発明のカップホルダー付き収納ボ
ックスは、上記実施例に限定されるものではなく、ボッ
クス本体やホルダー部材の形状、蓋体の開閉機構やロッ
ク機構等は適宜変更することができ、その他の構成につ
いても本発明の要旨を逸脱しないかぎり種々変更して差
し支えない。また、本発明のカップホルダー付き収納ボ
ックスは、上述のように、自動車のセンターコンソール
や後部座席のアームレスト等に好適に装備されるもので
あるが、自動車に限らず種々の用途に転用可能である。
例えば、各種椅子の肘掛部に本発明のカップホルダー付
き収納ボックスを組込み、カップホルダーとして使用可
能な小物入れとすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカップホ
ルダー付き収納ボックスによれば、自動車のセンターコ
ンソールや後部座席のアームレスト等に良好に装備する
ことができ、常時は小物入れ等の収納ボックスとして使
用し、必要に応じてカップホルダーとして使用すること
ができると共に、ホルダー部材がボックス本体に格納可
能になっているので、比較的簡便にカップホルダーとし
て使用可能な状態とすることができ、しかもホルダー部
材をボックス本体内に格納した状態にあってもボックス
本体内が無駄に仕切られたり、デッドスペースを生じる
ことがない上、ボックス本体底部をフラットな状態とす
ることができるので、収納ボックスとして使用する際に
は格納されたホルダー部材によりその収納機能を損なう
ことなく、良好に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるカップホルダー付き
収納ボックスを示す平面図である。
【図2】同収納ボックスを示す図1のA−A線に沿った
断面図である。
【図3】同収納ボックスをカップホルダーとして使用す
る場合を示す断面図である。
【図4】同収納ボックスを構成するボックス本体及びホ
ルダー部材を示す部分分解斜視図である。
【図5】同収納ボックスのロック機構の動作を説明する
部分概略断面図である。
【図6】本発明の他の実施例にかかるカップホルダー付
収納ボックスを示す部分分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 5 台座部 6 ボス(支持部) 7 ロック体 11 蓋体 14 ホルダー部材 16 板状基体 17 カップ挿通穴 18 嵌合突起(係合部) 20 アームレスト 21 カップ類 30 嵌合凸部(係合部) 31 嵌合凹部(支持部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端面が開放したボックス本体と、該ボ
    ックス本体の上端開放面を開閉可能に閉塞する蓋体と、
    カップ類を保持するためのホルダー部材とを具備するカ
    ップホルダー付き収納ボックスであって、上記ボックス
    本体内に該ボックス本体の底壁と所定間隔離間して上記
    ホルダー部材を支持する支持部を形成すると共に、該ボ
    ックス本体の底壁内面に凸状の台座部を形成し、かつこ
    のボックス本体の底部に嵌合する形状の板状基体にカッ
    プ挿通穴を形成すると共に、該板状基体に上記支持部と
    係合する係合部を設けて上記ホルダー部材を形成してな
    り、上記ボックス本体の支持部に上記ホルダー部材の係
    合部を係合させることにより、該ホルダー部材がボック
    ス本体底壁内面と所定間隔離間して平行に支持され、ま
    た該ホルダー部材を裏返してボックス本体の底部に格納
    することができると共に、このときホルダー部材のカッ
    プ挿通穴にボックス本体の台座部が嵌合してボックス内
    底部がフラットな状態になるように構成したことを特徴
    とするカップホルダー付き収納ボックス。
  2. 【請求項2】 ボックス本体内に形成した支持部が上端
    面が開放した筒型柱状のボスであると共に、ホルダー部
    材に設けた係合部が板状基体の一面側に突設した上記ボ
    スに嵌合する嵌合突起であり、上記ボックス本体のボス
    に上記ホルダー部材の嵌合突起を嵌入することにより、
    該ホルダー部材がボックス本体底壁内面と所定間隔離間
    して平行に支持されるように構成した請求項1記載のカ
    ップホルダー付き収納ボックス。
  3. 【請求項3】 ボックス本体内に形成した支持部がボッ
    クス本体の周壁内面高さ方向中間部に形成された嵌合凹
    部であると共に、ホルダー部材に設けた係合部が板状基
    体の周縁部に形成した上記嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部
    であり、上記ボックス本体の嵌合凹部に上記ホルダー部
    材の嵌合凸部を嵌入することにより、該ホルダー部材が
    ボックス本体底壁内面と所定間隔離間して平行に支持さ
    れるように構成した請求項1記載のカップホルダー付き
    収納ボックス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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