JPH02289027A - ローマ字カナ変換表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ローマ字カナ変換によるカナ入力方式に関し
、特に、その変換における変換文字列の表示方式に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、ローマ字カナ変換における入力においては、入力
した文字がカナに変換されるまで画面に何も表示されな
いか、又はカナに変換される前の文字も変換後の文字又
は変換されない文字と同一に表示していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のローマ字カナ変換方式では、カナに変換
されるまで入力した文字が表示されない場合は、画面上
で入力文字を確認できないという欠点があった。また、
変換前の入力文字が変換後の文字と同じように表示され
る場合は、カナへの変換の可能性のある文字列と変換の
可能性のなくなった文字列の区別がつかないという欠点
があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のローマ字カナ変換表示方式は、アルファベット
文字列を入力する入力手段と、ローマ字からカナ文字へ
の変換テーブルと、前記入力手段から入力されたアルフ
ァベット文字列を前記変換テーブルを使用してカナ文字
へ変換する変換手段と、前記変換手段によるカナ文字へ
の変換が確定していないアルファベット文字列を表示す
るための未確定部分表示手段と、前記変換手段によるカ
ナ文字に変換された結果のカナ文字またはカナ文字に変
換できないアルファベット文字列を表示するための確定
部分表示手段と、前記未確定部分表示手段及び前記確定
部分表示手段による文字列を出力装置に表示する表示手
段とを含んで構成される。

〔実施例〕

次に本発明について、図面を参照して説明する。

第１図は、本発明のローマ字カナ変換表示方式の一実施
例の構成を示すブロック図である。本実施例のローマ字
カナ変換表示方式は、キーボード等の入力装置１と、入
力手段２と、ローマ字カナ変換テーブル３と、変換手段
４と、未確定部分表示手段６と、確定部分表示手段７と
、表示手段８と、デイスプレィ等の出力装置９とから構
成されている。第２図は、変換手段４の処理手順を示す
流れ図である。

次に、このように構成された本実施例のローマ字カナ変
換表示方式の動作について説明する。

キーボード１とデイスプレィ９を使用してローマ字カナ
変換によりカナ文字５を入力する時に、入力手段２はキ
ーボード１よりアルファベットからなるローマ字が入力
され、変換手段４に渡す。変換手段４は、入力手段３か
ら受けとった文字列をローマ字カナ変換テーブル３を参
照してカナ文字５に変換する。第２図を参照すると、変
換手段４は変換対象である入力手段２から引渡された入
力文字列が変換テーブル３に登録されたローマ字に一致
したら（ステップ１０）これを対応するカナに変換し、
変換されたカナ文字は変換が確定したものとする（ステ
ップ１１）、入力手段２から渡された入力文字列が変換
テーブル３に登録されたローマ字の先頭の一部に一致し
たら（ステップ１２）、続く入力によりカナに変換でき
る可能性があるため入力文字列の変換は未確定とする（
ステップ１３）。入力手段２から渡された入力文字列が
変換テーブル３に登録されたいずれかのローマ字の先頭
の一部に一致せず、変換できない時は、入力文字列の先
頭−文字は変換できないものとして確定したとし、残り
を入力文字列として再度変換の対象とする（ステップ１
４）。このようにして変換手段４では入力文字列をカナ
文字に可能ならば変換し、カナ文字５を作成するととも
に、変換の様子をデイスプレィ９に表示するために変換
、非変換の確定部分と未確定部分とを分けて作成する。

変換手段４で以上のようにして作成された確定部分の文
字列は、確定部分表示手段７及び表示手段８によってデ
イスプレィ９に表示される。また未確定部分の文字列は
、未確定部分表示手段６及び表示手段８によってデイス
プレィ９に表示される。未確定部分表示手段６では、表
示する文字列を反転表示させることにより確定部分表示
手段７による表示と区別させる。未確定部分表示手段６
による表示では反転表示以外にも、下線をつけて表示す
る、色を変えて表示する等確定部分表示手段７による表
示と区別する方法は色々なものが考えられる。また、逆
に未確定部分表示手段６による表示を通常の表示で行い
、確定部分表示手段７による表示を反転表示にして区別
することも考えられる。

表示手段８は、未確定部分表示手段すと確定部分表示手
段７からのデイスプレィ９への表示を行う時の共通の表
示処理を行う。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ローマ字カナ変換におけ
るカナ入力において、変換の確定した部分と未確定の部
分を区別できるように表示することにより、変換の途中
の入力状態を明確に知ることができる効果があり、入力
ミスを少なくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は第１図中の変換手段４の処理手順を示す流れ図で
ある。 １・・・キーボード、２・・・入力手段、３・・・ロー
マ字カナ変換手段、４・・・変換手段、５・・・カナ文
字、６・・・未確定部分表示手段、７・・・確定部分表
示手段、８・・・表示手段、９・・・デイスプレィ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルファベット文字列を入力する入力手段と、ローマ字
   からカナ文字への変換テーブルと、前記入力手段から入
   力されたアルファベット文字列を前記変換テーブルを使
   用してカナ文字へ変換する変換手段と、前記変換手段に
   よるカナ文字への変換が確定していないアルファベット
   文字列を表示するための未確定部分表示手段と、前記変
   換手段によるカナ文字に変換された結果のカナ文字また
   はカナ文字に変換できないアルファベット文字列を表示
   するための確定部分表示手段と、前記未確定部分表示手
   段及び前記確定部分表示手段による文字列を出力装置に
   表示する表示手段とを含むことを特徴とするローマ字カ
   ナ変換表示方式。