JPH02286545A - 媒体斜行修正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 媒体斜行修正方法、例えば通帳証書発行機などにおいて
、シート状の媒体を斜行修正部に搬送する際の斜行修正
の方法に関し、 シート状媒体の円滑な斜行修正が安定してできる媒体斜
行修正方法を提供することを目的とし、シート状媒体を
送りローラと退避ローラにより、上下ガイド板間を斜行
修正部へ搬送するにおいて、該送りローラと退避ローラ
によって該シート状媒体の搬送方向を下ガイド板側に向
かせ、該シート状媒体を下ガイド板上に接触せしめする
ことを特徴とする媒体斜行修正方法を含み構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は媒体斜行修正方法、例えば通帳証書発行機など
において、シート状の媒体を斜行修正部に搬送する際の
斜行修正方法に関する。

（従来の技術〕 従来、例えば、通帳証券発行機などにおいては、所定の
シート状の印刷媒体を媒体斜行修正部に搬送し、媒体の
斜行修正を行っている。

第３図は従来の媒体斜行修正の搬送装置の構成図、第４
図は第３図の搬送装置部分の拡大図である。

これらの図において、通帳や証券などのシート状媒体１
１は、下側からＲ部を通って水平方向にほぼＬ字状に案
内された上側ガイド板１２と下側ガイド１３との間を、
一対のゴムローラなどからなる搬送ローラ１４．１４で
上方に搬送され、さらに水平方向に向きを変えられ、上
側ガイド板１２側に固定された送りローラ１５と下側ガ
イド板１３側に移動可能に設けられた退避ローラ１６と
により斜行修正部１７に搬送される。退避ローラ１６は
、シート状媒体１１の斜行修正をするときに、送りロー
ラ１５から離れ下側ガイド板１３側の下側に移動して、
このシート状媒体１１を自由に動くことができるように
している。

第５図は第３図の媒体斜行修正部の平面図である。

同図において、上記斜行修正部１７は、シート状媒体１
１が搬送されてきた部分の一側部に、センサ１８と、他
方側にはシート状媒体１１をセンサ１８側に寄せるため
の斜行修正レバー１９が設けられており、退避ローラ１
６が下側ガイド板１３側に退避している状態において、
斜行修正レバー１９がシート状媒体１１の端部をセンサ
１８側に寄せ、このセンサ１８が働くことによりシート
状媒体１１の斜行が修正されるようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の通帳証券発行機などにおける証書発行機の搬送装
置では、シート状媒体１をゴムローラなとで搬送する場
合、低湿時には大量の静電気が発生する。このシート状
媒体１の静電気を無くすことは、金属製の搬送路に囲ま
れた場所では困難である。この場合、−船釣なシート状
媒体搬送時には、特に問題にならないが、斜行修正する
場合には、シート状媒体１１を自由に動くことができる
ように退避ローラ１６を設けているため、搬送されてく
るシート状媒体１１がＲ部を通って搬送路中の上側ガイ
ド板１２側に接着しやすい。このため、シート状媒体１
１が搬送路中の固定側の送りローラ１５のために、斜行
修正に悪影響を与える問題があった。

そこで本発明は、シート状媒体の円滑な斜行修正が安定
してできる媒体斜行修正方法を提供することを目的とす
る。

〔課題を解決するための手段］ 上記課題は、シート状媒体を送りローラと退避ローラに
より、上下ガイド板間を斜行修正部へ搬送するにおいて
、該送りローラと退避ローラによって該シート状媒体の
搬送方向を下ガイド板側に向かせ、該シート状媒体を下
ガイド板上に接触せしめすることを特徴とする媒体斜行
修正方法によって達成される。

〔作用］ 本発明では、送りローラと退避ローラの搬送方向が下ガ
イド板側に向くように配置されており、シート状媒体は
下ガイド板側に接するため、搬送路と接する面と一致し
安定した斜行修正が可能になる。

［実施例］ 以下、本発明を図示の一実施例により具体的に説明する
。

第１図は本発明実施例の構成を示す側面図、第２図は第
１図の搬送装置部分の拡大図である。なお、従来例に対
応する部分は同一の符号を記す。

これらの図において、１１はシート状媒体、１２は上側
ガイド板、１３は下側ガイド板、１４．１４は搬送ロー
ラ、１７は斜行修正部である。そして、斜行修正部１７
手前の水平部分では、上側ガイド板１２側に搬送路中に
固定された送りローラ２１と、下側ガイド板１３側に上
下方向に移動可能な退避ローラ２２が設けられている。

退避ローラ２２は、シート状媒体１１の搬送中において
は送りローラ２１と接触し、斜行修正時には送りローラ
２１から離れ下側ガイド板１３例の外側に移動して、こ
のシート状媒体１１を自由に動くことができるようにし
ている。本発明においては、送りローラ２１と退避ロー
ラ２２の相対的位置が、そのシート状媒体１１の搬送方
向がやや斜め下側に傾斜して下ガイド板側１３に向くよ
うに配置されている。

上記の媒体斜行修正方法では、送りローラ２１と退避ロ
ーラ２２の搬送方向が下ガイド板側１３に向くように配
置されているため、シート状媒体１１は搬送により下ガ
イド板側１３に接する。従って、シート状媒体１１の接
する下ガイド板側１３が重力方向になり、退避ローラ２
２も退避して搬送路と接する面と一致し、静電気が発生
しても安定した円滑な斜行修正が可能になる。

なお、本発明では、送りローラ２１と退避ローラ２２に
よる搬送方向が下ガイド板側１３に向くように配置され
ていればよく、その搬送方向の傾斜角度などはシート状
媒体１１の種類などにより決められる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に本発明によれば、送りローラと退避ロ
ーラの搬送方向が下ガイド板側に向くように配置されて
おり、シート状媒体は下ガイド板側に接するため、搬送
路と接する面と一致し安定した斜行修正が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示す側面図、第２図は第
１図の搬送装置部分の拡大図、第３図は従来の媒体斜行
修正の搬送装置の構成図、 第４図は第３図の搬送装置部分の拡大図、第５図は第３
図の媒体斜行修正部の平面図である。 図中、 １１はシート状媒体、 １２は上側ガイド板、 １３は下側ガイド板、 １４は搬送ローラ、 １７は斜行修正部、 ２１は送りローラ、 ２２は退避ローラ を示す。 特許出願人　　　富士通機電株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　シート状媒体（１１）を送りローラ（２１）と退避ロ
   ーラ（２２）により、上下ガイド板（１２、１３）間を
   斜行修正部（１７）へ搬送するにおいて、 該送りローラ（２１）と退避ローラ（２２）によって該
   シート状媒体（１１）の搬送方向を下ガイド板（１３）
   側に向かせ、該シート状媒体（１１）を下ガイド板（１
   ３）上に接触せしめすることを特徴とする媒体斜行修正
   方法。