JP2525906Y2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2525906Y2
JP2525906Y2 JP1986161530U JP16153086U JP2525906Y2 JP 2525906 Y2 JP2525906 Y2 JP 2525906Y2 JP 1986161530 U JP1986161530 U JP 1986161530U JP 16153086 U JP16153086 U JP 16153086U JP 2525906 Y2 JP2525906 Y2 JP 2525906Y2
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▲吉▼英 安藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金融機関等で使用される通帳や帳票等に印字
を行う印字装置に関するもので、特にプラテンに媒体を
押し付けてプラテンギャップを得るためのメディアフォ
ロを印字ヘッドに取り付けた構造を持つ印字装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の印字装置を示す概略側面図である。第
4図は第3図の要部拡大図であり、ここで同図(I)は
媒体搬送時の状態、同図(II)は印字時の状態を示して
いる。
図において1は装置の印字部に配置された印字ヘッ
ド、2はこの印字ヘッド1に取り付けられた金属製のメ
ディアフォロ、3は同じく金属製のプラテンで、このプ
ラテン3は媒体支持面が印字ヘッド1及びメディアフォ
ロ2の先端面と対向するように配置されている。
4はメディアフォロ2とプラテン3との間に位置する
ガイドベルトである。
5aと5bは前記印字部の前部側に配置された前部側上ガ
イド板と前部側下ガイド板、6aと6bは同じく印字部の後
部側に配置された後部側上ガイド板と後部側下ガイド板
で、これらにより印字部前後の搬送路が構成されてい
る。
7aと7bはフォードローラ、8aと8bは該フィードローラ
7aと7bに対応するプレッシャローラで、このフィードロ
ーラ7aとプレッシャローラ8aは前記前部側上ガイド板5a
と前部側下ガイド板5bとの間で後述する媒体を挟持しつ
つ回転し得るように設けられ、またフィードローラ7bと
プレッシャローラ8bは前記後部側上ガイド板6aと後部側
下ガイド板6bとの間で後述する媒体を挟持しつつ回転し
得るように設けられている。
9は通帳や帳票等の印字すべき媒体である。
ここで、前記印字ヘッド1は図示しない機構により上
昇,下降するようになっており、かつプラテン3の長手
方向つまり媒体9の幅方向に移動しつつ印字動作するよ
うになっている。
また、印字ヘッド1に取り付けられたメディアフォロ
2は、ガイドベルト4上からプラテン3に媒体9を押し
付けると共に、印字ヘッド1とプラテン3との間の間隔
つまりプラテンギャップを一定に保つためのもので、そ
の先端面は印字ヘッド1の先端面よりも一定量プラテン
3側に突出している。
また、ガイドベルト4はメディアフォロ2の上下動に
伴って媒体9に接触,離間するようにしてあり、かつ所
定の長さに張設されている。
更に、後部側上ガイド板6aは図示しない機構により前
部側上ガイド板5aに接近,離間するようになっており、
また、フィードローラ7aと7bは搬送路における他のフィ
ードローラと共に図示しないモーターを駆動源として正
逆両方向に回転するようになっている。
上述した構成において媒体9の印字処理は以下のよう
にして行われる。
まず、第4図(I)に示すように印字ヘッド1を上昇
させて退避させ、また後部側上ガイド板6aを前進させて
前部側上ガイド板5aに接近させた状態で装置に媒体9を
挿入すると、該媒体9は搬送路を通ってフィードローラ
7aとプレッシャローラ8aの位置に達し、この両ローラ7
a,8aに挟持された後、既に回転しているフィードローラ
7aにより更に搬送される。
これにより、媒体9の先端部がプラテン3上を通過
し、更にフィードローラ7bとプレッシャローラ8bとの間
に挟持された後、フィードローラ7aと7bの回転により媒
体9の印字すべき部分が印字ヘッド1の直下の印字位置
に達すると、フィードローラ7aと7bの回転が停止され
る。
ここで、後部側上ガイド板6aが後退して前部側上ガイ
ド板5aから離れ、これにより両ガイド板5a,6a間に所定
の間隙が生じると、続いて印字ヘッド1が下降して、該
印字ヘッド1に取り付けられているメディアフォロ2が
ガイドベルト4上から媒体9をプラテン3に押し付け、
同時に一定のプラテンギャップが得られるので、この状
態で印字ヘッド1がプラテン3に沿って移動しつつ印字
動作し、図示しないインクリボンを介して媒体9に印字
が行われる。
印字が終了すると印字ヘッド1は再び上昇して退避状
態となり、更に後部側上ガイド板6aが前部側上ガイド板
5aに接近した後、フィードローラ7a,7bが逆回転し、こ
れにより媒体9は前記と逆の方向に搬送されて装置から
排出される。
ところで、この種の印字装置いおいては、金融機関等
で用いられる場合、媒体9として通帳,帳票の他、複写
紙が利用されることがあり、その場合の印字後の媒体9
を第5図及び第6図に示す。
第5図は印字後の媒体9を示す正面図、第6図はその
側面図で、ここではn枚複写した場合を示している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来の印字装置では、プラテ
ン3全体が金属で形成されているため、印字に際して印
字ヘッド1がプラテン3側に下降すると、同じく金属製
のメディアフォロ2がガイドベルト4及び媒体9を介し
てプラテン3に衝突することになり、そのため高い衝突
音が発生すると共に、媒体9が複写紙の場合、第5図に
示したように2枚目以降の媒体9に圧痕10が濃く付いて
印字品位を低下させるという問題があった。
また、メディアフォロ2は印字中に印字ヘッド1と一
体にガイドベルト4上を移動するため、このメディアフ
ォロ2とガイドベルト4との摩擦力により、該ガイドベ
ルト4にメディアフォロ2の移動方向へのつられが生
じ、これにより媒体9が引っ張られて位置ずれを起こ
し、これが印字ずれの原因になるという問題もあった。
本考案はこれらの問題を解決するためになされたもの
で、メディアフォロがプラテンに衝突する際の衝突音を
低くすることができると共に、媒体が複写紙の場合でも
メディアフォロによる圧痕を抑えることができ、かつ印
字時における媒体のずれ防止することが可能な印字装置
を実現すことをもくてきとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案は、媒体を支持する
プラテンに沿って移動しかつ該プラテンに対して接近,
離反する方向にも移動可能とした印字ヘッドにメディア
フォロを取り付けると共に、このメディアフォロと前記
プラテンとの間にガイドベルトを張設し、印字に際して
前記印字ヘッドがプラテンに接近する方向に移動したと
き、前記メディアフォロがガイドベルトを介して前記媒
体をプラテンに押し付ける印字装置において、前記プラ
テンの、前記ガイドベルトを介して前記メディアフォロ
と対向する部分に、印字時に前記印字ヘッドと一体に移
動するメディアフォロの移動範囲全長にわたって弾性体
を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成を有する本考案は、印字に際して印字
ヘッドがプラテン側に下降したとき、メディアフォロを
プアテンに設けた弾性体で受け止めることができるの
で、この弾性体の緩衝作用により衝突音を低くすること
ができると共に、媒体が複写紙であっても圧痕が濃く付
くことを防止することができる。
また、印字時に印字ヘッドが媒体の幅方向に移動する
際は、メディアフォロがガイドベルトを介して媒体を弾
性体に押圧しつつ移動することになるが、この弾性体は
印字時におけるメディアフォロの移動範囲全長にわたっ
て設けられており、媒体と弾性体との摩擦力はガイドベ
ルトと媒体との摩擦力よりも大きいので、媒体がガイド
ベルトのつられにより引っ張られて位置ずれを生じるこ
ともなくなり、印字ずれの発生も防止できることにな
る。
〔実施例〕
以下に図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案による印字装置の一実施例を示す要部
側面図、第2図は第1図の印字装置で使用しているプラ
テンの拡大側面図である。
図において1は印字ヘッド、2はこの印字ヘッド1に
取り付けられたメディアフォロ、4はガイドベルト、9
は媒体で、これらは第3図及び第4図に示した従来のも
のと同一の部品である。
11はプラテンで、金属製の基材11にゴム等の弾性体13
を埋設することによって構成されており、このプラテン
11は前記弾性体13を有する面が印字ヘッド1及びメディ
アフォロ2の先端面と対向するように配置されている。
また、第1図から明らかなようにプラテン11の弾性体
13は、メディアフォロ2と対応する位置に印字時におけ
るメディアフォロ2の移動範囲全長にわたって設けられ
ており、かつ弾性体13の上面は基材11の上面と同一面に
なっている。
次に、上述した構成について説明する。
今、第2図に示すように媒体9がプラテン11上に搬送
され、その印字すべき部分が印字ヘッド1の直下の印字
位置に位置付けられた状態において、印字ヘッド1が下
降すると、この印字ヘッド1の取り付けられているメデ
ィアフォロ2がガイドベルト4上から媒体9をプラテン
11の弾性体13に押し付ける。
つまり、メディアフォロ2は弾性体13で受け止められ
て、衝突力が干渉されることになる。
その後、印字ヘッド1がプラテン11の長手方向に沿っ
て移動しつつ印字動作し、図示しないインクリボンを介
して媒体9に印字が行われる。
このとき、メディアフォロ2はガイドベルト4上を印
字ヘッド1と一体に移動し、この移動に伴ってメディア
フォロ2とガイドベルト4との摩擦力により、該ガイド
ベルト4のつられが生じ、このつられにより媒体9に引
っ張り力が加えられるが、ゴム等による弾性体13と媒体
との摩擦力はガイドベルト4と媒体9との摩擦力よりも
大きいので、媒体9は位置ずれを生じることなく、固定
された状態に保持される。
尚、印字後の各部分の動作は従来と同じであるのでそ
の説明を省略する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、プラテンの、ガイド
ベルトを介してメディアフォロと対向する部分に、印字
時におけるメディアフォロの移動範囲全長にわたって弾
性体を設けることにより、印字ヘッドの下降によりメデ
ィアフォロがガイドベルト及び媒体を介して衝突する際
の衝突力を弾性体で緩衝するようにしているため、衝突
音を非常に低くすることができると共に、媒体が複写紙
であっても従来のように濃い圧痕が生じることが無く印
字品位の低下を防止することができるという効果が得ら
れる。
また、印字時に印字ヘッドが媒体の幅方向に移動する
際に、メディアフォロとガイドベルトとの摩擦力によ
り、ガイドベルトにつられが生じて媒体に引っ張り力が
加えられても、弾性体と媒体との摩擦力の方がガイドベ
ルトと媒体との摩擦力よりも大きいので、位置ずれを生
じることもなくなり、印字ずれの発生を防止できるとい
う効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による印字装置の一実施例を示す要部側
面図、第2図は第1図の印字装置で使用しているプラテ
ンの拡大側面図、第3図は従来の印字装置を示す概略側
面図、第4図は第3図の要部拡大図、第5図は従来例に
よる印字後の媒体の正面図、第6図はその側面図であ
る。 1……印字ヘッド 2……メディアフォロ 4……ガイドベルト 9……媒体 11……プラテン 12……基材 13……弾性体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体を支持するプラテンに沿って移動しか
    つ該プラテンに対して接近,離反する方向にも移動可能
    とした印字ヘッドにメディアフォロを取り付けると共
    に、このメディアフォロと前記プラテンとの間にガイド
    ベルトを張設し、 印字に際して前記印字ヘッドがプラテンに接近する方向
    に移動したとき、前記メディアフォロがガイドベルトを
    介して前記媒体をプラテンに押し付ける印字装置におい
    て、 前記プラテンの、前記ガイドベルトを介して前記メディ
    アフォロと対向する部分に、印字時に前記印字ヘッドと
    一体に移動するメディアフォロの移動範囲全長にわたっ
    て弾性体を設けたことを特徴とする印字装置。
JP1986161530U 1986-10-23 1986-10-23 印字装置 Expired - Lifetime JP2525906Y2 (ja)

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JPS6368444U JPS6368444U (ja) 1988-05-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100421962C (zh) * 2003-07-31 2008-10-01 冲电气工业株式会社 打印机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941278A (ja) * 1982-09-01 1984-03-07 Tokyo Electric Co Ltd ドツトプリンタ
JPH0442143Y2 (ja) * 1984-11-01 1992-10-05

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