JPH02281828A - データ集配信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、データ集配信システムに関し、より詳しくは
、現金やプリペイドカードにより各種の物品を販売した
り各種のサービスを提供することにより得る売上情報等
の各種の情報を端末から光信号として空間に射出し、そ
の光信号を制御・処理部で受信して集計等の各種の処理
を施すようにしたデータ集配信システムに関する。

（従来の技術） 現金やプリペイドカードにより各種の物品を販売する自
動販売機や各種のサービスを提供するサービス提供機が
ある。このような自動販売機やサービス提供機は端末と
して把握することができる。

上記複数の端末に対し、制御・処理装置から各種の情報
が与えられる。また、このような複数の端末からの各種
の情報、例えば売上数量や売上金額等の情報を制御・処
理装置に取り込んで各種の集計処理が行われる。

（発明が解決しようとする課題） 上記複数の端末と制御・処理装置との間において各種の
信号をやり取りするため、従来はワイヤー線や光フアイ
バー線によっていわゆる有線接続していた。このような
有線接続の場合には、それに起因する各種の難点、例え
ば、煩雑な配線工事を必要とすること、端末が多くなる
と配線工事がより煩雑になること、端末の増設時や移動
時に配線し直す必要があること、−旦配線した後は端末
の移動が制限されること、さらに、配線としてワイヤー
線を用いた場合には外部からのノイズの影響を受けやす
いこと、またノイズの影響を受けにくくするため光フア
イバー線を用いた場合には分岐や配線工事が困難となる
こと等の各種の難点がある。

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的は、
上記の有線接続に起因する各種の難点を解消するため、
制御・処理装置と端末との間を光無線により連絡した場
合においても、高感度に、端末から制御・処理部へ情報
を伝達可能なデータ集配信システムを提供することにあ
る。

（課題を解決するための手段） 本発明のデータ集配信システムは、現金やプリペイドカ
ードにより各種の物品を販売したり各種のサービスを提
供することにより得る売上情報等の各種の情報を端末か
ら光信号として空間に射出し、その光信号を制御・処理
部で受信して集＝１等の各種の処理を施すようにしたデ
ータ集配信システムにおいて、前記制御・処理部は、前
記光信号を受信する機能する複数の光無線伝送装置と、
前記複数の光無線伝送装置での受信信号のうちの受信状
態の良好な良好受信信号を選択する選択手段と、前記良
好受信信号について加算平均処理や多数決処理等の受信
信号改善処理を施す改善処理手段とを備えるものとして
構成される。

（作　用） 端末から空間に射出された各種の情報を含む光信号は情
報処理部の複数の光無線伝送装置で受信される。それら
の光無線伝送装置で受信された光信号のうち、受信状態
の良好なものが選択手段で選択される。選択された良好
受信信号について加算平均や多数決等の改善処理が改善
処理手段によって施される。

（実施例） 第２図は、本発明の一実施例の全体概略図である。この
実施例は、後述の集配信装置５と複数の親機（光無線伝
送装置）　６．６．・・・とを並列に、つまりスター結
線したものを示す。同図において、Ｌ−Ｌ線の上半は制
御・処理部１を示し、下手は端末２を示す。同図におい
ては、複数の端末の１つのみを示している。制御・処理
部１は、光信号によって、端末２に対して売上情報等の
各種情報を送ることを命じる送信要求信号を射出する。

端末２は、各種自動販売機や各種サービス提供機に設け
られた子機である。端末２は、制御・処理部１に対して
、要求された各種の情報を光信号として射出する。

より詳しくは、制御・処理部１の制御装置４は、ある端
末２を特定するＩＤデータを含む送信要求信号を集配信
装置５を介して親機６，６．・・・に送る。各親機６は
送信、受信、送受信の各機能をｈ″する光無線伝送装置
であり、その送信要求信号に応じて赤外線対素子を有す
る光送信部６ａを駆動し、光信号としてその送信要求信
号を空間に射出する。

各親機６の光送信部６ａからの送信要求信号は、端末２
の光受信部２ａで受信される。その送信要求信号中のＩ
Ｄデータが自己のものであると判別した場合には、次の
送信動作に移る。即ち、送信要求された各種の送信デー
タに誤り制御符号を付加し、所定の変調を施した後、光
送信部２ｂから光信号として送信データを空間に射出す
る。

端末２からの送信データは、各親機６の光受信部６ｂで
受信される。受信された送信データは、所定の処理が施
された後、適正に受信されたと判断されたものだけが集
配信装置５に集められる。

集配信装置５では、集められたデータについてさらに処
理を施し、誤りがないと判断した場合には、制御装置４
に送ると共に、要求に応じてセンタ３にも送る。制御装
置４やセンタ３では所定の集計等の処理が行われる。

第２図で説明した親機６，６．・・・から集配信装置５
へのデータの伝達の詳細は第１図に示される。

即ち、端末２からの光信号（送信データ）は親機６の光
受信部６ｂにおけるフォトダイオード等の受光部１１に
入射し、電気信号に変換される。その電気信号は、増幅
回路１２で増幅された後、復調回路１３に加えられる。

復調回路１３から得られるバンド信号は復号回路１４に
加えられて復号データとなる。一方、増幅回路１２から
の出力はキャリアレベル検出回路（選択手段）１５にも
加えられている。キャリアレベル検出回路】５は、キャ
リアレベルが所定のレベルに達したかどうかの判断を行
うものである。キャリアレベルが所定のレベルに達して
いると判断した場合にのみ、復号回路１４から復号デー
タを出力させ、集配信装置５の集信データ処理部５ａの
１つのデータバッファ１７に格納させる。データバッフ
ァ１７゜１７、・・・の他のものについて見れば、キャ
リアレベルが所定値以上であると判断された他の親機６
゜６、・・・から復号データが送られて格納されている
。

つまり、１つの端末２からの光信号が複数の親機６．６
．・・・において同時に受信されるが、受１シ状態の良
いものだけが選択されてバッファリングされることにな
る。

次に、集配信装置５の集信データ処理部５ａにおいては
、データバッファ１７．１７．・・・中の復号データを
ビット毎に多数決処理回路１８によって多数決判定して
、多数決データを得る。その多数決データについて誤り
検出回路１９で誤り検出を行う。誤りがないと判断した
場合には、そのデータを制御装置４に送る。誤りがある
と判断した場合には、上記の動作を再度繰り返させる。

即ち、制御装置４によって上記と同じ端末２に対して上
記と同じデータを再度親機６，６．・・・に対して射出
させる。

第３図は、第１図の変形例を示すものである。

第３図において、第１図と同等の部分には同一の符号を
付している。第３図が第１図と異なる点は、集配信袋＠
５の集信データ処理部５ａにおいて、多数決処理ではな
く、加算平均の処理を行うようにした点にある。加算平
均を行うには、信号はアナログでなければならない。こ
のため、親機６の光受信部６ｂでは、復号はせず、復調
回路１３からアナログのままで加算平均回路２１に加え
、加算ζ１４均した後に復号回路２２で復号するように
している。この復号回路２２からの出力について上記と
同様に誤り検出を行うようにしている。その他の処理は
、第１図の場合と同様である。

第４図は、本発明の異なる実施例の概略全体構成図であ
る。この第４図において、第２図と同等の部分には同一
の符号を付している。この第４図が第２図と異なる点は
、第２図はいわゆるスター結線しているのに対し、第４
図はバス結線をした点にある。即ち、第４図においては
、配線を容易なものとするため、集配信装置５と親機６
，６□・・・との間を、一方向に信号を通す２系統の光
ファイバによるバス２５．２６で接続している。

第４図の親機６及び集配信装置５の詳細は第５図に示さ
れる。この第５図かられかるように、この実施例では、
端末２からデータを送る際に、パリティ検出符号及びＣ
ＲＣ検出符号を付し、集配信装置５の集信データ処理部
５ａでパリティチエツク及びＣＲＣチエツクを行うよう
にしている。

即ち、親機６は、端末２からの光信号を受光部１１で受
けると、その光信号を電気信号に変換して増幅器１２を
介して復調回路１３に加える。復調回路１３からの出力
（ベースバンド信号）はＡ／Ｄ変換回路２８を介してデ
ータバッファ２９に送られてそこに格納される。この動
作は、各親機６．６．・・・において同様に行われる。

一方、増幅器］２からの出力はキャリアレベル検出回路
１５（選択手段）にも加えられて、キャリアレベルが所
定レベルに達しているかどうかが判断される。

前記データバッファ２９に格納されているデータのうち
キャリアレベルが所定レベルに達していると判断された
信号に対応するデータのみが、コントローラ３１からの
コントロール信号により、デ−タバッファ２９からＥ１
０変換回路３０を介して光信号としてバス２６に送出さ
れる。この送出は、集配信装置５からバス２５を介して
各親機６に、順番にバッファリングデータの内容を送信
する命令コードが送信されたのに応じて行われる。

つまり、その命令コードは、送信要求対象としての各親
機のアドレス（ＩＤコード）を含んでおり、バス２５か
らＯ／Ｅ変換回路３２に入力され、そこで電気信号に変
換されてコントローラ３１に加えられる。コントローラ
３１は命令コード中のアドレスと自己のアドレスとの一
致を見たときに、データバッファ２９の内容を、キャリ
アレベル検出回路１５からの判定結果に基づいて、選択
的に出力する。この動作は、各親機６，６．・・・につ
いて第１番目のものから最後のものまで順次繰り返して
行われる。

このようにして、集配信装置５には、各親機６゜６、・
・・からのデータが、同一のバス２６を介して、送信停
止命令が出されるまで、時分割的に送られてくる。集配
信装置５では、集信データ処理部５ａにおいて、ある親
機６からのデータが送られてくる毎に、そのデータにつ
いてＣＲＣチエツクを行う。チエツク結果が正しいとさ
れるまで、順次、次の親機６からデータを自己に向けて
送出させる。全部の親機６からのデータがＣＲＣチエツ
クで正しくないとされたときは、各親機６からのデータ
毎に個別にパリティチエツクを行い、パリティエラーの
少ない順に所定数の親機データを選択し、選択したデー
タのみについて加算平均し、それによって得た加算平均
データについて再度ＣＲＣチエツクを行う。そのＣＲＣ
チエツク結果が正しければ、その加算平均データを端末
２からの正しいデータとして制御装置４に送出する。さ
らに、このデータは制御装置４を介してセンタ３に送ら
れる。

上記した集信データ処理部５ａでの処理について、第５
図の回路に沿ってより詳細に説明すれば、次の通りであ
る。即ち、ある親機６からの光信号はバス２６を介して
Ｏ／Ｅ変換回路３６に加えられる。Ｏ／Ｅ変換回路３６
からの電気信号は、復号回路３７によって復号データに
再生される。復号データはデータ誤り検出回路として動
作するＣＲＣチエツク回路３８でＣＲＣチエツクされる
。

正しい場合には、そのデータをコントローラ３９を介し
て制御装置４に送出させる。正しくない場合には、次の
親機６からのデータをＯ／Ｅ変換回路３６に入力させ、
上記の動作を、ＣＲＣチエツクが正しいとされるまで繰
り返させる。全ての親機６，６．・・・からのデータが
ＣＲＣチエツクで正しくないとされたときには、各親機
６．６．・・・からのデータの加算平均をとる。即ち、
Ｏ／Ｅ変換回路３６からの出力は全てバッファメモリ４
１に格納されている。さらに、復号回路３７からの復号
データはデータ誤り検出回路として動作するパリティチ
エツク回路４２でパリティチエツクされる。パリティエ
ラーの少ない順に所定数の親機データを選択し、選択し
たバッファリングデータのみがバッファメモリ４１から
加算平均回路４３に加えられ、時間軸が合わせられて加
算平均される。

加算平均回路４３からの出力は復号回路３７で復号され
、ＣＲＣチエツク回路３８でＣＲＣチエツクされる。チ
エツク結果が正しければコドンローラ３９を介して制御
回路４に加えられる。正しくないときには、対象とする
端末２から正しいデータがとれなかったことになる。こ
のため、この端末２から光信号として再度各親機６，６
．・・・にデータを再送させる。即ち、再送要求信号は
、親機６．６．・・・から端末２に光信号として送出さ
れる。

端末２は、この光信号に応じて、再度データを光信号と
して空間に射出する。これにより、上記の動作が繰り返
される。

以上に説明した各実施例によれば、以下のような効果が
得られる。

即ち、加算平均処理を行１実施例によれば、加算平均に
よりＳ／Ｎ改善が行われ、データ伝送の中断する頻度を
減少させることができる。例えば４台の親機が受信した
信号の信号品質がほぼ等しい場合、２台の信号を加算平
均すると３ｄＢのＳ／Ｎが改善され、４台−の信号を加
算平均すると６ｄＢのＳ／Ｎ改善が得られる。

また、多数決処理による実施例によれば、瞬断によるデ
ータ欠落に対して強くなる。

第４図及び第５図の実施例においては、ある親機からの
データをＣＲＣチエツクし、正しくないときにのみ次の
親機からのデータを受けるようにし、正しいときにはそ
の時点で処理を終了するようにしたので、必ずしも全部
の親機からのデータを処理する必要はなく、処理時間の
短縮が可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、端末から制御・処理部の光無線伝送装
置へ光無線によりデータを送受するようにしたシステム
においても、複数の光無線伝送装置で受信した光信号の
うちの受信状態の良好なものについて改善を施すように
したので、端末からの光信号を制御・処理部において高
感度に誤りなく受信することができる。

第２図はその全体構成図、第３図は第１図の変形例のブ
ロック図、第４図は本発明の異なる実施例の全体構成図
、第５図はその要部のブロック図である。

１・・・制御・処理部、２・・・子機（端末）、６・・
親機（光無線伝送装置）、１５・・・キャリアレベル検
出回路、１８・・・多数決処理回路、１９・・・誤り検
出回路、２１．４３・・・加算平均回路、３８・・・Ｃ
ＲＣチエツク回路、４２・・・パリティチエツク回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 現金やプリペイドカードにより各種の物品を販売したり
   各種のサービスを提供することにより得る売上情報等の
   各種の情報を端末から光信号として空間に射出し、その
   光信号を制御・処理部で受信して集計等の各種の処理を
   施すようにしたデータ集配信システムにおいて、 前記制御・処理部は、 前記光信号を受信する機能を有する複数の光無線伝送装
   置と、 前記複数の光無線伝送装置での受信信号のうちの受信状
   態の良好な良好受信信号を選択する選択手段と、 前記良好受信信号について加算平均処理や多数決処理等
   の受信信号改善処理を施す改善処理手段と、 を備えるデータ集配信システム。