JPH05153144A - ネツトワークにおける回線劣化診断方式 - Google Patents

ネツトワークにおける回線劣化診断方式

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Publication number
JPH05153144A
JPH05153144A JP3316141A JP31614191A JPH05153144A JP H05153144 A JPH05153144 A JP H05153144A JP 3316141 A JP3316141 A JP 3316141A JP 31614191 A JP31614191 A JP 31614191A JP H05153144 A JPH05153144 A JP H05153144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
transmission
communication
network
transmissions
Prior art date
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Pending
Application number
JP3316141A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Masuda
浩一 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3316141A priority Critical patent/JPH05153144A/ja
Publication of JPH05153144A publication Critical patent/JPH05153144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークの稼働中に、本来の通信機能に
支障を与えることなしに、通信回線の劣化診断を行うこ
とを可能とする。 【構成】 通信ユニットT1〜T6では、回線診断用テ
ーブル6に記憶されたデータの送信回数とリトライ送信
回数との比率や送信エラー数が基準値を超えた場合に劣
化診断が必要と判断し、同じく回線診断用テーブル6に
記憶された送信時間帯の情報から最も送信回数の少ない
時間帯を選択し、その時間帯に通信回線の劣化診断を行
うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークの回線の
劣化状態をチェックするネットワークにおける回線劣化
診断方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、バス型の制御用通信ネットワー
クの構成図であり、複数の通信ユニットT1〜T6間
は、光ファイバーや同軸ケーブルやペア線等の通信回線
Lによりバス状に接続されており、各通信ユニットT1
〜T6は、通信回線Lを介して相互に通信パケットの送
受を行うのである。
【0003】このようなネットワークにおいて、通信回
線Lの特性劣化やコネクタの接触抵抗の増加等により通
信回線Lの性能が劣化してくると、通信ユニットからの
データ送信が失敗に終わることが多くなる。
【0004】通信ユニットでは、データ送信が失敗する
と、リトライパケットを送出して通信が成功するまで規
定回数内でデータ送信を繰り返すのである。
【0005】リトライパケットの送信回数(リトライ回
数)が規定回数を超えた場合は通信失敗としてデータを
破棄するようになっている。
【0006】一般的に、制御用の通信ネットワークで
は、高信頼性が要求されるため、このような通信回線の
劣化を検出して保守する必要がある。
【0007】制御用通信ネットワークのシステムは、一
般に24時間稼働であり、システムを保守する人員も配
置されていないことから、システムの稼働中に自動的に
通信回線の劣化状態を診断して、警報を発する等して外
部に保守を促す必要がある。
【0008】そこで、システムの稼働中に、一定間隔で
通信回線の診断のためのデータを短時間にかつ大量に送
受信して、送受信の成功率等を各通信ユニット毎に計測
することにより、通信回線の状態を判断し、異常を検出
したときは警報を発するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、システムの
稼働中に通信回線の劣化診断を行うと、短時間とはいえ
診断用の多量のデータパケットにより通信回線が輻輳状
態になり、データパケットの衝突が起こり、本来の通信
機能に障害を与えるという問題があった。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、ネットワークの稼働中
に、本来の通信機能に支障を与えることなしに、通信回
線の劣化診断を行うことのできるネットワークにおける
回線劣化診断方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワークに
おける回線劣化診断方式は、複数の通信ユニットが相互
に通信パケットの送受を行うネットワークにおける回線
劣化診断方式であって、通信ユニットがデータの送信回
数、リトライ送信回数、送信エラー数および送信時間帯
を記録する回線診断用テーブルを具備し、データの送信
回数、リトライ送信回数、送信エラー数から回線診断の
必要性を判断し、回線診断が必要となったときに、送信
時間帯の情報に基づいて最も送信回数の少ない時間帯を
選択し、この時間帯になったときに回線劣化診断を行う
ようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明のネットワークにおける回線劣化診断方
式にあっては、通信ユニットでは、回線診断用テーブル
に記憶されたデータの送信回数とリトライ送信回数との
比率や送信エラー数が基準値を超えた場合に劣化診断が
必要と判断し、同じく回線診断用テーブルに記憶された
送信時間帯の情報から最も送信回数の少ない時間帯を選
択し、その時間帯に通信回線の劣化診断を行うようにし
ているのである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
【0014】図1は本発明に係る通信ユニットの一実施
例を示すブロック図である。本実施例のネットワークに
おける通信ユニットは、図1に示すように、受信部1、
受信処理部2、制御部3、送信処理部4、送信部5およ
び回線診断用テーブル6を有してなる。
【0015】回線診断用テーブル6は、データの送信回
数、リトライ送信回数、送信エラー数および送信時間帯
を記憶しておくものであり、図2に示すように、送信回
数TC、リトライ回数RC、通信エラー回数EC、回線
診断が必要である時間間隔を適当な数(例えば6)で分
割した各時間帯A、B、C、D、E、Fでの送信回数を
a、b、c、d、e、fをテーブルに記憶しておく。
【0016】受信部1は、通信回線Lにより伝送されて
きた信号を受信し、シリアル/パラレル変換を行うもの
であり、受信処理部2は、受信部1で処理した信号を解
読し、処理を行うものである。
【0017】送信処理部4では、制御部3からの送信す
べき内容を示す制御信号を、通信パケットの形に整え、
送信部5によりパラレル/シリアル変換した後に通信回
線Lへ送出する。
【0018】制御部3は、通常、受信処理部2で解読し
た信号の内容に応じて送出すべきデータを作成し、送信
処理部4へ送るとともに回線診断用テーブル6のデータ
の送信回数および、その時間帯の送信回数の値をインク
リメントしておく。
【0019】また、制御部3では、送信先の通信ユニッ
トから返信信号が返ってこなかった場合等により、送信
失敗と判断すると、その時点までのデータの送信回数と
リトライ回数の比率が基準値を超えていないかどうかを
判断して、超えていない場合はリトライ信号を送出する
ように送信処理部4に制御信号を送るとともに、回線診
断用テーブル6のリトライ送信回数をインクリメントし
ておく。
【0020】返信信号がエラーを起こしている場合は、
通信エラー回数が基準値を超えていないかどうかを判断
して、超えていない場合は、回線診断用テーブル6の通
信エラー回数をインクリメントする。
【0021】ここで、データのインクリメントは1回の
データの送信毎に行い、例えば、あるデータを送信した
際、それに伴うリトライ回数が3回あり、送信時間帯が
Dのときは、TC=TC+1、RC=RC+3、d=d
+1とする。
【0022】1回のデータ送信が終了した段階で、デー
タの送信回数とリトライ回数の比率あるいは通信エラー
回数が基準値を超えていない場合には、回線診断用テー
ブル6のデータ通信回数、リトライ送信回数、通信エラ
ー回数をクリアーして通常動作に戻る。
【0023】一方、データの送信回数とリトライ回数の
比率あるいは通信エラー回数がそれぞれの基準値を超え
た場合は、回線診断用テーブル6の各送信時間帯の送信
回数を参照して、最も送信回数の少ない時間帯(例え
ば、図3に示すような場合、送信回数がdと最も少ない
時間帯D)を算出し、この時間帯になったときに回線診
断を開始するのである。
【0024】回線診断としては、例えば、短時間の間
に、診断用のダミーデータ(診断のためのデータでシス
テムの動作には関係のないもの)を送受信することによ
り行う。
【0025】送受信の回数は、通信回線輻輳の影響等の
回線劣化以外の要因を除くために、できるだけ多くする
のが好ましい。
【0026】回線劣化の判断の仕方は、通常時と同様
で、送信回数、リトライ回数、通信エラー回数をカウン
トし、基準値と比較することによって行う。
【0027】本実施例によれば、通信回線の劣化診断
を、データの輻輳のもっとも少ない時間帯、つまり、デ
ータ衝突の可能性の最も小さい時間帯に行うことになる
ので、通常のデータ送受信に支障をきたさずに通信回線
の劣化診断を行うことが出来るのである。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明のネットワークに
おける回線劣化診断方式によれば、通信ユニットでは、
回線診断用テーブルに記憶されたデータの送信回数とリ
トライ送信回数との比率や送信エラー数が基準値を超え
た場合に劣化診断が必要と判断し、同じく回線診断用テ
ーブルに記憶された送信時間帯の情報から最も送信回数
の少ない時間帯を選択し、その時間帯に通信回線の劣化
診断を行うようにしたので、ネットワークの稼働中に、
本来の通信機能に支障を与えることなしに、通信回線の
劣化診断を行うことのできるネットワークにおける回線
劣化診断方式が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信ユニットの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】同上に係る回線診断用テーブルを示す模式図で
ある。
【図3】同上に係る時間帯と送信回数を示すグラフであ
る。
【図4】バス型のネットワーク構成図である。
【符号の説明】
1 受信部 2 受信処理部 3 制御部 4 送信処理部 5 送信部 6 回線診断用テーブル L 通信回線 T1 通信ユニット T2 通信ユニット T3 通信ユニット T4 通信ユニット T5 通信ユニット T6 通信ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信ユニットが相互に通信パケッ
    トの送受を行うネットワークにおける回線劣化診断方式
    であって、通信ユニットがデータの送信回数、リトライ
    送信回数、送信エラー数および送信時間帯を記録する回
    線診断用テーブルを具備し、データの送信回数、リトラ
    イ送信回数、送信エラー数から回線診断の必要性を判断
    し、回線診断が必要となったときに、送信時間帯の情報
    に基づいて最も送信回数の少ない時間帯を選択し、この
    時間帯になったときに回線劣化診断を行うようにしたこ
    とを特徴とするネットワークにおける回線劣化診断方
    式。
JP3316141A 1991-11-29 1991-11-29 ネツトワークにおける回線劣化診断方式 Pending JPH05153144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316141A JPH05153144A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ネツトワークにおける回線劣化診断方式

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316141A JPH05153144A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ネツトワークにおける回線劣化診断方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05153144A true JPH05153144A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18073719

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JP3316141A Pending JPH05153144A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 ネツトワークにおける回線劣化診断方式

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JP (1) JPH05153144A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003114835A (ja) * 2001-08-21 2003-04-18 Robert Bosch Gmbh 光導波体によってネットワークに接続されている複数のノードを有する電子システムならびに該電子システムを診断する方法およびコンピュータプログラム
JP2010108418A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Corp 無線検針装置および無線検針システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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