JPH0664576B2 - 材料搬送制御装置及び方法 - Google Patents

材料搬送制御装置及び方法

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JPH0664576B2
JPH0664576B2 JP19654887A JP19654887A JPH0664576B2 JP H0664576 B2 JPH0664576 B2 JP H0664576B2 JP 19654887 A JP19654887 A JP 19654887A JP 19654887 A JP19654887 A JP 19654887A JP H0664576 B2 JPH0664576 B2 JP H0664576B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management

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Description

【発明の詳細な説明】 目次 A.産業上の利用分野 B.従来技術 C.発明が解決しようとする問題点 D.問題を解決する手段 E.実施例 E−1.はじめに E−2.制御システムの概略 E−3.制御インターフェース装置(CIU) E−4.直列マルチプレクサ・カード E−5.遠隔端末制御装置(RSC) E−6.CIU主プログラム(CIUMP) E−7.CIU制御コンピュータ・サービス・プログラ
ム(CIPSP) E−8.RSC主プログラム(RSCMP) E−9.RSC CIUサービス・プログラム(RSC
SP) E−10.まとめ F.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、工場オートメーションで使用されるコンピュ
ータ制御材料搬送装置に関するものである。さらに具体
的には、種々の材料搬送装置および複数の作業端末から
成るシステム全体に分配され、作業端末の状況を示す、
多くの入力信号および出力信号の監視および処理に関す
るものである。
B.従来技術 高度に機械化された製造動作で発生される非常に多くの
入出力信号を監視する問題に解決策をもたらすため、コ
ンピュータ入出力を直接使用することは知られている。
米国特許第4306292号は、本発明におけるように
自動的にポーリングされてはいない、複数の作業コンピ
ュータと通信する制御コンピュータを含む自動組立ライ
ンの分割された同期操作について記載している。
米国特許第4100533号は、制御コンピュータから
いくらかのポーリング・オーバヘッドを取り除くが、ポ
ーリングのためのアドレス・リストを周期的に送ること
を必要とする、分岐ポーリング手法を開示している。
米国特許第3747074号および第3775751号
は、データ伝送を処理し、伝送時間を計ることによりボ
ー速度を決定するための特別の回路を含む、ボー速度検
出のための方法および装置に関係する。
C.発明が解決しようとする問題点 そのようなシステムの欠点は、制御コンピュータが大き
な入出力能力を有さねばならず、さらにすべての入力お
よび出力をポーリングしなければならないことである。
さらに、接続を行なうため多量のケーブルが必要とされ
る。
同一または異なる動作が実行される多くの作業端末を含
む高度に自動化された製造設備では、進行中の加工物を
作業端末に移送するため遠隔制御された運搬手段が使用
される。運搬手段の径路、すなわち、加工中の加工物の
径路はいくつかの要因の結果変わり、それらの要因のう
ちのかなり重要な一要因が作業端末の状態である。その
ような状態は、作業端末が作動可能であり、加工物を受
け取って加工できるかどうかを含む。非生産時間が最小
になり、システム・スループットが最大になるように、
加工物を作業端末に移送するための運搬径路の長さを最
適化することが望ましい。
D.問題点を解決するための手段 本発明は、作業端末と通信しながら、複数の第1手段
(遠隔端末制御装置RSC)からの作業端末状況データ
を自動的にポーリングし、記憶することにより、自動材
料搬送システム全体に渡って分配された入力信号および
出力信号の自動ポーリングを行なう。データは第2手段
(制御インターフェース装置CIU)に送られ、第2手
段は要求に応じてデータを制御コンピュータに供給す
る。第2手段は、制御コンピュータがデータを処理して
いる間にポーリングを再開する。すべてのポーリングお
よび緩衝は第2手段により行なわれるので、制御コンピ
ュータは、時間のかかるポーリングおよびデータ要求動
作から解放され、スループットを一層効率的にし、工業
設備のダウン時間を最小にする。
さらに、作業端末状況データを制御コンピュータに転送
する方法により、作業端末間における運搬手段の移動の
制御が強化される。
E.実施例 E−1.はじめに 高度に自動化された複数ステップ製造/組立て工程に
は、垂直蓄積システム、コンベア・システム、移送機
構、制御された運搬手段等の多数の材料搬送装置が含ま
れる。そのような工程は、多数の端末における複雑な工
程を通る材料の流れの制御を含む。そのようなシステム
を制御するためのコンピュータは、最小のダウン時間と
最大のスループットで工程操作をうまく行なうため、多
数の入出力信号を連続的に監視し、制御しなければなら
ない。
種々の入出力信号の監視は一般には、スイッチ、光電
池、およびリレーまたはLEDを用いる制御装置を介し
て行なわれる。これらの信号を介して伝送される情報
が、工程制御判断および材料移動トランザクションを開
始する。したがって、これらの情報信号の信頼性は決定
的に重要である。
上記自動製造または組立て設備は、個々の作業端末間の
大きな距離を含む広い範囲を占める。制御システムは非
常に信頼性があり、保守が容易であり、効率的であるこ
とが望ましい。
E−2.制御システムの概略 第1図は、本発明の汎用マルチプレクサ・システムUM
S10に接続された制御コンピュータ2を示す。UMS
10は、入力装置の状況を自動的に判定し、要求に応じ
てその情報を制御コンピュータ2に報告するためのマイ
クロプロセッサ制御モジュラ・システムである。制御コ
ンピュータ2に対するオペレータの通信は、システム構
成要素、システム端末4およびシステム印刷装置6を介
して行なわれる。制御コンピュータ2は、本発明の制御
インターフェース装置CIU20に直接接続され、CI
U20は、30、32および34で示される最大32台
までの遠隔端末制御装置RSCと通信する。
各RSC30、32および34は最大32本までの入力
線および16本までの出力線をサポートすることがで
き、40、42および44で示される製造設備内の複数
の種々の作業端末に対して通信が行なわれる。制御コン
ピュータ2はまた自動材料搬送システム制御装置50と
通信し、制御装置50はまた作業端末40、42および
44と対話する。
E−3.制御インターフェース装置(CIU) 次に、CIU20のブロック図である第2図を参照す
る。CIU20のハードウェアは、プロセッサ・カー
ド、マザー・ボード、2枚の直列マルチプレクサ・カー
ド104、および電源を含む。プロセッサ110は第1
図のUMS10を制御するため設けられている。プロセ
ッサ110はシステム・クロック112により駆動され
てデータを処理し、メモリ114に記憶する。メモリ1
14はランダム・アクセス装置でよい。CIU20を駆
動するためのプログラムは記憶装置116に記憶され
る。
プログラム可能周辺インターフェース118は第1図の
制御コンピュータ2に対するデータ・リンクをもたらす
ため使用され、16本のディジタル入力DI線と、16
本のディジタル出力DO線およびデータ同期信号線から
成る。
データおよびプログラム情報はアドレス・バス120、
制御バス122およびデータ・バス124を介して転送
される。アドレス・バス120はアドレス情報をもたら
し、制御バス122はクロック信号、読取り/書込み信
号等をもたらす。データ・バス124はプログラムおよ
びデータ情報用の双方向バスである。プロセッサ110
は、それぞれのバス120、122および124上のア
ドレス信号、制御信号およびデータ・バス信号により2
枚の直列マルチプレクサ・カード104に接続される。
これらの信号はそれぞれアドレス・バス・インターフェ
ース130、制御バス・インターフェース132および
データ・バス・インターフェース134により緩衝され
る。2枚の直列マルチプレクサ・カード104は実質的
に同じであるので、一方のみを第3図と関連して説明す
る。
E−4.直列マルチプレクサ・カード 第1の直列マルチプレクサ・カード104は32台の可
能なRSCの最初の16台を処理し、第2直列マルチプ
レクサ・カードは32台の可能なRSCの残りの16台
と協働する。次に第3図を参照する。第3図は、CIU
20に含まれる直列マルチプレクサ・カード104の一
方のブロック図を示す。それぞれバス・インターフェー
ス装置130、132、134(第2図)からのアドレ
ス・バス120′、制御バス122′およびデータ・バ
ス124′が、アドレス・バス・インターフェース14
0、制御バス・インターフェース142およびデータ・
バス・インターフェース144に入力される。アドレス
・バス148はアドレス・バス・インターフェース14
0をアドレス/制御論理50に接続する。同様に、制御
バス154は制御バス・インターフェース142とアド
レス/制御論理150を接続する。
アドレス/制御論理150は、直列チャネル・ラッチ1
58、スイッチ状況インターフェース160または直列
データ・コンバータ164のいずれかを選択するため、
アドレスおよび制御情報を解釈するため設けられてい
る。直列チャネル・ラッチ158が選択されたときは、
ラッチ158は、直列マルチプレクサ回路170により
直列データ・コンバータ164をRSCの1台に接続す
るため、データ・バスから新しいチャネル・アドレスを
受け取る。
直列マルチプレクサ回路170は、直列データ・コンバ
ータ164からの送信信号172および受信信号174
を、この直列マルチプレクサ・カード104によって処
理される16台のRSCの1台に接続する。この好まし
い実施例では、工場環境に含まれる大きな距離に渡っ
て、RSCとCIU20の間で直列データが確実に転送
されるように直列データを変換するため、16個の電流
ループ・インターフェースCLI176が設けられてい
る。
スイッチ状況インターフェース160は、速度スイッチ
182の状況がプロセッサ110により読み取られるこ
とを可能にする。速度スイッチ182は、速度選択論理
180によって直列データ・コンバータ164にゲート
入力される直列通信速度を決定する。9600ボーから
75ボーに渡る通信速度を発生するため、クロック水晶
186およびボー速度発生装置188が使用される。直
列データ・コンバータ164は、線190上の選択され
た直列クロック信号を用いて、直列データを選択された
RSCとの間で送受信する。プロセッサからの並列デー
タは直列データ・コンバータ164によって直列データ
に変換され、選択されたRSCに送られる。RSCの応
答を直列データ・コンバータ164が受け取ったとき、
データは並列ち変換され、プロセッサ110に送り返さ
れる。
E−5.遠隔端末制御装置(RSC) 次に第4図を参照する。第4図はシステム内の32台の
RSCの1台のブロック図である。各RSCは電源(図
示せず)を備える。プロセッサ200は8ビットのシン
グルチップ・プロセッサでよく、データを処理し、その
内部にあるメモリに記憶するため、水晶204により駆
動される。RSCを駆動するためのソフトウェア・コマ
ンドはプロセッサ200の内部のもう1つのメモリに記
憶される。
装置206は、CIU20から信号を受信するための光
カプラ受信装置でよく、プロセッサ200に入力を供給
し、一方、プロセッサ200は、出力装置208(光カ
プラ送信装置でよい)に出力を供給する。直並列および
並直列変換は、当業者によく知られているように、プロ
セッサ200の内部で行なうことができる。
水晶210は、プロセッサ200に対して通信速度を発
生するためのボー速度発生装置212を駆動するため設
けられている。所望の通信速度がジャンパによって選択
でき、結果として生じる速度が、それぞれ線214およ
び216を介してプロセッサのクロック入力およびタイ
マ入力に接続される。線216上の信号は、ジャンパ選
択可能な直列クロンク信号の持続時間を測定して、プロ
セッサ200が選択されたボー速度を決定できるように
するため使用される。一度ボー速度が決定されると、以
下に説明するように、所望の通信速度に対して通信タイ
ムアウト値を計算することができる。ボー速度を決定す
る上述の手法を用いると、この目的のため従来使用され
ていた3つの構成要素が不要になる。第3図のCIUマ
ルチプレクサ104と関連して使用される上記の手法
は、ボー速度を決定する従来の方法の一例であり、3つ
の構成要素、すなわち、速度選択装置180、速度スイ
ッチ182、およびスイッチ状況インターフェース装置
160を必要とする。
プロセッサ200に対するデータ入力はバス220上に
あり、6個の3状態バッファ222、224、226、
228、230および232の1つからバス220上に
ゲート入力される。プロセッサ200は入力選択スイッ
チ234を介してデータを選択する。最初の4個の3状
態バッファ222、224、226、および228は、
外部入力(通常はスイッチ、リレー接点、TTL論理等
でよい)の状況を読み取るため使用される。それぞれバ
ス223、225、227および229上の8ビットか
らなるこれら4つのグループは、それぞれ8ビットの4
つのアドレスにソフトウェア分割される。第5の3状態
バッファ230は、以下に説明するように、バス231
を介する補助入力のため使用される。第6の3状態バッ
ファ232は、DI/DOバスについての自己テストの
方法をもたらすため、バス238を介してラッチ236
からの入力を受け取る。
データ・プロセッサ200からのデータ出力はデータ出
力バス240上に置かれ、4個の出力ラッチ236、2
44、246または248の1つに送られる。これらの
ラッチの1つが、プロセッサ200により出力選択装置
250を用いて選択される。
ラッチ244は、一意的なRSCボックス・アドレスを
符号化するため、外部接続を介して3状態バッファ23
0に接続され、ラッチ244は、後述するポーリング状
況を表示するため設けられている「ポーリング」ライト
を駆動する。ラッチ246および248はドライバ25
4および256を介して、製造作業域内のインジケータ
等の外部出力装置を制御するため使用される。
上述の構成はそれぞれ8個の入力と4個の出力を備えた
4つのアドレスをサポートする。データの保全性を保証
するため自己テストおよびアドレス検査を行なえること
がこの構成の利点である。この構成はさらに、万一CI
U20内で故障が発生した場合、出力がCIU20から
の誤ったコマンドにより影響を受けないことを保証す
る。
CIU20に対するソストウェア制御をもっとよく理解
するため、第5A図ないし第5D図および第6A図ない
し第6E図を参照する。このソフトウェアは2つの主要
部分、すなわち、主プログラムCIUMPおよび制御コ
ンピュータ・サービス・プログラムCIUSPである。
CIUMPは、CIU20が起動されたとき始動して連
続的に走行し、制御コンピュータ2から割り込まれたと
き以外は、RSCをポーリングする。割込みが発生した
ときは、CIUSPは割込みを処理し、CIU20の制
御権をCIUMPに返す。
E−6.CIU主プログラム(CIUMP) 第5A図ないし第5D図を参照する。ブロック301な
いし303で入力装置および出力装置を初期設定し、3
04で直列マルチプレクサ・カードの各々における通信
速度スイッチ状況を読み取ることによりCIUが起動さ
れたとき、CIUの主プログラムが始動する。スイッチ
状況の設定がステップ305で比較され、それらが異な
る場合は、プログラムはターミナル306で停止する。
通信速度が同じ場合は、選択された通信速度に対するタ
イムアウト値を計算し、計算値をステップ307で記憶
することにより、処理が継続する。ブロック308で、
入力データおよび出力データのデータ記憶位置が非活動
状態に初期設定され、万一割込みが発生した場合は、制
御コンピュータ2からのどのような割込みもステップ3
09で可能にされる。
RSCのポーリングを開始するため、ブロック310で
RSCチャネル・アドレスが00に設定される。ブロッ
ク311で、このRSCに対して読取りコマンドが第1
表に示すように構成される。
最上位ビットを高レベルに保持してCKSUM文字を他
の文字から区別するCKSUMを除いて、すべてのコマ
ンド要素文字は7ビットASCIIで送られる。一度読
取りコマンドが構成されると、制御コンピュータの割込
みがブロック312で禁止され、ステップ313で、コ
マンドがRSCに送られる。ブロック314でRSCが
応答しない場合は、CIUは、RSCがこのチャネルに
まったく存在しないものと想定し、ステップ337およ
び338で次のRSCに対して準備する。
ブロック315で、RSCがNAK文字を送ることによ
り読取りコマンドに応答した場合は、ステップ316に
示すように、さらに2回まで再送信の試みがなされる。
依然としてNAK文字の応答がない場合は、ブロック3
17でこのRSCに対してエラー・フラッグがセットさ
れ、ブロック337および338で、プログラムは次の
RSCに対して準備する。RSCからACK応答があっ
た場合は、ブロック318で、CIUはRSCから状況
応答を受け取る準備をする。ブロック319でテストさ
れたときちょうどRSC応答が受け取られなかった場合
は、ブロック337および338で、プログラムは次の
RSCに対して準備する。テスト320でRSCが有効
でないことが分った場合、すなわち、開始文字、終了文
字および検査合計が一致しなかった場合は、ブロック3
28および329に示すように、NAK文字をRSCに
送ることによりRSC状況メッセージが2回再送信され
る。3回目の試みでもメッセージが依然としてうまく受
信されなかった場合は、ブロック337および338
で、次のRSCに対する準備のため制御が分岐する。R
SCメッセージが有効である場合は、ブロック321
で、応答の受信を確認するためACK文字が送信され
る。
ブロック318ないし321で受け取られるRSC状況
メッセージの形成を第2表に示す。
一度RSC状況応答がうまく受信されると、RSCアド
レスが選択されたチャネルが一致することを保証するた
めADDHおよびADDLを検査することにより、CI
Uはブロック322でメッセージを処理し、ステップ3
23で、システム自己テスト・エラーに対する状況バイ
トを検査する。エラーが存在する場合には、ステップ3
24で、このRSCに対して読取りエラー・ビットがセ
ットされる。次に、SWOHおよびSWOLないしSW
3HおよびSW3LがASCIIから2進数に変換さ
れ、処理ブロック325が記憶される。ステップ326
で示されるように、新しい状況が、前に記憶された情報
と異なる場合は、ブロック327で、このRSCに対し
て状況変更フラッグがセットされる。
このRSCのポーリングを完了するために、ステップ3
30で書込みコマンドが構成されて、RSC出力の状況
を更新する。書込みコマンドの形式は第3表に示す通り
である。
第6A図ないし第6E図と関連して以下にさらに完全に
説明するように、制御コンピュータの割込み処理中に、
各RSCに対する出力状況データがCIU内のRAM域
に記憶される。ステップ331で書込みコマンドが送信
された後、ブロック332で、プログラムはRSC応答
を検査する。応答が何も見出されなかった場合は、ブロ
ック335で、プログラムはこのRSCに対して書込み
エラー・フラッグをセットし、ブロック338で、次の
RSCに対して準備する。応答が受信されて、比較ステ
ップ333で示されるように、ACK文字でなかった場
合は、ブロック334で、CIUはさらに2回まで送信
を試みる。うまくいかなかった場合は、ブロック335
で書込みエラー・フラッグがセットされ、前と同様に、
プログラムは次のRSCに対して準備する。ブロック3
33で書込みコマンドがACK文字により肯定応答され
た場合は、このRSCのポーリングは完了しており、ブ
ロック338プログラムは次のRSCに対して準備す
る。CIUMPは、制御コンピュータから割込みを受け
取るまで、RSCチャネルのすべてを連続的にポーリン
グする。
制御コンピュータから割込みを受け取ったときは、CI
UMPの実行が停止し、CIU制御コンピュータ・サー
ビス・プログラムCIUSPが始まる(第6A図ないし
第6E図参照)。一度CIUSPが制御コンピュータの
要求を満たすと、CIUの制御権はCIUMPに返さ
れ、RSCのポーリングが再開する。
E−7.CIU制御コンピュータ。サービス・プログラ
ム(CIUSP) 第6A図ないし第6B図に示すように、ブロック340
でDIバス上のコマンドを読み取り、ブロック341、
342、343、344、345、348および349
に示されるテストで制御コンピュータから受け取ったコ
マンド文字を検査してコマンドの種類を判定することに
より、CIUSPはブロック339で制御コンピュータ
割込みの処理を開始する。機能の簡単な説明と共にコマ
ンドを第4表に列挙する。
全入力データ341または変更入力データ342に対す
るAまたはBコマンドが、次の形式で受け取られる。す
なわち、そのコマンド部分が、文字AまたはBを表わす
7ビットのASCIIコードからなり、最上位ビット、
コンピュータ制御ビット15またはCIUビット7がパ
リティ検査ビットとして使用される。最下位バイトはこ
れらの2つのコマンドには使用されない。
タイプAまたはBのコマンドは単一ルーチンに対する分
岐を引き起こす。さらに、346で変更データ・フラッ
グがタイプBのコマンドに対してセットされる。第6C
図に示すこのルーチンは、ブロック359で示すよう
に、RSCアドレスを選択することにより始まり、ブロ
ック360で入力データを読み取る。ブロック359で
参照されるアドレス選択手法は、RSC状況情報が制御
コンピュータ2に送られる順序を決定する。この順序
は、区域または流れにおけるグループに関連する運搬手
段の移動に対して予め決められ、そのような運搬手段を
含む材料搬送システムに適用可能なトランザクションを
最小にする。異なるシーケンスが使用されることを可能
にするため、順および逆状況シーケンス・テーブルが設
けられているので、運搬手段は、処理開始点から終了点
まで進む間に移動をもたらすことができ、終了点から処
理開始点に戻る間に、次のタイプAまたはBコマンドか
らの移動をもたらすことができる。テスト361で変更
データ・フラッグがセットされていることが分った場合
は、ブロック367で、RSCに対する変更データ・ビ
ットについてさらに検査が行なわれる。データが変更さ
れなかった場合、CIUSPは次のRSCアドレスに進
む。
これが、データが変更されたタイプAコマンドまたはB
コマンドである場合は、ブロック362でCIUSPは
このアドレスに対する状況を検査する。エラー・ビット
がセットされている場合は、このデータは制御コンピュ
ータに送られない。ブロック368で、エラー・コード
がルーチンの終わりで送られて、RSCがエラーを有す
ることを制御コンピュータに知らせる。
状況が正常な場合は、ルーチンは進み、テスト363で
最上位入力ビットをテストして、RSCがこのアドレス
に存在するかどうか、さらに、このアドレスが活動状態
であるかどうかを判定する。そうである場合は、ブロッ
ク364で入力データ制御コンピュータに送られる。
次に、ブロック365で、ルーチンは状況シーケンス・
テーブル内の選択された次のRSCアドレスに進む。こ
の処理は、テスト366により示すように、すべてのR
SCアドレスが処理されるまで反復される。
一度最後のRSCの処理が完了されると、ブロック35
5で、CIUSPは正常またはエラー状況コードと共に
データ・ワードの終りを送り、ブロック351でCIU
MPに戻る。第5表は状況コード値を含む。
第5表 状況コード FF−−正常な終了 00−−パリティ・エラー 01−−RSC自己テスト・エラー 02−−無効な制御コンピュータ・コマンド 03−−CIUタイムアウト 04−−無効なRSCアドレス 第6A図のテスト・ブロック343および344に戻る
と、単一アドレス入力データまたは単一アドレス出力デ
ータ用のコマンド・タイプCまたはDが次のデータ形式
で受け取られる。すなわち、そのコマンド部分が、文字
CまたはDを表わす7ビットのASCIIコードから成
り、最上位ビット、コンピュータ制御ビット15または
CIUビット7がパリティ検査ビットとして使用され
る。最下位バイトは、要求データに対する特定のRSC
アドレスを含み、最上位ビットがパリティ検査ビットと
して使用される。
タイプCまたはDのコマンドのいずれかを処理するた
め、プログラムは単一ルーチンに分岐し、タイプDのコ
マンドに対しては、ブロック347で出力データ・フラ
ッグがセットされる。第6D図に示すこのルーチンは、
ブロック369で、コマンド文字と共に制御コンピュー
タにより送られた最下位バイトから所望のRSCを読み
取る。ブロック370で、CIUSPはインデックス・
ポインタを所望のRSCアドレスに設定し、テスト37
1で出力データ・フラッグを検査して、データの入力ま
たは出力が要求されているかどうか判定する。
フラッグがセットされていない場合は、ブロック372
で入力データがRAMから読み取られ、ステップ373
で制御コンピュータに送られる。出力データ・フラッグ
がセットされている場合は、ステップ374で出力デー
タが読み取られ、ステップ373で制御コンピュータに
送られる。
CまたはDコマンドの処理を完了するため、前述のステ
ップ355で、データ終了応答が制御コンピュータに送
られ、ターミナル351で、CIUSPは制御権をCI
UMPに返す。
テスト・ブロック345で、エラー・データ用のEコマ
ンドがAおよびBコマンドと同じデータ形式で受け取ら
れる。すなわち、そのコマンド部分は、文字Eを表わす
7ビットのASCIIコードから成り、最上位ビット、
コンピュータ制御ビット15またはCIUビット7がパ
リティ検査ビットとして使用される。最下位バイトはこ
のコマンドには使用されない。
Eコマンドを処理するため、プログラムは、RSCアド
レス00から始まる第6E図のエラー処理ルーチン・ブ
ロック375に分岐し、ブロック376で状況を読み取
る。ルーチンは次に、ブロック377で、このアドレス
に対する状況を検査する。エラー・ビットがセットされ
ていた場合は、ブロック378でこのアドレスに対する
入力データがRAMから読み取られ、ブロック379で
制御コンピュータに送られる。テスト377で、エラー
・ビットがセットされていないことが分かった場合は、
ルーチンはブロック380で次のアドレスに移り、テス
ト381に示すように、すべてのアドレスが検査される
まで処理を反復する。
Eコマンドを完了するため、ブロック355でデータ終
了応答が制御コンピュータに送られ、ターミナル351
でCIUSPは制御権をCIUMPに返す。
ブロック348および349に示されるように、単一ア
ドレス出力ビットを高レベルにセットするため、または
単一アドレス出力ビットを低レベルにセットするための
FまたはGコマンドは次のデータ形式で受け取られる。
すなわち、そのコマンド部分は、文字FまたはGを表わ
す7ビットASCIIコードから成り、最上位ビット、
コンピュータ制御ビット15またはCIUビット7がパ
リティ検査ビットとして使用される。最下位バイトは、
要求された出力に対する特定のRSCアドレスを含み、
最上位ビットがパリティ検査ビットとして使用される。
Fコマンドを処理するため、第6B図のブロック352
で、CIUSPは、コマンドと共に制御コンピュータか
ら送られた最初のワードの最下位バイトから所望のアド
レスを読み取る。ブロック353で、高レベルにセット
したいビットが、制御コンピュータから送られた次のワ
ードから読み取られる。ブロック354で、そのビット
はメモリで高レベルにセットされる。
コマンドFは、ブロック355でデータ終了応答が制御
コンピュータに送られると共に完了され、ターミナル3
51で、CIUSPは前と同様に制御権をCIUMPに
返す。
Gコマンドを処理するため、第6B図のブロック356
で、CIUSPは、コマンド文字と共に送られた最初の
ワードの最下位バイトから所望のアドレスを読み取る。
次にブロック357で、ルーチンは、制御コンピュータ
から送られた次のワードから低レベルにセットしたいビ
ットを読み取り、ステップ358でそのビットを低レベ
ルにセットする。
コマンドGの処理を完了するため、ブロック355でデ
ータ終了応答が制御コンピュータに送られ、ステップ3
55およびターミナル351で、前述のように制御権が
CIUMPに返される。
第2図のRSCプロセッサ200と関連するソフトウェ
アについて、第7A図ないし第7E図および第8A図な
いし第8C図に示す流れ図と共に説明する。各RSCを
駆動するソフトウェアは2つの主要部分、すなわち、主
プログラムRSCMPとRSCCIUサービス・プログ
ラムRSCSPから成る。RSCMPは、RSCが起動
されたとき始動し、連続的に実行され、第1図のCIU
20により割り込まれたときを除いて、そのRSCに対
する入力の状況を読み取る。割込みが発生したときは、
RSCSPは割込みを処理し、RSCの制御権をRSC
MPに返す。
E−8.RSC主プログラム(RSCMP) RSCMPを一層よく理解するため第7A図を参照す
る。RSCMPは、ブロック401および402で入力
および出力を初期設定し、ブロック403で、状況記憶
場所を初期設定すると共にサブアドレスを0に設定する
ことによりRSCが起動されたとき始動する。次に、ブ
ロック404で、第4図の線216を介して入力を受け
取るプロセッサ200内のタイマを初期設定し、レジス
タの値の変化がテスト406で検出されるまでブロック
405でタイマ値を読み取って経過時間を測定すること
により、プログラムは、ハードウェアに組み込まれた、
ジャンパが選択されたボー速度を判定する。ブロック4
07で、新しいタイマ値が初期値から減算され、ステッ
プ408で差が記憶される。
差の値はボー速度セッティングに比例することが知られ
ている。この比例の基づいた計算から生じるボー速度に
対応する一組の値がプロセッサ・メモリにある。したが
って、第7B図のブロック409、410、411、4
12、413、414および415における経過時間値
と予め計算された値との一連の比較が正しいボー速度を
決定するために行なわれる。一度決定されると、正しい
ボー速度に対応する直列タイムアウト値が到達されるま
で、75ボーに対応する直列タイムアウト値がステップ
416、417、418、419、420、421およ
び422で2の除算される。結果の値はRSCSPによ
る使用のためステップ423で記憶される。
第7C図のステップ424で前の読取りカウンタがクリ
アされ、ステップ425で、どのようなCIUの発生も
可能にされる。
RSCMPは次に、第3図は関連して説明した自己テス
ト・ハードウェアを用いて入出力バスのテストを行な
う。プログラムは、データ・ワードが書き出され、入力
バス上に読み戻されることが可能なように、ステップ4
26で入出力バス・テストを選択する。以下の16進デ
ータ・ワードがブロック427におけるバス・テスト#
1で存在することができる。すなわち、80、C0、E
0、F0、F8、FC、FE、FFである。テスト42
8でエラーが発見された場合は、ステップ431でエラ
ー状況がセットされ、バス・テストは中止される。エラ
ーが全く発見されなかった場合は、以下の16進データ
・ワードがブロック429におけるバス・テスト#2で
使用される。すなわち、7F、3F、1F、0F、0
7、03、01、00である。テスト430でエラーが
発見された場合は、前と同様にエラー状況がセットされ
る。エラーが全く発生しなかった場合は、プログラム
は、ブロック423でポーリング・ライト・カウンタを
減分し、テスト423でカウントが0に等しいかどうか
を検査することにより、継続する。カウントが0に達し
た場合は、プログラムはステップ434でポーリング・
ライトを消して、CIUがもはやRSCと通信していな
いことを示す。ポーリング・ライト・カウンタは、第8
A図にさらに詳細に説明されている、CIU割込みを処
理するRSCSPルーチンで初期設定される。
RSCMPの次の部分は入力状況を読み取り、可能なス
イッチの跳返りまたは電気的雑音問題による正しくない
データの読取りを回避するため、ソフトウェア・デバウ
ンスをもたらす。このことは、前の入力状況からの変化
を知るため一度に8ビットを検査することにより行なわ
れる。この方法は、材料搬送システムにおける移動に代
表されるように、入力変化が比較的遅い速度である工場
フロア環境で十分に働く。8ビットの入力状況の読取り
は3つの段を通過し、最終的にCIU20に送られる。
3つの段は、新入力状況、旧入力状況、および有効入力
状況と呼ばれる。
新入力状況は入力の現在の読取りである。旧入力状況
は、新入力状況が旧入力状況と同じであった回数を示す
ための対応する旧読取りカウントと共にRAMに記憶さ
れた、前に読み取られた入力データである。一度旧読取
りカウントが0に達すると、旧読取りカウントは再初期
設定され、新入力状況はCIUへの可能な伝送のため有
効入力状況に記憶される。
入力状況のこの処理を第7D図のブロック435ないし
443に示す。テスト435で新入力状況が4つのRS
Cサブアドレスから読み取られ、ブロック436で有効
入力状況と比較される。状況が同じである場合は、旧読
取りカウントは442で再初期設定され、プログラムは
ステップ444で次のサブアドレスに増分する。状況が
同じでない場合は、ステップ437で新入力状況が旧入
力状況と比較される。それらが同じでない場合は、ブロ
ック441で新入力状況が旧入力状況に置き換わり、ス
テップ442で旧読取りカウンタが再初期設定される。
新および旧入力状況が同じで、ブロック438で旧読取
りカウンタが0よりも大きい場合は、ブロック443で
旧読取りカウンタが減分され、プログラムはステップ4
44で次のサブアドレスに増分する。ブロック438
で、旧入力状況が0に等しい場合は、ブロック439で
新入力状況(旧入力状況と同じ)が有効入力状況に置き
換わり、ブロック440で旧入力状況および旧読取りカ
ウンタをクリアする。
RSCMPは次に、ブロック444で前と同様に次のサ
ブアドレスに増分し、テスト・ブロック445で、4つ
のサブアドレスがすべて読み取られたかどうか検査す
る。すべてのサブアドレスが読み取られた場合は、ブロ
ック446でサブアドレスが0に設定される。さもなけ
れば、プログラムは、すべてのサブアドレスが読み取ら
れるまで、次のサブアドレスに対するバス・テストおよ
び入力状況読取りを反復する。CIUから割込みが受け
取られるまで、プログラムはこの処理を連続的に反復す
る。
CIUから割込みが受け取られたときは、RSCMPの
実行が中断し、RSCSPが始まる。一度RSCSPが
CIUの要求を満たすと、RSCの制御権はRSCMP
に返され、入力のポーリングが再開する。RSCSPは
第8図を参照することにより一層よく理解される。
E−9.RSC CIUサービス・プログラム(RSC
SP) CIUからRSCに送られた要求は、第8A図のターミ
ナル447でRSCMPが割り込まれるようにする。R
SCSPの実行はブロック448でCIUの要求を受け
取ることにより始まる。CIUの要求は第1表の読取り
コマンドか第3表の書込みコマンドのいずれかである。
完全なCIU要求がブロック449に示すように適切な
時間に受け取られなかった場合、または、450で判定
されるように、要求が有効でない場合、すなわち、開始
文字、終了文字および検査合計が一致しなかった場合
は、プログラムはブロック455でNAK文字をCIU
に送ることによりCIU要求の再送信を要求し、ターミ
ナル456でRSCの制御権をRSCMPに返す。CI
U要求が有効である場合は、プログラムはブロック45
1でACK文字をCIUに送信して、要求の受信を確認
する。RSCSPは次にブロック452でRSCポーリ
ング・ライトを実行し、ブロック453でポーリングホ
ライトを初期設定する。このカウンタは上述のようにR
SCMPにより減分される。
RSCSPは次に、ブロック454での検査によりCI
U要求が読取りコマンドであるか、または書込みコマン
ドであるかを判定する。CIU要求が読取りコマンドの
場合は、RSCSPは第8B図のブロック457でRS
C状況メッセージを組立てる。第2表を再び参照する。
状況文字を判定するため、ブロック458で、補助入力
上のRSCアドレスと、CIU要求で符号化されたアド
レスとの間で比較が行なわれる。それらが一致しない場
合は、ブロック459でエラー・ビットがセットされ
る。RSCSPは次に、ステップ460で、RSC自己
テスト・エラーが発生したかどうか検査し、そうである
場合は、ブロック461で自己テスト・エラー・ビット
をセットする。結果として生じる文字がステップ462
でRSC状況メッセージにロードされる。
次に、スナップ463で、有効な入力状況値がメッセー
ジに含められる。ブロック464で、RSC状況メッセ
ージがCIUに送られる。テスト465でCIUの応答
が検出されなかった場合、または、テスト466でRS
CがCIUからACK文字を受け取った場合は、プログ
ラムはターミナル468でRSCの制御権をRSCMP
に返す。
CIUがNAK文字を送信することによりRSC状況メ
ッセージに応答した場合は、プログラムは、RSCの制
御権をRSCMPに返す前に、ブロック467でさらに
2回まで再送信する。
テスト454で、CIU要求が書込みコマンドであるた
とが分かった場合は、第8C図のステップ469で、プ
ログラムは補助入力上のRSCアドレスと、CIU要求
で符号化されたアドレスを比較する。一致しなかった場
合は、ブロック472でアドレス・エラー文字がCIU
に送られ、エラーが発生してCIUの書込み要求が拒絶
されたことを示す。
アドレスが一致した場合は、ステップ470で、CIU
から受け取られた書込みコマンド内の出力データがRS
C内の出力ラッチ236、244、246および248
(第4図)にゲート入力される。書込みコマンドが完了
されたことを肯定応答するため、ステップ471でRS
文字がCIUに送信され、ターミナル473でRSCの
制御権がRSCMPに返される。
E−10.まとめ 第1図のUMS10は2種類のハードウェア、すなわ
ち、CIU20の最大32台までのRSC30、32お
よび34から成ることを説明した。CIUは工場環境制
御コンピュータ2のDI/DO線と直接インターフェー
ス接続し、最大32本の双方向直列データ・リンク接続
(システム内の各RSCに対して1本)を有する。各R
SCはそれ自体の電源および入出力ハードウェアを備え
る。機能電子装置は、光カプラ・バッファ論理を備えた
直列ポートによりCIUと通信する。入力および出力信
号はそれぞれ8個の入力および4個の出力の4つのアド
レスに分割されるので、各入力はスイッチ閉成、TT1
入力等と適合し、各出力信号は他の装置を直接駆動する
ことができる。
RSCのハードウェアおよびファームウェアの組合せは
入力スイッチの跳返り防止と連続自己テストを実現す
る。ハードウェア符号化された一意的なRSCアドレス
があり、CIUチャネル・アドレスの検査が行なわれ
る。エラー状況が報告される。
各直列データ・リンクは各RSCにおける1台の送信装
置および受信装置とCIUにおける32台の送信装置お
よび受信装置の1台を含む。各RSCをCIUに接続す
るケーブルは4線シールド・ケーブルであることが好ま
しい。データ伝送は、75bpsから9600bpsま
で8段階で変わるハードウェア選択可能な速度で行なう
ことができる。CIUと複数のRSCの間は光学的に分
離されている。データは、一意的な開始および停止文
字、メッセージ検査文字を含むようASCII符号化さ
れる。送信装置はエラー判定に対する再試行機能を備
え、受信装置はエラー状態に対するタイムアウト機能を
有する。動作時には、本発明のUMS10は、すべての
RSCを連続的にポーリングし、それらの状況を記録
し、要求に応じて、この情報を所定の順序で制御コンピ
ュータ2に転送するためのCIU20を設ける。データ
転送が完了したときはCIU20はポーリングはRSC
の状況の更新を再開する。
制御コンピュータ2がCIU20からの情報を必要とす
るときは、一組のコマンド、アドレスおよびデータによ
りデータ転送オプションが開始される。コマンド、アド
レスおよびデータの各組は特定のデータ・コマンド・オ
プションをサポートする。
コマンドAは全データに対する要求である。コマンドB
は、最後のデータから変更されたデータのみが必要とさ
れる点以外はAと同様である。コマンドCは特定のアド
レスの入力状況を必要とする。コマンドDは、要求にお
けるアドレスの出力状況を報告することを必要とする。
コマンドEはすべての自己テスト・エラーを要求し、コ
マンドFおよびGは、関連のアドレスに一致するよう指
定されたアドレスに関するRSC出力を制御する。
要求された情報がすべて制御コンピュータ2に伝送され
たときは、CIU20はデータ終了応答を送る。データ
終了応答は、第5表にすでに示したように、正常なデー
タ終了、パリティ・エラー、自己テスト・エラー、無効
なデータ転送コマンドまたはタイム・アウト・エラーに
関係するシステム状況情報を含む。
CIUとRSCの間の直列通信リンクのどれか1つが通
信エラーから回復するためには、タイムアウトを持たな
ければならずその後で、受信装置は通常の動作を再開す
ることができる。タイムアウトの長さは、選択された通
信速度と関連させることが望ましい。
本発明では、第4図に示すように、直列クロック周波数
の持続時間を測定するための手段が設けられる。選択さ
れたボー速度を判定するため、ただ1つの信号を監視す
るだけでよい。第7A図にこの流れ図を示すソフトウェ
ア・ルーチンはクロック信号の持続時間を測定するため
のものである。
F.発明の効果 本発明によれば、作業端末の状況データをポーリングし
緩衝する動作は第2手段により行なわれるので、制御コ
ンピュータは、時間のかかるポーリングおよびデータ要
求動作から解放され、スループットを一層効果的にし、
工場設備のダウン時間を最小にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動製造工程のための制御システムの概略ブロ
ック図である。 第2図はCIU20のブロック図である。 第3図は第2図の直列マルチプレックス・カード104
のブロック図である。 第4図は第1図における1台のRSCのブロック図であ
る。 第5A図ないし第5D図はCIU主プログラムの流れ図
である。 第6A図ないし第6E図はCIU制御コンピュータ・サ
ービス・プログラムの流れ図である。 第7A図ないし第7E図はRSC主プログラムの流れ図
である。 第8A図ないし第8C図はRSC CIUサービス・プ
ログラムの流れ図である。 2……制御コンピュータ、4……端末、6……印刷装
置、10……汎用マルチプレクサ・システムUMS、2
0……制御インターフェース装置CIU、30、32、
34……遠隔端末制御装置RSC、40、42、44…
…作業端末、50……自動材料搬送システム、104…
…直列マルチプレクサ・カード、110……プロセッ
サ、200……シングルチップ・マイクロプロセッサ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御コンピュータと、 複数個の作業端末と、 上記制御コンピュータ及び上記作業端末と通信し上記作
    業端末間を移動する遠隔操作式の材料搬送手段と、 上記制御コンピュータに接続し、上記材料搬送手段に指
    示を出し遠隔操作する搬送システム制御装置と、 上記作業端末の入出力線の状況を監視し記憶するため、
    それぞれが1つまたは複数個の上記作業端末を担当し通
    信する複数個の端末制御装置と、 上記作業端末に関する状況データを取得し一時記憶する
    ために、上記端末制御装置を連続的にポーリングする制
    御インターフェース装置と、 上記制御コンピュータの要求に基づいて、上記作業端末
    の相対位置に基づいて予め決められた順序で、上記状況
    データを上記制御コンピュータに転送する上記制御イン
    ターフェース内の手段と、 上記状況データに応答して、上記材料搬送手段の移動経
    路を上記搬送システム制御装置に指示する上記制御コン
    ピュータ内の手段と、 を備えた材料搬送制御装置。
  2. 【請求項2】上記制御インターフェース装置が、 上記状況データを記憶するランダム・アクセス手段と、 所定の順序で上記記憶された状況データを取り出すため
    のテーブル・ルックアップ手段を含む請求項1に記載の
    材料搬送制御装置。
  3. 【請求項3】上記複数個の端末制御装置は、それぞれ入
    力クロック信号の持続時間の関数として、データ転送速
    度を判定する手段を含む請求項1又は請求項2に記載の
    材料搬送制御装置。
  4. 【請求項4】複数の作業端末が制御コンピュータによっ
    て制御される工場において、作業端末への最適経路で無
    人搬送機を移動させる方法であって、 上記制御コンピュータに接続された制御インターフェー
    ス装置が a)上記作業端末の入出力線の状況情報を取得するため、
    複数個の上記作業端末と通信する端末制御装置を連続的
    にポーリングするステップ、および b)上記制御コンピュータの要求に基づき、上記作業端末
    の相対位置に基づいて予め決められた順序で、上記状況
    情報を上記制御コンピュータへ転送するステップ、 を行い、 上記制御コンピュータが、上記状況情報に基づいて、上
    記無人搬送機の上記作業端末間での移動経路を上記無人
    搬送機の制御装置に指示するステップと、 から成る搬送制御方法。
JP19654887A 1986-09-10 1987-08-07 材料搬送制御装置及び方法 Expired - Lifetime JPH0664576B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US90543386A 1986-09-10 1986-09-10
US905433 1986-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6368345A JPS6368345A (ja) 1988-03-28
JPH0664576B2 true JPH0664576B2 (ja) 1994-08-22

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ID=25420805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19654887A Expired - Lifetime JPH0664576B2 (ja) 1986-09-10 1987-08-07 材料搬送制御装置及び方法

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JP (1) JPH0664576B2 (ja)
DE (1) DE3750063D1 (ja)

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EP0260086A2 (en) 1988-03-16
EP0260086A3 (en) 1990-06-13
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