JPH0228019A - 自動車のドア構造 - Google Patents

自動車のドア構造

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JPH0228019A
JPH0228019A JP63175139A JP17513988A JPH0228019A JP H0228019 A JPH0228019 A JP H0228019A JP 63175139 A JP63175139 A JP 63175139A JP 17513988 A JP17513988 A JP 17513988A JP H0228019 A JPH0228019 A JP H0228019A
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JP
Japan
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window glass
guide rail
lifting device
door
section
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JP63175139A
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English (en)
Inventor
Junichi Maekawa
淳一 前川
Hirotaka Nishijima
広隆 西島
Kishiro Muroi
室井 喜四郎
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のドア構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動車のドアには、アウターパネルとインナーパ
ネルとの間に、窓ガラスを昇降させる窓ガラス昇降装置
が配設されている。
窓ガラス昇降装置は、古い型のものではXアーム型のも
のから、最近のものでは、例えば本出願人名儀の特開昭
59−153617号公報に開示されているように、ド
アの中央に板状のガイドレールを配設し、そのガイドレ
ールに上下方向に摺動可能として装着したキャリヤプレ
ートを窓ガラスの下端中央部に固着して、窓ガラスを支
持し、一端がキャリヤプレートに止着されるとともに、
一部がガイドレールと平行に回走するように配設した昇
降用ケーブルの他端部を巻取り装置により巻取ったり、
解きほぐしたりすることにより、キャリヤプレートとと
もに窓ガラスを昇降させるようにしたものまで、種々の
型式のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような従来の窓ガラス昇降装置は、ドアのほぼ中
央部に、アーム(Xアーム型のもの)や、ガイドレール
、キャリヤプレート、巻取り装置等(特開昭59−15
3617号公報に開示のもの)が配設されるので、ドア
の中央部の厚さを大としなければならず、ドアの薄型化
の妨げとなり、まして、ドアのインナーパネル側の側面
中央に、アウターパネル側に向けて四人し、かつ、例え
ば小物入れ用のポケットや、アームレストに腕を乗せる
ための空間等として用いることのできる凹部を設けるこ
とは不可能である。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、ドア
の内側面中央に、小物入れやその他の多目的に利用でき
る凹部を設け、実質的にドアの薄型化に寄与しうるよう
にした自動車のドア構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、アウターパネルと
インナーパネルとの間に、窓ガラスを昇降させる窓ガラ
ス昇降装置を配設してなる自動車のドア構造において。
前記窓ガラス昇降装置を、中央部に空所を有する口字形
又は矩形の枠状に形成し、かつ前記インナーパネルの内
側面に、前記窓ガラス昇降装置の空所に嵌合する四部を
設けたことを特徴としている。
窓ガラス昇降装置としては、前後方向を向くほぼ水平な
横杆部の両端に、上下方向を向く縦杆部を連設してなる
ガイドレールに、2本のケーブルを互いに独立して長手
方向に摺動自在に案内する1対のケーブル案内溝を設け
るとともに、前記ガイドレールにおける少なくとも前後
の縦杆部に、互いに異なるケーブルの一端にそれぞれ止
着され、かつ窓ガラスの前後部にそれぞれ結合されて、
窓ガラスを支持する前後1対のガラスホルダを上下方向
に摺動自在に案内するホルダ案内溝を設け、かつ前記ガ
イドレールの適所に、前記両ケーブルを、互いに同期し
て逆方向に移動させることにより、前記両ガラスホルダ
とともに窓ガラスを昇降させる駆動手段を設けたものと
するのがよい。
〔作 用〕
本発明のドア構造によると、窓ガラス昇降装置における
中央の空所に、インナーパネルの凹部を嵌合したので、
ドアの中央部を著しく薄型化しうるとともに、この凹部
を、小物入れ、その他の多目的に利用することができ、
しかもインナーパネルに凹部を設けるために、ドア全体
の厚さを増す必要はない。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は、本発明の第1実施例を示す。
(1)は、窓ガラス昇降装置で、前後方向を向くほぼ水
平な横杆部(2a)の両端に、上方に向かって弧状に湾
曲する湾曲部(2b) (2c)を介して、はぼ上方を
向く前後1対の縦杆部(2d)(2a)が連設されたほ
ぼ上向きコ字状のガイドレール(2)を備えている。
ガイドレール(2)における各縦杆部(2d)(2e)
の上端には、後半部がほぼ水平で、かつ前半部が下向き
傾斜する連結材(3)の前端近傍部と後端とがそれぞれ
固着されている。
第2図に示すように、ガイドレール(2)の両縦杆部(
2d)(2e)の上半部と連結材(3)とは、ドア(4
)のアウターパネル(5)、インナーパネル(6)、及
びドアトリム(7)等の上端より上方に突出し。
ガラスサツシュとなっている。(8)は、連結材(3)
の前端部を覆う三角形のカバーである。
ガイドレール(2)における長手方向の中心軸線と直交
する各部の断面形状は、すべて同一としてあり、その中
央には、窓ガラス(9)の前端上下部と後端上下部とを
支持する4個のガラスホルダ(10)を長手方向に摺動
自在に案内するT溝状のホルダ案内溝(11)が設けら
れている。
ホルダ案内N(11)は、外側方(車外側を向く方向)
に向けて開口する狭幅部(lla)と、この狭幅部(l
la)の奥端に連設された拡幅部(llb)とからなっ
ている。
ガイドレール(2)におけるホルダ案内溝(11)の狭
幅部(lla)の両側部には、2本のケーブル(12)
(13)を互いに独立して長手方向に摺動自在に案内す
る断面形がほぼ円形の1対のケーブル案内溝(1/I)
(15)が、狭幅部(lla)を挾んで互いに対向する
ようにして設けられている。
第4図及び第5図に示すように、各ケーブル(12) 
(13)は、硬鋼線の芯M (12a) (13a)の
まわりに、同様の硬鋼線よりなる螺旋巻線(12b) 
(131j)を巻着してなる公知のいわゆるギャードケ
ーブルよりなっており、側方へは自由に撓曲しうるが、
圧縮や引張りに対しては強い性質を有している。
ガイドレール(2)の横杆部(2a)のほぼ中央部には
1両ケーブル(12)(13)を、各ケーブル案内溝(
14) (15)に沿って互いに同期して逆方向に移動
させる駆動手段(16)が設けられている。
この駆動手段(16)は、ガイドレール(2)における
ホルダ案内溝(11)の狭幅部(lla)内に配設され
かつ上下部が各ケーブル(12) (13)と噛合する
ピニオン(17)の軸(18)を、ガイドレール(2)
に固着したモータ(19)をもって、例えばウオームと
ウオームギヤ(図示省略)等よりなる適宜の減速装@(
20)を介して、正逆回転させることにより、各ケーブ
ル(12)(13)の螺旋巻線(12b) (12b)
がピニオン(I7)に噛合するラックとなって、各ケー
ブル(12) (13)が、各ケーブル案内溝(14)
 (15)に沿って互いに逆方向に移動させられるよう
になっている。
第3図に示すように、ガイドレール(2)の前後の縦杆
部(2d) (2e)にそれぞれ装着されて、窓ガラス
(9)の下端部を支持する前後1対の下方のガラスホル
ダ(10)は、ホルダ案内溝(11)の拡幅部(1tb
)に摺動自在に嵌合された上下方向に所要長のベース部
材(10a)と、同じく狭幅部(lla)に摺動自在に
嵌合され、かつベース部(10a)とT字状に連設され
た頚部(10b)と、狭幅部(lla)より突出する頚
部(10b)の先端に連設され、かつ窓ガラス(9)の
内側面に当接する円板状の当接部(10c)と、当接部
(10c)のほぼ中央に突設され、かつ窓ガラス(9)
の下端前後部に穿設した軸孔(21)に嵌合するおねじ
部(10d)と、各頚部(10b)の中間より、ガイド
レール(2)における互いに異なるケーブル案内溝(1
4)(’15)内に延出し、かつその中に配設された互
いに異なるケーブル(12)(13)の端末を把持する
ケーブル把持部(10a)とからなっている。
窓ガラス(9)の上部を支持する前後1対の上方のガラ
スホルダ(lO)は、上記各下方のガラスホルダ(10
)と同一構造のものとすることができるが。
ケーブル把持部(10e)を、各ケーブル(12) (
13)と結合させる必要はない。
したがって、上方のガラスホルダ(10)は、下方のガ
ラスホルダ(10)よりケーブル把持部(10e)を省
略した構造のものとすることができ、また下方のガラス
ホルダ(10)とは全く異なる単純な構造のものとする
こともできる。
各ガラスホルダ(lO)におけるおねじ部(10d)に
は、窓ガラス(9)の各軸孔(21)に嵌合したガラス
押さえ(22)の軸部(22a)の一端に穿設したねじ
孔(22b)が螺合され、窓ガラス(9)は、このガラ
ス押さえ(22)の軸部(22a)の他端に連設された
拡径鍔部(22c)とガラスホルダ(10)の当接部(
10c)とにより挟着されて、各ガラスホルダ(10)
に支持されている。
窓ガラス昇降装置(1)は、上述のような構成であるの
で、駆動手段(16)を作動させて、両ケーブル(12
)(13)をガイドレール(2)の各縦杆部(2d)(
2e)において上向きに移動させることにより、下方の
各ガラスホルダ(10)をガイドレール(2)の各縦杆
部(2d)(2e)に沿って押し上げ、窓ガラス(9)
を、はぼ全体がドア(4)内に没入する下限位置から、
上端が連結材(3)の外側面に重合する上限位置まで上
昇させることができる。
また両ケーブル(12) (13)を上述と逆に移動さ
せることにより、下方の各ガラスホルダ(10)を引き
下げて、窓ガラス(9)を上限位置から下限位置まで下
降させることができる。
なお、ケーブル(12) (13)の長さは、窓ガラス
(9)を上限位置まで上昇させたとき、駆動手段(16
)におけるピニオン(17)に噛合しつるだけの長さが
あれば十分である。
(23)は、ガイドレール(2)における外側面の外周
縁部に形成したシール保持溝、 (24)は、ガイドレ
ール(2)の両縦杆部(2d)(2e)におけるシール
保持溝(23)に一部が嵌着され、かつガイドレール(
2)と窓ガラス(9)との間をシールするシールラバー
である。
次に、主として第1図に基づいて、上述の窓ガラス昇降
装置(1)の、自動車のドア(4)への組付ける方法と
ともに、そのドア(4)の構造につき説明する。
アウターパネル(5)には、アウトサイドハンドル族[
(25)を組付けるとともに、それと後述するドアロッ
ク(29)とを連係するロッド(26) (27)の端
末を、アウターパネル(5)の内側面に溶着したブラケ
ット(28)により、ドアロック(29)と係合しやす
い位置に保持しておく。
窓ガラス昇降装置(1)は、ガイドレール(2)に両ケ
ーブル(12) (13)、駆動手段(16)、ガラス
ホルダ(10)、窓ガラス(9)等をすべて上述したよ
うに組付けておく。
その後、ガイドレール(2)に、ドアロック(29)、
チエツクリンク装置(30)等のドア内機能部品を、適
宜のブラケット(31) (32)をもって、さらに組
付ける。
次に、その状態で、窓ガラス昇降装置!(1)を、ガイ
ドレール(2)の内側の空間に対応する部分に外方に向
かって凹入する凹部(6a)が形成されたインナーパネ
ル(6)に、凹部(6a)がガイドレール(2)内に嵌
合するようにして組付ける。
このとき、ドアロック(29)やチエツクリンク装置(
30)等のドア内機能部品がインナーパネル(6)の定
位置に収まるようにして、それらの部品やガイドレール
(2)等を、ねじ止め、溶接、その他の固着手段によ°
リインナーパネル(6)に固着する。
次に、窓ガラス昇降袋[(1)やドア内機能部品の大部
分が組付けられたインナーパネル(6)を、窓ガラス昇
降袋W(1)等が間に挾まれるようにして、かつドアロ
ック(29)がロッド(26) (27)の端末と適正
に係合するようにして、アウターパネル(5)に重合し
、インナーパネル(6)とアウターパネル(5)との前
後及び下方の周縁を、ねじ止め、シーム溶接、又はその
他の固着手段により互いに固着する。
なお、この際、ねじ止め等、後に分解可能な固着手段に
よりインナーパネル(6)とアウターパネル(5)とを
固着しておけば、修理や点検に便利である。
その後、インナーパネル(6)に、その凹部(6a)と
同様の凹部(7a)を有するドアトリム(7)を、凹部
(7a)がインナーパネル(6)の凹部(6a)に嵌合
するようにして、取付ける。
ドアトリム(7)の凹部(7a)の下部には、小物入れ
用のポケット部(33)が設けられ、また凹部(7a)
の中位部には、アームレスト(34)が設けられている
。凹部(7a)の上半部の空間を利用して、アームレス
ト(34)上に乗者の腕を乗せることができる。
第1実施例のドア構造によると、窓ガラス昇降装置! 
(1)におけるガイドレール(2)の内側の空間部にお
いては、ドア(4)のアウターパネル(5)とインナー
パネル(6)との間隔を窓ガラス(9)の厚さと同程度
まで小さくすることができるので、ドア(4)の薄型化
に寄与することができるとともに、インナーパネル(6
)やドアトリム(7)に、多目的に利用できる凹部(6
a)(7a)を設けることができる。
また、上述のような方法で窓ガラス昇降装置(1)をド
ア(4)に組付けると、はとんどすべての組付は作業や
固着作業を、他物に妨げられることのない広い空間で行
なうことができ、従来のように、インナーパネルに穿設
した小さな作業孔を通して、手さぐりで各部品相互の組
付けや固着作業等を行なう必要がなく、作業性は著しく
向上する。
第6図は、本発明のドア構造に使用する窓ガラス昇降装
置の第2実施例を示す。
なお、第2実施例以降において、第1実施例のものと同
−又は対応する部材には同一の符号を付して図示し、そ
の詳細な説明は省略する。
第2実施例においては、第1実施例におけるガイドレー
ル(2)を中位部で切断した下半部と同一構造のものを
、上下反転して下向きコ字状としたガイドレール(2)
における前方の縦杆部(2d)の上部に、駆動手段(1
6)を、その大部分が縦杆部(2d)より前方を向くよ
うにして装着し、この駆動手段(16)により1両ケー
ブル(12) (13)を互いに逆方向に移動させるこ
とにより、下方の前後1対のガラスホルダ(10)を引
き上げたり、押し下げたりして。
窓ガラス(9)を昇降させるようにしである。
窓ガラス(9)の上端部に設けた上方の前後1対のガラ
スホルダ(10)は、ガイドレール(2)における両縦
杆部(2d)(2e)と別体としてそれらの前後の側面
に固着した上下方向を向く前後1対のガイドレール(3
5) (36)に、摺動自在に嵌合されている。
両ガイドレール(35) (36)の上端には、連結材
(3)が固着され、これらによってガラスサツシュ(3
7)が形成されている。
第2実施例の窓ガラス昇降装置(1)を用いる場合にも
、第1実施例のものと同様に、ガイドレール(2)の中
央に形成される空所に、インナーパネル(6)の凹部(
6a)を嵌合することにより、第1実施例のものと同様
の作用及び効果を奏することができる。
特に、第2実施例においては、ドアの前後の端部に、窓
ガラス昇降装置(1)における駆動手段(16)等の厚
さの大きな部材を集約し、ドアの中間部には、上部にガ
イドレール(2)の横杆部(2a)が挿通し、かつ窓ガ
ラス(9)が昇降するだけで、それ以外の部材をすべて
の排除することができるので、ドアの中間部の厚さを、
上下にわたって薄型化できる利点がある。
第7図は、本発明のドア構造に使用する窓ガラス昇降装
置の第3実施例を示す。
上述の第1実施例においては、ガイドレール(2)及び
連結材(3)が、窓ガラス(9)の外方に全く突出しな
い、いわゆるフラッシュサーフェイス型のものとしであ
るが、第3実施例においては、ガイドレール(2)に、
窓ガラス(9)の前後の端部をコ字状に囲むガラスガイ
ド部(38)を連設し、その内部にガラスラン(39)
を設け、かつガラスホルダ(10)に、窓ガラス(9)
の前後の端部をコ字状に挾んで支持する把持部(40)
を連設している。
このような構成とすると、窓ガラス(9)をより円滑に
昇降しうるとともに、窓ガラス(9)の前後の端部を、
ガラスガイド部(38)により防護でき、安全性が゛向
上する。
第8図は1本発明のドア構造に使用する窓ガラス昇降装
置の第4実施例を示す。
第4実施例においては、ガイドレール(2)の断面形状
を、第1実施例におけるガイドレール(2)を、そのホ
ルダ案内溝(11)が互いに対向する内方を向くように
90°回転させたものとほぼ同様のものとし、ガラスホ
ルダ(10)における頚部(tab)の先端部に、窓ガ
ラス(9)の前後の端部を把持する2股状の把持部(4
1)を連設し、かつ窓ガラス(9)より外側に位置する
ガイドレール(2)の前後内向きの縁部を互いに内方に
延出させて、そこにシールラバー(42)を設けである
このような構造とすると、両ケーブル案内溝(14)(
15)と、その中に摺動自在に配設された両ケーブル(
12) (13)は、窓ガラス(9)を中心とする左右
対称の同一構造となり、ケーブル(12)(13)に掛
る力のバランスがよくなるとともに、窓ガラス(9)の
両端部をガイドレール(2)によりカバーできるので、
安全性が向上する。
〔変形例〕
本発明は、上記実施例のみに限定されるものではなく1
例えば次のような幾多の変化変形が可能である。
(1)第1実施例における下方の各ガラスホルダ(10
)を、上下方向に長いものとすることにより。
これのみにより窓ガラス(9)の上端部が側方に傾動す
るのを防止し、もって、上方の各ガラスホルダ(10)
を省略する。
(2)第1実施例におけるガイドレール(2)の上半部
と連結材(3)、及び第2実施例における前後の両ガイ
ドレール(35) (36)と連結材(3)等を省略す
ることにより、ドア(4)の上端より突出するガラスサ
ツシュ部分のない、いわゆるサツシュレスドアとする。
この場合、窓ガラス(9)の下端部は、上記(1)のよ
うな上下方向に長いガラスホルダ(lO)に支持させる
のがよい。
(3)第1実施例において、駆動手段(16)を、ガイ
ドレールにおける前部の縦杆部(2d)の下部又は後部
の縦杆部(2e)の下部に取付ける。
(4)窓ガラス昇降装置(1)等を、先にアウターパネ
ル(5)に組付け、その後から、インナーパネル(6)
をアウターパネル(6)に重合して、それらの前後部及
び下部を互いに固着する。
(5)ドア(4)の各構成部材の組付は順序や組付は方
法は、上述したものに限定されることなく、その他の順
序や方法で組付けることができる。
(6)窓ガラス昇降装置(1)の構造は、上述の型式も
のに限定されるものではなく、中央に空所を形成できる
コ字形又は矩形の枠状のものであれば、どのような型式
のものでもよい。
〔発明の効果〕
本発明によると、窓ガラス昇降装置に形成した中央の空
所に、インナーパネルの四部を嵌合することにより、ド
アの中央部の厚さを従来のものより著しく薄型化するこ
とができるとともに、インナーパネルの凹部を、小物入
れやアームレストに腕を乗せるための空間等として、他
目的に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のドア構造の第1実施例を示す分解斜
視図、 第2図は、第1図示の各部材を組付けた状態の斜視図、 第3図は、同じく要部の横断平面図、 第4図は、窓ガラス昇降装置の駆動手段を示す要部の拡
大縦断面図、 第5図は、第4図のA−A線より見た一部破断側面図。 第6図は、本発明のドア構造に使用する窓ガラス昇降装
置の第2実施例の斜視図。 第7図は、本発明の第3実施例の要部の横断平面図、 第8図は、本発明の第4実施例の要部の横断平面図であ
る。 第6図 (1)窓ガラス昇降装置 (2a)横杆部 (2d) (2e)縦杆部 (5)アウターパネル (6a) (7a)凹部 (9)窓ガラス (11)ホルダ案内溝 (14) (15)ケーブル案内溝 (2)ガイドレール (2b) (2c)湾曲部 (4)ドア (6)インナーパネル (7)ドアトリム (10)ガラスホルダ (12) (13)ケーブル (16)駆動手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アウターパネルとインナーパネルとの間に、窓ガ
    ラスを昇降させる窓ガラス昇降装置を配設してなる自動
    車のドア構造において、 前記窓ガラス昇降装置を、中央部に空所を有するコ字形
    又は矩形の枠状に形成し、かつ前記インナーパネルの内
    側面に、前記窓ガラス昇降装置の空所に嵌合する凹部を
    設けたことを特徴とする自動車のドア構造。
  2. (2)窓ガラス昇降装置が、 前後方向を向くほぼ水平な横杆部の両端に、上下方向を
    向く縦杆部を連設してなるガイドレールに、2本のケー
    ブルを互いに独立して長手方向に摺動自在に案内する1
    対のケーブル案内溝を設けるとともに、前記ガイドレー
    ルにおける少なくとも前後の縦杆部に、互いに異なるケ
    ーブルの一端にそれぞれ止着され、かつ窓ガラスの前後
    部にそれぞれ結合されて、窓ガラスを支持する前後1対
    のガラスホルダを上下方向に摺動自在に案内するホルダ
    案内溝を設け、かつ前記ガイドレールの適所に、前記両
    ケーブルを、互いに同期して逆方向に移動させることに
    より、前記両ガラスホルダとともに窓ガラスを昇降させ
    る駆動手段を設けたものよりなる請求項(1)記載の自
    動車のドア構造。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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