JPH02277772A - マグネトロンスパッタ装置 - Google Patents

マグネトロンスパッタ装置

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JPH02277772A
JPH02277772A JP1499290A JP1499290A JPH02277772A JP H02277772 A JPH02277772 A JP H02277772A JP 1499290 A JP1499290 A JP 1499290A JP 1499290 A JP1499290 A JP 1499290A JP H02277772 A JPH02277772 A JP H02277772A
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    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
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    • H01J37/3426Material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
    • H01J37/3402Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering using supplementary magnetic fields
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    • H01J37/3408Planar magnetron sputtering

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、大型のマグネj・ロンの場合や強磁性体タ
ーゲットをスパッタする場合でも、安定なプラズマの保
持が容易なマグネトロンスパッタ装置に関するものであ
る。また、この発明はターゲット材の局所的なエロージ
ョンの発生を抑えて長寿命化をはかると同時に、操業中
において、スパッタし・−1−の変化を小さ(したマグ
ネトロンスパッタ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のマグネj・ロンスパッタ装置を第19図によって
説明する。
第19図(blは、第19図(a)のP A  P s
で示す部分での断面図である。この図において、1は非
磁性体または強磁性体からなるターゲラj・材であり、
この裏側に内側磁極2と、これを取り囲むようにこれと
反対の極性を持つ外側磁極3とが配置され、それらの底
部は通常、軟鋼等の強磁性体からなる磁気ヨーク4で結
合されている。
これらの各部は真空容器中に収容されている。
使用にあたっては、低圧のArガス雰囲気とし、前記タ
ープ91・材1と非スパツタ物(ディスク等、図示せず
)の間に電圧をかけ、ターゲット材1のターゲット面か
ら飛び出した電子により前記Arガスをイオン化し、こ
のArガスのイオンがターゲット材1に南突し、ターゲ
ットの物質をたたき出し、非スパツタ物質の表面に薄膜
を生成させている。
前記両磁極2,3がつくる漏洩磁場はこの電子を効率よ
(捕らえ、Arガスのイオン化を促進させスパッタの効
率を上げろためのものである。
5ばバッキングプレー1・である。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のマグネトロンスパッタ装置では、ター
ゲット材1の表面付近で捕獲された電子は、第19図(
a)の矢印で示した半円弧状の磁場のドーム内に閉じ込
められ、ドームに沿って連動するものと考えられる。し
たがって、ターゲット材1の表面でのエロージョンの起
り方はターゲット材1の上面での磁場分布、つまり水平
成分と垂直成分の分布によって左右されろ。
第21図はターゲット材1が強磁性体(例丸ば、鉄、コ
バルト等)の場合を典型的な第19図のP A  P 
s間におけるターゲット材1のエロジョンの様子を示す
断面図である。この図かられかるようにし、エロージョ
ンの部分は局所的に進行し、ターゲット材1の寿命を著
しく縮めるという問題点があった。
この解決方法の1つとして、ターゲット材1に数多くの
縦溝を設けること(G 7[’ターゲット材・: 日本
金属学会会報、Vol、25.p、562,1986参
照)によって、ターゲット材1の全面に磁場の水平成分
を発生させろことが提案されているが、ターゲラ1−材
1の加工が容易でないという欠点があった。
本発明者はエロージョンが主に進行する場所は、水平成
分の強度分布よりはむしろ磁場の垂直成分の極性が変化
する位置、つまり垂直成分の値が非常に小さいところと
よく対応することを見出した。
これは、第19図(a)において電子がターゲット材1
の面上においてドーム状磁場内に沿って循環的な運動を
していると同時に、垂直磁場の勾配が存在する方向に対
しても周期的な運動をしており、垂直成分が小さくなる
部分で前記Arガスをイオン化する電子の数が多くなる
ためと考えられろ。また、タープy I・材1が強磁性
体の場合はクゲッj・材1のエローシリンが起こると、
第21図に示すように漏れ磁場が大きくなり、その場所
での垂直磁場の勾配が大きくなり、水平磁場の強度も増
すため局所的なエローシリンがさらに加速される。また
、従来大型のマグネトロンスパッタ装置や強磁性ターゲ
ット用のマグネトロンスパッタ装置のようにターゲット
材1上の磁場強度を確保するのが難しい場合には、前述
の両磁極2,3として電磁石を採用する場合が多かった
が、電磁石ではランニングコストがかかることや、通電
に伴う発熱の問題があり、簡単にどの装置でも採用でき
ろものではないという欠点があった。
このようなことから、永久磁石の使用が望まれろ。また
、一般にターゲット材1上で磁束は内側磁極2から外側
磁極3に向って広がるため、外側磁極3付近での磁束密
度が内側磁極2付近に比べて減少する傾向にあり、ター
ゲット材1上のプラズマを安定に保つためには外側磁極
3の磁束密度を大きくする必要がある。なお、ここで磁
束密度を大きくする必要のある外側磁極3とは、第19
図(a)に示す円弧状マグネトロンの全外周であり、第
20図で示す角型マグネトロンの場合は特に、内側磁極
2から外側磁極3への磁束の広がりが放射綿状になって
いる外側磁極3の部分である。
後述するこの発明によるターゲット材1上の磁場分出を
制御するための軟磁性体や永久1111石を的記両磁極
間に用いろ場合には、ターゲット材1上での磁現強度が
減少するため、この技術は特に重要となる。いずれにし
ても、プラズマをターゲット材1上面で安定に保つため
には、内側、外側磁極2.3上部での磁束密度を十分に
高くする必要があり、また、ターゲット材1が強磁性体
の場合にはターゲット材1上面での磁場が減少するため
、外側磁極3の外側面に永久磁石を貼る方法は重要にな
る。クーデ・ソ1−材1のエローシリン分布を改善する
ために提案されている米国特許第4,162.954号
明細書、同じく第4,265,729号明細書で開示さ
れているマグネトロンにおいては、ターゲット上での磁
力綿をターゲット面にできろだけ平行にするために内側
磁極2付近で磁束の集中化を防ぎ、磁場の垂直成分が内
側磁極2付近においても大きくならないような磁石配置
になっている。こうしたマグネトロンにおいてはプラズ
マが不安定になり易く、またターゲット材1が強磁性体
の場合にはターゲット材1上の漏洩磁場が小さくなり、
プラズマが全く立たないといった欠点があった。
この発明は、上記の欠点を解決するためになされたもの
で、ターゲラ】・材上のプラズマを安定に保持すると同
時に、ターゲット材の局所的な二ロン7ンを防出し、タ
ーゲット材の寿命を著しく長クシたマゲ不トロンスバツ
ク装置を提供することを目的とする。また、強磁性体の
ターゲット材においては、特にスパッタし−−1−が操
業中において極めて安定なマグネトロンスパッタ装置を
提供することを目的とする、1 〔課題を解決するための手段1 この発明に係るマグネ1−ロノスバツタ装置は、垂直方
向の磁化を有する永久磁石、また(よ軟磁性体からなる
内側磁極と、この内側磁極を取り囲む外側磁極との間に
主に水平方向の磁化を有する永久磁石を設け、さらに、
前記外側磁極の外側向には、前記水平方向とは反対向き
の磁化を有する永久磁石を設けたものである。
また、この発明に係るマグネトロンスパッタ装置は、内
側磁極と、この内側磁極から外側磁極近傍の両磁極上に
配置されたターゲット材とを有し、前記ターゲット材の
上部で前記両磁極からの漏れ磁場の前記ターゲット材に
垂直な成分の勾配を前記両磁極間中央部では減少させ、
かつ前記両磁極付近では大きくし、また、前記磁場の水
平成分の強度分布は前記両磁極間においてM型の分布に
なるようにするための手段を前記ターゲット材の裏側の
的記両磁極間に設けたものである。
そして、ターゲット材の裏側の両磁極間に設けられる手
段は、狭い幅からなる透磁率の小さな物質または単なる
スリットによって分割された複数の軟磁性体であり、断
面積が中央部において太きく両端部において漸次小さく
なされた軟磁性体であり、あるいは、両端部におけろタ
ーゲット材からの距離が漸次大きくなるように屈曲した
軟磁性体であり、また、両磁極間の距離の20〜80%
の長さを有する板状または棒状の軟磁性体であり、ざら
に、主に水平方向の磁化を有し、かつその高さが中央部
で低く、両磁極に近ぺなるにしたがって漸次高くなされ
た永久磁石である。また、磁場の水平成分の強度分布が
M型の場合は、両磁極間中央部の最小値が最大値の20
〜75%にしたものであり、さらに、垂直磁場の極性が
変化するところを、垂直成分の勾配の小さいところとし
、かつM型の水平成分の中間部の極小値を示す位置から
両磁極間距離の±10%としたものである。また、スリ
ットを有する軟磁性体を用いる場合には、スリット幅の
調整にリボン状の軟磁性体をスリットに挿入する。また
、ターゲット材は強磁性体を用いてもよいものである。
〔作用〕
この発明の請求項(1)に記載の発明は、軟鋼等の軟磁
性体からなる内側磁極と、この内側磁極を取り囲む外側
磁極との間に設けた水平方向の磁化を有する永久磁石、
および自記外側磁極の外側面の前記水平方向とは逆向き
の磁化を有する永久磁石によって、外側磁極付近の磁束
密度が十分大きくなる。その結果として、大型のマグネ
)・ロンの場合や強磁性体のターゲット材を受用した場
合においても、ターゲット材上で十分な強度の磁場が得
られ、プラズマの保持が容易であり、通常のマグネトロ
ンを1史用した場合と比べるとスパッタレトも大幅に増
大する。
また、請求項(2)に記載の発明では、内側、外側磁極
からの漏れ磁場のターゲット材に垂直な勾配を両磁極間
中央部で減少させ、両磁極付近で大きくし、磁場の水平
成分の強度分布がM型になるようにするための手段をタ
ーゲット材の裏側に設けたので、ターゲット材のエロ−
ジョンがより平均化される。
また、請求項(3)に記載の発明では、スリットの幅を
調整することによってターゲラ!・材上面の磁場分布が
M+Xg!に制御される。
さらに、請求項(4)〜(8)に記載の各発明は、それ
ぞれ請求項(2)に記載された発明の作用をよりよく実
現する。
また、請求項(9)〜(11)に記載の各発明は、それ
ぞれ請求項(2)〜(8)に記載の発明の作用をよりよ
く実現する。
さらに、請求項(12)に記載の発明は、請求項(3)
に記載された発明のスリッI・幅を調整し、最適値にす
ることができる。。
また、請求項(13)に記載の発明は、ターゲラ)・材
が強磁性体に特に有効であり、エロージョンが均一に進
む。
〔*施例] 第1図(a)はこの発明の第1の実施例を示すもので、
第19図のP s  P mの断面に相当するものであ
る。この図において、11はターゲット材、12.13
は軟磁性体からなる内側、外側磁極であり、両磁極12
,13間に水平方向の磁化】を有する永久磁石16およ
びこれと反対向きの磁化J を有する永久磁石17を外
側磁極13の外面に貼ったものである。なお、これらの
磁化j。
j′の向きは水平方向から多少ずれていても良く、その
主たる成分が図示したように水平で互いに反対向きにな
っていれば良い。また、内側、外側磁極12.13は垂
直方向の磁化を有する永久磁石であっても良いが、通常
、永久磁石はエネルギー積にばらつきがあるため、精密
な磁場分布をつくるためには、軟鋼等の軟磁性体が望ま
しい。特に、外側磁極13は外周部分での磁束密度の均
一性が要求される場合、軟磁性体を用いる必要がある。
また、第1図(b)に示すように、外側磁極13は内側
に傾斜した軟磁性体を用いてもよい。この場合、外側磁
極13の磁束密度を十分大きくするためには、特に外側
に用いる永久磁石17はエネルギー積の高いものが必要
となるが、こうしな構造を用いるとマグネトロンの大ぎ
さが小さくなるという利点がある。また、乙の場合外側
に用いる永久磁石17の磁化の方向は第1図(C)に示
すように、外側磁極13に対して直角の方向にすると、
外側磁極13の磁束密度を上げる効果がさらに大きくな
る。こうした外側bi1極13に接する特殊な形状をも
つ永久磁石17には、プレス成形や射出成形で製造され
ろ希土類等のプラスチック磁石を利用すると容易に組み
立てることができる。
なお、14は軟鋼等の強磁性体からなる磁気ヨーク、1
52よバッキングプレー1・である。
第2図はこの発明の第2の実施例を示す要部の断面図で
、第1図(a)〜(e)と同様に中心から右半分を示し
ている。18aはこの発明により配置される磁界中に設
けられた狭い幅のスリットによって4個に分割された複
数の軟磁性体であり、全体を示すときは符号18を用い
る。通常、乙のスリブ)・幅は、0.01〜3111r
11程度、よ吟好ましくは0.1〜0.5ml+1であ
り、前記軟磁性体18の厚さは1〜101nrI11よ
り好ましくは4〜8 rn mである。なお、前記各軟
磁性体18aは非磁性体の支持板19によって固定され
ている。また、14は非磁性体からなるベースブレ〜l
・、15は前記ターゲット材11を貼るためのバッキン
グプレー1・である。この実施例では、8インチ、2.
5mrnの厚さを有するF” e Co強磁性体のター
ゲット材11を用いた。
この発明による軟磁性体18は、両磁極12゜13の作
る磁場によって内側磁極12から外側磁極13に向かう
方向に磁化される。この磁化はターゲラI・材11の上
面において、前記両磁極12゜13の中央部で水平磁場
の絶対値と垂直磁場の勾配を減少させるように作用する
また、両磁極12.13の上部付近で1よ、前記軟磁性
体18による磁場の影響は小さいので、その結果、両磁
極12.13付近の垂直磁場の勾配は増大する。この軟
磁性体18が有するスリットは前記両磁極12,13が
作る磁場により軟磁性体18が磁化するときに磁化の強
さをIJtjsするためのものである。つまり、スリブ
)・があることによって、スリットの部分で磁束の涌き
たしがおこり、各軟磁性体18.aの部分で反対方向の
磁場が発生するために、軟磁性体18の磁化の強さが抑
えられる。結局、ターゲット材11上面の磁場分布を精
密に制御するには、軟磁性体18のスリ・ツトI14を
適宜変化させて?jt数からなる軟磁性体]8aの各部
分での磁化の強さをうまく調節してやれば良い。また、
特にターゲラ)・材11が強磁性体の場合、このスリッ
I−幅の調整は重要である。通常のマグネトロンの場合
、強磁性体からなるタゲ・ソト材11で、エロージョン
が進行すると、第21図に示すように磁束の涌きたしが
ターゲット材11自身からおこるため、エロージョンの
進行部分で磁場が強くなり、その両側ではその磁場によ
って前記両磁極12.13が作っている磁場が弱められ
る。したがって、プラズマはエロージョン部分のみに局
在し、その両側では全くプラズマが立たなくなる。その
結果、加速度的にエロージョンが進む。強磁性体のター
ゲット材11のエロージョンが進行すると、ターゲラ)
・材11上の磁場が強ぺなるだけでなく、同様にターゲ
ラI・材11の下面においても磁場は増大する。この発
明による軟磁性体18は、この増加した磁場によってそ
の磁化が大きくなり、ターゲット上の磁場が局所的に大
きくなるのを防ぐ働きを持つ。この制御機能をうま(発
揮させるためには、ターゲット材11の磁気特性やター
ゲット厚さに応じて軟磁性体18の磁気特性、つまり軟
磁性体18の分割数やスリット幅を最適なものとする必
要がある。W。
数の軟磁性体18aは互いにギャップを持つため、疑似
的に軟磁性体18の磁気特性を変える効果がある。
非磁性体のターゲット材11ではエロージョンの進行に
よってターゲット材11上の磁場分布が影響を受けるこ
とはないが、ターゲット材11上の磁場分布を精度よく
設定する場合に、前記各スリット幅を適宜調整するよう
にすれば良く、非常に簡単に調整できる利点がある。な
お、ここで述べた上記スリットは前記軟磁性体18を完
全に分断するものでなくても良く、一部分でつながって
いても効果はほぼ同一であ゛ろ。また、各軟磁性体18
aは必ずしも同じ厚さ、長さ、あるいは同じ磁気特性の
ものである必要はなく、必要に応じてそれらの厚さ、長
さ、磁気特性を変えても良い。
第3図(a)   (b)?第4図はそれぞれスパッタ
IJtl始前のターゲット面から2ffIm上での水平
垂直磁場の分布およびスパッタ後のターゲ、ソト材11
のエロージョンの様子を示したものである。
また、第22図(a)   (b)、第23図はそれぞ
れ同じターゲラ)・材1を第19図で示した従来のマグ
ネトロンスパッタ装置を使用した場合のスパッタ開始前
のターゲラ)・面から2mm上での水平、垂直磁場の分
布およびスパッタ後のターゲット材1のエロージョンの
様子を示したものである。
第22図Ca)   (b)−、第23図から明らかな
ように、従来のマグネトロンスパッタ装置ではエロージ
ョンは局所的に発生し、しかもその進行の様子は加速度
的でプラズマの閉じ込められろ領域がエロー:)ヨンの
進行に伴って狭くなるためスパッタレートも時間ととも
に急激に低下する。
一方、この発明によるマグネトロンスパッタ装置を使っ
た場合は、エロージョンは広く、ターゲタl−材11の
エロージョンの進行に伴い軟磁性体18がターゲット材
11上の磁場分布の補償を行うためスパッタレ−1・の
経時変化も極めて少ない。
第3図(a)   (b)、第4図に示す実施例におい
ては、内側、外側磁極12,13付近での垂直磁場の勾
配を約350ガウス/crn、両磁極12゜13間中央
部での勾配を約20ガウス/cmに設定し、この垂直磁
場の勾配の小さい部分、かつ、この場合、前記M型の水
平磁場の極J」〜値を示す位置に極めて近い場所で垂直
磁場の権性が変化するように設定した。
なお、第3図(b)の垂直磁場の分布において、内側磁
極12の外側付近で磁場の値が最も高く、内側磁極12
の中心部ではむしろ小さくなっているが、この内側磁極
12の上部付近においてはプラズマが生じない部分であ
るので、この部分での磁場分布はこの発明で;よ問題と
しない。このようにした場合、第19図で示されろ従来
のマグネ)・ロンスパッタ装置では、ターゲット材1の
寿命が投入電力で約10kwhであったのに対し、この
実施例においては約55kwhと5倍以上になった。
第3の実施例である第5図(a)   (b)、第6図
は、軟磁性体18の各スリットの幅を狭くして、前記両
磁極12,13間における垂直磁場の勾配の小さい部分
で勾配をほぼセロとした場合の水平、垂直磁場分布とエ
ロージョンの様子を示したものである。エロージョンバ
クーンはW型となり、ターゲット寿命は約30kwhと
なった。これは垂直磁場の勾配の立ち上がりが急激な部
分でターゲットのエロージョンがやや速く、また、その
部分では軟磁性体18の磁場補償作用があまり大きくな
いためと考えられる。また、第6図において示したよう
なターゲット材11からの磁束の部分的なループによっ
てプラズマが閉し込められたためと考えられる。したが
って、特に強磁性体のターゲラI・材11においては、
前記垂直磁場の勾配をターゲット材11の磁気特性に応
じてfji!:適なものとする必要がある。この実験結
果によれば、強磁性体のターゲット材11でも特に透磁
率の大きなものは前記垂直磁場の勾配をセロではなく、
ある程度小さな値にした方が良い結果が得られた。
また、前記垂直磁場の極性の変化する場所を、垂直磁場
の勾配の大きいところに設定した場合も、あまり良い結
果は得られず、前記M型の水平磁場の極小値を示す位置
に極めて近い場所に設定した場合、ターゲラ)−寿命が
最も長く、操業中のスバッタレ−1・の変化が最も少な
かった。
第4の実施例は、8インチ、6mmの厚さを有するTa
非非磁性体ターフッ・の場合について行った。第7図(
a)   (b)、第8図はそれぞれスバ・ンタ開始的
のターゲラI−iから2mm上での水平、垂直磁場の分
布およびスバ・ツク後のターゲラ1−材11のエロージ
ョンの様子を示したものである。また、第24図(a)
   (b>p第25図はそれぞれターゲット材11と
同じターゲラ)−材1を第19図で示した従来のマグネ
トロンで使用した場合のスパッタ開始前のターゲット面
から、2mm上での垂直、水平磁場の分布およびスパッ
タ後のターゲ・ソト材1のエロージョンの様子を示した
ものである。第24図(a)、(b)、第25図から明
らかなように、非磁性体のターゲット材1においても、
従来のマグネトロンスパッタ装置ではエロージョンは強
磁性体のターゲット材1はどではないが、やはり局所的
に発生し、この場合のターゲラ1〜材1の利用効率は約
25%であった。
一方、第7図の実施例では軟磁性体18の分割数は3で
、軟磁性体18の両磁極12.13間距離に占める割合
は約50%とし、第7図(a)(b)に示すように両磁
極12,13間中央部での垂直成分の勾配をゼロとし、
かつ水平成分を一定の値になるように設定した1、この
場合、第8図から明らかなように、エロージョンの領域
は広がってはいるが、やはり両磁極12.13間の中央
部でエロージョンが大きく、そのパターンはゆるやかな
U型であり、この場合のターゲラ)・利用効率は41%
であった。
次に、第5の実施例として軟磁性体18の分割数を5.
軟磁性体18の長さを両磁極12.13間距離の約80
%と長くし、第9図(a)   (b)に示すように両
磁極12.13間中央部での垂直成分の勾配をほぼゼロ
とし、かつ水平成分が両磁1112.13間においてM
型になるように磁場分布を設定した場合について実験を
行った。なお、水平成分の中央部での値は最大値の約5
0%としな。この場合、第10図から明らかなように、
エロージョン領域は極めて広い領域で発生し、タゲ?/
 l−材11の利用効率は52%となった。
なお、この場合、垂直磁場の勾配が急激に立ち上がる外
側磁極13に近い部分でエロージョンがやや大きいため
、次に、この部分での垂直磁場の勾配の立ち上がりが滑
らかになるように磁場分布を設置した。
第6の実施例における設定の方法は第5の実施例におけ
る軟磁性体18において外側2つの軟磁性体188間の
スリット幅をややひろげる(0.2、から0.3 m 
mとする)ことによっておこなった。
このときの水平、垂直磁場分布および二ロージシンパタ
ーンを第11図(a)   (b)、第12図に示した
。この場合、ターゲラ)・材11の使用効率はさらに上
がり、66%となった。これらの実験結果を理論的に明
確にする乙とはできないが、プラズマをドーム状の磁場
で閉し込める場合、両磁極12,13間中央部でターゲ
ラ)・材11の面に対してほとんど平行な磁場を作って
も、両磁極12.13付近での磁束密度が大きく、その
部分での磁気圧が大きいためにプラズマは両側から中央
部に向って押され、両磁極12.13間中央部で電子濃
度がやや高(なるためではないかど4左られろ。したが
って、極めて広いエロージョン分布を実現するためには
両磁極12,13間中央部での磁束密度をやや小さくし
て、中央部での電子の逸脱がある程度発生した方が良い
と4丸られる。
垂直磁場の勾配をほぼゼロとした場合、エロージョン分
布がU型からほぼフラジI・になるのは水平磁場の強度
分布で、中央部の値が最大値の75%以上、20%以上
において、そうなる場合が多いことが、いくつかの実験
結果から示された。そして、好ましくは30〜60%の
範囲がよい。なお、前記M型の水平磁場の極小値の値が
70ガウスより小さくなると、プラズマが不安定になる
傾向が見られた。これば磁束密度の低下によってプラズ
マが保持できなくなるためと考えられる。したがって、
前記両磁極12,13間中央部でのターゲット材11の
表面近傍の水平成分の最小値は70ガウス、望ましくは
150ガウス以上の値が必要である。また、第9図、第
10図で示した第5の実施例かられかるように、磁場の
曲率の変化も重要な因子であり、垂直磁場の勾配が小さ
い部分から大きくなる部分での変化はあまり急激でない
方が望ましい。単純にターゲット材11上の磁場の向き
をターゲット材11面に平行にしただけではターゲット
材11の利用効率はそれほど上がらない。そこで、ター
ゲット材11のエロージョン分布を観察しながら磁場分
布の最適化をはかる必要がある。
また、以上述べたようなスリット幅の調整においては、
あらかじめスリット幅を大きくしておき、その間に軟鋼
等のリボンン挿入するようにすれば軟磁性体18aを多
数用意しなくても良いという長所がある。また、前記ス
リット部分を単なる空隙にするのではなく、軟磁性体1
8の各構成部分の位置決めをしやすいように、適当な非
透磁率の小さな物質、例えばCu、Aj’、ステンレス
、磁化を持っていない保磁力の高い永久磁石等に代えて
もよい。
第13図および第14図で示す第7.第8の実施例の場
合、前者では軟磁性体18Aの両端の断面積が小さいた
め、両端部での磁束量がgb、また、後者においては前
記軟磁性体18Bの両端部で前記ターゲット材11の面
から距離が離れるために、前記垂直磁場の勾配の小さい
部分から太き(なる部分での変化がより連続的となり、
特にタゲッI・材11が強磁性体の場合にスパッタし・
−I・の経時変化が少なくなる。
また、第15図、第16図、および第17図の第9.第
10.第11の実施例において、第9゜第10の実施例
では板状の単純な軟鋼などからなる軟磁性体18C,1
8Dを、また、第11の実施例は主に水平方向の磁化を
有し、かつその高さが中央部で低く、両端部になるにし
たがって漸次高(なされた永久磁石18Eを用いたもの
である。
また、第18図は第12の実施例で、18Fで示される
ような永久磁石を階段状に設けたもので、効果としては
第17図に示した実施例と同等である。これらの装置に
おいては前述のようなターゲット材11が強磁性体の場
合における磁場補償作用は小さいが、ターゲット材11
が非磁性体の場合には十分利用でき、前記磁場分布の設
定を可能にするものである。
なお、第16図においては、外側磁極13がターツト材
11の外周よりも外側に張り出した形になっているが、
外側の永久磁石17のエネルギー積が十分大きい場合、
あるいは永久磁石17の厚さを十分に厚くできる場合に
こうした構造が可能となり、この場合スパッタ領域をタ
ーゲット材11の外縁まで広げることが可能となる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、垂直方向の磁化を有す
る永久磁石、または軟磁性体からなる内側磁極と、この
内側磁極を取り囲む同様の材料からなる外側磁極との間
に水平方向の磁化を有する永久磁石を設け、さらに、前
記外側磁極の外側面に前記水平方向とは反対向きの磁化
を有する永久磁石を設けたことにより、外側磁極付近の
磁束密度が十分大きくなり、その結果として大型のマグ
ネ)・ロンの場合や強磁性体のターゲット材を使用した
場合においてもプラズマの保持が容易であり、通常のマ
グネトロンを使用した場合と比べるとスパッタレートも
大幅に増大する。
また、この発明は、内側磁極と、この内側磁極から外側
磁極近傍の両磁極上に配置されたターゲット材上部で前
記両磁極からの漏れ磁場の前記ターゲット材に垂直な成
分の勾配を前記両磁極間中央部では減少させ、かつ前記
両磁極付近では大きくし、また、前記磁場の水平成分の
強度分布は前記両磁極間においてM型の分布に、なるよ
うにするための手段を、前記ターゲット材の裏側の前記
両磁極間に設けたため、ターゲラI・材の局所的なエロ
ージョンが回避でき、ターゲット材の寿命が大幅に長く
なる。また、強磁性体のターゲットHにおいては、操業
中におけるスパツタレ−1・の変化も極めて小さく抑え
られる。
また、前記磁場発生手段である外側磁極の外側面に設け
た永久磁石は極めて強力であるため、ターゲット材上面
の磁場に対してシールド効果のある前記軟磁性体による
手段、あるいは永久磁石による手段を組み合わせるとプ
ラズマの保持が安定で、しかもスパッタ領域の広いマグ
ネI・ロンスパッタ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)I (C)はこの発明の第1の実
施例を示す要部の断面図、第2図はこの発明の第2の実
施例を示す要部の断面図、第3図(a)。 (b)はターゲット材が強磁性体の時のこの発明の第1
の実施例におけるターゲット材上面における磁場の水平
、垂直成分の分布図、第4図は第1の実施例におけるタ
ーゲット材のエロージョンを示す断面図、第5図(a)
、(b)はこの発明の第3の実施例のターゲラ)・材上
面における磁場の水平、垂直成分の分布図、第6図はそ
の時のエロージョンを示す断面図、第7図(a)、(b
)j第9図(a) 、 (b) 、第11図(a) 、
 (b)はターゲット材が非磁性体の時のこの発明によ
る第4゜5.6の実施例におけるターゲット材上面にお
ける磁場の水平、垂直成分の分布図、第8図、第10図
、第12図は的記第4.5,6の実施例におけるターゲ
ット材のエロージョンを示す断面図、第13図〜第16
図はターゲット材上面における磁場分布の制御手段が軟
磁性体の場合の第7〜第10の実施例をそれぞれ示す要
部の断面図、第17図、第18図はターゲット材上面に
おける磁場分布の制御手段が永久磁石の場合の第11.
第12の実施例を示す要部の断面図、第19図(a)(
b)は円形の従来のマグネトロンの斜視図およびPa−
Pa間での断面図、第20図は従来例である角型マグネ
トロンの斜視図、第21図は従来のマグネトロンで強磁
性体のターゲット材をスパッタしたときの典型的なエロ
ージョンを示す断面図、第22図(a) P  (b)
 、第24図(a)。 (b)はターゲット材がそれぞれ強磁性体、非磁性体の
場合に従来のマグネトロンを使用したときのターゲラ!
・材上面における磁場の水平、垂直成分の分布図、第2
3図、第25図はターゲット材がそれぞれ強磁性体、非
磁性体の時の従来のマグネトロンを使用したときのター
ゲット材のエロージョン分布を示す断面図である。 図中、11はターゲラ)・材、12は内側磁極、13は
外側磁極、14はベースプレー1・、16はバッキング
プレート、16.17は永久磁石218は軟磁性体、1
9は支持板である。 第1 図(a) 第 ] 図 (b) 第 図 第 図 第 図 1日 ま持雁 第 図 第 図 第 図 1″+A 第 ]2 図 ピ^ 第 図 第 ]3 図 第 図 第 図 第 ]6 図 第 ]9 図 (a) 第 図 第 ]8 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内側磁極と、この内側磁極を取り囲んだ反対の極
    性を持つ外側磁極と、前記内側磁極から外側磁極近傍の
    両磁極上に配置されたターゲット材とを有するプレーナ
    マグネトロンスパッタ装置において、前記両磁極は垂直
    方向の磁化を有する永久磁石、または軟磁性体からなり
    、前記両磁極間に、水平方向の磁化を有する永久磁石を
    設け、さらに前記外側磁極の外側面に前記水平方向とは
    逆向きの磁化を有する永久磁石を設けたことを特徴とす
    るマグネトロンスパッタ装置。
  2. (2)請求項(1)に記載の装置において、前記ターゲ
    ット材の上部で前記両磁極からの漏れ磁場の前記ターゲ
    ット材に垂直な成分の勾配を前記磁極間中央部では減少
    させ、かつ前記両磁極付近では大きくし、また前記磁場
    の水平成分の強度分布は前記両磁極間においてM型の分
    布になるようにするための手段を、前記ターゲット材の
    裏側の前記両磁極間に設けたことを特徴とするマグネト
    ロンスパッタ装置。
  3. (3)ターゲット材の裏側の両磁極間に設けられる手段
    が、狭い幅からなる透磁率の小さな物質または単なるス
    リットによって分割された複数の軟磁性体であり、かつ
    ターゲット材の磁気特性、または前記ターゲット材の厚
    さに対応して、前記軟磁性体の数および前記透磁率の小
    さな物質またはスリットの幅を設定したことを特徴とす
    る請求項(2)に記載のマグネトロンスパッタ装置。
  4. (4)ターゲット材の裏側の両磁極間に設けられる手段
    が、断面積が中央部において大きく両端部において漸次
    小さく形成された軟磁性体であることを特徴とする請求
    項(2)に記載のマグネトロンスパッタ装置。
  5. (5)ターゲット材の裏側の両磁極間に設けられる手段
    が、両端部におけるターゲット材からの距離が漸次大き
    くなるように屈曲した軟磁性体であることを特徴とする
    請求項(2)に記載のマグネトロンスパッタ装置。
  6. (6)ターゲット材の裏側の両磁極間に設けられる手段
    が、前記両磁極間距離の20〜80%の長さを有する板
    状または棒状の軟磁性体であることを特徴とする請求項
    (2)に記載のマグネトロンスパッタ装置。
  7. (7)ターゲット材の裏側の両磁極間に設けられる手段
    が、水平方向の磁化を有し、かつその高さが中央部で低
    く、両端部に近くなるにしたがって漸次高くなされた永
    久磁石であることを特徴とする請求項(2)に記載のマ
    グネトロンスパッタ装置。
  8. (8)請求項(2)に記載された装置において、前記M
    型の水平成分の強度分布で、前記磁極間中央部の最小値
    が最大値の20〜75%の範囲内にあることを特徴とす
    るマグネトロンスパツタ装置。
  9. (9)請求項(2)〜(8)のいずれかに記載された装
    置において、前記垂直成分の勾配が小さい範囲において
    、垂直磁場の極性が変化するようにしたことを特徴とす
    るマグネトロンスパッタ装置。
  10. (10)請求項第(2)〜(9)のいずれかに記載され
    た装置において、前記垂直成分の勾配が小さい範囲で、
    かつ前記M型の水平成分の中間部の極小値を示す近傍で
    、前記垂直磁場の極性が変化するようにしたことを特徴
    とするマグネトロンスパッタ装置。
  11. (11)請求項(10)に記載された装置において、前
    記M型の水平成分の中間部の極小値を示す近傍の範囲を
    、前記極小値を示す位置から前記両磁極間距離の±10
    %としたことを特徴とするマグネトロンスパッタ装置。
  12. (12)請求項(3)に記載の装置において、前記スリ
    ット幅を調整するために、リボン状の軟磁性体を前記ス
    リットに挿入したことを特徴とするマグネトロンスパッ
    タ装置。
  13. (13)請求項(1)〜(5)、(8)〜(12)のい
    ずれかに記載された装置において、前記ターゲット材が
    強磁性体であることを特徴とするマグネトロンスパッタ
    装置。
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