JPS63277758A - マグネトロンスパッタリング装置 - Google Patents

マグネトロンスパッタリング装置

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JPS63277758A
JPS63277758A JP11411687A JP11411687A JPS63277758A JP S63277758 A JPS63277758 A JP S63277758A JP 11411687 A JP11411687 A JP 11411687A JP 11411687 A JP11411687 A JP 11411687A JP S63277758 A JPS63277758 A JP S63277758A
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JP
Japan
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target
magnetic
sputtering
magnetic gaps
magnets
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JP11411687A
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JPH0726203B2 (ja
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Hiroshi Takeuchi
寛 竹内
Kazuhisa Matsumoto
和久 松本
Masanori Samejima
正憲 鮫島
Hideyuki Tanigawa
秀之 谷川
Kazuo Ogata
一雄 緒方
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体や磁気記録材料等の分野で利用される薄
膜の生成装置に関わり、特にマグネトロン型スパッタリ
ング装置に関するものである。
従来の技術 第3図は従来の最も一般的なマグネトロン型スパッタ装
置のスパッタ源、及び、スパッタ室の構造を示すもので
ある。図において、1,2はマグネットであり、それぞ
れ磁極の極性を逆に配置しである。3はカソード、4は
スパッタ源となる所要金属のターゲット、6はアノード
、6は基板、7は真空室、8はターゲット4を貫通する
磁力線、9は消耗前のターゲット表面である。
マグネトロンスパッタリングの特徴として、ス゛バッタ
速度の向上効果が掲げられるが、この際、スパッタされ
るターゲツト面は電界と磁界が直行する場所付近に限ら
れる。そのため、ターゲットの消耗(二ローション)領
域の断面がV字形になるので、利用率が低く、20〜4
0%である。このようなターゲットの利用率の低さを改
善するために、例えば特開昭51−86083号公報の
ように磁束密度分布を変えてターゲットの消耗領域を改
善する方法が考案されている。また、第4図はターゲッ
トの利用率を改善するために従来より用いられている別
の方法の例で、マグネット1゜2の位置をスパッタ中に
矢印の方向に往復運動させ、直行する電磁界の位置を移
動させることにより、ターゲット4のスパッタされる面
積を増やしたスパッタ源の構造を示したものである。
このようにすれば、ターゲットの消耗領域の断面が比較
的緩やかなV字型になジ、消耗領域が拡大され、利用効
率は60〜60%程度に向上することが知られているが
、マグネットのような重量物を往復運動させるために、
犬がかりな機構が必要になるという難点がある。
また、限られた範囲内でマグネットを回転、或は揺動さ
せてもターゲット4表面の二ローション領域は第6図a
、bに示すように環状になり、二ロージタン領域の拡大
は十分でなく、改善効果は満足出来るものではなかった
従来のスパッタ方式による薄膜生成のもう一つの問題点
として、基板上に生成した膜の膜厚分布がある。第3図
、第4図に示した従来方式による生成膜の膜厚分布は概
ね第6図に示したようにターゲットの周辺部では中央部
に比べて膜厚が低下する。これ全敗めるため、基板をタ
ーゲットとは異なる軸上で回転させたり、生成速度全犠
牲にしてターゲット中央部付近に固定または回転するシ
ールド板(じゃま板)を設け、膜の生成量を調整すると
いう方法が用いられていた。
しかしながら、円形基板もしくは複数枚の基板全同一円
周上に配置したような、全体として円形を成している基
板群に対して、最も効率の良い円形スパッタ源を用い、
基板及びスパッタ源を相対運動させずに膜生成を行う場
合には膜厚の均一性を考慮すると、この構造は適当でな
い。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、このような技術の欠点であるターゲットの利
用効率の低さを改善すると共に、円形に配置した基板群
に対して、膜厚の均一性を向上させ、しかも構造の簡素
化、小型化を容易にしたスパッタ源を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、従来の磁気回路がターゲットの中心に対し、
同軸状に設けられていた点を改め、ターゲットの径方向
に磁気ギャップを設けることにより、磁界によって、集
束されるイオンの密度分布を改善したものである。
作用 本発明よりなるスパッタ源は、複数の磁気ギャップをタ
ーゲットの径方向に放射状に形成することにより、その
磁界によって径方向にライン状にイオンを集束させるた
め、ターゲットの消耗領域を中心から外周部まで広げる
ことが出来る。その結果、ターゲットの有効面積を最大
限に利用出来、ターゲットの利用効率を高めると共に、
基板上に生成した膜の膜厚分布を大幅に改善することが
可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図において、11はターゲットであり、バッキング
プレート12に接着されている。また、バッキングプレ
ート12の裏側には複数のマグネット13.14がター
ゲットと反対側の面をパーマロイ等の強磁性体からなる
バックヨーク16の上に固定して所望形状に配置されて
いる。バックヨーク15は必要に応じてその中心部に回
転軸16が取り付けられ、図示されていない駆動機構に
よってターゲット11と同軸上で回転する。
前記マグネット13.14は厚み方向に着磁され、ギャ
ップ側、ヨーク側で共にS、Nが交互に、且つ中心側に
比べ、外周側の磁気ギャップ長は約0.7になるよう配
置されている。
以上のように構成されたスパッタ源を備えたスパッタリ
ング装置の真空室(第1図では省略)の雰囲気を約10
’Torrに保ち、アノード、カソード間に1.5 K
Vの電圧を印加すると、磁界と電界が直行する領域にプ
ラズマが発生する。このプラズマによりターゲツト面上
のプラズマの発生している領域からスパッタが始まる。
このように、スパッタリングを繰り返した後のターゲッ
ト表面の消耗状態は第2図a、bに示すように、はぼタ
ーゲットの径方向に全体にわたって均一に消耗するよう
になる。
また、第6図は本発明より成る磁気回路を回転させなが
らスパッタした場合の生成膜厚の分布を示したもので、
第3図に示した従来法のような同心円上に配置された磁
気回路に比べ、大幅な膜厚分布の改善が成されている。
本発明の構成では、従来と異なり、直線状の磁気ギャッ
プが放射状に配列しているため、ターゲットの消耗面も
図のように直線状になる0このようにターゲット全面に
おいて、径方向に放射状に消耗面が形成されるので、適
宜ターゲットの取り付は角度全回転移動させて使用する
ことにより、ターゲット全面を有効に使うことが出来、
利用効率を大幅に改善することが可能となる。更に、タ
ーゲッif回転移動させる代わりに、上述した回転軸で
スパッタ中にこの磁気回路を連続的に回転させることに
より、その消耗領域はターゲット全面に渡ってほぼ均一
にすることが出来る。
ギャップ長は適当な値を選択することができるが、ター
ゲットの全面積中に占めるギャップ部の面積の比率を高
くしたほうがスパッタレートの向上が図れる。しかしそ
の反面、ギャップ数を多くとると、個々のマグネットの
体積(軸方向の膜面積)が小さくなるため、磁束密度が
低下するので、概ね、2〜8極が適当である。このよう
にマグネソIf配置した場合、従来の磁気回路に比べて
ギャップ長が短くなるため、個々のマグネットの体積(
重量)を小さくできるという利点を併せ持っている。
また、ターゲットの中心部に比べ、外周部のギャップ長
を短く配置することによって、外周側の磁束密度を向上
させることが出来、マグネット全回転させた場合、周速
度の差によって生じるスパッタレートの差を補正し、タ
ーゲット全面で均一なレートヲ得ることが出来るので実
用上効果が太きい。
発明の詳細 な説明したように本発明によれば、マグネトロンスパッ
タ装置において、ターゲット表面付近の磁場の強度分布
を環状から放射状に改めることにより、強磁性体を除く
あらゆるスパッタ材料、或はあらゆる成膜条件において
もターゲットの消耗領域をターゲット全面に拡大するこ
とが出来、ターゲットの利用効率及び生成した膜の膜厚
分布を大幅に改善することが可能となる。
また、本発明では、ターゲット全面が均等に使えるため
、ターゲットの厚みを低下させることが可能であジ、こ
れによってターゲットコストの低減化と共にターゲット
表面における磁束密度の向上が図れる効果がある。
同時に本発明よジなる磁気回路はギャップ長が従来に比
べて短いため、小さな磁気エネルギーで従来釜の磁束密
度が得られるため、マグネットの小型化が可能となり、
マグネットの低コスト化。
回転機構の小型化等、工業上、多くの効果を併せ持って
いる。
尚、本発明は磁気回路に永久磁石を用いた例で述べたが
磁力源は電磁石でも同等の効果が得られること、更には
角型のターゲットに対しても基本的には同等の効果が得
られることは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本発明の一実施例によるスパッタリング
装置のマグネット近傍の正面図及び断面図、第2図a、
bは同装置のターゲットのエロージョン領域の分布を示
す説明図、第3図、第4図はそれぞれ従来におけるマグ
ネトロンスパッタ装置のマグネット近傍の断面図、第6
図a、bは従来例のターゲットの二ロージヲン領域の分
布を示す説明図、第6図は従来例と本発明における生成
した膜の膜厚分布特性図である。 11・・・・・・ターゲット、12・・・・・・バッキ
ングプレート、13.14・・・・・・マグネット、1
6・・・・・・バックヨーク。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第 
1 図          /3. /4−マグネット
(jr))            //第2図 距離すしくヤング−tJSらっy巨鈎1/り―グミ2ト
召bう第3図 ′/ 第4図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)減圧、不活性化ガス雰囲気中で、電界と磁界が直
    行する場所にプラズマを発生させるように構成され、磁
    気回路がターゲットの径方向に複数のギャップを形成す
    るようにマグネットを配置したことを特徴とするマグネ
    トロンスパッタリング装置。
  2. (2)径方向に形成された磁気回路のギャップ長が径の
    中心部と外周部で異なることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のマグネトロンスパッタリング装置。
JP62114116A 1987-05-11 1987-05-11 マグネトロンスパッタリング装置 Expired - Lifetime JPH0726203B2 (ja)

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JP62114116A JPH0726203B2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11 マグネトロンスパッタリング装置

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JP62114116A JPH0726203B2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11 マグネトロンスパッタリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63277758A true JPS63277758A (ja) 1988-11-15
JPH0726203B2 JPH0726203B2 (ja) 1995-03-22

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ID=14629534

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JP62114116A Expired - Lifetime JPH0726203B2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11 マグネトロンスパッタリング装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0606097A1 (en) * 1993-01-08 1994-07-13 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. A permanent magnet arrangement for use in magnetron plasma processing
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57154768U (ja) * 1981-03-25 1982-09-29

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JPH0726203B2 (ja) 1995-03-22

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