JP3343820B2 - マグネトロン放電用カソード - Google Patents

マグネトロン放電用カソード

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JP3343820B2
JP3343820B2 JP21236691A JP21236691A JP3343820B2 JP 3343820 B2 JP3343820 B2 JP 3343820B2 JP 21236691 A JP21236691 A JP 21236691A JP 21236691 A JP21236691 A JP 21236691A JP 3343820 B2 JP3343820 B2 JP 3343820B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、材料のエッチング技術
に関するものであり、特に、マグネトロン型イオンエッ
チング装置に用いられ、かつエッチング時において、適
切なカソード漏洩磁界分布が得られるマグネトロン放電
用カソードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マグネトロン型イオンエッチング装置
(以下M−IE装置と呼ぶ)は、通常のイオンエッチ
グ装置(以下IE装置と呼ぶ)に磁界発生装置を装着し
て電界の他に磁界を利用した構成のものである。M−I
E装置はIE装置に比べて、エッチング速度を飛躍的に
向上させることのできるエッチング方式である。すなわ
ち、この方式はカソードの下部に磁石を設置し、カソー
ド表面部に磁界を漏洩させることに特徴がある。図1に
従来のマグネトロンタイプのカソード概略図を示す。図
1において、符号1はバッキングプレートである。この
バッキングプレート1の下側には図示しないステージの
上に永久磁石のN極2とS極3とが対向配置されてい
る。これら永久磁石からはバッキングプレート1の上に
磁束4が漏洩されるようになっている。
【0003】このようなマグネトロンカソードでは、漏
洩磁界により、カソード付近の電子がサイクロトロン運
動をするため、電子の平均自由行程が増加し、電離確率
の増加が促進される。このため、カソード近傍のプラズ
マ密度が増加し、カソードに衝突するイオン数が増加す
るため、エッチング速度が増加することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、M−I
E装置におけるカソードでは、漏洩磁界が不均一である
ため、プラズマ密度の分布およびシース領域にイオンの
分布が生じる。これらのプラズマ密度の分布等によりエ
ッチング深さは均一にできなかった。
【0005】ちなみに、IE装置ではM−IE装置と異
なり不均一な磁場が存在しないため、広範囲にわたり均
一なエッチング領域が得られるものの、M−IE装置に
比べてセルフバイアス電圧が高いため、加工損傷が大き
く、またプラズマ密度が低いため前述したようにエッチ
ング速度も遅いといった問題点を有している。
【0006】要するに、M−IE装置では、磁場を用い
ていることにより、IE装置に比べてエッチングレート
は大きく、高速加工、低損傷、高選択比といった工業的
観点らも優れた特徴をもっているが、その反面印加して
いる磁場強度が分布を持つため、均一なエッチング領域
を得ることはできなかった。このため、エッチング分布
を均一化することが重要な課題となっている。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術的課題を除去すべく、磁場を回転させるとともに、
プラズマを効果的に閉じ込めることにより、大面積を均
一に、しかも高速かつ高品質にエッチングを行うことの
できるM−IE装置に用いられるマグネトロン放電用カ
ソードを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明者らは、前記のような従来のマグネトロン
放電カソードの有する問題点を解決すべく、鋭意研究し
た結果、カソード内の磁石をカソード面内方向に回転可
能とするとともに、磁石の配置を工夫することにより効
果的にプラズマを閉じ込めることによって、上記の問題
点を解決できることを見いだした。
【0009】すなわち、本発明は、カソード電極の裏面
部に磁石を配設したマグネトロン放電用カソードにおい
て、前記磁石を前記カソード電極の表面に沿う方向(カ
ソード面内方向)に回転駆動する磁場回転手段を含み、
前記磁石が、前記カソード電極の表面に沿う平面内で前
記カソード電極の中心から外周方向にほぼ扇形に開いた
形状をなす複数の磁石と、前記ほぼ扇形の複数の磁石の
それぞれとは極性が異なり、該ほぼ扇形の複数の磁石の
それぞれの外周の外側に該ほぼ扇形の複数の磁石のそれ
ぞれに対向して配置されている複数の磁束閉じ込め用磁
石とから構成され、前記ほぼ扇形をなす複数の磁石は、
前記平面内でS極とN極とが周方向に交互に配置される
とともに、前記複数の磁石のほぼ扇形の形状は、磁石静
止時における前記カソード電極表面からの漏洩磁界がカ
ソード電極の中心から半径方向外方に向かって距離に比
例して増加する形状であることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、基板ステージの裏面側に配
置した永久磁石を基板ステージに対して回転できるよう
にしたので、放電時に基板ステージ上に形成されるイオ
ンシースやプラズマの分布を適切に定めることにより、
単位時間でのエッチング深さ、すなわちエッチングレー
トを均一にすることができる。エッチングレートは、セ
ルフバイアス電圧一定の時、基板ステージ上のプラズマ
密度を増加させると増加し、逆にプラズマ密度を減少さ
せると減少する。従って、エッチング領域および永久磁
石の配置は、基板ステージ表面でのプラズマ密度(磁束
密度)とエッチングレートとの関係より設定できる。
らに、本発明では、ほぼ扇形の各磁石の外周の外側に極
性が反対の磁束閉じ込め用磁石を対向配置しているの
で、ほぼ扇形をなすS極とN極との間に発生するプラズ
マをほぼ扇形の磁石とその外側に位置する磁束閉じ込め
用磁石とのリング状の間隙に閉じ込めることができ、そ
れによって、マグネトロン効果を増強することができ、
その結果、プラズマ密度を飛躍的に高めて、高速エッチ
ングを可能にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を具体的に説明
する。以下の説明では、本発明の全般的構成の詳細を説
明し、次に、初期改善例を示し、最後に、前記初期改善
例をさらに改善した本発明の実施例を示す。
【0012】図2は、本発明のマグネトロン放電用カソ
ードをM−IE装置に適用した一例を示す模式図であ
る。
【0013】図2において、10はチャンバであって、
このチャンバ10内に、接地されたアノード電極(図示
略)およびカソード支持台、すなわち基板ステージ(バ
ッキングプレート)11に取付けられてアノード電極と
対向配置されたカソード電極12をアノード電極と平行
に配置する。カソード支持台11には、その底板11A
にヨーク13の支柱13Aを貫通させて摺動自在に支持
する円筒部11Bを設ける。円筒部11Bの内面にはチ
ャンバ10の内部を気密に封止するためのOリング14
を配設する。支柱13Aの下端には図示しない歯車ノブ
を設ける。支柱13Aは、歯車ノブに噛合する絶縁体に
よる図示しない歯車を介して回転駆動手段15に連結さ
れ、ヨーク13は、例えばステッピングモータなどの回
転駆動手段15により支柱13Aの軸回りに回転可能と
されている。
【0014】一方、カソード電極12のアノード電極と
対向する側の表面上には試料としての基板16を載置す
る。カソード電極12の近傍、すなわちカソード支持台
11の裏面側に配置され、表面がカソード電極12の表
面と平行されたヨーク13の上には例えば永久磁石など
の磁石17を例えば図3に示す配置構成に従って配置す
る。ヨーク13は磁石17の磁路を形成する。磁石17
からは、基板16を通る磁束18が漏洩される。19は
カソード支持台11に設けた冷却水導出管である。20
はチャンバ10内にガスを導入するためのガス導入口、
21はチャンバ10を真空にするための真空ポンプ系で
ある。
【0015】カソード電極12には、高周波(RF)電
源22からの高周波電力がマッチングボックス23から
カソード支持台11を介して印加する。
【0016】このような構成のM−IE装置における本
発明のマグネトロン放電用カソードにあっては、カソー
ドの裏面の磁界強度を回転することにより、即ち、磁石
を回転させることによりカソード表面の漏洩磁界を均一
とすることができる。具体的に説明すると、磁場を回転
させたとき速度ベクトルの小さい中心部では磁界は弱
く、速度ベクトルの大きい周辺部では磁界は大きくなっ
ている。即ち、漏洩磁界は動径方向にすなわち回転半径
方向外方に向けて大きくなるように設計されている。従
って、磁場の増加に伴い、エッチンク速度が単調に増加
する場合、無回転時では外周に近づくにつれエッチング
速度が大きくなる。このような設計とし、磁界強度を適
切な分布をもたせることにより、回転時において均一な
エッチング領域を得ることが可能となる。
【0017】なお、本実施例において、永久磁石17に
代えて電磁石を用いてもよいこと勿論であるが、回転可
能かつ磁場の強い磁石としては永久磁石が好適であり、
材質はサマリウムコバルト等の希土類マグネットが適当
である。
【0018】また、磁石の配置は、回転時に均一な漏洩
磁場が得られるとともに、回転速度の均一化が達成され
るように、回転外周に沿って均等間隔に磁石を配置する
ことが好ましい。
【0019】このようなカソードを用いたエッチング装
置は、次のように動作させる。まず、真空ポンプ系21
によりチャンバ10をおよそ1×10-7Torr程度ま
で真空排気したのち、ガス導入口20よりエッチングガ
ス、たとえばO2 ガスを1×10-3Torrになるまで
導入する。次に、RF電源225により、RF電力をカ
ソード電極12に印加すると、カソード電極12とアノ
ード電極との間に放電が生じ、プラズマが形成される。
この時、基板16は、カソード支持台11の上に置かれ
たカソード電極12上に載置されており、冷却水導出管
10から流入する冷却水により冷却されている。ここ
で、回転駆動系15として、歯車ノブ,絶縁体歯車とス
テッピンモータを用いることにより、永久磁石17を図
2中の矢印の方向(イ)に、すなわち、基板16の下で
回転させることができる。この機構により、永久磁石の
回転数を0〜2000rpmの範囲で制御することがで
きる。
【0020】初期改善例 まずカソード永久磁石配置の概略図を図3に示す。次に
この図を基に磁場設計を行う。
【0021】このカソードの磁石設計は回転時の単位時
間、単位面積当りの平均磁場強度が一定となるような磁
石配置、すなわち、停止時において動径方向の距離に磁
場強度が比例するように永久磁石の配置の一例である。
なお、磁石の材質は同じで磁化モーメントは磁石のどの
部分も一定である。ここで磁石の形状について説明す
る。円の中心を原点0とし、図4に示すようにx軸およ
びy軸をとり、磁石は4つの部分からなり、S極とN極
とが交互に並んでいる場合を考える。
【0022】
【外1】
【0023】
【外2】
【0024】
【外3】
【0025】
【外4】
【0026】上記の方法で設計したカソードにおいて、
動径方向にカソード表面の漏洩磁界を測定した。この場
合のlは15cmであり、外周部におけるS極−N極の
ギャップは2cmであった。結果を図5に示す。設計通
りに漏洩磁界は中心から動径方向へ向けほぼ比例して5
00ガウスまで増加し、所望の磁界分布が得られた。
【0027】なお、カソード表面のバッキングプレート
はパーマロイ等の磁気遮蔽材料との複合板を用い、この
板の厚さを変えることによりターゲット表面全体での平
均漏洩磁界強度の適正化(中心磁場強度から外周での磁
場強度に応じてエッチング速度が比例するように平均磁
場強度を予め設定する。)を行った。
【0028】なお、上記説明では、S極N極が対になっ
た磁石の数を4枚としたが、2枚構成でも8枚構成でも
よい。8枚を越えると磁力線の外部への漏れが少なくな
るため適当ではない。2枚,4枚,8枚構成のうち、磁
力線分布や磁力線のもれから見て、4枚構成が最も適当
である。
【0029】また、前記lの具体的寸法としては、前記
したように、例えば、15cmが適当であり、外周部に
おけるS極−N極のギャップは2cm程度が適当であ
る。
【0030】また、前記y=f(x)で表された磁石の
外周形状を実際に加工するには、直線加工を多段に繰り
返す工法を採用し、コスト的に引き合う範囲内で加工直
線幅を小さく(段数を多く)することにより対応する。
【0031】さらに、前記の磁石配置においては、各磁
石片の中央端を一致させたが、実用上、各先端を一致さ
せても、離間させても、さらには重ねても問題はない。
従って、実際の加工に際して適宜選択すればよい。
【0032】同様に、他の材料(SiO2 等の誘電体,
CoCr等の磁性体)のエッチングを行う場合において
も、上記と同様の方法を用いることにより均一な深さで
エッチングすることができる。
【0033】実施例 初期改善例 と同じ設計により扇形磁石部分を加工し、そ
の外周に極性の異なる磁束閉じ込め用磁石を取り付けた
本発明のマグネトロンカソードを設計した。その磁石配
置の図面を図6に示す。内側の扇形部分の設計は、初期
改善例と同じで、漏洩磁界は中心から動径方向へ向け比
例して増加している。外周に設置した磁束閉じ込め用磁
石は、放電エッチング中のプラズマをリング状に閉じ込
めるためのものである。このカソードを用い、磁石を回
転させない場合と回転させた場合におけるエッチング結
果をそれぞれ図7および図8に示す。エッチング条件
は、RF電力200W、Arガス圧1×10-2Tor
r、カソード永久磁石の回転数を1000rpmとし、
エッチング時間を1時間とした。磁石を回転させない場
合では、カソード中心から動径方向にほぼ比例してエッ
チング深さが増加した(図7参照)。これに対して回転
させた場合では、カソード中心部分を除くほぼ全域にお
いて均一な深さでエッチングされた(図8参照)。
【0034】なお、本発明のマグネトロンカソードをス
パッタリングによる薄膜形成に適用した。すなわち、本
カソード上にターゲットを置いてスパッタリング装置用
のカソードとして用いたところ、広範囲にわたり均一な
エロージョンが形成され、従来のカソードに比べ、ター
ゲットの使用効率を30%から70%へと著しく増加さ
せることができた。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カソードの裏面側に配置した永久磁石をカソードステー
ジに対してカソード面内方向に回転自在とすることによ
り、放電時にカソードステージに形成されるエッチング
領域を広範囲にわたり均一にすることができるので、大
面積の均一深さエッチングが可能である。また、周方向
に交互に配列した複数のほぼ扇形の磁石と、これら磁石
の外周の外側に対向配置した磁束閉じ込め用磁石とによ
り、プラズマをリング状に閉じ込め、それによってプラ
ズマを高密度化することができ、この高密度プラズマが
カソードの同一部分に集中することなく、熱等の蓄積が
行われないため、カソードへ高い電力を注入することが
でき高速エッチングが可能となる。このことから、本発
明は、高速で、大面積で均一なエッチング領域が要求さ
れている工業的プロセスにおける部品、パターン形成等
の加工に用いられるイオンエッチング装置に好適に使用
され得るものである。
【0036】また、本発明のカソードはスパッタリング
による薄膜形成にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマグネトロンタイプのカソードの構成を
示す一部を破断した斜視図である。
【図2】本発明のマグネトロン放電用カソードの一実施
例を示す構成図である。
【図3】カソードの永久磁石の配置構成の概略を示す平
面図である。
【図4】カソードの永久磁石の形状を求めるための説明
図である。
【図5】カソード表面の漏洩磁界とカソード中心からの
距離との関係を示す特性図である。
【図6】磁束閉じ込め用磁石を配置した本発明のカソー
ドの永久磁石の配置構成の概略を示す平面図である。
【図7】磁石を回転させない場合のエッチング深さとカ
ソード中心からの距離との関係を示す特性図である。
【図8】磁石を回転させた場合のエッチング深さとカソ
ード中心からの距離との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 バッキングプレート 2 N極 3 S極 4 磁石 10 チャンバ 11 カソード支持台(基板ステージ) 11A 底板 11B 円筒部 12 カソード電極 13 ヨーク 13A 支柱 14 Oリング 15 回転駆動手段 16 基板 17 磁石 18 磁束 20 ガス導入口 21 真空ポンプ 22 RF電源 23 マッチングボックス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23F 4/00 H01L 21/3065

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カソード電極の裏面部に磁石を配設した
    マグネトロン放電用カソードにおいて、 前記磁石を前記カソード電極の表面に沿う方向に回転駆
    動する磁場回転手段を含み、 前記磁石が、前記カソード電極の表面に沿う平面内で前
    記カソード電極の中心から外周方向にほぼ扇形に開いた
    形状をなす複数の磁石と、前記ほぼ扇形の複数の磁石の
    それぞれとは極性が異なり、該ほぼ扇形の複数の磁石の
    それぞれの外周の外側に該ほぼ扇形の複数の磁石のそれ
    ぞれに対向して配置されている複数の磁束閉じ込め用磁
    石とから構成され、 前記ほぼ扇形をなす複数の磁石は、前記平面内でS極と
    N極とが周方向に交互に配置されるとともに、前記複数
    の磁石のほぼ扇形の形状は、磁石静止時における前記カ
    ソード電極表面からの漏洩磁界がカソード電極の中心か
    ら半径方向外方に向かって距離に比例して増加する形状
    である ことを特徴とするマグネトロン放電用カソード。
JP21236691A 1991-08-23 1991-08-23 マグネトロン放電用カソード Expired - Lifetime JP3343820B2 (ja)

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